JPS5814129B2 - 被覆電線中間剥離装置 - Google Patents
被覆電線中間剥離装置Info
- Publication number
- JPS5814129B2 JPS5814129B2 JP54104376A JP10437679A JPS5814129B2 JP S5814129 B2 JPS5814129 B2 JP S5814129B2 JP 54104376 A JP54104376 A JP 54104376A JP 10437679 A JP10437679 A JP 10437679A JP S5814129 B2 JPS5814129 B2 JP S5814129B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- vertical
- cut
- blade
- circular
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はリレーやブレーカその他の器具内配線用のリー
ド線を自動加工するためにシリコン樹脂被覆電線のよう
な被覆電線の被覆をその中間位置で剥離する被覆電線中
間剥離装置に関するものである。
ド線を自動加工するためにシリコン樹脂被覆電線のよう
な被覆電線の被覆をその中間位置で剥離する被覆電線中
間剥離装置に関するものである。
一般にブレーカやリレー等の配線器具を安価に製造する
ためには、そのリード線ブロックの加工を全自動で行う
必要がある。
ためには、そのリード線ブロックの加工を全自動で行う
必要がある。
そこで従来は所定寸法に切断されたリード線（燃り線）
に対しシリコンチューブを夫々手作業により被せていた
のに対し、シリコン樹脂被覆電線を順次中間剥離しなが
ら次工程で接点板１３や端子板１４等をスポット溶接す
るという加工方法が提案された。
に対しシリコンチューブを夫々手作業により被せていた
のに対し、シリコン樹脂被覆電線を順次中間剥離しなが
ら次工程で接点板１３や端子板１４等をスポット溶接す
るという加工方法が提案された。
本発明は上述のような加工方法を実現するべく提案され
たものであって、芯線に傷を付けることなく任意の位置
で自動的に被覆電線の中間位置で被覆を剥離することが
でき、判に被覆がシリコン樹脂被覆のように熱硬化性樹
脂の場合にも簡易確実に被覆中間剥離を行うことができ
るようにした被覆電線中間剥離装置を提供することを目
的とするものである。
たものであって、芯線に傷を付けることなく任意の位置
で自動的に被覆電線の中間位置で被覆を剥離することが
でき、判に被覆がシリコン樹脂被覆のように熱硬化性樹
脂の場合にも簡易確実に被覆中間剥離を行うことができ
るようにした被覆電線中間剥離装置を提供することを目
的とするものである。
以下本発明の一実施例を図面により詳述する。
第１図及び第２図は本発明一実施例の正面図及び一部省
略した拡大分解斜視図を示し、全体としてはレベラ１５
と刃切り装置８と超音波加工機１０とストリップ装置１
２とにより構成され、長尺の被覆電線１を連続的に供給
することにより中間剥離された被覆電線１を次工程（例
えば接点板１３や端子板１４のスポット溶接工程）に連
続的に供給する。
略した拡大分解斜視図を示し、全体としてはレベラ１５
と刃切り装置８と超音波加工機１０とストリップ装置１
２とにより構成され、長尺の被覆電線１を連続的に供給
することにより中間剥離された被覆電線１を次工程（例
えば接点板１３や端子板１４のスポット溶接工程）に連
続的に供給する。
即ち第１図、第２図の装置により第３図ａのように被覆
電線１に縦切込み４及びその両端の輪切状切込み６を施
し、この縦切込み４部分の被覆２を剥離して中間剥離部
１６を形成するものであり、この後次工程において同図
ｂのように中間剥離部１６に接点板１３や端子板１４が
スポット溶接により固着されるものである。
電線１に縦切込み４及びその両端の輪切状切込み６を施
し、この縦切込み４部分の被覆２を剥離して中間剥離部
１６を形成するものであり、この後次工程において同図
ｂのように中間剥離部１６に接点板１３や端子板１４が
スポット溶接により固着されるものである。
しかして図示実施例において、連続的に供給される被覆
電線１はレベラ１５により癖取りされて次の刃切り装置
８に供給される。
電線１はレベラ１５により癖取りされて次の刃切り装置
８に供給される。
刃切り装置８は、縦切刃５を装着した縦刃ブロック１８
及び輪切刃７を刃切り金型１７に取着して構成されてお
り、供給されてきた被覆電線１の被覆２に対し長手力向
に所定間隔を有して一対の輪切状切込み６，６を形成す
るとともにこれら輪切状切込み６，６間で長手力向に平
行な縦切込み４，４を形成する。
及び輪切刃７を刃切り金型１７に取着して構成されてお
り、供給されてきた被覆電線１の被覆２に対し長手力向
に所定間隔を有して一対の輪切状切込み６，６を形成す
るとともにこれら輪切状切込み６，６間で長手力向に平
行な縦切込み４，４を形成する。
ここで縦切込み４及び輪切状切込み６は夫々その切込み
先端が芯線３の外周円に至らないような深さ寸法に切込
み形成されるものであって、この切込み先端と芯線３の
外周円との間には第４図イに示すように０．１朋程度の
切残し１９が形成されるようにしてある。
先端が芯線３の外周円に至らないような深さ寸法に切込
み形成されるものであって、この切込み先端と芯線３の
外周円との間には第４図イに示すように０．１朋程度の
切残し１９が形成されるようにしてある。
次に上述のようにして縦切込み４，４及び輪切状切込み
６，６が施された被覆電線１は超音波加工機１０部分に
供給される。
６，６が施された被覆電線１は超音波加工機１０部分に
供給される。
超音波加工機１０はその下端のホーン９を被覆電線１の
被覆２上面に第４図岨こ示すように縦切込み４に対し垂
直に当接するようにしてあり、これにより超音波の局部
的加熱作用を利用して切込み４，６部分の被覆材（例え
ばシリコン樹脂）をもろくするとともに超音波振動によ
り切残し１９を芯線３から剥離する。
被覆２上面に第４図岨こ示すように縦切込み４に対し垂
直に当接するようにしてあり、これにより超音波の局部
的加熱作用を利用して切込み４，６部分の被覆材（例え
ばシリコン樹脂）をもろくするとともに超音波振動によ
り切残し１９を芯線３から剥離する。
この後被覆電線１はストリップ装置１２に供給される。
ストリップ装置１２はストリップ金型２０に対し一対の
ストラップフィンガ１１を装着するとともに電線受け２
１及びストツパ２２を有して構成され、第４図ハに示す
ようにストリップフインガ１１の爪１１ａ，１１ａを被
覆電線１の前述の超音波作用でもろくされ広げられた縦
切込み４の両側縁に引掛け、ストリップフインガ１１を
下方に押し下げることによって、第４図二に示すように
被覆２を剥離する。
ストラップフィンガ１１を装着するとともに電線受け２
１及びストツパ２２を有して構成され、第４図ハに示す
ようにストリップフインガ１１の爪１１ａ，１１ａを被
覆電線１の前述の超音波作用でもろくされ広げられた縦
切込み４の両側縁に引掛け、ストリップフインガ１１を
下方に押し下げることによって、第４図二に示すように
被覆２を剥離する。
ここで両ストリップフインガ１１，１１の爪１１ａ，１
１ａの間の間隔は芯線３の直径よく広くなるようにし、
もってストリップフインガ１１により芯線３に傷が付け
られるのを防止しているものであり、本発明は上記爪１
１ａ，１１ａ間の間隙を芯線３の直径より広く設定した
場合、縦切刃５で形成した縦切込み４にストリップフイ
ンガ１１を引掛けることができないため、超音波加工機
１０により縦切込み４周縁をもろくシ、この縦切込み４
の開口巾を広げるようにした点に將徴を有するものであ
る。
１ａの間の間隔は芯線３の直径よく広くなるようにし、
もってストリップフインガ１１により芯線３に傷が付け
られるのを防止しているものであり、本発明は上記爪１
１ａ，１１ａ間の間隙を芯線３の直径より広く設定した
場合、縦切刃５で形成した縦切込み４にストリップフイ
ンガ１１を引掛けることができないため、超音波加工機
１０により縦切込み４周縁をもろくシ、この縦切込み４
の開口巾を広げるようにした点に將徴を有するものであ
る。
かくして上述のようにストリップ装置１２により中間剥
離が行なわれた被覆電線１は次のスポット溶接の工程に
移送される。
離が行なわれた被覆電線１は次のスポット溶接の工程に
移送される。
本発明は上述のように構成したものであるから、自動的
に任意の中間位置で被覆電線の被覆を剥離することがで
き、被覆材がシリコン樹脂のような熱硬化性材料の場合
も何ら支障がないものであり、しかもこれを連続的に行
うことが可能になるため、ブレーカ等の配線器具のリー
ド線ブロックの自動化を容易に達成することができるよ
うになる効果を有するものである。
に任意の中間位置で被覆電線の被覆を剥離することがで
き、被覆材がシリコン樹脂のような熱硬化性材料の場合
も何ら支障がないものであり、しかもこれを連続的に行
うことが可能になるため、ブレーカ等の配線器具のリー
ド線ブロックの自動化を容易に達成することができるよ
うになる効果を有するものである。
第１図は本発明一実施例の正面図、第２図は同上の一部
省略した拡大分解斜視図、第３図ａ，ｂは夫々同上の被
覆電線の中間剥離とその使用の説明図、第４図イ，口，
ハ，二は夫々同上の動作説明図であり、１は被覆電線、
２は被覆、３は芯線、４は縦切込み、５は縦切刃、６は
輪切状切込み、７は輪切刃、８は刃切り装置、９はホー
ン、１０は超音波加工機、１１はストリップフインガ、
１２はストリップ装置である。
省略した拡大分解斜視図、第３図ａ，ｂは夫々同上の被
覆電線の中間剥離とその使用の説明図、第４図イ，口，
ハ，二は夫々同上の動作説明図であり、１は被覆電線、
２は被覆、３は芯線、４は縦切込み、５は縦切刃、６は
輪切状切込み、７は輪切刃、８は刃切り装置、９はホー
ン、１０は超音波加工機、１１はストリップフインガ、
１２はストリップ装置である。
Claims (1)
- １ シリコン樹脂被覆電線のような被覆電線の被覆にそ
の芯線の外周円に至らない深さの縦切込みを形成する縦
切刃及び上記被覆にその長手力向に所定間隔を有してか
つ芯線の外周円に至らない深さの輪切状切込みを形成す
る輪切刃を有する刃切り装置と、この刃切り装置で切込
みが施された被覆電線の被覆外面に縦切込みと垂直にな
るようホーンを当接する超音波加工機と、超音波加工機
による超音波作用により広げ加工された縦切込みにスト
リップフィンガをかけて１対の輪切状切込み間で被覆を
剥離するストリップ装置とを具備して成ることを特徴と
する被覆電線中間剥離装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54104376A JPS5814129B2 (ja) | 1979-08-15 | 1979-08-15 | 被覆電線中間剥離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54104376A JPS5814129B2 (ja) | 1979-08-15 | 1979-08-15 | 被覆電線中間剥離装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5629408A JPS5629408A (en) | 1981-03-24 |
| JPS5814129B2 true JPS5814129B2 (ja) | 1983-03-17 |
Family
ID=14379057
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54104376A Expired JPS5814129B2 (ja) | 1979-08-15 | 1979-08-15 | 被覆電線中間剥離装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5814129B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63168826U (ja) * | 1987-04-24 | 1988-11-02 |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57211918A (en) * | 1981-06-23 | 1982-12-25 | Tokyo Shibaura Electric Co | Method and device for treating terminal of wire cable |
| JPH0783533B2 (ja) * | 1989-02-03 | 1995-09-06 | 新明和工業株式会社 | 被覆電線の中間ストリップ領域の処理方法 |
| JPH0813161B2 (ja) * | 1989-02-21 | 1996-02-07 | 新明和工業株式会社 | ハーネス製造ユニット |
| JPH03261316A (ja) * | 1990-03-09 | 1991-11-21 | Shikoku Sogo Kenkyusho:Kk | 電線の皮剥ぎ器 |
| JPH0775450B2 (ja) * | 1990-06-04 | 1995-08-09 | 矢崎総業株式会社 | 被覆電線の中間皮剥き方法 |
-
1979
- 1979-08-15 JP JP54104376A patent/JPS5814129B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63168826U (ja) * | 1987-04-24 | 1988-11-02 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5629408A (en) | 1981-03-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3363309A (en) | Method of attaching terminals to a length of insulated conductor | |
| JPH0775450B2 (ja) | 被覆電線の中間皮剥き方法 | |
| US4394828A (en) | Shielded/jacketed ribbon-cable sheathing stripping tool | |
| US4455745A (en) | Method and apparatus for trimming shielded cable | |
| JPH02278679A (ja) | 自動圧接機におけるシールドリボンケーブルの切断処理方法及びその装置 | |
| JPS5814129B2 (ja) | 被覆電線中間剥離装置 | |
| ES8506509A1 (es) | Un aparato desprendedor paradesnudar alambres electricos recubiertos | |
| JPS63287312A (ja) | 電線の被覆剥取り方法 | |
| JPS6481608A (en) | Terminating device for covered conductor | |
| JPS6158412A (ja) | 電線の被覆剥取り方法 | |
| US5257459A (en) | Utility knife for electric cables | |
| JP4094188B2 (ja) | 被覆電線の皮剥き方法および装置 | |
| JP2006252898A (ja) | 平型ケーブルの製造方法および平型ケーブル | |
| JPH0135568B2 (ja) | ||
| JPH0642611Y2 (ja) | 切断・被覆剥離用ニッパー | |
| JPS629962B2 (ja) | ||
| JP3771015B2 (ja) | Ｃｖケーブルの外部半導電層端部の処理方法 | |
| JPH0545054Y2 (ja) | ||
| JPH079549Y2 (ja) | フラットシールドケーブル用ストリッパ | |
| JPH02151221A (ja) | 被覆剥取装置における被覆切込量設定装置 | |
| US4040176A (en) | Method for manufacturing insulated grounding straps | |
| JP2973708B2 (ja) | 電子部品のレジンカット方法および装置 | |
| JPH11187530A (ja) | ケーブル電線の被覆剥き器 | |
| SU1159097A1 (ru) | Устройство дл сн ти изол ции с электромонтажных проводов | |
| JPH04289712A (ja) | 電線の中間皮剥ぎ方法 |