JPH08167069A - 自動販売機の引出し式商品ラックの鎖錠機構 - Google Patents

自動販売機の引出し式商品ラックの鎖錠機構

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Publication number
JPH08167069A
JPH08167069A JP30937894A JP30937894A JPH08167069A JP H08167069 A JPH08167069 A JP H08167069A JP 30937894 A JP30937894 A JP 30937894A JP 30937894 A JP30937894 A JP 30937894A JP H08167069 A JPH08167069 A JP H08167069A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
racks
rack
locking mechanism
vending machine
product
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30937894A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Fujitomi
啓 藤富
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP30937894A priority Critical patent/JPH08167069A/ja
Publication of JPH08167069A publication Critical patent/JPH08167069A/ja
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】3基以上の引出し式商品ラックを左右に並べて
搭載した自動販売機を対象に、1回に1基のラックしか
引出せないようにした構造簡単で、かつ信頼性の高い引
出し式商品ラックの鎖錠機構を提供する。 【構成】キャビネット1の庫内に#1〜#3で示す3基
の商品ラック5を左右に並べて搭載した自動販売機にお
いて、後端を軸支点として隣り合う商品ラック#1と#
2,#2と#3の間に介装した平面T字形の揺動式イン
ターロック片8,9と、両端を前記インターロック片に
穿孔した左右方向の長孔に係合してインターロック片の
相互間に架設した連結部材10とで商品ラックの鎖錠機
構を構成する。かかる構成で1基のラックを前方に引き
出すと、この引出し動作に従動して各インターロック片
が揺動して他のラックの前方に突出し、そのラック引出
しを阻止するように格納位置に鎖錠する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、3基以上の商品ラック
を左右に並べて前方へ引出し可能に搭載した自動販売機
を対象に、複数基の商品ラックの同時引出しを阻止し、
引出しラック以外の残りラックを格納位置に拘束して1
回に1基のラックしか引き出せないよにして自動販売機
の転倒防止を図る引出し式商品ラックの鎖錠機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図3は引出し式商品ラックを搭載した自
動販売機の構成概要図であり、図において、1は自動販
売機のキャビネット、2はその前面扉、3は商品取出
口、4は商品搬出シュータ、5はキャビネット1の庫内
上部に格納した引出し式商品ラック、6はキャビネット
1の天井部に前後方向に布設した引出レール機構6であ
り、商品ラック5は引出レール機構6に吊り下げて庫内
に格納されている。なお、図示してないが、キャビネッ
ト1には左右に並ぶ複数基の商品ラック5が搭載されて
いる。
【0003】かかる構成で、商品ラック5に商品7を補
充する場合には、前面扉2を開放した上で、商品ラック
5を破線で示す補充位置に引出し、この引出し位置で側
方からラック内の各コラムに商品7を積み上げ収納す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した商
品ラック5はかなりの重量物であることから、商品ラッ
ク5を前方に引出すと、これに伴って自動販売機の重心
も前方に移る。この場合に左右に並ぶ複数基の商品ラッ
ク5を同時に前方に引き出すと、それだけ重心の移動量
も大きくなって自動販売機が前方に転倒するおそれがあ
る。
【0005】そこで、ラックへの商品補充,あるいはラ
ック点検のために商品ラック5を引き出す場合には、1
回に引き出す商品ラックの数は1基のみに制限して自動
販売機の転倒事故を防ぐ必要があり、そのためのインタ
ーロック手段として従来より各種の鎖錠機構が提案され
ている。しかしながら、従来提案されている各種方式鎖
錠機構はいずれも構造が複雑であり、特に3基以上の商
品ラックが並ぶものでは、鎖錠機構を構成する部品点数
が多くてコスト高であることから、簡易な構造で高い信
頼性が確保できる引出し式商品ラックの鎖錠機構の出現
が望まれている。
【0006】本発明は上記の点にかんがみなされたもの
であり、3基以上の引出し式商品ラックを左右に並べて
搭載した自動販売機を対象に、1回に1基のラックしか
引出せないようにした構造簡単で、かつ信頼性の高い引
出し式商品ラックの鎖錠機構を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成るため
に、本発明の鎖錠機構は、後端を軸支点として隣り合う
商品ラックの前面側に両端が張り出すようにラックの相
互間に介装した左右方向に揺動可能な平面T字形のイン
ターロック片と、両端を前記インターロック片に穿孔し
た左右方向の長孔に係合してインターロック片の相互間
に架設した連結部材とから構成するものとする。
【0008】
【作用】上記構成の鎖錠機構を用いて左右に並ぶ引出し
式商品ラックの相互間を連繋し、この状態で1基の商品
ラックをキャビネット内の格納位置から前方に引き出す
と、この引出し動作に従動して引出しラックに当接する
インターロック片が側方に押しやられて中立位置から揺
動するとともに、この揺動位置に拘束される。また、他
のインターロック片も連結部材を介して揺動位置に拘束
される。しかも、インターロック片はこの揺動位置で残
りの商品ラックの前端面に突出してラック引出しを阻止
するように拘束する。この結果、1回に引き出せる商品
ラックは1基のみであり、残りのラックはインターロッ
ク片で格納位置に鎖錠されることになる。なお、前方に
引出した商品ラックを格納位置に戻せば、各インターロ
ック片は中立状態となるので、改めて別なラックを引き
出すことができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1,図2に基づい
て説明する。なお、実施例の図中で図3に対応する同一
部材には同じ符号が付してある。図示例では、キャビネ
ット1の庫内に#1〜#3で表す3基の引出し式商品ラ
ック5が搭載されており、本発明の鎖錠機構は、隣り合
う商品ラック3の前面上部の相互間、つまり#1と#2
の間,および#2と#3のラック間の間隙に後端を軸支
して1個ずつ介装した揺動式のインターロック片8,9
と、インターロック片8と9との間にまたがって架設し
た連結板10とから構成されている。ここで、インター
ロック片8,9は平面形状がT字形を呈する金属板であ
り、図2に明示されているように、後端がキャビネット
1の天井側に固定した取付座11に軸支ピン12を介し
て左右方向へ揺動自在に連結支持されている。また、T
字形になるインターロック片8,9の前辺部8a,9a
は、その両端が左右に並ぶ商品ラック5の前方に張り出
し、さらに前辺部8a,9aには左右方向の長穴8b,
9bが開口しており、この長穴8bと9bとの間にまた
がって前記した連結板10の両端に固定した段付きねじ
が嵌合している。
【0010】次に上記構成になる鎖錠機構のインターロ
ック動作を図1(a)〜(c)で説明する。まず、
(a)図は#1〜#3で示す各商品ラック5をキャビネ
ット1の庫内に格納した状態を表しており、インターロ
ック片8,9はそれぞれ中立位置に待機している。この
状態から(b)図で示すように、前面扉2を開いて左側
の商品ラック#1を前方に引き出すと、この引出し動作
に従動してインターロック片8が後端の支軸を支点に反
時計方向へ揺動するように押しやられてこの位置に拘束
される。同時に連結板10を介してインターロック9も
反時計方向に揺動して図示の位置に拘束される。しか
も、この状態になると、インターロック片8,9がそれ
ぞれ商品ラック#2,#3の前方に突出してこれらラッ
クを格納位置に拘束し、前方への引出しを阻止するよう
に働く。なお、前方に引出した商品ラック#1を元の格
納位置に押し戻すと、再び(a)図の状態に復帰する。
【0011】また、(c)図は(a)図の状態から中央
に並ぶ商品ラック#2を前方へ引出した際の状態を表し
ている。この場合には、インターロック片8,9が商品
ラック#2により左右に押し開かれるように揺動し、イ
ンターロック片8が商品ラック#1の前方へ、またイン
ターロック9が商品ラック#3の前方へ突出してその位
置に拘束される。したがって、商品ラック#1,#3は
共に庫内の格納位置に鎖錠されて前方に引き出すことが
できない。なお、(b)図と同様に引出した商品ラック
#2を庫内に押し戻せば、(a)図の状態に復帰する。
【0012】なお、図示例では商品ラック5が3基であ
る場合を例に述べたが、商品ラックが4基以上並ぶ場合
には、インターロック片,連結部材を追加装備すること
で簡単に対応できる。
【0013】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の構成によれ
ば、左右方向に揺動可能な平面T字形のインターロック
片と、両端を前記インターロック片に穿孔した左右方向
の長孔に係合してインターロック片の相互間に架設した
連結部材とを組合わせて鎖錠機構を構成したことによ
り、簡易な構造で左右に並ぶ複数基の商品ラックの同時
引出しを確実に阻止して自動販売機の転倒防止を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による鎖錠機構の動作説明図で
あり、(a)は商品ラックの格納状態を表す図、(b),
(c)はそれぞれ異なる商品ラックの引出し状態を表す
【図2】本発明の実施例による鎖錠機構の組立構造図
【図3】本発明の実施対象となる引出し式商品ラックを
搭載した自動販売機の構成概要図
【符号の説明】
1 キャビネット 2 前面扉 5 商品ラック 8,9 インターロック片 8b,9b 長穴 10 連結板(連結部材) 11 取付座

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】3基以上の商品ラックを左右に並べて前方
    へ引出し可能に搭載した自動販売機を対象に、複数基の
    商品ラックの同時引出しを阻止し、引出しラック以外の
    残りラックを格納位置に拘束するようにした引出し式商
    品ラックの鎖錠機構であって、後端を軸支点として隣り
    合う商品ラックの前面側に両端が張り出すようにラック
    の相互間に介装した左右方向に揺動可能な平面T字形の
    インターロック片と、両端を前記インターロック片に穿
    孔した左右方向の長孔に係合してインターロック片の相
    互間に架設した連結部材とからなることを特徴とする自
    動販売機の引出し式商品ラックの鎖錠機構。
JP30937894A 1994-12-14 1994-12-14 自動販売機の引出し式商品ラックの鎖錠機構 Pending JPH08167069A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30937894A JPH08167069A (ja) 1994-12-14 1994-12-14 自動販売機の引出し式商品ラックの鎖錠機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30937894A JPH08167069A (ja) 1994-12-14 1994-12-14 自動販売機の引出し式商品ラックの鎖錠機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08167069A true JPH08167069A (ja) 1996-06-25

Family

ID=17992288

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30937894A Pending JPH08167069A (ja) 1994-12-14 1994-12-14 自動販売機の引出し式商品ラックの鎖錠機構

Country Status (1)

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JP (1) JPH08167069A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1094625C (zh) * 1996-08-12 2002-11-20 富士电机株式会社 自动售货机

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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