JP2007151738A - 椅子 - Google Patents

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Abstract

【課題】椅子の背凭れの傾動の強さ調整するリクライニング機構と、固定された角度の背凭れの状態を解除する時に、不意に背凭れが戻ることを防止するロック機構を備え、使用者が座った状態で操作できる操作性を向上させた椅子を提供する。
【解決手段】座部を支持する座支持部材と、脚部を支持するベース部材と、背凭れ部を支持する背支持部材と、弾性部材を有するクランク調整部とからなる背凭れ調整部によって、背凭れ部をリクライニングする椅子であって、前記クランク調整部は、前記弾性部材の反力を調整する第一反力調整部と第二反力調整部からなるリクライニング機構とで構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、椅子に関するものである。
従来の椅子は、リクライニングの強さを可変させるために、座の裏面等に用意された調節装置で調節する必要があり、使用者が座った状態での調整は、難しいものであった。また、固定された背凭れの角度の調整を行う際に、固定された背凭れの状態を解除すると、不意に背凭れが戻ることがあった。例えば、特許文献1の実開昭61−25846号公報「ロッキング椅子」の如く、リクライニングの強さを可変とすることは可能ではあるが、リクライニングの強さを調整するためには、座の裏面に設けられている取手を操作しなければならず、椅子に座った状態での操作はできないものであった。また、背凭れの角度のロックを解除すると不意に背凭れが戻るものである。
また同様に、特許文献2の特開2004―33444号公報「椅子」は、リクライニングの強さを段階的に可変させることを可能とし、調整装置の側面より突設された調節レバーを設けているものではあるが、しかしリクライニングの強さは、段階式の調整しか行えず、リクライニングの強さを微調整できないものであった。
そして、特許文献3の特許3359862号公報「ロッキング装置」も同様に、リクライニングの強さを調整するためには、座の裏面に用意されたつまみを調整する必要があり、また背凭れの角度の調整は、調整装置の側面より突設された調節レバーによって行われ、段階的な調整しかできないものである。
実開昭61−25846号公報 特開2004−33444号公報 特許3359862号公報
このように従来の椅子は、リクライニングの強さを可変させるために、座の裏面等に用意された調節装置で調節する必要があり、使用者が座った状態での調整は、難しいものであった。また、固定された背凭れの角度の調整を行う際に、固定された背凭れの状態を解除すると、不意に背凭れが戻ることがあった。
したがってリクライニング(後傾)の強さの調整を2つの装置で行うと共に、背凭れの角度が固定された状態を解除する時に、不意に背凭れが戻ることを防止するロック機構が求められている。また、リクライニングの強さを調整する操作と背凭れの角度をロックする操作を集約し、操作性を向上させた椅子も求められている。
そこで、本発明は、上記従来技術の問題点に斯かる実情に鑑みなされたもので、椅子の背凭れの傾動の強さ調整するリクライニング機構と、固定された角度の背凭れの状態を解除する時に、不意に背凭れが戻ることを防止するロック機構を備え、使用者が座った状態で操作できる操作性を向上させた椅子を提供することを課題とする。
請求項1記載の発明は、座部を支持する座支持部材と、脚部を支持するベース部材と、背凭れ部を支持する背支持部材と、弾性部材を有するクランク調整部とからなる背凭れ調整部によって、背凭れ部をリクライニングする椅子であって、前記クランク調整部は、前記弾性部材の反力を調整する第一反力調整部と第二反力調整部からなるリクライニング機構とを備えたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1において、前記弾性部材は、圧縮バネであり、前記弾性部材の両端に前記第一反力調整部及び第二反力調整部を配設されていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2において、前記第二反力調整部は、反力調整カムと、弾性体支持カムと、前記反力調整カムを摺動させるダイヤルノブで構成されていることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3において、前記ダイヤルノブは、クランク調整部の側面より突出して配設させていることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、座部を支持する座支持部材と、脚部を支持するベース部材と、背凭れ部を支持する背支持部材と、弾性部材を有するクランク調整部とからなる背凭れ調整部によって、背凭れ部をリクライニングする椅子であって、前記椅子には、前記クランク調整部は、背凭れ部の角度を固定するロック機構を有し、前記ロック機構は、歯部を有するシャフトと、歯部を有する噛合具と、噛合具の歯部をシャフトの歯部に歯合させる摺動体と、摺動体を摺動させる調整レバーとを備えたことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項5において、前記ロック機構は、ねじりバネを更に備え、前記調整レバーは、前記ねじりバネを介して、前記摺動体を摺動させることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項5又は6において、前記調整レバーは、クランク調整部の側面より突出して配設させていることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、座部を支持する座支持部材と、脚部を支持するベース部材と、背凭れ部を支持する背支持部材と、弾性部材を有するクランク調整部とからなる背凭れ調整部によって、背凭れ部をリクライニングする椅子であって、クランク調整部は、請求項1乃至4のいずれかのリクライニング機構と、請求項5乃至7のいずれかのロック機構を備えたことを特徴とする。
請求項9記載の発明は、座部を支持する座支持部材と、脚部を支持するベース部材と、背凭れ部を支持する背支持部材と、弾性部材を有するクランク調整部とからなる背凭れ調整部によって、背凭れ部をリクライニングする椅子であって、クランク調整部は、請求項3又は4のリクライニング機構と、請求項5乃至7のいずれかのロック機構を備え、前記調整レバーと、前記ダイヤルノブは同軸に形成されていることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、クランク調整部は、前記弾性部材の反力を調整する第一反力調整部と第二反力調整部となるリクライニング機構を備えることによって、2つの反力調整部で、リクライニングの強さとなる弾性部材の反力の強さの調整をできる。
請求項2記載の発明によれば、弾性部材は、圧縮バネであり、前記弾性部材の両端に前記第一反力調整部及び第二反力調整部を配設し、弾性部材である圧縮バネの両側から反力の調整を行うことができる。
請求項3記載の発明によれば、前記第二反力調整部は、反力調整カムと、弾性体支持カムと、前記反力調整カムを摺動させるダイヤルノブで構成し、ダイヤルノブで容易に反力調整を行うことを可能としている。
請求項4記載の発明によれば、ダイヤルノブをリクライニング機構の側面より突出して配設することによって、使用者が着座した状態からリクライニングの強さの調整を行うことを可能としている。
請求項5記載の発明によれば、座部を支持する座支持部材と、脚部を支持するベース部材と、背凭れ部を支持する背支持部材と、弾性部材を有するクランク調整部とからなる背凭れ調整部によって、背凭れ部をリクライニングする椅子において、クランク調整部は、背凭れ部の角度を固定するロック機構を有し、ロック機構は、歯部を有するシャフトと、歯部を有する噛合具と、噛合具の歯部をシャフトの歯部に歯合させる摺動体と、摺動体を摺動させる調整レバーと備え、該調整レバーの操作によって、摺動体を摺動させると、シャフトの歯部と噛合具の歯部を歯合させることができる。これにより、クランク調整部の長さが固定される。これにより、座部を支持する座支持部材と、脚部を支持するベース部材と、背凭れ部を支持する背支持部材と、背凭れ部調整部とのクランクが固定されることから、背支持部材が固定されている背凭れ部の角度が固定される。また、調整レバーで、背凭れ部の固定された状態を解除しても、その状態を保持し、背凭れ部に外的要因が加わることによって背凭れ部の角度を変えることができる。すなわち背凭れ部の固定された角度を解除した時に、不意に背凭れ部が戻ることを防止できる。
請求項6記載の発明によれば、ねじりバネを介してレバー操作を行うことによって、噛合具の歯部がシャフトの歯部と噛み合わない位置で、レバー操作が行われても、レバー操作を行うことができる。また、噛合具とシャフトの歯部が噛み合う位置に移動するとねじりバネの力により歯合しロック状態となる。
請求項7記載の発明によれば、調節レバーをロック機構の側面より突出させて配設することによって、使用者が着座した状態からリクライニングの強さの調整を行うことを可能としている。
請求項8記載の発明によれば、請求項1乃至4のいずれかのリクライニング機構と、請求項5乃至7のロック機構を有する椅子とすることにより、椅子の背凭れ部の強さを可変させると共に、椅子の背凭れ部の角度を固定することを可能としている。
請求項9記載の発明によれば、調整レバーとダイヤルノブを同軸に形成することによって、ロックの操作と強さ調整の操作を集約し、操作性を向上させることができる。
座部を支持する座支持部材と、脚部を支持するベース部材と、背凭れ部を支持する背支持部材と、弾性部材を有するクランク調整部とからなる背凭れ調整部によって、背凭れ部をリクライニングする椅子において、前記クランク調整部は、前記弾性部材の反力を調整する第一反力調整部と第二反力調整部からなるリクライニング機構とを備え、前記弾性部材は、圧縮バネであり、前記弾性部材の両端に前記第一反力調整部及び第二反力調整部を配設され、前記第二反力調整部は、反力調整カムと、弾性体支持カムと、前記反力調整カムを摺動させるダイヤルノブで構成され、ダイヤルノブは、クランク調整部の側面より突出して配設されている。
また、座部を支持する座支持部材と、脚部を支持するベース部材と、背凭れ部を支持する背支持部材と、クランク調整部とからなる背凭れ調整部によって、背凭れ部をリクライニングする椅子において、前記椅子には、前記クランク調整部は、背凭れ部の角度を固定するロック機構を有し、前記ロック機構は、歯部を有するシャフトと、歯部を有する噛合具と、噛合具をシャフトに歯合させる摺動体と、摺動体を摺動させる調整レバーと、ねじりバネを備え、調整レバーは、クランク調整部の側面より突出して配設されている。
上述のリクライニング機構と上述のロック機構を有し、前記調整レバーと、ダイヤルノブは同軸に形成されていることもある。
以下、図を参照して、本発明を適用した実施の形態について説明する。図1は、椅子の外観を示す図である。
椅子10は、座部24、背凭れ部22、脚部26、背凭れ調節部の4部材で構成され、座部24、背凭れ部22、脚部26の3部材は、各々背凭れ調整部29に接続されている。座部24は、シェル及びクッション等を取り付けて形成されている。脚部26は、座部24の高さを調節する高さ調節部(図示しない)を具備し、上下調整レバー25により、所定の高さで固定することができる。また、接地面と接触する脚部26の先端には、キャスター28が設けられている。脚部26は、椅子10を支持し且つ椅子10を自在に移動させることを可能としている。背凭れ部22は、図示しない張り地や芯部材などを具備して形成されており、使用者が座部24に腰掛けた際に、使用者の背中が背凭れ部22に支持される。背凭れ調整部29は、座部24を摺動自在に配設し、脚部26を回動自在に軸支し、背凭れ部22を傾動自在に配設している。また、図示しないが背凭れ調整部29を覆うカバーが設けられている。
また、図2〜4に示すように、背凭れ調整部29は、脚部26を支持するベース支持部材32、背凭れ部22を支持する背支持部材36、座部24を支持する座支持部材30、弾性部材を有するクランク調整部38と、これら4部材を連結する軸A・軸B・軸C・軸D・軸Eで構成され、軸Aは、背支持部材36とベース支持部材32を軸支している。軸Bは、背支持部材36と座支持部材30を軸支している。軸Cは、ベース支持部材32と座支持部材30を軸支している。さらに、軸Dは、ベース支持部材32とクランク調整部38の一端を軸支し、軸Eとなるダイヤル軸44は、背支持部材36とクランク調整部38の他端を軸支している。
背凭れ調整部29は、これら4部材と、軸A・軸D・軸Eで構成されたリンク構造であり、クランク調整部38の長さが伸縮することによって、背凭れ部22を支持する背支持部材36を傾動させ、背支持部材36の傾動に伴って、軸B・軸Cを介して座部24を支持する座支持部材30を摺動させるものである。つまり、椅子10の背凭れ部22をリクライニング(後傾)させると背支持部材36は、軸Aを中心に傾動し、背支持部材36と座支持部材30を連結する軸Bにより、座支持部材30の一端を下げる。座支持部材30の他端には、軸Cを介しベース支持部材32の長穴33を移動する。
クランク調整部38は、背凭れ部22のリクライニングの強さを可変とするリクライニング機構と、背凭れ部22の角度を固定するロック機構からなり、凭れ部22のリクライニングの強さは、クランク調整部38の弾性部材の反力によって、変化されるものである。まず図3〜5を用いてリクライニング機構について説明する。
リクライニング機構は、弾性部材である圧縮バネ72の反力を調整する第一反力調整部と第二反力調整部で構成されている。
第一反力調整部は、シャフト74と反力調整ダイヤル110で構成されている。シャフト74は、棒状体で形成され、シャフト74の一方の端部に、シャフト74の軸方向と直交する向きに軸穴80が形成されている。この軸穴80は、軸Dに回転自在に軸支されている。また、軸穴80の近傍となるシャフト74の外周面は、螺刻されてネジ部76を形成しており、反力調整ダイヤル110と螺合される。また、シャフト74の他方の端部から中央近傍にかけてラック状の歯部が形成されている。該歯部は、後述するロック機構に用いられる。
次に反力調整ダイヤル110は、底面を有する円筒形状で、該底面の中央に螺刻された穴112が形成されている。また、反力調整ダイヤル110の外周面には、反力調整ダイヤル110を回転させる際の滑り止めとなる凸部が等間隔に形成されている。この反力調整ダイヤル110の内底に、圧縮バネ72の端部が当接される。
第一反力調整部となる反力調整ダイヤル110を回転させる方向に応じて、シャフト74の軸方向のいずれかに反力調整ダイヤル110が移動し、反力調整ダイヤル110の内底に当接している圧縮バネ72の反力の調整を行うことを可能としている。実施例の場合では、シャフト74の軸穴80方向に反力調整ダイヤル110が移動するように、反力調整ダイヤル110を回転させると、圧縮バネ72の反力が弱くなり、逆方向へと回転させた場合には、反力が強くなるようにされている。このようにリクライニングの強さは、第一の反力調整部となる反力調整ダイヤル110を回転させることによって可変する。
リクライニング機構の第二反力調整部は、ダイヤルノブ40、弾性体支持カム64、反力調整カムとなる固定カム54・移動カム58で構成されている。移動カム58には、ナット62が内設されている。また、第二反力調整部の位置は、圧縮バネ72の他方側に位置している。
ダイヤルノブ40は、棒状体で形成されたダイヤル軸44(軸E)の一方の端部に把持部42を形成され、他方となる端部近傍は、螺刻されネジ部46を形成されている。また、ネジ部46近傍位置には、段差48が形成され、ネジ部46側が、把持部42側より短径となっている。また、ダイヤルノブは、クランク調整部38の側面より突設されており、使用者、リクライニングの強さを調整する際に、使用者が座った状態からダイヤルノブ40を把持し、調整を行うことを可能としている。
固定カム54及び移動カム58は、方形状の一端を半円状として肉厚に形成され、半円状の辺と対向する辺となる底辺を正面側から背面側に傾斜して切欠きした傾斜面が形成されている。また半円状の中心には、ダイヤルノブ40のダイヤル軸44が貫通する穴が穿設されている。
固定カム54は、貫通する穴の中央近傍で、段差が形成され、固定カム54の正面側の穴は、背面側の穴の直径より、短く形成されている。この固定カム54の穴に、ダイヤルノブ40のダイヤル軸44が挿嵌され、固定カム54の段差と、ダイヤル軸44上の段差48が互いに当接される。
移動カム58は、貫通する穴の中央近傍に、その穴と同軸となる位置にナット62が内設されている。また移動カム58は、固定カム54の正面と対向するように、該穴にダイヤルノブ40のダイヤル軸44が挿嵌されており、ダイヤル軸44のネジ部46と、移動カム58に内設されたナット62が螺合される。
弾性体支持カム64は、肉厚な台形形状に形成され、台形の底面には、円形状の凹部70が形成されている。また、台形の上面には、底面まで貫通する方形状の開口68が形成されている。台形の斜面にあたる傾斜面66は、固定カム54の傾斜面及び、移動カム58の傾斜面にそれぞれ当接され、円形状の凹部70には、圧縮バネ72の端部が当接されている。
ダイヤルノブ40を回すとナット62を内設した移動カム58と、固定カム54間の距離が変わり、移動カム58及び固定カム54の傾斜分だけ弾性体支持カム64をスライドさせ、圧縮バネ72を反力の調整を行なわれる。実施例の場合では、移動カム58と固定カム54が接近する方向へと移動すると、圧縮バネ72の力が強まり、逆方向へと移動すると、圧縮バネ72の力を弱める。
このように弾性部材である圧縮バネ72の反力調整(長さ調整)は、ダイヤルノブ40を回転させ、移動カム58の移動量に応じて弾性体支持カム64がスライドし、弾性体支持カム64を介して圧縮バネ72を押圧することによって反力の調整を行うものである。すなわち、背凭れ部22をリクライニング(後傾)させる際、第一反力調整部と第二反力調整部に間に位置する圧縮バネ72の長さが縮められ、リクライニング(後傾)を戻す方向への力が増す。
このような構造にすることによって、部品点数、占有スペースの削減による小型化すると共に、第一反力調整部のダイヤル調整を使用した圧縮バネ72の反力調整のほか、もう一つの方法となる第二反力調整部でも、反力調整が行える。またダイヤルノブ40による調整では、主に反力調整の微調整が可能となる。
次に図3〜図4及び図6を用いてクランク調整部38のロック機構の説明を行う。ロック機構は、調整レバー114、フランジブッシュ50、回動継手104、ねじりバネ102、ロック用カム96、ガイド部材82、噛合具86、摺動体90で構成されている。
調整レバー114は、筒状に形成され、調整レバー114の一方の端部外周には、対向する位置に2箇所、固定突起116が形成されている。また、他方の端部外周には、レバー操作を行う操作部となる板状の突起が形成されている。筒状に形成された調整レバー114の筒内にダイヤルノブ40が回動自在に軸支されている。また、調整レバー114は、クランク調整部38の側面より突設されており、使用者が、背凭れ部22の角度を調整する際に、使用者が座った状態から調整レバー114を把持し、調整を行うことを可能としている。
フランジブッシュ50は、図6及び図7で示すように樹脂素材でフランジを有する円筒形状に形成され、中央から分割可能となっている。このフランジブッシュ50は、背支持部材36のフレームの側面に、フランジ側を内側として固着されている。フランジブッシュ50は、調整レバー114を回動自在に軸支している。
また、フランジブッシュ50の外周側面には、開口52が形成され、調整レバー114の先端に形成された固定突起116の大きさより僅かに大きい穴を平行に2つ並べ、該穴の側部を互いに接続した形状に開口されている。すなわち該開口52は、略方形状で上辺の中央の一部が内側に凸状に突出した形状に開口されている。この開口52のいずれか一方の領域に、調整レバー114の端部外周に形成された固定突起116が係合されている。また、調整レバー114を回動させると、凸状に形成された開口52が弾性変形し、他方の領域に、固定突起116が移動し固定されるようになる。このように、調整レバー114の回動可能な角度は、フランジブッシュ50の外周側面に形成された開口52によって制限されている。
また開口52内を移動する調整レバー114の固定突起116は、開口52の中央の一部が内側に凸状に突出した凸部によって、いずれかの一方の領域に固定されるため、調整レバー114の回動の制限及び調整レバー114の回動の固定させるため弾性体となるバネを不要とすることができる。
回動継手104は、コの字形に形成され、両端側面に、ダイヤルノブ40のダイヤル軸44が貫通する穴が形成され、ダイヤル軸44に回動自在に軸支されている。また、回動継手104の一方は、調整レバー114の固定突起116が形成された側の端部と係合され、調整レバー114の回動に応じて回動継手104も回動するものである。また、回動継手104の他方には、ねじりバネ102の端部を固定する為の穴106が形成されている。
ねじりバネ102は、バネ鋼を、ダイヤル軸44より僅かに大きい直径に巻いて形成され、ダイヤル軸44に軸支されている。また、ねじりバネ102の一方は回動継手104と係合され、他方はロック用カム96に形成された貫通穴98と係合されている。
ロック用カム96は、半円状の底辺と台形の下辺を組み合わせた形に形成されている。また半円状の中心にダイヤル軸44が貫通する穴が形成され、ダイヤル軸44に回動自在に軸支されている。そして、台形形状の上辺の近傍に、ねじりバネ102の端部が挿嵌される貫通穴98が形成され、ねじりバネ102の端部は、ロック用カム96から突出するように、貫通穴98に挿嵌されている。
ガイド部材82は、略円柱形状に形成された端部に、コの字形部材の底面を接続した形に形成されている。コの字形の両端側面には、ダイヤル軸44が貫通する穴が形成され、ダイヤル軸44に回動自在に軸支されている。また、コの字形の底面から円柱の中央近傍まで、摺動体90より僅かに広径で挿嵌可能な穴が形成されると共に、摺動体90より狭径且つシャフト74より僅かに広径な貫通穴が、該穴の底面に形成されている。
このガイド部材82のコの字形の内側には、ロック用カム96と、ねじりバネ102と、回動継手104の一方の端部が位置している。そして、ガイド部材82の円筒内部には、摺動体90、噛合具86、シャフト74の一部である歯部が位置している。
噛合具86は、歯部に対して上端及び下端を垂直とした台形形状で肉厚に形成され、すなわち台形形状の下辺の位置に、ラック状の歯部が形成されている。また、台形形状の傾斜辺は、段状の傾斜が形成されている。
摺動体90は、円柱状に形成され、円柱の上面には、L字型の部材が形成されている、また、円柱の底面には、シャフト74より僅かに広径で鍵穴状の穴が形成され、該穴の底面より、半円状の凹部が形成されている。L字形の側面には、ねじりバネ102の端部と係合し、緩やかに湾曲した長穴94が形成されている。この摺動体90の底面の穴内に、シャフト74の歯部78と、噛合具86が位置している。また、ねじりバネ102の端部が長穴94を摺動することによって、摺動体90は、長穴94のガイド部材82の円筒部内を摺動する。すなわち長穴94の円筒部の軸方向距離だけ摺動体90は上下に摺動する。
まずはアンロック状態からロック状態に調整レバー114を作動させた時のロック機構の動きを図8〜図9を用いて説明する。フランジブッシュ50の外周側面に形成された開口52の移動可能範囲で、固定突起116を有する調整レバー114を回動させると、同時に回動継手104が回動する。回動継手104が回動すると、回動継手104に係合したねじりバネ102の端部が、巻き込まれ、ねじりモーメントが発生する。このねじりモーメントによって、ねじりバネ102の他端に係合しているロック用カム96を回転させる。回転したロック用カム96の先端は、カムの作用によって摺動体90の上端と当接し、摺動体90を摺動させる。摺動体90が摺動すると、噛合具86の斜面が押圧され、噛合具86の歯部88が、シャフト74の歯部78と噛合するようにスライドし、シャフト74の歯部78と、噛合具86の歯部88が噛合される。シャフト74と噛合具86が噛合した後、摺動体90は、楔の働きをするため、クランク調整部38の長さは固定される。
また、調整レバー114を回動させた際に、シャフト74の歯部78と噛合具86の歯部88が噛合しない位置にあった場合でも、バネの付勢によって、或いは使用者が背凭れ部22に凭れるなどの外的要因によりシャフト74の歯部78と噛合具86の歯部88が歯合可能な位置に移動された時に、ねじりバネ102によるねじりモーメントの働きによって、摺動体90を摺動させ、シャフト74の歯部78及び噛合具86の歯部88は噛合されるものである。
次に、ロック状態からアンロック状態に調整レバー114を作動させた時のロック機構の動きを図10〜図11を用いて説明する。ロック状態となるシャフト74の歯部78と噛合具86の歯部88が噛合した状態から、調整レバー114を逆方向へと回動させると、回動継手104も回転する。回動継手104の端部に係合されているねじりバネ102の端部が、ロック時とは逆方向へと巻き込まれ、逆方向のねじりモーメントが発生する。この逆方向のねじりモーメントによって、ロック用カム96を貫通されたねじりバネ102の端部が、摺動体90の長穴94を介して、摺動体90を復動させるものである。これにより、摺動体90は楔としての働きが解除される。
従来の構造では、これにより、不意に背凭れ部22が戻ることがあったが、本願発明の構造では、シャフト74の歯部78と噛合具86の歯部88の噛合は、ガイド部材82の内底84からの圧力が噛合具86の側面に加わり当接した状態で保持される。この調整レバー114をアンロック状態にした後、使用者が背凭れ部22に凭れるなどして背凭れ部22に力を加えるなどの外的要因が加わると、ガイド部材82の内底84からの噛合具86の側面にかかる圧力が弱まり、噛合具86は、自重によってガイド部材82の底面に落下し、シャフト74の歯部78と噛合具86の噛合状態は解除される。したがってシャフト74は可動状態となる。シャフト74が可動状態となることにより背凭れ部22の角度が固定された状態ではなくなるものである。
このように構成することによって、フランジブッシュ50を樹脂で形成し、フランジブッシュ50の弾性変形を利用することによって、図7(A)に示す調整レバー114のロック位置から図7(B)に示すアンロック位置へと移動させるバネが不要とすることができる。また、噛合具86とガイド部材82が当接し力がかかった状態(背凭れ部22に凭れていない場合など)で、不意に背凭れ部22が戻るのを防ぐことができる。また、ねじりバネ102の使用により、噛合具86の歯部88とシャフト74の歯部78が噛合しない位置でも、調整レバー114を操作することを可能としている。また、背凭れ部22に、使用者が背凭れ部22に凭れるなどして背凭れ部22に力を加える外的要因が加わることによって、シャフト74がガイド部材82内を摺動し、噛合具86の歯部88とシャフト74の歯部78が噛合する位置になるとねじりモーメントの力により噛み合い、ロック状態となる。
さらに、このロック機構は、リクライニング機構の第二反力調整部と略同一の位置に位置しており、ロック機構とリクライニング機構を同居させることによって、スペース効率をアップさせことができる。また、リクライニングの強さを調整するダイヤルノブ40と、背凭れ部22の角度を調整する調整レバー114をクランク調整部38の側面より突設させることによって、使用者は、座に座った状態から、各々の調整を行えるものである。また、その調整レバー114と、ダイヤルノブ40を同軸に備えることによって、操作系を集約することによる操作性の向上が得られるものである。
以上説明したように構成することにより、椅子の背凭れの傾動の強さ調整するリクライニング機構と、固定された角度の背凭れの状態を解除する時に、不意に背凭れが戻ることを防止するロック機構を備え、使用者が座った状態で操作できる操作性を向上させた椅子を提供することができる。このように好ましい実施例を挙げて本発明を説明したが、本発明はその実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々に改変できる。
本発明に係る椅子の外観を示す図である。 本発明に係る椅子の背凭れ調整部を示す図である。 本発明に係る椅子の背凭れ調整部の断面図である。 本発明に係る椅子の背凭れ調整部の断面図である。 本発明に係る椅子のリクライニング機構を示す分解斜視図面である。 本発明に係る椅子のロック機構を示す分解斜視図面である。 本発明に係る椅子のロック機構を示す図である。 本発明に係る椅子のロック機構を示す図である。 本発明に係る椅子のロック機構を示す図である。 本発明に係る椅子のロック機構を示す図である。 本発明に係る椅子のロック機構を示す図である。
符号の説明
10 椅子
22 背凭れ部
24 座部
25 上下調整レバー
26 脚部
28 キャスター
29 背凭れ調整部
30 座支持部材
32 ベース支持部材
33 長穴
36 背支持部材
38 クランク調整部
40 ダイヤルノブ
42 把持部
44 ダイヤル軸
46 ネジ部
48 段差
50 フランジブッシュ
52 開口
54 固定カム
58 移動カム
62 ナット
64 弾性体支持カム
66 傾斜面
68 開口
70 凹部
72 圧縮バネ
74 シャフト
76 ネジ部
78 歯部
80 軸穴
82 ガイド部材
84 内底
86 噛合具
88 歯部
90 摺動体
94 長穴
96 ロック用カム
98 貫通穴
102 ねじりバネ
104 回動継手
106 穴
110 反力調整ダイヤル
112 穴
114 調整レバー
116 固定突起

Claims (9)

  1. 座部を支持する座支持部材と、脚部を支持するベース部材と、背凭れ部を支持する背支持部材と、弾性部材を有するクランク調整部とからなる背凭れ調整部によって、背凭れ部をリクライニングする椅子であって、前記クランク調整部は、前記弾性部材の反力を調整する第一反力調整部と第二反力調整部からなるリクライニング機構とを備えたことを特徴とする椅子。
  2. 請求項1において、前記弾性部材は、圧縮バネであり、前記弾性部材の両端に前記第一反力調整部及び第二反力調整部を配設されていることを特徴とする椅子。
  3. 請求項1又は2において、前記第二反力調整部は、反力調整カムと、弾性体支持カムと、前記反力調整カムを摺動させるダイヤルノブで構成されていることを特徴とする椅子。
  4. 請求項3において、前記ダイヤルノブは、クランク調整部の側面より突出して配設させていること特徴とする椅子。
  5. 座部を支持する座支持部材と、脚部を支持するベース部材と、背凭れ部を支持する背支持部材と、弾性部材を有するクランク調整部とからなる背凭れ調整部によって、背凭れ部をリクライニングする椅子であって、前記椅子には、前記クランク調整部は、背凭れ部の角度を固定するロック機構を有し、前記ロック機構は、歯部を有するシャフトと、歯部を有する噛合具と、噛合具の歯部をシャフトの歯部に歯合させる摺動体と、摺動体を摺動させる調整レバーとを備えたことを特徴とする椅子。
  6. 請求項5において、前記ロック機構は、ねじりバネを更に備え、前記調整レバーは、前記ねじりバネを介して、前記摺動体を摺動させることを特徴とする椅子。
  7. 請求項5又は6において、前記調整レバーは、クランク調整部の側面より突出して配設させていること特徴とする椅子。
  8. 座部を支持する座支持部材と、脚部を支持するベース部材と、背凭れ部を支持する背支持部材と、弾性部材を有するクランク調整部とからなる背凭れ調整部によって、背凭れ部をリクライニングする椅子であって、クランク調整部は、請求項1乃至4のいずれかのリクライニング機構と、請求項5乃至7のいずれかのロック機構を備えたことを特徴とする椅子。
  9. 座部を支持する座支持部材と、脚部を支持するベース部材と、背凭れ部を支持する背支持部材と、弾性部材を有するクランク調整部とからなる背凭れ調整部によって、背凭れ部をリクライニングする椅子であって、クランク調整部は、請求項3又は4のリクライニング機構と、請求項5乃至7のいずれかのロック機構を備え、前記調整レバーと、前記ダイヤルノブは同軸に形成されていることを特徴とする椅子。
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