JP2007159761A - 車いす - Google Patents

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Abstract

【課題】使用状態への移行操作及び収納状態への移行操作が、いずれも足だけで可能とされた転倒防止機構及び車いすの提供。
【解決手段】 車いす1は、後方延出部31と、この後方延出部31の下方に設けられ、上下方向に回動可能な状態で設けられた転倒防止部材33と、架橋部材37と付勢部材49とを有する。転倒防止部材33は、転倒防止位置Xと収納位置Yとをとりうる。車いす1は、架橋部材37を回動させることにより、転倒防止部材33が収納位置Yから転倒防止位置Xへと移行されると同時に架橋部材37が係合部51と係合しうるように構成されている。車いす1は、転倒防止位置Xとされた転倒防止部材33を下方に回動させることにより、架橋部材37と係合部51との係合が解除されるように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、転倒防止機能を有する車いすに関する。
一般的な車いすは、後方に転倒する可能性を有している。特開2001−314450公報は、転倒防止機構を備えた車いすを開示する。この転倒防止機構は、通常の車いすに設けることができ、汎用性が高い。
特開2001−314450公報
前述したように、車いすの後方への転倒は防止されるのが好ましい。一方、段差を乗り越える際に、介護者は、車いすを後方に傾倒させ、前輪を浮かせる場合がある。よって、転倒防止機構が収納可能とされた車いすは、後方に傾倒させやすくなるので、段差を乗り越えやすくなる。
使用状態の転倒防止機構を収納したり、収納状態から使用状態へと移行させたりする際には、操作が必要である。この操作は、通常、介助者が行う。転倒防止機構の操作が手によりなされる場合、介助者はグリップから手を離して転倒紡機機構を操作しなければならない。転倒防止機構の操作が足のみで可能であれば、介助者はグリップから手を離すことなく転倒防止機構を操作することができる。転倒防止機構の操作が足のみで可能であれば、車いすの安全性が高まる。
本発明の目的は、使用状態への移行操作及び収納状態への移行操作が、いずれも足だけで可能とされた車いす及び転倒防止機構の提供にある。
車いすに係る本願発明は、車体の後部から後方にむかって延出する後方延出部と、この後方延出部の下方に設けられ、車体の後部から後方に延出するとともに、上下方向に回動可能な状態で設けられ、転倒防止位置及びこの転倒防止位置よりも上方である収納位置を採り得る転倒防止部材と、上記後方延出部又は上記転倒防止部材に回動可能に設けられるとともに、上記後方延出部と上記転倒防止部材との間に架け渡されることにより上記転倒防止部材の上方への回動を規制しつつ上記転倒防止部材を上記転倒防止位置で支持しうる架橋部材と、上記後方延出部又は上記転倒防止部材に設けられ、上記架橋部材と係合して上記架橋部材の回動を規制しうる係合部と、転倒防止部材を上記収納位置に向かって付勢する付勢部材とを備える。この車いすは、上記架橋部材を回動させることにより、上記転倒防止部材が上記収納位置から上記転倒防止位置へと移行されると同時に上記架橋部材が上記係合部と係合しうるように構成されている。この車いすは、上記転倒防止位置とされた上記転倒防止部材を下方に回動させることにより、上記架橋部材と上記係合部との係合が解除されるように構成されている。
好ましくは、上記架橋部材は、上記後方延出部に設けられるとともに、自重により回動しうるように構成されている。好ましくは、上記係合部は、上記転倒防止部材に設けられている。好ましくは、上記架橋部材が上記係合部と係合した状態において、上記架橋部材の重心は、架橋部材の回動軸線を含む鉛直面の面外に位置する。好ましくは、上記転倒防止位置とされた上記転倒防止部材を下方に回動させることにより、上記架橋部材は自重により回転し、この回転により上記架橋部材と上記係合部との係合が解除されうる。
好ましくは、上記架橋部材が上記係合部と係合した状態において、上記架橋部材の重心は、架橋部材の回動軸線を含む鉛直面よりも上記転倒防止部材の回動中心側に位置する。好ましくは、上記転倒防止位置とされた上記転倒防止部材を下方に回動させることにより、上記架橋部材は自重により回転し、この回転により上記架橋部材と上記係合部との係合が解除されるとともに、上記付勢部材の付勢力により、上記係合部が上記転倒防止部材の自由端方向に回動しつつ上記転倒防止部材が上記収納状態とされる。
好ましくは、上記架橋部材の自由端側の端部に、車いすの左右方向内側に向かって突出する足踏み部が設けられている。
好ましくは、上記係合部が凹部を有する。
車いすの転倒防止機構に係る本発明は、その一端部が車いすに固定される後方延出部と、この後方延出部の下方に設けられ、その一端部が車いすに上下方向に回動可能に設けられたとき、転倒防止位置及びこの転倒防止位置よりも上方である収納位置を採り得る転倒防止部材と、上記後方延出部又は上記転倒防止部材に回動可能に設けられるとともに、上記後方延出部と上記転倒防止部材との間に架け渡されることにより上記転倒防止部材の上方への回動を規制しつつ上記転倒防止部材を上記転倒防止位置で支持しうる架橋部材と、上記後方延出部又は上記転倒防止部材に設けられ、上記架橋部材と係合して上記架橋部材の回動を規制しうる係合部と、転倒防止部材を上記収納位置に向かって付勢する付勢部材とを備える。この転倒防止機構は、上記架橋部材を回動させることにより、上記転倒防止部材が上記収納位置から上記転倒防止位置へと移行されると同時に上記架橋部材が上記係合部と係合しうるように構成されている。この転倒防止機構は、上記転倒防止位置とされた上記転倒防止部材を下方に回動させることにより、上記架橋部材と上記係合部との係合が解除されるように構成されている。
本発明によれば、転倒防止部材の収納が可能となる。更に、本発明によれば、転倒防止機構の操作が足だけで可能となる。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。なお、以下の説明において、車いすの左右方向を、単に左右方向ともいう。
図1は、本発明の第一実施形態に係る車いす1が示された左側面図である。この車いす11は、既知の車いすと同様に、ハンドグリップ3、メインフレーム5、前輪7、後輪9、フットレスト11及びアームレスト13を備えている。図1において、後輪9は二点鎖線で簡略的に記載されている。前輪7は自由輪であり、後輪9は固定輪である。メインフレーム5は、背パイプ15、アームパイプ17、フロントパイプ19、バックパイプ21、ベースパイプ23及びシートサイドパイプ25を備えている。また、図示は省略されているが、車いす1は、背シート、座シート、レッグレスト、スカートガード、安全ベルト、介助ブレーキ、ハンドリム等を備えている。座シート(図示省略)は、座フレーム27に設けられている。座フレーム27は、メインフレーム5とは別体である。座フレーム27は、左右一対で設けられている。左右に設けられた座フレーム27のそれぞれは、略棒状の部材である。メインフレーム5等は、車いす1の車体の一部を構成する。
図示は省略されているが、車いす1は、折りたたみ機構を有する。左右一対のメインフレーム5及び左右一対の座フレーム27は、図示されないクロスメンバーで連結されている。クロスメンバーは、左側のベースパイプ23と右側の座フレーム27とを連結し、且つ、右側のベースパイプ23と左側の座フレーム27とを連結する。車いす1が折りたたまれた状態では、座フレーム27はメインフレーム5のシートサイドパイプ25から上方に離れる。車いす1を広げると、座フレーム27は、シートサイドパイプ25上に固定された受け具29に当接して支持される。背シート、座シート及びレッグレストは、シート状部材であり、折りたたまれうる。これらの構造は、既存の車いすと同様である。
メインフレーム5には、後方延出部31が固定されている。後方延出部31は、左右一対のメインフレーム5のそれぞれに固定されている。この固定は、溶接による固定でもよく、ネジ止め等でもよい。後方延出部31は、メインフレーム5の後部から後方に向かって延出している。後方延出部31は、略真っ直ぐな棒状の部材である。後方延出部31の一端部がメインフレーム5に固定されている。後方延出部31の形状及び配置は、通常の車いすに設けられているティッピングレバーに近似している。通常のティッピングレバーが後方延出部31とされてもよい。後述される転倒防止部材33の設置スペースを確保するため、後方延出部31は、通常の車いすのティッピングレバーよりも上方に配置されているのが好ましい。又は、転倒防止部材33の設置スペースを確保するため、後方延出部31は、後方に向かって上向きに傾斜して設けられているのが好ましい。
メインフレーム5には、転倒防止部材33が設けられている。転倒防止部材33は、後方延出部31の下方に設けられている。この転倒防止部材33は、左右一対で設けられている。転倒防止部材33は、メインフレーム5の後部から後方に延出している。転倒防止部材33は、上下方向に回動可能な状態でメインフレーム5に設けられている。転倒防止部材33の回動軸線(図示省略)は、車いす1の左右方向に略沿った向きに配向している。転倒防止部材33の回動面は、略鉛直方向に配向する。後方延出部31は、転倒防止部材33の回動面内に位置する。転倒防止部材33の回動中心C1は、後方延出部31とメインフレーム5との連結部分の近傍に位置している。
転倒防止部材33は、全体として略真っ直ぐな棒状部材である。転倒防止部材33の自由端側の端部には、車輪35が回転自在に設けられている。車輪35の回転軸線は、車いす1の左右方向と略平行である。車輪35は、転倒防止部材33の端部が接地した際の接地抵抗を緩和し、車いす1の円滑な操作に寄与する。
転倒防止部材33は、上下方向に回動されることにより、転倒防止位置X及びこの転倒防止位置Xよりも上方である収納位置Yを採り得る。図1において、転倒防止位置Xの転倒防止部材33が実線で示され、収納位置Yの転倒防止部材33が破線で示されている。上下方向の回動により、転倒防止部材33は転倒防止位置Xと収納位置Yとの間を回動する。転倒防止部材33が転倒防止位置Xにあるとき、転倒防止部材33は転倒防止機能を発揮する。転倒防止部材33が収納位置Yにあるとき、車いす1を後方に傾動させて前輪を浮かすことが容易となる。
図2は、転倒防止部材33近傍の斜視図である。この斜視図は、左右一対の転倒防止機構50のうち右側の転倒防止機構50を、車いす1の左右方向内側から見た図である。よって、図2においては、後方延出部31や転倒防止部材33等の背後に右の後輪9が位置する。図2は、転倒防止部材33が転倒防止位置Xとされた状態の図である。図3は、転倒防止部材33が転倒防止位置Xとされた状態における拡大側面図である。図4は、転倒防止部材33が収納位置Yとされた状態における拡大側面図である。図2〜図4は、左右一対で設けられた転倒防止機構のうち、右側の転倒防止機構を内側(車いす1の左右方向内側)から見た図である。図1は、左右一対で設けられた転倒防止機構のうち、左側の転倒防止機構を外側(車いす1の左右方向外側)から見た図である。
後方延出部31には、架橋部材37が回動可能に設けられている。架橋部材37の回動軸線は、車いす1の左右方向と略平行である。転倒防止部材33の回動平面と、架橋部材37の回動平面とは、略重複している。なお、後述されるように、架橋部材37は、転倒防止部材33に回動可能に設けられていても良い。
図2が示すように、架橋部材37は、内側部材39及び外側部材41を有する。内側部材39の一端部(上端部)は、後方延出部31の左右方向内側に配置されている。一方、外側部材41の一端部(上端部)は、後方延出部31の左右方向外側に配置されている。
架橋部材37は、後方延出部31に回動可能に設けられている。架橋部材37は、回動軸43により後方延出部31に軸止されている。架橋部材37の回動軸43は、内側部材39、後方延出部31及び外側部材41を貫通している。なお、架橋部材37は、転倒防止部材33に回動可能に設けられていてもよい。
架橋部材37は軸体45を有する。図2が示すように、内側部材39の他端部(下端部)と外側部材41の他端部(下端部)とは、軸体45により連結されている。軸体45は、円柱状の部材である。軸体45は、内側部材39の他端部(下端部)と外側部材41の他端部(下端部)とを貫通している。
架橋部材37は、軸体45を挿通しうる予備穴46を有する。軸体45を予備穴46に差し替えることより、転倒防止位置Xにおける浮き高さh1(図1参照)が調整されうる。メインフレーム5は、後輪9の車軸の高さを調整できるように、複数の車軸挿通穴48を有している。予備穴46により、後輪9の車軸の高さや後輪9の外径等に対応させて浮き高さh1を調整することができる。
なお、転倒防止機能を高める観点から、転倒防止位置Xにおける浮き高さh1(図1参照)は60mm以下とされるのが好ましい。車いす1の操作性を高める観点から、浮き高さh1は5mm以上とされるのが好ましい。前輪を浮かせ易くして段差を乗り越えやすくする観点から、収納位置Yにおける浮き高さh2(図1参照)は100mm以上とされるのが好ましい。浮き高さh1を低くする観点から、浮き高さh2は140mm以下とされるのが好ましい。
図2が示すように、架橋部材37は、足踏み部47を有する。足踏み部47は、軸体45の左右方向内側端部に設けられている。足踏み部47は、架橋部材37の自由端側の端部に設けられている。車いす1の左右方向内側に向かって突出している。この突出により、足踏み部47は介助者等が足で踏みやすい構成とされている。滑りにくさの観点から、足踏み部47はゴム又は樹脂により作製されてもよい。
架橋部材37は、自重により回動しうるように構成されている。架橋部材37は、後方延出部31に対して無限に自由回転可能とされている。架橋部材37の回動軸43は、架橋部材37をほとんど締め付けていない。架橋部材37が回動する際において、架橋部材37と後方延出部31との間に作用する抵抗力は、少ない。架橋部材37は、回動軸43を介して後方延出部31にぶら下がっている。
架橋部材37が転倒防止部材33と接触していない状態(以下、自由状態ともいう)において、架橋部材37は、その重心が架橋部材37の回動軸線Z1(回動軸43の軸線に略等しい)を含む鉛直面内に位置するような姿勢(以下、鉛直姿勢ともいう)となる。つまり、本実施形態の架橋部材37について言えば、自由状態において、架橋部材37は、その長手方向N(図3参照)が鉛直方向を向くような姿勢となる。よって、自由状態において、架橋部材37の重心が、架橋部材37の回動軸線Z1を含む鉛直面の面内に無い場合には、架橋部材37は自重により(架橋部材37に作用する重力により)回転し、鉛直姿勢となる。つまり、自由状態において、架橋部材37の長手方向が傾斜している場合は、架橋部材37は自重により回動し、その長手方向Nが鉛直方向を向く姿勢となる。
後方延出部31と架橋部材37とは、付勢部材49により連結されている。付勢部材49は、コイルスプリングである。付勢部材49の長手方向長さは、転倒防止部材33が収納位置Yにあるときに最短となる。この最短長さよりも長くされた付勢部材49は、縮もうとする。付勢部材49は、転倒防止部材33を収納位置Yに向かって常時付勢している。付勢部材49は、転倒防止部材33を後方延出部31側に常時付勢している。
転倒防止部材33には、係合部51が設けられている。図4が示すように、この係合部51は、凹部53を有する。係合部51は、丸パイプよりなる転倒防止部材33の胴部に溶接されている。係合部51は、転倒防止部材33の回動中心側に位置する第一の凸部55と、転倒防止部材33の自由端側に位置する第二の凸部57との間に形成されている。転倒防止部材33が転倒防止位置Xにあるとき、架橋部材37の自由端側の端部が係合部51と係合している。具体的には、架橋部材37の軸体45が凹部53と係合している。凹部53の形状は、軸体45の形状と略対応している。凹部53に軸体45が落ち込むことにより、架橋部材37と係合部51との係合は、付勢部材49による付勢力によっても解除されない。なお、後述されるように、係合部51は後方延出部31に設けられてもよい。
架橋部材37が係合部51と係合すると、架橋部材37の回動が規制される。架橋部材37と係合部51との係合状態は、付勢部材49による付勢力によっても解除されないように構成されている。架橋部材37の回動が規制されることにより、転倒防止部材33の上方への回動が規制される。この上方への回動規制と、付勢部材49の上方への付勢とにより、転倒防止部材33が転倒防止位置Xにある状態が維持されうる。転倒防止位置Xにある転倒防止部材33は、車いす1が後方に倒れた際に接地し、車いす1が後方に転倒することを防止する。本実施形態に係る転倒防止機構50は、転倒防止部材33、後方延出部31、架橋部材37、付勢部材49及び係合部51を備えている。
架橋部材37が係合部51と係合した状態を、以下において使用状態ともいう。この使用状態は、転倒防止部材33が転倒防止位置Xにある状態である。使用状態において、架橋部材37の重心(図示省略)は、架橋部材37の回動軸線Z1を含む鉛直面P1(図3参照)上に無い。使用状態において、架橋部材37の重心は、鉛直面P1よりも回動中心C1側に位置する。回動中心C1とは、転倒防止部材33の回動中心である。
使用状態において、転倒防止部材33に下向きの外力を与えると、転倒防止部材33は付勢部材49の付勢力に反して下方向に回動しうる。足により転倒防止部材33を踏むことで、この下方向への回動は容易になされる。足により踏まれる部位は、例えば転倒防止部材33の車輪35である。転倒防止部材33が転倒防止位置Xよりも下方向への回動されると、架橋部材37は自由状態となりうる。前述したように、自由状態となった架橋部材37は、自重により回動する。具体的には、図3において、架橋部材37は、その長手方向が鉛直方向となるまで回動する。自重に基づく架橋部材37の回動により、架橋部材37は、その重心が鉛直面P1の面内に位置する姿勢(鉛直姿勢)となる。この回動により、架橋部材37と係合部51との係合が解除される。具体的には、架橋部材37の軸体45と凹部53との係合が解除される。
架橋部材37が鉛直姿勢となった状態で、転倒防止部材33への下向きの外力の付与を停止する。具体的には、足が転倒防止部材33から離される。そうすると、付勢部材49の付勢力により、転倒防止部材33は上方向に回動する。この上方向の回動により、転倒防止部材33は、鉛直姿勢となった架橋部材37に当接する。この当接状態は、以下において初期当接状態とも称される。初期当接状態において、転倒防止部材33の長手方向は、車いす1の後方に向かって下がるように傾斜している。初期当接状態において、架橋部材37と当接する転倒防止部材33の表面は、車いす1の後方に向かって下がるように傾斜している。換言すれば、初期当接状態において、架橋部材37と当接する転倒防止部材33の表面は、係合部51から遠ざかるほど回動中心C2(架橋部材37の回動中心C2)から遠くなるように傾斜している。この傾斜により、付勢部材49の付勢力が転倒防止部材33から架橋部材37へと与える力は、架橋部材37を係合部51(の凹部53)から遠ざける方向(図3においては、反時計回り)に回動させる。この傾斜により、架橋部材37における転倒防止部材33との当接部(具体的には軸体45)は、係合部51から遠ざかる方向(転倒防止部材33の自由端側)に移動すると同時に、転倒防止部材33は上記初期当接状態よりも更に上方に回動する。このように、初期当接状態の架橋部材37が、付勢部材49の付勢力により係合部51に戻ってしまう不都合は抑制されている。
なお、転倒防止部材33は、傾斜面60を有している。傾斜面60は、係合部51の第二の凸部57に設けられている。この傾斜面60は、前述した初期当接状態において架橋部材37と当接する位置に設けられている。この傾斜面60は、上記傾斜(係合部51から遠ざかるほど回動中心C2から遠くなるような傾斜)の傾斜角度を大きくしている。この傾斜面60は、上記不都合(初期当接状態の架橋部材37が、付勢部材49の付勢力により係合部51に戻ってしまう不都合)の抑制に役立つ。
初期当接状態よりも係合部51から遠ざかる方向に回動した架橋部材37は、付勢部材49の付勢力により更に回動する。この回動は、転倒防止部材33の上方向への回動と連動してなされる。転倒防止部材33の上方への回動は、付勢部材49の付勢力によりなされる。付勢部材49により、転倒防止部材33は収納位置Yにまで回動する。架橋部材37の軸体45は、転倒防止部材33上を摺動しつつ、転倒防止部材33の自由端方向に移動する。最終的には、転倒防止部材33は収納位置Yとなる。転倒防止部材33が収納位置Yとなった状態は、収納状態とも称される。このように、使用状態から収納状態への移行は、足のみの操作により容易になされうる。
収納状態から使用状態への移行は、以下のようになされる。この収納状態(図4が示す状態)における架橋部材37を回動させることにより、収納状態から使用状態へと移行させることができる。この架橋部材37の回動の方向は、車いす1の前方に向かう方向である。この回動は、収納状態における架橋部材37の自由端側を足で踏むことにより容易になされうる。足踏み部47は、足による架橋部材37の回動を容易とする。架橋部材37には、使用状態に至るまで外力を加え続ける。この外力により、付勢部材49の付勢力に抗して架橋部材37が回動し、この回動に連動して転倒防止部材33が下方に回動する。架橋部材37の自由端側の端部(本実施形態では軸体45)は、架橋部材37の回動に連動して転倒防止部材33上を摺動し、傾斜面60上を通過して係合部51と係合する。架橋部材37が係合部51と係合した時点で、架橋部材37への外力の付与が停止される。このように、車いす1では、架橋部材37を回動させることにより、転倒防止部材33が収納位置Yから転倒防止位置Xへと移行されると同時に架橋部材37が係合部51と係合しうるように構成されている。よって、収納状態から使用状態への移行も、足のみの操作で容易になされうる。
なお、係合部51の形状は、架橋部材37の係合が容易となるようにされている。傾斜面60と、傾斜面60よりも自由端側(転倒防止部材33の自由端側)における胴部34の表面との間には、ほとんど段差がない。また、傾斜面60は、緩やかである。この緩やかな斜面は、収納状態から使用状態への移行における架橋部材37と係合部51との係合を円滑とする。回動中心C1側に位置する第一の凸部55の高さは、自由端側に位置する第二の凸部57の高さよりも高い。この高さの差は、収納状態における架橋部材37を係合部51に係合させる際の円滑性を高め、且つ、使用状態における架橋部材37の軸体45が第一の凸部55を乗り越えることを抑制する。
前述した自由状態における架橋部材37の回動は、上記実施形態のように自重による回動でもよく、自重以外の回動でもよい。例えば、自由状態における架橋部材37の回動は、付勢部材による回動でもよい。この付勢部材として、ねじりバネ、圧縮バネ、引っ張りバネ等が挙げられる。この付勢部材を用いた構成として、例えば、付勢部材により架橋部材37が転倒防止部材33の自由端側(図3及び図4における反時計回り方向)に回動するように付勢されていてもよい。この場合、収納状態から使用状態への移行の際に、付勢部材の回動付勢力に打ち勝つ外力を架橋部材37に与えて、架橋部材37を係合部51に向かって回動させればよい。架橋部材37の回動に付勢部材を用いた構成では、前述した実施形態のように、使用状態における架橋部材37の重心位置を考慮する必要がない。一方、前述した実施形態のように、架橋部材37を自重により回動させる構成は、架橋部材37を回動させる付勢部材等の部材を不要とし、構造の簡素化、軽量化及び低コスト化に寄与しうる。
転倒防止部材33に作用した接地荷重を効率的に支持するとともに、この接地荷重により架橋部材37と係合部51との係合が外れることを防止する観点から、使用状態における架橋部材37の長手方向と転倒防止部材33の長手方向とのなす角度θ(図3参照)は、70度以上110度以下が好ましく、80度以上100度以下がより好ましい。
架橋部材37が転倒防止部材33に回動可能に設けられるとともに、係合部が後方延出部31に設けられてもよい。この場合、例えば、自由状態における架橋部材37の回動は、自重によってもよいし、前述したねじりバネ等による回動付勢力によってもよい。自重による場合として、例えば、架橋部材37と係合部51との係合を解除する際には、転倒防止部材33を足で踏んで下方に回動させ、架橋部材37を自由状態とし、架橋部材37が自重で倒れるようにする構成が採用されうる。この構成において、架橋部材37と係合部51とを係合させる際には、架橋部材37を足で上方に回動させることにより架橋部材37を起立させつつ架橋部材37と係合部51とを係合させることが可能である。
本発明は、自走式車いす及び介助式車いすの両方に適用されうる。
図1は、本発明の第一実施形態に係る車いすの左側面図である。 図2は、図1の車いすの転倒防止機構を車いすの内側からみた斜視図である。 図3は、使用状態における転倒防止機構の側面図である。 図4は、収納状態における転倒防止機構の側面図である。
符号の説明
1・・・車いす
3・・・ハンドグリップ
5・・・メインフレーム
7・・・前輪
9・・・後輪
11・・・フットレスト
13・・・アームレスト
15・・・背パイプ
31・・・後方延出部
33・・・転倒防止部材
37・・・架橋部材
39・・・内側部材
41・・・外側部材
43・・・架橋部材の回動軸
45・・・軸体
47・・・足踏み部
49・・・付勢部材
50・・・転倒防止機構
51・・・係合部
53・・・凹部
55・・・第一の凸部
57・・・第二の凸部
X・・・転倒防止位置
Y・・・収納位置
C1・・・転倒防止部材の回動中心
C2・・・架橋部材の回動中心
P1・・・架橋部材の回動軸線を含む鉛直面
Z1・・・架橋部材の回動軸線
h1・・・使用状態における浮き高さ
h2・・・収納状態における浮き高さ

Claims (6)

  1. 車体の後部から後方にむかって延出する後方延出部と、
    この後方延出部の下方に設けられ、車体の後部から後方に延出するとともに、上下方向に回動可能な状態で設けられ、転倒防止位置及びこの転倒防止位置よりも上方である収納位置を採り得る転倒防止部材と、
    上記後方延出部又は上記転倒防止部材に回動可能に設けられるとともに、上記後方延出部と上記転倒防止部材との間に架け渡されることにより上記転倒防止部材の上方への回動を規制しつつ上記転倒防止部材を上記転倒防止位置で支持しうる架橋部材と、
    上記後方延出部又は上記転倒防止部材に設けられ、上記架橋部材と係合して上記架橋部材の回動を規制しうる係合部と、
    転倒防止部材を上記収納位置に向かって付勢する付勢部材とを備え、
    上記架橋部材を回動させることにより、上記転倒防止部材が上記収納位置から上記転倒防止位置へと移行されると同時に上記架橋部材が上記係合部と係合しうるように構成され、
    上記転倒防止位置とされた上記転倒防止部材を下方に回動させることにより、上記架橋部材と上記係合部との係合が解除されるように構成された車いす。
  2. 上記架橋部材は、上記後方延出部に設けられるとともに、自重により回動しうるように構成され、
    上記係合部は、上記転倒防止部材に設けられ、
    上記架橋部材が上記係合部と係合した状態において、上記架橋部材の重心は、架橋部材の回動軸線を含む鉛直面の面外に位置し、
    上記転倒防止位置とされた上記転倒防止部材を下方に回動させることにより、上記架橋部材は自重により回転し、この回転により上記架橋部材と上記係合部との係合が解除されうる請求項1に記載の車いす。
  3. 上記架橋部材が上記係合部と係合した状態において、上記架橋部材の重心は、架橋部材の回動軸線を含む鉛直面よりも上記転倒防止部材の回動中心側に位置し、
    上記転倒防止位置とされた上記転倒防止部材を下方に回動させることにより、上記架橋部材は自重により回転し、この回転により上記架橋部材と上記係合部との係合が解除されるとともに、上記付勢部材の付勢力により、上記係合部が上記転倒防止部材の自由端方向に回動しつつ上記転倒防止部材が上記収納状態とされる請求項2に記載の車いす。
  4. 上記架橋部材の自由端側の端部に、車いすの左右方向内側に向かって突出する足踏み部が設けられている請求項1に記載の車いす。
  5. 上記係合部が凹部を有する請求項1に記載の車いす。
  6. その一端部が車いすに固定される後方延出部と、
    この後方延出部の下方に設けられたとき、その一端部が車いすに上下方向に回動可能に設けられ、転倒防止位置及びこの転倒防止位置よりも上方である収納位置を採り得る転倒防止部材と、
    上記後方延出部又は上記転倒防止部材に回動可能に設けられるとともに、上記後方延出部と上記転倒防止部材との間に架け渡されることにより上記転倒防止部材の上方への回動を規制しつつ上記転倒防止部材を上記転倒防止位置で支持しうる架橋部材と、
    上記後方延出部又は上記転倒防止部材に設けられ、上記架橋部材と係合して上記架橋部材の回動を規制しうる係合部と、
    転倒防止部材を上記収納位置に向かって付勢する付勢部材とを備え、
    上記架橋部材を回動させることにより、上記転倒防止部材が上記収納位置から上記転倒防止位置へと移行されると同時に上記架橋部材が上記係合部と係合しうるように構成され、
    上記転倒防止位置とされた上記転倒防止部材を下方に回動させることにより、上記架橋部材と上記係合部との係合が解除されるように構成された車いすの転倒防止機構。
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