JPS63261686A - シ−ルドケ−ブルの端部処理装置 - Google Patents

シ−ルドケ−ブルの端部処理装置

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JPS63261686A
JPS63261686A JP8450987A JP8450987A JPS63261686A JP S63261686 A JPS63261686 A JP S63261686A JP 8450987 A JP8450987 A JP 8450987A JP 8450987 A JP8450987 A JP 8450987A JP S63261686 A JPS63261686 A JP S63261686A
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JP
Japan
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wire
cable
shielded
shield
holding means
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Pending
Application number
JP8450987A
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English (en)
Inventor
中村 訓男
稔 安部
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TE Connectivity Corp
Original Assignee
AMP Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、コンピュータの配線等に用いられるシールド
ケーブル(リボン同軸ケーブル)に関し、さらに詳しく
はこのケーブルをコネクタと接続させるためのケーブル
端部の処理装置に関するものである。
(従来の技術) コンピュータの配線等に用いられるケーブルは、外部ノ
イズの侵入を極度に嫌うため、シールドケーブルが用い
られることが多い。このようなシールドケーブルとして
は、例えば、第10図に示すように、シグナルワイヤ(
芯線)1を内側絶縁波12で覆ってなる被覆ワイヤ3の
横にドレンワイヤ4を並べて配し、この被覆ワイヤ3と
ドレンワイヤ4をアルミ泊からなるシールド5によって
包んでシールドワイヤを構成し、このように構成したシ
ールドワイヤを複数本平行に並んだ状態で外側絶縁波V
!6によって一体に覆って作られたものがある。上記ド
レインワイヤ4はグラウンド端子に接続されるもので、
これによってシールド5もグラウンドに繋がり、シグナ
ルワイヤ1に外部からノイズが侵入するのを防止する。
しかしながら、上記シールドケーブルの場合には、シー
ルドがアルミ箔であるため直流抵抗が比較的大きく、且
つ可撓性に難があるということもあり、このアルミ箔に
変えて銅線を用いるシールドケーブルが考え出された、
具体的には、第11図に示すように、シグナルワイヤ(
芯線)1を内側絶縁被覆2で覆って作られた被覆ワイヤ
3の周囲に、複数の細いPii線からなる横巻きシール
ド線7を螺旋上に巻き付けてシールドを構成し、このよ
うに横巻きシールドmVを巻き付けて形成されたシール
ドワイヤを複数本積に平行に並べて配するとともに、各
ワイヤの横に横巻きシールド線7に接触させてドレイン
ワイヤ4を配し、この状態で外側絶縁被覆6によって一
体に覆って、シールドケーブル10を構成している。こ
のようなシールドケーブル10を用いると、シールドが
銅線であるため直流抵抗が小さく、外部からのノイズの
侵入防止がより確実になり、且つ可撓性があるためケー
ブルの取扱いが容易である。
第11図に示したような横巻きシールドa7によってシ
ールドされたシールドケーブル10を用いるときに、こ
のケーブルの端部にはコネクタが接続され、このコネク
タを介してケーブル10と相手装置等との接続がなされ
るのであるが、ケーブル10の端部をコネクタに接続す
る方法について説明する。
第12A図から第128図は、上記シールドケーブル1
0の端部からシグナルワイヤ1およびドレインワイヤ3
を露出させ、これらをコネクタの所定端子に接合させる
ときの動作を順に示す図である。まず、第12A図に示
すように上記シールドケーブル10の一端10a側から
中央部に向かって距離d1の所でワイヤ軸と直角方向に
外側絶縁被覆6のみをカットする。すなわち、図におけ
る1点鎖線に沿って外側絶縁被覆6のみをカットする。
次いで、このカットされた部分より端部側(一端10a
側)の外側絶縁波WI6を除去し、第128図に示すよ
うに横巻きシールド線7をほぐすとともに、これを上下
に分けて被覆ワイヤ3およびドレインワイヤ4のみを前
方に突出させる。そして、この上下に仕分けされたシー
ルド線7をカットし、残った部分は第12C図のように
折り返し、この後第12D図のように被覆ワイヤ3の内
側絶縁波¥l!2を除去してシグナルワイヤ1を露出さ
せる。
次いで、コネクタ8の各所定端子に各シグナルワイヤ1
を接合し、且つコネクタ8のグラウンド端子にドレイン
ワイヤ4を接合させる。
(発明が解決しようとする問題点) 以上のようにして、シールドケーブル10の端部をコネ
クタ8に接合させるのであるが、この場合以下の如き問
題が生ずるおそれがある。まず、第1に、第t2B図に
示すように横巻きシールド線7をほぐすときに、被覆ワ
イヤ3およびドレインワイヤ4がばらけたり各ワイヤ3
,4が曲げられたりして各ワイヤ3,4のピッチがずれ
る可能性がある。各ワイヤ3,4のピッチがずれると、
コネクタ8の各端子のピッチと合わなくなり、第12E
図に示したようなコネクタ8の各端子への接合作業が難
しくなるという問題が生ずる。第2に、被覆ワイヤ3の
ピッチが小さく、各被覆ワイヤ3同士が近接しているこ
とが多く、このため横巻きシールド線7のはくしを完全
に行なえず、被覆ワイヤ3間に横巻きシールド線7が一
部残される可能性がある。このように、シールド67が
残されていると、この残されたシールド線7がコネクタ
8の各端子に接合されたシグナルワイヤ1と接触し、シ
グナルワイヤ1がグラウンドに接続されてしまうという
問題がある。第3に、第12C図のようにほぐされカッ
トされた残りの横巻きシールド線7は折り返されるので
あるが、この折り返されたシールドII!7が元に戻り
、シグナルワイヤ1と接触し、シグナルワイヤ1がグラ
ウンドに接続されるおそれがあるという問題がある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたもので、
上記のような問題の生じないようなシールドケーブルの
端部を作るための端部処理装置を提供しようとするもの
で、このため以下のような手段を構じている。
すなわち、この端部処理装置は、ケーブルホールド手段
により、外側絶縁被覆が一定長さだけ除去されて上記シ
ールドワイヤが露出されたシールドケーブルを、この露
出されたシールドワイヤを有する部分を前方に突出させ
て把持し、次いで、上記露出されたシールドワイヤを有
する部分と対向するエアブロー手段により、露出された
シールドワイヤにエアーを吹付けて該シールドワイヤの
シールド線を上下に振分け、ワイヤ折曲げ手段により、
エアブロー手段によって上下に振分け゛られたシールド
線を長手方向に揃えるとともにケーブルホールド手段上
に折返し、このようにしてケーブルホールド手段上に折
返されたシールド線をワイヤカット手段により切断する
ように構成されている。
(作用) 上記構成の端部処理装置を用いると、ケーブルの端部処
理を自動化することが容易であり、また、露出されたシ
ールドワイヤのシールド線はエアブローにより上下に振
分けられた後、折返され、このようにして折返されたシ
ールド線が切断除去されてケーブルの端部処理がなされ
るので、このときに被覆ワイヤおよびドレンワイヤが曲
げられたりすることが少なく、シールド線のほぐし残り
も少なくなる。
(実施例) 以下、本発明の好ましい実施例について図面を用いて説
明する。
第1図は本発明に係る端部処理装置を示す斜視図であり
、この図に基づいてこの端部処理装置の構造をまず説明
する。この装置は、ベースプレート40の上に左右に伸
びて固設された一対のガイドレール41.42の上面前
部に、摺動自在に載置された複数のケーブルホールド手
段50と、このケーブルホールド手段50をガイドレー
ル41.42に泊って摺動させる搬送手段60と、横巻
きシールド線7を上下に振分けるためのエアブロ一手段
70と、上下に振分けられた横巻きシールド117を折
返すワイヤ折曲げ手段80と、折返された横巻きシール
ド線7を切断するワイヤカット手段90とから構成され
る。
ケーブルホールド手段50は、支軸54を中心に回動自
在となるとともに、それぞれ把持プレート52a、52
bを有してなる一対のホールド部材51a、51bを備
えており、ノブ53を持って上側ホールド部材51aを
開放し、両ホールド部材51a、51bの間にシールド
ケーブル10を挟み、把持プレート52a、 52bに
よりこのシールドケーブル10を把持するようになって
いる。このケーブルホールド手段50はその下面におい
て搬送手段60の爪65に係合し、この爪65の移動に
伴ってガイドレール41.42上を搬送される。なお、
この搬送は、ケーブルホールド手段50が図示のように
4か所の位置に順次位置するようになされ、この4か所
の各位置を図示の如く、ステーシコン(St)1〜4と
称する。
ケーブルホールド手段50をガイドレール41.42に
沿って右から左へ(矢印六方向へ)搬送し、ステーショ
ン1からステーション4へ順次搬送するのが搬送手段6
0であるが、この搬送手段60は、ベースプレート40
に取付けられた搬送シリンダ61を有しており、この搬
送シリンダ61のピストン61aの先端に連結された連
結ブロック62には搬送ロッド63が連結されている。
さらに、この搬送ロッド63には上端にそれぞれ爪65
を有する4個の搬送ブロック64が固設されており、搬
送シリンダ61によりピストン61aが左右に移動され
て搬送ブロック64が左右に移動されると、この移動に
伴って爪65とケーブルホールド手段50との係合によ
りケーブルホールド手段50が搬送される。このとき、
爪65は図示のように左方に尖った形状をしており、こ
のため、爪65が左方に移動するときにはこの爪65は
ケーブルホールド手段50と係合するが、右方に移動す
るときには係合せず、これにより、爪65の左右の往復
動に応じてケーブルホールド手段50は左方向(矢印六
方向)に移動される。
エアブロ一手段70は、ステーション°2に搬送された
きたケーブルホールド手段50の後方に位置してこれの
後端と対向する一対のノズル75.75を有する。この
ノズル75.75は2個の支持アーム72a。
72bを介して、左右に延びたスプライン軸72上に左
右に摺動自在に取付けられており、このスプライン軸7
2はベースプレート40に固設された支持プレート71
a、 71bにより回転自在に支持されている。
このスプライン軸72には、さらに、先端にカムフォロ
ア73bを有し、スプリング73dにより下方に引張ら
れたカムアーム73aが取付けられており、カムフォロ
ア73bはカム駆動モータ74の回転軸に取付けられた
偏心カム73cとスプリング73dの付勢力を受けて当
接している。このため、カム駆動モータ74を駆動して
偏心カム73cを回転させることにより、カムアーム7
3aを揺動させ、これに伴って支持アーム?2a、 ?
2bも揺動させ、ノズル75゜75に上下(矢印B)の
首振り運動を付与する。また、上記支持アーム?2aの
後端部は移動ブロック76に取付けられた一対の保持ブ
ロック76a、 76b(76bは図示せず)により挟
持されており、さらにこの保持ブロック76は上面にラ
ック77aが形成されたラックバー77と連結されてい
る。このラックバ−77のラック77aはギヤボックス
79内のビニオンと噛合し、このとニオンは移動用モー
タ78の回転軸と繋がっている。このため、移動用モー
タ78を駆動することにより、ラックバー77を左右に
移動させることができ、これに応じて支持アーム72a
72bも左右に移動され、ノズル75.75が左右(矢
印C方向)に移動される。
ワイヤ折曲げ手段80はステーション3に位置するケー
ブルホールド手段50の後方に配設されており、このワ
イヤ折曲げ手段80の構造を、矢印■−■に沿った断面
図である第2図を併用して説明する。このワイヤ折曲げ
手段80は、ステーション3に位置するケーブルホール
ド手段50の後端と対向する上下一対のブラシ81a、
81bを有し、この上下ブラシ81a、81bは支持ブ
ロック82により回転自在に支持されている。また、上
下ブラシ81a、81bの後方には支持ブロックにより
回転自在に支持され互いに噛合した上下一対のギヤ83
a、 83bが配設され、上ブラシ81aと上ギヤ83
aとが、および下ブラシ81bと下ギヤ83bとがそれ
ぞれベルト84a、84bにより連結されている。ざら
に、上ギヤ83aは、ベルト84cおよびギヤボックス
85aを介してブラシ駆動モータ85bと連結されてい
る。このため、ブラシ駆動モータ85bを駆動させると
、上下ブラシsia、 81bは互いに反対方向に回転
される。一方、上記支持ブロック82はその下部におい
て、一対の支持プレート88a、 88bに支持されて
前後に延びて配された一対のガイドロッド86a、 8
6bにより前後に移動自在に支持されているととも゛に
、支持プレート88bに取付けられたブラシ移動シリン
ダ87のピストン87aに連結されており、このためブ
ラシ移動シリンダ87によりピストン87aが伸縮され
ると支持ブロック82とともに上記ブラシ81a、81
bが前後に移動されるようになっている。
ワイヤカット手段90は、ステーション4に位置するケ
ーブルホールド手段50の後方に配設されており、この
ワイヤカット手段90の構造を矢印1−■に沿った断面
図である第3図を併用して説明する。このワイヤカット
手段90は、ベースプレート40に固設された支持プレ
ート96と、この支持プレ−ト96により前後に移動自
在に支持された可動部材97とを有しており、可動部材
97にはビン92a、92aにより軸支されて上下一対
のブレードホルダ92.92が取付けられている。この
ブレードホルダ92の前部には互いに対向するブレード
板91.91が取付けられており、このブレード板91
.91はその先端にカット刃91a、91aを有する。
また、ブレードホルダ92 、92の後部はそれぞれロ
ーラ92b、9.2bを有する。なお、通常の状態では
、両ブレードホルダ92.92はピン92a、 92a
の後方においてスプリング93により互いに引張られて
おり、これによってブレードホルダ92.92はその前
部がブレード板91.91とともに第1図に示すように
開いている。
このブレードホルダ92.92の後方には支持プレート
96により前後に移動自在に支持された大形プレート9
4亦配設されている。大形プレート94はその前端に矢
状に尖った大形部94aが形成されており、この大形部
94aの上下には押圧突起94b、 94bが形成され
ている。さらに、大形プレート94の後部には係止ブロ
ック94cが固設され、この係止ブロック94cに、ブ
レード押出しシリンダ95のピストン95aが係止され
ている。このため、ブレード押出しシリンダ95により
ピストン95aを前方に押出すと、大形プレート94が
前方に移動され、大形部94aがブレードホルダ92.
92の後部を押広げてその先端のブレード板91.91
を第3図に示すように閉じらせる。このように閉じた状
態ではブレード板91.91はケーブルホールド手段5
0の把持プレート51a、 51bの厚さと同じ間隙を
有し、上記状態からブレード押出しシリンダ95により
大形プレート94がさらに前方に押出されると、押圧突
起94b。
94bがブレードホルダ92.92のローラ92b、9
2bと当接してブレードホルダ92.92を上記のよう
に閉じた状態で前動させ、これにより両ブレード板91
.91はその間に把持プレート52b、52bを挟みこ
む。
なお、ブレード押出しシリンダ95のピストン95aが
縮められると大形プレート94も同時に後へ戻されるの
であるが、ブレードホルダ92.92が取付けられてい
る下動プレート97はスプリング98により後方に引張
られており、この付勢力によりブレードホルダ92.9
2も元の位置に戻されるとともに、スプリング93の付
勢力によりその先端のブレード板91.91は第1図の
ように開かれる。
次に、シールドケーブルの端部の処理を行なう工程につ
いて説明する。第4A図から第4H図はこの工程を順に
示す図である。まず、シールドケーブル10の一端10
aから所定距離L1の位fit(第4A図において、鎖
線で示す位置)でワイヤ軸と直角方向に外側絶縁被覆6
のみをカットする。次いで、このカットされた部分より
端部側(一端10a側)の外側絶縁被覆6aを除去し、
第4B図に示すように横巻きシールドlll7をほぐす
とともに、これを上下に振分けして被覆ワイヤ3および
ドレインワイヤ4の誠を前方に突出させる。そして、第
4C図に示すように、この上下に仕分けされたシールド
線7を切り離す。
この場合における、外側絶縁被覆6aが除去された部分
における横巻きシールドa7のほぐし、上下への振分け
およびその切断を自動的に連続して行なわせるのが本発
明に係る処理装置である。その作動は、まず、外側絶縁
被覆6aが除去されシールドワイヤが露出されたシール
ドケーブル10を、その露出部分を後方に突出させてス
テーション1に°位置するケーブルホールド手段50に
把持させる。
次いで、搬送手段60によりこのケーブルホールド手段
50をステーション2に搬送し、後方に突出したシール
ドケーブルの露出部分をエアブロ一手段70のノズル7
5.75と対向させる。この後、カム駆動モータ74と
移動用モータ79とを駆動させ、ノズル75.75に上
下(矢印B方向)の首振り運動を与えつつ左右に移動さ
せ、このとき同時にノズル75.75からからエアーを
シールドケーブルの露出部分に吹付け、第5図に示すよ
うに、シールドケーブルの横巻きシールド線7を上下に
振分ける。
次いで、搬送手段60によりケーブルホールド手段50
をステーション3に搬送し、この位置においてワイヤ折
曲げ手段80のブラシ駆動モータ85bを駆動させて、
ブラシ81a、 81bを第6図に示すように互いに反
対方向(矢印り方向)に回転させる。
同時にブラシ移動シリンダ87を駆動して、上記のよう
に回転する上下ブラシ81a、81b @−前方(矢印
E方向)に移動させ、上下に振分けられた横巻きシール
ド線7を図示のように把持プレート52a、 52b上
に折返す。
この後、搬送手段60によりケーブルホールド手段50
がステーション4に搬送される。ここではワイヤカット
手段90の大形プレート94がブレード押出しシリンダ
95により前方に押出され、これによってブレード板9
1.91が閉じられ、第7A図に示すようにケーブルホ
ールド手段50により把持されたシールドケーブル10
の先端と対向する。この状態から大形プレート94がさ
らに押出され、これによりブレード板91.91の間に
把持プレート52a、52bが挟まれるようにしてブレ
ード板91.91が押出される。これによって、第7B
図に示すように、ブレード板91のカット刃91aが把
持プレート52a。
52bの上に折返された横巻きシールド17を切断する
なお、上記においては、1個のケーブルホールド手段5
0がステーション1からステージ真ン4に搬送されるの
に伴うケーブルの端部処理について説明したが、ケーブ
ルホールド手段50は複数個用いられ、第1図に示すよ
うに同時に各ステーションに位置せしめられるようにな
っており、上記装置においては、連続的なケーブルの端
部処理がなされる。
以上のようにして横巻きシールド線7が切断されると、
次いで、外側絶縁被覆6のみを、その端部から距離L2
の位置(第4C図において鎖線で示す位置)でワイヤ軸
と直角方向にカットし、このカットされた外側絶縁被覆
すなわも第1切断被覆6bを、被覆ワイヤ3を覆った状
態で図中左方へ移動させ、第4D図に示すように被覆ワ
イヤ3の端部に位置せしめる。この後、さらに残った外
側絶縁被覆6のみを、その端部から距離L3の位置(第
4D図において鎖線で示す位置)でワイヤ軸と直角方向
にカットし、このカットされた外側絶縁被覆すなわち第
2切断被覆6Cを、被覆ワイヤ3を覆った状態で図中左
方へ移動させ、第4E図に示すように第1切断被覆6b
に接する所に位置せしめる。次いで、今度は第2切断被
116cを逆に右方゛へ移動させ、第4F図に示すよう
に、残りの外側絶縁被覆6に近接する位置まで戻す。こ
のようにすると、外部に露出されていた横巻きシールド
線7は、第2切断被覆6Cによって押されて、第4F図
に示すように第2切断被覆6Cと残りの外側絶縁液16
との間に挾持される。なお、このときには被覆ワイヤ3
の間に入り込んでいる横巻きシールド線7も第2切断被
覆6Cによって左方へ押し出されるので、第4F図の状
態では、露出された被Wワイヤの間に横巻きシールドm
7が残されることはない。
この後、このシールドケーブル10を第1図の端部処理
装置のステーション1にあるケーブルホールド手段50
に把持せしめ、この装置により横巻きシールドIi7の
振分け、折返し、および切断を行なわせる。この端部処
理1i置による作動は上述の場合と同じであるのでその
説明は省略する。このようにして切断ぎれた後、残され
る横巻きシールド線7は、第4G図に示すように中央部
へ折り返す。なお、このときの切断後のシールド線7の
露出長さL4は、第2切断被覆6Cの長さL3より小さ
くしておけば、折り返されたシールド線7が元に戻った
場合であってもこのシールド線7が第2切断被覆6Cを
越えて被覆ワイヤ3の方へ達することはなく、シールド
!!17とシグナルワイヤ1との接触を確実に防止でき
る。なお、第4D図から第4G図に示す工程においては
、第1切断被覆6bが露出された被覆ワイヤ3およびド
レインワイヤ4の先端部を覆ってこれらを保持している
ので、各ワイヤ3.4のピッチがずれることを防止する
ことができる。この後、第4H図に示すように、被覆ワ
イヤ3の先端側被覆2を除去し、これをコネクタの各端
子に接合させればよい。
第8図および第9図は、上記のようにして製造したシー
ルドケーブル10の端部をコネクタ20に接合させた状
態を示す図である。コネクタ20は、樹脂等がインサー
トモールドされた保持体25によって横に並んで一体に
保持された複数のコンタクト22と、このコンタクト2
2の一端に形成されたりゼブタクル部23を収納保持す
るメインハウジング21と、このメインハウジング21
に取り付けられメインハウジング21の後部を覆う上下
カバーハウジング26a、26bとからなる。なお、第
8図においては上下カバーハウジング26a、26bは
取り除いて示している。メインハウジング21の後部に
は保持体25が取り付けられており、コンタクト22の
他端に形成された接合片24aが上記保持体25から後
方に向かって突出する。この接合片24aのうちいくつ
かはグラウンド用として用いられるもので斜め下方に延
びて幅方向に延びたグラウンド片24bと一体に繋がっ
ている。このように構成されたコネクタ20に対し、上
記シールドケーブル10を接続させるには、上下カバー
ハウジング26a、 26bを取り外し、上記シールド
ケーブル10の各シグナルワイヤ1を上記接合片24a
に接合させ、各ドレインワイヤ4を全て上記グラウンド
片24bに接合させる。このように接合させた後、この
接合部を覆うようにして上下カバーハウジング26a、
 26bをメインハウジング21へ取り付ける。なおこ
のとき、シールドケーブル10は上下ハウジング26a
、26bの後部によって適持され、シールドケーブル1
0に引張り力が加わっても、この引張り力を挟持部で受
は止めシグナルワイヤ1およびドレインワイヤ4の接合
部へはこの引張り力が作用しないようにしている。
以上のようにして、シールドケーブル10の端部にコネ
クタ20が取り付けられた後、このコネクタ20を相手
端子30と接続させる場合につい7て説明する。相手端
子30は、基体31上に、メインハウジング21に保持
されたコンタクト22のリセプタクル部23のピッチに
対応して、複数のプラグ端子32が設けられてなる。こ
のため、コネクタ20を相手端子30に押し付けると、
第2図に示すようにプラグ端子32がレセプタクル部2
3内に歳入され、両者が接続されるようになっている。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、この端部処理装
置は、ケーブルホールド手段により、外側絶縁被覆が一
定長さだけ除去されて上記シールドワイヤが露出された
シールドケーブルを、この露出されたシールドワイヤを
有する部分を前方に突出させて把持し、次いで、上記露
出されたシールドワイヤを有する部分と対向するエアブ
ロ一手段により、露出されたシールドワイヤにエアーを
吹付けて該シールドワイヤのシールド線を上下に振分け
、ワイヤ折曲げ手段により、エアブロー手段によって上
下に振分けられたシールド線を長手方向に揃えるととも
にケーブルホールド手段上に折返し、このようにしてケ
ーブルホールド手段上に折返されたシールド線をワイヤ
カット手段により切断するように構成されているので、
ケーブルの端部処理を自動化することが容易であり、ま
た、露出されたシールドワイヤのシールド線はエアブロ
−により上下に振分けられた後、折返され、このように
して折返されたシールド線が切断除去されてケーブルの
端部処理がなされるので、このときに被覆ワイヤおよび
ドレンワイヤが曲げられたりすることが少なく、シール
ド線のほぐし残りも少なくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る端部処理装置を示す斜視図、 第2図および第3図は矢印■−■および■−■に沿った
断面図、 第4A図から第4H図はシールドケーブルの端部処理を
行なう方法を順に示す斜視図、第5図、第6図、第7A
図および第7B図はそれぞれエアブロー手段、ワイヤ折
曲げ手段およびワイヤカット手段によるシールドケーブ
ルの端部処理の作動を説明する断面図、 第8図および第9図は本発明に係る端部処理装置により
処理されたシールドケーブルをコネクタに接続した状態
を示す斜視図および断面図、第10図は従来のシールド
ケーブルを示す断面斜視図、 第11図は本発明の端部処理装置により処理されるシー
ルドケーブルを示す断面斜視図、第12A図から第12
E図は従来におけるシールドケーブルの端部処理の方法
を順に示す斜視図である。 1・・・シグナルワイヤ  2・・・内側絶縁被覆6・
・・外側絶縁波WI   7・・・横巻きシールド線1
0・・・シールドケーブル 20・・・コネクタ22・
・・コンタクト    30・・・相手端子50・・・
ケーブルホールド手段 52a、 52b・・・把持プレート60・・・搬送手
段70・・・エアブロー手段  75・・・ノズル80
・・・ワイヤ折曲げ手段 81a、81b・・・ブラシ
90・・・ワイヤカット手段 91・・・プレード板第
2図 第4A vA 第4H図 第8VA 第911

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)芯線が内側絶縁被覆で覆われた被覆ワイヤの被覆部
    外周を複数のシールド線で囲んでなるシールドワイヤと
    、複数の該シールドワイヤを所定間隔を置いて互いに平
    行に横方向に並んだ状態で一体に被覆保持する外側絶縁
    被覆とからなるシールドケーブルの端部処理装置であっ
    て、 上記外側絶縁被覆が一定長さだけ除去されて上記シール
    ドワイヤが露出された上記シールドケーブルを、この露
    出されたシールドワイヤを有する部分を前方に突出させ
    て把持するケーブルホールド手段と、 該ケーブルホールド手段により把持されて前方に突出す
    る上記露出されたシールドワイヤを有する部分と対向し
    、該露出されたシールドワイヤにエアーを吹付けて該シ
    ールドワイヤのシールド線を上下に振分けるエアブロー
    手段と、 該エアブロー手段によって上下に振分けられた上記シー
    ルド線を長手方向に揃えるとともに上記ケーブルホール
    ド手段上に折返すワイヤ折曲げ手段と、 該ワイヤ折曲げ手段により上記ケーブルホールド手段上
    に折返された上記シールド線を切断するワイヤカット手
    段とからなることを特徴とするシールドケーブルの端部
    処理装置。
JP8450987A 1986-04-25 1987-04-06 シ−ルドケ−ブルの端部処理装置 Pending JPS63261686A (ja)

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JP8450987A JPS63261686A (ja) 1987-04-06 1987-04-06 シ−ルドケ−ブルの端部処理装置
US07/042,144 US4779328A (en) 1986-04-25 1987-04-24 Shielded cable, an apparatus for and method of preparing an end thereof

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003289947A (ja) 2002-04-01 2003-10-14 Hideo Tomiyama 回転歯ブラシの製造方法及び製造装置
JP2021125995A (ja) * 2020-02-06 2021-08-30 矢崎総業株式会社 編組切断装置及び編組切断方法
JP2021125993A (ja) * 2020-02-06 2021-08-30 矢崎総業株式会社 編組切断装置及び編組切断方法
JP2021192572A (ja) * 2020-06-05 2021-12-16 矢崎総業株式会社 編組折返し切断装置及び編組折返し切断方法

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JP2021125995A (ja) * 2020-02-06 2021-08-30 矢崎総業株式会社 編組切断装置及び編組切断方法
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JP2021192572A (ja) * 2020-06-05 2021-12-16 矢崎総業株式会社 編組折返し切断装置及び編組折返し切断方法

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