JPH02188111A - ケーブルの編組シールド処理方法 - Google Patents

ケーブルの編組シールド処理方法

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Publication number
JPH02188111A
JPH02188111A JP736489A JP736489A JPH02188111A JP H02188111 A JPH02188111 A JP H02188111A JP 736489 A JP736489 A JP 736489A JP 736489 A JP736489 A JP 736489A JP H02188111 A JPH02188111 A JP H02188111A
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JP
Japan
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braided shield
cable
rotary cutter
pipe
cable core
Prior art date
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Pending
Application number
JP736489A
Other languages
English (en)
Inventor
Isamu Enari
江成 勇
Hiroshi Maeyashiki
浩 前屋敷
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SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Showa Electric Wire and Cable Co filed Critical Showa Electric Wire and Cable Co
Priority to JP736489A priority Critical patent/JPH02188111A/ja
Publication of JPH02188111A publication Critical patent/JPH02188111A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、編組シールド付ケーブルの端末処理の作業性
等を向上させるようにしたケーブルの編組シールド処理
方法に関する。
(従来の技術) 静電遮蔽を必要とするケーブルにおいては、単心あるい
は多心コアの外周に、錫メツキ銅線等から成る編組シー
ルドが施されている。このような編組シールド付ケーブ
ルは、従来、次のようにして、端末処理していた。
第5図は、従来の編組シールド付ケーブルの端末処理方
法を示す説明図である。
まず、ケーブル20の端末のシース21を所定長除去し
、先端に露出した編組シールド22を、手で図示のよう
に押し広げる。そして、編組シールド22を一点鎖線2
3aに沿ってハサミ23等で所定長切り離す、切り離さ
れた編組シールド22は、ケーブルコア24を通して抜
き取っていた。
(発明が解決しようとする課題) ところが、以上のような端末処理方法には、次のような
問題点があった。
即ち、押し広げられた編組シールド22を、手作業によ
り、ハサミ23で切り込むので、切口の寸法が正確でな
かった。また、切断時に、ハサミ23の先端がケーブル
コア24の外周面に当接し、傷が付くおそれがあった。
更に、編組シールド22は、細い素線で構成されている
ので、切断したときに、多数の細かい切り屑が生じる。
この切り屑を完全に除去しないと、ケーブルコア24上
に付着したり突き刺さったりする。この結果、ケーブル
コア24の心線に絶縁不良を生じさせてしまうおそれも
あるという問題があった。
更にまた、編組シールド22の切断は、手作業で行なっ
ていたので、能率が悪く、作業性が低いという問題があ
った。
本発明は以上の点に着目してなされたもので、ケーブル
の端末処理を良好かつ能率的に行なうことができるケー
ブルの編組シールド処理方法を提供することを目的とす
るものである。
(課題を解決するための手段) 本発明のケーブルの編組シールド処理方法は、編組シー
ルド付ケーブルの端末において、シースを所定長除去し
た後、ケーブルコアをとり囲む編組シールドを押し広げ
、当該編組シールドの内周面とケーブルコアの外周面と
の間に円筒状のバイブを挿通し、当該バイブに外接し、
その外周を公転する円板状の回転カッターにより、前記
バイブの外周面上で前記編組シールドを押し切りするこ
とを特徴とするものである。
(作用) 以上の方法によれば、第1図に示すように、編組シール
ド22の内周面とケーブルコア24の外周面との間に円
筒状のバイブ1を挿通し、編組シールド22の外周面の
所定位置に回転カッター3を押し当てる。その後、第3
図に示すように、バイブ1と編組シールド22を中心と
して回転カッター3が同図中矢印2A方向に回転される
回転カッター3がバイブ1の外周面上を1回転すると、
編組シールド22が切断される。切断時に生じる切り屑
は、バイブ1の外周面上に付着するので、ケーブルコア
24に付着することが防止される。その後、バイブ1と
切断された編組シールドを一体に、ケーブルコア24か
ら引き抜く。
(実施例) 第1図、第2図及び第3図は、本発明のケーブルの編組
シールド処理方法の実施例を示す説明図である。
図において、ケーブル20は、その端末のシース21が
除去され、ケーブルコア24と編組シールド22とが露
出している。
ここで、本発明の実施のために使用する工具は、バイブ
1と、切断手段2とから成る。
バイブlは、円筒状をなし、その内径はケーブルコア2
4の外径より若干大径にされている。バイブ1の外周面
上には、第2図に示すように、複数(例えば、3つ)の
環状溝1a、lb、lcが軸方向に所定間隔をあけて形
成されている。これらの環状溝1a、lb、lcは、後
述する切断手段2の回転カッター3の刃部3aと係合す
るものである。
一方、切断手段2は、第1図に示すように、支持枠7と
、回転カッター3と、押えローラ4及び5とを備えてい
る。
支持枠7は、略C字状をなし、上部には、回転カッター
3の軸受支持部7aが設けられ、下部には、押えローラ
4及び5の軸受支持部7bが設けられている。
回転カッター3は、円板状をなし、周縁に刃部3aを有
している0回転カッター3は、その回転軸が軸受6に支
持されている。軸受6は、支持枠7の軸受支持部7aに
第3図中上下方向にスライド可能に支持されている。軸
受6は、ハンドル8によってネジ9を回転させることに
より、図中上下の位置を調整し得るようになっている。
押えローラ4及び5は、円板状をなし、それらの回転軸
心が軸受支持部7bに支持されている。
次に、上述のように構成した工具の使用手順を説明する
まず、第1図に示すように、ケーブル20の先端のシー
ス21を所定長除去する。そして、編組シールド22を
若干押し広げ、編組シールド22の内周面と、ケーブル
コア24の外周面との間に、バイブ1を挿通する。
次に、編組シールド22の外周面の所定位置に切断手段
2を設定する。即ち、まず、ハンドル8を反時計方向に
回転させ、ネジ9を緩め、回転カッター3を第3図中上
方にスライドさせる。これにより、回転カッター3と押
えローラ4,5の間の間隔を大きくする。そして、第3
図に示すように、押えローラ4.5の上に編組シールド
付ケーブル20の編組シールド22を露出した端末を載
せる0回転カッター3の刃部3aは、編組シールド22
の切断したい位置に合せる。そして、ハンドル8を時計
方向に回転させ、回転カッター3の刃部3aを図中下方
にスライドさせ、編組シールド22の表面に押し当てる
その後、編組シールド22の内周面とケーブルコア24
の外周面との間のバイブ1の軸方向位置を微調整し、回
転カッター3の刃部3aと、バイブ1の環状溝1a、l
b、lcのいずれかとを合せる。そして、ハンドル8を
さらに時計方向に回転させ、回転カッター3の刃部3a
とバイブ1の環状溝とを係合させる。このとき、刃部3
aと環状溝との間で、編組シールド22の一部が切断さ
れる。
次に、ハンドル8の部分を持って切断手段2を第3図中
矢印2A方向で示す反時計方向に一回転さ、せる、する
と、回転カッター3、押えローラ4.5は、同図中反時
計方向に回転しながら、バイブ1の環状溝に沿って進む
、このとき、刃部3aと環状溝との間で、編組シールド
22が周方向に押し切りされる0回転カッター3が一回
転して図示の位置に戻ると、編組シールド22が全周に
亘って切断される。このとき、ケーブルコア24の表面
は、バイブ1に覆われているため、切断時に生じる切り
屑が、ケーブルコア24に付着することが防止される。
その後は、ハンドル8を反時計方向に回して緩め、回転
カッター3を図中上方にスライドさせ、切断手段2を編
組シールド付ケーブル20の端末から外す、そして次に
、編組シールド22の切れ端をバイブ1の外周面に載せ
たまま、これらを−体に、ケーブルコア24の先端から
抜き取る。
以上により、編組シールド付ケーブル20の端末処理が
完了する。
処理完了後は、バイブ1に巻き付いている編組シールド
22の切れ端を取ってから、別のケーブルの端末処理を
行なうようにする。
第4図は、本発明の方法の実施に使用される切断手段の
他の例を示す図である。
図示の切断手段12は、支持枠17が略逆0字状をなし
、弾性を有する樹脂部材等により構成されている。この
支持枠17の中央部には、前述した第1図の切断手段2
と同様の回転カッター3の軸受支持部7aが設けられて
いる。また、この支持枠17の両端部には、前述した切
断手段2と同様の押えローラ4及び5がそれぞれ設けら
れている。その他の構成については、第1図の切断手段
2と同様であるので、対応する同一部分には、同一の符
合を付し、これにより、説明を省略する。
第4図の切断手段12は、次のようにして使用される。
バイブ1の外周面上の編組シールド22に設定する際は
、ハンドル8を持って、編組シールド22の側面に押え
ローラ4及び5を押し当て、切断手段12の全体を図中
下方に押し下げる。これにより、支持枠17は変形し、
第4図に示す状態で、編組シールド22を挟みつける。
このとき、編組シールド22の一部は、回転カッター3
の刃部3aとバイブの環状溝との間で切断される。刃部
3aとバイブの環状溝との係合状態は、ハンドル8を回
転させることにより微調整される。その後、切断手段1
2を、編組シールド22の回りのいずれかの方向に回転
させ、編組シールド22を全周に亘って切断する。
本発明は、以上の実施例に限定されない。
即ち、上述した実施例においては、回転カッター3を1
つだけ用いた場合について説明したが、本発明はこれに
限らず、複数の回転カッターを用いるようにしてもよい
、また、バイブ1については、回転カッター3の刃部3
aと係合する溝la、lb、lcを設けたものを用いた
が、これに限らず、溝のないバイブを用いるようにして
も差し支えない。
(発明の効果) 以上のような本発明のケーブルの編組シールド処理方法
では、円筒状のパイプの表面上で、回転式のカッターを
使って編組シールドを切断するようにしたので、次のよ
うな効果がある。
即ち、編組シールドの切断を全周に亘って、均一に行な
うことができ、切断する寸法の精度も向上させることが
できる。
また、切断時に刃がケーブルコアに当たることがなく、
ケーブルコアを傷付けることを防止することが可能にな
る。
更に、円筒状のパイプによりケーブルコアが保護される
ので、編組シールドの切断時の細かい切り屑が、ケーブ
ルコアに付着しないようにできる。
更にまた、回転カッターを編組シールドの全周に亘って
転がしながら、編組シールドを切断するようにしたので
、編組シールドの切断を正確に短時間で簡単に行なうこ
とができ、編組シールド付ケーブルの端末処理の作業性
の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
、第1図は本発明のケーブルの編組シールド処理方法の
実施に用いられる工具の斜視図、第2図は第1図のパイ
プの斜視図、第3図は第1図の工具の側面図、第4図は
本発明のケーブルの編組シールド処理方法の実施に用い
られる他の工具の側面図、第5図は従来の編組シールド
付ケーブルの端末処理方法の説明図である。 1−−=−−−−−パイプ、 2−−−−−−−一切断手段、 3−−−−−−−一回転カッター 第3図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 編組シールド付ケーブルの端末において、シースを所定
    長除去した後、ケーブルコアをとり囲む編組シールドを
    押し広げ、当該編組シールドの内周面とケーブルコアの
    外周面との間に円筒状のパイプを挿通し、当該パイプに
    外接し、その外周を公転する円板状の回転カッターによ
    り、前記パイプの外周面上で前記編組シールドを押し切
    りすることを特徴とするケーブルの編組シールド処理方
    法。
JP736489A 1989-01-13 1989-01-13 ケーブルの編組シールド処理方法 Pending JPH02188111A (ja)

Priority Applications (1)

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JP736489A JPH02188111A (ja) 1989-01-13 1989-01-13 ケーブルの編組シールド処理方法

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JP736489A JPH02188111A (ja) 1989-01-13 1989-01-13 ケーブルの編組シールド処理方法

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JPH02188111A true JPH02188111A (ja) 1990-07-24

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ID=11663913

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JP736489A Pending JPH02188111A (ja) 1989-01-13 1989-01-13 ケーブルの編組シールド処理方法

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JP (1) JPH02188111A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111633151A (zh) * 2020-04-28 2020-09-08 国网内蒙古东部电力有限公司电力科学研究院 一种交联电缆切片防护结构及装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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