JP7211990B2 - 編組切断装置及び編組切断方法 - Google Patents
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Description
(1)線材と、前記線材を覆う編組と、前記編組を覆うシースと、を有するシールド電線であって、先端部分において前記シースの一部が剥かれて前記編組が露出した前記シールド電線を把持する電線把持部と、
前記シールド電線の先端から前記シールド電線の延在方向に沿ってエアーを吹き付けて、前記編組を広げる編組広げエアー部と、
前記シールド電線を内部に挿通可能な孔を有する環状のパンチと、
前記パンチが進入可能な貫通孔を有するダイスと、を備え、
前記孔に前記シールド電線が挿通された前記パンチが、前記広げられた編組を前記ダイスとの間に挟み込みながら前記貫通孔に進入し、
前記シールド電線の延在方向に沿う方向を軸として回転する回転刃を備え、
前記広げられた編組は、前記パンチと前記ダイスにより挟み込まれ、かつ、前記パンチと前記回転刃とにより挟み込まれて、切断される
編組切断装置。
(2)前記回転刃は、前記広げられた編組を前記パンチに対して押し付けながら回転するブラシを有する
上記(1)に記載の編組切断装置。
(3)前記線材に沿って、前記エアーの吹き付けにより広げられた前記編組の内側に進入する編組広げ爪を備える
上記(1)又は(2)に記載の編組切断装置。
(4)前記編組広げ爪は、筒状部材を周方向において複数に分割したものである
上記(3)に記載の編組切断装置。
(5)前記編組広げ爪は、前記シールド電線の延在方向を軸として前記線材の周囲を回転する
上記(3)又は(4)記載の編組切断装置。
(6)線材と、前記線材を覆う編組と、前記編組を覆うシースと、を有するシールド電線であって、先端部分において前記シースの一部が剥かれて前記編組が露出した前記シールド電線を把持する電線把持部と、
前記シールド電線の先端から前記シールド電線の延在方向に沿ってエアーを吹き付けて、前記編組を広げる編組広げエアー部と、
前記シールド電線を内部に挿通可能な孔を有する環状のパンチと、
前記パンチが進入可能な貫通孔を有するダイスと、を備え、
前記孔に前記シールド電線が挿通された前記パンチが、前記広げられた編組を前記ダイスとの間に挟み込みながら前記貫通孔に進入し、
前記シールド電線は、前記線材と前記編組との間において前記線材を覆う箔を有し、
一端を前記箔に当接可能な針状の箔押さえ部を備える
編組切断装置。
(7)線材と、前記線材を覆う編組と、前記編組を覆うシースと、を有するシールド電線であって、先端部分において前記シースの一部が剥かれて前記編組が露出した前記シールド電線を把持する電線把持部と、
前記シールド電線の先端から前記シールド電線の延在方向に沿ってエアーを吹き付けて、前記編組を広げる編組広げエアー部と、
前記シールド電線を内部に挿通可能な孔を有する環状のパンチと、
前記パンチが進入可能な貫通孔を有するダイスと、を備え、
前記孔に前記シールド電線が挿通された前記パンチが、前記広げられた編組を前記ダイスとの間に挟み込みながら前記貫通孔に進入し、
平板の一部に前記シールド電線を挿通可能なガイド孔を有し、前記シールド電線における、前記電線把持部による把持位置よりも先端側において、前記シールド電線をガイドし、前記電線把持部との間の距離が可変である電線ガイドを備え、
前記平板は、加工装置の一部に当接して押されることで前記電線把持部に接近する
編組切断装置。
(8)前記電線ガイドは、前記平板の一面における前記ガイド孔の周囲に設けられ、円周方向に二分割された円筒形状の編組保護部を有する
上記(7)に記載の編組切断装置。
(9)前記露出した編組に接触して、前記シールド電線の延在方向に直交する直交方向を軸として、前記シールド電線の後方から前記先端に向けて回転する回転ブラシを備える
上記(1)~(8)のいずれか一に記載の編組切断装置。
(10)前記回転ブラシは、さらに、前記軸が前記延在方向を中心に回転する
上記(9)に記載の編組切断装置。
(11)上記(1)に記載された編組切断装置において、
前記電線把持部に把持された前記シールド電線に、前記エアーを吹き付けて、前記編組を広げ、
前記広げられた編組を、前記パンチと前記ダイスにより挟み込み、かつ、前記パンチと前記回転刃とにより挟み込んで、切断する
編組切断方法。
[1]線材(101)と、前記線材を覆う編組(103)と、前記編組を覆うシース(104)と、を有するシールド電線(W)であって、先端部分において前記シースの一部が剥かれて前記編組が露出した前記シールド電線を把持する電線把持部(2A)と、
前記シールド電線の先端から前記シールド電線の延在方向に沿ってエアーを吹き付けて、前記編組を広げる編組広げエアー部(エアーノズル58、エアー管59)と、
前記シールド電線を内部に挿通可能な孔を有する環状のパンチ(50)と、
前記パンチが進入可能な貫通孔(47a1)を有するダイス(47a)と、を備え、
前記孔に前記シールド電線が挿通された前記パンチが、前記広げられた編組を前記ダイスとの間に挟み込みながら前記貫通孔に進入する
編組切断装置(編組処理装置1)。
[2]前記シールド電線の延在方向に沿う方向を軸として回転する回転刃(51)を備え、
前記広げられた編組は、前記パンチと前記ダイスにより挟み込まれ、かつ、前記パンチと前記回転刃とにより、挟み込まれて、切断される
上記[1]に記載の編組切断装置。
[3]前記回転刃は、前記広げられた編組を前記パンチに対して押し付けながら回転するブラシ(51c)を有する
上記[2]に記載の編組切断装置。
[4]前記線材に沿って、前記エアーの吹き付けにより広げられた前記編組の内側に進入する編組広げ爪(爪55)を備える
上記[1]~[3]のいずれか一に記載の編組切断装置。
[5]前記編組広げ爪は、筒状部材を周方向において複数に分割したものである
上記[4]に記載の編組切断装置。
[6]前記編組広げ爪は、分割された前記筒状部材が、前記シールド電線の延在方向を軸として回転する
上記[4]又は[5]に記載の編組切断装置。
[7]前記シールド電線は、前記線材と前記編組との間において前記線材を覆う箔(102)を有し、
当該編組切断装置は、一端を前記箔に当接可能な針状の箔押さえ部(箔押さえ針60)を備える
上記[1]~[6]のいずれか一に記載の編組切断装置。
[8]平板(先端プレート2B1)の一部に前記シールド電線を挿通可能なガイド孔(凹部2B1c)を有し、前記シールド電線における、前記電線把持部による把持位置よりも先端側において、前記シールド電線をガイドし、前記電線把持部との間の距離が可変である電線ガイド(2B)を備え、
前記平板は、加工装置(ブラシホグシ装置3、編組切断折返し装置4)の一部(ストッパ39、68)に当接して押されることで前記電線把持部に接近する
上記[1]~[7]のいずれか一に記載の編組切断装置。
[9]前記電線ガイドは、前記平板の一面における前記ガイド孔の周囲に設けられ、円周方向に二分割された円筒形状の編組保護部(2B5)を有する
上記[8]に記載の編組切断装置。
[10]前記露出した編組に接触して、前記シールド電線の延在方向に直交する直交方向を軸として、前記シールド電線の後方から前記先端に向けて回転する回転ブラシ(ホイールブラシ31)を備える
上記[1]~[9]のいずれか一に記載の編組切断装置。
[11]前記回転ブラシは、さらに、前記軸が前記延在方向を中心に回転する
上記[10]に記載の編組切断装置。
[12]上記[1]に記載された編組切断装置(編組処理装置1)において、
前記電線把持部に把持された前記シールド電線に、前記エアーを吹き付けて、前記編組を広げ、
前記広げられた編組を、前記パンチと前記ダイスとの間に挟み込んで切断する
編組切断方法。
2 電線セット装置
2A 電線把持部
2B 電線ガイド
2B1 先端プレート
2B5 編組保護部
3 ブラシホグシ装置
4 編組切断折返し装置
8 搬送装置
31 ホイールブラシ
39、68 ストッパ
43a、47a1 貫通孔
46 パンチプレート
47 ダイスプレート
47a ダイス
48 回転プレート
50 パンチ
51 回転刃
51a 本体部
51b 刃
51c ブラシ
55 爪
55a 先端
58 エアーノズル
59 エアー管
60 箔押さえ針
101 線材
102 箔
103 編組
104 シース
105 スリーブ
W シールド電線
Claims (11)
- 線材と、前記線材を覆う編組と、前記編組を覆うシースと、を有するシールド電線であって、先端部分において前記シースの一部が剥かれて前記編組が露出した前記シールド電線を把持する電線把持部と、
前記シールド電線の先端から前記シールド電線の延在方向に沿ってエアーを吹き付けて、前記編組を広げる編組広げエアー部と、
前記シールド電線を内部に挿通可能な孔を有する環状のパンチと、
前記パンチが進入可能な貫通孔を有するダイスと、を備え、
前記孔に前記シールド電線が挿通された前記パンチが、前記広げられた編組を前記ダイスとの間に挟み込みながら前記貫通孔に進入し、
前記シールド電線の延在方向に沿う方向を軸として回転する回転刃を備え、
前記広げられた編組は、前記パンチと前記ダイスにより挟み込まれ、かつ、前記パンチと前記回転刃とにより挟み込まれて、切断される
編組切断装置。 - 前記回転刃は、前記広げられた編組を前記パンチに対して押し付けながら回転するブラシを有する
請求項1に記載の編組切断装置。 - 前記線材に沿って、前記エアーの吹き付けにより広げられた前記編組の内側に進入する編組広げ爪を備える
請求項1又は2に記載の編組切断装置。 - 前記編組広げ爪は、筒状部材を周方向において複数に分割したものである
請求項3に記載の編組切断装置。 - 前記編組広げ爪は、前記シールド電線の延在方向を軸として前記線材の周囲を回転する
請求項3又は4に記載の編組切断装置。 - 線材と、前記線材を覆う編組と、前記編組を覆うシースと、を有するシールド電線であって、先端部分において前記シースの一部が剥かれて前記編組が露出した前記シールド電線を把持する電線把持部と、
前記シールド電線の先端から前記シールド電線の延在方向に沿ってエアーを吹き付けて、前記編組を広げる編組広げエアー部と、
前記シールド電線を内部に挿通可能な孔を有する環状のパンチと、
前記パンチが進入可能な貫通孔を有するダイスと、を備え、
前記孔に前記シールド電線が挿通された前記パンチが、前記広げられた編組を前記ダイスとの間に挟み込みながら前記貫通孔に進入し、
前記シールド電線は、前記線材と前記編組との間において前記線材を覆う箔を有し、
一端を前記箔に当接可能な針状の箔押さえ部を備える
編組切断装置。 - 線材と、前記線材を覆う編組と、前記編組を覆うシースと、を有するシールド電線であって、先端部分において前記シースの一部が剥かれて前記編組が露出した前記シールド電線を把持する電線把持部と、
前記シールド電線の先端から前記シールド電線の延在方向に沿ってエアーを吹き付けて、前記編組を広げる編組広げエアー部と、
前記シールド電線を内部に挿通可能な孔を有する環状のパンチと、
前記パンチが進入可能な貫通孔を有するダイスと、を備え、
前記孔に前記シールド電線が挿通された前記パンチが、前記広げられた編組を前記ダイスとの間に挟み込みながら前記貫通孔に進入し、
平板の一部に前記シールド電線を挿通可能なガイド孔を有し、前記シールド電線における、前記電線把持部による把持位置よりも先端側において、前記シールド電線をガイドし、前記電線把持部との間の距離が可変である電線ガイドを備え、
前記平板は、加工装置の一部に当接して押されることで前記電線把持部に接近する
編組切断装置。 - 前記電線ガイドは、前記平板の一面における前記ガイド孔の周囲に設けられ、円周方向に二分割された円筒形状の編組保護部を有する
請求項7に記載の編組切断装置。 - 前記露出した編組に接触して、前記シールド電線の延在方向に直交する直交方向を軸として、前記シールド電線の後方から前記先端に向けて回転する回転ブラシを備える
請求項1~8のいずれか一項に記載の編組切断装置。 - 前記回転ブラシは、さらに、前記軸が前記延在方向を中心に回転する
請求項9に記載の編組切断装置。 - 請求項1に記載された編組切断装置において、
前記電線把持部に把持された前記シールド電線に、前記エアーを吹き付けて、前記編組を広げ、
前記広げられた編組を、前記パンチと前記ダイスにより挟み込み、かつ、前記パンチと前記回転刃とにより挟み込んで、切断する
編組切断方法。
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