JPH08223735A - シールド線の端部処理方法 - Google Patents

シールド線の端部処理方法

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JPH08223735A
JPH08223735A JP7026924A JP2692495A JPH08223735A JP H08223735 A JPH08223735 A JP H08223735A JP 7026924 A JP7026924 A JP 7026924A JP 2692495 A JP2692495 A JP 2692495A JP H08223735 A JPH08223735 A JP H08223735A
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wire
drain
core wire
sheath
core
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JP7026924A
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Kunihiko Watanabe
邦彦 渡辺
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/28Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for wire processing before connecting to contact members, not provided for in groups H01R43/02 - H01R43/26
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G1/00Methods or apparatus specially adapted for installing, maintaining, repairing or dismantling electric cables or lines
    • H02G1/12Methods or apparatus specially adapted for installing, maintaining, repairing or dismantling electric cables or lines for removing insulation or armouring from cables, e.g. from the end thereof
    • H02G1/1292Devices for dismantling twisted filaments
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
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    • Y10T29/49123Co-axial cable

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドレイン線1bの表面を傷つけることなく、
簡素な設備で容易且つ確実にシールド線1の端部を処理
する。 【構成】 ドレイン線1bを略フットボール状に膨らま
せる。膨らんだドレイン線1bを板状の治具14で掻き
分ける。 【効果】 治具14を一度回動させるだけで、ドレイン
線1bを掻き分け、芯線1aを露出させることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシールド線の端部処理方
法に関し、より詳細には、横巻き型のシールド線の端部
を処理するためのシールド線の端部処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、シールド線は、複数の芯線の周
囲を多数のドレイン線で覆い、さらに、ドレイン線をシ
ースによって被覆しているものである。そのようなシー
ルド線のうち、直線状に延びたドレイン線が、シースの
円周方向に沿って一方向に捩じられた状態で芯線の外周
を覆っているものを横巻き型と呼称している。そのよう
な横巻き型のシールド線の端部に皮剥加工を施し、芯線
とドレイン線とを選り分ける等の処理を施す端末処理方
法ないし処理装置が各種提案されている。
【0003】例えば、特開平1−177810号公報に
は、横巻き型のシールド線に皮剥加工を施して、ドレイ
ン線を露出し、露出されたドレイン線にブラシ掛けを行
なうことにより、ドレイン線を処理する方法が開示され
ている。また、特開昭64−81608号公報や、特開
昭64−26316号公報には、加圧空気を利用して、
ドレイン線を処理する方法が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記シールド線の端末
処理は、ドレイン線の表面を傷つけることなく、簡素な
設備で容易且つ確実に行なえることが好ましい。しかる
に上述した公報に開示されている技術では、そのような
要請に応えられるものがなかった。例えば、特開平1−
177810号公報に開示されているもののように、ブ
ラシ掛けを行なうものでは、ブラシをドレイン線の表面
に何度も摺接する必要があることから、ドレイン線の表
面に傷がつきやすく、メッキが剥がれる等の不具合があ
った。
【0005】また、特開昭64−81608号公報等に
開示されているもののように、加圧空気を利用するもの
については、当該加圧空気を供給するための装置が大掛
かりになり、設備費が高くなるという不具合があった。
本発明は上記不具合に鑑みてなされたものであり、ドレ
イン線の表面を傷つけることなく、簡素な設備で容易且
つ確実に行なうことのできるシールド線の端部処理方法
を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1記載の構成は、芯線と芯線の外周
方向一方向に捩じられた状態で芯線を覆うドレイン線と
をシースで被覆している横巻き型のシールド線の端部を
処理するために、上記シースに切込みを入れる切込み工
程と、切り離された端部側のシースを移動させて、ドレ
イン線を露出させるドレイン線露出工程と、露出したド
レイン線の撚りを戻して略フットボール状に膨らませる
膨出工程と、膨らんだドレイン線から芯線を露出する芯
線露出工程と、露出された芯線とドレイン線とを分離す
る分離工程とを備えたシールド線の端部処理方法におい
て、上記芯線露出工程は、膨らんだドレイン線に沿って
板状の部材を挿入し、挿入された部材を回動させること
によって行なわれることを特徴とするシールド線の端部
処理方法である。
【0007】また、請求項2記載の構成は、芯線と芯線
の外周方向一方向に捩じられた状態で芯線を覆うドレイ
ン線とをシースで被覆している横巻き型のシールド線の
端部を処理するために、上記シースに切込みを入れる切
込み工程と、切り離された端部側のシースを移動させ
て、ドレイン線を露出させるドレイン線露出工程と、露
出したドレイン線の撚りを戻して略フットボール状に膨
らませる膨出工程と、膨らんだドレイン線から芯線を露
出する芯線露出工程と、露出された芯線とドレイン線と
を分離する分離工程とを備えたシールド線の端部処理方
法において、上記芯線露出工程は、切り離された端部側
のシースを芯線およびドレイン線の端部に残留させた状
態で行なわれ、上記分離工程は、残留している端部側の
シースを反対側のシースに接近することにより、芯線を
座屈させてドレイン線と分離することを特徴とするシー
ルド線の端部処理方法である。
【0008】
【作用】請求項1記載の構成では、略フットボール状に
膨らんだドレイン線に沿って挿入された板状の部材が回
動することにより、一度の挙動によって、ドレイン線が
径方向に掻き寄せられ、芯線を解放する。また、請求項
2記載の構成では、切り離された端部側のシースを反対
側のシースに接近することにより、一度の挙動によっ
て、芯線が座屈し、径方向に張り出してドレイン線と分
離する。
【0009】
【実施例】以下、添付図面を参照しつつ、本発明の好ま
しい実施例について詳述する。図1ないし図13は、本
実施例を工程順に示しており、図1は、本発明の一実施
例におけるドレイン線露出工程を示す正面略図である。
先ず、図1を参照して、本実施例に係る処理方法は、横
巻き型のシールド線1を挟持する一対のクランプ部材1
1、12を採用している。
【0010】上記シールド線1は、互いに捩じられてい
る二条の芯線1aと、この芯線1aを被覆するドレイン
線1bと、ドレイン線1bを被覆するシース1cとを備
えた従来品であり、上記ドレイン線1bが、芯線1aの
外周回り一方向に捩じられている横巻き型のものであ
る。一方のクランプ部材11は、シールド線1の処理さ
れるべき端部を解放した状態で当該シールド線1の基端
部側を定位置で挟持する固定クランプであり、図示しな
い作業台等の上に載置され、定位置にてシールド線1を
把持するものである。
【0011】他方のクランプ部材12は、固定側のクラ
ンプ部材11に対して相対的に変位可能な可動クランプ
であり、固定側のクランプ部材11に接近する方向、或
いは離反する方向に移動可能に構成されているととも
に、クランプ部材11に把持されたシールド線1の周方
向に回動可能に構成されている。この可動側のクランプ
部材12は、例えば、ペンチ等の手工具で代用すること
ができる。
【0012】本実施例においては、上記シールド線1の
基端部側を固定側のクランプ部材11で把持し、可動側
のクランプ部材12でシールド線1の端部側を把持した
状態で、一旦、シールド線1に張力を作用させる。この
状態で、V字形に形成された一対の皮剥刃13をシール
ド線1と直交する方向に対向させ、シールド線1のシー
ス1cに切込みを入れた後、可動側のクランプ部材12
を固定側のクランプ部材11から離れる方向に移動させ
て、シールド線1のドレイン線1bを露出させる。上記
皮剥刃13としては、例えば、特開昭64−26316
号に開示されている皮剥装置と同様のものを使用する
他、カッタ等でも代替することが可能である。図1に示
すように、本実施例においては、ドレイン線1bを露出
する工程で、切り離されたシース(以下、「廃材」と称
する)1eは、シールド線1の端部に残留した状態に留
められており、完全には抜き取られない。なお、シール
ド線1に切込みを入れる工程は、上記クランプ部材1
1、12にシールド線1を把持する前に予め行なってい
てもよい。
【0013】次に、図2は、本発明の一実施例における
ドレイン線の膨出工程を示す正面略図であり、図3は、
図2の工程により、膨出したドレイン線の状態を示す斜
視図である。図2を参照して、本実施例の端部処理方法
においては、上記可動側のクランプ部材12をドレイン
線1bの捩じり方向と逆向きに数回回転させることによ
り、シールド線1のドレイン線1bを膨らませる膨出工
程が行なわれる。クランプ部材12を回動させる回数に
ついては、シールド線1によって異なるが、概ね2〜3
回程度でよい。この膨出工程により、ドレイン線1b
は、図3に示すように、略フットボール状に膨出する。
【0014】次に、図4ないし図9は、本発明の一実施
例における芯線露出工程を示す斜視図である。図4を参
照して、膨出したドレイン線1bに、板状の治具14を
挿入し、ドレイン線1bから芯線1aを露出させる芯線
露出工程が行なわれる。この芯線露出工程に用いられる
治具14は、たとえば金属や比較的硬質の樹脂で成形さ
れたものであり、その各縁部分には、面取り加工が施さ
れて、ドレイン線1bに傷が入りにくくなっている。ま
た、治具14の先端部分には、挿入を容易にするための
円弧部14aが形成されている。
【0015】治具14は、フットボール状に露出してい
るドレイン線1bの長軸方向の長さL(例えば30m
m)よりも僅かに短い幅寸法W(例えば15mm)に設
定されているとともに、ドレイン線1bに傷が入りにく
い程度の板厚t(例えば2mm)に設定されている。そ
して、本実施例の芯線露出工程では、図4に示すよう
に、治具14の幅方向を上記ドレイン線1bの長軸方向
に沿わせ、上記治具14を円弧部14aからドレイン線
1bの膨出部分に挿入し、図5に示すように、シールド
線1と直交する軸回りに治具14を90°回動させてい
る。この芯線露出工程により、シールド線1のドレイン
線1bは、90°回動し終えた治具14の幅方向に掻き
寄せられた状態で塑性変形し、治具14を取り除くこと
によって、当該治具14が回動した部位に芯線1aを露
出する空間を区画する。
【0016】このように、本実施例では、略フットボー
ル状に膨らんだドレイン線1bに沿って挿入された板状
の治具14が回動することにより、一度の挙動によっ
て、ドレイン線1bが径方向に掻き寄せられ、芯線1a
を解放する。次に、図6を参照して、露出した芯線1a
をドレイン線1bから選り分けるために、掻き寄せられ
たドレイン線1bの突出部分を一対のクランプ爪15で
押圧し、その状態で、可動側のクランプ部材12を固定
側のクランプ部材11に近づける。これにより、芯線1
aは、図7に示すように、座屈し、ドレイン線1bと反
対側に突出するように湾曲する。
【0017】このように本実施例では、切り離された端
部側のシース、即ち廃材1eを反対側のシース1cに接
近することにより、一度の挙動によって、芯線1aを座
屈させ、それによって、芯線1aを径方向に突出させ
て、ドレイン線1bと分離することができる。次に、図
8を参照して、突出した芯線1aは、円弧形断面に形成
された押え部材16と、この押え部材16の内周側円弧
16aに対向する棒材17との間に挟持され、図9に示
すように、廃材1eから引き抜かれる。この引抜き工程
により、芯線1aおよびドレイン線1bは、何れも廃材
1eから引き抜かれる。
【0018】上記押え部材16および棒材17は、何れ
も金属製部材であり、押え部材16の各縁部分には、芯
線1aを傷つけないように、面取り加工が施されてい
る。また、これら押え部材16および棒材17に代え
て、挟持部分がゴム等で被覆されたペンチを代用しても
よい。次に、図10は、本発明の一実施例における芯線
自身の分離工程を示す斜視図である。
【0019】図10を参照して、選り分けられた二条の
芯線1aは、それが捩じられている方向と逆向きに捩じ
られて、撚りを戻され、分離される。本実施例では、回
動可能なクランプ部材18で各芯線1aの端部を把持
し、芯線1aの撚りを戻して、互いに分離している。ま
た、これとは別に、可動側のクランプ部材12で芯線1
aを持ちかえて、芯線1aの撚りを戻してもよい。
【0020】次に、図11は、本発明の一実施例におけ
るドレイン線の処理工程を示す斜視図である。図11を
参照して、芯線1aから分離されたドレイン線1bは、
芯線1aから分離した状態で再度捩じられ、撚られてい
る。ドレイン線1bを撚る際には、上記クランプ部材1
2またはクランプ部材18を利用してもよく、或いは別
のクランプ部材を採用して、芯線1aの分離工程と同時
に行なってもよい。
【0021】次に、図12および図13は、それぞれ本
発明の一実施例におけるドレイン線の裁断工程を示す正
面略図である。図12および図13を参照して、撚られ
たドレイン線1bは、その用途に応じて、適当な長さに
調尺され、裁断されたり(図12参照)、或いは、シー
ス1cの端部から裁断される(図13参照)。これによ
り、シールド線1の端部処理が完了する。
【0022】ドレイン線1bを裁断するための手段とし
ては、図12に例示している金属線裁断用の鋏19や、
図13に例示しているペンチ20を採用すればよい。以
上説明したように、本実施例の方法では、一度の挙動に
よってドレイン線1bを掻き寄せ、芯線1aを解放する
ことができるので、芯線1aを傷つけることなく、容易
且つ確実にシールド線の端部を処理することができると
いう利点がある。また、板状の治具14を用いるだけで
容易に芯線1aを解放することができるので、大掛かり
な設備を設ける必要もない。
【0023】しかも、芯線1aをドレイン線1bから分
離する工程においても、シールド線1の端部に残留して
いる廃材1eを反対側のシース1cに接近することによ
り、一度の挙動によって、芯線1aをドレイン線1bと
分離することができるので、この点からも容易且つ確実
にシールド線の端部を処理することができるという利点
がある。特に、廃材1eを利用し、反対側のシース1c
に近づけるだけで、芯線1aをドレイン線1bと分離す
ることができるので、この方法においても、大掛かりな
設備を設ける必要がない。
【0024】従って、本実施例によれば、ドレイン線1
bの表面を傷つけることなく、簡素な設備で容易且つ確
実にシールド線の端部処理を行なうことができるという
顕著な効果を奏する。なお上述した実施例は、本発明の
好ましい具体例を例示したものに過ぎず、本発明は上記
実施例に限定されない。例えば、上述した実施例では、
主として作業者が手作業で行なうことを主眼として具体
化されているが、各工程を機械化することにより、自動
処理を行なうことも可能である。その場合においても、
従来の装置よりも遙に簡素な設備で上記各工程を実施で
きることが、容易に理解されよう。このように、本発明
の要旨を変更しない範囲内で種々の設計変更を施すこと
が可能であることは云うまでもない。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
記載の構成では、一度の挙動によってドレイン線を掻き
寄せ、芯線を解放することができるので、芯線を傷つけ
ることなく、容易且つ確実にシールド線の端部を処理す
ることができるという利点がある。また、板状の部材を
用いるだけで容易に芯線を解放することができるので、
大掛かりな設備を設ける必要もない。
【0026】他方、請求項2記載の構成では、一度の挙
動によって、芯線をドレイン線と分離することができる
ので、この点からも容易且つ確実にシールド線の端部を
処理することができるという利点がある。特に、廃材と
なる端部側のシースを利用し、反対側のシースに近づけ
るだけで、芯線をドレイン線と分離することができるの
で、この構成においても、大掛かりな設備を設ける必要
がない。
【0027】従って、本発明によれば、ドレイン線の表
面を傷つけることなく、簡素な設備で容易且つ確実にシ
ールド線の端部処理を行なうことができるという顕著な
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるドレイン線露出工程
を示す正面略図である。
【図2】本発明の一実施例におけるドレイン線の膨出工
程を示す正面略図である。
【図3】図2の工程により、膨出したドレイン線の状態
を示す斜視図である。
【図4】本発明の一実施例における芯線露出工程を示す
斜視図である。
【図5】本発明の一実施例における芯線露出工程を示す
斜視図である。
【図6】本発明の一実施例における芯線分離工程を示す
斜視図である。
【図7】本発明の一実施例における芯線分離工程を示す
斜視図である。
【図8】本発明の一実施例における芯線分離工程を示す
斜視図である。
【図9】本発明の一実施例における芯線分離工程を示す
斜視図である。
【図10】本発明の一実施例における芯線自身の分離工
程を示す斜視図である。
【図11】本発明の一実施例におけるドレイン線の処理
工程を示す斜視図である。
【図12】本発明の一実施例におけるドレイン線の裁断
工程を示す正面略図である。
【図13】本発明の一実施例におけるドレイン線の裁断
工程を示す正面略図である。
【符号の説明】
1 シールド線 1a 芯線 1b ドレイン線 1c シース 1e 廃材(切り離されたシースの端部) 14 治具(部材)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】芯線と芯線の外周方向一方向に捩じられた
    状態で芯線を覆うドレイン線とをシースで被覆している
    横巻き型のシールド線の端部を処理するために、上記シ
    ースに切込みを入れる切込み工程と、切り離された端部
    側のシースを移動させて、ドレイン線を露出させるドレ
    イン線露出工程と、露出したドレイン線の撚りを戻して
    略フットボール状に膨らませる膨出工程と、膨らんだド
    レイン線から芯線を露出する芯線露出工程と、露出され
    た芯線とドレイン線とを分離する分離工程とを備えたシ
    ールド線の端部処理方法において、 上記芯線露出工程は、膨らんだドレイン線に沿って板状
    の部材を挿入し、挿入された部材を回動させることによ
    って行なわれることを特徴とするシールド線の端部処理
    方法。
  2. 【請求項2】芯線と芯線の外周方向一方向に捩じられた
    状態で芯線を覆うドレイン線とをシースで被覆している
    横巻き型のシールド線の端部を処理するために、上記シ
    ースに切込みを入れる切込み工程と、切り離された端部
    側のシースを移動させて、ドレイン線を露出させるドレ
    イン線露出工程と、露出したドレイン線の撚りを戻して
    略フットボール状に膨らませる膨出工程と、膨らんだド
    レイン線から芯線を露出する芯線露出工程と、露出され
    た芯線とドレイン線とを分離する分離工程とを備えたシ
    ールド線の端部処理方法において、 上記芯線露出工程は、切り離された端部側のシースを芯
    線およびドレイン線の端部に残留させた状態で行なわ
    れ、 上記分離工程は、残留している端部側のシースを反対側
    のシースに接近することにより、芯線を座屈させてドレ
    イン線と分離することを特徴とするシールド線の端部処
    理方法。
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