JP2017217027A - 車椅子及び車椅子用ブレーキ - Google Patents

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【課題】自走時の利便性乃至は安全性を向上できる車椅子を提供する。【解決手段】車椅子は、座部を含んでいる椅子本体と、座部に対して幅方向両側に位置して椅子本体を支持する1対の駆動輪5と、椅子本体に設けられているブレーキ11とを有している。ブレーキ11は、駆動輪5の踏面5aに当接可能な当接部材21を有しており、当接部材21は、少なくとも踏面5aよりも幅方向の内側へ退避可能である。【選択図】図2

Description

本発明は、車椅子及び車椅子用ブレーキに関する。
車椅子として、駆動輪の踏面(トレッド)に当接部材(例えば金属片)を押し付けるブレーキを有するものが知られている(例えば特許文献1及び2)。当接部材は、例えば、駆動輪の前方(車椅子の進行方向)において、駆動輪に対して前後方向に移動可能とされており、この移動によって駆動輪の踏面に当接又は離反する。この当接又は離反は、例えば、当接部材にリンク機構を介して連結されたレバーを使用者が操作することによってなされる。
特開平8−38553号公報 特開2002−177338号公報
搭乗者自らが人力で駆動輪を操作する自走(自操)式の車椅子においては、駆動輪に対してその車軸方向外側に駆動輪と同軸に環状のハンドリムが設けられており、搭乗者は、このハンドリムを掴んで回すことにより自走する。駆動輪ごとハンドリムが掴まれる場合もある。また、スポーツ型の車椅子には、駆動輪を掴んで回すことが想定され、ハンドリムが設けられないものもある。
そして、搭乗者は、速度を上げたいときなどにおいては、ハンドリム等を掴んでから離すまでの間にできるだけ駆動輪を回そうとする。このような場合、搭乗者の手は駆動輪の上方で前後へ動くだけでなく、駆動輪の前方まで移動し、さらには地面近くまで移動することもある。
このように搭乗者の手が駆動輪の前方まで移動するような場合において、従来のブレーキは、搭乗者の手の移動を妨げるおそれがある。すなわち、自走時の利便性乃至は安全性が低い。従って、自走時の利便性乃至は安全性を向上できる車椅子及び車椅子用ブレーキが提供されることが望まれる。
本発明の一態様に係る車椅子は、座部を含んでいる椅子本体と、前記座部に対して幅方向両側に位置して前記椅子本体を支持する1対の駆動輪と、前記椅子本体に設けられているとともに、前記駆動輪の踏面に当接可能な当接部材を有しているブレーキと、を有しており、前記当接部材は、前記踏面よりも前記幅方向の内側へ退避可能である。
本発明の一態様に係る車椅子用ブレーキは、基部と、前記基部に対して車椅子の幅方向に延び出る制動位置と、当該制動位置に対して前記幅方向の前記基部側へ退避した位置との間で移動可能な当接部材と、を有している。
上記の構成によれば、自走時の利便性乃至は安全性を向上できる。
本発明の第1実施形態に係る車椅子の概略構成を示す斜視図。 図1の車椅子のブレーキを収納状態(制動解除状態)で示す底面図。 図2のブレーキを制動状態で示す底面図。 本発明の第2実施形態に係るブレーキを収納状態で示す斜視図。 図4のブレーキを制動状態で示す斜視図。 図4のブレーキを収納状態で示す上面図。 図4のブレーキを制動状態で示す上面図。 本発明の第3実施形態に係るブレーキを収納状態で示す底面図。 図8のブレーキを制動状態で示す底面図。
以下、図面を参照して本発明の実施形態に係る車椅子について説明する。なお、以下で説明する図面は、あくまで本発明の要部を説明するためのものであり、細部等については適宜に省略されている。図面には、その向きを明確にするために、車椅子に固定したxyz座標系を付す。
<第1実施形態>
(車椅子の概略構成)
図1は、本発明の第1実施形態に係る車椅子1の概略構成を示す斜視図である。
なお、実施形態に係る車椅子は、主としてブレーキの構成を特徴としており、ブレーキ以外の構成については、実施形態に係るブレーキを適用できる限り、種々の構成とされてよい。従って、図1に示す車椅子1の全体構成は一例に過ぎない。
車椅子1は、例えば、椅子本体3と、椅子本体3を移動可能に支持する1対の駆動輪5及び1対のキャスター7と、搭乗者が1対の駆動輪5を回すための1対のハンドリム9と、1対の駆動輪5を制動するための1対のブレーキ11とを有している。
椅子本体3は、例えば、搭乗者が臀部を乗せる座部13と、搭乗者が背中をもたれ掛けさせる背もたれ15と、搭乗者が足を乗せるフットレスト17とを有している。これらは、例えば、炭素繊維強化プラスチック(例えばドライカーボン)によって一体的に形成されている。別の観点では、椅子本体3は、例えば、フレームを有さず、板状部分(座部13、背もたれ15及びフットレスト17等)によって剛性が確保されるモノコック構造とされている。
なお、椅子本体3の有する部位は、上記の部位に限定されず、例えば、搭乗者が前腕を乗せる肘掛、搭乗者のふくらはぎを支持するレッグサポート、及び/又は介助者用の部位(例えば、グリップ、グリップに取り付けられたブレーキレバー及びディッピングバー)を有していてもよい。逆に、例えば、フットレスト17が省略されるなどしてもよい。また、椅子本体3の構造は、モノコック構造に限定されず、例えば、フレームに座部及び背もたれとなる布を取り付けた構造のものであってもよいし、折り畳み可能な構造であってもよい。
座部13(その座面及び裏面)は、適宜に湾曲するなどしていてもよいし、水平面に対して傾斜していてもよい。ただし、以下では、説明を簡便にするために、座部13は水平であるものとし、座部13に直交する方向という場合、鉛直方向を指すものとする。
1対の駆動輪5は、座部13に対してその幅方向(y方向、進行方向に直交する水平方向)における両側に位置しており、車軸を座部13の幅方向に概ね平行にして椅子本体3に取り付けられている。なお、車軸は、水平方向に対して傾斜していてもよい。駆動輪5は、基本的に椅子本体3に対して車軸回りの回転のみが許容され、また、1対の駆動輪5は、互いに独立に回転可能とされている。そして、駆動輪5は、その外周面である踏面5aを地面に当接させ、椅子本体3を移動可能に支持する。
駆動輪5は、例えば、スポーク式のホイールによって構成されており、特に符号を付さないが、車軸に支持されるハブと、ハブから放射状に延びる複数のスポークと、複数のスポークによってハブに固定されたリムと、リムの外周に取り付けられたタイヤとを有している。タイヤは、例えば、ゴムなどの弾性材料によって構成された空気入りタイヤである。従って、踏面5aは、空気圧及び弾性材料によって弾性を有している。
なお、駆動輪5は、スポーク式に限定されず、例えば、スポークに代えて円盤(適宜な形状の孔が形成されていてもよい)が用いられるディスク式であってもよい。また、駆動輪5のタイヤは、空気を入れないタイプのものであってもよく、例えば、ソリッドタイヤ、又はゲルを封入したタイヤであってもよい。
キャスター7は、前後方向(x方向)において、椅子本体3自体の重心、並びに椅子本体3及び搭乗者(例えば基本的な姿勢で座っていることを想定)全体の重心に対して駆動輪5の車軸とは反対側(通常は前方)において椅子本体3に取り付けられている。キャスター7は、自在式のものであり、概ね鉛直な旋回軸回りに旋回可能であるとともに、旋回軸から水平方向にずれた水平な車軸回りに回転可能である。なお、図示の例では、1対のキャスター7が設けられているが、キャスター7は、1つ、又は3つ以上でもよい。
ハンドリム9は、例えば、金属からなる環状部材であり、駆動輪5に対して座部13の幅方向(y方向)外側に位置し、駆動輪5と同軸に固定されている。ハンドリム9の外径は、駆動輪5の外径よりも小さい。なお、車椅子1が介助用車椅子等である場合においては、ハンドリム9は設けられなくてもよい。
ブレーキ11は、椅子本体3に設けられており、駆動輪5の踏面5aに当接することによって駆動輪5の回転を規制する。ブレーキ11は、例えば、座部13の裏面のうち側方かつ前方の部分に設けられることによって、駆動輪5の前方において踏面5aに当接可能である。
なお、椅子本体3のうち、前方において駆動輪5の踏面5aに隣接する部分(例えば座部13のうち側方かつ前方の部分、乃至はフットレスト17及び/又はキャスター7と座部13とを連結する脚部18)等の形状は、ブレーキ11の取り付けに影響し、ひいては、本実施形態及び後述する他の実施形態のいずれのブレーキを用いることが好適であるかに影響する。
本実施形態では、平面視において座部13の前方縁部が駆動輪5の前端と前後方向において概ね同等の位置にある場合を想定するものとする。また、脚部18は、その根元が座部13の前方縁部よりも後方に固定されている、又は図示とは異なり座部13の幅方向中央に固定されていることなどにより、ブレーキ11の取り付けに影響を及ぼさないものとし、図2及び図3では図示を省略する。なお、本実施形態のブレーキ11は、このように想定した態様以外の態様の椅子本体3に取り付けられてもよいことはもちろんである。
(ブレーキの要点)
図2及び図3は、1対のブレーキ11のうちy方向正側のものの構成を示す底面図である。ただし、一部(ガイド軸25)については、便宜上、断面を示している。なお、y方向負側のブレーキ11の構成も、y方向に関する向きが逆であることを除いて、図2及び図3に示す構成と同様である。図2は、ブレーキ11が駆動輪5の回転を許容している収納状態を示しており、図3は、ブレーキ11が駆動輪5の回転を規制している制動状態を示している。
ブレーキ11は、当接部材21を有しており、この当接部材21が踏面5aに当接することによって、駆動輪5の回転を規制する(図3)。ここで、ブレーキ11は、図2に示されているように、当接部材21を踏面5aから離して駆動輪5の回転を許容するときに、当接部材21を駆動輪5よりも座部13の幅方向内側(駆動輪5に対して座部13側)に退避させることを特徴の一つとしている。このような退避によって、当接部材21が、ハンドリム9及び/又は駆動輪5を掴んで回す動作の妨げとなるおそれが低減される。
なお、駆動輪5は、径方向の位置によって幅(厚み、車軸方向の大きさ)が異なるが、例えば、自走の妨げとなるおそれの低減の効果の観点からは、当接部材21は、駆動輪5の外周部分よりも幅方向内側に位置していればよい。より具体的には、例えば、従来技術との相違という観点からは、収納状態(図2)の当接部材21は、タイヤ(その側面)又は踏面5aよりも内側に位置していればよい。また、例えば、タイヤの側面(サイドウォールなど)に指を添えても当接部材21が駆動輪5を回す妨げとならないようにする観点からは、収納状態の当接部材21は、タイヤの側面よりも2cm以上内側に位置している、又は座部13の側方縁部の位置と同等の位置若しくはそれよりも内側に位置していることが好ましい。後述する他の実施形態においても同様である。
(ブレーキの機構)
ブレーキ11は、上記の当接部材21に加えて、例えば、当接部材21等を移動可能に支持する基部23と、当接部材21をガイドするためのガイド軸25と、当接部材21を駆動するためのリンク27及び操作部材29と、を有している。各部の構成は、具体的には、以下のとおりである。
基部23は、例えば、金属によって構成された概略板状の部材であり、座部13の裏面(取付用の台座等が設けられていてもよい)に重ねられて、不図示の雄ねじ(ボルトを含む)などによって座部13に固定されている。
当接部材21は、例えば、概略長尺状の部材であり、図3に示すように、長手方向の一端側部分の側面が駆動輪5の踏面5aに当接する当接面21aとされている。また、当接部材21は、その長手方向に沿って延びるガイド溝21gを有している。
ガイド溝21gは、例えば、鉛直方向(z方向)に当接部材21を貫通するスリットである。また、ガイド溝21gは、例えば、概略一定の幅で直線状に延びている。ただし、ガイド溝21gは、長手方向における当接面21aとは反対側の概ね端部、かつ短手方向における当接面21a側の内周面に凹部21rが形成されていてもよい。
ガイド軸25は、基部23から下方へ突出するように設けられている。ガイド軸25は、例えば、鉛直方向を軸とする円柱状乃至は円筒状の部分を有しており、当該部分は、ガイド溝21gに挿通されている。これにより、当接部材21は、鉛直方向に見て、基部23に対して、ガイド軸25回りの回転が許容されるとともに、及びガイド溝21gの長手方向に沿う移動が許容されている。
リンク27は、例えば、概略長尺状の部材であり、基部23に対して鉛直方向に平行な第1回転軸31回りに回転可能に連結されている。第1回転軸31は、ガイド軸25に対して後方(別の観点では駆動輪5の径方向中心側)かつ座部13の幅方向内側に位置している。また、第1回転軸31は、例えば、リンク27の一端に位置している。
操作部材29は、例えば、概略長尺状の部材であり、リンク27に対して鉛直方向に平行な第2回転軸33回りに回転可能に連結されている。第2回転軸33は、例えば、リンク27の第1回転軸31とは反対側の端部に位置しているとともに、操作部材29の一端に位置している。
また、操作部材29は、当接部材21に対して鉛直方向に平行な第3回転軸35回りに回転可能に連結されている。第3回転軸35は、例えば、操作部材29においてその長手方向の中途に位置している。また、第3回転軸35は、例えば、当接部材21においてその長手方向においてガイド溝21gよりも当接面21aとは反対側に位置している。
操作部材29は、リンク27と連結される側とは反対側の端部に、使用者が操作部材29を指などによって操作することを容易にするための形状が形成されてもよい。例えば、図示の例では、操作部材29の端部は、幅が大きくされているとともに、孔29hが形成されており、使用者が指によって操作部材29を摘み易くなっている。なお、孔29hは、指が入る大きさであってもよいし、指が入らない大きさであってもよい。
軸自体の径を無視して軸芯で考えたときに、第1回転軸31から第2回転軸33までの長さ、及び第2回転軸33から第3回転軸35までの長さの合計は、例えば、第1回転軸31からガイド軸25までの長さよりも短い。また、前者に第3回転軸35から概ね凹部21rに位置するガイド軸25までの距離を足した長さは、後者と概ね同等又はそれよりも若干長い。操作部材29は、第3回転軸35よりも孔29h側においてガイド軸25に当接して、操作部材29の幅方向外側への移動乃至は回転が規制される。
ブレーキ11は、例えば、平面視において概ね全体が座部13に隠れるように座部13に取り付けられる。ただし、操作部材29の使用者に操作される側の端部(孔29hが設けられる端部)は、座部13の前方縁部から突出していることが好ましい。
なお、上記に説明した部位乃至は部材の他、ブレーキ11は、操作部材29の幅方向(y方向)内側への移動を規制する規制軸37等を有していてもよい。
(ブレーキの動作)
図2に示すように、収納状態においては、例えば、リンク27は、第1回転軸31から車椅子1の幅方向外側かつ後方(別の観点では駆動輪5の径方向中心側)へ延びている。操作部材29は、リンク27に対して第2回転軸33において屈曲し、車椅子1の概略前方(別の観点では駆動輪5の径方向外側)へ延びている。当接部材21は、第3回転軸35から概略前方へ延びている。ガイド軸25は、ガイド溝21gに対して当接面21a側の端部に位置している。
この状態から、操作部材29を概略前方へ引っ張り出すと、リンク27及び操作部材29の2部材からなる形状が直線状に近づく動作を伴いつつ、第3回転軸35がガイド軸25に対して幅方向内側へ近接する。これにより、当接部材21は、ガイド軸25に対して座部13の外側へ押し出される。また、当接部材21は、ガイド軸25に案内されることによって幅方向外側へ倒れる。その結果、当接部材21は、図3に示すように踏面5aに当接する。
踏面5aに当接すると、当接部材21は、当接面21aにおいて踏面5aから前方(駆動輪5の径方向外側)への力を受ける。また、当接部材21は、第3回転軸35において操作部材29から前方への力を受けている。従って、ガイド溝21gのその短手方向における当接面21a側の内周面がガイド軸25に押し付けられる。
この辺りから、操作部材29の操作は、操作部材29を引っ張り出すものから操作部材29を駆動輪5側へ倒そうとするものへ移行される。この際、ガイド軸25は、操作部材29に対して梃子の支点として機能してよい。そして、操作部材29の操作を継続すると、当接部材21が更に倒れ、駆動輪5の弾性変形を伴いつつ、当接部材21が踏面5aから受ける力が増加する。これに抗して操作部材29に加えられる力も増加される。ひいては、ガイド軸25とガイド溝21gとの摺動抵抗が増加する。また、リンク27、操作部材29及び当接部材21は、第2回転軸33及び第3回転軸35において駆動輪5側を凹側として若干屈曲した状態となる。
使用者が操作部材29に対して加えていた力を解除すると、当接部材21は、当接面21aが踏面5aから受ける力によってガイド軸25を支点として第3回転軸35を後方へ移動させようとする。しかし、操作部材29がガイド軸25に当接することによって、そのような第3回転軸35の移動を許容するリンク27、操作部材29及び当接部材21の屈曲は規制される。従って、ガイド軸25とガイド溝21gとの摺動抵抗は維持され、これらの相対移動は規制される。その結果、制動状態は維持されることになる。
当接部材21が踏面5aに押し当てられた状態の維持は、操作部材29がある程度の角度以上で駆動輪5側へ倒された範囲内で実現される。すなわち、制動状態のときのガイド軸25のガイド溝21gに対する位置等の各部材の相対関係は、一意に決まるのではなく、使用者の操作部材29に対する力の入れ具合で若干変動し得る。
当接部材21の凹部21rは、ガイド溝21gの、ガイド軸25が摺動抵抗を増加させつつ摺動する内周面に設けられている。従って、ガイド軸25が凹部21rに到達すると、ガイド軸25が凹部21rに係合する。これにより、例えば、クリック感が生じる。従って、制動状態が維持され得るガイド軸25の位置範囲に凹部21rを設けることにより、使用者は、クリック感に基づいて、ブレーキ11が十分に制動状態になったことを知ることができ、ブレーキ11の操作性が向上する。また、係合により、ガイド軸25のガイド溝21gに対する制動を解除する方向への摺動が生じにくくなり、制動状態の維持が強固になる。
制動を解除するときは、上記とは逆に、操作部材29を起こすようにし、続いて操作部材29を後方へ押し込んでいく。なお、収納状態における各部材の移動の規制は、各回転軸における摩擦抵抗等を適宜に調整することによって実現される。
以上のとおり、本実施形態では、ブレーキ11の当接部材21が、少なくとも踏面5aよりも幅方向の内側へ退避可能であることから、又は基部23に対して車椅子の幅方向に延び出る制動位置に対して基部23側へ退避可能であることから、例えば、従来技術に比較して、当接部材21は、搭乗者がハンドリム9及び/又は駆動輪5を掴んで自走する妨げとなりにくい。
また、本実施形態では、ブレーキ11は、ガイド軸25、当接部材21及び操作部材29を有している。操作部材29は、ガイド軸25の突出方向である第1軸方向(z軸方向)に見て、当接部材21のうちガイド溝21gに対してその長手方向において踏面5aに当接する側とは反対側の部分に対してz軸に平行な第2軸(第3回転軸35)回りに回転可能に連結されており、第3回転軸35をガイド軸25に対して幅方向(y方向)の内側へ近接又は離反させるように移動可能である。
従って、当接部材21は、操作部材29に対する操作によって、ガイド溝21gに沿う平行移動と、ガイド軸25回りの回転移動とを行うことになる。すなわち、当接部材21の移動距離が大きくなる。その結果、例えば、ブレーキ11の収納状態において、当接部材21を踏面5aから大きく離すことができる。また、例えば、座部13の前方縁部の前後方向(x方向)の位置が踏面5aの位置と同等若しくは踏面5aの位置よりも後方にあるような場合においても、ブレーキ11を取り付けることができる。
<第2実施形態>
第2実施形態に係る車椅子の構成は、基本的には、ブレーキの構成を除いて、第1実施形態の車椅子1と同様でよい。以下では、ブレーキの構成を除いて、第1実施形態の車椅子に付した符号を用いるものとする。
ただし、本実施形態では、椅子本体3は、駆動輪5よりも前方にて幅方向(y方向)の外側に面し、ブレーキを取り付け可能な部位を有しているものとする。例えば、座部13の前方縁部が駆動輪5よりも前方まで延在しているとともに座部13の側面が比較的大きく形成されていたり、又は座部13の側方に幅方向外側に面するとともに座部13の前方縁部及び駆動輪5よりも前方へ突出する板状部位が形成されていたりするものとする。
図4〜図7は、第2実施形態に係る車椅子のブレーキ211を示す図である。図4及び図5は斜視図であり、図6及び図7は平面図(一部に断面図を含む)である。図4及び図6は、ブレーキ211が駆動輪5の回転を許容している収納状態を示しており、図5及び図7は、ブレーキ11が駆動輪5の回転を規制している制動状態を示している。
ブレーキ211は、第1実施形態のブレーキ11と同様に、椅子本体3の幅方向(y方向)両側に1対で設けられる。図4〜図7は、そのうちy方向正側(進行方向に見て左側)のブレーキ211を示している。なお、もう一方のブレーキ211の構成も、y方向に関する向きが逆であることを除いて、図4〜図7に示す構成と同様である。
ブレーキ211は、第1実施形態と同様に、当接部材221を踏面5aから離して制動を解除する際に、当接部材221を踏面5aよりも幅方向の内側へ退避させる。ただし、その具体的な構成は第1実施形態と相違する。
具体的には、ブレーキ211は、例えば、上記の当接部材221に加えて、椅子本体3に固定された基部223と、基部223に回転可能に連結された操作部材229とを有している。
基部223は、例えば、金属によって適宜な形状に構成された部材であり、不図示の雄ねじなどによって椅子本体3に固定されている。その取り付け位置は、上述のように、例えば、椅子本体3の側面かつ駆動輪5よりも前方である。
当接部材221は、例えば、金属によって概略長尺状に形成された部材であり、椅子本体3の幅方向(y方向)に交差する方向(例えば概ね鉛直方向)に平行な第1回転軸225(図6及び図7)回りに回転可能に基部223に連結されている。従って、当接部材221は、第1回転軸225回りに回転することによって、踏面5aに押し付けられる位置と、踏面5aよりも幅方向内側へ退避した位置との間で移動可能である。
操作部材229は、例えば、金属によって構成されており、椅子本体3の幅方向に沿う(例えばy方向に平行な)第2回転軸231(図4及び図5)回りに回転可能に基部223に連結されている。また、操作部材229は、例えば、概略三角形で当接部材221が挿通されるガイド穴229hを有している。
収納状態(図4及び図6)においては、例えば、当接部材221は椅子本体3の側面に沿って前方(別の観点では駆動輪5の半径方向外側)に延びるように配置され、駆動輪5よりも幅方向内側へ位置している。また、操作部材229は前方へ倒され、ガイド穴229hの3辺のうち前方に位置する第1辺229haは第1回転軸225(鉛直方向)に対して前方へ傾斜している。
この状態から操作部材229を第2回転軸231回りに回転させて起こしていくと、第1辺229haが当接部材221に対して摺動しつつ当接部材221を後方へ押していく。そして、当接部材221が第1回転軸225回りに回転し、踏面5aの前方へ移動し、更には踏面5aに押し当てられる。操作部材229の操作を更に継続すると、駆動輪5の弾性変形を伴いつつ、当接部材221と踏面5aとの間で作用する力は増加する。
ここで、図7に示すように、第1回転軸225に平行な方向に見て、当接部材221(そのうち第1辺229haと摺動する面)は、第1辺229ha側を凹側として湾曲及び/又は屈曲している。そして、当接部材221が踏面5aに当接するとき、当接部材221のうち第1辺229haに当接している部分は、第1辺229haの移動方向(x方向)に対して平行に近くなっている。また、当接部材221のうち第1辺229haに当接している部分の移動方向(第1回転軸225回りの円周の接線に平行な方向)は、操作部材229の移動方向(x方向)に対する傾斜が大きくなっている。
従って、駆動輪5が当接部材221に付与する復元力は、当接部材221が操作部材229を前方へ押し戻す力に変換されにくくなる。その一方で、駆動輪5の復元力は、当接部材221と操作部材229との摺動抵抗を生じている。その結果、操作部材229に付与する力を解除しても制動状態が維持される。
制動を解除するときは、上記とは逆に操作部材229を前方へ倒す。これにより、ガイド穴229hの3辺のうち後方に位置する第2辺229hbが当接部材221に対して摺動しつつ当接部材221を前方へ押していく。なお、収納状態における各部材の移動の規制は、各回転軸における摩擦抵抗等を適宜に調整することによって実現される。
以上のとおり、本実施形態においても、ブレーキ211の当接部材221が、少なくとも踏面5aよりも幅方向の内側へ退避可能であることから、第1実施形態と同様の効果が奏される。例えば、自走時の利便性乃至は安全性を向上できる。
また、本実施形態では、当接部材221は、幅方向(y方向)に交差する第1軸(第1回転軸225)回りに回転可能に椅子本体3に支持されている。操作部材229は、幅方向に沿う第2軸(第2回転軸231)回りに回転可能に椅子本体3に支持されているとともに、第2回転軸231回りの回転に伴って当接部材221に対して摺動しつつ当接部材221を第1回転軸225回りに回転させることが可能である。
従って、例えば、椅子本体3が駆動輪5の前方にて幅方向外側に面する部位を有しているような場合において、ブレーキ211の取り付けが容易である。また、構成として簡素であり、小型化、軽量化及びコスト削減に有利である。
<第3実施形態>
第3実施形態に係る車椅子の構成は、基本的には、ブレーキの構成を除いて、第1実施形態の車椅子1と同様でよい。以下では、ブレーキの構成を除いて、第1実施形態の車椅子に付した符号を用いるものとする。
ただし、本実施形態では、座部13は、第1実施形態と異なり、その前方縁部が駆動輪5よりも前方に位置しているものとする。
図8及び図9は、第3実施形態に係る車椅子のブレーキ311を示す底面図である。図8は、ブレーキ311が駆動輪5の回転を許容している収納状態を示しており、図9は、ブレーキ311が駆動輪5の回転を規制している制動状態を示している。
ブレーキ311は、第1実施形態のブレーキ11と同様に、椅子本体3の幅方向(y方向)両側に1対で設けられる。図8及び図9は、そのうちy方向正側のブレーキ311を示している。なお、もう一方のブレーキ311の構成も、y方向に関する向きが逆であることを除いて、図8及び図9に示す構成と同様である。
ブレーキ311は、他の実施形態と同様に、当接部材321を踏面5aから離して制動を解除する際に、当接部材321を踏面5aよりも幅方向の内側へ退避させる。ただし、その具体的な構成は他の実施形態と相違する。
具体的には、ブレーキ311は、例えば、上記の当接部材321に加えて、座部13に固定された基部323(図示の都合上、点線で示す)と、基部323に回転可能に連結された操作部材329とを有している。
基部323は、例えば、金属によって適宜な形状に構成された部材であり、不図示の雄ねじなどによって座部13の裏面に固定されている。なお、図示の例では、基部323は、座部13の裏面に設けられた不図示の台座部に対してx方向負側の部分が固定され、x方向正側の部分は当接部材321及び操作部材329よりも下方(紙面手前)に位置する。
当接部材321は、例えば、金属によって形成されており、椅子本体3の幅方向(y方向)に交差する方向(例えば概ね鉛直方向)に平行な第1回転軸325回りに回転可能に基部323に連結されている。従って、当接部材321は、第1回転軸325回りに回転することによって、踏面5aに押し付けられる位置と、踏面5aよりも幅方向内側へ退避した位置との間で移動可能である。
また、当接部材321は、例えば、概略菱形で操作部材329の一部が挿通されるガイド穴321hを有している。以下では、ガイド穴321hの4辺を当接部材321の先端側のものから当接部材321を踏面5aに押し付けるように回転させるときの回転方向(図示の例では右回り)に順に、第1辺321ha、第2辺321hb、第3辺321hc及び第4辺321hdというものとする。
操作部材329は、例えば、金属によって構成されており、第1回転軸325に平行な第2回転軸331回りに回転可能に基部323に連結されている。第2回転軸331は、例えば、第1回転軸325に対して幅方向(y方向)の内側かつ後方(別の観点では駆動輪5の半径方向内側)に位置している。また、操作部材229は、例えば、当接部材321のガイド穴321hに挿通されるガイド軸329aを有している。ガイド軸329aは、第2回転軸331よりも操作部材329の先端側に位置しており、第2回転軸331からガイド軸329aまでの距離は、第2回転軸331から第1回転軸325までの距離よりも長い。
収納状態(図8)においては、例えば、当接部材321は第1回転軸325に対して椅子本体3の概略前方(別の観点では駆動輪5の半径方向外側)に延びるように配置され、駆動輪5よりも幅方向内側へ位置している。また、操作部材329は、第2回転軸331に対して概略前方へ延びるように配置され、ガイド軸329aは、ガイド穴321hの4隅のうち、当接部材321の先端側のものに位置している。
この状態から操作部材329を駆動輪5側へ倒すように第2回転軸331回りに回転させると、ガイド軸329aは、第1辺321ha及び第2辺321hbを順に摺動しつつ、当接部材321を第1回転軸325回りに押していく。これにより、当接部材321は、踏面5aに当接する。操作部材329の操作を更に継続すると、駆動輪5の弾性変形を伴いつつ、当接部材321と踏面5aとの間で作用する力は増加する。
より具体的には、ガイド軸329aが第2回転軸331と第1回転軸325とを結ぶ線上に位置したときに、ガイド軸329aは、第2辺321hbに対して最も第1回転軸325側へ位置する。さらに操作部材329を回転させることにより、ガイド軸329aは、それまでとは逆方向(第1回転軸325とは反対側)へ第2辺321hbを摺動し、その途中で当接部材321が踏面5aに当接する。
ここで、図9に示すように、第1回転軸325に平行な方向に見て、第2辺321hbは、ガイド軸329aの第2回転軸331回りの移動方向(円の接線)に対して平行に近くなる。また、第2辺321hbのうちガイド軸329aに当接している部分の移動方向(第1回転軸325回りの円の接線に平行な方向)は、ガイド軸329aの移動方向(第2回転軸331回りの円の接線)に対する傾斜が大きくなっている。
従って、駆動輪5が当接部材321に付与する復元力は、当接部材321が操作部材329を前方へ押し戻す力に変換されにくくなる。その一方で、駆動輪5の復元力は、当接部材321と操作部材329との摺動抵抗を生じている。その結果、操作部材329に付与する力を解除しても制動状態が維持される。
なお、第2辺321hbの第1辺321ha側の端部(第1辺321haとの角部)には、第1実施形態と同様に、クリック感を生じさせる等の目的で凹部(符号省略)が設けられていてもよい。
制動を解除するときは、上記とは逆に操作部材329を前方へ回す。これにより、ガイド軸329aは、第3辺321hc及び第4辺321hdを順に摺動しつつ、当接部材321を前方へ押していく。なお、収納状態における各部材の移動の規制は、各回転軸における摩擦抵抗等を適宜に調整することによって実現される。
以上のとおり、本実施形態においても、ブレーキ311の当接部材321が、少なくとも踏面5aよりも幅方向の内側へ退避可能であることから、第1実施形態と同様の効果が奏される。例えば、自走時の利便性乃至は安全性を向上できる。
また、本実施形態では、当接部材221は、幅方向(y方向)に交差する第1軸(第1回転軸325)回りに回転可能に椅子本体3に支持されている。操作部材329は、第1回転軸325に平行な第2回転軸331回りの回転に伴って当接部材321に対して摺動しつつ当接部材321を第1回転軸325回りに回転させることが可能である。
従って、例えば、座部13が駆動輪5よりも前方に突出しているような場合において、座部13の裏面に隠れるようにしてブレーキ311を取り付けることができる。また、構成として簡素であり、小型化、軽量化及びコスト削減に有利である。
本発明は、以上の実施形態に限定されず、種々の態様で実施されてよい。
例えば、ブレーキは、駆動輪の円周方向においていずれの位置に設けられてもよく、駆動輪に対して前方に設けられなくてもよい。本発明によれば、ブレーキは、椅子本体の幅方向内側に位置し、ハンドリム及び/又は駆動輪を掴んで自走する動作の妨げになりにくいことから、例えば、駆動輪の上方等に取り付けることも不可能ではない。
ガイド軸、及びガイド溝(若しくはガイド穴)のいずれが操作部材に設けられ、いずれが当接部材に設けられてもよいし、その形状も適宜に設定されてよい。ガイド溝又はガイド穴は、貫通状のスリット又は孔に限定されず、凹溝又は凹部であってもよい。当接部材、操作部材、ガイド軸、リンク等は、基部ではなく、椅子本体に直接設けられてもよい。
1…車椅子、3…椅子本体、5…駆動輪、5a…踏面、11…ブレーキ、13…座部、21…当接部材。

Claims (5)

  1. 座部を含んでいる椅子本体と、
    前記座部に対して幅方向両側に位置して前記椅子本体を支持する1対の駆動輪と、
    前記椅子本体に設けられているとともに、前記駆動輪の踏面に当接可能な当接部材を有しているブレーキと、
    を有しており、
    前記当接部材は、前記踏面よりも前記幅方向の内側へ退避可能である
    車椅子。
  2. 前記ブレーキは、
    前記椅子本体に対して固定的であり、前記幅方向に交差する第1軸方向に突出するガイド軸と、
    前記第1軸方向に見て、前記ガイド軸回りの回転が許容されつつ前記ガイド軸に沿って案内されるガイド溝を有している前記当接部材と、
    前記第1軸方向に見て、前記当接部材のうち前記ガイド溝に対してその長手方向において前記踏面に当接する側とは反対側の部分に対して前記第1軸に平行な第2軸回りに回転可能に連結されており、前記第2軸を前記ガイド軸に対して前記幅方向の内側へ近接又は離反させるように移動可能な操作部材と、を有している
    請求項1に記載の車椅子。
  3. 前記当接部材は、前記幅方向に交差する第1軸回りに回転可能に前記椅子本体に支持されており、
    前記ブレーキは、前記幅方向に沿う第2軸回りに回転可能に前記椅子本体に支持されているとともに、前記第2軸回りの回転に伴って前記当接部材に対して摺動しつつ前記当接部材を前記第1軸回りに回転させることが可能な操作部材を更に有している
    請求項1に記載の車椅子。
  4. 前記当接部材は、前記幅方向に交差する第1軸回りに回転可能に前記椅子本体に支持されており、
    前記ブレーキは、前記第1軸に平行な第2軸回りに回転可能に前記椅子本体に支持されているとともに、前記第2軸回りの回転に伴って前記当接部材に対して摺動しつつ前記当接部材を前記第1軸回りに回転させることが可能な操作部材を更に有している
    請求項1に記載の車椅子。
  5. 基部と、
    前記基部に対して車椅子の幅方向に延び出る制動位置と、当該制動位置に対して前記幅方向の前記基部側へ退避した位置との間で移動可能な当接部材と、
    を有している車椅子用ブレーキ。
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