JP7380003B2 - 自動販売機 - Google Patents

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Description

この発明は、自動販売機に関し、特に、商品を搬送する商品搬出部と、商品搬出部により搬送された商品をガイドするシュートとを備える自動販売機に関する。
従来、商品を搬送する商品搬出部と、商品搬出部により搬送された商品をガイドするシュートとを備える自動販売機が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、商品を搬送する商品搬出部と、商品搬出部により搬送された商品をガイドする前シュータとを備える自動販売機が開示されている。この特許文献1の自動販売機は、キャビネットと、断熱内扉と、商品ラックと、商品搬出部と、シュータ本体とを備えている。
上記特許文献1の断熱内扉は、キャビネットに取り付けられ、キャビネットの前側の開口を開閉するように構成されている。断熱内扉には、商品を搬出するための商品搬出口が形成されている。商品ラックは、キャビネットの内部に配置され、商品を収容するように構成されている。商品ラックは、下方に商品を送り出すように構成されている。シュータ本体は、商品ラックから送り出された商品を受け取るように構成されている。商品搬出部は、シュータ本体により受け取った商品を商品搬出口に向かって搬送するように構成されている。前シュータは、商品搬出部から搬出された商品を商品搬出口にガイドするように構成されている。
特許第5401995号公報
ここで、上記特許文献1には記載されていないが、自動販売機では、従来、商品ラック内の温度を保つために、断熱内扉の商品搬出口を閉じるフラップが、断熱内扉に取り付けられている。一般的に、フラップは、商品搬出部から搬出されて前シュータにより商品搬出口にガイドされた商品に押圧されることにより、商品搬出口を開くように構成されている。
しかしながら、上記特許文献1の自動販売機では、たとえば、軽量の商品が搬出される場合、フラップを十分に押圧することができないことに起因してフラップと前シュートとの間に商品が挟まれてしまうために、商品が商品搬出口から搬出されない場合がある。このため、軽量の商品でも、円滑に商品搬出口から商品を搬出することが望まれている。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、軽量の商品でも、円滑に商品搬出口から商品を搬出することが可能な自動販売機を提供することである。
この発明の一の局面による自動販売機は、筐体と、商品が取り出される商品取出し口を含み、筐体の前面側に配置された外扉と、商品が搬出される商品搬出口と、商品搬出口を閉じ、商品の搬出により商品搬出口を開くフラップとを含み、外扉の後方に配置された内扉と、収容された商品を送り出す商品送出機構を含み、筐体の内部側に配置された商品収納ラックと、商品収納ラックから送り出された商品を受け取り、商品搬出口に向けて商品を搬送する商品搬出部と、商品搬出部により搬送された商品を商品取出し口にガイドするとともに、商品の搬出の際に移動または振動されるシュートとを備え、商品搬出部は、商品搬出口に向かう方向に移動する搬出部材を含み、シュートは、搬出部材によって移動または振動されるように構成される。
この発明の一の局面による自動販売機では、上記のように、商品搬出部により搬送された商品を商品搬出口にガイドするとともに、商品の搬出の際に移動または振動されるシュートを設ける。これにより、軽量の商品が搬出される際に、フラップを十分に押圧することができないことに起因してフラップとシュートとの間に商品が挟まれた場合でも、シュートを移動または振動させることにより、フラップとシュートとの間に挟まれた商品を動かすことができる。また、大型の商品が搬出される際に、商品の寸法が大きいことに起因してフラップとシュートとの間に商品が挟まれた場合でも、シュートを移動または振動させることにより、フラップとシュートとの間に挟まれた商品を動かすことができる。上記したような場合において、フラップとシュートとの間に挟まれた商品を動かすことにより、商品がフラップとシュートとの間に挟まれた状態を解消することができるので、フラップとシュートとの間に挟まれた商品を商品搬出口から搬出することができる。すなわち、シュートを移動または振動させてフラップとシュートとの間に挟まれた商品を動かすことにより、シュートと商品との接触状態を変えることができる。これにより、シュートと商品との摩擦抵抗を減少させることができるので、フラップとシュートとの間に挟まれた商品を商品搬出口から搬出しやすくすることができる。これらの結果、軽量の商品でも、円滑に商品搬出口から商品を搬出することができる。また、シュートを移動または振動させることにより、フラップとシュートとの間に挟まれた商品を動かすことができるので、既存の自動販売機の扉に対して大幅な構造変更を行うことなく、フラップとシュートとの間に挟まれた商品を動かすことができる。その結果、扉の金型の変更などを伴う既存の自動販売機からの大幅な構造変更を抑制することができる。
また、上記一の局面による自動販売機において、好ましくは、シュートは、回動または振動することにより、フラップとシュートとの間に配置された商品を動かすように構成されている。このように構成すれば、シュートを回動または振動させてフラップとシュートとの間に挟まれた商品の姿勢を変えるまたは振動を与えることにより、商品がフラップとシュートとの間に挟まれた状態から脱しやすくさせることができる。その結果、フラップとシュートとの間に挟まれた商品を商品搬出口から容易に搬出することができる。
この場合、好ましくは、商品搬出部は、商品搬出部の上下方向の中央部から外側に向けて突出し、商品搬出部とともに搬送方向に移動して商品をシュートに向かって押し出すように構成され、シュートは、商品搬出部の移動に伴って移動される搬出部材により、回動または振動されるように構成されている。このように構成すれば、商品搬出部の搬出部材をシュートを回動または振動させるための駆動源とすることにより、シュートを回動または振動させるための専用の駆動源を別途設ける場合と比較して、部品点数の増加および構造の複雑化を抑制することができる。
上記シュートが搬出部材により回動または振動されるように構成された自動販売機において、好ましくは、商品搬出部は、搬送方向および搬送方向とは逆方向に駆動可能に構成され、シュートは、商品搬出部の駆動に伴って移動する搬出部材により、搬出部材の搬送方向に沿った方向および搬送方向とは逆方向のうち、少なくとも搬送方向に沿った方向に回動されるように構成されている。このように構成すれば、フラップにより商品が押圧された状態を利用し、シュートにより商品のシュート側の端部を搬送方向に沿った方向に回動させることによって、商品の姿勢を容易に変えることができる。その結果、より円滑に商品搬出口から商品を搬出することができる。
この場合、好ましくは、搬出部材が搬送方向へ移動する際に搬出部材が当接して回動することにより、シュートを押圧して回動させる押圧部材をさらに備える。このように構成すれば、コンベアなどの搬出部材を利用して押圧部材によりシュートを回動させることができるので、容易に繰り返しシュートを回動させることができる。
上記押圧部材を備える自動販売機において、好ましくは、押圧部材は、搬送方向および上下方向に直交する方向に延びる回動軸と、回動軸が取り付けられる押圧部本体と、押圧部本体に設けられ、搬出部材に当接する当接部とを含み、押圧部材は、当接部に搬出部材が当接して押圧部本体が一方向に回動することにより、押圧部本体がシュートを押圧してシュートを回動させるように構成されている。このように構成すれば、当接部および押圧部本体により、当接部と搬出部材との当接した際に当接部に生じる荷重を押圧部本体の回動に変換することができるので、簡易な構造の押圧部材を用いてシュートを押圧することができる。
上記シュートが搬出部材により回動または振動されるように構成された自動販売機において、好ましくは、シュートは、内扉に回動可能に取り付けられる第1シュート部と、第1シュート部に回動可能に取り付けられる第2シュート部とを含み、第1シュート部および第2シュート部は、搬出部材が搬送方向とは逆方向に移動する際に、一体的に内扉側に回動されることにより、フラップと第2シュート部との間の商品を動かすように構成されている。このように構成すれば、搬送方向とは逆方向に移動した搬出部材により第2シュート部が回動して第1シュート部と当接した際、第2シュート部の回動が第1シュート部により規制されることなく、第1シュート部と一体的に第2シュート部も回動させることができる。その結果、コンベアなどの搬出部材により、容易に繰り返し第1シュート部および第2シュート部を回動させることができる。
上記シュートが搬出部材により回動または振動されるように構成された自動販売機において、好ましくは、搬送方向へ移動する搬出部材が当接した際、搬送方向に沿った一方向に回動してシュートに当接した後、元の位置に戻ることにより、シュートを振動させる振動部材をさらに備える。このように構成すれば、搬出部材を利用して振動部材によりシュートを振動させることができるので、容易に繰り返しシュートを振動させることができる。
本発明によれば、上記のように、軽量の商品でも、円滑に商品搬出口から商品を搬出することができる。
第1~第3実施形態による自動販売機を示した全体図である。 図1の101-101線に沿った断面図である。 第1実施形態による自動販売機の内扉の商品搬出口付近を示した斜視図である。 第1実施形態による自動販売機の商品搬出部のうち受け部を省略した状態の斜視図である。 第1実施形態による自動販売機の内扉に取り付けられた状態のシュートを示した側面図である。 第1実施形態による自動販売機の押圧ユニットを示した斜視図である。 第1実施形態による自動販売機の押圧部材を示した斜視図である。 第1実施形態による自動販売機の押圧部材において搬出部材と当接部とが当接する前の状態を示した断面図である。 第1実施形態による自動販売機の押圧部材において搬出部材と当接部とが当接した状態を示した断面図である。 第1実施形態による自動販売機においてフラップとシュートとの間に商品が挟まった状態を示した断面図である。 第1実施形態による自動販売機においてフラップとシュートとの間に商品の姿勢をシュートにより変えた状態を示した断面図である。 第2実施形態による自動販売機の内扉の商品搬出口付近のうち受け部を省略した斜視図である。 第2実施形態による自動販売機の商品搬出部および振動部材を示した側面図である。 第2実施形態による自動販売機の振動部材において搬出部材と搬出部材当接部とが当接した状態を示した断面図である。 第2実施形態による自動販売機の振動部材において搬出部材と搬出部材当接部とが当接した後の状態を示した断面図である。 第3実施形態による自動販売機の内扉の商品搬出口付近のうち受け部を省略した斜視図である。 第3実施形態による自動販売機の商品搬出部およびシュートを示した側面図である。 第3実施形態による自動販売機においてM1方向に移動する搬出部材と第2シュート部とが当接する前の状態を示した断面図である。 第3実施形態による自動販売機においてM1方向に移動する搬出部材と第2シュート部とが当接した状態を示した断面図である。 第3実施形態による自動販売機においてM2方向に移動する搬出部材と第2シュート部とが当接した状態を示した断面図である。 第3実施形態による自動販売機においてM2方向に移動する搬出部材と第2シュート部とが当接した後の状態を示した断面図である。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
まず、図1~図11を参照して、第1実施形態による自動販売機100の構成について説明する。自動販売機100は、内部に収容された容器入りの飲料、箱入りの食品および袋入りの食品などを販売するように構成されている。すなわち、自動販売機100は、大きさ、重量および外形形状などが異なる商品Pを販売するように構成されている。
具体的には、図1および図2に示すように、自動販売機100は、筐体1と、内扉2と、外扉3と、商品収納ラック4と、商品搬出部5と、シュート6と、押圧部材70および取付部71を含む押圧ユニット7とを備えている。なお、内扉2は、特許請求の範囲の「扉」の一例である。
ここで、水平方向のうち内扉2から外扉3に向かう方向をX1方向(前方向)とし、X1方向の逆方向をX2方向(後方向)とし、X1方向およびX2方向を合わせてX方向とする。また、上方向をZ1方向とし、下方向をZ2方向とし、Z1方向およびZ2方向を合わせてZ方向とする。また、X方向およびZ方向に直交する方向をY方向とし、Y方向のうち一方向をY1方向とし、Y方向のうち他方向をY2方向とする。また、商品搬出部5の商品Pの搬送方向をM1方向とし、M1方向(正転)の逆方向をM2方向(逆転)とする。
筐体1は、自動販売機100の構成部材を収容するように構成されている。具体的には、筐体1には、X1方向に開放された内部空間が形成されている。筐体1の内部空間には、商品収納ラック4、商品搬出部5、シュート6、押圧ユニット7および冷凍ユニット8などが収容されている。ここで、筐体1の内部空間には、上下方向において、商品収納ラック4、商品搬出部5および冷凍ユニット8の順に配置されている。
内扉2は、筐体1のX1方向側に設けられた開口の一部を覆うように構成されている。すなわち、内扉2は、商品収納ラック4内に外気が導入されにくくし、かつ、冷気が逃げないようにするために、商品収納ラック4と冷凍ユニット8との間に配置されている。また、内扉2は、筐体1の前面側(X1方向側)に回動可能に取り付けられている。内扉2は、外扉3のX2方向側に配置されている。
具体的には、内扉2は、商品搬出口21と、フラップ22とを含んでいる。商品搬出口21は、商品Pを搬出するための貫通孔である。商品搬出口21は、複数(3個)Y方向に並んでいる。フラップ22は、商品搬出口21を閉じ、商品Pの搬出により商品搬出口21を開くように構成されている。すなわち、フラップ22は、商品搬出口21を閉じ、商品収納ラック4内に外気が導入されにくくし、かつ、冷気が逃げないようにすることにより、商品収納ラック4内の温度変化を抑制するように構成されている。また、フラップ22は、商品Pの自重により開くように構成されている。フラップ22は、商品搬出口21の縁に回動可能に取り付けられている。なお、フラップ22は、複数の商品搬出口21のいずれにも取り付けられている。
外扉3は、内扉2とともに筐体1のX1方向側に設けられた開口を閉じるように構成されている。すなわち、外扉3は、筐体1の前面側(X1方向側)に設けられた開口を全体にわたって覆うために、筐体1のX1方向側に配置されている。また、外扉3は、内扉2よりもX1方向側に配置されている。また、外扉3は、筐体1のX1方向側に回動可能に取り付けられている。
外扉3は、商品取出し口31を含んでいる。商品取出し口31は、購入者が商品Pを取り出すための貫通孔である。商品取出し口31は、X方向において、複数の商品搬出口21に連通している。
商品収納ラック4は、自動販売機100において販売する商品Pを収納するとともに、収納した商品Pを送出可能に構成されている。ここで、自動販売機100では、例えば、Y方向における中央に配置された商品収納ラック4では、商品Pとして箱入りの食品および袋入りの食品が収納されている。また、自動販売機100では、Y方向における左右に配置された商品収納ラック4では、商品Pとして飲料が収納されている。なお、商品Pとして箱入りの食品および袋入りの食品が収納されている商品収納ラック4、および、商品Pとして飲料が収納された商品収納ラック4の配置位置は、上記した配置位置に限られない。以下では、Y方向における中央に配置された商品収納ラック4についての説明を行う。
具体的には、商品収納ラック4は、内部空間41と、商品送出機構42とを含んでいる。内部空間41には、商品送出機構42が収容されている。商品送出機構42は、棚部42aと、コンベア部42bとを有している。棚部42aには、商品Pが載置されている。棚部42aは、コンベア部42bに取り付けられている。コンベア部42bは、Z方向において循環している。ここで、商品Pは、コンベア部42bにより下端位置に配置された際、Z2方向に送出される。なお、図2においては説明の便宜上、商品送出機構42が1つ配置されている例を示したが、商品送出機構42は複数配置されていてもよい。
このような商品収納ラック4は、筐体1の内部側に配置されている。
図2および図3に示すように、商品搬出部5は、商品収納ラック4から送り出された商品Pを受け取り、商品搬出口21に向けて商品Pを搬送するように構成されている。
具体的には、商品搬出部5は、受け部51と、コンベア部52と、搬出部材53(図4参照)とを含んでいる。受け部51は、商品送出機構42から送出された商品Pを受け止めるように構成されている。受け部51は、金属製の板状に形成されている。受け部51は、受け止めた商品Pを商品搬出口21に向けてガイドするために、前方向(X1方向)に向かうにしたがって下方向側(Z2方向側)に向かって傾斜している。
コンベア部52は、モータなどの駆動源によりチェーンおよびベルトなどをM1方向に循環させている。また、コンベア部52は、モータなどの駆動源によりチェーンおよびベルトなどをM2方向に循環させている。すなわち、商品搬出部5は、M1方向およびM2方向に駆動可能に構成されている。
図4に示すように、搬出部材53は、商品搬出部5のZ方向の中央部から外側に向けて商品搬出部5から突出し、コンベア部52とともにM1方向に移動して商品Pをシュート6に向かって押し出すように構成されている。具体的には、搬出部材53は、コンベア部52に取り付けられる例えば板状の部材である。搬出部材53は、商品搬出部5に複数(例えば4個)設けられている。なお、搬出部材53の形状は、板状に限られず、板状以外の棒状などの形状であってもよい。また、搬出部材53の数は、4個に限られず、1~3個または5個以上であってもよい。
搬出部材53は、コンベア部52とともに、M1方向およびM2方向に移動可能に構成されている。搬出部材53は、M1方向またはM2方向に移動することにより、商品PをM1方向またはM2方向に移動させている。
(シュート)
図4および図5に示すように、第1実施形態のシュート6は、商品搬出部5により搬送された商品Pを商品取出し口31にガイドするとともに、商品Pの搬出の際に移動されるように構成されている。詳細には、シュート6は、回動することにより、フラップ22とシュート6との間に配置された商品P(図10参照)を動かすように構成されている。すなわち、シュート6は、回動して角度を変えることにより、フラップ22とシュート6との間に配置された商品Pのシュート6側の端部を共に移動させて、商品Pの姿勢(角度)を変えるように構成されている。
具体的には、シュート6は、回動軸61を含んでいる。シュート6の回動軸61は、内扉2のX2方向側の面に取り付けられている。シュート6の回動軸61は、Y方向(M1方向およびZ方向に直交する方向)に延びる回転中心軸線R1を有している。シュート6は、シュート6の回動軸61の回転中心軸線R1回りに回動可能に取り付けられている。すなわち、シュート6は、A方向に回動するように構成されている。ここで、A方向のうち、シュート6が内扉2に近付く方向をA1方向とし、シュート6が内扉2から離れる方向をA2方向とする。シュート6は、付勢部材(図示せず)によりA2方向側に付勢されている。
このようなシュート6は、金属板により形成されている。シュート6のA1方向側の面は、商品Pを商品取出し口31にガイドするガイド面62である。
(押圧部材)
図6および図7に示すように、押圧部材70は、シュート6を押圧することにより、シュート6をA1方向へ回動させるように構成されている。すなわち、押圧部材70は、付勢部材(図示せず)に抗してシュート6を押圧するように構成されている。
具体的には、押圧部材70は、回動軸72と、押圧部本体73と、当接部74とを含んでおり、取付部71に取り付けられている。
取付部71は、押圧部材70を商品搬出部5に取り付けるために設けられている。すなわち、取付部71は、商品搬出部5のカバー54(図4参照)に取り付けられている。このように、押圧ユニット7では、押圧部材70は取付部71を介して商品搬出部5に取り付けられている。取付部71は、金属板により形成されている。取付部71には、押圧部本体73を挿通させる第1開口71aと、当接部74を挿通させる第2開口71bとが形成されている。
押圧部材70の回動軸72は、Y方向(M1方向およびZ方向に直交する方向)に延びる回転中心軸線R2を有している。すなわち、押圧部本体73は、B方向に回動するように構成されている。ここで、B方向のうち、押圧部本体73がシュート6に近付く方向をB1方向とし、押圧部本体73がシュート6から離れる方向をB2方向とする。押圧部本体73は、付勢部材(図示せず)によりB2方向側に付勢されている。
押圧部材70の回動軸72は、取付部71に回動可能に取り付けられている。詳細には、押圧部材70の回動軸72は、取付部71に軸支されている。押圧部材70の回動軸72は、押圧部本体73のX方向における中央部分に配置されている。押圧部材70の回動軸72は、コンベア部52のZ2方向側の位置に配置されている。
押圧部本体73は、金属板により形成されている。押圧部材70は、押圧部材70の回動軸72に回動可能に取り付けられている。押圧部本体73は、押圧部材70の回動軸72の回転中心軸線R2回りを回動するように構成されている。押圧部本体73は、押圧面73aを有している。押圧面73aは、例えばシュート6のA2方向側の面に沿った形状を有している。なお、押圧面73aは、シュート6のA2方向側の面に沿った形状に限られず、シュート6のA2方向側の面に当接可能であれば他の形状であってもよい。押圧部本体73は、押圧面73aがシュート6に当接する位置に配置されている。押圧部本体73は、コンベア部52のZ2方向側に配置されている。
当接部74は、第1当接体74aと、第2当接体74bとを有している。第1当接体74aおよび第2当接体74bは、各々、円筒形状を有している。第1当接体74aは、Y方向において、押圧部本体73の一方側(Y1方向側)に配置されている。第2当接体74bは、Y方向において、押圧部本体73の他方側(Y2方向側)に配置されている。
図8および図9に示すように、当接部74は、押圧部本体73に設けられ、搬出部材53に当接するように構成されている。具体的には、当接部74は、当接部74のZ1方向側の部分が、コンベア部52により移動する搬出部材53の移動経路上に配置されている。また、当接部74は、押圧部本体73において回動軸よりもX2方向側に配置されている。
ここで、押圧部本体73は、X方向において、シュート6とは逆側の部分がZ2方向側に回動するとともに、シュート6側の部分がZ1方向側に回動することにより、シュート6を押圧するように構成されている。具体的には、押圧部本体73には、回動軸よりもX1方向側に押圧面73aが設けられている。また、押圧部本体73には、回動軸よりもX2方向側に当接部74が配置されている。
これにより、当接部74がZ2方向側に移動することに伴って、回動軸72回りに押圧面73aが回動するので、押圧面73aがZ1方向側に回動する。すなわち、押圧面73aが、B1方向に沿って回動する。この際、押圧面73aは、シュート6のA2方向側の面から離れるとともに、シュート6を押圧する。この結果、シュート6は、A1方向に回動する。
このように、押圧部材70は、搬出部材53がM1方向へ移動する際に搬出部材53が当接して回動することにより、シュート6を押圧して回動させるように構成されている。すなわち、押圧部材70は、商品搬出部5による搬出部材53の移動と連動させてシュート6を回動させるように構成されている。
詳細には、押圧部材70は、当接部74に搬出部材53が当接して押圧部本体73がB1方向に回動することにより、押圧部本体73がシュート6を押圧してシュート6を回動させるように構成されている。
シュート6は、コンベア部52の移動に伴って移動される搬出部材53により、回動されるように構成されている。すなわち、シュート6は、コンベア部52との駆動に伴って移動する搬出部材53により、M1方向に沿った方向(A1方向)に回動されるように構成されている。
詳細には、シュート6は、搬出部材53がM1方向に移動する際に、搬出部材53が当接部74に当接して押圧部本体73を回動させるとともに、押圧部本体73がシュート6を押圧して内扉2側に回動させることにより、フラップ22とシュート6との間の商品Pを動かすように構成されている。
この結果、シュート6は、フラップ22とシュート6との間に配置された(挟まれた)商品Pを押圧部材70により搬出可能に構成されている。ここで、押圧部材70は、搬出部材53の移動の際に複数の搬出部材53のいずれかが当接することにより、回動するように構成されている。すなわち、搬出部材53が当接部74に位置するごとに、フラップ22とシュート6との間に配置された(挟まれた)商品Pの搬出動作が行われる。
(シュートの搬出動作)
図10および図11を参照して、シュート6の搬出動作について以下に説明する。シュート6の搬出動作とは、フラップ22とシュート6との間に挟まった商品Pを搬出するための動作である。
図10に示すように、商品Pが搬出部材53により商品搬出口21に搬出される。この際、商品Pが、フラップ22の重量に起因してフラップ22とシュート6との間に挟まれる(配置される)場合がある。
図11に示すように、搬出部材53は、商品Pを商品搬出口21に搬出した後もM1方向に沿って移動する。そして、搬出部材53が押圧部材70の当接部74が配置された位置に移動すると、搬出部材53により当接部74がZ2方向側に押圧される。この際、押圧部本体73が、押圧部材70の回動軸72を中心にB1方向に回動するとともに、押圧面73aによりシュート6を押圧する。これにより、シュート6が、シュート6の回動軸61を中心にA1方向に回動するとともに、商品Pのシュート6側を回動させて商品Pの姿勢を変える。この結果、商品Pが、フラップ22とシュート6との間に挟まれた状態から解放され、商品搬出口21を通過する。
そして、搬出部材53が押圧部材70の当接部74が配置された位置を通過すると、押圧部本体73は、付勢部材の付勢力により、押圧部材70の回動軸72を中心にB2方向に回動して図10の状態に戻る。また、シュート6は、押圧部本体73がB2方向に回動することにより付勢部材の付勢力によって、A2方向に回動して図10の状態に戻る。自動販売機100では、上記したシュート6の搬出動作が、搬出部材53が押圧部材70の当接部74が配置された位置を通過する際に繰り返し行われる。
(第1実施形態の効果)
第1実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第1実施形態では、上記のように、自動販売機100に、商品搬出部5により搬送された商品Pを商品搬出口21にガイドするとともに、商品Pの搬出の際に移動されるシュート6を設ける。これにより、軽量の商品Pが搬出される際に、フラップ22を十分に押圧することができずフラップ22とシュート6との間に商品が挟まれた場合でも、シュート6を移動させることにより、フラップ22とシュート6との間に挟まれた商品Pを動かすことができる。また、大型の商品Pが搬出される際に、商品Pの寸法が大きいことに起因してフラップ22とシュート6との間に商品が挟まれた場合でも、シュート6を移動させることにより、フラップ22とシュート6との間に挟まれた商品Pを動かすことができる。上記したような場合において、フラップ22とシュート6との間に挟まれた商品Pを動かすことにより、商品Pがフラップ22とシュート6との間に挟まれた状態を解消することができるので、フラップ22とシュート6との間に挟まれた商品Pを商品搬出口21から搬出することができる。すなわち、シュート6を移動させてフラップ22とシュート6との間に挟まれた商品Pを動かすことにより、シュート6と商品Pとの接触状態を変えることができる。これにより、シュート6と商品Pとの摩擦抵抗を減少させることができるので、フラップ22とシュート6との間に挟まれた商品Pを商品搬出口21から搬出することができる。これらの結果、軽量の商品Pでも、円滑に商品搬出口21から商品Pを搬出することができる。また、シュート6を移動または振動させることにより、フラップ22とシュート6との間に挟まれた商品Pを動かすことができるので、既存の自動販売機の内扉に対して大幅な構造変更を行うことなく、フラップ22とシュート6との間に挟まれた商品Pを動かすことができる。この結果、内扉の金型の変更を伴う既存の自動販売機からの大幅な構造変更を抑制することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、シュート6を、回動することにより、フラップ22とシュート6との間に配置された商品Pを動かすように構成する。これにより、シュート6を回動させてフラップ22とシュート6との間に挟まれた商品Pの姿勢を変えることにより、商品Pがフラップ22とシュート6との間に挟まれた状態を解消することができる。この結果、フラップ22とシュート6との間に挟まれた商品Pを商品搬出口21から容易に搬出することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、シュート6を、コンベア部52の移動に伴って移動する搬出部材53により、回動されるように構成する。これにより、商品搬出部5の搬出部材53をシュート6を回動させるための駆動源とすることにより、シュート6を回動または振動させるための専用の駆動源を別途設ける場合と比較して、部品点数の増加および構造の複雑化を抑制することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、シュート6を、コンベア部52の駆動に伴って移動する搬出部材53により、M1方向またはM2方向に沿った方向に回動されるように構成する。これにより、フラップ22により商品Pが押圧された状態を利用し、シュート6により商品Pのシュート6側の端部をM1方向に沿った方向に回動させることによって、商品の姿勢を容易に変えることができる。この結果、より円滑に商品搬出口21から商品Pを搬出することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、自動販売機100に、搬出部材53がM1方向へ移動する際に搬出部材53が当接して回動することにより、シュート6を押圧して回動させる押圧部材70を設ける。これにより、コンベアなどの搬出部材53を利用して押圧部材70によりシュート6を回動させることができるので、容易に繰り返しシュート6を回動させることができる。
また、第1実施形態では、上記のように、押圧部材70を、当接部74に搬出部材53が当接して押圧部本体73がB1方向に回動することにより、押圧部本体73がシュート6を押圧してシュート6を回動させるように構成する。これにより、当接部74および押圧部本体73により、当接部74と搬出部材53との当接した際に当接部74に生じる荷重を押圧部本体73の回動に変換することができるので、簡易な構造の押圧部材70を用いてシュート6を押圧することができる。
[第2実施形態]
図1、図2および図12~図15を参照して、第2実施形態の自動販売機200について説明する。この第2実施形態では、上記シュート6を回動させる押圧部材70を備える第1実施形態の自動販売機100とは異なりシュート206を振動させる振動部材270を備える自動販売機200について説明する。なお、図中において上記第1実施形態と同様の構成には同じ符号を付して図示する。
第2実施形態の自動販売機200は、図1および図2に示すように、筐体1と、内扉2と、外扉3と、商品収納ラック4と、商品搬出部5と、シュート206と、振動部材270および取付部271を含む振動ユニット207とを備えている。なお、内扉2は、特許請求の範囲の「扉」の一例である。
(シュート)
図12および図13に示すように、シュート206は、商品搬出部5により搬送された商品Pを商品取出し口31にガイドするように構成されている。具体的には、シュート206のA1方向側の面は、商品Pを商品取出し口31にガイドするガイド面62である。シュート206は、内扉2に固定的に取り付けられている。なお、シュート206は、内扉2に固定的に取り付けられる場合に限られず、内扉2に対して、例えば移動または回動可能に取り付けられてもよい。
また、シュート206は、商品搬出部5により搬送された商品Pを商品取出し口31にガイドするとともに、商品Pの搬出の際に振動されるように構成されている。すなわち、シュート206は、振動されることにより、フラップ22とシュート206との間に配置された商品Pを動かすように構成されている。
(振動部材)
第2実施形態の振動部材270は、シュート206に当接することにより、シュート206を振動させるように構成されている。すなわち、振動部材270は、M1またはM2方向へ移動する搬出部材53が当接した際、M1またはM2方向に沿ったC2方向に回動して搬出部材53が通過した後、元の位置に戻ることにより、シュート206を振動させるように構成されている。
具体的には、振動部材270は、回動軸272と、レバー部273と、付勢部材274とを含んでいる。
取付部271は、振動部材270を商品搬出部5に取り付けるために設けられている。すなわち、取付部271は、商品搬出部5のカバー54に取り付けられている。取付部271は、金属板により形成されている。取付部271には、レバー部273の一部を挿通させる第1開口271aと第2開口271bとが形成されている。
振動部材270の回動軸272は、Y方向(M1方向およびZ方向に直交する方向)に延びる回転中心軸線R2を有している。すなわち、レバー部273は、C方向に回動するように構成されている。ここで、C方向のうち、レバー部273がシュート206に近付く方向をC1方向とし、レバー部273がシュート206から離れる方向をC2方向とする。レバ-部273は、付勢部材274によりC1方向側に付勢されている。
振動部材270の回動軸272は、取付部271に回動可能に取り付けられている。詳細には、振動部材270の回動軸272は、取付部271に軸支されている。振動部材270の回動軸272は、レバー部273のX2方向側の部分に配置されている。振動部材270の回動軸272は、コンベア部52のZ2方向側の位置に配置されている。
レバー部273は、金属板により形成されている。レバー部273は、コンベア部52のZ2方向側の位置に配置されている。レバー部273は、回動軸272の回転中心軸線R2回りに回動可能に取り付けられている。レバー部273は、振動部材270の回動軸272の回転中心軸線R2回りを回動するように構成されている。
レバー部273は、搬出部材53が当接してC2方向に回動した際、付勢部材274によりC1方向へ戻されてシュート206に当接することによって、シュート206を振動させるように構成されている。具体的には、レバー部273は、シュート当接部273aと、搬出部材当接部273bとを有している。
シュート当接部273aは、レバー部273のX1方向側の先端部である。シュート当接部273aは、シュート206に当接した状態から、搬出部材53がC2方向に回動して付勢部材274によりC1方向へ戻された際、シュート206に再度当接する。シュート当接部273aは、シュート206に当接可能な位置に配置されている。シュート当接部273aは、コンベア部52のZ2方向側の位置に配置されている。詳細には、シュート当接部273aは、シュート206のZ2方向側の位置に配置されている。また、シュート206は、丸みを帯びた形状を有していることが好ましい。
搬出部材当接部273bは、レバー部273のZ1方向側の端部である。また、搬出部材当接部273bは、Z1方向側からZ2方向側へ曲げられた折れ曲がり部である。搬出部材当接部273bは、レバー部273に設けられ、搬出部材53に当接するように構成されている。具体的には、搬出部材当接部273bは、コンベア部52により移動する搬出部材53の移動経路上に配置されている。また、搬出部材当接部273bは、回動軸272よりもX1方向側に配置されている。
ここで、図14に示すように、レバー部273は、搬出部材53がM1方向へ移動する際に搬出部材53が搬出部材当接部273bに当接してC2方向に回動する。この際、シュート当接部273aが、C2方向に回動するとともに、シュート206から離れる。そして、図15に示すように、搬出部材53が搬出部材当接部273bが配置された位置を通過すると、レバー部273は、付勢部材274の付勢力により、レバー部273の回動軸272を中心にC1方向に回動して図13の状態に戻る。この際、シュート当接部273aが、付勢部材274の付勢力による勢いを利用してシュート206に当接することによって、シュート206を振動させる。
このような動作により、自動販売機200では、フラップ22とシュート206との間に挟まった商品Pが搬出される。また、自動販売機200では、上記した動作を搬出部材53が搬出部材当接部273bに当接するたびに行われる。すなわち、自動販売機200では、シュート206の搬出動作が、搬出部材53が振動部材270の搬出部材当接部273bが配置された位置を通過する際に繰り返し行われる。なお、第2実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
(第2実施形態の効果)
第2実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第2実施形態では、上記のように、自動販売機200に、商品搬出部5により搬送された商品Pを商品搬出口21にガイドするとともに、商品Pの搬出の際に移動または振動されるシュート206を設ける。これにより、軽量の商品Pでも、円滑に商品搬出口21から商品Pを搬出することができる。
また、第2実施形態では、上記のように、自動販売機200に、M1方向へ移動する搬出部材53が当接した際、M1方向に回動してシュート206に当接した後、元の位置に戻ることにより、シュート206を振動させる振動部材270を設ける。これにより、搬出部材53を利用して振動部材270によりシュート206を振動させることができるので、容易に繰り返しシュート206を回動させることができる。なお、第2実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
[第3実施形態]
図1、図2および図16~図21を参照して、第3実施形態の自動販売機300について説明する。この第3実施形態では、上記押圧部材70によりシュート6を回動させる第1実施形態の自動販売機100とは異なり2つの軸により回動するシュート306を備える自動販売機300について説明する。なお、図中において上記第1実施形態と同様の構成には同じ符号を付して図示する。
第3実施形態の自動販売機300は、図1および図2に示すように、自動販売機300は、筐体1と、内扉2と、外扉3と、商品収納ラック4と、商品搬出部5と、シュート306とを備えている。なお、内扉2は、特許請求の範囲の「扉」の一例である。
(シュート)
図16および図17に示すように、シュート306は、商品搬出部5により搬送された商品Pを商品取出し口31にガイドするように構成されている。具体的には、シュート306のA1方向側の面は、商品Pを商品取出し口31にガイドするガイド面62である。シュート306は、内扉2に取り付けられている。
また、シュート306は、商品搬出部5により搬送された商品Pを商品取出し口31にガイドするとともに、商品Pの搬出の際に回動されるように構成されている。すなわち、シュート306は、回動することにより、フラップ22とシュート306との間に配置された商品Pを動かすように構成されている。
具体的には、シュート306は、第1シュート部361と、第2シュート部362とを含んでいる。第3実施形態の第1シュート部361および第2シュート部362は、M2方向に移動する際に、一体的に内扉2側に回動されることにより、フラップ22と第2シュート部362との間の商品Pを動かすように構成されている。
第1シュート部361は、Y方向に延びる第1回動軸361aを有し、第1回動軸361aの回転中心軸線R3回りに回動可能に構成されている。詳細には、第1回動軸361aは、内扉2に回動可能に取り付けられている。そして、第1シュート部361は、第1回動軸361aに取り付けられている。これにより、第1シュート部361は、第1回動軸361aを介して内扉2に回動可能に取り付けられている。第1回動軸361aは、コンベア部52よりもZ2方向側に配置されている。
第2シュート部362は、Y方向に延びる第2回動軸362aを有し、第2回動軸362aの回転中心軸線R4回りに回動可能に構成されている。詳細には、第2回動軸362aは、第1シュート部361に回動可能に取り付けられている。そして、第2シュート部362は、第2回動軸362aに取り付けられている。これにより、第2シュート部362は、第2回動軸362aを介して第1シュート部361に回動可能に取り付けられている。第2回動軸362aは、Z方向において、第1回動軸361aとコンベア部52との間に配置されている。
第2シュート部362は、搬出部材53に当接することにより回動するように構成されている。具体的には、第2シュート部362のコンベア部52側(X2方向側)の先端部分(以下、搬出部材当接部362b)は、コンベア部52により移動する搬出部材53の移動経路上に配置されている。
第2シュート部362のE方向の接線方向における長さは、商品搬出部5のコンベア部52と第2シュート部362との間の隙間を抑制可能な長さを有している。すなわち、第2シュート部362のE方向の接線方向における長さは、第2シュート部362の搬出部材当接部362bが商品搬出部5のコンベア部52の近傍に配置可能な長さを有している。また、第2シュート部362のE方向の接線方向における長さは、第1シュート部361により第2シュート部362の回動を規制可能な長さを有している。すなわち、第2シュート部362のE方向の接線方向における長さは、第1シュート部のD方向の接線方向における長さよりも大きい。
ここで、第1シュート部361および第2シュート部362は、搬出部材53がM2方向に移動する際に、搬出部材53が第2シュート部362に当接して第2シュート部362を回動させるとともに、第1シュート部361を第2シュート部362と一体的に内扉2側(X1方向側)に回動させることにより、フラップ22と第2シュート部362との間の商品Pを動かすように構成されている。
詳細には、図18および図19に示すように、シュート306では、搬出部材53がM1方向へ移動し搬出部材53が第2シュート部362の搬出部材当接部362bが配置された位置を通過する際に、搬出部材53が第2シュート部362の搬出部材当接部362bに当接して第2シュート部362がE2方向に回動する。この際、第1シュート部361は回動していない。
ここで、図20および図21に示すように、搬出部材53が第2シュート部362が配置された位置を通過した後、搬出部材53はM2方向へ移動する。シュート306では、搬出部材53がM2方向へ移動し搬出部材53が第2シュート部362が配置された位置を通過する際に、搬出部材53が第2シュート部362の搬出部材当接部362bに当接して第2シュート部362がE1方向に回動する。この際、第2シュート部362の回動は、第1シュート部361と当接することにより、所定角度で規制される。そして、第1シュート部361および第2シュート部362は、搬出部材53がさらにM2方向に移動することにより、搬出部材53に押圧されてD1方向に一体的に回動する。このように、第2シュート部362は、第1シュート部361の第1回動軸361aにより、第1シュート部361と当接する所定角度よりもさらに回動することが可能である。
この後、第1シュート部361は、付勢部材(図示せず)の付勢力により、第1回動軸361aを中心にD2方向に回動して図17の状態に戻る。さらに、第2シュート部362は、第1シュート部361と同様に、付勢部材(図示せず)の付勢力により、第2回動軸362aを中心にE2方向に回動して図17の状態に戻る。
このような動作により、自動販売機300では、フラップ22とシュート306との間に挟まった商品Pが搬出される。また、自動販売機300では、上記した動作を搬出部材53が第2シュート部362に当接するたびに行われる。すなわち、自動販売機300では、シュート306の搬出動作が、搬出部材53が第2シュート部362の搬出部材当接部362bが配置された位置を通過する際に繰り返し行われる。なお、第3実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
(第3実施形態の効果)
第3実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第3実施形態では、上記のように、自動販売機300に、商品搬出部5により搬送された商品Pを商品搬出口21にガイドするとともに、商品Pの搬出の際に移動または振動されるシュート306を設ける。これにより、軽量の商品Pでも、円滑に商品搬出口21から商品Pを搬出することができる。
また、第3実施形態では、上記のように、第1シュート部361および第2シュート部362を、搬出部材53がM2方向に移動する際に、一体的に内扉2側に回動されることにより、フラップ22と第2シュート部362との間の商品Pを動かすように構成する。これにより、M2方向に移動した搬出部材53により第2シュート部362が回動して第1シュート部361と当接した際、第2シュート部362の回動が第1シュート部361により規制されることなく、第1シュート部361と一体的に第2シュート部362も回動させることができる。この結果、コンベアなどの搬出部材53により、容易に繰り返し第1シュート部361および第2シュート部362を回動させることができる。なお、第3実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
[変形例]
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記第1~第3実施形態では、シュート6(206、306)は、商品搬出部5の搬出部材53を駆動源として回動または振動する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、シュートは、モータまたはソレノイドなどを駆動源として回動または振動してもよい。
また、上記第1~第3実施形態では、シュート6(206、306)が、回動または振動することにより、フラップ22とシュート6(206、306)との間に挟まった商品Pを搬出する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、シュートがスライド移動などをすることにより、フラップとシュートとの間に挟まった商品を搬出してもよい。
また、第1~第3実施形態では、箱入りの食品および袋入りの食品が収納された商品収納ラック4に対応して配置されたシュート6(206、306)に、回動または振動されるシュート6(206、306)が配置される例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、飲料が収納された商品収納ラックに対応して配置されたシュートに、回動または振動されるシュートが配置されてもよい。
また、第1~第3実施形態では、商品Pは、飲料および食品である例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、商品は、人形および電化製品などであってもよい。
1 筐体
2 内扉
3 外扉
4 商品収納ラック
5 商品搬出部
6、206、306 シュート
21 商品搬出口
22 フラップ
31 商品取出し口
53 搬出部材
70 押圧部材
72 回動軸
73 押圧部本体
74 当接部
100、200,300 自動販売機
270 振動部材
361 第1シュート部
362 第2シュート部
M1 搬送方向
M2 搬送方向とは逆方向
P 商品

Claims (8)

  1. 筐体と、
    商品が取り出される商品取出し口を含み、前記筐体の前面側に配置された外扉と、
    前記商品が搬出される商品搬出口と、前記商品搬出口を閉じ、前記商品の搬出により前記商品搬出口を開くフラップとを含み、前記外扉の後方に配置された内扉と、
    収容された前記商品を送り出す商品送出機構を含み、前記筐体の内部側に配置された商品収納ラックと、
    前記商品収納ラックから送り出された前記商品を受け取り、前記商品搬出口に向けて前記商品を搬送する商品搬出部と、
    前記商品搬出部により搬送された前記商品を前記商品取出し口にガイドするとともに、前記商品の搬出の際に移動または振動されるシュートとを備え
    前記商品搬出部は、前記商品搬出口に向かう方向に移動する搬出部材を含み、
    前記シュートは、前記搬出部材によって移動または振動されるように構成される、自動販売機。
  2. 前記シュートは、回動または振動することにより、前記フラップと前記シュートとの間に配置された前記商品を動かすように構成されている、請求項1に記載の自動販売機。
  3. 前記搬出部材は、前記商品搬出部の上下方向の中央部から外側に向けて突出し、前記商品搬出部とともに搬送方向に移動して前記商品を前記シュートに向かって押し出すように構成され、
    前記シュートは、前記商品搬出部の移動に伴って移動される前記搬出部材により、回動または振動されるように構成されている、請求項2に記載の自動販売機。
  4. 前記商品搬出部は、前記搬送方向および前記搬送方向とは逆方向に駆動可能に構成され、
    前記シュートは、前記商品搬出部の駆動に伴って移動される前記搬出部材により、前記搬出部材の前記搬送方向に沿った方向および前記搬送方向とは逆方向のうち、少なくとも前記搬送方向に沿った方向に回動されるように構成されている、請求項3に記載の自動販売機。
  5. 前記搬出部材が前記搬送方向へ移動する際に前記搬出部材が当接して回動することにより、前記シュートを押圧して回動させる押圧部材をさらに備える、請求項4に記載の自動販売機。
  6. 前記押圧部材は、
    前記搬送方向および上下方向に直交する方向に延びる回動軸と、
    前記回動軸が取り付けられる押圧部本体と、
    前記押圧部本体に設けられ、前記搬出部材に当接する当接部とを含み、
    前記押圧部材は、前記当接部に前記搬出部材が当接して前記押圧部本体が一方向に回動することにより、前記押圧部本体が前記シュートを押圧して前記シュートを回動させるように構成されている、請求項5に記載の自動販売機。
  7. 前記シュートは、
    前記内扉に回動可能に取り付けられる第1シュート部と、
    前記第1シュート部に回動可能に取り付けられる第2シュート部とを含み、
    前記第1シュート部および前記第2シュート部は、前記搬出部材が前記搬送方向とは逆方向に移動する際に、一体的に前記内扉側に回動されることにより、前記フラップと前記第2シュート部との間の前記商品を動かすように構成されている、請求項3に記載の自動販売機。
  8. 前記搬送方向へ移動する前記搬出部材が当接した際、前記搬送方向に沿った一方向に回動して前記シュートに当接した後、元の位置に戻ることにより、前記シュートを振動させる振動部材をさらに備える、請求項3に記載の自動販売機。
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