JP3084875B2 - 自動販売機の商品取出口内部構造 - Google Patents

自動販売機の商品取出口内部構造

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JP3084875B2
JP3084875B2 JP04004246A JP424692A JP3084875B2 JP 3084875 B2 JP3084875 B2 JP 3084875B2 JP 04004246 A JP04004246 A JP 04004246A JP 424692 A JP424692 A JP 424692A JP 3084875 B2 JP3084875 B2 JP 3084875B2
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、前面に開口し商品が
取り出される取出口へ向けて、内部に収納された缶,瓶
入りの飲料あるいはタバコなどの商品を販売の都度一個
ずつ搬出し無人で販売する自動販売機の商品取出口内部
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】内部に収納された商品を販売する自動販
売機は、この自動販売機の外周面を形成する機体内に、
商品が収納される収納室が区画形成されているととも
に、機体の前面に開口し商品が取り出される取出口が一
般的に形成されている。販売の都度、この取出口内へ向
けて一個ずつ搬出される、収納室内に収納された商品は
収納室の前面に開口し商品が送出される送出口を通し収
納室と取出口とを連通する通路を介して概して重力落下
式にその自重で搬出される。この搬出された商品は、取
出口の内側に設けられた商品受け上に載り、お客さんに
より取出口を通して取り出される仕組になっている。一
方、収納室内に収納された各種の商品の外形寸法形状は
千差万別であり、通路内を通過する際の商品の姿勢も一
定ではない。また、収納室と取出口とを連通する通路
は、この通路を介して収納室内の商品を取出口から手を
突っ込んで取り出せないようにするため、通路の中間で
この通路を仕切る、機体内に回動自在に懸吊された仕切
扉で遮断されている。この仕切扉は、販売時に通路を介
して取出口内へ搬出される商品で前方に押されて回動す
るが、機体の前面から奥行側のこの機体内に形成された
当接面に仕切扉が当接すると、この仕切扉の回動が規制
されように普通構成されている。そのため、この仕切扉
が、収納室内から送出口を通して通路内に送出された商
品の姿勢によっては、この商品の通路内進行を妨げる
が、この種の自動販売機の商品取出口内部構造の従来例
を図2および図3に示す。図2はこの発明の対象となる
自動販売機の構成を示し、(A)が外観を示す前方斜右
上からみた斜視図、(B)が(A)の内部構成を示す、
ケースの前面開口を覆う扉および、収納室の前面開口を
覆う収納室扉を開放した状態の前方斜右上から見た斜視
図、図3は従来の自動販売機の商品取出口内部構造を示
し、(A)が一つの従来例の要部右側縦断面図、(B)
が異なる従来例の要部右側縦断面図で、(A)および
(B)はいずれも図の左側が前面側である。
【0003】図2および図3において、1は前面が開口
するケースであり、このケース1内に、商品2を収容す
る内部が図示しない冷却装置で冷却され前面が開口する
収納室3が断熱壁で区画形成されている。この収納室3
およびケース1の前面開口をそれぞれ覆う、断熱性を持
つ収納室扉4および、図2の(A)では奥行方向の幅が
広い扉5が、また図2の(B)では奥行方向の幅が狭い
扉6がケース1にそれぞれ回動自在に支持されており、
このケース1と扉5,6とで自動販売機の外周面を形成
する機体7,8が構成されている。この機体7,8を構
成する扉5,6と収納室扉4との間に通路9,10が形
成されており、この通路9,10を介して機体7,8外
と収納室3内とを連通し前後両面に開口する、収納室3
内に収納された商品2を送出する送出口11および、購
入した商品2が取り出される取出口12がそれぞれ収納
室扉4および扉5,6の下部に形成されている。この取
出口12の前面開口の周縁部を扉5,6に嵌着された取
出口枠13が形成しており、この取出口枠13上端部前
面側に軸長方向が左右方向に水平な回動軸14を介し上
端を閉り勝手にかつ下端を手前に引くと開く方向に回動
自在に支持された取出口扉15が取出口12の前面開口
を覆っている。また、この取出口12内の、扉5,6の
内側には、前面開口が取出口12の後面開口に向い合い
前後両面が開口する枠状の枠部材16,17がそれぞれ
固定されており、この枠部材16,17の内側が通路
9,10を形成している。この通路9,10内には、こ
の通路9,10をその中間位置で前後に仕切る、上端を
軸長方向が左右に水平な回動軸18を介して枠部材1
6,17の天井面の奥行方向中程に回動自在に支持され
たフラッパ状の仕切扉19,20がそれぞれ懸吊されて
いる。この仕切扉19,20で仕切られた通路9,10
を隔てて互に向い合う、取出口枠13の、扉5,6の前
面より奥行側にある裏面と、送出口11の周縁部前面と
が、仕切扉19,20が回動した際に仕切扉19,20
が当接する当接面21,22をそれぞれ形成しており、
この当接面21,22により、仕切扉19,20はその
回動が規制されている。また、枠部材16,17の側縦
断面がほぼU字形の底部が、収納室3内から販売の都度
一個ずつ搬出された商品2が載る商品受け23,24を
形成している。この商品受け23,24には、前端部に
鉛直に立ち上がった立上がり部が、また後端部に上面が
前方に向って下る傾斜した傾斜面がそれぞれ形成されて
いる。この傾斜面は、収納室3内に収容設置された、商
品2が収納される収納装置25,26の下端から落下排
出される商品2を受ける、収納室3内の、収納装置2
5,26の下に配設されたシュータ27,28の上面の
傾斜と、送出口11の底面の傾斜とに沿わせて形成され
ている。この送出口11は、収納室3内への外気の流入
あるいは、収納室3内からの空気の流出を防ぐ、軸長方
向が左右に水平な回動軸29を介して閉り勝手にかつ前
方に押し開く方向に回動自在に収納室扉4に上端を支持
された遮蔽扉30で遮蔽されている。
【0004】なお、商品受け23,24の前端の立上が
り部後面および底部上面は弾力性を持つ緩衝材31およ
び下敷32,33でそれぞれ覆われている。また、収納
装置25は、上端部前面に開口する投入口34から投入
された、柱状の缶に入ったジュースなどの商品2を、内
部に形成された前後に蛇行しながら上下に延在する、図
示しない収納部内に収容し、この収納部内の最下位の商
品2から順に販売の都度一個ずつ下端下面に開口する排
出口35を通して落下排出するいわゆる重力落下式の収
納装置である。また、収納装置26は、商品2を縦方向
に搬送するバケットコンベア36を備えており、このバ
ケットコンベア36に設けられた、右端を右方に突出し
て複数縦方向に配列し左端を片持ち支持されたバケット
37内に収納された、瓶入りなどの大形の商品2を下端
に開口する排出口38を通して販売の都度最下位の商品
2から順に落下排出するバケットコンベア式の収納装置
である。
【0005】一方、扉5,6の前面部には、上から順
に、販売商品製造メーカの、図示しない商品宣伝用写
真,商品見本39などを内部に陳列展示する展示室4
0,この展示室40の前面から前端を突き出した、購入
する商品を選択する押釦41,前面に開口し硬貨が投入
される投入口42,この投入口42から投入された硬貨
の返却操作を行う返却レバー43,前面に開口し釣銭な
どを払い出して返却する返却口44などが配設されてい
る。
【0006】このように構成された商品取出口内部構造
を備えたの自動販売機の販売動作は、投入口42から硬
貨が投入されかつ押釦41で商品2が選択されると、販
売指令信号により、この商品2が収納された収納装置2
5,26から排出口35,38を通して落下排出され
る。この落下排出された商品2は、シュータ27,28
上面をその自重で転動若しくは摺動しながら降下し、遮
蔽扉30を押し開いて送出口11から通路9,10内に
送出される。この通路9,10内に送出された商品2は
通路9,10を通って商品受け23,24上に、緩衝材
31および下敷32,33で衝撃が緩和されながら落下
して載り、取出口扉15が開いた取出口12を通してお
客さんにより取り出される。
【0007】また、この取出口12から手を入れて遮蔽
扉30を開き、通路9,10および送出口11を通して
収納室3内に収納された商品2を取り出そうとするとき
の、自動販売機の商品取出口内部構造各部の動作は、通
路9,10を仕切る仕切扉19,20の下端部を手前に
引いてこの仕切扉19,20を回動させると、当接面2
1,22に当接する仕切扉19,20で取出口12が内
側から塞がれる。また、仕切扉19,20の下端部を奥
行方向に押して回動させると、当接面21,22に当接
する仕切扉19,20で送出口11が塞がれる。そのた
め、いずれにしても遮蔽扉30を開くことができず、取
出口12から突っ込んで手で遮蔽扉30を開き通路9,
10および送出口11を通して収納室3内に収納された
商品2を取り出すことはできない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の自動販売機の商品取出口内部構造は、収納装置2
5,26から排出口35,38を通して販売時に落下排
出されて遮蔽扉30を押し開き送出口11から通路9,
10内に送出される商品2の姿勢が一定になるように制
御せず、また、商品2の外形寸法形状は千差万別であ
る。それで、送出口11を通って通路9,10内に侵入
する際の、缶入りジュースなどの商品2で押し開かれる
遮蔽扉30の最大開き角度は、この遮蔽扉30を押し開
くときの商品2の種類および姿勢によって異なり、この
姿勢が立ち姿勢になればなる程大きくなる。一方、この
遮蔽扉30と仕切扉19,20との間隔は機体7より機
体8の方が狭く近接しているので、商品2によって押し
開かれる遮蔽板30によって押されて回動して開く仕切
扉19,20の最大開き角度は、仕切扉19より仕切扉
20の方が大きくなる。したがって、遮蔽扉30の最大
開き角度が大きくなり過ぎると、仕切扉19はそうなる
ことは少ないが、仕切扉20は、機体8の前面である扉
6前面より奥行側の、取出口枠13の後端面が形成する
当接面21に当接してそれ以上開かなくなる。すると、
遮蔽板30も回動が規制されるので、商品2は送出口1
1を通って通路10内に進入できず、送出口11内に詰
ってしまうという問題がある。
【0009】この発明は、通路の奥行方向の幅が狭くて
遮蔽板と仕切扉との間隔が狭くなっても送出口内に商品
が詰ることのない自動販売機の商品取出口構造を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
この発明によれば、外周面を形成する機体内に区画形成
され各種商品が内部に収納される収納室の前面開口を覆
う収納室扉に開口して配置され、前記商品が送出される
送出口と、前記機体の前面に回動自在に取付けられた扉
に開口して配置され、購入した商品が取り出される取出
口と、前記送出口に回動自在に懸吊された遮蔽扉と、前
記扉に形成され前記送出口と取出口とを連通する通路に
回動自在に懸吊された仕切扉とを備えた自動販売機の商
品取出口内部構造において、前記取出口に少なくとも下
辺部側が前方に突出する取出口枠を取付け、この取出口
枠の下辺部側に前記仕切扉が通過可能な逃げ部を設ける
とともにその逃げ部に隣接して仕切扉の当接面を形成
し、この当接面の位置を、前記送出口を立ち姿勢で通過
する商品により押し開かれた遮蔽扉によって仕切扉が取
出口枠方向に回動した際にも該仕切扉が当接面に当接し
ない位置に定めたことを特徴とする。
【0011】
【0012】
【0013】
【作用】前述のように構成されたこの発明の自動販売機
の商品取出口構造においては、仕切扉が回動して取出口
枠の当接面に当接するまでの仕切扉の回動角度を通路の
奥行方向の幅が狭くても大きくすることができ、したが
って、収納室扉の送出口を商品が立ち姿勢で通過して遮
蔽扉が大きく押し開かれても遮蔽扉が仕切扉により規制
されることがないよう遮蔽扉の開き角度も大きくでき
る。
【0014】
【0015】
【0016】
【実施例】以下、この発明の実施例を図1および図2に
基づいて説明する。図1はこの発明の一つの実施例の自
動販売機の商品取出口内部構造を示し、(A)が要部右
側縦断面図、(B)が(A)の枠部材を後方斜右上から
見た斜視図で、(A)は図の左側が前面側であり、図2
はこの発明の対象となる自動販売機の構成を示し、
(A)が外観を示す前方斜右上からみた斜視図、(B)
が(A)の内部構成を示す、ケースの前面開口を覆う扉
および、収納室の前面開口を覆う収納室扉を開放した状
態の前方斜右上から見た斜視図ある。図3と共通あるい
は同一部分は同一の符号で示す。
【0017】図1および図2において、1は前面が開口
するケースであり、このケース1内に、商品2を収容す
る内部を図示しない冷却装置で冷却する、前面が開口す
る収納室3を断熱壁で区画形成している。この収納室3
およびケース1の前面開口をそれぞれ覆う、断熱性を持
つ収納室扉4および、奥行方向の幅が狭い扉6をケース
1に回動自在に支持しており、このケース1と扉6とで
自動販売機の外周面を形成する機体8を構成している。
この機体8を構成する扉6と収納室扉4との間に通路1
0を形成しており、この通路10を介して機体8外と収
納室3内とを連通し前後両面に開口する、収納室3内に
収納された商品2を送出する送出口11および、購入し
た商品2が取り出される取出口12をそれぞれ収納室扉
4および扉6の下部に形成している。取出口12の前面
開口の周縁部を扉6に嵌着した取出口枠45で形成して
おり、この取出口枠45上端部前面側に軸長方向が左右
方向に水平な回動軸14を介し上端を閉り勝手にかつ下
端を手前に引くと開く方向に回動自在に支持した取出口
扉15で取出口12の前面開口を覆っている。また、こ
の取出口12内の、扉6の内側には、前面開口が取出口
12の後面開口に向い合い前後両面が開口する枠状の枠
部材17を固定しており、この枠部材17の内側が通路
10を形成している。この通路10内には、この通路1
0をその中間位置で前後に仕切る、上端を軸長方向が左
右に水平な回動軸18を介して枠部材17の天井面の奥
行方向中程に回動自在に支持したフラッパ状の仕切扉2
0を懸吊している。この仕切扉20で仕切られた通路1
0を隔てて互に向い合う、取出口枠45の、扉6の前面
より前方に突き出した裏面と、送出口11の周縁部前面
とが、仕切扉20が回動した際に仕切扉20が当接する
当接面46,22をそれぞれ形成しており、この当接面
46,22により、仕切扉20の回動を規制している。
また、枠部材17の側縦断面がほぼU字形の底部が、収
納室3内から販売の都度一個ずつ搬出された商品2が載
る商品受け24を形成している。この商品受け24に
は、前端部に、鉛直に立ち上がった立上がり部を、また
後端部に、上面が前方に向って下る傾斜した傾斜面をそ
れぞれ形成している。この傾斜面は、収納室3内に収容
設置した、商品2が収納される収納装置25,26の下
端から落下排出される商品2を受ける、収納室3内の、
収納装置25,26の下に配設したシュータ27,28
の上面の傾斜と、送出口11の底面の傾斜とに沿わせて
形成している。この送出口11は、収納室3内への外気
の流入あるいは、収納室3内からの空気の流出を防ぐ、
軸長方向が左右に水平な回動軸29を介して閉り勝手に
かつ前方に押し開く方向に回動自在に収納室扉4に上端
を支持した遮蔽扉30で遮蔽している。
【0018】なお、商品受け24の前端の立上がり部後
面および底部上面を弾力性を持つ緩衝材31および下敷
33でそれぞれ覆っており、その他の構成は前記した従
来例と同一である。
【0019】前述の構成において、この発明の自動販売
機の商品取出口内部構造の自動販売機の販売時の各部の
動作は、前記した従来例と同様であるので、収納装置2
5,26から排出口35,38を通して販売時に落下排
出されて遮蔽扉30を押し開き送出口11から通路10
内に送出される商品2の挙動について以下述べる。
【0020】遮蔽扉30を押し開き送出口11から通路
10内に送出される商品2は、送出される際の姿勢が一
定でなく、かつ商品2の外形寸法形状が千差万別であ
る。それで、送出口11を通って通路10内に侵入する
際、高さが高い商品2が立ち姿勢で送出口11を通るこ
とがある。一方、商品2に押されて開く遮蔽扉30に押
されて回動する、この遮蔽扉30に近接する仕切扉20
の、機体8の前面より前方に突き出して取出口枠45に
形成した当接面46に仕切扉20が当接する迄の回動角
度を十分大きくできる。そのため、遮蔽扉30の最大開
き角度は、仕切扉20が当接面46に当接することによ
って、商品2が送出口11を通り抜けるのを遮蔽扉30
で阻止される角度に規制されることなく、遮蔽扉30は
十分に開くので、高さが高い商品2が立ち姿勢で送出口
11を通り抜けることができ、商品2が送出口11内に
詰ることはない。
【0021】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
外周面を形成する機体内に区画形成され各種商品が内部
に収納される収納室の前面開口を覆う収納室扉に開口し
て配置され、前記商品が送出される送出口と、前記機体
の前面に回動自在に取付けられた扉に開口して配置さ
れ、購入した商品が取り出される取出口と、前記送出口
に回動自在に懸吊された遮蔽扉と、前記扉に形成され前
記送出口と取出口とを連通する通路に回動自在に懸吊さ
れた仕切扉とを備えた自動販売機の商品取出口内部構造
において、前記取出口に少なくとも下辺部側が前方に突
出する取出口枠を取付け、この取出口枠の下辺部側に前
記仕切扉が通過可能な逃げ部を設けるとともにその逃げ
部に隣接して仕切扉の当接面を形成し、この当接面の位
置を、前記送出口を立ち姿勢で通過する商品により押し
開かれた遮蔽扉によって仕切扉が取出口枠方向に回動し
た際にも該仕切扉が当接面に当接しない位置に定めたこ
とにより、送出口と取出口とを連通する通路の奥行方向
の幅が狭くても収納室扉の送出口を立ち姿勢で通過する
商品を確実に払出すことができるので、送出口内に商品
が詰まることを防止しつつ自動販売機の薄形化を図るこ
とができるという効果を有する。
【0022】
【0023】
【0024】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一つの実施例の自動販売機の商品取
出口内部構造を示し、(A)が要部右側縦断面図、
(B)が(A)の枠部材を後方斜右上から見た斜視図
【図2】この発明の対象となる自動販売機の構成を示
し、(A)が外観を示す前方斜右上からみた斜視図、
(B)が(A)の内部構成を示す、ケースの前面開口を
覆う扉および、収納室の前面開口を覆う収納室扉を開放
した状態の前方斜右上から見た斜視図
【図3】従来の自動販売機の商品取出口内部構造を示
し、(A)が一つの従来例の要部右側縦断面図、(B)
が異なる従来例の要部右側縦断面図
【符号の説明】
1 ケース 2 商品 3 収納室 4 収納室扉 5 扉 6 扉 7 機体 8 機体 9 通路 10 通路 11 送出口 12 取出口 13 取出口枠 14 回動軸 15 取出口扉 16 枠部材 17 枠部材 18 回動軸 19 仕切扉 20 仕切扉 21 当接面 22 当接面 23 商品受け 24 商品受け 25 収納装置 26 収納装置 27 シュータ 28 シュータ 29 回動軸 30 遮蔽扉 31 緩衝材 32 下敷 33 下敷 34 投入口 35 排出口 36 バケットコンベア 37 バケット 38 排出口 39 商品見本 40 展示室 41 押釦 42 投入口 43 返却レバー 44 返却口 45 取出口枠 46 当接面

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周面を形成する機体内に区画形成され各
    種商品が内部に収納される収納室の前面開口を覆う収納
    室扉に開口して配置され、前記商品が送出される送出口
    と、前記機体の前面に回動自在に取付けられた扉に開口
    して配置され、購入した商品が取り出される取出口と、
    前記送出口に回動自在に懸吊された遮蔽扉と、前記扉に
    形成され前記送出口と取出口とを連通する通路に回動自
    在に懸吊された仕切扉とを備えた自動販売機の商品取出
    口内部構造において、前記取出口に少なくとも下辺部側
    が前方に突出する取出口枠を取付け、この取出口枠の下
    辺部側に前記仕切扉が通過可能な逃げ部を設けるととも
    にその逃げ部に隣接して仕切扉の当接面を形成し、この
    当接面の位置を、前記送出口を立ち姿勢で通過する商品
    により押し開かれた遮蔽扉によって仕切扉が取出口枠方
    向に回動した際にも該仕切扉が当接面に当接しない位置
    に定めたことを特徴とする自動販売機の商品取出口内部
    構造。
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