JP4281526B2 - 自動販売機の商品収納装置 - Google Patents

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本発明は、自動販売機の商品収納装置に関する。
利用者が商品を扉パネル越しに確認することによって当該商品を購入可能なシースルー型等の自動販売機には、商品収納室において上下方向に商品を載置するための複数の棚部材が設けられているものがある。一般に、この棚部材は、板部材によって仕切られ、商品列が載置される底面部と、当該商品列の先頭商品が順次搬送される開口部とを有する。開口部における商品は、例えば自動販売機内に設けられたバケットへの受渡し又はシュート等への投下を通じて商品払出部まで更に搬送され、当該商品払出部から払出されて販売される。
一般に、自動販売機のメインテナンス等を行う作業員が棚部材の中に商品を補充するとき、当該作業員の作業効率を高めるべく、当該棚部材は商品収納室に対して例えば摺動しつつ移動可能となっている。このとき、棚部材の移動による慣性力を受けて商品が開口部から転落する恐れがあるために、従来の棚部材の開口部には、当該転落を防止するために例えば上下方向に可動な商品ストッパが設けられていた。この商品ストッパは、例えば商品が搬出されるときに当該商品ストッパの上面の高さが例えば棚部材の底面部の高さと略同レベルとなるために下方に移動し、当該搬出が停止したときに商品ストッパとして機能するために上方に移動するようになっている。
特開平9−62923号公報
しかしながら、従来の自動販売機の棚部材における仕切り幅は予め固定されたものであり、よって前述した棚部材の開口部における商品ストッパの長さも当該仕切り幅に合わせて固定されていた。よって、例えば様々な寸法や形状を有する商品に対応するために、もし棚部材内を仕切る板部材の間隔を広げることができたとしても、商品ストッパは、棚部材移動時の商品の転落を防止するには十分な長さを有していない場合がある。また、このような商品の転落を回避すべく、もし様々な長さを有する商品ストッパを準備するとすれば、このような商品ストッパを別個に、しかも商品補充時に限定して製造することにより、当該製造コスト分だけ自動販売機自体の製造コストが高くなる恐れが生じる。
そこで、本発明は、様々な寸法や形状を有する商品を補充する作業等が容易で、製造コストの低い自動販売機の商品収納装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するための発明は、複数の商品列が隣接して載置される底面部、前記複数の商品列の先頭商品が順次搬送される開口部を有し、商品収納室の内部と外部との間を移動可能な棚部材と、前記棚部材に装着されて前記複数の商品列を仕切る板部材と、を有する自動販売機の商品収納装置において、前記複数の商品列の搬送方向の移動を規制する棒部材と、前記複数の商品列の隣接する方向で前記複数の商品列の先頭商品と対向する位置に前記棒部材を懸架する、前記板部材の前記開口部側に設けられる溝部と、一端が前記棒部材と結合されるとともに他端の長孔が前記棚部材の開口部側に軸支される1対の回動部材と、前記1対の回動部材の一端を軸支される方向へ付勢する弾性部材と、を備えたことを特徴とする。
このような商品収納装置によれば、板部材の溝部に棒部材を懸架すれば、棚部材に収納された複数の商品列の搬送方向の移動を規制できる。よって、例えば商品補充後に棚部材を商品収納室の外部から内部へ移動することにより、当該棚部材に載置された商品に対して当該移動による慣性力が作用しても、当該棚部材の開口部からの商品の転落等が防止される。また、棒部材は、複数の商品列の隣接する方向で複数の商品列の先頭商品と対向するように懸架されるために、前記の移動規制は1つの棚部材に対して例えば1本の棒部材によって可能となる。よって、例えば商品列毎に移動規制をしていた従来の場合に比べて、商品収納装置の製造に要するコストを低く抑えることができる。更に、棒部材を板部材の溝部に懸架しないことによって、商品収納装置は例えば商品を搬出でき、自動販売機は当該商品を販売できる状態となる。よって、商品の転落等を防止しつつ、自動販売機の状態を例えば商品補充の状態と商品販売の状態との間で切換えるための作業が容易となる。加えて、商品収納装置を様々な寸法や形状を有する商品を収納可能とすべく、もし当該商品に応じて板部材の間隔を変更するときでも、棒部材の長さ等を変更する必要がない。よって、様々な寸法や形状を有する商品を補充する作業等に対しても、例えば1本の棒部材を用いて低コスト且つ容易に商品の転落等を防止できる。更に加えて、もし棚部材が複数の板部材によって仕切られているとき、板部材どうしの間隔が狭くなり、当該板部材に設けられた溝部どうしの間隔も狭くなる。このような間隔の狭い複数の溝部に懸架される棒部材は比較的大きな強度を必要としない。従って、棒部材に要するコストを低くすることができ、商品収納装置の製造に要するコストも低く抑えることができる。
更に、このような商品収納装置によれば、棒部材は回動部材を介して当該回動部材が棚部材の開口部側に軸支される方向に弾性部材によって付勢される。この付勢に よって、板部材の溝部に懸架された棒部材は、複数の商品列の搬送方向の移動を効果的に規制できる。また、棒部材は回動部材の長孔を介して棚部材の開口部側 に軸支される。よって、長孔における軸支の位置の適宜な変位を通じて、棒部材を例えば棚部材から完全に分離することなく、当該棒部材の状態を板部材の溝部 に懸架された状態と当該溝部に懸架されていない状態との間で切換えることができる。従って、棒部材によって商品の転落等を防止しつつ、自動販売機の状態を 例えば商品補充の状態と商品販売の状態との間で切換えるための作業が容易となる。
また、前記課題を解決するための発明は、複数の商品列が隣接して載置される底面部、前記複数の商品列の先頭商品が順次搬出される開口部を有し、商品収納室の内部と外部との間を移動可能な棚部材と、前記棚部材に装着されて前記複数の商品列を仕切る板部材と、を有する自動販売機の商品収納装置において、前記複数の商品列の搬送方向の移動を規制する棒部材と、前記複数の商品列の隣接する方向で前記複数の商品列の先頭商品と対向する位置に前記棒部材を懸架する、前記板部材の前記開口部側に設けられる溝部と、前記棚部材の側面部の外側に配設され、前記棒部材を収納する収納部と、を備え、前記収納部は、前記棒部材の一端を係止する係止部と、前記棒部材の他端を案内する斜面部と、を有することを特徴とする。このような商品収納装置によれば、棒部材を棚部材の側面部の収納部に収納することによって、当該棒部材を板部材の溝部に懸架しない状態を容易に実現でき る。よって、棒部材によって商品の転落等を防止しつつ、自動販売機の状態を例えば商品補充の状態と商品販売の状態との間で切換えるための作業が容易となる。
また、このような商品収納装置によれば、棒部材の一端を係止部に係止することによって、当該棒部材を収納部に確実に収納できる。一方、棒部材の一端を係止部による係止から開放すれば、棒部材の他端が斜面部の内壁上で例えば摺動することによって、当該棒部材を収納部から確実に取り出せる。また、棒部材の他端が斜面 部の内壁上で例えば摺動することによって、棒部材を収納部に対して収納することも容易となる。よって、自動販売機の状態を例えば商品補充の状態と商品販売 の状態との間で切換えるための作業が容易となる。
また、このような商品収納装置によれば、回動片を介して棒部材を棚部材の開口部側へ回動させることによって、当該棒部材を、板部材の溝部に確実に懸架でき、且つ収納部に確実に収納できる。よって、自動販売機の状態を例えば商品補充の状態と商品販売の状態との間で切換えるための作業が容易となる。
また、前記1対の回動部材を有する自動販売機の商品収納装置において、前記棒部材を前記底面部の下部と対向する位置に保持する保持部材を備え、更に、前記棒部材が前記溝部に懸架され前記商品列の先頭商品と対向する位置に保持されているとき、前記商品収納室の外部への前記棚部材の移動を許可し、前記棒部材が前記保持部材により前記底面部の下部と対向する位置に保持されているとき、前記商品収納室の外部への前記棚部材の移動を禁止するレバー部材、を備えたことを特徴とする。
この自動販売機の商品収納装置によれば、棒部材が溝部に懸架されているとき、レバー部材の前記許可の動作によって、棚部材は商品収納室の外部へ移動可能である。これにより、棒部材が溝部に懸架されている限り、例えば、作業者は棚部材を商品収納室から引き出すことができる。この際、棒部材は、棚部材の底面部に載置された商品列の先頭商品と対向する位置にあるため、当該商品列に対して前記引き出し動作による慣性力が作用しても、開口部から の当該先頭商品の転落等が防止される。また、棒部材が保持部材に保持されているとき、レバー部材の前記禁止の動作によって、棚部材は商品収納室の外部への移動ができなくなっている。これにより、棒部材が保持部材に保持されている限り、例えば、作業者が誤って棚部材を商品収納室から引き出す虞がなくなる。つまり、商品列の先頭商品の転落等を防止する棒部材が当該先頭商品と対向する位置にないときには、棚部材は移動しない。以上から、例えば商品補充時に作業者が棚部材を引き出す前に、当該作業者は、棒部材が溝部に懸架されているか否かを特に注意する必要がなくなる。従って、自動販売機に 商品を補充する作業等がより簡単なものとなる。
また、かかる自動販売機の商品収納装置において、前記棚部材は、前記レバー部材を有することを特徴とする。
この自動販売機の商品収納装置によれば、棚部材にレバー部材が付帯している。これにより、例えば、作業者は、棚部材を商品収納室から引き出す動作を開始すべく、レバー部材に当該棚部材の移動の許可をさせつつ当該棚部材を引けばよいこととなる。よって、棚部材が引き出し易くなり、自動販売機の商品を効率的に補充できる。
また、かかる自動販売機の商品収納装置において、前記レバー部材は、前記商品収納室に設けられる突起部又は孔部に引っ掛かる爪部を有し、前記棒部材が前記底面部の下部と対向する位置に保持されているとき、前記棒部材が介在することによって前記突起部又は前記孔部からの前記爪部の解除を禁止することを特徴とする。
この自動販売機の商品収納装置によれば、爪部を商品収納室の突起部又は孔部に引っ掛けることによって、当該爪部を有するレバー部材が設けられた棚部材を、当該商品収納室の外部へ移動させないようにすることができる。また、棒部材の介在によって前記引っ掛かりの解除が禁止されるため、当該棒部材の介在中は棚部材が引き出せない。このような簡単な構成によって、前述した許可及び禁止の機能を有するレバー部材を実現でき、よって製造コストの低い自動販売機の商品収納装置を提供できる。
また、前記課題を解決するための発明は、商品列が載置される底面部、前記商品列の先頭商品が順次搬出される開口部を有し、商品収納室の内部と外部との間を移動可能な棚部材を備えた自動販売機の商品収納装置において、前記底面部の両側に設けられる、前記商品列の搬送方向と同一方向の1対の側面部と、前記商品列の搬送方向の移動を規制する棒部材と、一端が前記棒部材と結合されるとともに他端の長孔が前記側面部と軸支される1対の回動部材と、前記1対の回動部材の一端を軸支される方向へ付勢する弾性部材と、前記棒部材を前記弾性部材の弾性力を用いて前記商品列の先頭商品と対向する位置に保持する第1の保持部材と、前記棒部材を前記弾性部材の弾性力を用いて前記底面部の下部と対向する位置に保持する第2の保持部材と、前記棒部材が前記商品列の先頭商品と対向する位置に保持されているとき、前記商品収納室の外部への前記棚部材の移動を許可し、前記棒部材が前記底面部の下部と対向する位置に保持されているとき、前記商品収納室の外部への前記棚部材の移動を禁止するレバー部材と、を備えたことを特徴とする。
この自動販売機の商品収納装置によれば、回動部材は、棚部材の側面部に長孔を介して軸支されて回動しつつ、その一端と当該軸支位置との間の距離が当該長孔の長さ分だけ変位可能である。この変位は、弾性部材により、短くなる向き(軸支される方向)に付勢されている。これにより、例えば、作業者は、棒部材を、第1の保持部材と第2の保持部材との間で弾性力に抗しつつ容易に付け替えができる。よって、自動販売機の商品の補充作業等に要する時間が短縮でき、当該補充作業が効率的になる。
本発明によれば、様々な寸法や形状を有する商品を補充する作業等が容易で、製造コストの低い自動販売機の商品収納装置を提供できる。
図1乃至図16は本発明の要部実施例を示す。図1乃至図16に示す本実施の形態の自動販売機は、販売商品の実物を扉パネル13越しに透視させて顧客(自動販売機の利用者)に購買選択させるようにしたシースルー型自動販売機であるものとする。
===自動販売機の商品収納装置の概要===
概要を説明すると、自動販売機は、複数の商品収納搬出コラム40にそれぞれ一列に整列収納された商品11を、水平方向及び垂直方向(図1のXY方向)に移動駆動されるバケット90で選択的に受取って商品払出部16へ搬出させるように構成されている。商品収納搬出コラム40は、自動販売機の前後方向(奥行方向又は商品の搬送方向:Z方向)に商品11を一列に並べて収納するとともに、バケット90側からの動力が伝達されることにより商品11をコラム前方へ順次繰り出し搬出するように構成されている。
バケット90は商品収納搬出コラム40と扉パネル13間の空間部に沿ってXY方向に移動するように構成され、顧客により購買選択された商品11が収納されている商品収納搬出コラム40の前方に移動して商品11を受取り、商品払出部16へ搬送させる。商品収納搬出コラム40からバケット90へ商品11が適切に移送されたか否かは、バケット90側に設けた光学式の商品検出センサ(不図示)により検知される。
各商品収納搬出コラム40に収納されている商品11は前面の扉パネル13越しに透視できるようになっている。顧客はその扉パネル13越しに実物商品を透視して購買選択を行うことができる。商品収納搬出コラム40は、自動販売機の奥行方向に商品を一列に並べて収納するとともに、バケット90側からの動力が伝達されることにより、商品11を商品収納搬出コラム40の前方へ1個ずつ順次繰り出すように構成されている。以下、本実施の形態の自動販売機を図毎にさらに具体的に説明する。
図1には、本発明が適用されたシースルー型自動販売機の正面から見た外観構成例が示されている。図1において、自動販売機の筐体10には前面開放型の商品収納部12(商品収納室)が形成されている。また、図示を省略するが、冷却及び/又は加温システム等も収納されている。この筐体10の前面は扉パネル13により開閉可能に塞がれている。扉パネル13は商品収納部12のほぼ全体を見通せるほどの広い透視窓を有する。透視窓以外の部分には、購買商品選択用の操作パネル14、紙幣及び/又はコインの収受装置15、商品払出部16、つり銭/返金払出し部17、及び施錠装置(鍵穴のみ図示)18等が配設されている。
商品収納部12には複数の引き出し式の棚板30(棚部材)が上下方向(Y方向)に一定間隔で装着されている。各棚板30にはそれぞれ複数の商品収納搬出コラム40が幅方向(X方向)に並んで配設されている。商品収納搬出コラム40間は仕切板65(板部材)で区画されている。各商品収納搬出コラム40にはそれぞれ商品11が前後方向(Z方向)に一列に並んだ状態で収納されるようになっている。商品収納搬出コラム40内の商品11はそれぞれが商品収納搬出コラム40の先端まで繰り出されるようになっているとともに、扉パネル13を透して視認されるようになっている。
商品収納搬出コラム40の先端に繰り出された商品11は、顧客の選択に基づき、キャッチャーと呼ばれる可動搬出装置により選択されて商品払出部16へ搬出される。キャッチャーは、商品収納搬出コラム40から商品11を受取るバケット90と、このバケット90を行列方向(上下及び左右)に移動させるXY駆動機構とにより構成される。XY駆動機構は、上下方向(Y方向)に移動駆動される可動架台81を有し、この可動架台81上でバケット90を水平方向(X方向)に移動させることにより、バケット90をXY方向に移動させる。商品収納搬出コラム40と扉パネル13の間には、バケット90をXY方向に移動させるための空間部が確保されている。
バケット90は、商品収納搬出コラム40の先端と扉パネル13との間の空間部に沿って行列方向(XY方向)に移動し、顧客の操作により選択された商品が収納されている商品収納搬出コラム40の先端から商品11を受取る。バケット90は商品収納搬出コラム40から受取った商品11を商品払出部16へ搬出する。
各商品収納搬出コラム40の先端位置にはそれぞれ、商品収納搬出コラム40の前方へ送り出す商品11を1個ずつ区切る可動ストッパ70が設けられている。この可動ストッパ70は商品収納搬出コラム40の先端の商品11に当接する位置に常時バネ付勢されているが、商品収納搬出コラム40の前方にバケット90が位置したときに、バケット90側からの操作により非当接位置へ後退させられてストッパ機能が解除されるようになっている。これにより、商品収納搬出コラム40の先端の商品11が1個ずつ前方へ押し出されてバケット90へ移送されるようになっている。
図2には、引き出し式の棚板30及び商品収納搬出コラム40の要部が分解斜視図として示されている。図2に示すように、本実施の形態の商品収納搬出コラム40は、一定方向(Z方向)に駆動されるコンベア・ベルト43を有する。このコンベア・ベルト43上に商品11を一列に並べて収納するとともに、そのコンベア・ベルト43の駆動により商品11を商品収納搬出コラム40の前方へ順次繰り出すように構成されている。コンベア・ベルト43は合成繊維の帯状織布をループ状に繋げたエンドレスベルトであって、その両幅端に沿ってスプロケット穴44が一定ピッチで設けられている。このコンベア・ベルト43は、棚板30に着脱可能なコンベア基台45に張架状態で装着及び保持されている。つまり、商品収納搬出コラム40の商品搬出機構は棚板30から独立したコンベアユニット41として構成されている。このコンベアユニット41は下部に張り出したL字状の係止カギ部42を有し、この係止カギ部42を棚板30のスリット35に嵌入係止させることにより、その棚板30上の任意位置に装着されるようになっている。
棚板30は矩形底板31の3辺から背板32と側面板33を立ち上げた3方壁のトレー状であって、底板31と背板32とにはそれぞれ係止カギ部42を嵌入係止させるスリット35が多数平行に並んで穿設されている。各スリット35,34は商品収納搬出コラム40の幅よりも十分に狭い間隔ピッチで設けられている。コンベアユニット41は、底板31に形成された多数のスリット35のいずれかに係止カギ部42を嵌入係止させることにより、棚板30上の任意位置に装着させることができる。
棚板30には商品収納搬出コラム40を区画する仕切板65も着脱可能に装着されるようになっている。この仕切板65は棚板30の奥行長とほぼ同じ長さを有する略長方形の扁平板状であって、底板31のスリット35に嵌入係合するL字状カギ部66と背板32のスリット34に嵌入係合する突板部67を一体に有する。この仕切板65は、底板31と背板32にそれぞれ形成された多数のスリット35,34のいずれかにL字状カギ部66と突板部67とを嵌入係止させることにより、コンベアユニット41と同様、棚板30上の任意位置に装着して立設させることができる。尚、仕切板65には、後述する棒部材653(図3)を懸架するための溝部69(図3)が設けられている。
前述の構成により、商品収納搬出コラム40は、棚板30毎にその棚板30の幅内で任意の数(列数)だけ設置することができるとともに、各商品収納搬出コラム40の幅もそれぞれ任意に設定することができる。その商品収納搬出コラム40の幅は収納搬出する商品11の幅に応じて過不足無く最適に可変設定することができる。これにより、様々な寸法や形状を有する複数種類の商品11に柔軟に対応できるとともに、その商品11の収納スペースを効率良く利用することができる。また、上記スリット35,34は商品11を保冷または保温するための良好な通気孔としても機能することができる。
上記コンベアユニット41の先端には、バケット90側からコンベア・ベルト43を駆動させるための歯車53と、商品収納搬出コラム40の先端まで搬送されて来た商品11をその商品収納搬出コラム40の先端位置に留め置くための可動ストッパ70が設置されている。また、コンベア・ベルト43上には、当該コンベア・ベルト43上の商品11が搬送方向後方へ倒れるのを阻止するための背凭れ板60が立設・固定されている。
===第一の実施の形態===
図3乃至図6を参照しつつ、本実施の形態における商品収納装置の有する溝部69や棒部材653等の構成例及び動作例を説明する。ここで、図3乃至図6における上下方向とは、図1におけるY方向、即ち鉛直方向であり、図3乃至図6における前後方向とは、図1におけるZ方向、即ち奥行方向又は商品の搬送方向であるものとする。
<<<溝部、棒部材、回動部材、弾性部材等の構成>>>
図3は、本実施の形態における仕切板65に仕切られた棚板30を上方から見た斜視図である。尚、説明の便宜上、図3においては、図2で示されたコンベア基台45の記載は省略されている。
図3に示されるように、棚板30の内部は仕切板65によって仕切られる。各仕切板65の図3における左端部からL字状片が左向きに一体に突出しており、当該L字状片における上方に開口した部分が、仕切板65の溝部69に相当する。この溝部69は、後述する棒部材653が懸架されるものである。図3に示される例においては、棒部材653は仕切板65の溝部69に懸架されている。棒部材653は、棚板30の2つの側面板33間に延在する長さを有し、溝部69の開口部分の内径よりも小さい太さを有する。ここで、本実施の形態の棒部材653は、金属製の丸棒であるものとする。また、棒部材653の両端は、後述する1対の回動部材650に結合されている。更に、図3に例示される棚板30は3つの仕切板65によって仕切られており、この場合、棚板30には商品収納搬出コラム40を4つ形成できる。前記の3つに限らず、一般に、棚板30に設けられる仕切板65の数の増加にともなって、棒部材653が懸架される溝部69の数も増える。このようにして増加した溝部69に懸架される棒部材653は比較的大きな強度を必要としないために、棒部材653に要するコストを低く抑えることができる。
図4を参照しつつ、本実施の形態における商品収納装置の有する回動部材650やバネ部材651(弾性部材)等の構成例を説明する。図4は、回動部材650やバネ部材651等を、(a)棒部材653が溝部69に懸架されている場合、及び(b)棒部材653が第1収納部30a(収納部)に収納されている場合の2通りについて、棚板30の側面板33外方側から見た平面図である。ここで、本実施の形態の第1収納部30aは、例えば棚板30の底板31の開口部側の端部が下方に折り曲げられたものである。また、第1収納部30aは、例えば作業者が棚板30を商品収納部12から引き出すための把持手段としての機能も有する。尚、本実施の形態においては、図4(a)及び図4(b)は、一方の側面板33に対する回動部材650やバネ部材651等の配置を示すものであるが、他方の側面板33の場合についても図4(a)及び図4(b)に示される配置と対称であるものとする。
図4(a)に示されるように、本実施の形態の回動部材650は、略長方形をなす金属板からなる。回動部材650の長手方向に、結合部650a、バネ留部650b、及び長孔650cが設けられている。回動部材650の一端側に設けられた結合部650aは、棒部材653と回動部材650の当該一端部分とを結合するものである。例えば、結合部650aは、回動部材650の一端側の貫通孔に嵌入した棒部材653の一端部分がかしめられたものである。
回動部材650は、長孔650cを介して、側面板33の外方側に固定された軸支部652に軸支され、更に、バネ留部650bと軸支部652とがバネ部材651で連結されている。ここで、バネ部材651の一端は、軸支部652に対して回動自在に結合されている。図4(a)に示される状態において、バネ部材651は自然長よりも伸長しており、よって、棒部材653は溝部69に対して結合部650aから軸支部652に向けて付勢されている。
図4(b)に示される状態においても、バネ部材651は自然長よりも伸長しており、よって、棒部材653は第1収納部30aに対して結合部650aから軸支部652に向けて付勢されている。
<<<溝部、棒部材、回動部材、弾性部材等の動作>>>
図5及び図6を参照しつつ、前述した棒部材653や回動部材650等の動作例を説明する。図5は、(a)棒部材653が第1収納部30aに収納されている状態から、(b)棒部材653が前記の収納から解放された状態を経て、(c)棒部材653が溝部69に懸架される状態に至るまでの、棒部材653や回動部材650等の動作を説明するために棚板30を上方から見た斜視図である。また、図6は、棒部材653が溝部69に懸架された状態で棚板30を商品収納部12に対して引き出す又は押し込む動作を説明するために、棚板30を上方から見た斜視図である。
図5(a)に示されるように、自動販売機が販売状態のとき、棒部材653は第1収納部30aに収納されており、当該棒部材653は商品収納搬出コラム40における商品の収納又は搬出とは全く無関係な状態にある。ここで、前述したように、バネ部材651の伸長により、棒部材653は第1収納部30aに対して結合部650aから軸支部652に向けて付勢されている。よって、棒部材653は、確実に第1収納部30aに収納されている。
図5(b)に示されるように、例えば作業員が自動販売機に商品を補充するといった作業を行うとき、例えば当該作業員の手によって棒部材653が第1収納部30aから引き上げられる。図5(a)に示される状態から図5(b)に示される状態に移行するとき、軸支部652は長孔650c内をバネ部材651がより伸長するように変位する。即ち、図5(a)に示される状態から図5(b)に示される状態への移行は、棒部材653が側面板33から分離されることなく、例えば作業員の手で容易に実現される。
図5(c)に示されるように、図5(b)において例えば作業員の手に保持されていた棒部材653は、溝部69に懸架される。ここで、前述したように、バネ部材651の伸長により、棒部材653は溝部69に対して結合部650aから軸支部652に向けて付勢されている。よって、棒部材653は、確実に溝部69に懸架されている。
図6に示されるように、棒部材653が溝部69に懸架された後、例えば作業員が、第1収納部30aに手をかけて棚板30を商品収納部12の内部から外部に引き出す又は外部から内部に押し込むことによって、例えば棚板30に収納されるべき商品を補充する作業が行われる。
ここで、図6に示されるように、棚板30が商品収納部12の内部から外部へ又は外部から内部へ移動させられることにより、当該棚板30に載置されるべき商品に対して当該移動による慣性力が作用しても、図5(c)の動作が行われている限り、棒部材653によって当該棚板30の開口部からの商品の転落等が防止される。
また、棒部材653は、図5(c)に示されるように、例えば8列の商品収納搬出コラム40の図5(c)における左右方向で、当該8列の商品収納搬出コラム40に収納されるべき先頭商品と対向するように懸架される。よって、本実施の形態においては、商品の移動規制は、例えば8列の商品収納搬出コラム40対して1本の棒部材653によってできたこととなる。よって、例えば商品列毎に移動規制をしていた従来の場合に比べて、棒部材653の分だけ商品収納装置の製造に要するコストを低く抑えることができる。
更に、図5(a)に示されるように、棒部材653を仕切板65の溝部69に懸架しないことによって、本実施の形態の商品収納装置は例えば商品を搬出でき、自動販売機は当該商品を販売できる状態となる。自動販売機の状態を、自動販売機の例えば商品補充の状態(図5(c))と商品販売の状態(図5(a))との間で切換えるための作業は、図5(b)に示される状態を経由することにより容易となる。
加えて、本実施の形態の商品収納装置を様々な寸法や形状を有する商品を収納可能とすべく、もし当該商品に応じて仕切板65の間隔を変更するときでも、棒部材653の長さ等を変更する必要がない。よって、様々な寸法や形状を有する商品を補充する作業等に対しても、例えば1本の棒部材653を用いて低コスト且つ容易に商品の転落等を防止できる。
===第二の実施の形態===
図7乃至図9を参照しつつ、本実施の形態における商品収納装置の有する棒部材751や当該棒部材751を収納する第2収納部750(収納部)等の構成例及び動作例を説明する。ここで、図7乃至図9における上下方向とは、図1におけるY方向、即ち鉛直方向であり、図7乃至図9における前後方向とは、図1におけるZ方向、即ち奥行方向又は商品の搬送方向であるものとする。
図7は、本実施の形態における商品収納部12に設けられた複数の棚板300を上方から見た斜視図である。尚、説明の便宜上、図7においては、図2で示されたコンベア基台45の記載は省略されている。
もし、自動販売機の商品収納部12の上部に載置される商品を、前述した実施の形態のように1つの棚板30(図3)に収納するとき、例えば作業員による商品補充作業は当該棚板30の自重により困難なものとなる恐れがある。特に、1つの棚板(図3)の商品を満たんにすると、前記の作業はより困難となる。よって、商品収納部12の上部の商品に対しては、図7に示されるように、例えば3つの棚板300に分割して、各棚板300について商品補充作業等を行うことが効率的である。即ち、各棚板300当たりの商品の数が、前述した大きな棚板30(図3)当たりの商品の数よりも少なくなるために、前記の作業が容易となる。このとき棒部材751は各棚板300に設けられる必要がある。各棒部材751は、各棚板300の2つの側面板330間に延在する長さを有する。ここで、本実施の形態の棒部材751は、金属製の丸棒であるものとする。
ところで、図7の右側2つの棚板300においては棒部材751が溝部69に懸架された状態が例示されており、当該棒部材751の一端は、後述するL字状に曲げ加工されたL字部751b(図8)となっている。このL字部751bは、棒部材751が溝部69に懸架されるとき、例えば仕切板65の開口部における適宜な嵌入部等に嵌入されてもよい。また、図7の右側2つの棚板300の例としては、棒部材751の他端は、後述する頭部751a(図8)となっている。この頭部751aは、第2収納部750の有する後述する回動片750cにおいて当該回動片750cに設けられた回動用孔750fから抜けることなく、上下方向及び前後方向に回動自在に保持されるものである。また、図7の左側の棚板300においては、後述するように、棒部材751は第2収納部750に収納された状態が例示されている。
図8を参照しつつ、本実施の形態の棒部材751及び第2収納部750について更に詳述する。図8は、本実施の形態における棚板300を上方から見た斜視図である。
図8に示されるように、棒部材751の一端は頭部751aとなっており、当該頭部751aは、第2収納部750の有する回動片750cにおける回動用孔750fの内径よりも大きな径を有し、当該回動片751cによって保持されるものである。ここで、回動用孔750fの内径は、棒部材751の頭部751a以外の径よりも大きくなっている。よって、棒部材751は、頭部751aが回動用孔750fから抜けることなく、上下方向及び前後方向に回動自在となっている。棒部材751が頭部751aを支点として上下方向に回動することにより、当該棒部材751を溝部69に懸架する動作が可能となっている。また、棒部材751が頭部751aを保持しつつ前後方向に移動することにより、当該棒部材751を後述する第2収納部750に対して収納又は引き出す動作が容易となっている。
第2収納部750は、前後方向において棒部材751より長い略直方体をなし、当該直方体の開口部において前記の回動片751aを1対の蝶番750d及び蝶番用孔750eによって開閉可能に保持するものである。例えば、回動片750cは、第2収納部750の開口部に対して開状態のとき、棒部材751は溝部69に対して懸架可能な状態となるものである。
一方、図9に示されるように、回動片750cは、第2収納部750の開口部に対して閉状態のとき、棒部材751は第2収納部750に対して後方に収納可能な状態となるものである。図9は、図8における棒部材751が収納された第2収納部750の斜視図である。
図9に示されるように、第2収納部750の下部には、奥に向かって略直方体の上下方向を徐々に狭くするような斜面部750aが設けられ、棒部材751が第2収納部750に収納されているとき頭部751aが当該斜面部750aに当接するようになっている。また、第2収納部750は、当該第2収納部750の開口部の図9における下部側に、L字部751bを嵌入係止する係止部750bが設けられている。この係止部750bは、図9における右方に開口するようになっている。
本実施の形態の商品収納装置によれば、棒部材751のL字部751bを係止部750bに嵌入係止することによって、当該棒部材751を第2収納部750に確実に収納できる。一方、棒部材751のL字部751bを係止部750bによる嵌入係止から開放すれば、棒部材751の頭部751aが斜面部750aの内壁上で例えば摺動することによって、当該棒部材751を第2収納部750から確実に取り出せる。また、棒部材751の頭部751aが斜面部750aの内壁上で例えば摺動することによって、棒部材751を第2収納部750に対して収納することも容易となる。よって、例えば作業員が自動販売機の状態を例えば商品補充の状態と商品販売の状態との間で切換えるための作業が容易となる。
ところで、図10に示されるように、特に商品収納部12の上部に設けられる棚板300は、適宜な摺動手段等によって、当該商品収納部12の外部に移動させられた状態で前方に傾斜するように設けられるとしてもよい。これにより、例えば、作業員は商品収納部12の上方に設けられた棚板300に収納される商品をより容易に補充できる。ここで、本実施の形態の商品収納装置によれば、図10に示されるように、棚板300の開口部に棒部材751が懸架されているために、棚板300が前方に傾斜したとしても、棚板300に収納されるべき商品の転落等が防止される。
===第三の実施の形態===
<<<ロック機構の構成>>>
図11の側面図に示されるように、第三の実施の形態においては、第一の実施の形態(図2乃至図7)における構成を有する前述した棚板30(棚部材)に対して、以下説明する構成を有するロック機構331(レバー部材)が設けられている。同図は、図2に示される棚板30における右側の側面板33(側面部)の外側面図である。
ロック機構331は、1対の側面板33の少なくとも一方に設けられ、例えば、図11に示される当該側面板33の外側面においては、前述した回動部材650に対して上方(+Y方向)且つ内側(−X側)に設けられている。尚、もし、このロック機構331が、図2に示される棚板30における左側の側面板33の外側面に設けられる場合、その配置及び構成は、図11に示されるロック機構331の配置及び構成と対称なものとなる。このロック機構331は、主として、レバー部331aと、爪部331fと、当該レバー部331a及び当該爪部331bが一体に設けられた回動体331cとからなっている。
レバー部331aは、例えば略長方形状をなす金属板をその短尺方向に適宜な折り目をもって折り曲げ加工されてなるものであり、側面板33の前端側(+Z側、開口部側)に位置するように、後述する回動体331cから一体に突出してなるものである。このレバー部331aの下端部(図11の−Y側)には、上記の金属板が更に折り曲げ加工されて当接部331bが形成されている。この当接部331bは、前述した第1収納部30aに相当する第2の保持部材30bに保持された棒部材653に対して当接可能となるように折り曲げ加工されている。
爪部331cは、例えば、図11において回動体331cから水平方向後方側(−Z側)に延在する金属板の端部が下方(−Y方向)に突起するように成形されてなるものである。この爪部331cは、商品収納部12(商品収納室、図1)の内側面に設けられて棚板30を前後方向(Z方向)に移動可能に保持する棚板保持部材310(図2、図11)に設けられた突起部310aに対して引っ掛かり可能なように成形されている。
回動体331cは、側面板33の外側面にて軸部331dを中心として回動可能に軸支されたものである。後述するように、この回動体331cは、その左端部に設けられたレバー部331aが後方(−Z方向)に押下されると軸部331dの周りに反時計方向に回動し、その右端部に設けられた爪部331fが上方に移動するようになっている。また、回動体331cは、当該回動体331cが時計方向に常時付勢されるように、側面板33の外側面に対してバネ部331eを介してバネ留めされている。
図11に挿入された拡大図に示されるように、棚板30における底板31(底面部)の前端側(+Z側、開口部側)に設けられた第2の保持部材30bは、棒部材653を当該底板31の下部と対向する位置に保持するものである。尚、この拡大図においては、第2の保持部材30bを見易くするために、回動部材650の記載が省略されている。第2の保持部材30bは、例えば、第1収納部30aの開口側端部が、棒部材653を嵌挿可能となるように更に折り曲げ加工されてなるものである。例えば、第2の保持部材30bは、底板31の下面部からの距離が棒部材653の直径よりも僅かに小さい湾曲部30cを有するように折り曲げ加工されている。第2の保持部材30bを構成する金属板の弾性力により、この湾曲部30cは、棒部材653の挿入時点で下方(−Y方向)に変位し、当該棒部材653が完全に嵌挿された時点で上方(+Y方向)に戻るようになっている。
尚、前述したロック機構331は、金属板が成形されてなるものとしたが、これに限定されるものではなく、例えば、樹脂の一体成形品であってもよい。
図12に示されるように、第三の実施の形態においては、背板32の外面部の左右端部において前後方向(Z方向)に伸縮可能なバネ320a、320bが設けられている。このバネ320a、320bは、棚板30を商品収納部12から押し出す方向に付勢するものである。このバネ付勢により、ロック機構331の爪部331fが突起部310aにより確実に引っ掛かるようになっている。尚、図12の例示においては、バネ320a、320bは、背板32の左右端部に対称に設けられているが、これに限定されるものではなく、例えば、背板32の中央部に1つ設けられていてもよい。
<<<ロック機構の動作>>>
図11、図13、及び図14を参照しつつ、前述した構成からなるロック機構331による、棚板30の移動許可及び移動禁止動作について説明する。
図11の側面図に示されるように、例えば商品販売時には、棒部材653は第2の保持部材30bに保持されており、ロック機構331の当接部331bは棒部材653に当接している。また、湾曲部30cによって、棒部材653は、第2の保持部材30bに嵌挿されて固定された状態となっている。更に、回動部材650におけるバネ部材651の弾性力によって、棒部材653は上方(+Y方向)に付勢され、棒部材653の固定はより強化されている。このような状態では、ロック機構331における回動体331cは、少なくとも反時計方向には回動せず、よって、当該ロック機構331における爪部331fは、棚板保持部材310の突起部310aに引っ掛かった状態にある。従って、棚板30の引き出し動作は禁止されている。
図13の側面図に示されるように、例えば商品補充時には、作業者によって、棒部材653は、第2の保持部材30bから取り外されて上方(+Y方向)に引き上げられ、仕切板65の溝部65(第1の保持部材)に保持される(図13の矢印S1)。これにより、第一の実施の形態において述べたように、棒部材653は、商品列の先頭商品と対向する位置に保持される。
図14の側面図に示されるように、当接部331bに当接してその移動を禁止していた棒部材653は当該当接位置にはないため、作業者によって、レバー部331aが後方(−Z方向)に押下されると、当該当接部331bは容易に後方に移動する(図14の矢印S2)。このとき、回動体331cによる軸部331d周りの反時計方向の回動にともなって、爪部331fは上方(+Y方向)に移動する(図14の矢印S2)。この爪部331fが、棚板保持部材310の突起部310aへの引っ掛かりが解除されるべく上方に移動するように、作業者がレバー部331aを後方に押下すれば、棚板30の引き出し動作は許可される。これにより、作業者が、レバー部331aを押下しつつ、第2の保持部材30bに指を掛けて前方(+Z方向)に引けば、棚板30は引き出される。ここで、前述したバネ320a、320b(図12)の付勢により、作業者がレバー部331aを押下して爪部331fの突起部310aに対する引っ掛かりを解除すると、棚板30は商品収納部12から適宜押し出される。これにより、棚板30はより容易に引き出され得る。
第一の実施の形態における自動販売機の商品収納装置が奏する効果に加えて、ロック機構331の付加により、以下の更なる効果が奏される。
本実施の形態のロック機構331によれば、棒部材653が第2の保持部材30bに保持されている限り、例えば、作業者が誤って棚板30を商品収納部12から引き出す虞がなくなる。つまり、商品列の先頭商品の転落等を防止する棒部材653が当該先頭商品と対向する位置にないときには、棚板30は移動しない。よって、例えば商品補充時に作業者が棚板30を引き出す前に、当該作業者は、棒部材653が溝部69に保持されているか否かを特に注意する必要がなくなる。従って、自動販売機に商品を補充する作業等がより簡単なものとなる。
また、本実施の形態のロック機構331は棚板30に付帯されている。これにより、例えば、作業者は、棚板30を商品収納部12から引き出す動作を開始すべく、レバー部331aに当該棚板30の移動の許可をさせつつ当該レバー部331aの近傍にある第2の保持部材30bを引けばよいこととなる。よって、棚板30が引き出し易くなり、自動販売機の商品を効率的に補充できる。
尚、前述した実施の形態において、第2の保持部材30bは、図11、図13、及び図14に例示された構成を有するものとしたが、これに限定されるものではない。例えば、回動部材650におけるバネ部材651の弾性力が、棒部材653が当接部331bの移動を禁止する程度に十分に強ければ、第2の保持部材30bは、第一の実施の形態における第1収納部30aと同じ構成を有するものであってよい。この場合、回動部材650におけるバネ部材651の弾性力は、作業者が棒部材653を第2の保持部材30bと溝部69との間で移動させることが可能であり、且つ、作業者がレバー部331aを押下しても当該棒部材653が第2の保持部材30bから外れない程度の強度に設定されていればよい。
また、前述した実施の形態において、ロック機構331の爪部331fが引っ掛かる対象を、棚板保持部材310の突起部310aとしたが、これに限定されるものではない。例えば、突起部310aは、図11に示される爪部331fの位置に配設され、当該爪部331fが係止可能な適宜な大きさの孔部を有するものであってもよい。このようにすれば、孔部に係止された爪部331fは、水平面(XY面)上のあらゆる方向に対して固定可能である。よって、ロック機構331が動作している限り、棚板30も、水平面上のあらゆる方向に対して移動禁止となり、例えば耐震性の高い自動販売機を実現できる。
また、前述した実施の形態において、ロック機構331は、棚板30に設けられているとしたが、これに限定されるものではなく、商品収納部12の適宜な位置に設けられてもよい。この場合、例えば爪部331fが引っ掛かる対象は、棚板30の適宜な位置に設けられる。但し、前述したように、ロック機構331が棚板30に付帯されていると、棚板30がより引き出し易くなり、自動販売機の商品をより効率的に補充できる。
===その他の実施の形態===
前述した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。
前述した実施の形態における商品収納装置は、図1に示されるように、XY方向に移動可能なバケット90が商品収納搬出コラム40から商品11を受取り商品払出部16に払出すものであったが、これに限定されるものではない。例えば、商品収納装置は、商品収納搬出コラム40から先頭商品がシュート等への投下を通じて商品払出部16から払出されるものであってもよい。
また、前述した実施の形態における商品収納装置は、図3乃至図6に示される大きな幅を有する棚板30に対しては棒部材653を第1収納部30aに収納している。また、図7乃至図10に示される小さな幅を有する棚板300に対しては棒部材751を第2収納部750に収納している。即ち、棚板30の幅が奥行よりも長い場合には第1収納部30aを適用し、棚板300の幅が奥行よりも短い場合には第2収納部750を適用している。しかしながら、上記に限定されるものではなく、例えば、棚板300の幅が奥行よりも長い場合でも、両側面板330の外方側面に第2収納部750を設ければよい。
具体的には、図15に示される棚板300の開口部を、奥行"C"よりも短い"A"及び"B"に分割する。ここで、図15の棚板300は、図3に示された棚板30と同じ幅を有するものである。開口部Aに対しては、図15の左側の側面板330に設けられた第2収納部950aに収納される棒部材951aを用い、開口部Bに対しては、図15の右側の側面板330に設けられた第2収納部950bに収納される棒部材951bを用いる。図15の点線で示されるように、2つの棒部材951a、951bは、2つの第2収納部950a、950bに対して出し入れ可能である。また、図15における実線で示されるように、2つの棒部材951a、951bは、上記の引き出された位置から開口部A及びBに向けて回動することにより、当該開口部A及びBに対して別々に懸架可能である。このようにすれば、図15の両側面板330に延在しつつ仕切板65の溝部69に懸架できる棒部材が、2つの棒部材951a、951bの組み合わせによって実現でき、当該2つの棒部材951a、951bは収納部950a、950bにそれぞれ収納できる。
尚、2つの棒部材951a、951bは、等しい長さを有していてもよいし、互いに異なる長さを有していてもよい。例えば、棒部材951a、951bが等しい長さを有するとき、当該棒部材951a、951bは同一のものでよいため、量産に適し、よって低コストな自動販売機の商品収納装置を実現できる。また、例えば、棒部材951a、951bが互いに異なる長さを有するとき、棚板300が仕切板65で仕切られている限り、長い方の棒部材951bは少なくとも1つの仕切板65の溝部69に懸架される。図15に例示されるように、棒部材951bは2つの溝部69に懸架されている。このように多くの溝部69に懸架されることは、棒部材951bの強度を高めることとなり、棚板300に収納されるべき商品の開口部Bからの転落等が効果的に防止される。一方、短い方の棒部材951aは、長い方の棒部材951bの場合に比べて、懸架される溝部69の数は少ない(図15において1つ)。しかし、一般に、短いほどその曲げ強度は高まるために、棒部材951aによって、棚板300に収納されるべき商品の開口部Aからの転落等が効果的に防止される。
更に、前述した実施の形態における商品収納装置は、図3乃至図6、又は図7乃至図10に示されたように棒部材653、751が棚板30、300の下部又は側面部に収納可能なものであったが、これに限定されるものではない。例えば、図16に示されるように、仕切板65の溝部69に懸架されないときは棚板30から取り外し可能な棒部材853を用いてもよい。ここで、図16に示されるように、棒部材853には、例えば作業員が把持する把持部853aや、棚板30の側面板33の外方側面に当接するためのガイド部853b等が適宜設けられていてもよい。この場合、この棒部材853を例えば自動販売機の扉パネル13(図1)の背面に保管しておく。このようにすれば、例えば作業員が商品補充時に当該扉パネル13の背面から棒部材853を取り出して溝部69に懸架し、商品収納部12に対する棚板30の出し入れを容易に且つ商品の転落等を防止しつつ行うことができる。
本実施の形態のシースルー型自動販売機の外観構成例を示す正面図である。 本実施の形態の棚板及び商品収納搬出コラムの分解斜視図である。 第一の実施の形態の棚板を上方から見た斜視図である。 第一の実施の形態の棚板を側面板外方側から見た平面図である。 第一の実施の形態の棚板を上方から見たもう一つの斜視図である。 第一の実施の形態の棚板を上方から見た更にもう一つの斜視図である。 第二の実施の形態の商品収納部に設けられた複数の棚板を上方から見た斜視図である。 第二の実施の形態の棚板を上方から見た斜視図である。 第二の実施の形態の第2収納部を上方から見た斜視図である。 第二の実施の形態の商品収納部に設けられた複数の棚板を上方から見たもう一つの斜視図である。 第三の実施の形態の棚板及び棚板保持部材の側面図である。 第三の実施の形態の棚板を上方から見た部分斜視図である。 第三の実施の形態の棚板が棚板保持部材に対して移動禁止状態にあるときの当該棚板及び棚板保持部材の側面図である。 第三の実施の形態の棚板が棚板保持部材に対して移動許可状態にあるときの当該棚板及び棚板保持部材の側面図である。 本実施の形態の棚板及び棒部材を上方から見た斜視図である。 本実施の形態の棚板及び棒部材を上方から見たもう一つの斜視図である。
符号の説明
12 商品収納部
30、300 棚板 30a 第1収納部
30b 第2の保持部材 30c 湾曲部
33、330 側面板 310 棚板保持部材
310a 突起部 320a、320b バネ
331 ロック機構 331a レバー部
331b 当接部 331c 回動体
331d 軸部 331e バネ部
331f 爪部
65 仕切板 69 溝部
650 回動部材 650a 結合部
650b バネ留部 650c 長孔
651 バネ部材 652 軸支部
653、751、853、951 棒部材
750、950a、950b 第2収納部
750a 斜面部 750b 係止部
750c 回動片 750d 蝶番
750e 蝶番用孔 750f 回動用孔
751a 頭部
853a 把持部 853b ガイド部

Claims (7)

  1. 複数の商品列が隣接して載置される底面部、前記複数の商品列の先頭商品が順次搬送される開口部を有し、商品収納室の内部と外部との間を移動可能な棚部材と、前記棚部材に装着されて前記複数の商品列を仕切る板部材と、を有する自動販売機の商品収納装置において、
    前記複数の商品列の搬送方向の移動を規制する棒部材と、
    前記複数の商品列の隣接する方向で前記複数の商品列の先頭商品と対向する位置に前記棒部材を懸架する、前記板部材の前記開口部側に設けられる溝部と、
    一端が前記棒部材と結合されるとともに他端の長孔が前記棚部材の開口部側に軸支される1対の回動部材と、
    前記1対の回動部材の一端を軸支される方向へ付勢する弾性部材と、
    を備えたことを特徴とする自動販売機の商品収納装置。
  2. 前記棒部材を前記底面部の下部と対向する位置に保持する保持部材、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機の商品収納装置。
  3. 前記棒部材が前記溝部に懸架され前記商品列の先頭商品と対向する位置に保持されているとき、前記商品収納室の外部への前記棚部材の移動を許可し、前記棒部材が前記保持部材により前記底面部の下部と対向する位置に保持されているとき、前記商品収納室の外部への前記棚部材の移動を禁止するレバー部材、を備えたことを特徴とする請求項2に記載の自動販売機の商品収納装置。
  4. 前記棚部材は、前記レバー部材を有することを特徴とする請求項3に記載の自動販売機の商品収納装置。
  5. 前記レバー部材は、前記商品収納室に設けられる突起部又は孔部に引っ掛かる爪部を有し、
    前記棒部材が前記底面部の下部と対向する位置に保持されているとき、前記棒部材が介在することによって前記突起部又は前記孔部からの前記爪部の解除を禁止することを特徴とする請求項4に記載の自動販売機の商品収納装置。
  6. 複数の商品列が隣接して載置される底面部、前記複数の商品列の先頭商品が順次搬出される開口部を有し、商品収納室の内部と外部との間を移動可能な棚部材と、前記棚部材に装着されて前記複数の商品列を仕切る板部材と、を有する自動販売機の商品収納装置において、
    前記複数の商品列の搬送方向の移動を規制する棒部材と、
    前記複数の商品列の隣接する方向で前記複数の商品列の先頭商品と対向する位置に前記棒部材を懸架する、前記板部材の前記開口部側に設けられる溝部と、
    前記棚部材の側面部の外側に配設され、前記棒部材を収納する収納部と、を備え、
    前記収納部は、前記棒部材の一端を係止する係止部と、前記棒部材の他端を案内する斜面部と、前記棒部材の他端を中心として、前記棒部材を前記棚部材の開口部側へ回動させる回動片と、を有することを特徴とする自動販売機の商品収納装置。
  7. 商品列が載置される底面部、前記商品列の先頭商品が順次搬出される開口部を有し、商品収納室の内部と外部との間を移動可能な棚部材を備えた自動販売機の商品収納装置において、
    前記底面部の両側に設けられる、前記商品列の搬送方向と同一方向の1対の側面部と、
    前記商品列の搬送方向の移動を規制する棒部材と、
    一端が前記棒部材と結合されるとともに他端の長孔が前記側面部と軸支される1対の回動部材と、
    前記1対の回動部材の一端を軸支される方向へ付勢する弾性部材と、
    前記棒部材を前記弾性部材の弾性力を用いて前記商品列の先頭商品と対向する位置に保持する第1の保持部材と、
    前記棒部材を前記弾性部材の弾性力を用いて前記底面部の下部と対向する位置に保持する第2の保持部材と、
    前記棒部材が前記商品列の先頭商品と対向する位置に保持されているとき、前記商品収納室の外部への前記棚部材の移動を許可し、前記棒部材が前記底面部の下部と対向する位置に保持されているとき、前記商品収納室の外部への前記棚部材の移動を禁止するレバー部材と、
    を備えたことを特徴とする自動販売機の商品収納装置。
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