JP3062072B2 - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JP3062072B2
JP3062072B2 JP8054920A JP5492096A JP3062072B2 JP 3062072 B2 JP3062072 B2 JP 3062072B2 JP 8054920 A JP8054920 A JP 8054920A JP 5492096 A JP5492096 A JP 5492096A JP 3062072 B2 JP3062072 B2 JP 3062072B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品を収納する商
品収納室を個別に多数設置した自動販売機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動販売機として実開平
6ー26623号公報に開示されたものを提案してい
る。
【0003】この自動販売機は、販売機本体内に個別に
多数の商品収納室が縦横に設置される。また、この各商
品収納室の前面側には上下に亘って中扉が設置される一
方、この中扉に各商品収納室に対向する小扉が取り付け
られており、この小扉を開放して商品を取り出すように
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、商品収納室
から1個ずつ商品を販売するため、商品収納室には当然
商品を1個のみ収納する。また、各商品収納室は、その
収納される商品が大きいもの或いは小さいものと種々あ
るため、これに対応すべくその収納空間を多少大きめに
形成している。
【0005】従って、商品収納室が大きい割には、収納
される商品が1個のみであり、商品が小型のときは、広
い収納スペースの大部分が無駄になっていた。また、商
品を1個販売する度に商品を補充しなければならず、商
品補充が頻繁になるし、売り切れ状態が頻繁となり販売
機会を失うという問題点を有していた。
【0006】本発明の目的は前記従来の課題に鑑み、1
個の商品収納室に2個の商品を収納でき、かつ、商品を
1個ずつ販売できる自動販売機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するため、請求項1の発明は、多数の商品収納室を有
し、各商品収納室の前面側の小扉を開放して商品を取り
出す自動販売機において、各商品収納室の少なくとも1
個は仕切り扉機構により前後に2個の収納部を形成する
とともに、後側の収納部に収容された商品を前側の収納
部に搬送する搬送手段を有し、仕切り扉機構は、各商品
収納室を前後に仕切り前後に各収納部を形成する開閉自
在の扉体と、扉体を開方向に付勢する第1バネ手段と、
扉体を閉状態に保持するロック手段とからなり、また、
搬送手段は、前後の収納部に亘って商品を載せた商品ト
レーを摺動自在とする商品載置手段と、後側の収納部に
載置された商品トレーを前側の収納部に向かって付勢す
る第2バネ手段とからなり、商品トレーはロック手段の
保持動作で閉状態の扉体に止められ、また、ロック手段
の解除動作で扉体が開き前方へ搬送される構成となって
いる。
【0008】
【0009】請求項の発明では、前側収納部の商品を
販売するときは、ロック手段により扉体が閉状態に保持
されている。この第1回目の商品の販売後、ロック手段
のロックが解除され、この扉体が第1バネ手段の弾発に
より開方向に動作する。これにより、第2バネ手段の付
勢力により商品トレーが前側の収納部に搬送され、第2
回目の商品販売の待機状態となる。
【0010】また、商品を購入するときは、小扉を開放
し前側収納部から商品を取り出し、しかる後この小扉を
閉鎖する。ここで、請求項の発明によれば、小扉開閉
検知器が小扉の閉鎖状態を検知し、かつ、商品購入時の
選択手段からの販売信号が1回であるとカウンタ手段が
計数しているとき、ロック手段は扉体のロックを解除す
る。これにより、扉体が開放し、後側収納部の商品が前
側収納部に搬送される。
【0011】
【発明の実施の形態】図1乃至図7は本発明に係る自動
販売機の一実施形態を示すもので、図1は自動販売機の
正面図、図2は自動販売機の断面図、図3は商品収納室
の斜視図、図4は後側収納部に商品が収納されている状
態を示す商品収納室の側面断面図、図5は後側収納部の
商品が前側収納部に搬送された状態を示す側面断面図、
図6はロック装置の駆動制御を示すブロック図、図7は
ロック装置の駆動制御を示すフローチャートである。
【0012】この自動販売機は縦長の断熱箱にて構成さ
れた販売機本体1内に前面開口の内箱2を設け、この販
売機本体1の前面開口を外扉3にて開閉自在としてい
る。また、この販売機本体1と内箱2との間に通風ダク
ト4を形成しており、送風機5にて蒸発器6で冷却され
た空気を通風ダクト4に循環し(図2の1点鎖線矢
印)、庫内冷却を行っている。また、この内箱2の前面
開口には中扉7を設ける一方、内箱2の内部には上下及
び左右に複数段に多数の商品収納室8を形成し、各商品
収納室8と対向する中扉7の部位には商品収納室8の小
扉9を設けている。また、この各商品収納室8は、互い
に隣接する商品収納室8間で冷気が流通するよう縦横に
多数のワイヤ8aを組み込んで形成している。
【0013】なお、自動販売機の前面にはコイン投入口
10、紙幣投入口10’、返却レバー11、返却口12
等が設置される一方、小扉9の前面には選択された小扉
9を開放させる選択ボタン13が設置されている。ここ
で、前側の商品Aを購入するときは、コイン投入口10
に購入商品の金額(或いはそれ以上の金額)のコインを
投入し、その後、外扉3を開放し、更に購入商品に対応
する選択ボタン13を押す。しかる後、この選択ボタン
13に対応する小扉9を開放し、商品Aを取り出すよう
になっている。この購入操作でコイン投入口10の他に
紙幣投入口10’に紙幣を挿入して購入するようにして
も良いことは勿論である。
【0014】以上のような構成は従来の自動販売機の構
成と異なるところはなく、本発明に係る自動販売機は各
商品収納室8を前後に分割して2室構成とした点に特徴
を有する。以下、この商品収納室8について図3及び図
4を参照して詳述する。
【0015】この商品収納室8は前後に仕切る仕切り扉
機構81を有し、この仕切り扉機構81により前後に商
品Aを収納する収納部82a,82bを形成している。
また、この仕切り扉機構81は略門型の支持フレーム8
11に軸支された扉体812を有し、この扉体812を
上下に回動することにより各収納部82a,82bを開
閉するようになっている。また、この回転軸812aに
はねじりコイルバネ(第1バネ手段)812bが巻回さ
れ、この扉体812を開方向に付勢している。他方、こ
の扉体812の開方向への回転を規制するものとしてソ
レノイド812cを有する。このソレノイド812cは
ブラケット812dによって支持フレーム811に取り
付けられたもので、その先端に引っ掛け爪812eを有
し、この引っ掛け爪812eを扉体812の裏面に突出
した係止穴812fに係止する。これにより、扉体81
2の閉鎖状態を維持している。このように、ソレノイド
812c、引っ掛け爪812e及び係止穴812fによ
り扉体812のロック手段を構成している。
【0016】このように仕切り扉機構81により2分割
された商品収納室8には商品Aを載置しかつ移動する搬
送装置83が設けられている。この搬送装置83は商品
載置手段831とコイルバネ(第2バネ手段)832と
から構成されている。
【0017】この商品載置手段831は皿状の商品トレ
ー831aを有し、この商品トレー831a上に商品A
を載置するようになっている。また、この商品トレー8
31aの両側を商品収納室8の両側下部に配置された棒
状の案内レール831bに載せる一方、この商品トレー
831aの中央には連結筒831cを嵌め込み、更に
は、この連結筒831cを商品収納室8の前後に亘って
配置された軌道ワイヤ831dに貫通させている。これ
により、商品トレー831aを前後の各収納部82a,
82bに亘って摺動自在にしている。なお、案内レール
831b及び軌道ワイヤ831dは商品収納室8の前後
に配置された支持板841,842に連結固定されてい
る。
【0018】前記コイルバネ832は連結筒831cと
商品収納室8の後側の支持板842との間に配置された
もので、その内部に軌道ワイヤ831dを貫通させ、商
品トレー831aを前方に付勢するようになっている。
これにより、商品トレー831aが後側収納部82bに
待機しているときは(図4)、この商品トレー831a
が閉鎖した扉体812の裏面に押圧された状態となり、
他方、この扉体812が開放されるときは(図5)、コ
イルバネ832の付勢力により前側収納部82aに押し
出されることとなる。
【0019】次に、前記ソレノイド812cの駆動制御
を図6のブロック図及び図7のフローチャートを参照し
て説明する。この駆動制御はマイクロコンピュータ構成
のCPU14で行われるもので、このCPU14には商
品販売信号の回数を計数するカウンタ14aを内蔵して
いる。また、このCPU14には選択ボタン13からの
商品販売信号、投入コイン等の金種等を判別する貨幣処
理装置15からの投入金額信号、更には小扉9の開閉を
検知する小扉開閉検知器16からの開閉信号が入力され
る。そして、この各種信号に基づきソレノイド駆動回路
17を通じてソレノイド812cを図7に示すように駆
動制御する。
【0020】商品を購入するに際し、コインを投入し、
その後、外扉3を開放し、更に、所望の商品Aを選択す
るため、所定の小扉9の選択ボタン13を押すこととな
るが、この一連の操作が行われたか否か、即ち、投入コ
イン等が所定金額以上投入されたか(S1)、そして、
小扉9の選択ボタン13が押されたかを検知する(S
2)。ここで、この条件を満足するときは、購入者は小
扉9を開けて商品Aを取り出し、小扉9を閉鎖すること
となる。ここで、小扉9が閉鎖されたか否かを判断し
(S3)、更にこの閉鎖された小扉9の選択が何回あっ
たかを判断する(S4)。ここで、1回目であると判断
したときは、ソレノイド812cを駆動し、引っ掛け爪
812eが上昇して係止穴812fから外れる。これに
より、扉体812が図5に示すようにねじりコイルバネ
812bの付勢力により上方に向かって回転し、更に、
商品トレー831aがコイルバネ832の付勢力により
後側収納部82bから前側収納部82aに向かって移動
し、第2回目の販売待機状態となる。他方、この選択回
数が2回目のときは、前述の如く、商品トレー831a
が前側収納部82aに既に移動しているため、ソレノイ
ド812cは動作しない。
【0021】以上のように本実施形態に係る自動販売機
は、商品収納室8を前後に2分割して前後に2個の商品
Aを収納できるため、商品収納室8の収納スペースを有
効に利用できる。また、従来より1個分多く商品Aを収
納できるため、商品補充作業が少なくなり、更には、販
売機会を失うことがない。
【0022】また、商品収納室8全体に亘って1個の商
品Aを収納するときは、引っ掛け爪812eを係止穴8
12fから外し扉体812を開放しておけば良く、大き
な商品Aにも対応できる。
【0023】なお、前記実施形態では各商品収納室8は
前後に収納部82a,82bを2個有するものとなって
いるが、各商品収納室8の一部がこの2室タイプのもの
で、他の商品収納室8が1室タイプ(各収納部82a,
82bに分割されないタイプ)のものとするようにして
も良い。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
商品収納室を前後に2分割して前後に2個の商品を収納
できるため、商品収納室の収納スペースを有効に利用で
きるし、商品補充作業が少なくなり、更には、販売機会
を失うことがない。また、大きな商品を収納するとき
は、扉体を開放しておけば良く、各種大きさの異なる商
品にも十分に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動販売機の正面図
【図2】自動販売機の断面図
【図3】商品収納室の斜視図
【図4】後側収納部に商品が収納されている状態を示す
商品収納室の側面断面図
【図5】後側収納部の商品が前側収納部に搬送された状
態を示す側面断面図
【図6】ソレノイドの駆動制御を示すブロック図
【図7】ソレノイドの駆動制御を示すフローチャート
【符号の説明】
1…自動販売機、8…商品収納室、9…小扉、13…選
択ボタン、14…CPU、14a…カウンタ、16…小
扉開閉検知器、81…仕切り扉機構、82a,82b…
収納部、83…搬送装置、812…扉体、812b…ね
じりコイルバネ、812c…ソレノイド、812e…引
っ掛け爪、812f…係止穴、831…商品載置手段、
831a…商品トレー、832…コイルバネ、A…商
品。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07F 11/00 - 11/72 G07F 9/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の商品収納室を有し、該各商品収納
    室の前面側の小扉を開放して商品を取り出す自動販売機
    において、 前記各商品収納室の少なくとも1個は仕切り扉機構によ
    り前後に2個の収納部を形成するとともに、後側の収納
    部に収容された商品を前側の収納部に搬送する搬送手段
    を有し、 前記仕切り扉機構は、前記各商品収納室を前後に仕切り
    前後に前記各収納部を形成する開閉自在の扉体と、該扉
    体を開方向に付勢する第1バネ手段と、該扉体を閉状態
    に保持するロック手段とからなり、また、前記搬送手段
    は、前後の収納部に亘って商品を載せた商品トレーを摺
    動自在とする商品載置手段と、後側の収納部に載置され
    た商品トレーを前側の収納部に向かって付勢する第2バ
    ネ手段とからなり、 前記商品トレーは前記ロック手段の保持動作で閉状態の
    前記扉体に止められ、また、該ロック手段の解除動作で
    該扉体が開き前方へ搬送される ことを特徴とする自動販
    売機。
  2. 【請求項2】 前記各商品収納室の商品に対応する販売
    信号を出力する商品選択手段と、前記小扉の開閉を検知
    する小扉開閉検知器と、前記選択手段の選択回数を計数
    するカウンタ手段と、前記小扉開閉検知器から小扉の閉
    鎖信号が出力され、かつ、前記カウンタ手段が1回の選
    択回数を計数しているとき前記ロック手段を解除動作さ
    せる制御手段を有することを特徴とする請求項記載の
    自動販売機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6829454B2 (en) 2001-08-28 2004-12-07 Seiko Epson Corporation Image forming apparatus with improved transfer efficiency

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6829454B2 (en) 2001-08-28 2004-12-07 Seiko Epson Corporation Image forming apparatus with improved transfer efficiency

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