JPH0739022Y2 - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JPH0739022Y2
JPH0739022Y2 JP5070889U JP5070889U JPH0739022Y2 JP H0739022 Y2 JPH0739022 Y2 JP H0739022Y2 JP 5070889 U JP5070889 U JP 5070889U JP 5070889 U JP5070889 U JP 5070889U JP H0739022 Y2 JPH0739022 Y2 JP H0739022Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
product
main body
opening
storage shelf
product storage
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP5070889U
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English (en)
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JPH02143682U (ja
Inventor
芳昭 町田
明久 南雲
Original Assignee
東芝機器株式会社
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Publication date
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、収納商品を冷却または加温して販売する自動
販売機に関する。
(従来の技術) この種の収納商品を冷却または加温して販売する自動販
売機においては、前面扉を開放させて、商品収納棚の前
面側を機外に露出させた状態で販売商品の補充作業が行
なわれるため、この作業時には、本体内の冷気や暖気が
機外に逃げ易く、補充作業を終えて前面扉を閉じた後
に、再び本体内の温度が所定温度に下降または上昇させ
る迄の時間がかさみ、電力の無駄と販売商品の品温にも
支障が生じ易い。このため、前面扉の内側に設けられる
断熱中扉を上下に2分させて、商品収納棚の商品投入口
と対応する上部側の中扉を単独で部分開閉できるように
したものも一部で実用化されており、商品投入補充作業
時の省エネルギー化を図る一方で、このものは商品投入
時に発生する商品の転がり音に対しても付随的に吸収す
る消音作用も発揮できるものとなっている。
(例えば実公昭58-47503号公報参照) (考案が解決しようとする課題) しかしながら断熱中扉を、2分割構成とする上記従来の
ものは、1枚板の中扉に比べてロック機構や、ヒンジ機
構などの部品点数が増大することに加え、シール構造も
複雑化するので、製造コストの増大は免れず、例えば安
価な自動販売機を目指すものにはこのような構成を採用
しきれない事情がある。また、上述した省エネルギー効
果においても、商品投入時、部分的とは言えその間は、
商品収納棚の投入口部分が開放状態のままとなるので、
特に複数の商品投入口を有した多品種の商品を収納する
商品収納棚を搭載させるものにあっては、この投入口部
分から機外に漏れ出す冷気や暖気も無視できなくなるの
で、高価な割りには必ずしも万全とは言えない。
本考案は、上述のような問題を解決しょうとするもの
で、特に安価な自動販売機を目指す機体への採用に好適
し、簡素な構成でありながら商品投入時の冷気・暖気漏
れが低減でき、商品収納棚内を転動する際に発生する商
品の投入音に対する低騒音化が同時に得られる自動販売
機を提供することを目的とする。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案は、前方を解放した箱状の本体と、この本体内に
設けられた前面上部に商品投入口および下部に商品排出
口を有する商品収納棚と、上記本体内を冷却または加温
する手段と、上記本体の開口部に開閉自在に設けられた
前面扉とを備えた自動販売機において、上記本体の開口
部に、上記商品収納棚の商品投入口上方より少なくとも
排出口の上方にわたる前面側を覆う垂れ幕を吊設させる
とともに、この垂れ幕の上記商品投入口と対応した部位
にU字状に切り欠き形成した投入口フラッパを設けてな
るものである。
(作用) 本考案では、本体の前面開口側で商品収納棚の前面は垂
れ幕によって常時覆われており、前面扉を開扉させて商
品補充をおこなう場合にも、上記状態のまま商品投入口
に対して閉塞状態にある投入口フラッパーを介して、こ
のフラッパーともども商品収納棚の投入口内に商品を押
し込みながら投入補充できる。そして、この補充作業中
においては商品の投入の都度、投入口フラッパーが、そ
の投入商品と接離しながら投入口に対する開閉を繰り返
えす。また最後に投入される商品がフラッパーを通過し
終えてその補充作業を終了すると、投入口の内方に押し
込まれた投入口フラッパーも即座に復帰されて投入口を
再び閉塞状態とする。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
1は箱状の本体で、この本体1内には断熱材2を介した
内箱3によって区画され前方を開口する庫内に商品収納
棚4が設けられている。この商品収納棚4は、例えば蛇
行状に屈曲する商品転動路5,5…が前後方向に2列と、
横方向にも2列設けられており、その前面上部には上記
各商品転動路5,5…に連なる商品投入口6,6…と、下部に
は排出装置7,7…を有するとともにその下方に位置する
デリバリシュート8上に開口させた商品排出口9,9…と
が設けられている。
また、上記内箱3によつて区画され商品収納棚4を設置
する本体1庫内の所望箇所には、図示しないが冷却また
は加温手段として機能させるエバポレータやヒータ更に
は庫内循環用のフアンなどが設けられているとともに、
本体1の下底部は上記冷却、加温手段の一部をなすコン
プレッサーやコンデンサーなどの機能部品10aの一部が
配設される機械室10となっており、これらによって上記
本体1の庫内が冷却または加温状態に制御されるように
なっている。
また、上記本体1の前方開口部には、前面扉11がその一
側にヒンジ12を介して開閉自在に設けられており、詳細
は省略するがその前面には上記商品収納棚4の商品排出
口9,9…から排出される販売商品をデリバリーシュート
8を介して受け入れるための商品取出口13などが設けら
れている。また、この前面扉11の内側には、閉扉時に上
記本体1の商品収納棚4が設置される庫内側の前方開口
部を閉塞する断熱中扉14が、上記前面扉11と一体若しく
は、ヒンジ14aを介して別対で横開き開閉自在に設けら
れており、その下方側には上記前面扉11の商品取出口13
とデリバリシュート8の下方側とを連通させる連通口14
bが開口されている。そしてこの断熱中扉14は、上記前
面扉11とともに常時は閉塞状態にあるが、主として商品
収納棚4への商品補充作業時において開扉されるもので
あり、一枚板からなる従来の中扉構成をそのまま用いる
ことができる。
次に本考案の要部となる構成部分を説明すると、上記断
熱中扉14と本体1の庫内開口部との間すなわち、内箱3
の開口部側に、可撓性の例えば透明の合成樹脂材からな
る垂れ幕15を吊設させている。
すなわち、この垂れ幕15はその上端側をビスなどを固定
具をもって本体1の庫内を形成する内箱3の開口上端縁
部に取着させるとともに、下端側は商品収納棚4の排出
口9,9…が位置する前面側まで延出吊下さて、上記商品
収納棚4が収納設置された内箱3によつて区画される前
面開口部の少なくともデリバリーシュー8上方側の略全
域が覆われるようになっている。
そして、この垂れ幕15の商品収納棚4の各商品投入口6,
6…と相対向した上方側には、夫々にU字状の切溝16a,1
6a…を入れて切欠き形成された投入口フラッパー16,16
…が設けられており、このフラッパー16,16…を介して
上記商品収納棚4に対する商品補充時の投入部が形成さ
れるようになっている。
このような構成において、商品収納棚4の各転動路5,5
…内に商品を補充収納させておくとともに、の商品収納
棚4が設置格納される本体1の庫内を冷却または加温状
態とさせて、周知のように商品の購入者が、硬貨を投入
して希望商品に対する選択釦を押せば、これに対応した
排出装置7,7…の一つが作動し所定の商品が、排出口9,9
…よりデリバリシュート8上に落下されて、断熱中扉14
の連通口14bを介して前面扉11に設けられた商品取出口1
3へと排出されて、この商品を購入者が取り出せるよう
になっている。
一方、商品収納棚4への商品補充に際しては、先ずは前
面扉11と断熱中扉14とを夫々開扉させた状態において、
本体1の上述した前面開口部側には垂れ幕15が吊設され
た状態で露出され商品収納棚4の前面側もこの垂れ幕15
で覆われたままの状態となっているが、この垂れ幕15に
は、各商品投入口6,6…に対応させて設けた投入口フラ
ッパー16,16…が設けられているからこの状態のまま
で、この投入口フラッパー16,16…を介して上記商品投
入口6,6…内に順次商品を投入することができる。そし
て、この投入作業時においては、本体1の内箱3によっ
て区画された上記商品収納棚4を設置する庫内の前面開
口部の略全域が、上記垂れ幕15によって閉塞されている
ので、本体1の庫内から冷気または暖気が機体外に流出
されることが抑制されるとともに、この垂れ幕15によて
商品投入口6,6…から商品が投入されて転動路5,5…内を
転動する際に発生する商品の投入音が庫内に封じ込まれ
るのでこれによる低騒音化も同時に得られるようにな
る。特に商品投入口6,6…として開口する垂れ幕15の対
向部分には、投入口フラッパー16,16…が一体に切り欠
き形成されているので、商品投入口6,6…に対して商品
が投入される都度この投入口フラッパー16,16…は、そ
の商品と接離されることとなるから商品投入口6,6…の
開閉が繰り返されて、商品投入時における上記投入口6,
6…部分のトータル的開放時間が減少し熱損失も必要最
小限となる。しかも、商品投入口6,6…が開放される箇
所はその投入対象とする一個所のみとなるので、この投
入口6,6…部分から漏れ出す本体1庫内の冷気または暖
気に対しても最小限にとどめ得るので、庫内の急激な温
度上昇乃至は低下されるようなことが未然に防止され、
多品種商品を扱うような商品収納棚4を搭載させる場合
においても有利である。
尚、上記実施例では、垂れ幕15の吊設下端側は、デリバ
リーシュウト8上の商品排出口9,9…付近迄としたが、
上記デリバリーシュウト8の前方すなわち、第3図の斜
線部で示すように、機械室10を除く本体1前方の開口部
全体を覆ったものでもよく、この場合は商品の排出に支
障なきよう上述した商品投入口6,6…と同様にU字状の
切り溝によって形成される排出口フラッパー20をデリバ
リーシュウト8と断熱中扉14に設けた連通口14bとの双
方に対応させた部位に設けてやればよくこの場合も、冷
気または暖気漏れ防止は勿論のこと消音効果もより向上
する。また垂れ幕15は、内箱3前面の開口端縁側に取さ
せて本体1の開口部を覆うようにしたが、商品収納棚4
の前面側上端に直接取着吊下させるようにしたものであ
っても何ら差し使いない。さらにまた、投入口フラッパ
ー16,16…に投入商品を識別する商品ラベルなどを貼設
させてやれば、商品の誤投入が防止されるなどにおいて
もその応用範囲は広がる。
[考案の効果] 以上のように本考案によれば、商品収納棚の前方を覆う
垂れ幕を吊設させて、この垂れ幕の投入口と対応させた
部位に、投入口フラッパーを切欠きによって形成するだ
けの極めて簡単な構成で、前面扉を開扉させた状態で上
記商品収納棚への商品補充時に対し、本体庫内の冷気ま
たは暖気の機外流出が必要最小限に押さえられて熱損失
が防止されるとともに、商品投入時の低騒音化も同時に
実現することができるものである。また垂れ幕は、前面
扉と本体開口部間すなわち、庫内開口部の略全域を常時
覆うものであるから前面扉を閉扉した通常の稼動状態に
おいて、その開口部側は重合閉塞されて、保冷または保
温性が良好となるから例えば、断熱中扉などの前面側の
断熱扉構造が薄形化できて製造コストの低減化にも有利
な機体を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は前面扉
を開扉させた状態の全体斜示図、第2図は前面扉を取り
除いた縦断側面図、第3図は本体開口部と垂れ幕の関係
を示す正面側の説明図である。1……本体、4……商品
収納棚、6……商品投入口、9……商品排出口、10a…
…冷却または加温手段を構成する一機能部品、11……前
面扉、15……垂れ幕、16……投入口フラッパー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前方を開口した箱状の本体と、この本体内
    に設けられた前面上部に商品投入口および下部に商品排
    出口を有する商品収納棚と、上記本体内を冷却または加
    温する手段と、上記本体の開口部に開閉自在に設けられ
    た前面扉とを備えた自動販売機において、上記本体の開
    口部側に、上記商品収納棚の商品投入口上方より少なく
    とも排出口の上方にわたる前面側を覆う垂れ幕を吊設さ
    せるとともに、この垂れ幕の上記商品投入口と対応した
    部位にU字状に切り欠き形成した投入口フラッパーを設
    けてなることを特徴とする自動販売機。
JP5070889U 1989-04-28 1989-04-28 自動販売機 Expired - Lifetime JPH0739022Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5070889U JPH0739022Y2 (ja) 1989-04-28 1989-04-28 自動販売機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5070889U JPH0739022Y2 (ja) 1989-04-28 1989-04-28 自動販売機

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Publication Number Publication Date
JPH02143682U JPH02143682U (ja) 1990-12-05
JPH0739022Y2 true JPH0739022Y2 (ja) 1995-09-06

Family

ID=31569490

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5070889U Expired - Lifetime JPH0739022Y2 (ja) 1989-04-28 1989-04-28 自動販売機

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JP (1) JPH0739022Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5892901B2 (ja) * 2012-09-19 2016-03-23 大阪瓦斯株式会社 騒音抑制方法及び屋外機

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JPH02143682U (ja) 1990-12-05

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