JP3952199B2 - 歩行補助車 - Google Patents

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この発明は、高齢者や病弱者の歩行時に身体を支えるとともに、任意の場所に移動可能な椅子としても使用することができる歩行補助車に関する。
従来より、下肢の不自由な高齢者や病弱者の歩行時に身体を支える歩行補助車が使用されている。歩行補助車は、本体上部にハンドルを備えるとともに本体下部の4隅に車輪を備え、本体の背面側に立った使用者が前傾姿勢でハンドルを把持し、本体を前面側に押すようにして使用される。このような歩行補助車として、使用者の疲労時等において任意の場所で着座姿勢をとることができるように座席を備えたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
ところが、上記特許文献1に記載された構成では、座席が本体の前面側に露出するため、使用者は着座姿勢をとる際に本体の背面側から前面側に移動しなければならず、歩行状態から素早く着座することができない。
そこで、座席を本体の背面側に露出させることができるように配置した歩行補助車が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。特許文献2に記載されて歩行補助車では、本体を構成する支柱杆の背面側に座席を回転自在に備え、歩行時に使用者の身体に干渉しない退避位置と着座時に背面側に略水平に延出する露出位置との間に座席を選択的に移動させることができるようにしている。歩行補助車を使用して歩行中の使用者は、座席を退避位置から露出位置に回転させることにより、本体の背面側から移動することなく着座姿勢をとることができる。
特開2001−046452号公報 特開2001−309956号公報
しかしながら、上記特許文献2に開示されているように、本体の背面側において退避位置と露出位置との間に回転自在に座席を備えた従来の歩行補助車では、座席の上方に左右方向について十分な幅の空間を形成することができず、使用者に窮屈な着座姿勢を強いる問題がある。これは、前後方向における本体の中央部に配置される支柱杆は、上端に配置されたハンドルに使用者による押圧力が背面側から作用するとともに、前面側の荷台からの荷物の落下を防止する必要があるため、一般に後傾して配置されており、側面から見て座席の上方に支柱杆の上端部及びハンドルが位置するとともに、座席の側方に支柱杆が位置し、支柱杆の上端部やハンドルが座席に着座した使用者の肩部や頭部に側方から接触するためである。
使用者の肩部や頭部に支柱杆の上端部やハンドルが接触しないようにするためには、左右の支柱杆の間隔を大きくせざるを得ず、本体が大型化して歩行時の操縦性の低下や収納スペースの大型化を招く。
この発明の目的は、歩行時と着座時とで支柱杆の傾斜角度を変えることにより、歩行時の操縦性の低下や収納スペースの大型化の原因となる左右の支柱杆の間隔の拡大化を伴うことなく本体の背面側に座席を露出させることができ、使用者が窮屈な姿勢を強要されることなく歩行姿勢から素早く着座姿勢をとることができる歩行補助車を提供することにある。
この発明は、上記の課題を解決するために、
上端部にハンドルを備えるとともに下端部に第1の車輪を軸支した左右1対の支柱杆と、
上端部が支柱杆の中間部において左右方向の軸廻りに支柱杆の背面側の位置と前面側の位置との間で回転自在に支持されるとともに下端部に第2の車輪を軸支し、左右方向における支柱杆の外側に位置する左右1対の脚杆と、
一端部が支柱杆の中間部の背面側に支持され、脚杆が支柱杆の前面側に移動する動作にともなって上方から支柱杆の上端部及びハンドルが前方に退避する状態で支柱杆の背面側に露出する座席杆と、
一端部が脚杆に軸支されるとともに他端部が座席杆に軸支された左右一対の連動部、及び、左右の連動部における左右の支柱杆の外側に位置する部分に結合された結合部を含む連結杆と、
前記座席杆を支柱杆の背面側に近接した位置に選択的に固定する固定部材と、
を備えたことを特徴とする。
また、上端部にハンドルを備えるとともに下端部に第1の車輪を軸支した左右1対の支柱杆と、
上端部が支柱杆の中間部において左右方向の軸廻りに支柱杆の背面側の位置と前面側の位置との間で回転自在に支持されるとともに下端部に第2の車輪を軸支し、左右方向における支柱杆の外側に位置する左右1対の脚杆と、
一端部が左右1対の脚杆の上端部に一体化され、脚杆が支柱杆の前面側に移動する動作にともなって上方から支柱杆の上端部及びハンドルが前方に退避する状態で支柱杆の背面側に露出し、脚杆が支柱杆の前面側に位置している状態で支柱杆を前傾させて第2の車輪及び第1の車輪を接地させると支柱杆の背面側に略水平に延出した状態になる座席杆と
支柱杆と脚杆との間に前後方向に配置される第1及び第2の連杆を備え、第1の連杆の一端部を支柱杆の中間部に軸支するとともに第2の連杆の一端部を脚杆の中間部に軸支し、第1の連杆の他端部及び第2の連杆の他端部の回転を選択的に規制して互いに軸支し、第1の連杆を下方に付勢する弾性部材を含むリンクと、
を備えたことを特徴とする。
この構成においては、下端部に第2の車輪を軸支した左右1対の脚杆が、上端部にハンドルを備えるとともに下端部に第1の車輪を備える左右1対の支柱杆の背面側の位置と前面側の位置との間に移動する。脚杆の移動は、支柱杆の背面側に位置する座席杆に連結杆を介して又は直接伝達される。
したがって、脚杆が支柱杆の背面側に位置する状態で座席杆を支柱杆の背面に近接する位置に配置しておくと、脚杆が支柱杆の前面側に移動する動作にともなって座席杆が支柱杆の背面側に露出する。脚杆の支柱杆の前面側の位置は、連結杆の結合部と支柱杆との当接、又は、支柱杆と脚杆との杆に前後方向に配置されたリンクの長さによって規定され、脚杆が支柱杆の前面側に位置するか背面側に位置するかに応じて、第1の車輪の接地位置の前方又は後方に選択的に第2の車輪が接地することで側面から見た支柱杆の傾斜角度が変化し、脚杆が支柱杆の前面側に位置しているときには背面側に位置しているときに比較して支柱杆は前傾する。このため、支柱の背面側に露出した座席杆の上方から支柱杆の上端部及びハンドルが前方に退避する。
なお、支柱杆の背面側における座席杆の退避状態は、固定部材又はリンクの弾性部材により、直接又は脚杆を介して選択的に維持される。
この発明の歩行補助車によれば、左右1対の脚杆を支柱杆の背面側から前面側に移動させることによって座席杆を支柱杆の背面側に露出させることができると同時に、支柱杆を前傾させることができ、支柱杆の背面側に露出した座席杆の上方から支柱杆の上端部及びハンドルを前方に退避させるこができる。このため、歩行時と着座時とで支柱杆の傾斜角度を変えることによって、歩行時の操縦性の低下や収納スペースの大型化の原因となる左右の支柱杆の間隔の拡大化を伴うことなく本体の背面側に座席を露出させることができ、使用者が窮屈な姿勢を強要されることなく歩行姿勢から素早く着座姿勢をとることができる。
図1(A)及び(B)は、この発明の第1の実施形態に係る歩行補助車の歩行状態を示す左側面図及び背面図である。この発明の歩行補助車10は、上端部にハンドル11が取り付けられるとともに下端部において第1の車輪2を軸支した左右1対の支柱杆1,1、上端部が支柱杆1,1の中間部において軸支されるとともに下端部において第2の車輪3を軸支した左右1対の脚杆4,4、一端部が支柱杆1,1の背面側に軸支された座席杆5、及び、一端部において脚杆4,4の中間部に軸支されるとともに他端部において座席杆5に軸支された左右1対の連動部6a,6aを結合部6bによって結合した連結杆6を備えている。支柱杆1,1、脚杆4,4、座席杆5及び連結杆6は、一例として、金属製円筒形状のパイプを素材として形成されている。
左右の脚杆4,4のそれぞれは、前後方向から見て略逆L字型形状を呈している。脚杆4,4の上部の水平部分は、支柱杆1,1の中間部に外嵌した支持部材1a,1aを外側から貫通した後、コの字型を呈する座席杆5の左右の開放端のそれぞれが嵌入する左右の軸部材5a,5aを外側から貫通している。この結果、脚杆4,4の水平部分に対して支持部材1a,1a及び軸部材5a,5aが回転自在に外嵌している。したがって、脚杆4,4及び座席杆5は、同軸上において回転自在にされている。座席杆5の内側には板状の座席12が固定されている。なお、左右の脚杆4,4における水平部分には、左右の軸部材5a,5aの間で中空パイプがカシメにより外嵌しており、左右の脚杆4,4は一体化されている。また、支柱杆1,1の前面側には、荷物を収納できるようにされている。
図1(B)に示すように、脚杆4,4は、前後方向から見て支柱杆1,1の外側に位置している。連結杆6の結合部6bは、左右の連動部6a,6aにおいて支柱杆1,1の外側に位置する部分を結合する。したがって、結合部6bの一部は、支柱杆1,1の背面側に位置している。
図1に示す歩行状態では、脚部4,4は支柱杆1,1の背面側に位置しており、第1の車輪2を前輪とするとともに第2の車輪3を後輪として、支柱杆1,1が後傾した姿勢となる。支柱杆1,1の背面側に位置する使用者がハンドル11,11を把持して押すことにより、歩行補助車10が前面側に走行する。このとき、座席杆5は、連結杆6を介して上方に押し上げられており、側面から見て支柱杆1,1の背面側に沿う退避位置にある。一方(図1に示す例では左側)の支柱杆1の側面には固定部材7が軸支されている。固定部材7には、座席杆5の側面から突出した突起5bに係合する凹部が形成されている。固定部材7の凹部を突起5bに係合させることにより、座席杆5が座席12とともに下方に回転することを防止して座席杆5を退避位置に固定する。
図2は、上記第1の実施形態に係る歩行補助車の着座状態を示す左側面図である。図1に示した歩行状態から着座状態にする場合には、固定部材7を回転させて突起5bに対する凹部の係合を解除し、座席杆5を座席12とともに図1中の矢印Aで示す下方向に回転させる。座席杆5の回転は、連結杆6を介して脚杆4,4に伝達され、脚杆4,4は支持部材1a,1aを中心として図1中の矢印B方向に回転する。座席杆5及び脚杆4,4の回転は連結杆6の結合部6bが支柱杆1,1の背面側に当接するまで継続し、脚杆4,4は第2の車輪3とともに支柱杆1,1の背面側から前面側に移動する。
連結杆6の結合部6bが支柱杆1,1の背面側に当接して脚杆4,4が支柱杆1,1の前面側に位置している状態で、支柱杆1,1を前傾させて第2の車輪3及び第1の車輪2を接地させると、図2に示すように、支柱杆1,1の背面側に座席杆5が座席12とともに略水平に延出した状態になる。このとき、座席12の上方には支柱杆1,1の上端部及びハンドル11,11は存在しない。また、座席12の側方にも支柱杆1,1が存在しない。このため、座席12の上方及び側方には十分な空間が確保され、使用者は窮屈な姿勢を強いられることなく座席12に着席できる。また、座席12の側方に支柱杆1,1が存在しなくなるため、左右の支柱杆1,1の間隔が十分に広くない場合でも使用者は座席12に無理なく着席できるため、歩行補助車10を小型に構成することができ、歩行時の操縦性を向上させることができるとともに、比較的小さなスペースに収納することができる。
なお、支柱杆1,1の前面側に固定バンドを備えることにより、図2に示す着座状態でも支柱杆1,1の前面側に保持された荷物が落下することを防止できる。
図3(A)及び(B)は、この発明の第2の実施形態に係る歩行補助車の歩行状態及び着座状態を示す左側面図である。この実施形態に係る歩行補助車20は、上端部にハンドル31が取り付けられるとともに下端部において第1の車輪22を軸支した左右1対の支柱杆21,21、上端部が支柱杆21,21の中間部において軸支されるとともに下端部において第2の車輪23を軸支した左右1対の脚杆24,24、一端部が支柱杆21,21の背面側に軸支された座席杆25、及び、一方(図3に示す例では左側)の支柱杆21と脚杆24との間に配置されたリンク26を備えている。支柱杆21,21、脚杆24,24及び座席杆25は、一例として、金属製円筒形状のパイプを素材として形成されている。
脚杆24,24は、前後方向から見て略L字型形状を呈している。脚杆24,24の上部の水平部分は、支柱杆21,21の背面側に固定された支持部材21a,21aに軸支されている。脚杆24,24と座席杆25とは結合部材27,27を介して一体にされている。したがって、脚杆24,24及び座席杆25は結合部材27,27とともに支柱杆21,21の中間部において回転自在にされている。座席杆25は、図1に示した歩行補助車10の座席杆5と略同様の形状を呈し、内側に板状の座席を備えている。
リンク26は、第1の連杆26a、第2の連杆26b、ストッパ26c及び弾性部材26dを備えている。一例として、第1の連杆26a、第2の連杆26b及びストッパ26cは、金属製平板を素材として形成されている。第1の連杆26aの一端部26abは、支柱杆21に軸支されている。第2の連杆26bの一端部26bbは、脚杆24に軸支されている。第1の連杆26aの他端部26aa及び第2の連杆26bの他端部26baは、ストッパ26cに軸支されている。
図4(A)〜(C)に示すように、ストッパ26cは、下面が開放したコの字型断面を呈し、両端から第1の連杆26aの端部26aa及び第2の連杆26bの端部26baが挿入される。端部26aa及び端部26baは半円弧状に形成されている。ストッパ26cは、単一のピン26caによって内部において第1の連杆26aの端部26aa及び第2の連杆26bの端部26baを軸支している。ストッパ26c上面の内側面は、第1の連杆26a及び第2の連杆26bの上面に当接している。これによって、ストッパ26cは、ストッパ26cが下方に移動する方向(矢印F,G方向)への第1の連杆26a及び第2の連杆26bの回転を規制している。ストッパ26cの上面の長手方向における中央部は、部分円弧状に上方に突出している。これによって、ストッパ26cは、ストッパ26cが上方に移動する方向(矢印C,D方向)への第1の連杆26a及び第2の連杆26bの回転を許容している。
弾性部材26dは、一端を支柱杆21に他端を第1の連杆26aに係止しており、第1の連杆26aを下方(矢印F方向)に付勢している。この結果、第1の連杆26a及び第2の連杆26bは、支柱杆21と脚杆24との間で直線状の姿勢を維持する。
図3(A)に示す歩行状態では、脚部24,24は支柱杆21,21の背面側に位置しており、第1の車輪22,22を前輪とするとともに第2の車輪23,23を後輪として、支柱杆21,21が後傾した姿勢となる。支柱杆21,21の背面側に位置する使用者がハンドル31を把持して押すことにより、歩行補助車20が前面側に走行する。このとき、脚杆24,24及び座席杆25は、支柱杆21と脚杆24との間で直線状の姿勢をとるリンク26の第1の連杆26a及び第2の連杆26bによって回転を規制されており、座席杆25は側面から見て支柱杆21,21の背面側に沿う退避状態を維持する。
図3(A)に示した歩行状態から着座状態にする場合には、リンク26における第1の連杆26aを、弾性部材26dの弾性力に抗して図3(A)及び図4(B)中に矢印Cで示す上方向に回転させる。第1の連杆26aが矢印C方向に回転すると、第2の連杆26bもピン26caの位置を中心に矢印D方向に回転し、これに伴って脚杆24,24及び座席杆25が矢印E方向に回転する。
このとき、弾性部材26dの弾性力は、側面から見て第1の連杆26aが支柱杆21に重なるまで徐々に増加して第1の連杆26aの矢印C方向の回転の抵抗として作用するが、第1の連杆26aが支柱杆21を前面側に越えた時点で第1の連杆26aを矢印C方向に回転させる方向に作用する。側面から見て第1の連杆26aが支柱杆21に重なったときに第2の連杆26b及び脚杆24,24も支柱杆21,21に重なり、第1の連杆26aが支柱杆21を前面側に越えた時に第2の連杆26b及び脚杆24,24も支柱杆21,21を前面側に超える。
そして、第1の連杆26aが180度回転したとき、第2の連杆26bもストッパ26cのピン26caを中心に矢印D方向に180度回転し、支柱杆21の前面側で直線状の姿勢をとる。この状態で弾性部材26dの弾性力は第1の連杆26aを下方に回転させる方向に作用するが、第1の連杆26aの下方への回転はストッパ26cによって規制されており、第1の連杆26a及び第2の連杆26bの直線状態が維持される。
支柱杆21の前面側で第1の連杆26a及び第2の連杆26bが直線状態となり、脚杆24が支柱杆21の前面側に位置している状態で、支柱杆21,21を前傾させて第2の車輪23,23及び第1の車輪22,22を接地させると、図3(B)に示すように、支柱杆21,21の背面側に座席杆25が略水平に延出した状態になる。このとき、座席杆25の上方には支柱杆21,21の上端部及びハンドル31,31は存在しない。また、座席杆25の側方にも支柱杆21,21が存在しない。このため、座席杆25の上方及び側方には十分な空間が確保され、使用者は窮屈な姿勢を強いられることなく座席に着席できる。また、座席杆25の側方に支柱杆21,21が存在しなくなるため、左右の支柱杆21,21の間隔が十分に広くない場合でも使用者は座席に無理なく着席できるため、歩行補助車20を小型に構成することができ、歩行時の操縦性を向上させることができるとともに、比較的小さいスペースに収納することができる。
なお、第1及び第2の実施形態に係る歩行補助車において、側面から見て脚杆4,4及び24,24が支柱杆1,1及び21,21に十分に接近した状態で、脚杆4,4及び24,24を支柱杆1,1及び21,21に固定する部材を設けることにより、歩行補助車10及び20を前後方向に折り畳んだ状態に固定できるようにし、十分に小さいスペースに収納できるようにしてもよい。
この発明の第1の実施形態に係る歩行補助車の歩行状態における左側面図及び背面図である。 上記歩行補助車の着座状態の左側面図である。 この発明の第2の実施形態に係る歩行補助車の歩行状態及び着座状態における左側面図である。 上記第2の実施形態に係る歩行補助車のリンクの構成を示す平面図、左側面図及び底面図である。
符号の説明
1,21 支柱杆
2,22 第1の車輪
3,23 第2の車輪
4,24 脚杆
5,25 座席杆
6 連結杆
7 固定部材
10,20 歩行補助車
12 座席
26 リンク
26a 第1の連杆
26b 第2の連杆
26d 弾性部材
27 連結部材

Claims (2)

  1. 上端部にハンドルを備えるとともに下端部に第1の車輪を軸支した左右1対の支柱杆と、
    上端部が支柱杆の中間部において左右方向の軸廻りに支柱杆の背面側の位置と前面側の位置との間で回転自在に支持されるとともに下端部に第2の車輪を軸支し、左右方向における支柱杆の外側に位置する左右1対の脚杆と、
    一端部が支柱杆の中間部の背面側に支持され、脚杆が支柱杆の前面側に移動する動作にともなって上方から支柱杆の上端部及びハンドルが前方に退避する状態で支柱杆の背面側に露出する座席杆と、
    一端部が脚杆に軸支されるとともに他端部が座席杆に軸支された左右一対の連動部、及び、左右の連動部における左右の支柱杆の外側に位置する部分に結合された結合部を含む連結杆と、
    前記座席杆を支柱杆の背面側に近接した位置に選択的に固定する固定部材と、
    を備えたことを特徴とする歩行補助車。
  2. 上端部にハンドルを備えるとともに下端部に第1の車輪を軸支した左右1対の支柱杆と、
    上端部が支柱杆の中間部において左右方向の軸廻りに支柱杆の背面側の位置と前面側の位置との間で回転自在に支持されるとともに下端部に第2の車輪を軸支し、左右方向における支柱杆の外側に位置する左右1対の脚杆と、
    一端部が左右1対の脚杆の上端部に一体化され、脚杆が支柱杆の前面側に移動する動作にともなって上方から支柱杆の上端部及びハンドルが前方に退避する状態で支柱杆の背面側に露出し、脚杆が支柱杆の前面側に位置している状態で支柱杆を前傾させて第2の車輪及び第1の車輪を接地させると支柱杆の背面側に略水平に延出した状態になる座席杆と、
    支柱杆と脚杆との間に前後方向に配置される第1及び第2の連杆を備え、第1の連杆の一端部を支柱杆の中間部に軸支するとともに第2の連杆の一端部を脚杆の中間部に軸支し、第1の連杆の他端部及び第2の連杆の他端部の回転を選択的に規制して互いに軸支し、第1の連杆を下方に付勢する弾性部材を含むリンクと、
    を備えたことを特徴とする歩行補助車。
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