JP2973610B2 - 自動販売機の商品搬出装置 - Google Patents
自動販売機の商品搬出装置Info
- Publication number
- JP2973610B2 JP2973610B2 JP3180051A JP18005191A JP2973610B2 JP 2973610 B2 JP2973610 B2 JP 2973610B2 JP 3180051 A JP3180051 A JP 3180051A JP 18005191 A JP18005191 A JP 18005191A JP 2973610 B2 JP2973610 B2 JP 2973610B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- product
- chute
- vending machine
- product chute
- rack
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
- Vending Machines For Individual Products (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動販売機において、
商品ラックから落下搬出された商品を商品シュートを介
して取出口に送出する商品搬出装置に関する。
商品ラックから落下搬出された商品を商品シュートを介
して取出口に送出する商品搬出装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】缶入り飲料等の商品を販売する自動販売
機として図２に示すものが公知である。図において、１
は自動販売機の本体ケースであり、その前面開口には扉
２を備え、この扉２には図示しない硬貨投入口，商品販
売用押釦等と共に商品の取出口３が配設されている。５
は商品ラックであり、前記本体ケース１内に左右及び前
後にそれぞれ設置されている。この商品ラック５はそれ
ぞれ商品転動通路に商品10が積重ねて収納されると共
に、販売信号により最下段の商品を順次１個ずつ下面搬
出端より落下搬出させる。７及び８は商品ラック５に下
方に配設され、前記各商品ラック５から搬出された商品
10を取出口３に送出するための商品搬出装置としてなる
商品シュートである。図３に示す商品シュート７は商品
ラック５から搬出された商品10をまっすぐ前方の取出口
３に案内するのに用いられる。図４に示す商品シュート
８は横に並ぶ複数の商品ラック５から搬出された商品10
を左右両縁に立ち上がるガイド82を介して中央に寄せな
がら上面81を滑降させて取出口３に案内するものであ
る。上記商品シュート７及び８は約３０°傾斜させて設
置され、前記搬出された商品10は商品シュート上をスム
ーズに滑降又は転動して取出口３に送出される。
機として図２に示すものが公知である。図において、１
は自動販売機の本体ケースであり、その前面開口には扉
２を備え、この扉２には図示しない硬貨投入口，商品販
売用押釦等と共に商品の取出口３が配設されている。５
は商品ラックであり、前記本体ケース１内に左右及び前
後にそれぞれ設置されている。この商品ラック５はそれ
ぞれ商品転動通路に商品10が積重ねて収納されると共
に、販売信号により最下段の商品を順次１個ずつ下面搬
出端より落下搬出させる。７及び８は商品ラック５に下
方に配設され、前記各商品ラック５から搬出された商品
10を取出口３に送出するための商品搬出装置としてなる
商品シュートである。図３に示す商品シュート７は商品
ラック５から搬出された商品10をまっすぐ前方の取出口
３に案内するのに用いられる。図４に示す商品シュート
８は横に並ぶ複数の商品ラック５から搬出された商品10
を左右両縁に立ち上がるガイド82を介して中央に寄せな
がら上面81を滑降させて取出口３に案内するものであ
る。上記商品シュート７及び８は約３０°傾斜させて設
置され、前記搬出された商品10は商品シュート上をスム
ーズに滑降又は転動して取出口３に送出される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の自動
販売機では、商品10を確実に取出口３に送出するために
は商品シュート７及び８を約３０°の大きな傾斜をもた
せて設置させねばならず、このために商品シュートの設
置スペースが大きくなる。従って、商品シュートの設置
スペースが大きくなる分、商品の収容数が少なくなると
いう欠点を有する。
販売機では、商品10を確実に取出口３に送出するために
は商品シュート７及び８を約３０°の大きな傾斜をもた
せて設置させねばならず、このために商品シュートの設
置スペースが大きくなる。従って、商品シュートの設置
スペースが大きくなる分、商品の収容数が少なくなると
いう欠点を有する。
【０００４】本発明は上記の点にかんがみなされたもの
であり、商品ラックから搬出された商品を取出口に確実
に送出でき、かつ自動販売機の商品収納数を増大させる
ことのできる商品搬出装置を提供することを目的とす
る。
であり、商品ラックから搬出された商品を取出口に確実
に送出でき、かつ自動販売機の商品収納数を増大させる
ことのできる商品搬出装置を提供することを目的とす
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項１記載の発明は、商品ラックと取出口との間に
配置され、商品ラックから搬出された商品が落下して滑
降または転動するよう傾斜して配置された商品シュート
を備える自動販売機の商品搬出装置において、前記商品
シュートの傾斜角度を３０°より小さくすると共に該商
品シュートの下面に商品シュートに振動を与える加振装
置を設け、該加振装置は商品搬出時に駆動されるモータ
およびこのモータにより回転駆動される偏心板からな
り、商品搬出時に回転駆動される偏心板により商品シュ
ートを振動させて商品が商品シュートを滑降または転動
する切っ掛けを与えることことを特徴とする。
に請求項１記載の発明は、商品ラックと取出口との間に
配置され、商品ラックから搬出された商品が落下して滑
降または転動するよう傾斜して配置された商品シュート
を備える自動販売機の商品搬出装置において、前記商品
シュートの傾斜角度を３０°より小さくすると共に該商
品シュートの下面に商品シュートに振動を与える加振装
置を設け、該加振装置は商品搬出時に駆動されるモータ
およびこのモータにより回転駆動される偏心板からな
り、商品搬出時に回転駆動される偏心板により商品シュ
ートを振動させて商品が商品シュートを滑降または転動
する切っ掛けを与えることことを特徴とする。
【０００６】
【作用】請求項１記載の発明のように、商品搬出時に回
転駆動される偏心板により商品シュートを振動させて商
品が商品シュートを滑降または転動する切っ掛けを与え
ることにより、商品が商品シュート上を滑降または転動
して取出口に送出されるので、商品シュートの傾斜角度
を小さくしても商品は確実に取出口に送出される。従っ
て、商品シュートの設置スペースを小さくすることが可
能になる。
転駆動される偏心板により商品シュートを振動させて商
品が商品シュートを滑降または転動する切っ掛けを与え
ることにより、商品が商品シュート上を滑降または転動
して取出口に送出されるので、商品シュートの傾斜角度
を小さくしても商品は確実に取出口に送出される。従っ
て、商品シュートの設置スペースを小さくすることが可
能になる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。図１は請求項１記載の発明の一実施例を示すもので
ある。なお、ここでは自動販売機の構成については図２
に示したものと同一であるので、同図を参照することと
する。図１において、商品シュート８は、図４に示した
ものと同様に、横に並ぶ複数の商品ラック５（図２参
照）から搬出された商品10を左右両縁に立ち上がるガイ
ド82を介して中央に寄せながら上面81を滑降させて取出
口３に案内するものであるが、この実施例ではその取付
け角度が従来の約１／２の傾斜角度に設置される。ま
た、図１において、11は商品シュート８の背面上に支持
されたモータ、12はモータ11の出力軸に嵌着された偏心
板である。このモータ11および偏心板12が商品シュート
８に振動を与える加振装置を形成し、モータ11により回
転駆動される偏心板12の長径部外周面が商品シュート８
に間欠的に衝突する衝撃によって商品シュート８は振動
する。なお、商品シュートの形状は、図１に示した形状
に限られるものではない。
る。図１は請求項１記載の発明の一実施例を示すもので
ある。なお、ここでは自動販売機の構成については図２
に示したものと同一であるので、同図を参照することと
する。図１において、商品シュート８は、図４に示した
ものと同様に、横に並ぶ複数の商品ラック５（図２参
照）から搬出された商品10を左右両縁に立ち上がるガイ
ド82を介して中央に寄せながら上面81を滑降させて取出
口３に案内するものであるが、この実施例ではその取付
け角度が従来の約１／２の傾斜角度に設置される。ま
た、図１において、11は商品シュート８の背面上に支持
されたモータ、12はモータ11の出力軸に嵌着された偏心
板である。このモータ11および偏心板12が商品シュート
８に振動を与える加振装置を形成し、モータ11により回
転駆動される偏心板12の長径部外周面が商品シュート８
に間欠的に衝突する衝撃によって商品シュート８は振動
する。なお、商品シュートの形状は、図１に示した形状
に限られるものではない。
【０００８】しかして、商品販売用押釦の押し操作によ
り商品ラック５（図２参照）から商品が落下搬出される
商品の搬出時、モータ11が運転され、これにより偏心板
12が回転する。この回転により偏心板12の長径部外周面
が商品シュート８の背面を間欠的にたたいて商品シュー
ト８を振動させる。この振動により商品シュート８上に
落下した商品は商品シュート８上を滑降または転動する
切っ掛けを与えられる。一度滑降または転動し始めた商
品は商品シュート８の傾斜によって滑降または転動が加
速されるので、商品シュート８の途中で止まることなく
取出口３に送出される。
り商品ラック５（図２参照）から商品が落下搬出される
商品の搬出時、モータ11が運転され、これにより偏心板
12が回転する。この回転により偏心板12の長径部外周面
が商品シュート８の背面を間欠的にたたいて商品シュー
ト８を振動させる。この振動により商品シュート８上に
落下した商品は商品シュート８上を滑降または転動する
切っ掛けを与えられる。一度滑降または転動し始めた商
品は商品シュート８の傾斜によって滑降または転動が加
速されるので、商品シュート８の途中で止まることなく
取出口３に送出される。
【０００９】
【発明の効果】以上に説明したように構成された本発明
の自動販売機においては、商品ラックと取出口との間に
配置され、商品ラックから搬出された商品が落下して滑
降または転動するよう傾斜して配置された商品シュート
を備える自動販売機の商品搬出装置において、前記商品
シュートの傾斜角度を３０°より小さくすると共に該商
品シュートの背面に商品シュートに振動を与える加振装
置を設け、該加振装置は商品搬出時に駆動されるモータ
およびこのモータにより回転駆動される偏心板からな
り、商品搬出時に回転駆動される偏心板により商品シュ
ートを振動させて商品が商品シュートを滑降または転動
する切っ掛けを与えるようにしたことにより、商品シュ
ートの傾斜角度を小さくして設置しても商品ラックから
搬出された商品を確実に取出口に送出することができ
る。また、商品シュートの傾斜角度を小さくすることに
よって商品シュートの設置スペースを小さくすることが
できるので、その分自動販売機の商品ラックを長くする
ことが可能となり、商品収容数を増大させることができ
る。
の自動販売機においては、商品ラックと取出口との間に
配置され、商品ラックから搬出された商品が落下して滑
降または転動するよう傾斜して配置された商品シュート
を備える自動販売機の商品搬出装置において、前記商品
シュートの傾斜角度を３０°より小さくすると共に該商
品シュートの背面に商品シュートに振動を与える加振装
置を設け、該加振装置は商品搬出時に駆動されるモータ
およびこのモータにより回転駆動される偏心板からな
り、商品搬出時に回転駆動される偏心板により商品シュ
ートを振動させて商品が商品シュートを滑降または転動
する切っ掛けを与えるようにしたことにより、商品シュ
ートの傾斜角度を小さくして設置しても商品ラックから
搬出された商品を確実に取出口に送出することができ
る。また、商品シュートの傾斜角度を小さくすることに
よって商品シュートの設置スペースを小さくすることが
できるので、その分自動販売機の商品ラックを長くする
ことが可能となり、商品収容数を増大させることができ
る。
【図１】請求項１に係る発明の一実施例を示す商品シュ
ートの斜視図
ートの斜視図
【図２】従来の商品搬出装置を備えた自動販売機の断面
図
図
【図３】図２の自動販売機に設置される商品シュートの
斜視図
斜視図
【図４】図２の自動販売機に設置される図３とは異なる
商品シュートの斜視図
商品シュートの斜視図
７，８…商品シュート、10…商品、11…モータ、12…偏
心板。
心板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松島 幸三 神奈川県川崎市川崎区田辺新田１番１号 富士電機株式会社内 (56)参考文献 実開 昭56−67580（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭56−92279（ＪＰ，Ｕ) 実開 平３−25976（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G07F 9/00 109 G07F 11/16
Claims (1)
- 【請求項１】商品ラックと取出口との間に配置され、商
品ラックから搬出された商品が落下して滑降または転動
するよう傾斜して配置された商品シュートを備える自動
販売機の商品搬出装置において、前記商品シュートの傾
斜角度を３０°より小さくすると共に該商品シュートの
下面に商品シュートに振動を与える加振装置を設け、該
加振装置は商品搬出時に駆動されるモータおよびこのモ
ータにより回転駆動される偏心板からなり、商品搬出時
に回転駆動される偏心板により商品シュートを振動させ
て商品が商品シュートを滑降または転動する切っ掛けを
与えることを特徴とする自動販売機の商品搬出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3180051A JP2973610B2 (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | 自動販売機の商品搬出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3180051A JP2973610B2 (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | 自動販売機の商品搬出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0528350A JPH0528350A (ja) | 1993-02-05 |
| JP2973610B2 true JP2973610B2 (ja) | 1999-11-08 |
Family
ID=16076633
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3180051A Expired - Lifetime JP2973610B2 (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | 自動販売機の商品搬出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2973610B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0716273U (ja) * | 1993-08-23 | 1995-03-17 | サンデン株式会社 | 自動販売機 |
| JP7380003B2 (ja) * | 2019-09-25 | 2023-11-15 | 富士電機株式会社 | 自動販売機 |
-
1991
- 1991-07-22 JP JP3180051A patent/JP2973610B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0528350A (ja) | 1993-02-05 |
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