JP7308661B2 - スイッチングトランジスタの駆動回路 - Google Patents

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Description

本発明は、スイッチングトランジスタの駆動回路に関する。
DC/DCコンバータ、インバータやコンバータなどの電力変換装置、あるいはモータ駆動回路などのさまざまなアプリケーションにおいて、パワートランジスタおよびその駆動回路(ゲートドライバ)を含むスイッチング回路が用いられる。
図1は、スイッチング回路の回路図である。スイッチング回路100Rは、ハイサイドトランジスタMH、ローサイドトランジスタML、ブートストラップキャパシタC1、駆動回路200を備える。
駆動回路200は、レベルシフト回路210、ハイサイドドライバ220、ローサイドドライバ230、整流素子D1を含む。
整流素子D1は、外付けのキャパシタC1とともにブートストラップ回路を形成する。ブートストラップ回路により、ブートストラップ(VB)ラインの電圧Vは、スイッチング(VS)ラインの電圧Vよりも、所定電圧幅ΔV(≒VREG)、高く維持される。
レベルシフト回路210は、VDDをハイ、0VをローとするロジックレベルのハイサイドパルスHINを、Vをハイ、Vをローとする制御信号LVSFTOUTにレベルシフトする。ハイサイドドライバ220は、制御信号LVSFTOUTにもとづいてハイサイドトランジスタMHを駆動する。
ローサイドドライバ230は、ローサイドパルスLINにもとづいてローサイドトランジスタMLを駆動する。
図2は、ハイサイドドライバ220の構成例を示す回路図である。ハイサイドドライバ220は、トランジスタM1,M2、インバータ221~225を含む。
図3は、図2のハイサイドドライバ220の動作波形図である。時刻tより前に、入力電圧VINはロー(V)であり、第1トランジスタM1はオフ、第2トランジスタM2はオンとなり、ハイサイドトランジスタMHのゲートソース間電圧VOUTはゼロとなっている。時刻tに入力電圧VINがハイ(V)となると、第1トランジスタM1はオン、第2トランジスタM2はオフとなり、第1トランジスタM1を介してハイサイドトランジスタMHのゲート容量に電流IM1が供給され、ゲートソース間電圧VOUTが上昇し、ハイサイドトランジスタMHがターンオンする。
時刻tに入力電圧VINがロー(V)となると、第1トランジスタM1はオフ、第2トランジスタM2はオンとなり、第2トランジスタM2を介してハイサイドトランジスタMHのゲート容量から電流IM2が引き抜かれ、ゲートソース間電圧VOUTが下降し、ハイサイドトランジスタMHがターンオフする。
特開2012-70333号公報
図2に示すように、駆動回路200は、ボンディングワイヤやビアホールなどに起因する寄生インダクタンスLwireや、プリント基板上の配線などに起因する寄生インダクタンスLpcbを有する。これらの寄生インダクタンスの影響によって、図3に示すように、ハイサイドトランジスタMHのターンオン、ターンオフのタイミングt,tにおいて、ハイサイドドライバ220の出力電圧VOUT、すなわちスイッチングトランジスタのゲート電圧がスパイク状に変化する場合があった。
本発明は係る課題に鑑みてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、出力電圧のスパイク状の変動を抑制可能な駆動回路の提供にある。
本発明のある態様は、スイッチングトランジスタの駆動回路に関する。駆動回路は、スイッチングトランジスタの制御端子と接続される出力ピンと、ハイサイドラインと、ローサイドラインと、ハイサイドラインと出力ピンの間に設けられるPチャンネルの第1トランジスタと、出力ピンとローサイドラインの間に設けられるNチャンネルの第2トランジスタと、ハイサイドラインと出力ピンの間に設けられ、第1トランジスタよりもサイズが小さいPチャンネルの第3トランジスタと、出力ピンとローサイドラインの間に設けられ、第2トランジスタよりもサイズが小さいNチャンネルの第4トランジスタと、(i)第1トランジスタのゲートに、ネガティブエッジの傾きがポジティブエッジの傾きよりも緩やかな第1ゲート信号を供給し、(ii)第2トランジスタのゲートに、ポジティブエッジの傾きがネガティブエッジの傾きよりも緩やかな第2ゲート信号を供給し、(iii)第3トランジスタのゲートに、ポジティブエッジの傾きが、第1ゲート信号のポジティブエッジよりも緩やかな第3ゲート信号を供給し、(iv)第4トランジスタのゲートに、ネガティブエッジの傾きが、第2ゲート信号のネガティブエッジよりも緩やかな第4ゲート信号を供給するプリドライバと、を備える。
この態様によると、第1ゲート信号と第2ゲート信号の波形を鈍らせ、第1トランジスタと第2トランジスタのターンオンの速度を低下させることで、スイッチングトランジスタのゲート容量を充放電する電流の傾きを制限することができ、それにより出力電圧のスパイク状の変動を抑制できる。
ただし、第1トランジスタ、第2トランジスタのターンオンが遅れることにより、第1トランジスタと第2トランジスタが両方オフとなるハイインピーダンス期間が発生する。スイッチングトランジスタのゲート容量の充電あるいは放電が完了する前に、第1トランジスタ、第2トランジスタが両方オフすると、寄生インダクタンスに流れていた電流が急激に遮断されるため、ハイサイドラインあるいはローサイドラインの電圧に振動を引き起こす。そこで、第3トランジスタおよび第4トランジスタを追加し、第1トランジスタと第2トランジスタがオフとなるデッドタイムの間、第3トランジスタと第4トランジスタを含む経路に電流を流すことで、ハイサイドラインあるいはローサイドラインの電圧の振動を抑制できる。
本発明の別の態様も、スイッチングトランジスタの駆動回路に関する。駆動回路は、スイッチングトランジスタの制御端子と接続される出力ピンと、ハイサイドラインと、ローサイドラインと、ハイサイドラインと出力ピンの間に設けられるPチャンネルの第1トランジスタと、出力ピンとローサイドラインの間に設けられるNチャンネルの第2トランジスタと、ハイサイドラインと出力ピンの間に設けられ、第1トランジスタよりもサイズが小さいPチャンネルの第3トランジスタと、出力ピンとローサイドラインの間に設けられ、第2トランジスタよりもサイズが小さいNチャンネルの第4トランジスタと、第1トランジスタから第4トランジスタのゲートに、第1ゲート信号から第4ゲート信号を供給するプリドライバと、を備える。プリドライバは、第1トランジスタのターンオン時間がそのターンオフ時間より長くなるように第1ゲート信号を生成し、第2トランジスタのターンオン時間がそのターンオフ時間より長くなるように第2ゲート信号を生成し、第1トランジスタと第2トランジスタが両方オフとなる期間において、第3トランジスタと第4トランジスタがオンとなるように、第3ゲート信号および第4ゲート信号を生成する。
第1ゲート信号と第4ゲート信号は共通であり、第2ゲート信号と第3ゲート信号は共通であってもよい。これにより回路構成を簡素化できる。
プリドライバは、パルス信号を受け、パルス信号の第1のエッジをトリガとして第1の傾きで低下し、パルス信号の第2のエッジをトリガとして第1の傾きより大きな第2の傾きで上昇する第1ゲート信号を生成する第1駆動ユニットと、パルス信号の第1のエッジをトリガとして第3の傾きで低下し、パルス信号の第2のエッジをトリガとして第3の傾きより小さな第4の傾きで上昇する第2ゲート信号を生成する第2駆動ユニットと、を含んでもよい。
第1駆動ユニットは、その出力段に設けられた第1CMOSインバータを含み、第1CMOSインバータのPMOSトランジスタのトランジスタサイズは、第1CMOSインバータのNMOSトランジスタのサイズよりも大きく、第2駆動ユニットは、その出力段に設けられた第2CMOSインバータを含み、第2CMOSインバータのPMOSトランジスタのトランジスタサイズは、第2CMOSインバータのNMOSトランジスタのサイズよりも小さくてもよい。
第3トランジスタは、第1トランジスタの1/3倍より小さく、第4トランジスタは、第2トランジスタの1/3倍より小さくてもよい。
プリドライバは、第1ゲート信号を生成する第1駆動ユニットと、第2ゲート信号を生成する第2駆動ユニットと、第3ゲート信号を生成する第3駆動ユニットと、第4ゲート信号を生成する第4駆動ユニットと、を含んでもよい。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明のある態様によれば、スイッチングトランジスタのゲート電圧のスパイク状の変動を抑制できる。
スイッチング回路の回路図である。 ハイサイドドライバの構成例を示す回路図である。 図2のハイサイドドライバの動作波形図である。 実施の形態に係る駆動回路を備えるスイッチング回路の回路図である。 図4の駆動回路の動作を説明するタイムチャートである。 図4の駆動回路の動作を説明するシミュレーション波形図である。 駆動回路において第3トランジスタ、第4トランジスタをオフに固定した回路に対して、パルス幅が短い入力信号を入力したときのシミュレーション波形図である。 図4の駆動回路のシミュレーション波形図である。 プリドライバの構成例を示す回路図である。 変形例に係る駆動回路の回路図である。 DC/DCコンバータのコントローラの回路図である。 駆動回路を備えるインバータ装置の回路図である。
(実施の形態)
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本明細書において、「部材Aが、部材Bと接続された状態」とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合のほか、部材Aと部材Bが、それらの電気的な接続状態に実質的な影響を及ぼさない、あるいはそれらの結合により奏される機能や効果を損なわせない、その他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
同様に、「部材Cが、部材Aと部材Bの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、それらの電気的な接続状態に実質的な影響を及ぼさない、あるいはそれらの結合により奏される機能や効果を損なわせない、その他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
また、「信号A(電圧、電流)が信号B(電圧、電流)に応じている」とは、信号Aが信号Bと相関を有することを意味し、具体的には、(i)信号Aが信号Bである場合、(ii)信号Aが信号Bに比例する場合、(iii)信号Aが信号Bをレベルシフトして得られる場合、(iv)信号Aが信号Bを増幅して得られる場合、(v)信号Aが信号Bを反転して得られる場合、(vi)あるいはそれらの任意の組み合わせ、等を意味する。「応じて」の範囲は、信号A、Bの種類、用途に応じて定まることが当業者には理解される。
図4は、実施の形態に係る駆動回路300を備えるスイッチング回路100の回路図である。スイッチング回路100は、スイッチングトランジスタ102および駆動回路300を備える。スイッチングトランジスタ102は、図1のハイサイドトランジスタMHあるいはローサイドトランジスタMLに相当し、駆動回路300は、図1のハイサイドドライバ220あるいはローサイドドライバ230に相当する。スイッチングトランジスタ102の種類は限定されず、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)、バイポーラトランジスタ、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)、HEMT(High Electron Mobility Transistor)などが例示される。
駆動回路300は、半導体デバイス302に集積化されている。半導体デバイス302は、ハイサイドピンVH、出力ピンVO、ローサイドピンVLを有する。VOピンは、駆動対象のスイッチングトランジスタ102の制御端子(すなわちゲート、ベース)と接続される。スイッチングトランジスタ102が、ハイサイドトランジスタである場合、VHピン、VOピン、VLピンはそれぞれ、図1のVBピン、HOピン、VSピンに対応付けられる。スイッチングトランジスタ102がローサイドトランジスタである場合、VHピン、VOピン、VLピンはそれぞれ、図1のVDDピン、LOピン、GNDピンに対応付けられる。キャパシタ104は、VHピンとVLピンの間に接続される。スイッチングトランジスタ102がハイサイドトランジスタの場合、キャパシタ104はブートストラップキャパシタであり、ローサイドトランジスタの場合、キャパシタ104は、電源用の平滑キャパシタである。
駆動回路300は、第1トランジスタM1、第2トランジスタM2、第3トランジスタM3、第4トランジスタM4およびプリドライバ310を備える。
ハイサイドライン304はVHピンと接続され、ローサイドライン306は、VLピンと接続される。駆動回路300は、ハイサイドライン304の電圧Vとローサイドライン306の電圧Vを電源としてスイッチングトランジスタ102を駆動する。
第1トランジスタM1は、PチャンネルMOSFETであり、ハイサイドライン304と出力ピンVOの間に設けられる。第2トランジスタM2はNチャンネルMOSFETであり、出力ピンVOとローサイドライン306の間に設けられる。
第3トランジスタM3は、ハイサイドライン304と出力ピンVOの間に、第1トランジスタM1と並列に設けられる。第3トランジスタM3のサイズは、第1トランジスタM1よりもサイズ(W/L、Wはゲート幅、Lはゲート長)よりも小さく、したがって第3トランジスタM3は、第1トランジスタM1よりも大きなオン抵抗を有する。たとえば第3トランジスタM3のサイズは、第1トランジスタM1の1/3より小さいことが好ましく、1/4程度としてもよい。
第4トランジスタM4は、出力ピンVOとローサイドライン306の間に第2トランジスタM2と並列に設けられる。第4トランジスタM4のサイズは、第2トランジスタM2よりもサイズよりも小さく、したがって第4トランジスタM4は、第2トランジスタM2よりも大きなオン抵抗を有する。たとえば第4トランジスタM4のサイズは、第2トランジスタM2の1/3より小さいことが好ましく、1/4程度としてもよい。
プリドライバ310は、入力信号VINに応じて、第1トランジスタM1~第4トランジスタM4のゲートに印加すべき第1ゲート信号VG1~第4ゲート信号VG4を生成し、第1トランジスタM1~第4トランジスタM4のオン、オフを制御する。
プリドライバ310は、第1トランジスタM1のターンオン時間TTURN_ON1がそのターンオフ時間TTURN_OFF1より長くなるように第1ゲート信号VG1を生成する。またプリドライバ310は、第2トランジスタM2のターンオン時間TTURN_ON2がそのターンオフ時間TTURN_OFF2より長くなるように第2ゲート信号VG2を生成する。
またプリドライバ310は、第1トランジスタM1と第2トランジスタM2が両方オフとなる期間において、第3トランジスタM3と第4トランジスタM4がオンとなるように、第3ゲート信号VG3および第4ゲート信号VG4を生成する。
本実施の形態において、プリドライバ310は、(i)第1トランジスタM1のゲートに、ネガティブエッジ(トレーリングエッジ、立ち下がりエッジ)の傾きがポジティブエッジ(リーディングエッジ、立ち上がりエッジ)の傾きよりも緩やかな第1ゲート信号VG1を供給する。プリドライバ310は、(ii)第2トランジスタM2のゲートに、ポジティブエッジの傾きがネガティブエッジの傾きよりも緩やかな第2ゲート信号VG2を供給する。またプリドライバ310は、(iii)第3トランジスタM3のゲートに、ポジティブエッジの傾きが、第1ゲート信号VG1のポジティブエッジよりも緩やかな第3ゲート信号VG3を供給し、(iv)第4トランジスタM4のゲートに、ネガティブエッジの傾きが、第2ゲート信号VG2のネガティブエッジよりも緩やかな第4ゲート信号VG4を供給する。
本実施の形態において、第1ゲート信号VG1と第4ゲート信号VG4は共通であり、第2ゲート信号VG2と第3ゲート信号VG3は共通である。
以上が駆動回路300の構成である。続いてその動作を説明する。図5は、図4の駆動回路300の動作を説明するタイムチャートである。
はじめに、理解の容易化のために、第3トランジスタM3および第4トランジスタM4を無視して、駆動回路300の動作を説明する。
スイッチングトランジスタ102のターンオン動作に着目する。スイッチングトランジスタ102のターンオンは、入力電圧VINのローからハイへの遷移をトリガとして発生する。第1ゲート信号VG1のネガティブエッジは、ポジティブエッジより鈍っている。これにより第1トランジスタM1のターンオン時間が長くなり、第1トランジスタM1が緩やかにオンに遷移する。
スイッチングトランジスタ102のターンオフ動作に着目する。スイッチングトランジスタ102のターンオフは、入力電圧VINのハイからローへの遷移をトリガとして発生する。第2ゲート信号VG2のポジティブエッジは、ネガティブエッジより鈍っており、これにより第2トランジスタM2のターンオン時間が長くなり、第2トランジスタM2が緩やかにオンに遷移する。
図6は、図4の駆動回路300の動作を説明するシミュレーション波形図である。第1トランジスタM1が緩やかにターンオンすることにより、第1トランジスタM1に流れる電流IM1、すなわちスイッチングトランジスタ102のゲート容量Cgsを充電する電流iOUTは、第1トランジスタM1を短いターンオン時間でターンオンする場合に比べて緩やかに変化することとなる。
寄生インダクタンスLpcb1,Lpcb2に発生する逆起電力は、以下の式で表される。
PEAK=(Lpcb1+Lpcb2)・diOUT/dt
この逆起電力VPEAKが、スイッチングトランジスタ102のゲートソース間電圧VGSに重畳されると、出力電圧VOUTをスパイク状に変化させる。図4の駆動回路300では、スイッチングトランジスタ102のターンオン時の出力電流iOUTの傾きを抑制することにより、寄生インダクタンスに発生する逆起電力VPEAKを抑制することができ、ひいては出力電圧VOUTのスパイク状の変動を抑制できる。
同様に、第2トランジスタM2が緩やかにターンオンすることにより、第2トランジスタM2に流れる電流IM2、すなわちスイッチングトランジスタ102のゲート容量Cgsを放電する電流iOUTは、第2トランジスタM2を急峻にターンオンする場合に比べて緩やかに変化することとなる。その結果、スイッチングトランジスタ102のターンオフ時においても、出力電圧VOUTのスパイク状の変動を抑制できる。
図5に戻る。第1トランジスタM1と第2トランジスタM2のターンオンを遅らせた結果、それらが両方オフとなるデッドタイムTDEADが発生する。本発明者は、このデッドタイムに起因して以下の問題が発生することを認識するに至った。
図7を参照してデッドタイムに起因する問題を説明する。図7は、駆動回路300において第3トランジスタM3,第4トランジスタM4をオフに固定した回路に対して、デューティ比が非常に小さい入力信号VINを入力したときのシミュレーション波形図である。
時刻tに、入力電圧VINがハイに遷移する。時刻tから、遅延時間の経過後の時刻tに、第1ゲート信号VG1、第2ゲート信号VG2がローに遷移する。上述のように、第1ゲート信号VG1は急峻に低下するため、第1トランジスタM1は瞬時にターンオンする。第1トランジスタM1がターンオンすると、キャパシタ104から第1トランジスタM1に電流IM1が流れ、スイッチングトランジスタ102のゲートに供給され、ゲート容量Cgsが充電される。
時刻tに、入力電圧VINがローに遷移する。時刻tから遅延時間の経過後の時刻tに第1ゲート信号VG1がハイに遷移し、第1トランジスタM1は直ちにオフとなり、デッドタイムに移行する。入力信号VINのパルス幅が短いと、ゲート容量Cgsの充電が完了する前に、すなわち第1トランジスタM1に電流IM1が流れている最中に、第1トランジスタM1がターンオフし、電流IM1が急激に減少する。電流IM1は、図4のキャパシタ104から、寄生インダクタンスLpcb3,Lwire1を経由して供給されているから、寄生インダクタンスLpcb3,Lwire1には、電流IM1の傾きdIM1/dtに比例した逆起電力が発生する。この逆起電力が、キャパシタ104の電圧に重畳されることにより、ハイサイドライン304の電圧Vがスパイク状に変動する。このような変動は望ましくない。
同様の問題は、駆動回路300において第3トランジスタM3,第4トランジスタM4をオフに固定した回路に対して、デューティ比が100%に近い入力信号VINを入力したときにも発生しうる。具体的には、第2トランジスタM2に電流IM2が流れている最中に、第2トランジスタM2がターンオフすることにより、寄生インダクタンスLwire3およびLpcb3に逆起電力が発生し、ローサイドライン306の電圧Vがスパイク状に変動する。
これらの問題は、図4の駆動回路300において、第3トランジスタM3、第4トランジスタM4を設けることにより解決されている。図8は、図4の駆動回路300のシミュレーション波形図である。
時刻tに、入力電圧VINがハイに遷移する。時刻tから、遅延時間の経過後の時刻tに、第1ゲート信号VG1~第4ゲート信号VG4がローに遷移する。上述のように、第1ゲート信号VG1は急峻に低下するため、第1トランジスタM1は瞬時にターンオンする。第1トランジスタM1がターンオンすると、キャパシタ104から第1トランジスタM1に電流IM1が流れ、スイッチングトランジスタ102のゲートに供給され、ゲート容量Cgsが充電される。第3トランジスタM3は、第1トランジスタM1に先行してターンオンし、スイッチングトランジスタ102のゲートに電流IM3を供給する。ただし第3トランジスタM3のサイズは第1トランジスタM1よりも小さいため、IM3<IM1である。
時刻tに、入力電圧VINがローに遷移する。時刻tから遅延時間の経過後の時刻tに第1ゲート信号VG1がハイに遷移し、第1トランジスタM1は直ちにオフとなり、デッドタイムに移行する。
ここで寄生インダクタンスLpcb3,Lwire1には、第1トランジスタM1の電流IM1と第3トランジスタM3の電流IM3の合計の電流IM1+IM3が流れている。時刻tにおいて、第1トランジスタM1の電流IM1は急激に減少するが、第3トランジスタM3の電流IM3は緩やかに減少するため、合計電流IM1+IM3の傾きは、図7における電流IM1の傾きよりも小さくなる。これにより、ハイサイドライン304の電圧Vのスパイク状の変動を抑制できる。
なお、時刻tの直後、第2トランジスタM2に先行して、第4トランジスタM4がオンするため、第1トランジスタM1および第2トランジスタM2に流れる電流IM1+IM3は、第4トランジスタM4に貫通電流として流れていることに留意されたい。一般的なスイッチング回路において貫通電流は忌避されるが、本実施の形態では、貫通電流を積極的に流すことにより、電圧の変動を抑制しているといえる。ただし、第3トランジスタと第4トランジスタのサイズを小さくしているため、第1トランジスタM1と第2トランジスタM2を同時にオンしたときのような大きな貫通電流は流れない。
入力電圧VINのデューティ比が100%に近いようなケースにおいても、駆動回路300は同様に動作し、これによりローサイドライン306の電圧Vのスパイク状のノイズを抑制できる。
図9は、プリドライバ310の構成例を示す回路図である。プリドライバ310は、インバータ312、第1駆動ユニットU1および第2駆動ユニットU2を含む。第1駆動ユニットU1は、第1ゲート信号VG1を生成する。このゲート信号VG1は第4トランジスタM4のゲートにも供給される。第1駆動ユニットU1は、インバータ314と、出力段の第1CMOSインバータ316を含む。第1CMOSインバータ316は、PMOSトランジスタM11の能力(オン抵抗)が、NMOSトランジスタM12の能力(オン抵抗)よりも高く(小さく)設計される。
第2駆動ユニットU2は、第2ゲート信号VG2を生成する。このゲート信号VG2は第3トランジスタM3のゲートにも供給される。第2駆動ユニットU2は、インバータ318と、出力段の第2CMOSインバータ320を含む。第2CMOSインバータ320は、PMOSトランジスタM21の能力(オン抵抗)が、NMOSトランジスタM22の能力(オン抵抗)よりも低く(高く)設計される。
以上、本発明について、実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下、こうした変形例について説明する。
(変形例1)
これまでの説明では、第1ゲート信号VG1と第4ゲート信号VG4を共通化し、第2ゲート信号VG2と第3ゲート信号VG3を共通化したが、それぞれを個別に生成してもよい。図10は、変形例に係る駆動回路300の回路図である。この変形例において、プリドライバ310は、第1駆動ユニットU1~第4駆動ユニットU4を備える。第1駆動ユニットU1~第4駆動ユニットU4はそれぞれ、第1ゲート信号VG1~第4ゲート信号VG4を生成する。この構成によれば、トランジスタM1~M4ごとに個別の駆動ユニットU1~U4を設けることで、トランジスタM1~M4のターンオン、ターンオフのタイミングを個別に最適化できる。
(変形例2)
ゲート信号のポジティブエッジとネガティブエッジの傾きを不均一にするために、図9では、トランジスタM11とM12(あるいはM21,M22)のオン抵抗を最適化したが、その限りでない。たとえばトランジスタM11とM12の能力を等しくして、トランジスタM12側に抵抗を挿入してもよい。トランジスタM21,M22側も同様であり、それらの能力を等しくして、トランジスタM21側に抵抗を挿入してもよい。
(変形例3)
図5において、第4ゲート信号VG4のポジティブエッジの傾きはネガティブエッジの傾きより急峻であり、第4トランジスタM4は、第2トランジスタM2より先行してターンオンしたが、その限りでない。第4ゲート信号VG4のポジティブエッジの傾きを緩めて、第4トランジスタM4がターンオンするタイミングを遅くしてもよい。
同様に図5では、第3ゲート信号VG3のネガティブエッジの傾きはポジティブエッジの傾きより急峻であり、第3トランジスタM3は、第1トランジスタM1より先行してターンオンしたが、その限りでない。第3ゲート信号VG3のネガティブエッジの傾きを緩めて、第3トランジスタM3がターンオンするタイミングを遅くしてもよい。
(用途)
最後に駆動回路300の用途を説明する。駆動回路300は、DC/DCコンバータに用いることができる。図11は、DC/DCコンバータ500のコントローラ400の回路図である。DC/DCコンバータ500は同期整流型の降圧(Buck)コンバータであり、コントローラ400に加えて、キャパシタC1,C2およびインダクタL1を備える。
コントローラ400は、ハイサイドトランジスタMH、ローサイドトランジスタML、パルス変調器410、ローサイドドライバ420、レベルシフタ430、ハイサイドドライバ440を備える。パルス変調器410は、DC/DCコンバータ500の出力(出力電圧あるいは出力電流、あるいは負荷の状態)が目標に近づくようにパルス信号HIN,LINを生成する。たとえばパルス変調器410は、出力電圧VOUTを目標電圧VREFに近づけてもよいし(定電圧制御)、出力電流iOUTを目標電流IREFに近づけてもよい(定電流制御)。
レベルシフタ430は、ロジックレベルのパルス信号HINをレベルシフトする。ハイサイドドライバ440は、レベルシフト後のパルス信号HINにもとづいてハイサイドトランジスタMHを駆動する。またローサイドドライバ420は、パルス信号LINにもとづいてローサイドトランジスタMLを駆動する。ローサイドドライバ420およびハイサイドドライバ440は、上述の駆動回路300のアーキテクチャにもとづいて構成される。
駆動回路300は、インバータ装置に用いることができる。図12は、駆動回路300を備えるインバータ装置600の回路図である。インバータ装置600は、三相インバータ610と、U相、V相、W相の駆動回路620U,620V,620Wを備える。三相インバータ610は、ハイサイドトランジスタMHU,MHV,MHWと、ローサイドトランジスタMLU,MLV,MLWを有する。駆動回路620#(#=U,V,W)は、ハイサイドドライバ640とローサイドドライバ630を含む。ハイサイドドライバ640、ローサイドドライバ639は、上述の駆動回路300のアーキテクチャにもとづいて構成される。
スイッチング回路100の用途は、DC/DCコンバータやインバータ装置に限定されない。たとえばスイッチング回路100は、交流電圧を直流電圧に変換するコンバータ、直流電圧と交流電圧を相互に変換する双方向コンバータ、バッテリの充電回路などにも適用可能である。
実施の形態にもとづき、具体的な語句を用いて本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎず、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が認められる。
100 スイッチング回路
MH ハイサイドトランジスタ
ML ローサイドトランジスタ
102 スイッチングトランジスタ
104 キャパシタ
300 駆動回路
302 半導体デバイス
304 ハイサイドライン
306 ローサイドライン
VH ハイサイドピン
VL ローサイドピン
VO 出力ピン
M1 第1トランジスタ
M2 第2トランジスタ
M3 第3トランジスタ
M4 第4トランジスタ
310 プリドライバ
312 インバータ
U1 第1駆動ユニット
U2 第2駆動ユニット
U3 第3駆動ユニット
U4 第4駆動ユニット
400 コントローラ
410 パルス変調器
420 ローサイドドライバ
430 レベルシフタ
440 ハイサイドドライバ
500 DC/DCコンバータ

Claims (8)

  1. スイッチングトランジスタの駆動回路であって、
    前記スイッチングトランジスタの制御端子と接続される出力ピンと、
    ハイサイドラインと、
    ローサイドラインと、
    前記ハイサイドラインと前記出力ピンの間に設けられるPチャンネルの第1トランジスタと、
    前記出力ピンと前記ローサイドラインの間に設けられるNチャンネルの第2トランジスタと、
    前記ハイサイドラインと前記出力ピンの間に前記第1トランジスタと並列に設けられ、前記第1トランジスタよりもサイズが小さいPチャンネルの第3トランジスタと、
    前記出力ピンと前記ローサイドラインの間に前記第2トランジスタと並列に設けられ、前記第2トランジスタよりもサイズが小さいNチャンネルの第4トランジスタと、
    (i)前記第1トランジスタのゲートに、ネガティブエッジの傾きがポジティブエッジの傾きよりも緩やかな第1ゲート信号を供給し、(ii)前記第2トランジスタのゲートに、ポジティブエッジの傾きがネガティブエッジの傾きよりも緩やかな第2ゲート信号を供給し、(iii)前記第3トランジスタのゲートに、ポジティブエッジの傾きが、前記第1ゲート信号のポジティブエッジよりも緩やかな第3ゲート信号を供給し、(iv)前記第4トランジスタのゲートに、ネガティブエッジの傾きが、前記第2ゲート信号のネガティブエッジよりも緩やかな第4ゲート信号を供給するプリドライバと、
    を備えることを特徴とする駆動回路。
  2. 前記第3ゲート信号のネガティブエッジの傾きはそのポジティブエッジの傾きより急峻であり、前記第4ゲート信号のポジティブエッジの傾きはそのネガティブエッジの傾きより急峻であることを特徴とする請求項1に記載の駆動回路。
  3. スイッチングトランジスタの駆動回路であって、
    前記スイッチングトランジスタの制御端子と接続される出力ピンと、
    ハイサイドラインと、
    ローサイドラインと、
    前記ハイサイドラインと前記出力ピンの間に設けられるPチャンネルの第1トランジスタと、
    前記出力ピンと前記ローサイドラインの間に設けられるNチャンネルの第2トランジスタと、
    前記ハイサイドラインと前記出力ピンの間に前記第1トランジスタと並列に設けられ、前記第1トランジスタよりもサイズが小さいPチャンネルの第3トランジスタと、
    前記出力ピンと前記ローサイドラインの間に前記第2トランジスタと並列に設けられ、前記第2トランジスタよりもサイズが小さいNチャンネルの第4トランジスタと、
    前記第1トランジスタ、前記第2トランジスタ、前記第3トランジスタ、前記第4トランジスタのゲートに、第1ゲート信号、第2ゲート信号、第3ゲート信号、第4ゲート信号を供給するプリドライバと、
    を備え、
    前記プリドライバは、
    前記第1トランジスタのターンオン時間がそのターンオフ時間より長くなるように前記第1ゲート信号を生成し、
    前記第2トランジスタのターンオン時間がそのターンオフ時間より長くなるように前記第2ゲート信号を生成し、
    前記第1トランジスタと前記第2トランジスタが両方オフとなる期間において、前記第3トランジスタと前記第4トランジスタがオンとなるように、前記第3ゲート信号および前記第4ゲート信号を生成することを特徴とする駆動回路。
  4. 前記第1ゲート信号と前記第4ゲート信号は共通であり、前記第2ゲート信号と前記第3ゲート信号は共通であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の駆動回路。
  5. 前記プリドライバは、
    パルス信号を受け、前記パルス信号の第1のエッジをトリガとして第1の傾きで低下し、前記パルス信号の第2のエッジをトリガとして前記第1の傾きより大きな第2の傾きで上昇する前記第1ゲート信号を生成する第1駆動ユニットと、
    前記パルス信号の前記第1のエッジをトリガとして第3の傾きで低下し、前記パルス信号の第2のエッジをトリガとして前記第3の傾きより小さな第4の傾きで上昇する前記第2ゲート信号を生成する第2駆動ユニットと、
    を含むことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の駆動回路。
  6. 前記第1駆動ユニットは、その出力段に設けられた第1CMOSインバータを含み、前記第1CMOSインバータのPMOSトランジスタのトランジスタサイズは、前記第1CMOSインバータのNMOSトランジスタのサイズよりも大きく、
    前記第2駆動ユニットは、その出力段に設けられた第2CMOSインバータを含み、前記第2CMOSインバータのPMOSトランジスタのトランジスタサイズは、前記第2CMOSインバータのNMOSトランジスタのサイズよりも小さいことを特徴とする請求項5に記載の駆動回路。
  7. 前記第3トランジスタは、前記第1トランジスタの1/3倍より小さく、
    前記第4トランジスタは、前記第2トランジスタの1/3倍より小さいことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の駆動回路。
  8. 前記プリドライバは、
    前記第1ゲート信号を生成する第1駆動ユニットと、
    前記第2ゲート信号を生成する第2駆動ユニットと、
    前記第3ゲート信号を生成する第3駆動ユニットと、
    前記第4ゲート信号を生成する第4駆動ユニットと、
    を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の駆動回路。
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