JP3929126B2 - 自動販売機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、内扉によって前後に仕切られた収納部を有し、前側収納部の商品を販売した後、後側収納部の商品を前側収納部に搬送しこれを販売する自動販売機に関するもので、特に、内扉の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の自動販売機として出願人は既に特願平8ー54920号にかかる出願を提案している。
【0003】
この自動販売機は、個別に区画された商品収納室を上下複数段に多数配置し、この商品収納室に収納された商品を個別に販売する構造となっている。また、この商品収納室は内扉によって前後に仕切られた互いに連通する2つの収納部を有している。さらに、商品収納室内には、商品を載置する商品載置手段を備えた商品搬送手段が設けられており、商品載置手段に載置した商品を商品収納室の前後に移動可能としている。
【0004】
内扉は、商品収納室内を前後に仕切る板状部材からなり、前後に回動自在に上縁部を軸支されている。また、この回転軸にはねじりコイルバネが巻回され、この内扉を開方向に付勢しており、この内扉の開方向への回転を規制するソレノイドを備えている。
【0005】
また、商品搬送手段は、商品載置手段である商品トレーと、その後方に設けられたコイルバネからなり、後側収納部に待機中は商品載置手段は前方に力が付勢されている。後側収納部に商品載置手段を待機させるときは、内扉を閉鎖することにより前方への移動を規制している。
【0006】
この自動販売機により商品を販売するときは、まず、第1の商品を商品載置手段に載置し後側収納部に待機させるとともに内扉を閉鎖し、さらに、前側収納部に第2の商品を収納する。そして、前側収納部の第2の商品を販売した後に、内扉を開放するとともに商品載置手段を前方に移動して第1の商品を商品収納室の前方に搬送させ、この第1の商品を次回に販売する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の自動販売機では、内扉として単なる板状部材とした場合には強度に不足するため、多数の開閉動作により変形等することがあるだけでなく、イタズラによって変形・こじ開けされて商品が盗難されるおそれがあるという難点があった。
【0008】
この難点を解決するために、内扉の下縁部を直角に折り曲げてフランジを形成することにより、強度不足を解消するという手段が考えられる。しかしながら、この場合には、商品が商品搬送手段により前方に搬送される際に、この商品が回動動作する内扉のフランジ部に引っ掛かり、前方に搬送されないという不具合(搬出不良)が発生することがあるため、この手段では前記難点を解決することはできなかった。
【0009】
また、この自動販売機は、商品を収納するためには、まず、前方に移動されている商品載置手段上に商品を載置し、これを片手で後側収納部に押し込む。次に、商品載置手段を後側収納部に押し込んだまま、同時に、もう片方の手で内扉を閉鎖させるという作業を行う必要がある。
【0010】
しかしながら、一般的に、商品収納室内はさほど広くないため、2本の手を入れてこの作業を行うのは非常に困難であるという難点があった。また、この作業を片手のみで行うのも困難であり、特に、商品載置手段を後方に押し込んでいる手指が閉鎖する内扉に挟まり利便性が悪いという難点があった。
【0011】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、商品搬送がスムーズに行われるとともに信頼性・盗難防止効果が高く、さらに、商品収納時の操作性に優れた利便性の高い自動販売機を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、前面を開口した複数の商品収納室と、各商品収納室の前面開口部に設置した小扉と、商品収納室を前後に仕切って2つの収納部を形成する内扉と、内扉開放時に商品収納室内を前後に移動して商品を搬送する商品搬送手段を備えた自動販売機において、前記内扉は、一周縁部を軸として前後に回動自在に開閉し、軸とは反対側の周縁部を内角が鈍角となるように後方に折り曲げた板状部材からなることを特徴とする。
【0013】
この発明によれば、内扉の一周縁部が折り曲げられているので内扉の強度が向上する。また、折り曲げ方向が商品収納室の後方であり、さらに、その内角が鈍角であるので、内扉が開状態或いは開動作中に後方から前方に搬送される商品が内扉裏面にぶつかっても、この折り曲げ部に引っ掛かることなくスムーズに前方に商品が搬送される。
【0014】
また、請求項2の発明は、前面を開口した複数の商品収納室と、各商品収納室の前面開口部に設置した小扉と、商品収納室を前後に仕切って2つの収納部を形成する内扉と、内扉開放時に商品収納室内を前後に移動して商品を搬送する商品搬送手段を備えた自動販売機において、前記内扉は、一周縁部を軸として前後に回動自在に開閉し、軸とは反対側の周縁部を後方に折り曲げた板状部材からなり、該折り曲げ部分に、商品の前後方向の移動を案内する案内手段を設けたことを特徴とする。
【0015】
この発明によれば、内扉の一周縁部が折り曲げられており、さらに、折り曲げ部に案内部材が設けられているで内扉の強度が向上する。また、折り曲げ部に案内手段が設けられているので、内扉が開状態或いは開動作中に後方から前方に搬送される商品が内扉裏面にぶつかっても、この折り曲げ部に引っ掛かることなくスムーズに前方に商品が搬送される。
【0016】
さらに、請求項3の発明は、前面を開口した複数の商品収納室と、各商品収納室の前面開口部に設置した小扉と、商品収納室を前後に仕切って2つの収納部を形成する内扉と、内扉開放時に商品収納室内を前後に移動して商品を搬送する商品搬送手段を備えた自動販売機において、内扉の開閉動作中に商品収納室の前側から商品搬送手段を操作できるように内扉に切り欠きを設けたことを特徴とする。
【0017】
この発明によれば、内扉に切り欠きが設けてあるので、内扉の開閉動作を行っても手指が挟まれることなく商品搬送手段の操作ができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態にかかる自動販売機について図1乃至図4を参照して説明する。図1は自動販売機の正面図、図2は自動販売機の断面図、図3は商品収納室の斜視図、図4は内扉の斜視図である。
【0019】
この自動販売機は、縦長の断熱箱にて構成された自動販売機本体1内に前面開口の内箱2を設け、この自動販売機本体1の前面開口を外扉3にて開閉自在としたものである。この自動販売機本体1と内箱2との間には通風ダクト4を形成しており、送風機5にて蒸発器6で冷却された空気を通風ダクト4に循環し(図2の一点鎖線矢印)、庫内冷却を行っている。また、この内箱2の前面開口には中扉7を設ける一方、内箱2の内部には上下及び左右に複数段に多数の商品収納室8を形成し、各商品収納室8と対向する中扉7の部位には商品収納室8の小扉9を設けている。また、この各商品収納室8は、互いに隣接する商品収納室8間で冷気が流通するよう縦横に多数のワイヤ8aを組み込んで形成している。
【0020】
なお、自動販売機の前面にはコイン投入口10、紙幣投入口11、返却レバー12、返却口13、投入金額等を表示するセグメント表示器14等が設置されている。
【0021】
この商品収納室8は前後に仕切る仕切り扉機構81を有し、この仕切り扉機構81により前後に商品Aを収納する収納部82a,82bを形成している。また、この仕切り扉機構81は略門型の支持フレーム811に軸支された内扉812を有し、この内扉812を上下に回動することにより後側収納部82bを開放・閉鎖するようになっている。また、この回転軸813にはねじりコイルバネ814が巻回され、この内扉812を開方向に付勢している。他方、この内扉812の開方向への回転を規制するものとしてソレノイド815を有し、また、このソレノイド815の駆動状態を検知する内扉開閉検知器(本実施の形態ではマイクロスイッチ)816を有している。
【0022】
この内扉812は、図4に示すように、略矩形の平板状部材からなり商品収納室8の高さ及び幅より僅かに小さく設けている。内扉の裏面の左右一方の端には、前述したソレノイド815と係合する孔を備えた係止板812aが立設している。また、この内扉812の下端は、内扉812の強度を向上させるために、後側収納部82b方向に折り曲げて内扉フランジ812bを形成している。さらに、この内扉812の下端には、内扉812の裏面から内扉フランジ812bの縁部に亘って案内部材812cが付設されている。この案内部材812cは、平板状部材からなり、案内部材本体812c1と長手方向端部の片側に付設した一対の案内片812c2からなる。この案内片812c2は、案内部材本体812c1との内角が鈍角(本実施の形態では135°)となるように折り曲げて形成した板状部材であり、その端部が内扉フランジ812bの縁部に係合するように付設されている。さらに、この内扉812の下部中央付近には、親指1本が入る程度の高さを有する切り欠き812dが設けてあり、内扉812を閉鎖又は閉動作中であっても切り欠き812dより手指を挿入することができる。
【0023】
ソレノイド815はそのプランジャに先端に引っ掛け爪を有する引っ掛け片815aと略L字状の作動片815bが取り付けられている。この引っ掛け片815aは内扉812の裏面に突出した係止板812aに対向しており、ソレノイド815のプランジャの先端が下位にあるときは、引っ掛け片815aが係止板812aの孔に係止して内扉812を閉鎖状態に維持し、逆に、上位にあるときは引っ掛け片815aが係止板812aの孔から外れ、内扉812を開放できるようになっている。一方、作動片815bはその先端が開閉検知器816に対向しており、プランジャの先端が下位にあるときは開閉検知器816はソレノイド815の駆動を検知せず、逆に、上位にあるときはソレノイド815の駆動を検知するようになっている。
【0024】
このように仕切り扉機構81により2分割された商品収納室8には商品Aを載置しかつ移動する搬送装置83が設けられている。この搬送装置83は商品載置手段831とコイルバネ832とから構成されている。
【0025】
この商品載置手段831は皿状の商品トレー831aを有し、この商品トレー831a上に商品Aを載置するようになっている。また、この商品トレー831aの両側を商品収納室8の両側下部に配置された棒状の案内レール831bに載せる一方、この商品トレー831aの中央には連結筒831cを嵌め込み、さらには、この連結筒831cを商品収納室8の前後に亘って配置された軌道ワイヤ831dに貫通させている。これにより、商品トレー831aを前後の各収納部82a,82bに亘って摺動自在にしている。なお、案内レール831b及び軌道ワイヤ831dは商品収納室8の前後に配置された支持板(図示省略)に連結固定されている。
【0026】
前記コイルバネ832は連結筒831cと商品収納室8の後側の支持板との間に配置されたもので、その内部に軌道ワイヤ831dを貫通させ、商品トレー831aを前方に付勢するようになっている。
【0027】
次に、この商品収納室8における内扉812や商品トレー831a等の動作について図5及び図6を参照して説明する。図5は内扉を閉鎖した際の商品収納室の側面断面図、図6は内扉を開放した際の商品収納室の側面断面図である。
【0028】
図5に示すように、商品トレー831aが商品Aを載置して後側収納部82bに待機しているときは、商品トレー831aは圧縮されたコイルバネ832により前方に押圧されているが、内扉812により前方への移動が規制されている。一方、内扉812は、ねじりコイルバネ814によって開方向への力が付勢されているが、ソレノイド815に連結した引っ掛け片815aが支持板812aを係止して閉鎖状態が維持されている。
【0029】
図6に示すように、ソレノイド815を通電して引っ掛け片815aが上方に移動すると、ねじりコイルバネ814により内扉812が回動する。これと同時に、内扉812により前方を規制されていた商品トレー831aがコイルバネ832により商品Aとともに前方に移動する。この時、内扉812の回動動作と商品トレー831aの移動動作は同時に行われるため、商品Aに形状によっては移動中に上端が内扉812の裏面に衝突する場合がある。しかしながら、この場合であっても内扉812の裏面には案内部材812cが付設されているので、内扉フランジ812bに引っ掛かることなくスムーズに前方に搬送される。
【0030】
次に、この自動販売機の後側収集部に商品Aを収納する方法について図7及び図8を参照して説明する。ここで、図7及び図8は、商品収納室の側面断面図である。
【0031】
まず、前進している商品トレー831aの上に商品Aを載置し、商品トレー831aの前面中央付近を手Hの親指先で後方に押し込んでゆく(図7)。これと同時に、他の指先で開状態となって商品収納室8の上方にある内扉812を操作して内扉812を閉鎖させはじめ、そのまま、さらに商品トレー831aを押し込みつつ内扉812の閉鎖を完了させる。この時、商品トレー831aを押している手Hの親指が内扉812の切り欠き812d内にあるため、内扉812に挟まれることなく後側収納部82bに商品Aを収納することができる(図8)。
【0032】
この自動販売機によれば、内扉812の下端を折り曲げて内扉フランジ812bを形成しており、また、案内部材812cが設けられているで内扉812の強度が向上する。また、案内部材812cが設けられているので、内扉812が開状態或いは開動作中に後方から前方に搬送される商品Aが内扉812の裏面にぶつかっても、この内扉フランジ812bに引っ掛かることなくスムーズに前方に搬送される。従って、耐久性・信頼性が高いものとなるとともに、イタズラによる変形・こじ開け等を防止できるので、盗難防止効果も高いものとなる。また、商品Aが内扉812に引っ掛かることなくスムーズに前方に搬送されて常に商品収納室8内の所定位置にあることにより自動販売機のショーケース効果が高いものとなる。さらに、内扉812に切り欠きが設けてあるので、内扉812の開閉動作を行っても手指が挟まれることなく商品トレー831aを後方に押し込むことができる。従って、商品収納時の操作性に優れた利便性の高いものとなるため、作業時間の短縮され、作業効率を向上させることができる。
【0033】
なお、本実施の形態では、内扉812の下端を後方90°に折り曲げて内扉フランジ812bを形成するとともに、案内部材812cを付設することにより、内扉812の補強及び商品Aのスムーズな搬送を行っているが、図9に示すように、内扉812の下端を後方斜めに折り曲げても良い。ここで、内扉812と内扉フランジ812bとの角度Rが鈍角(例えば135°)となるようにすることにより、商品Aをスムーズに搬送することができる。
【0034】
また、図10に示すように、内扉812の下端を後方90°に折り曲げて内扉フランジ812bを形成するとともに、この折り曲げ部分に一対のリブ812eを設けても良い。ここで、このリブ812eは、内扉812から内扉リブ812bに亘って傾斜が生じるように、内扉812の前面側からプレスして形成したものである。
【0035】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の自動販売機によれば、内扉の一周縁部が折り曲げられことにより強度が向上するため、耐久性・信頼性が高いものとなる。また、イタズラによる変形・こじ開け等を防止できるので、盗難防止効果も高いものとなる。さらに、商品が内扉に引っ掛かることなくスムーズに前方に搬送されて常に所定位置にあることにより、自動販売機のショーケース効果が高いものとなる。さらにまた、内扉に切り欠きが設けてあるので、内扉の開閉動作を行っても手指が挟まれることなく商品搬送手段を操作することができる。従って、商品収納時の操作性に優れた利便性の高いものとなるため、作業時間が短縮され、作業効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動販売機の正面図
【図2】自動販売機の断面図
【図3】商品収納室の斜視図
【図4】内扉の斜視図
【図5】内扉を閉鎖した際の商品収納室の側面断面図
【図6】内扉を開放した際の商品収納室の側面断面図
【図7】商品収納の方法を説明する商品収納室の側面断面図
【図8】商品収納の方法を説明する商品収納室の側面断面図
【図9】他の実施例にかかる内扉の斜視図
【図10】他の実施例にかかる内扉の斜視図
【符号の説明】
1…自動販売機本体、2…内箱、8…商品収納室、9…小扉、812…内扉、812b…内扉フランジ、812c…案内部材、812d…切り欠き、814…ねじりコイルバネ、82a,82b…収納部、831a…商品トレー、832…コイルバネ。
Claims (3)
- 前面を開口した複数の商品収納室と、各商品収納室の前面開口部に設置した小扉と、商品収納室を前後に仕切って2つの収納部を形成する内扉と、内扉開放時に商品収納室内を前後に移動して商品を搬送する商品搬送手段を備えた自動販売機において、
前記内扉は、一周縁部を軸として前後に回動自在に開閉し、軸とは反対側の周縁部を内角が鈍角となるように後方に折り曲げた板状部材からなる
ことを特徴とする自動販売機。 - 前面を開口した複数の商品収納室と、各商品収納室の前面開口部に設置した小扉と、商品収納室を前後に仕切って2つの収納部を形成する内扉と、内扉開放時に商品収納室内を前後に移動して商品を搬送する商品搬送手段を備えた自動販売機において、
前記内扉は、一周縁部を軸として前後に回動自在に開閉し、軸とは反対側の周縁部を後方に折り曲げた板状部材からなり、
該折り曲げ部分に、商品の前後方向の移動を案内する案内手段を設けた
ことを特徴とする自動販売機。 - 前面を開口した複数の商品収納室と、各商品収納室の前面開口部に設置した小扉と、商品収納室を前後に仕切って2つの収納部を形成する内扉と、内扉開放時に商品収納室内を前後に移動して商品を搬送する商品搬送手段を備えた自動販売機において、
内扉の開閉動作中に商品収納室の前側から商品搬送手段を操作できるように内扉に切り欠きを設けた
ことを特徴とする自動販売機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP23742597A JP3929126B2 (ja) | 1997-09-02 | 1997-09-02 | 自動販売機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP23742597A JP3929126B2 (ja) | 1997-09-02 | 1997-09-02 | 自動販売機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH1186123A JPH1186123A (ja) | 1999-03-30 |
JP3929126B2 true JP3929126B2 (ja) | 2007-06-13 |
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Family Applications (1)
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JP23742597A Expired - Fee Related JP3929126B2 (ja) | 1997-09-02 | 1997-09-02 | 自動販売機 |
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JP (1) | JP3929126B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1997
- 1997-09-02 JP JP23742597A patent/JP3929126B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH1186123A (ja) | 1999-03-30 |
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