JP3292813B2 - 自動販売機の商品収納棚 - Google Patents

自動販売機の商品収納棚

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JP3292813B2
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憲 諏訪部
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、缶ビールや缶ジュ
ース等円筒上の商品を収納する商品収納棚を前後に連設
した構成の自動販売機の商品収納棚に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動販売機の商品収納棚は、特開
平6−119544号公報に記載されたものが知られて
いる。
【0003】以下、上述した従来の自動販売機の商品収
納棚の一例について説明を行う。図7に従来の自動販売
機の商品収納棚の構造を示しており、自動販売機庫内天
板1に取り付けられた吊り下げ部材2に商品収納棚3
A,3Bが、左右両側板4a、4b,4c,4dの各上
部に有した吊り下げ部11で吊り下げられ自動販売機に
前後に連設され搭載されている。また、商品収納棚3
A,3Bには、商品案内板5a,5bがそれぞれ商品収
納棚3Bに有した後部保持部材6の上に、そして、左右
両側板4a,4bに設けられた案内溝7に商品案内板5
a,5bの前端両側に突出した突出部8が挿通して保持
されている。商品案内板5a,5bのそれぞれの後方下
部には、後部保持部材6を前から後へ向って挟み込む形
状をした爪部9を有している。商品収納棚3A,3B
は、吊り下げ部材2に設けられた角穴10に吊り下げ部
11がはまり込むことと、後部保持部材6と爪部9がか
みこむことで前後の位置を決める構造であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上の様に構成された
従来の自動販売機の商品収納棚では、連設された商品収
納棚3A,3Bの前後分離を必要としたサービス時、前
もって商品案内板5a,5bを外さなければ、商品収納
棚3Aと3Bを分離できない為作業が困難であった。ま
た、商品案内板5a,5bを前もって外してしまうと、
商品案内板5a,5bを変形させてしまう、紛失させて
しまう、更に、再度装着させる時、間違って取り付けて
しまう等の原因により商品の搬出不良を引き起こすとい
う課題があった。
【0005】また、商品収納棚3Aの前端を持ち上げる
と、容易に吊り下げ部11が角穴10から外れ、商品収
納棚3Aが不正規の位置のまま自動販売機に搭載される
ことにより搬出不良を引き起こすという課題があった。
【0006】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、自動販売機の商品収納棚のサービス作業性を向上さ
せると共に作業誤りによる搬出不良を低減することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の自動販売機の商
品収納棚の請求項1に係る発明は、前後2分割可能な商
品収納棚の前面に設けられた商品投入口から投入された
円筒状の商品を内部に形成されたサーペンタイン構造の
商品通路入り口部に転動案内する商品案内板の前後方向
の略中間部で商品案内板の下側に軸ピンを固定し、前部
には左右に突出した突出部を備えており、更に後部で商
品収納棚の下部に略L字型で前から後へ伸びた爪部を有
し、前後2分割可能な商品収納棚の前部でその前側と後
側には商品案内板を前後移動可能にかつ後部が下方に傾
いた状態で揺動自在に支持できる様に案内溝があり、そ
の各案内溝へ軸ピン及び突出部が挿通されて、商品案内
板の前後の位置が決まる構成であり、商品案内板の後部
で下側に設けられた爪部は商品収納棚の後部に挿通した
後部保持部材を上下方向で挟み込み、後部保持部材を軸
に移動自在に支持されており、商品案内板が前方へ移動
すると、爪部が後部保持部材から離れ、更に商品案内板
を前方へ移動すると、突出部は下方へ、軸ピンは前方へ
移動することにより、商品案内板の姿勢は、後部が下方
に傾いた状態からほぼ水平状態になり、その商品案内板
が取り付いた商品収納棚の前部を分割する為、水平に移
動させても、商品案内板が、商品収納棚の後部に取り付
いている後部保持部材等他の部品に干渉することのない
様に各案内溝を構成したものである。
【0008】これにより、商品収納棚を前後に分離する
必要のあるサービス時、商品案内板を脱着することがな
くなり、誤作業を防止できると共に、作業が容易になる
ことが得られる。
【0009】請求項2に係る発明は、断面形状が略コの
字型もしくは略Z型で、その一端が自動販売機庫内天板
に前後に渡って保持され、また、その他端で前後に分割
可能な商品収納棚を右側と左側からそれぞれ吊り下げ、
商品収納棚の前後方向の位置を決める為前後方向の略中
間部に角穴を設けた吊り下げ部材を自動販売機庫内天板
の左右方向に複数配列し、吊り下げ部材にかみ合う様断
面形状が略コの字型で、前から後にかけてレール状にな
った吊り下げ部を有した左右両側板と、商品収納棚のう
ち前部の吊り下げ部後方に位置し、下方に突出し、自動
販売機庫内に商品収納棚が搭載されているときは、吊り
下げ部材に設けた角穴にはまり込みかつ吊り下げ部材の
前後方向での商品収納棚の位置を決め、商品収納棚が自
動販売機庫内から、もしくは、自動販売機庫内へ脱着さ
れる時の商品収納棚の前部が吊り下げ部材上を前後に移
動する時は商品収納棚の前部が常に前から後にかけて上
昇した後上がりの姿勢を保つ形状を有した掛部を自動販
売機の商品収納棚に構成したものである。
【0010】これにより、商品収納棚を前後に分割する
必要があるサービス時、商品収納棚の前部の吊り下げ部
が、吊り下げ部材から容易に外れることによる搬出不良
を低減できると共にサービス作業性が向上することが得
られる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、前部と後部の2分割可能な商品収納棚において、前
面に設けられた商品投入口から投入された円筒状の商品
を内部に形成されたサーペンタイン構造の商品通路入り
口部に案内する商品案内板と、前記商品案内板の略中間
部には軸ピンが固定され、さらに商品投入口には左右に
それぞれ突出部があり、前記軸ピンと前記突出部が2分
割された前記商品収納棚の内、前部の商品収納棚の左右
両側板にそれぞれ2箇所設けられた案内溝を挿通して前
記左右両側板に前後移動可能で、前記案内溝は前記商品
収納棚を2分割するために前記商品案内板を移動可能と
する溝形状を持ち、前記商品案内板の後方下部を保持す
る為に後部の商品収納棚の左右一対の前記両側板の穴に
挿通された後部保持部材と、前記商品案内板の後方下部
には前記後部保持部材を上下方向で挟み込み、前記商品
投入口から前記商品通路の入り口部の方向に伸びた爪部
が設けられており、前記商品収納棚を2分割するために
前記商品案内板を前記案内溝に沿って移動可能な位置に
移動させると前記爪部が前記後部保持部材から離れ、商
品収納棚を前後に2分割する際に前記商品案内板が水平
方向に移動しても前記後部保持部材に干渉しない程度に
上下方向に移動し、かつ、その状態で前記商品案内板を
支持できることを特徴とした自動販売機の商品収納棚と
したことにより、商品収納棚を前後に分離する必要のあ
るサービス時、商品案内板を脱着することがなくなり、
誤作業を防止できると共に、作業が容易になるという作
用を有する。
【0012】請求項2に記載の発明は、断面形状が略コ
の字型もしくは略Z型で、その一端が自動販売機庫内天
板に前後に渡って保持され、また、その他端で前後に分
割可能な商品収納棚を右側と左側からそれぞれ吊り下
げ、前記商品収納棚の前後の位置を決める為前後方向の
レール状の略中間部に角穴を有した複数の吊り下げ部材
と、前記吊り下げ部材にかみ合う様断面形状が略コの字
型で、前から後にかけてレール状になった吊り下げ部を
有した左右一対の両側板と、前記商品収納棚のうち前部
の前記吊り下げ部の後方に位置し、下方に突出した掛部
を設け、自動販売機庫内に前記商品収納棚が搭載されて
いるときは、前記角穴にはまり込みかつ前記吊り下げ部
材の前後方向での前記商品収納棚の位置が決まり、前記
商品収納棚が前記自動販売機庫内から、もしくは、前記
自動販売機庫内へ脱着される時の前記商品収納棚の前部
が前記吊り下げ部材上を前記掛部を接点として前後に移
動するときは、前記商品収納棚の前部が常に前から後に
かけて上昇した後上がりの姿勢を保つことを特徴とする
請求項1記載の自動販売機の商品収納棚としたものであ
り、商品収納棚を前後に2分割するサービス時商品収納
棚の前部の吊り下げ部が、吊り下げ部材から容易に外れ
ることによる搬出不良を低減できると共にサービス作業
性が向上するという作業を有する。
【0013】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図6を用いて説明する。 (実施の形態1) 図1は、本発明の実施の形態1による自動販売機の断面
図を示し、略箱形形状の本体12には、前扉13とその
後方に内扉14を備え、断熱材を用いた本体12及び内
扉14で囲まれた自動販売機の庫内天板15に前後に渡
って保持された吊り下げ部材16に、前後に2分割可能
な商品収納棚17A,17Bを構成し、前部に分割され
た商品収納棚17Aの左右一対の両側板18a(従来例
の両側板4a,4bに相当する)と後部に分割された商
品収納棚17Bの左右一対の両側板18b(従来例の両
側板4c,4dに相当する)のそれぞれ上部に設けられ
た吊り下げ部19A,19Bにより、左右両側から吊り
下げられて商品収納棚17A,17Bが構成されてい
る。商品収納棚17A,17Bの前後方向の位置を決め
る為に、商品収納棚17Aの左右一対の両側板18aの
上部に設けられた吊り下げ部19Aの後には、下向きに
突出し、前部が垂直向きで、後方へ向かって上昇した略
三角形状の掛部20が吊り下げ部材16の前後方向で略
中間部に設けられた角穴21にはまり込んだ構造になっ
ている。22は、商品収納棚17Aの前面に設けられ円
筒状の商品を投入する投入口であり、23は、投入され
た円筒状の商品を収納するサーペンタイン構造の商品通
路の入り口である。24a:24bは、投入口22より
投入された円筒状の商品を商品通路入り口23へ転動案
内する商品案内板であり、商品案内板24a,24bに
は、その前部左右両端にそれぞれ左右一対の両側板18
a,18bに対して垂直の方向に商品収納棚17A,1
7Bの外側に向かって突出したピン状の突出部25があ
り、また、商品案内板24Aには、その前後方向の略中
間部で、下部に、また、商品案内板24Bには、その後
方下部にそれぞれ軸ピン26が左右一対の両側18
a,18bに対して垂直方向で固定されている。軸ピン
26は、商品収納棚17A,17Bの幅方向より長く、
案内溝27a,27bに、突出部25及び軸ピン26が
挿通して商品案内板24a,24bを支持している。ま
た、商品収納棚17A,17Bのサービス性向上の為、
商品収納棚17Aと商品収納棚17Bが前後に分割可能
な構造となっており、商品収納棚24a,24bは商品
収納棚17Aに付随して商品収納棚17Bから脱着でき
る様に、案内溝27a,27bは、商品収納棚17Aを
構成している左右一対の両側板18aに設けられてい
る。一方、商品収納棚17A,17Bが一体となってい
るときは、商品案内板24aの後端が商品収納棚17B
にまたがり、商品収納棚17Bの商品通路入り口23に
位置する為、商品案内板24aの後端を支持し、商品案
内板24aの後部に円筒状の商品が移動しても商品案内
板24aの後部が下方に変形しない様に、また商品案内
板24aが、軸ピン26を回転軸となって回転し、商品
案内板24aの位置が決まらないということのない様
に、商品案内板24aの後方下部にあって、商品収納棚
17Bを挿通している後部保持部材28と、商品収納棚
17Bを構成する左右一対の両側板18bに、後部保持
部材28を挿通させる穴29をそれぞれ有し、更に、商
品案内板24aの後方下部に略L字型で前から後へ伸び
た爪部30を有している。この爪部30は後部保持部材
28を上下方向で挟み込み、商品案内板24aが前方へ
移動すると、爪部30が後部保持部材28から外れる構
造になっている。31は、サーペンタイン構造の商品通
路を構成する断面が円弧状のセグメントで、33は、商
品通路内に収納された円筒状の商品を1個ずつ搬出させ
る機構を備えた搬出口であり、搬出口32から搬出され
た円筒状の商品を取出口34まで案内する搬送板であ
る。
【0014】図2は、商品案内板24aの斜視図で、2
5は、商品案内板24aの前部で左右両端に外側へ向か
って突出した円筒状の突出部で、商品案内板24aの前
後方向で略中間部の下部には軸ピン26が、突出部25
に平行で、切り起こし35に挿通されて、抜けない様固
定されている。30は、商品案内板24aの後方下部に
あって前から後に向かって伸びた略L字型の爪部であ
る。36は、商品案内板24aの両端にあり、前後方向
の変形を防ぐために上方に曲げられた補強部である。
【0015】図3は、案内溝27a,27bの側面図で
ある。前後に揺動自在に案内溝27a,27bにそれぞ
れ挿通した突出部25と軸ピン26に支持された商品案
内板24aは、投入する商品の直径の大きさによって前
後する。投入する商品の直径が大きい時は、突出部25
及び軸ピン26は、案内溝27a,27bの前側の太缶
設定の位置37にセットされ、投入する商品の直径が小
さい時は、細缶設定の位置38にセットされ、商品案内
板24aは前後に移動する。更に、案内溝27a,27
bのそれぞれには太缶設定の位置37と細缶設定の位置
38の略中間部に上方に向かって略L字型に溝を延長さ
れ、その最先端部39にまで突出部25と軸ピン26が
移動可能な形状を設けている。
【0016】図4は、吊り下げ部材16の斜視図であ
る。吊り下げ部材16の上面40には,保持用穴41が
前後に渡って数箇所設けられ、その保持用穴41にネ
ジ,ビス等を通して、庫内天板15に、自動販売機の幅
方向に数個配置して保持される。また、吊り下げ部材1
6の前後方向の略中間部には、角穴21が設けられ、商
品収納棚17A,17Bきの前後方向の位置決め用に使
われる。
【0017】図5は、商品収納棚17A,17Bの脱着
時の側面図である。以下、図1から図5を用いて商品収
納棚17A,17Bの脱着動作について説明する。ま
ず、商品収納棚17Aを商品収納棚17Bから分離する
時、前扉13及び内扉14を開け、吊り下げ部材16に
吊り下げられた商品収納棚17A,17Bのうち、商品
収納棚17Aを上方に持ち上げ、掛部20を角穴21か
ら外し、手前に引き出すことで、商品案内板24aの後
方下部に設けた爪部30が、後部保持部材28から外れ
る。こうして分離した商品収納棚17Aには、商品案内
板24aが付随しており、左右一対の両側板18aにそ
れぞれ2箇所設けられた案内溝27a,27bと、商品
案内板24aに設けられた突出部25と軸ピン26によ
り、商品収納棚17Aを分離後も商品案内板24aが垂
れ下がることがない。
【0018】次に、分離された商品収納棚17Aを自動
販売機庫内に取り付けられた商品収納棚17Bと一体に
するときは、商品案内板24aを、図3及び図4に示し
た案内溝27a,27bの最先端部39に突出部25及
び軸ピン26が位置する様に移動させる。この様にする
と図5に示した様に、商品案内板24aがほぼ水平にな
り、保持された状態となる。その後、図4にしめした吊
り下げ部材16に商品収納棚17Aの上部に設けた吊り
下げ部19Aをかみ合わせ、掛部20が角穴21に落ち
込むまで後へ移動させる。その後、各商品案内板24a
を移動させ、所定の設定位置まで移動させると爪部30
が、後部保持部材28にそれぞれ必然的に挟まること
で、商品案内板24aは後部保持部材28にも支持され
る。
【0019】図6は吊り下げ部19Aの斜視図である。
以下、図4から図6を用いて、商品収納棚17Aの吊り
下げ部材16への取り付け動作について説明する。商品
収納棚17Bから分離した商品収納棚17Aは、商品案
内板24aをほぼ水平に保持した状態で商品収納棚17
Bと一体にする。この時、庫内天板15に保持されたた
吊り下げ部材16の前部に、商品収納棚17Aと構成す
る左右一対の両側板18aの上部に設けられた吊り下げ
部19Aの後端を左右それぞれかみ込んだ状態にし、そ
の後、商品収納棚17Aを後へ移動させる。吊り下げ部
材16に吊り下げ部19Aの後部に設けた掛部20がの
ると、商品収納棚17Aはその後方が上昇した後上がり
の姿勢となり、商品案内板24aの後部先端も上へ上が
る。この様に商品収納棚17Aは常に後上がりのまま後
へ移動し、吊り下げ部材16に設けた角穴21に掛部2
0がはまり込むまで後へ押し込まれる。一旦角穴21に
はまり込んだ掛部20は、商品収納棚17Aの前部だけ
持ち上げ、前上がりにしても外れず、また、後上げにし
ようとすると商品収納棚17Bが後方に配されている為
できない構造となっている。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、商品収納
棚を前後に分離するサービス時、商品案内板を脱着する
ことがなくなり、誤作業を防止することにより搬出不良
を低減でき、更に、サービス作業が容易になるという有
利な効果が得られる。
【0021】また、本発明は、商品収納棚を自動販売機
庫内へ取り付ける時、商品収納棚の姿勢を安定させて取
り付けられるので、取り付け作業が容易となることに加
え、一旦、自動販売機庫内に取り付いてしまうと、商品
収納棚を垂直方向に真っすぐ上げない限り外れず、吊り
下げ部材から誤って商品収納棚が外れるまたは、角穴か
ら掛部が外れる等による搬出不良を低減できるという有
利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による自動販売機の断面
【図2】本発明の一実施の形態による商品案内板24a
の斜視図
【図3】本発明の一実施の形態による案内溝27a,2
7bの側面図
【図4】本発明の一実施の形態による吊り下げ部材16
の斜視図
【図5】本発明の一実施の形態による商品収納棚17
A,17Bの脱着時の側面図
【図6】本発明の一実施の形態による吊り下げ部材19
Aの斜視図
【図7】従来の自動販売機の商品収納棚の斜視図
【符号の説明】
12 本体 13 前扉 14 内扉 15 庫内天板 16 吊り下げ部材 17A,17B 商品収納棚 18a,18b 左右両側板 19A,19B 吊り下げ部 20 掛部 21 角穴 22 投入口 23 商品通路入り口 24a,24b 商品案内板 25 突出部 26 軸ピン 27a,27b 案内溝 28 後部保持部材 29 穴 30 爪部 31 セグメント 32 搬出口 33 搬送板 34 取出口 35 切り起こし 36 補強部 37 太缶設定の位置 38 細缶設定の位置 39 最先端部 40 上面 41 保持用穴

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前部と後部の2分割可能な商品収納棚に
    おいて、前面に設けられた商品投入口から投入された円
    筒状の商品を内部に形成されたサーペンタイン構造の商
    品通路入り口部に案内する商品案内板と、前記商品案内
    板の略中間部には軸ピンが固定され、さらに商品投入口
    には左右にそれぞれ突出部があり、前記軸ピンと前記突
    出部が2分割された前記商品収納棚の内、前部の商品収
    納棚の左右両側板にそれぞれ2箇所設けられた案内溝を
    挿通して前記左右両側板に前後移動可能で、前記案内溝
    は前記商品収納棚を2分割するために前記商品案内板を
    移動可能とする溝形状を持ち、前記商品案内板の後方下
    部を保持する為に後部の商品収納棚の左右一対の前記
    側板の穴に挿通された後部保持部材と、前記商品案内板
    の後方下部には前記後部保持部材を上下方向で挟み込
    み、前記商品投入口から前記商品通路の入り口部の方向
    に伸びた爪部が設けられており、前記商品収納棚を2分
    割するために前記商品案内板を前記案内溝に沿って移動
    可能な位置に移動させると前記爪部が前記後部保持部材
    から離れ、商品収納棚を前後に2分割する際に前記商品
    案内板が水平方向に移動しても前記後部保持部材に干渉
    しない程度に上下方向に移動し、かつ、その状態で前記
    商品案内板を支持できることを特徴とした自動販売機の
    商品収納棚。
  2. 【請求項2】 断面形状が略コの字型もしくは略Z型
    で、その一端が自動販売機庫内天板に前後に渡って保持
    され、また、その他端で前後に分割可能な商品収納棚を
    右側と左側からそれぞれ吊り下げ、前記商品収納棚の前
    後の位置を決める為前後方向のレール状の略中間部に角
    穴を有した複数の吊り下げ部材と、前記吊り下げ部材に
    かみ合う様断面形状が略コの字型で、前から後にかけて
    レール状になった吊り下げ部を有した左右一対の両側板
    と、前記商品収納棚のうち前部の前記吊り下げ部の後方
    に位置し、下方に突出した掛部を設け、自動販売機庫内
    に前記商品収納棚が搭載されているときは、前記角穴に
    はまり込みかつ前記吊り下げ部材の前後方向での前記商
    品収納棚の位置が決まり、前記商品収納棚が前記自動販
    売機庫内から、もしくは、前記自動販売機庫内へ脱着さ
    れる時の前記商品収納棚の前部が前記吊り下げ部材上を
    前記掛部を接点として前後に移動するときは、前記商品
    収納棚の前部が常に前から後にかけて上昇した後上がり
    の姿勢を保つことを特徴とする請求項1記載の自動販売
    機の商品収納棚。
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JPH10162234A (ja) 1998-06-19

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