JP4930200B2 - 自動販売機 - Google Patents

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本発明は、例えば缶入り飲料、瓶入り飲料、紙パック入り飲料およびペットボトル入り飲料等の各種商品を収納した販売する自動販売機に関するものである。
従来、例えば缶入り飲料、瓶入り飲料、紙パック入り飲料およびペットボトル入り飲料等の各種商品を収納して販売する自動販売機として、直積式の商品収納ラックを備えたものが知られている。
このような直積式の商品収納ラックは、商品収納箱と、ベースとを備えて構成されているのが一般的である。商品収納箱は、直方状の形態を成す箱体であり、内部に予め複数の商品が並べた状態で収納されている。ベースは、自動販売機本体である本体キャビネットの内部に立設された矩形板状体であり、その正面および裏面の下部に商品を一つずつ払い出す商品払出手段が設けられている。
そして、商品払出手段の上方域に商品が互いに積層するよう商品収納箱を相互に積み重ねた状態でベースに取り付けた後、商品収納箱の上面および下面がそれぞれ開放させることにより商品収納ラックを構成している。ここで、ベースへの商品収納箱の取り付けは、商品収納箱の一側面に形成された係止孔に、ベースの取付面に形成された係止片を挿通させることにより行われていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−38334号公報
ところが、上述したような商品収納ラックを備えた自動販売機では、商品収納箱の一側面に形成された係止孔に、ベースの取付面に形成された係止片を挿通させることによりベースへの商品収納箱の取り付けを行っていたために、係止孔を係止孔の位置に合わせる位置合わせが容易ではなく、また取り付けた後も商品収納箱の上下方向の移動は規制されていないので、商品の搬出時や自動販売機の輸送時等に商品収納箱がベースから外れてしまう虞れがあった。
本発明は、上記実情に鑑みて、商品収納箱をベースに容易に取り付けることができるとともに、一旦ベースに取り付けた商品収納箱が落下する虞れがない自動販売機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る自動販売機は、上面および下面が開放面として形成された箱体であって、下端部に配設されたストッパ機構により内部に複数の商品を横倒しの姿勢で並べた状態で収納してある商品収納箱と、自動販売機本体の内部に立設され、商品を一つずつ払い出す商品払出手段を有したベースと、前記商品払出手段の上方域である商品収納領域に、前記商品収納箱を相互に積み重ねた態様で個別に前記ベースに着脱可能に取り付ける取付手段とを備え、前記取付手段により前記商品収納箱を相互に積み重ねた態様で前記ベースに取り付けた後、前記ストッパ機構を開放移動させることにより該商品収納箱の下面を開放して商品収納ラックを構成し、払出指令に応じて前記商品払出手段が駆動した場合に収納した商品を個別に払い出して販売するようにした自動販売機であって、前記取付手段は、前記商品収納領域に相互に積み重ねられて配設される商品収納箱毎に前記ベースに配設され、かつ対応する商品収納箱に形成された係合片と係合した状態で該商品収納箱の前記商品収納領域における水平移動を許容するとともに、前記係合片の一部が自身の係合孔に進入した場合に該商品収納箱の前記商品収納領域における水平移動を規制するレール部材と、前記レール部材と係合した状態で相互に積み重ねられて配設される商品収納箱のうち最上位の商品収納箱の上側近傍域において前記ベースに揺動可能に支持された基部と、該基部の一縁部から前記商品収納領域に突出する態様で連続して形成された端部とを有し、前記端部の外端面を下方に対向させた場合に、前記レール部材と係合した状態で相互に積み重ねられて配設される商品収納箱の上下方向の移動を規制する押片部材とを備えたことを特徴とする。
本発明に係る自動販売機によれば、レール部材が、商品収納箱に形成された係合片と係合した状態で該商品収納箱の商品収納領域における水平移動を許容するとともに、係合片の一部が係合孔に進入した場合に該商品収納箱の商品収納領域における水平移動を規制すし、ベースに揺動可能に支持された基部と該基部の一縁部から前記商品収納領域に突出する態様で連続して形成された端部とを有する押片部材が、端部の外端面を下方に対向させた場合に、レール部材と係合した状態にある商品収納箱の上下方向の移動を規制するので、商品収納箱の左右方向の移動を規制するだけでなく、上下方向に移動を規制することができる。また、係合片の一部を係合孔に進入させ、かつ押片部材を揺動させて外端面を下方に対向させるだけなので、取付作業が容易である。従って、商品収納箱をベースに容易に取り付けることができるとともに、一旦ベースに取り付けた商品収納箱が落下する虞れがないという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る自動販売機の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態における自動販売機の内部構造を模式的に示した斜視図であり、一部を断面で示している。ここに例示する自動販売機は、本体キャビネット1および外扉(図示せず)を備えて構成してある。
本体キャビネット1は、正面が開口した直方状の形態を成し、複数の鋼板を適宜組み合わせることによって形成したものである。外扉は、図には明示しないが、本体キャビネット1の開口部を覆うのに十分な大きさを有したもので、鋼材により堅牢に形成してある。この外扉は、本体キャビネット1の開口部を開閉可能にする態様で該本体キャビネット1の一側縁部に支承してある。また、図には明示していないが、外扉には、その正面側に商品見本を展示する展示室と、商品を選択するための商品選択ボタンと、硬貨を投入するための硬貨投入口と、紙幣を挿入するための紙幣挿入口と、商品を取り出すための商品取出口と、硬貨を返却するための硬貨返却口とが設けてある一方、その背面側に自動販売機の動作を制御するための制御基板と、硬貨投入口から受け入れた硬貨の金銭処理を行う硬貨処理装置と、紙幣挿入口から受け入れた紙幣の金銭処理を行う紙幣処理装置とが設けてある。
上記本体キャビネット1の内部には、商品収容庫2が設けてある。より詳細には、本体キャビネット1の内部は、断熱底壁3により上下に区画されており、下方側に機械室4が設けてある一方、上方側に商品収容庫2が設けてある。機械室4には、自動販売機の種々の機器が配設してあり、図には明示しないが、圧縮機や凝縮器等が配設してある。
商品収容庫2は、例えば缶入り飲料、瓶入り飲料、紙パック入り飲料およびペットボトル入り飲料等の各種商品を所望の温度状態に維持して収容するためのものであり、断熱構造を有している。商品収容庫2の正面は、本体キャビネット1と同様に正面が開口してあり、断熱扉体である内扉(図示せず)により開閉可能となっている。
この商品収容庫2の下部には、商品シュータ5が設けてある。商品シュータ5は、後方側(奥方側)から正面側(手前側)に向けて漸次下方に傾斜する態様で形成してあり、後述する商品収納ラックから払い出された商品を転動させて商品取出口に導くためのものである。この商品シュータ5の下方域には、熱交換器としての蒸発器6が形成してある。この蒸発器6は、図には明示しないが、機械室4に配設された圧縮機および凝縮器等と冷媒配管を通じて接続されて冷凍ユニットを構成し、周囲を通過する空気、すなわち商品収容庫2の内部空気(内部雰囲気)を冷却するためのものである。
従って、上記商品収容庫2では、内部空気を冷却することにより収容する商品を所望の冷却温度に冷却して維持するものである。尚、図示の例では、本体キャビネット1の内部に商品収容庫2が一つ設けたものであるが、本発明においては、商品収容庫2が本体キャビネット1の内部に複数設けてあっても良い。商品収容庫2が本体キャビネット1の内部に複数(少なくとも2つ)設けてある場合には、その内部に収容した商品を冷却、あるいは加熱した状態でそれぞれ収容できる。
そのような商品収容庫2の内部には、商品収納ラック10が設けてある。この商品収納ラック10は、商品収納箱20と、ベース30とを備えて構成してあり、引出手段7を介して本体キャビネット1に支持されている。ここで、引出手段7は、固定レール(図示せず)と支持レール7aとで構成してある。固定レールおよび支持レール7aは、それぞれ長手状に形成してある。固定レールは、商品収容庫2の奥行き方向に沿って固定してあり、支持レール7aを長手方向に摺動可能に支持している。支持レール7aは、一の商品収納ラック10を構成する各ベース30の上端部分を支持している。つまり、図1に示すように、固定レールに沿って支持レール7aが摺動することにより、商品収納ラック10が商品収容庫2の正面開口部であって本体キャビネット1の正面開口部から外部に引き出されることになる。
図2は、図1に示した商品収納ラックの要部を示す斜視図である。また、図3および図4は、図2に示した商品収納箱の内部構造を模式的に示すものであり、図3は、商品収納箱の内部構造を側方から見た場合を示す断面側面図であり、図4は、商品収納箱の内部構造を正面から見た場合を示す断面図である。これら図2〜図4を適宜用いて商品収納箱20について説明する。
商品収納箱20は、上面および下面が開放面として形成された直方状の箱体である。本実施の形態においては、同じ大きさでかつ同じ構造を有する商品収納箱20が適用されているものとして説明する。
このような商品収納箱20には、ストッパ機構21、調整部材22、フラッパ部材23および係合片24が設けてある。
ストッパ機構21は、軸部211の軸心回りに図3中の矢印方向に移動する、すなわち開放移動および閉塞移動する態様で揺動可能に配設されたストッパ片212を備えて構成してある。このストッパ機構21は、ストッパ片212が図3に示すように閉塞移動して閉塞位置にある場合に、商品収納箱20の下面を略閉塞した状態になる。このようにストッパ片212が閉塞位置に位置することにより、図示のように内部に商品を横倒しの姿勢で並べた状態で収納することが可能になる。一方、図には明示しないが、ストッパ機構21は、閉塞位置から下方に向けて開放移動した場合には、商品収納箱20の下面を開放した状態になる。このようにストッパ片212が開放移動することにより、内部に収納してある商品の下方への移動を許容することになる。そのようなストッパ機構21は、常態においては、ストッパ片212は閉塞位置に位置しており、これにより商品収納箱20の内部には複数の商品が横倒しの姿勢で並べられた状態で収納されている。
調整部材22は、上下方向に延在し、かつ商品収納箱20の内部幅よりも僅かに小さい幅を有した板状体であって、図4中の矢印方向に沿って水平移動可能となっている。このような調整部材22は、水平移動することにより、収納される商品の商品長さ(商品高さ)に応じて商品収納箱20の商品収納域の大きさ(長さ)を調整するためのものである。
フラッパ部材23は、商品収納箱20の一側面、本実施の形態では右側面の上部に形成された商品投入口23aを開閉させるためのものである。ここで、本実施の形態において、右側とは、自動販売機を正面から見た場合の右方を示し、左側とは、自動販売機を正面から見た場合の左方を示しているものとして説明する。商品投入口23aは、上述のように、商品収納箱20の右側面上部に形成された開口であり、商品を投入するためのものである。
このようなフラッパ部材23は、商品収納箱20の正面側の前板20aおよび背面側の後板20bに軸支されて図4中の矢印方向に沿って揺動可能、すなわち商品投入口23aを開閉する態様で揺動可能に設けてある。より詳細に説明すると、フラッパ部材23は、常態においては、図4に示すように商品投入口23aを内方(左方)より閉成する一方、商品が投入される場合には、該商品に当接されて内方に向けて揺動することにより商品投入口23aを開成するものである。
また、商品投入口23aの開口縁部には規制部材25が設けてある。規制部材25は、フラッパ部材23が商品投入口23aを通過する態様で外方(右方)に揺動することを規制するためのものである。
係合片24は、本実施の形態では複数(8つ)設けてあり、商品収納箱20の前板20aおよび後板20bのそれぞれの所定個所に4つずつ設けてある。この係合片24は、前板20aおよび後板20bからそれぞれ正面方向および背面方向に突出する部分が下方に屈曲されることにより構成されたものである。これら係合片24のうち、右方側のものには、下方に突出する突出端部24aが形成してある。また、商品収納箱20の前板20aおよび後板20bの右方側の所定個所には矩形状の係止孔26が形成してある。
そのような商品収納箱20において、商品投入口23aが形成された側面に対向する側面、すなわち左側面には、凹部27と凸部28とが形成してある。凹部27は、左側面の下部に形成してある一方、凸部28は、左側面の上部に形成してある。これら凹部27と凸部28とは、互いに適合する形状を有している。これについては後述する。
ベース30は、上述したように上端部分が支持レール7a(引出手段7)に支持されており、上下方向に延在する矩形板状体である。より詳細には、ベース30は、その板面を商品収容庫2の正面側および背面側に向ける形態で、その上端部分が商品収容庫2の天板に引出手段7を介して支持されており、商品収容庫2の正面開口部から背面側に向けた奥行き方向に同じものが複数(図示の例では3つ)並設してある。
このベース30の正面および背面の下部には、ベンド機構と称される商品払出手段30bが設けてある。商品払出手段30bは、詳細は後述するが、商品を一つずつ払い出すためのものである。このようなベース30の正面側および背面側における商品払出手段30bの上方域は、上記商品収納箱20を取り付けるための商品収納領域30aとなっており、ベース30の正面および背面のうちかかる商品収納領域30aに対向する部分は、商品収納箱20の取付面となっている。
そして、ベース30の取付面、すなわち正面および背面のうち商品収納領域30aに対向する部分には、レール部材31および押片部材32が設けてある。レール部材31は、正面および背面にそれぞれ複数(図示の例では2つ)設けてあり、左右方向に沿って延在するものである。このレール部材31は、正面および背面からそれぞれ正面方向および背面方向に突出する部分が上方に屈曲されることにより構成してある。そして、それぞれのレール部材31の右方側の所定個所には、係合孔31aが形成してある。かかる係合孔31aは、商品収納箱20の係合片24の一部、すなわち突出端部24aが進入するのに必要十分な大きさとなっている。
このようなレール部材31は、上記係合片24と係合した状態で商品収納箱20の商品収納領域30aにおける水平移動、すなわち左右方向に沿った移動を許容するとともに、係合片24の一部である突出端部24aが係合孔31aに進入した場合に商品収納箱20の商品収納領域30aにおける水平移動を規制するためのものである。
押片部材32は、図5に示すように、ベース30の取付面(正面および背面)の右側上部域に設けてある。この押片部材32は、基部321と、端部322とを備えて構成してある。基部321は、ベース30の取付面の右側上部域、より詳細には、該ベース30に取り付けられる商品収納箱20のうち最上位のものの上側近傍域に図5中の矢印方向、すなわち左右方向に揺動可能に支持してある。
端部322は、基部の一縁部から商品収納領域30aに突出する態様で連続して形成されている。この端部322の外端面322aを下方に対向させた場合に、レール部材31と係合した状態にある商品収納箱20の上下方向の移動を規制することが可能になる。
上記商品収納箱20は、次のようにしてベース30に取り付けられる。商品収納箱20の係合片24をレール部材31に係合させ、かかる係合した状態を保持して商品収納箱20を左右方向に水平移動させる。そして、係合片24の突出端部24aがレール部材31の係合孔31aに進入することにより該水平移動が規制されることになり、商品収納箱20の左右方向における位置が決められることになる。このようにして商品収納領域30aに商品収納箱20を相互に積み重ねた態様でベース30に取り付ける。そして、押片部材32を揺動させて端部322の外端面322aを下方に対向させる。これにより、ベース30に取り付けられた商品収納箱20のうち最上位にあるものの上下方向の移動を規制することができる。ここで、商品収納箱20は、相互に積み重ねた態様でベース30に取り付けてあるために、最上位の商品収納箱20の上下方向の移動を規制することは、結果的に、ベース30に取り付けてある商品収納箱20の上下方向の移動を規制することになる。このようにして図1に示すように各ベース30の取付面(正面および背面)に上下2つの商品収納箱20が取り付けられることになる。
そして、上述したように商品収納箱20のそれぞれの左側面には、上部に凸部28が形成され、下部に凹部27が形成されており、これら凸部28と凹部27とは互いに適合する形状を有していることから、図6および図7に示すように、凸部28の傾斜面28aと凹部27の傾斜面27aとが当接した態様で商品収納箱20は、ベース30に取り付けられることになる。
複数(本実施の形態では3つ)のベース30のうち、正面側にある2つのベース30の上部には、図8および図9に示すように、支持部材41とアダプタ部材42とが設けてある。支持部材41は、ベース30の上部に取り付けられた取付部411と、この取付部411の左端より正面方向、あるいは背面方向に延在する延在部412とを備えて構成してある。
アダプタ部材42は、その横断面がL字状を成し、支持部材41に水平移動可能となる態様で支持されている。より詳細には、左右方向に延在し、かつ支持部材41に取り付けられた左右延在部421と、該左右延在部421の左端より正面方向、あるいは背面方向に延在する前後延在部422とが連続して形成されて成るものである。左右延在部421は、段付きネジ43等で水平移動可能に固定されている。このようなアダプタ部材42は、前後延在部422の位置を商品収納箱20の調整部材22の位置と一致させる態様で水平移動させることにより、最上位の商品収納箱20の上方域に商品収納域40aを画成するものである。
以上説明したようにベース30に取り付けた商品収納箱20のストッパ機構21を開放移動させることにより、各商品収納箱20に収納された商品が相互に積み重なる態様で商品払出手段30bの上方域に載置されて商品収納ラック10が構成されることになる。
このようにストッパ機構21を開放移動させる結果、商品が落下移動し、これにより上方側にある商品収納箱20の内部には大きなスペースが生じてしまうことになるが、商品収納箱20の右側面上部には商品投入口23aが形成してあるために、図10および図11に示すように、フラッパ部材23を内方に揺動させて開成した商品投入口23aを通じて商品収納箱20の内部に商品を追加補充することができる。
また、アダプタ部材42により最上位の商品収納箱20の上方域に商品収納域40aを画成することができるので、かかる領域にも図8および図9に示すように商品を投入することができ、商品を追加補充することができる。
ところで、押片部材32を左右方向に揺動させることにより、かかる押片部材32による上下方向に規制は解除されることになる。従って、係合片24の突出端部24aをレール部材31の係合孔31aより離脱させることにより、商品収納箱20をベース30より容易に取り外すことが可能になる。つまり、レール部材31および押片部材32は、商品払出手段30bの上方域である商品収納領域30aに商品収納箱20を相互に積み重ねた態様で個別にベース30に着脱可能に取り付ける取付手段を構成している。
以上説明したように、本実施の形態における自動販売機によれば、レール部材31が、商品収納箱20に形成された係合片24と係合した状態で該商品収納箱20の商品収納領域30aにおける水平移動を許容するとともに、係合片24の突出端部24aが係合孔31aに進入した場合に該商品収納箱20の商品収納領域30aにおける水平移動を規制し、ベース30に揺動可能に支持された基部321と、該基部321の一縁部から商品収納領域30aに突出する態様で連続して形成された端部322とを有した押片部材32が、端部322の外端面322aを下方に対向させた場合に、レール部材31と係合した状態にある商品収納箱20の上下方向の移動を規制するので、商品収納箱20の左右方向の移動を規制するだけでなく、上下方向に移動を規制することができる。また、係合片24の突出端部24aを係合孔31aに進入させ、かつ押片部材32の揺動させて外端面322aを下方に対向させるだけなので、取付作業が容易である。従って、商品収納箱20をベース30に容易に取り付けることができるとともに、一旦ベース30に取り付けた商品収納箱20が落下する虞れがない。
上記自動販売機によれば、相互に積み重なる関係にある商品収納箱20の互いに対応する左側面の上部に形成した凸部28と、下部に形成した凹部27との互いの傾斜面27a,28aが当接する態様でベース30に取り付けてあるので、例えば経時的劣化等により商品収納箱20の形態が多少変化しても、相互に積み重なる関係にある商品収納箱20のうち上側の商品収納箱20の下面の位置と、下側の商品収納箱20の上面の位置との間にずれを抑制することができ、これにより、上側の商品収納箱20の内部から下側の商品収納箱20の内部に向けて通過する商品が、下側の商品収納箱20の上縁部に当接して引っ掛かる虞れがない。従って、商品詰まりの発生を良好に抑制することができる。
また、自動販売機によれば、支持部材41に水平移動可能に支持されたアダプタ部材42が、最上位に取り付けた商品収納箱20の上方域に該商品収納箱20の内部に通じる商品収納域40aを画成するので、商品の追加補充が可能になり、これにより、最上位の商品収納箱20の上方域のスペースを有効に活用して商品の収容数を向上させることができる。
更に、自動販売機によれば、商品収納箱20の右側面上部に商品投入口23aを形成し、フラッパ部材23が、常態においては商品投入口23aを閉成する一方、商品が投入される場合には、該商品に当接されて揺動することにより商品投入口23aを開成するので、商品の追加補充を可能にして商品の収容数を向上させて、無駄なスペースを削減することができる。特に、規制部材25により、フラッパ部材23が商品投入口23aを通過して外方に揺動することが規制されているので、内部に収納された商品が商品投入口23aを通じて外部に放出される虞れはない。
以上のように、本発明に係る自動販売機は、例えば缶入り飲料、瓶入り飲料、紙パック入り飲料およびペットボトル入り飲料等の各種商品を収納した販売するのに有用である。
本発明の実施の形態における自動販売機の内部構造を模式的に示した斜視図であり、一部を断面で示している。 図1に示した商品収納ラックの要部を示す斜視図である。 図2に示した商品収納箱の内部構造を模式的に示すものであり、商品収納箱の内部構造を側方から見た場合を示す断面側面図である。 図2に示した商品収納箱の内部構造を模式的に示すものであり、商品収納箱の内部構造を正面から見た場合を示す断面図である。 商品収納ラックの要部を示した斜視図である。 ベースに取り付けた商品収納箱を示した斜視図である。 図6に示した商品収納箱の要部を示した側面図である。 ベースの上部を拡大して示した斜視図である。 ベースの上部を拡大して示した斜視図である。 商品収納箱の右側面上部を拡大して示した斜視図である。 商品収納箱の右側面上部の内部を拡大して示した斜視図である。
符号の説明
1 本体キャビネット
2 商品収容庫
10 商品収納ラック
20 商品収納箱
21 ストッパ機構
22 調整部材
23 フラッパ部材
23a 商品投入口
24 係合片
24a 突出端部
25 規制部材
26 係止孔
27 凹部
28 凸部
30 ベース
30a 商品収納領域
31 レール部材
31a 係合孔
32 押片部材
321 基部
322 端部
322a 外端面
33 係止端部
40a 商品収納域
41 支持部材
42 アダプタ部材

Claims (1)

  1. 上面および下面が開放面として形成された箱体であって、下端部に配設されたストッパ機構により内部に複数の商品を横倒しの姿勢で並べた状態で収納してある商品収納箱と、
    自動販売機本体の内部に立設され、商品を一つずつ払い出す商品払出手段を有したベースと、
    前記商品払出手段の上方域である商品収納領域に、前記商品収納箱を相互に積み重ねた態様で個別に前記ベースに着脱可能に取り付ける取付手段と
    を備え、前記取付手段により前記商品収納箱を相互に積み重ねた態様で前記ベースに取り付けた後、前記ストッパ機構を開放移動させることにより該商品収納箱の下面を開放して商品収納ラックを構成し、払出指令に応じて前記商品払出手段が駆動した場合に収納した商品を個別に払い出して販売するようにした自動販売機であって、
    前記取付手段は、
    前記商品収納領域に相互に積み重ねられて配設される商品収納箱毎に前記ベースに配設され、かつ対応する商品収納箱に形成された係合片と係合した状態で該商品収納箱の前記商品収納領域における水平移動を許容するとともに、前記係合片の一部が自身の係合孔に進入した場合に該商品収納箱の前記商品収納領域における水平移動を規制するレール部材と、
    前記レール部材と係合した状態で相互に積み重ねられて配設される商品収納箱のうち最上位の商品収納箱の上側近傍域において前記ベースに揺動可能に支持された基部と、該基部の一縁部から前記商品収納領域に突出する態様で連続して形成された端部とを有し、前記端部の外端面を下方に対向させた場合に、前記レール部材と係合した状態で相互に積み重ねられて配設される商品収納箱の上下方向の移動を規制する押片部材と
    を備えたことを特徴とする自動販売機。
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