JP4305322B2 - 自動販売機 - Google Patents

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本発明は、自動販売機に関し、より詳細には、前面に開口した商品取出口を通じて機内から搬出された商品を取り出し可能な状態にさせる商品取出構造の改良に関する。
一般に、例えば缶入り飲料、瓶入り飲料およびペットボトル入り飲料等の各種商品を販売する自動販売機は、前面に開口した商品取出口を通じて機内から搬出された商品を取り出し可能な状態にさせる商品取出構造を有している。
商品取出構造は、図10に示したように、底板430と、天板440と、一対の側板420とを備えて構成されている。底板430は、一対の側板420間の下部に配設されており、商品Wを収容する商品収容庫400a,400b,400cから搬出された商品Wを載置するためのものである。この底板430は、前縁部分が商品取出口240の下縁部分に化粧枠材480を介して固定されている。天板440は、一対の側板420間の上部に配設されており、締結手段を介して自動販売機の外扉200に固定されている。この天板440は、商品取出口240を開閉するための商品取出口扉610を揺動可能に支持するものである。より詳細に説明すると、天板440は、商品取出口扉610の上端部を揺動可能に支持しており、該商品取出口扉610の下端部を前方(機外側)に向けて揺動させることで商品取出口240が開成状態になる態様で、すなわち該商品取出口扉610が外開き式扉となる態様で支持してある(例えば、特許文献1参照)。
そのような構成の自動販売機の商品取出構造は、利用者が商品取出口扉610を前方に向けて揺動させて商品取出口240を開成状態にすることにより、底板430上に載置された商品Wを機外に取り出し可能な状態にさせることができる。
一方、図示はしないが、上記天板440の他の例として、商品取出口扉の上端部を揺動可能に支持し、該商品取出口扉の下端部を後方(機内側)に向けて揺動させることで商品取出口が開成状態になる態様で、すなわち該商品取出口扉が内開き式扉となる態様で支持しているものもある(例えば、特許文献2参照)。
そのような構成の自動販売機の商品取出構造は、利用者が商品取出口扉を機内側に向けて揺動させて商品取出口を開成状態にすることにより、底板上に載置された商品を機外に取り出し可能な状態にさせることができる。
特開平10−083478号公報 特開平10−255129号公報
ところが、上記自動販売機の商品取出構造では、天板が商品取出口扉を直接揺動可能に支持しているため、外開き式扉として支持している商品取出口扉を内開き式扉に切り換える場合には、天板の構成を変更する必要があり、僅かな部品点数で容易に切り換えることが困難である。また、内開き式扉として支持している商品取出口扉を外開き式扉に切り換える場合も同様に僅かな部品点数で容易に切り換えることが困難である。従って、自動販売機の設置スペースによっては、商品取出口扉が外開き式扉よりも内開き式扉の方が好ましい場合もあるが、上述のように切り換えが困難であるために、結果的に自動販売機の設置スペースの自由度を制限してしまうことになっていた。
本発明は、上記実情に鑑みて、僅かな部品点数で商品取出口を開閉するための扉体を切り換えることができ、設置スペースの自由度を向上させることができる自動販売機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る自動販売機は、前面に開口した商品取出口を通じて機内から搬出された商品を取り出し可能な状態にさせる商品取出構造を有する自動販売機において、前記商品取出構造は、前方に向けて開扉動作して前記商品取出口を開成状態にする一方、機内側に向けて閉扉動作して前記商品取出口を閉成状態にする第1扉体と、機内側に向けて開扉動作して前記商品取出口を開成状態にする一方、前方に向けて閉扉動作して前記商品取出口を閉成状態にする、前記第1扉体とは別個の第2扉体とのうち択一的に選択された一方を動作可能に支持する、前記第1扉体および前記第2扉体に共通の支持部材を備え、前記支持部材は、前記第1扉体および前記第2扉体のそれぞれの上端両側部に形成されたカール状の軸部を挿通させる共通の孔部を備えて成り、前記第1扉体および前記第2扉体のうち択一的に選択された一方の軸部を該孔部に挿通させて、前記第1扉体および前記第2扉体のいずれか一方を揺動可能に支持するものであり、前記第1扉体を支持する場合に前記第1扉体に制動力を付与して該第1扉体の閉扉動作の速度を規制するダンパ部材と、前記第2扉体を支持する場合に前記第2扉体に付勢力を付与して該第2扉体の閉扉動作を付勢することにより、開成状態の商品取出口を閉成状態に復帰させる復帰バネ部材とを備えたことを特徴とする。
本発明の自動販売機によれば、支持部材が、前方に向けて開扉動作して商品取出口を開成状態にする一方、機内側に向けて閉扉動作して商品取出口を閉成状態にする第1扉体と、機内側に向けて開扉動作して商品取出口を開成状態にする一方、前方に向けて閉扉動作して商品取出口を閉成状態にする第2扉体とのうち択一的に選択された一方を動作可能に支持するので、僅かな部品点数で扉体を容易に切り換えることができ、これにより、設置スペースの自由度を向上させることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る自動販売機の好適な実施の形態を詳細に説明する。
図1〜図3は、それぞれ本発明の実施の形態に係る自動販売機を示したものであり、図1は正面図、図2は図1に示した自動販売機の内部を開放した状態の斜視図、図3は図1に示した自動販売機の断面側面図である。これら図1〜図3において、自動販売機は、缶入り飲料やペットボトル入り飲料等の商品を販売するためのもので、本体キャビネット1、外扉2および断熱扉3を備えている。
本体キャビネット1は、前面が開口した直方状の断熱筐体として形成したものであり、その内部には、複数の独立した商品収容庫4a,4b,4cが左右に並設してある。これら商品収容庫4a,4b,4cは、商品Wを所望の温度に維持した状態で収容するためのものである。各商品収容庫4a,4b,4cには、商品Wを収納する商品収納ラック5a,5b,5cが配設してある一方、シュータ6によって区画される下方部に熱交換器が配設してあり、該熱交換器の駆動により、商品収納ラック5a,5b,5cに収納された商品Wを所望の冷却温度、あるいは加熱温度に維持することが可能である。より詳細に説明すると、例えば正面向かって左側に位置する商品収容庫4aが冷却専用としてある場合には、図3に示したように、熱交換器として冷却ユニットの蒸発器7、並びに庫内ファン8や庫内ファン用モータ9を備える。これに対して、例えば中央に位置する商品収容庫4bおよび正面向かって右側に位置する商品収容庫4cが冷却/加熱切り換え可能としてある場合には、図3に示したような熱交換器として冷却ユニットの蒸発器7、並びに庫内ファン8や庫内ファン用モータ9に加えてヒータ10を備える。
本体キャビネット1の内部において、上記商品収容庫4a,4b,4cの下方となる位置には機械室11が設けてある。機械室11は、商品収容庫4a,4b,4cのそれぞれで共通に使用する機械部品を収容するためのものである。具体的には、圧縮機12、凝縮器13、膨張器14といった冷却ユニットの構成物品、並びに庫外ファン15や庫外ファン用モータ16が配設してある。膨張器14から各商品収容庫4a,4b,4cに配設した蒸発器7に至る冷媒供給管には、駆動する蒸発器7を選択するための電磁バルブ17が個別に設けてある。
外扉2は、本体キャビネット1の前面開口を覆うに十分な大きさを有したもので、鋼材により堅牢に構成してあり、本体キャビネット1の一側縁部に支承してある。この外扉2には、その前面(外面)側にディスプレイウィンドウ18、商品選択ボタン19、硬貨投入口20、紙幣挿入口21、表示器22、硬貨返却口23、商品取出口24が設けてある。一方、その後面(内面)側には、硬貨処理機27、硬貨回収箱28、紙幣処理機29、ディスプレイドア30が設けてある。
ディスプレイウィンドウ18は、外扉2の内部に配置した商品見本25および電照板26を利用者に視認させるための窓である。商品選択ボタン19は、利用者が購入商品を選択するための押ボタンスイッチである。硬貨投入口20は、利用者が硬貨を投入するための開口である。この硬貨投入口20を通じて投入された硬貨は、硬貨処理機27においてその金種が識別され、その後、硬貨回収箱28に収容されることになる。紙幣挿入口21は、利用者が紙幣を挿入するための開口である。この紙幣挿入口21を通じて挿入された紙幣は、紙幣処理機29においてその金種が識別されることになる。また上記紙幣挿入口21は、紙幣処理機29において識別できなかった紙幣を返却するための機能を有している。表示器22は、貨幣の投入金額、販売中であるか否か、釣銭があるか否か等、各種情報を利用者に表示するためのものである。硬貨返却口23は、硬貨処理機27において識別できなかった硬貨、あるいは釣銭となる硬貨を利用者に返却するための開口である。商品取出口24は、商品収納ラック5a,5b,5cから搬出された商品Wを利用者が取り出すための開口である。ディスプレイドア30は、商品見本25および電照板26を配置するためのものである。
断熱扉3は、本体キャビネット1の商品収容庫4a,4b,4cの前面の開口を覆うに十分な大きさを有したもので、鋼材によって断熱性を備えて構成してある。図示の例では、断熱扉3を上下に分割してそれぞれを個別に開閉できるように構成してある。この断熱扉3は、商品収容庫4a,4b,4cの前面開口を密閉状態に閉塞することによって商品収容庫4a,4b,4cの内部を外部から断熱する。
上側の断熱扉3aは、外扉2の後面側に取り付けてあり、当該外扉2とともに開閉動作する。この断熱扉3aは、外扉2の閉塞に伴って商品収納ラック5a,5b,5cの商品投入口であって商品収容庫4a,4b,4cの前面開口の上部領域を開放する。そして、断熱扉3aによって商品収納ラック5a,5b,5cの商品投入口を開放したときには、商品投入口からの商品Wの補充作業を行うことができる。
下側の断熱扉3bは、一側端がヒンジを介して本体キャビネット1側に取り付けられ、他側端が商品収容庫4a,4b,4cの前面開口に対して開閉移動する開閉端となす片開き式として構成してある。この断熱扉3bは、その閉塞時に商品収容庫4a,4b,4cの前面開口の下部領域を閉塞する一方、その開放時に商品収容庫4a,4b,4cの前面開口の下部領域を開放する。また、断熱扉3bには、シュータ6を通じて搬出された商品Wの搬出口31が各商品収容庫4a,4b,4cに応じて設けてあるとともに、該搬出口31を開閉するための商品搬出口扉32が設けてある。
上記自動販売機は、次のような商品取出構造を有している。図4〜図9は、それぞれ商品取出構造の構成を模式的に示したものである。これら図4〜図9において、商品取出構造40は、外扉2の商品取出口24の後面側に形成してあり、商品受部41と、緩衝材45と、防盗フラッパ46と、一対のホルダ(支持部材)47とを備えて構成してある。
商品受部41は、商品取出口24を後面側から臨む態様で配設してあり、商品収納ラック5a,5b,5cからシュータ6を通じて搬出された商品Wを受容するためのものである。この商品受部41は、一対の側板42と、底板43と、天板44とから構成してある。
一対の側板42は、左右に対向して立設してあり、商品受部41の側部内壁を成すものである。この一対の側板42は、図には明示していないが、それぞれの前縁部分が締結手段により外扉2の後面に固着してある。底板43は、一対の側板42の間の下部側に設けてあり、商品受部41の下部内壁を成すものである。この底板43は、その断面が下方に向かって突となる湾曲形状を成し、前縁部分が商品取出口24の下縁部分に設けた化粧枠材48に固定してある。また、底板43は、かかる湾曲形状により凹所49を形成してある。凹所49は、搬出された商品Wの最大径(最大幅)よりも大きいものである。天板44は、一対の側板42の間の上部側に設けてあり、商品受部41の上部内壁を成すものである。この天板44は、上方に伸びる態様の係合片50が延設してあり、該係合片50に形成された貫通孔(図示せず)を貫通する締結ネジ等の締結手段によって外扉2の後面に固着してある。また、図5および図6に示したように、天板44の中央部には、後述する商品取出口扉61,62を支持するための軸受51が設けてある。
緩衝材45は、例えば発泡ポリウレタン等の弾性材より形成したものであり、クッション材としての機能を発揮するものである。この緩衝材45は、底板43の湾曲形状の上面に敷設してある。
防盗フラッパ46は、商品受部41の内部における一対の側板42の間において、前後方向に沿って揺動可能に配設してある。より詳細に説明すると、防盗フラッパ46は、基端側に係合部46a、先端側に折曲部46bを備えてあり、係合部46aが、商品受部41の天板44に形成した係止片44aの係止ピン44bに係合して、前後方向に沿って揺動可能に配設してある。ここに、係合部46aは、後方側に湾曲して成り、係止ピン44bと着脱可能になっている。
一対のホルダ47は、それぞれ商品取出口24を開閉するための商品取出口扉61,62を支持するものであり、それぞれ左右に一対となる態様で図示しない締結手段により天板44の係合部46aの前面に着脱可能に配設してある。該ホルダ47には、左右方向に沿って支持孔(孔部)47aが形成してある。支持孔47aは、商品取出口扉61,62を揺動可能に支持するためのものである。
より詳細に説明すると、商品取出口扉61,62には、図6に示したように、前方に向けて突となる態様で屈曲した商品取出口扉(第1扉体)61と、後方に向けて突となる態様で湾曲した商品取出口扉(第2扉体)62の二つのタイプがあり、それぞれの商品取出口扉61,62には、上端部にカール状部分61a,62aが形成してある。それらカール状部分61a,62aのうち商品取出口扉61,62の上端両側部から突出する部分(以下、カール状軸状部ともいう)61b,62bを支持孔47aに挿通させることにより、ホルダ47は、該商品取出口扉61,62を前後方向に沿って揺動可能に支持することできる。また、商品取出口扉61,62の中央部分には、軸受孔61c,62cが形成してあり、該軸受孔61c,62cを上記軸受51が挿通して該商品取出口扉61,62を支持している。
図4および図5に示した商品取出構造40では、ホルダ47は、商品取出口扉61の下端部を前方(機外側)に向かって揺動(開扉動作)させることで商品取出口24が開成状態になる一方、該下端部を後方(機内側)に向かって揺動(閉扉動作)させることで商品取出口24が閉成状態になる態様で、すなわち該商品取出口扉61が外開き式扉となる態様で支持してある。また、図7に示したように、上記商品取出口扉61を支持する際に、左側のホルダ47には、ダンパ部材63が図示しない締結手段により取り付けてある。ダンパ部材63は、商品取出口扉61に制動力を付与して該商品取出口扉61の閉扉動作の速度を規制するためのものである。
一方、図8および図9に示した商品取出構造40では、ホルダ47は、商品取出口扉62の下端部を後方(機内側)に向かって揺動(開扉動作)させることで商品取出口24が開成状態になる一方、該下端部を前方(機外側)に向かって揺動(閉扉動作)させることで商品取出口24が閉成状態になる態様で、すなわち該商品取出口扉62が内開き式扉となる態様で支持してある。また、図には明示していないが、上記商品取出口扉62を支持する際に、右側のホルダ47の支持孔47aから突出する該商品取出口扉62の右側のカール状軸状部62bには、コイルスプリング(復帰バネ部材)64が、一端が該商品取出口扉62に係合し、他端が天板44に係合した態様で巻回してある。このコイルスプリング64は、商品取出口扉62に付勢力を付与して該商品取出口扉62の閉扉動作を付勢することにより、開成状態の商品取出口24を閉成状態に復帰させるものである。
以上のような構成を有する自動販売機では、次のようにして商品取出口扉61,62の切り換えを行うことができる。ここでは、外開き式扉である商品取出口扉61を内開き式扉62に切り換える場合について説明する。
まず、外扉2を開放して、外扉2から締結ネジ等の締結手段で固着していた商品受部41を取り外し、左右一対のホルダ47をそれぞれ天板44の係合部46aから取り外す。このとき、商品取出口扉61もホルダ47ととともに取り外すことになる。また、商品取出口扉61が軸受51により支持されていた状態も解除されることになる。次に、ホルダ47から商品取出口扉61を取り外す。具体的には、カール状軸状部61bを支持孔47aから引き抜く。そして、左側ホルダ47に取り付けられていたダンパ部材63も取り外す。
一方、次に装着する商品取出口扉62のカール状軸状部62bをホルダ47の支持孔47aに挿通させて、該商品取出口扉62をホルダ47に取り付ける。このとき、右側のホルダ47の支持孔47aから突出したカール状軸状部62bにコイルスプリング64を装着する。次に、商品取出口扉62を取り付けた左右のホルダ47を締結手段により天板44の係合部46aに配設する。このとき、コイルスプリング64の一端が商品取出口扉62に係合し、他端が天板44に係合するよう調整する。またこのとき、商品取出口扉62の軸受孔62cに軸受51を挿通させ、該商品取出口扉62のカール状部分62aを軸受51に支持させる。そして、ホルダ47を配設した商品受部41を再び締結手段により外扉2に取り付け、該外扉2を閉塞させる。これにより、商品取出口扉62への切り換えは完了する。
このように切り換えた商品取出口扉(内開き式扉)62を外開き式扉61に切り換える場合には、上記手順の逆を行えば良い。その際、左側のホルダ47にダンパ部材63を取り付ける。
上記説明から明らかなように、商品取出構造40を構成するホルダ47は、共通の部品として、二つのタイプの商品取出口扉61,62のうち択一的に選択された一方を揺動可能に支持することができる。
従って、上記構成を有する自動販売機によれば、ホルダ47が、二つのタイプの商品取出口扉61,62のうち択一的に選択された一方を揺動可能に支持することができるので、僅かな部品点数で商品取出口扉61,62を容易に切り換えることができ、これにより、設置スペースの自由度を向上させることができる。
また、上記自動販売機によれば、商品取出口扉(外開き式扉)61の場合に、ダンパ部材63が商品取出口扉61に制動力を付与して該商品取出口扉61の閉扉動作の速度を規制するので、利用者が商品Wを取り出す際に該商品取出口扉61が干渉することを抑制することができる。
更に、上記自動販売機によれば、商品取出口扉(内開き式扉)62の場合に、コイルスプリング64が、商品取出口扉62に付勢力を付与して該商品取出口扉62の閉扉動作を付勢することにより、開成状態の商品取出口24を閉成状態に復帰させるので、塵や埃等が必要以上に商品取出口24を通じて機内に侵入することを抑制することができる。
以上のように、本発明に係る自動販売機は、例えば缶入り飲料、瓶入り飲料およびペットボトル入り飲料等の各種商品を販売するのに有用である。
本発明の実施の形態に係る自動販売機を示した正面図である。 図1に示した自動販売機の内部を開放した状態の斜視図である。 図1に示した自動販売機の断面側面図である。 図1に示した自動販売機を構成する商品取出構造の構成を模式的に示した拡大断面側面図である。 図4に示した商品取出構造の斜視図である。 図1に示した自動販売機を構成する商品取出構造の分解斜視図である。 図6の一部を拡大して示した拡大斜視図である。 図1に示した自動販売機を構成する商品取出構造の構成を模式的に示した拡大断面側面図である。 図8に示した商品取出構造の斜視図である。 従来の自動販売機の商品取出構造を模式的に示した拡大断面側面図である。
符号の説明
24 商品取出口
40 商品取出構造
41 商品受部
42 側板
43 底板
44 天板
45 緩衝材
46 防盗フラッパ
47 ホルダ
47a 支持孔
48 化粧枠材
49 凹所
50 係合片
51 軸受
61,62 商品取出口扉
61a,62a カール状部分
61b,62b カール状軸状部
61c,62c 軸受孔
63 ダンパ部材
64 コイルスプリング

Claims (1)

  1. 前面に開口した商品取出口を通じて機内から搬出された商品を取り出し可能な状態にさせる商品取出構造を有する自動販売機において、
    前記商品取出構造は、
    前方に向けて開扉動作して前記商品取出口を開成状態にする一方、機内側に向けて閉扉動作して前記商品取出口を閉成状態にする第1扉体と、機内側に向けて開扉動作して前記商品取出口を開成状態にする一方、前方に向けて閉扉動作して前記商品取出口を閉成状態にする、前記第1扉体とは別個の第2扉体とのうち択一的に選択された一方を動作可能に支持する、前記第1扉体および前記第2扉体に共通の支持部材を備え、
    前記支持部材は、前記第1扉体および前記第2扉体のそれぞれの上端両側部に形成されたカール状の軸部を挿通させる共通の孔部を備えて成り、前記第1扉体および前記第2扉体のうち択一的に選択された一方の軸部を該孔部に挿通させて、前記第1扉体および前記第2扉体のいずれか一方を揺動可能に支持するものであり、
    前記第1扉体を支持する場合に前記第1扉体に制動力を付与して該第1扉体の閉扉動作の速度を規制するダンパ部材と、
    前記第2扉体を支持する場合に前記第2扉体に付勢力を付与して該第2扉体の閉扉動作を付勢することにより、開成状態の商品取出口を閉成状態に復帰させる復帰バネ部材と
    を備えたことを特徴とする自動販売機。
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