JPH0813161B2 - ハーネス製造ユニット - Google Patents

ハーネス製造ユニット

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JPH0813161B2
JPH0813161B2 JP1041082A JP4108289A JPH0813161B2 JP H0813161 B2 JPH0813161 B2 JP H0813161B2 JP 1041082 A JP1041082 A JP 1041082A JP 4108289 A JP4108289 A JP 4108289A JP H0813161 B2 JPH0813161 B2 JP H0813161B2
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feeding
processing device
cutting
covered electric
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伸雄 佐藤
敏實 山本
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Shinmaywa Industries Ltd
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、被覆電線に処理を施してハーネスを製造
するハーネス製造ユニットに関する。
(従来の技術とその課題) 第18図は中間ストリップされたハーネス1を示す斜視
図である。同図に示すように、このハーネス1は、所定
長さを有し、端部領域の被覆部2が剥取られ、それによ
り露出した芯線3,3にそれぞれ端子4,4が圧着されるとと
もに、その中間領域の被覆部2が剥取られてその領域の
芯線3が露出している。このようなハーネス1は、例え
ばその中間ストリップ領域の芯線3に別のハーネス端部
を接続し、二股ハーネスとして利用されるのが一般的で
ある。
ところで、この種のハーネス1を製造するには、被覆
電線の中間ストリップ領域に対応する被覆部2を剥取る
中間ストリップ処理と、被覆電線をその端部処置領域で
切断し、その切断された電線の両端の被覆部剥取ってそ
の剥取端部に端子4を圧着する切断・端部処理とを行な
う必要がある。
従来、このようなハーネス1を製造する場合、被覆電
線を中間ストリップ装置により中間ストリップ処理した
後、その中間ストリップ処理された被覆電線を手作業で
切断・端部処理装置にセットして、切断・端部処理を行
うか、または被覆電線を切断・端部処理装置により処理
した後、その端子付電線を手作業で中間ストリップ装置
にセットして、中間ストリップ処理を行うようにしてい
た。
このように従来の中間ストリップ装置と、従来の切断
・端部処置装置とはそれぞれ個別に処理するように構成
されているため、一連の処理により、換言すれば自動的
に被覆電線からハーネス1を製造することができないと
いう問題があった。
(発明の目的) この発明は、上記従来技術の問題を解消し、所定長さ
を有する被覆電線の中間領域の被覆部が剥取った状態に
または剥取容易な状態に処理されるとともに、端部領域
の被覆部が剥取られてその端部領域の端子が取付けられ
たハーネスを自動的に製造できるハーネス製造ユニット
を提供することを目的とする。
(目的を達成するための手段) 上記目的を達成するため、請求項1記載のハーネス製
造ユニットは、所定長さを有する被覆電線の中間領域の
被覆部が剥取った状態にまたは剥取容易な状態に処理さ
れるとともに、端部領域の被覆部が剥取られてその端部
領域に端子が取付けられたハーネスを製造するためのハ
ーネス製造ユニットであって、長尺の被覆電線を送給ラ
インに沿って送給する送給装置と、前記被覆電線の送給
を停止した状態で、前記送給ライン上に配設された前記
被覆電線の中間ストリップ領域の被覆部を剥取った状態
にまたは剥取容易な状態に処理する中間処理装置と、前
記中間処理装置の前記被覆電線の送給方向に対し下流側
に配置され、前記被覆電線の送給を停止した状態で、前
記送給ライン上に配設された前記被覆電線を前記中間ス
トリップ領域とは異なる端部処理領域で切断し、かつ切
断された被覆電線の端部の被覆部を剥取って端子を取付
ける切断・端部処理装置と、上記各装置の駆動を制御し
て、前記送給装置により前記被覆電線を前記送給ライン
に沿って間欠的に所定量ずつ送給しながら、その送給停
止期間中に前記中間処理装置による処理を実行するとと
もに、前記切断・端部処理装置による処理を実行する制
御装置とを備える。
上記目的を達成するため、請求項2記載のハーネス製
造ユニットは、所定長さを有する被覆電線の中間領域の
被覆部が剥取った状態にまたは剥取容易な状態に処理さ
れるとともに、端部領域の被覆部が剥取られてその端部
領域に端子が取付けられたハーネスを製造するためのハ
ーネス製造ユニットであって、長尺の被覆電線をその長
手方向に沿って送給する送給装置と、前記送給装置の前
記被覆電線の送給方向に対し下流側に配置され、前記被
覆電線の送給を停止した状態で、前記送給装置により送
給された前記被覆電線をその端部処理領域で切断し、か
つ切断された被覆電線の端部の被覆部を剥取って端子を
取付ける切断・端部処理装置と、切断・端部処理装置に
より処理された被覆電線の中間ストリップ領域の被覆部
を剥取った状態にまたは剥取容易な状態に処理する中間
処理装置と、前記切断・端部処理装置により処理された
被覆電線を前記中間処置装置に搬送する電線搬送装置
と、上記各装置の駆動を制御して、前記送給装置により
被覆電線を前記切断・端部処理装置に間欠的に所定量ず
つ送給しながら、その送給停止期間中に前記切断・端部
処理装置による処理を実行し、その処理が完了した被覆
電線を前記電線搬送装置により前記中間処理装置まで搬
送してから、前記中間処理装置による処理を実行する制
御装置とを備える。
(実施例) I.第1の実施例 第1図は請求項1記載の発明に関連した第1の実施例
であるハーネス製造ユニットIを示す概略図である。同
図に示すように、このハーネス製造ユニットIは、平行
に配置された2本の被覆電線600a,600bを送給ラインXa,
Xbに沿って矢符P方向にそれぞれ送給し、被覆電線600
a,600bを伸線装置B,中間処理装置Eおよび切断・端部処
理装置Fによりそれぞれ処理して、両端に端子が圧着さ
れ、中間ストリップ領域の被覆部が剥取り容易な状態に
処理されたハーネスが2本ずつ連続的に製造されるよう
に構成されている。
詳述すると、予備送給装置Cは、被覆電線600a,600b
を連続的に矢符P方向に送給できるように構成されてお
り、予備送給装置Cの送給によりストックリールA,Aか
ら引き出された被覆電線600a,600bが伸線装置Bにより
伸線処理されるとともに、後述する測長装置Dとの間で
被覆電線600a,600bにたるみを持たせ必要以上のテンシ
ョンを与えないように構成している。
第3図は測長装置Dを示す斜視図である。同図に示す
ように、測長装置Dの本体20には2本の回転軸21a,21b
が回転自在に支持され、モータ22の回転軸が回転すると
動力伝達機構23を介して上記回転軸21a,21bが同速度
で、しかも相反する方向に回転するように構成される。
また、回転軸21a,21bに回転自在に取付けられる開閉ギ
ヤ25a,25bにはそれぞれローラ支持プレート24a,24bがそ
れぞれ取付けられるとともに、上方側のローラ支持プレ
ート24aが開閉シリンダ26のロッド部先端に接続され
て、ロッド部が進退することにより、ローラ支持プレー
ト24aが回転軸21aを支点として揺動する一方、その回転
力が開閉ギヤ25a,25bを介して下方側のローラ支持プレ
ート24bに伝達されて、ローラ支持プレート24bが揺動
し、これによりローラ支持プレート24a,24bが開閉する
ように構成されている。更に、回転軸21a,21bにはそれ
ぞれローラ26a,26bが取付けられるとともに、ローラ支
持プレート24a,24bの先端側にもそれぞれローラ27a,27b
が軸支され、更にローラ26a,27a間およびローラ26b,27b
間にそれぞれベルト28a,28bが掛け渡される。そして、
被覆電線600a,600bを送給する際には、開閉シリンダ26
を作動させてローラ支持プレート24a,24bを閉成させる
ことによりローラ27a,27bで被覆電線600a,600bを挟持し
ながら、モータ22を回転駆動させて被覆電線600a,600b
を矢符P方向に送給する一方、送給を停止する場合に
は、モータ22の回転駆動を停止させるとともに、開閉シ
リンダ25によりローラ支持プレート24a,24bを開成させ
て被覆電線600a,600bのローラ27a,27bによる挟持を解除
するように構成している。
第4図は中間処理装置Eを示す斜視図、第5図はその
側断面図である。両図に示すように、この中間処理装置
Eは、本願出願人により既に出願された処理装置(平成
1年2月3日提出の特許願)によりほぼ構成されてお
り、被覆電線600a,600bの長手方向に沿った前後方向
(矢符P,Qに示す)に移動自在なカッター部60と、カッ
ター部60に支持され2本の被覆電線600a,600bにそれぞ
れ対応して2組ずつ配置された切込用および切裂用カッ
ター70a,70b,80a,80bと、カッター部60の前後位置にそ
れぞれ配置され2本の被覆電線600a,600bをそれぞれ把
持・解除自在な上流側および下流側クランプ90,100(第
5図参照)とを有している。上流側および下流側クラン
プ90,100をそれぞれ支持するクランプブラケット91,101
には、移動枠93のシャフト92,92が摺動自在に支持され
て、移動枠93が矢符P,Qに示す前後方向に摺動自在とな
るように構成される一方、ブラケット121(第5図参
照)に固定されたシリンダ122のピストンロッド先端が
移動枠93の連結バー94に固定されて、シリンダ122の駆
動により移動枠93が前後方向に移動するように構成され
ている。
移動枠93のシャフト92,92には、前後方向に間隔を保
った状態で第1および第2移動プレート61,62がそれぞ
れ固定されるとともに、第1および第2移動プレート6
1,62のそれぞれの両側部上端には、前後方向に沿って延
びるレール63a,63bが固定される。そして、レール63a,6
3bにカッター部60がレール長手方向(矢符P,Qに示す前
後方向)に移動自在となるように支持される。さらに、
第2移動プレート62には、シリンダ64の胴部本体が固定
されるとともに、シリンダ64のピストンロッド先端がカ
ッター部60の下面中央に、連結部材71を介して固定され
る。これにより、シリンダ64のピストンロッドが進退駆
動されると、カッター部60が第1および第2移動プレー
ト61,62に対し矢符P,Qに示す前後方向に移動するように
構成され、しかも上述したようにシリンダ122の駆動に
より移動枠93が前後方向に移動されると、カッター部60
が第1および第2移動プレート61,62とともに、前後方
向に移動するように構成されている。
カッター部60の側壁66a,66bのそれぞれの外面には、
シリンダ83a,83b,84a,84bが取付けられる。シリンダ83a
は、電線送給ラインXaを挟んで対向配置される一対の切
込用カッター70a,70aを進退駆動するためのもので、外
側の切込用カッター70aはシリンダ83aのピストンロッド
に直接連結されており、また内側の切込用カッター70a
はラックアンドピュオン機構を含む図示を省略した動力
伝達機構によりシリンダ83aのピストンロッドと接続さ
れている。そして、シリンダ83aのピストンロッドが進
出駆動されると、一対の切込用カッター70a,70aが電線
送給ラインXaに向けて進出作動されて、送給ラインXa上
に配置された被覆電線600aの被覆部全周に芯線に達する
まで切込みが入れられる一方、シリンダ83aのピストン
ロッドの後退作動により切込用カッター70a,70aが被覆
電線600aの切込位置から抜き取られるように構成されて
いる。シリンダ83bは、電線送給ラインXbを挟んで対向
配置される一対の切込用カッター70b,70bを進退駆動す
るためのもので、電線送給ラインXb上に配置された被覆
電線600bの被覆部に切込みが入れられるように、シリン
ダ83aの場合と同様に構成される。
同様な機構を用いて、電線送給ラインXaを挟んで配置
される一対の切裂用カッター80a,80aがシリンダ84aによ
り進退駆動されるとともに、電線送給ラインXbを挟んで
配置される一対の切裂用カッター80b,80bがシリンダ84b
により進退駆動されるように構成されている。そして、
シリンダ84a,84bのピストンロッドが進出作動すると、
被覆電線600a,600bの被覆部が左右方向から切裂用カッ
ター80a,80bによりそれぞれ芯線に達するまで切込ま
れ、この切込状態で、シリンダ122によりカッター部60
を前後方向に移動させると、被覆電線600a,600bの左右
両側の被覆部に被覆電線600a,600bの長手方向に沿った
スリット状の切込溝がそれぞれ形成されるように構成し
ている。
一方、中間処理装置Eの下流側には、上記測長装置D
の電線送給に同期して被覆電線600a,600bを所定量間欠
的に送給可能な(その詳細は後述する)ドローローラ12
0が配置されている。
ここで、中間処理装置Eの動作を、第6図のフローチ
ャートおよび第7A図ないし第7I図の動作説明図に基づい
て説明する。なお、この装置の動作が容易に理解できる
ように、第7A図ないし第7I図の各図中にシリンダ64,122
のそれぞれのピストンロッドの進退状態を示す。この場
合、シリンダ64のストローク量は、被覆電線600a,600b
の中間ストリップ領域の長手方向寸法に対応するととも
に、シリンダ122のストローク量は、後述する被覆部の
切裂量に対応している。
まず、動作開始前におけるシリンダ64のピストンロッ
ドは進出位置にあり、その他のシリンダ83a,83b,84a,84
b,122の各ピストンロッドは後退位置にある。また、上
流側および下流側クランプ90,100による被覆電線600a,6
00bの把持は解除されている。この状態で、2本の被覆
電線600a,600bが測長ローラD(およびドローローラ12
0)により電線送給方向Pに沿って所定量送給される。
次に、ステップS21に示すように上流側および下流側ク
ランプ90,100により被覆電線600a,600bがそれぞれ張り
渡されるように把持される。これにより、被覆電線600
a,600bのそれぞれの中間ストリップ予定領域の下流側端
部近傍位置に対応して切裂用カッター80a,80bの先端が
それぞれ配置されることになる。次に、第7A図に示すよ
うに、シリンダ84a,84bを進出作動させて切裂用カッタ
ー80a,80bにより被覆部を芯線に達するまで切込む(第7
A図において、被覆電線600a,600bのうち一方側のみを示
し、さらにそれぞれ2枚一組の切込用および切裂用カッ
ター70a,80aのうち、それぞれ一方側のみを示す。以
下、第7B図ないし第7I図においても同じ。)。つづい
て、この切込状態のまま、第7B図に示すようにシリンダ
122のピストンロッドが進出作動されて、カッター部60
が切裂用カッター80a,80bとともに、矢符Qに示す後方
へ移動される。これにより、被覆部の中間ストリップ予
定領域の下流側端部近傍位置から上流側端部近傍位置に
かけて、スリット状の切込溝130(同図斜線に示す。第7
C図ないし第7H図においても同じ。)が被覆電線600a,60
0bの長手方向に沿ってそれぞれ形成される。その後、第
7C図に示すようにシリンダ84a,84bの各ピストンロッド
が後退作動されて、ステップS22に示す切裂処理が完了
する。
次に、第7D図に示すようにシリンダ64,122のピストン
ロッドがそれぞれ後退作動され、カッター部60が切込用
および切裂用カッター70a,70b,80a,80bとともに矢符P
に示す前方へ移動し、切込用カッター70a,70bの先端が
中間ストリップ予定領域の下流側端部位置に対応して配
置される。次に、第7E図に示すように、シリンダ83a,83
bの各ピストンロッドが進出作動されて、被覆電線600a,
600bが切込用カッター70a,70bにより挟み込まれ、これ
により中間ストリップ予定領域の下流側端部位置の被覆
部全周が芯線に達するまで切込まれる(ステップS2
3)。次に、この状態から、第7F図に示すように、シリ
ンダ122のピストンロッドが進出作動されるとともに、
それに同期させながらシリンダ83a,83bの各ピストンロ
ッドが後退作動される。これにより、切込用カッター70
a,70bが矢符Q方向に移動しながら開成し、中間ストリ
ップ予定領域の下流側端部の被覆部が切込用カッター70
a,70bにより係止されながら上流側に押し込まれる。そ
の結果、中間ストリップ予定領域の下流側端部の被覆部
が、それよりも下流側の被覆部から離脱するように圧縮
されて芯線から剥離される。
一方、上記シリンダ122のピストンロッドの進出作動
により、切込用カッター70a,70bの先端は、中間ストリ
ップ予定領域の上流側端部位置に対応する位置まで移動
し、その後、第7G図に示すように、シリンダ83a,83bの
各ピストンロッドが進出作動されて、切込用カッター70
a,70bにより中間ストリップ予定領域の上流側端部位置
の被覆部全周が切込まれる(ステップS24)。この切込
み状態で、第7H図に示すように、シリンダ122のピスト
ンロッドが後退作動されるとともに、それに同期させて
シリンダ83a,83bの各ピストンロッドが後退作動され
る。これにより、切込用カッター70a,70bが矢符P方向
に移動しながら開成し、中間ストリップ予定領域の上流
側端部の被覆部が切込用カッター70a,70bにより係止さ
れながら下流側に押し込まれる。その結果、上記と同
様、中間ストリップ予定領域の上流側端部の被覆部が、
それよりも上流側の被覆部から離脱するように圧縮され
て芯線から剥離される。この場合、第7J図に示すように
中間ストリップ領域の被覆部は、その上流側および下流
側の両端部位置でそれぞれ繋がって、芯線131を囲んで
一体となっているため、中間ストリップ領域の被覆部が
芯線131から脱落するようなことはない。
次に、ステップS25で両クランプ90,100の被覆電線600
a,600bへの把持が解除される。この後、再び、測長装置
Dおよびドローローラ120により被覆電線600a,600bが矢
符P方向に所定量送給され、上記ステップS22ないしS24
の処理が施された中間ストリップ処置領域が下流側へ送
り出されるとともに、次の中間ストリップ予定領域が切
裂用カッター80a,80bに対応する位置まで送り込まれ
る。そして、再びステップS21に移行し、上述の動作が
繰り返されて、中間ストリップ領域の処理が連続的に行
なわれる。
次に、第1図に示される切断・端部処理装置Fについ
て説明する。
第8図は切断・端部処理装置Fを示す斜視図、第9図
はその側面図である。両図に示すように、この切断・端
部処理装置Fは、本願出願人により既に出願されたハー
ネス製造装置(昭和63年特許願106014号)によりほぼ構
成されており、2枚1組のカッター160と、それぞれ3
次元方向に移動自在でそれぞれ被覆電線600a,600bを把
持・解除自在な上流側および下流側クランプ200,300
と、第1および第2端子圧着手段400,500と、排出手段5
50とを備える。
上流側および下流側クランプ200、300において、基台
201,301にそれぞれ左右移動部202,302が第8図矢符R,S
に示す左右方向に移動自在にそれぞれ支持されるととも
に、左右移動部202,302にそれぞれ前後移動部203,303が
第8図矢符P,Qに示す前後方向に移動自在にそれぞれ支
持され、さらに前後移動部203,303にそれぞれ両クラン
プ200,300が第8図矢符T,Uに示す上下方向に昇降自在に
支持される。また、左右移動部202,302は基台201,301に
それぞれ取付けられたモータ204,304が駆動することに
より動力伝達機構204a,304aを介して左右方向にそれぞ
れ移動するように構成されるとともに、前後移動部203,
303は図示しないモータが駆動することにより、前後方
向に移動するように構成されている。下流側クランプ30
0は、下流側前後移動部303と下流側クランプ300との間
に配置されたシリンダ305が駆動することにより上下方
向に昇降するように構成されている。さらに、上流側お
よび下流側クランプ200,300は、シリンダ308の駆動によ
り送給ラインXa,Xbに沿って送給される被覆電線600a,60
0bをそれぞれ把持・解除できるように構成されている。
排出手段550には、矢符R,Sに示す左右方向に沿ってレ
ール552が配設され、レール552に移動自在に排出クラン
プ553が支持されて、図示しない駆動手段の駆動により
排出クランプ553が左右に移動されるとともに、図示し
ない他の駆動手段の駆動により、排出クランプ553で後
述する2本の切断電線を同時に把持・解除できるように
構成されている。
第9図に示すように、2枚1組のカッター160,160
は、送給ラインXa,Xbを挟んで上下両位置でカッター本
体161にそれぞれ上下方向に沿って移動自在に支持さ
れ、図示しない駆動手段の駆動によりカッター160,160
が開閉するように構成している。
一方、切断・端部処理装置Fの上流側には、上記測長
装置Dの電線送給量に応じて被覆電線600a,600bを所定
量間欠的に送給する(その詳細は後述する)ドローロー
ラ150が配置されている。なお、このドローローラ150
と、上記測長装置Dと、ドローローラ120とで送給装置
が構成されている。
ここで、切断・端部処理装置Fの動作を、第10図のフ
ローチャートに基づいて説明する。なお、動作開始前に
おける上流側および下流側クランプ200,300はそれぞれ
被覆電線600a,600bへの把持を解除した状態にあり、ま
た、排出手段550の排出クランプ553は第8図矢符Rに示
す右方向に移動した位置で、電線解除状態にある。この
状態から、ドローローラ150により被覆電線600a,600bが
送給ラインXa,Xbに沿って矢符P方向へ所定量送給さ
れ、上流側クランプ200により被覆電線600a,600bにおけ
る前記中間ストリップ領域とは異なる端部処理領域の電
線送給方向Pに対し上流側がそれぞれ把持されるととも
に、下流側が下流側クランプ300によりそれぞれ把持さ
れる。次に、ステップS41に示すように、一対のカッタ
ー160,160により被覆電線600a,600bの端部処理領域を上
下から挟み込むようにして切断処理が実行され、上流側
クランプ200により把持された残留電線600a,600bと、下
流側クランプ300により把持され切断電線とに分割され
る。つづいて、ステップS42に示すように、上流側クラ
ンプ200が矢符P方向に所定量前進し、それに把持され
た2本の残留電線600a,600bの下流側の被覆部がカッタ
ー160,160により切り込まれ、その切込状態のまま上流
側クランプ200が矢符Q方向へ後退して2本の残留電線6
00a,600bの下流側の被覆部がそれぞれ剥取られる(第1
の被覆剥取処理)。この後、ステップS43で上流側クラ
ンプ200が送給ラインXa,Xbに直交する矢符R方向に移動
して、第1端子圧着手段400により2本の残留電線600a,
600bの下流側剥取端部に端子がそれぞれ圧着されてから
(第1の端子圧着処理)、その上流側クランプ200が矢
符S方向に移動して第7図および第8図に示す元の位置
に戻る。一方、ステップS44に示すように、第1の端子
圧着処理(ステップS43)が実行されている間に、下流
側クランプ300が矢符Q方向に所定量後退し、それに把
持された2本の切断電線の上流側の被覆部がカッター16
0,160によりそれぞれ切込まれ、その切込状態のまま下
流側クランプ300が矢符P方向に前進して2本の切断電
線の上流側の被覆部が剥取られる(第2の被覆剥取処
理)。次に、ステップS45で、下流側クランプ300が矢符
Sに示す左方向へ移動して、第2端子圧着手段500によ
り2本の切断電線の上流側剥取端部に端子がそれぞれ圧
着される。その後、ステップS46に示すように、排出ク
ランプ553により切断電線が把持されるとともに、下流
側クランプ300による切断電線の把持が解除される。そ
の後、排出クランプ553がレール552に沿って矢符Sに示
す左方向に移動してから、排出クランプ553による切断
電線への把持が解除され、両端にそれぞれ端子の圧着さ
れた切断電線が図示しない電線排出部にそれぞれ排出さ
れる(排出処理)。
一方、切断電線を排出クランプ553に引き渡した下流
側クランプ300は、第8図矢符Uに示す下方へ所定量だ
け降下しながら矢符R方向へ移動され、送給ラインXa,X
bの下方位置まで移動してから矢符Tに示す上方へ所定
量だけ上昇される。この下流側クランプ300の元の位置
への移動動作に並行するようにして、被覆電線600a,600
bが矢符P方向に所定量送給され、その被覆電線600a,60
0bが上流側クランプ200および下流側クランプ300により
把持される。こうして再びステップS41に戻り、上述の
動作が繰り返されて、両端に端子の圧着された切断電線
が順次2本ずつ製造される。
第1の実施例のハーネス製造ユニットIでは、第1図
に示すように予備送給装置Cと測長装置D間およびドロ
ーローラ120,150間に間隔をあけるようにして、伸線装
置B,予備送給装置C,測長装置D,中間処理装置E,ドローロ
ーラ120,ドローローラ150および切断・端部処理装置F
が、この順で送給ラインXa,Xbに沿って配列される。さ
らに、各装置C,D,E,Fおよびドローローラ120,150のそれ
ぞれの各駆動部は図示しない制御装置に接続されてお
り、その制御装置からの出力信号の基づいて、上記各駆
動部の駆動が制御されて、後に説明するような動作が行
われる。
次に、このハーネス製造ユニットIの動作を、第2図
のフローチャートに基づいて説明する。なお、被覆電線
600a,600bの電線製造ユニットIへの初期セット状態
は、予備送給装置Cと測長装置Dとの間にたるみを持た
せるようにセットするとともに、測長装置Dから切断・
端部処理装置Fにかけては被覆電線600a,600bが張り渡
されるようにセットする。この状態から、まず予備送給
装置Cによる被覆電線600a,600bの連続送給が開始され
る。次に、ステップS1に示すように、測長装置Dおよび
この測長装置Dに同期して駆動されるドローローラ120
により被覆電線600a,600bが所定量(ハーネスの長さ寸
法量)だけ送給される。これにより、第1図想像線に示
すようにドローローラ120と送給装置150との間に上記所
定量に対応する分のたるみが生じることになる。
次に、ステップS2に示すように、中間処理装置Eにお
いて、被覆電線600a,600bに対し上記第6図のステップS
21ないしステップS25に示す処理(以下、「中間処理」
と称す)が実行される。この中間処理(ステップS2)が
実行されている間、ステップS3に示すように、ドローロ
ーラ150により被覆電線600a,600bが切断・端部処理装置
Fに向けて所定量(ハーネスの長さ寸法量)だけ送り込
まれ、これによりドローローラ120,150間のたるみが消
滅する。つづいて、切断・端部処理装置Fにおいて、上
記第10図のステップS41〜S46に示す処理(以下、「切断
・端部処理」と称す)が実行される。一方、その切断・
端部処理(ステップS4)が行なわれている間、上記ステ
ップS2の中間処理の終了を待ってステップS5に示す電線
送給処理が実行される。すなわち、測長装置Dおよびド
ローローラ120により被覆電線600a,600bが所定量送給さ
れて、被覆電線600a,600bの中間処理された中間ストリ
ップ領域がドローローラ120の下流側に送り出され、第
1図想像線に示すように送給装置120,150間に再度、被
覆電線600a,600bのたるみが形成される。この後、上記
ステップS2ないしステップS5の動作が繰り返されること
により、所定長さを有する被覆電線の中間領域の被覆部
が剥取った状態にまたは剥取容易な状態に処理されると
ともに、端部領域の被覆部が剥取られてその端部領域に
端子が取付けられたハーネスが自動的に順次2本ずつ連
続的に製造される。さらに、中間処理装置Eおよび切断
・端部処理装置Fは、電線の送給停止期間中にそれぞれ
中間処理及び切断・端部処理を施すため、それぞれの処
理が相互に干渉するようなことはなく、効率的にそれら
各処理を行うことができ、かつ、正確な位置で正確な長
さの中間ストリップ処理を施すことができる。
なお、このように製造されたハーネスの中間ストリッ
プ領域の被覆部を剥取るには、切込溝130(第7J図参
照)の左右両側部の被覆部にそれぞれ指を掛けて、切込
溝130を左右に押し開くようにして被覆部を毟り取れば
よい。そうすれば、切込溝130の前後両端部で繋がって
いた被覆部が、切込溝130に沿って切裂かれ、被覆部を
剥取ることができる。
II.第2の実施例 第11図は請求項1記載の発明に関連した第2の実施例
であるハーネス製造ユニットIIを示す概略図である。同
図に示すように、この第2の実施例でも、上記第1の実
施例に適用されたものと同様な伸線装置B,予備送給装置
C,中間処理装置E,測長装置Dおよび切断・処理装置F
と、ドローローラ120,150とが用いられて、ハーネス製
造ユニットIIが形成される。
すなわち、伸線装置B,予備送給装置C,ドローローラ12
0,中間処理装置E,ドローローラ150測長装置Dおよび切
断・処理装置Fが、この順で送給ラインXa,Xbに沿って
配列される。さらに、各装置C,D,E,Fおよびドローロー
ラ120,150の各駆動部は、図示しない制御装置に接続さ
れており、その制御装置からの出力信号に基づいて、上
記各駆動部の駆動が制御されて、後に説明するような動
作が行われる。
次に、このハーネス製造ユニットIIの動作を、第12図の
フローチャートの基づいて説明する。なお、ストックリ
ールAから引き出された被覆電線600a,600bは、予備送
給装置Cとドローローラ120との間、およびドローロー
ラ150と測長装置Dとの間でそれぞれたるみが生じるよ
うにセットされている。この状態から、まず、予備送給
装置Cによる被覆電線600a,600bの矢符P方向への連続
送給が開始される一方、ステップS101に示すように、測
長装置Dおよびこの測長装置Dと同期して駆動されるド
ローローラ120,150により被覆電線600a,600bが中間処理
装置Eおよび切断・処理装置Fに向けてそれぞれ所定量
(ハーネスの長さ寸法量)だけ送給される。したがっ
て、この間、ドローローラ150と測長装置D間のたるみ
は一定に保たれたままである。
次に、ステップS102に示すように、中間処理装置Eに
より被覆電線600a,600bのそれぞれの中間ストリップ領
域に中間処理(第6図参照)が施されるとともに、それ
に並行しながら、ステップS103で切断・端部処理装置F
により被覆電線600a,600bに切断・端部処理(第10図参
照)が施される。
次に、上記と同様にして、ステップS104で測長装置D
およびドローローラ120,150により被覆電線600a,600bが
それぞれ所定量送給され、このような動作が連続的に繰
り返されることにより、所定長さを有する被覆電線の中
間領域の被覆部が剥取った状態にまたは剥取容易な状態
に処理されるとともに、端部領域の被覆部が剥取られて
その端部領域に端子が取付けられたハーネスが自動的の
順次2本ずつ連続的に製造される。さらに、中間処理装
置Eおよび切断・端部処理装置Fは、電線の送給停止期
間中にそれぞれ中間処理及び切断・端部処理を施すた
め、それぞれの処理が相互に干渉するようなことはな
く、効率的にそれら各処理を行うことができ、かつ、正
確な位置で正確な長さの中間ストリップ処理を施すこと
ができる。
なお、上記第2の実施例では、中間ストリップ領域の
被覆部が脱落しない状態で測長装置Dによる被覆電線60
0a,600bの送給が行なわれるため、測長装置Dによる被
覆電線600a,600bの測長精度を十分に確保することがで
きる。
すなわち、中間処理装置として、中間ストリップ領域
の被覆部を脱落処理するような中間処理装置を用いる
と、被覆領域と芯線露出領域とが交互に測長装置Dに送
り込まれ、両領域を交互にローラ27a,27b(第3図参
照)で挟持することになる。このため、被覆電線600a,6
00bの被覆領域と芯線露出領域とのそれぞれの径寸法の
相違に起因して、両領域へのローラ27a,27bの押圧力が
それぞれ異なり、十分な被覆電線600a,600bの測長精度
を確保できない場合がある。
このような場合、第13図または第14図に示す中間スト
リップ用測長装置D1,D2を用いることにより、上記測長
精度の問題を解消することができる。
詳述すると、これら中間ストリップ用測長装置D1,D2
はそれぞれ本願出願人により既に出願された電線送給装
置(昭和63年特許願79066号)によりそれぞれ構成され
ている。すなわち、第13図に示される中間ストリップ用
測長装置D1は、本体720と、2本の電線送給ラインの上
方側にその送給ラインに沿って設けられる第1の搬送部
721aと、電線送給ラインの下方側に設けられる第2の搬
送部721bと、両搬送部721a,721bを相互に平行に保った
状態で接離駆動する接離駆動手段722と、ローラ回転用
の回転駆動手段723とを備え、中間ストリップ処理され
た被覆電線601a,601bを搬送部721a,721bで挟み込んだ状
態で矢符P方向に送給するように構成している。
第1の搬送部721aは、ローラ支持アーム724aと、相互
間寸法が被覆電線601a,60abの芯線露出領域602a,602bの
長手方向寸法より長くなるようにしながら、ローラ支持
アーム724aの前後両端に枢支された2個の第1のローラ
725a,726aと、両ローラ725a,726a間に掛け渡されたベル
ト727aとで構成される。また、第2の搬送部721bにおい
て、ローラ支持アーム724bの前後両端に上記第1のロー
ラ725a,726aにそれぞれ対向して第2のローラ725b,726b
がそれぞれ枢支されるとともに、両ローラ725b,726b間
にベルト727bが掛け渡される。
一方、本体720には、第1および第2の回転駆動軸731
a,731bがそれぞれ回転自在に取付けられる。第1の回転
駆動軸731aの一端は回転伝達機構734を介してモータ735
の回転軸に接続されており、モータ735が回転駆動する
と、第1の回転駆動軸731aが回転するとともに、回転伝
達ギア733a,733bを介して第2の回転駆動軸731bが第1
の回転駆動軸731aと逆方向に回転するように構成され
る。
また、第1および第2の回転駆動軸731a,731bの他端
側にそれぞれ第1および第2の開閉アーム736a,736bの
後端側が回転自在に取付けられて、第1および第2の開
閉アーム736a,736bがそれぞれ第1および第2の回転駆
動軸731a,731bを支点として開閉するように構成され
る。更に、第1および第2の開閉アーム736a,736bの先
端側にはそれぞれ上記第1および第2の搬送部721a,721
bの第1および第2のローラ726a,726bのローラ軸が回転
自在に取付けられるとともに、第1および第2の回転駆
動軸731a,731bと、第1および第2のローラ726a,726bの
ローラ軸とにそれぞれ固定されたプーリにそれぞれ回転
伝達ベルト741a,741bが掛け渡されて、第1および第2
の回転駆動軸731a,731bの回転がそれぞれ回転伝達ベル
ト741a,741bを介して第1および第2のローラ726a,725
a,726b,725bにそれぞれ伝達されるように構成してい
る。
一方、第1の開閉アーム736aの後端側が開閉シリンダ
743のピストンロッド先端に接続されており、開閉シリ
ンダ743のピストンロッドが進退すると、第1の開閉ア
ーム736aが上下方向に揺動するとともに、その揺動が開
閉伝達ギア744a,744bを介して第2の開閉アーム736bに
伝達されて第2の開閉アーム736bが第1の開閉アーム73
6aと逆方向に揺動するように構成される。また、第1お
よび第2の搬送部721a,721bの後端側が、リンク746a,74
6bにより本体720にそれぞれ連結されて、第1および第
2の開閉アーム736a,736bが開閉駆動される際に、第1
および第2の搬送部721a,721bが2本の電線送給ライン
上に配置された被覆電線601a,601bに対し平行に保たれ
ながら、相互に接離駆動するように構成されている。
この中間ストリップ用測長装置D1により中間ストリッ
プされた被覆電線601a,601bを送給するには、第1のロ
ーラ725a,726aおよび第2のローラ725b,726bで被覆電線
601a,601bを挟み込みながら第1および第2のローラ725
a,726a,725b,726bを回転させる。この場合、第1および
第2の搬送部721a,721b間に芯線露出領域602a,602bが送
り込まれても、第1のローラ725a,726a間の寸法および
第2のローラ725a,726b間の寸法がそれぞれ芯線露出領
域602a,602bの長手方向寸法より大きく設定されている
ため、相対向するローラ725a,725bおよび726a,726bのう
ち少なくともいずれか一組により常に被覆電線601a,601
bの被覆領域が挟持されて送給されることにより、その
結果中間ストリップ処理された被覆電線601a,601bに対
しても十分な測長精度を確保することができる。
したがって、第2の実施例のハーネス製造ユニットII
において、この中間ストリップ用測長装置D1を用いるこ
とにより、中間処理装置として、被覆電線600a,600bの
中間ストリップ領域の被覆部を脱落させるように処理す
る中間処理装置を適用しても支障を来たすようなことは
ない。
また、第14図に示される中間ストリップ用測長装置D2
は、本体750と、第1および第2の揺動アーム751a,751b
と、第1および第2の揺動アーム751a,751bを揺動駆動
する揺動駆動手段752と、第1および第2の揺動アーム7
51a,751bに設けられた第1ないし第4のローラ753,754,
755,756を回転駆動する回転駆動手段757とを備える。
すなわち、本体750に第1および第2の回転駆動軸759
a,759bが回転自在に軸支され、第1の回転駆動軸759aの
一端が回転伝達機構760を介してモータ761の回転軸に接
続されて、モータ761が回転駆動することにより第1の
回転駆動軸759aが回転するとともに、回転伝達ギヤ762
a,762bを介して第2の回転駆動軸759bが第1の回転駆動
759aの回転方向と逆方向に回転するように構成される。
第1および第2の回転駆動軸759a,759bの他端には、
第1および第2の揺動アーム751a,751bの中央部が枢結
されるとともに、第1および第2の揺動アーム751a,751
bの両端にそれぞれ第1ないし第4のローラ753,754,75
5,756が枢結される。
第1の揺動アーム751aには揺動シリンダ763のピスト
ンロッドが接続される。そして、揺動シリンダ763が進
退駆動されると、第1の揺動アーム751aがその中央部を
支点として揺動するとともに、その揺動が揺動伝達ギヤ
764a,764bを介し第2の揺動アーム751bに伝達されて第
2の揺動アーム751bが上記第1の揺動アーム751aの揺動
方向と反対方向に揺動し、こうして第1のローラ753と
第3のローラ755とにより、または第2のローラ754と第
4のローラ756とにより被覆電線601a,601bが挟持される
ように構成される。
また、第1のローラ753のローラ軸、第2のローラ754
のローラ軸および第1の回転駆動軸759aにそれぞれ固定
されたプーリにベルト766aが掛け渡されて、第1の回転
駆動軸759aの回転が第1および第2のローラ753,754に
それぞれ伝達されるように構成されるとともに、第3の
ローラ755のローラ軸、第4のローラ756のローラ軸およ
び第2の回転駆動軸759bにそれぞれ固定されたプーリに
ベルト766bが掛け渡されて、第2の回転駆動軸759bの回
転が第3および第4のローラ755,756にそれぞれ伝達さ
れるように構成される。
一方、この中間ストリップ用測長装置D2においては、
芯線露出領域602a,602bの送給位置を検出するために、
投光器と、受光器等から構成される図示しない検出手段
が設けられ、その検出手段からの出力信号に基づいてモ
ータ761およびシリンダ763の駆動が制御される。すなわ
ち、電線送給時には、第1および第2の揺動アーム751
a,751bを揺動させてローラ753,755およびローラ754,756
のうちのいずれか一組により被覆電線601a,601bの被覆
領域が常に挟み込まれるようにして送給が行なわれるよ
うに構成している。これにより、中間ストリップされた
被覆電線601a,601bに対しても十分な測長精度が確保さ
れる。したがって、第2の実施例のハーネス製造ユニッ
トIIにおいて、この中間ストリップ用測長装置D2を用い
ることにより、中間処理装置として、被覆電線600a,600
bの中間ストリップ領域の被覆部を脱落させるように処
理する中間処理装置を適用しても支障を来たすようなこ
とはない。
III.第3の実施例 第15図は同じく請求項1記載の発明に関連した第3の
実施例であるハーネス製造ユニットIIIを示す概略図で
ある。同図に示すように、このハーネス製造ユニットII
Iが上記第11図に示すハーネス製造ユニットIIと相違す
る点は、このハーネス製造ユニットIIIでは、中間処理
装置Eの直後に測長装置Dが配置されており、ハーネス
製造ユニットIIにおいて、中間処理装置Eの下流側に設
けられていたドローローラ150(第11図参照)が省略さ
れている点である。なお、この第3の実施例では、測長
装置Dと、ドローローラ120とで送給装置が構成され
る。その他の構成は上記第11図に示すハーネス製造ユニ
ットIIと同様である。
このハーネス製造ユニットIIIの動作は、まず予備送
給装置Cによる被覆電線600a,600bの矢符P方向への連
続送給が開始される一方、測長装置Dおよびこの測長装
置Dに同期して駆動されるドローローラ120により被覆
電線600a,600bが中間処理装置Eおよび切断・端部処理
装置Fに向けて所定量(ハーネスの長さ寸法量)だけ送
給される。
次に、中間処理装置Eにより中間処置(第6図参照)
が施されるとともに、それに並行しながら切断・端部処
理装置Fにより切断・端部処理(第10図参照)が施され
る。
この後、再び、測長装置Dおよびドローローラ120に
より被覆電線600a,600bがそれぞれ所定量送給されてか
ら、中間処理および切断・端部処理が実行される。そし
て、このような動作が連続的に繰り返されることによ
り、所定長さを有する被覆電線の中間領域の被覆部が剥
取った状態にまたは剥取容易な状態に処理されるととも
に、端部領域の被覆部が剥取られてその端部領域に端子
が取付けられたハーネスが自動的に順次2本ずつ製造さ
れる。さらに、中間処理装置Eおよび切断・端部処理装
置Fは、電線の送給停止期間中にそれぞれ中間処理及び
切断・端部処理を施すため、それぞれの処理が相互に干
渉するようなことはなく、効率的にそれら各処理を行う
ことができ、かつ、正確な位置で正確な長さの中間スト
リップ処理を施すことができる。
なお、この第3の実施例のハーネス製造ユニットIII
においても、上記ハーネス製造ユニットIIと同様で、中
間処理装置として被覆電線600a,600bの中間ストリップ
領域の被覆部を脱落させるように処理する中間処理装置
を用いる場合には、上記第13図または第14図に示す中間
ストリップ用測長装置D1,D2を用いることにより、測長
精度の問題を解消することができる。
IV.第4の実施例 第16図は請求項2記載の発明に関連した第4の実施例
であるハーネス製造ユニットIVを示す概略図である。同
図に示すように、このハーネス製造ユニットIVは、上記
第1ないし第3の実施例に適用された伸線装置B,予備送
給装置C、送給装置を構成する測長装置Dおよび中間処
理装置Eと、後述する切断・端部処理装置F1,電線搬送
装置Gおよび図示しない制御装置とで構成されている。
測長装置Dの被覆電線600a,600bの送り方向Pに対し
下流側に配置される切断・端部処理装置F1が上記第1な
いし第3の実施例に適用された切断・端部処理装置Fと
相違する点は、この切断・端部処理装置F1では、排出手
段550(第8図,第9図参照)が設けられていない点の
みであり、その他の構成は、上記切断・端部処理装置F
と同様である。
また、第17図に示すように、切断・端部処理装置F1の
下流側に配置される電線搬送装置Gには、同図矢符R,S
に示す左右方向にそれぞれ延びるようにして、中間処理
装置Eの上方をそれぞれ通過する2本のレール800,800
が備えられており、これら2本のレール800,800にそれ
ぞれレール長手方向に沿って移動自在で、かつ上下方向
に昇降自在に係架された2個の搬送クランプ801,801が
取付けられる。さらに、搬送クランプ801,801には、2
本の被覆電線600a,600bに対応してぞれぞれ開閉自在な
一対のクランプ爪がそれぞれ2組ずつ設けられており、
そのクランプ爪で後述する2本の切断電線610a,610bを
それぞれ同時に把持・解除できるように構成されてい
る。
また、このハーネス製造ユニットIVにおいて、上記各
装置C,D,E,F1,Gの各駆動部は、それぞれ図示しない制御
装置に接続されており、その制御装置からの出力信号に
基づいて上記各駆動部の駆動が制御されて、後に説明す
るような動作が行なわれる。
次に、このハーネス製造ユニットIVの動作について説
明する。なお、動作直前における電線搬送装置Gの搬送
クランプ801,801はレール800,800の右端位置(第16図の
二点鎖線により示す)にあり、そのクランプ爪はそれぞ
れ開成した状態にある。また、ストックリールAから引
き出された被覆電線600a,600bの初期セット状態は、予
備送給装置Cと測長装置Dとの間にたるみを持たせるよ
うにして、伸線装置Bから測長装置Dにかけてセットさ
れる。この状態から、まず予備送給装置Cによる被覆電
線600a,600bの矢符P方向への連続送給が開始される一
方、測長装置Dにより被覆電線600a,600bが所定量(ハ
ーネスの長さ寸法量)だけ送給される。
次に、切断・端部処理装置F1により切断・端部処理が
行われる。この切断・端部処理は、第10図に示すフロー
チャートとほぼ同様な手順で行われる。すなわち被覆電
線600a,600bがカッター160により切断されて、上流側ク
ランプ200により把持された残留電線600a,600bの下流側
端部の被覆部が上記と同様な手順で剥取られ、その剥取
部に第1端子圧着手段400により611a,611bが(第17図)
圧着される。この端子圧着処理が行なわれている間に、
下流側クランプ300により把持された切断電線610a,610b
の上流側端部の被覆部が上記と同様な手順で剥取られ、
その後、第17図想像線に示すように、下流側クランプ30
0が切断電線610a,610bを把持したまま矢符Sに示す左方
向へ移動して、その剥取部に第2端子圧着手段500によ
り端子612a,612bが圧着される。
こうして、端子612a,612bの圧着処理が終了すると、
電線搬送装置Gの搬送クランプ801,801が降下してその
クランプ爪により切断電線610a,610bが把持される一
方、下流側クランプ300による切断電線610a,610bへの把
持が解除される。こうして、切断電線610a,610bが下流
側クランプ300から搬送クランプ801,801へ引き渡され
る。その後、搬送クランプ801,801が一旦上昇してから
矢符Sに示す左方向へ移動し、第17図実線に示すよう
に、中間処理装置Eの上方位置まで移動してから降下す
る。これにより中間処理装置Eのクランプ90,100(第5
図参照)の電線把持可能位置に切断電線610a,610bが配
置される。この間、下流側クランプ300は矢符Rに示す
右方向へ移動して元の位置に戻る。
この後、中間処理装置Eにおいて、クランプ90,100に
より切断電線610a,610bを把持してから切断電線610a,61
0bに中間処理(第6図参照)が施される。
中間処理が終了すると、中間処理装置Eのクランプ9
0,100による切断電線610a,610b(ハーネス)への把持が
解除される。そして、電線搬送装置Gの搬送クランプ80
1,801が切断電線610a,610bを把持したまま再び上昇して
第17図矢符Sに示す左方向へ移動し、同図一点鎖線によ
る想像線に示すように、電線排出部560の上方位置で停
止される。この後、搬送クランプ801,801による切断電
線610a,610b(ハーネス)の把持が解除されて、切断電
線(ハーネス)610a,610bが電線排出部560に排出され
る。
排出処置が終了すると、搬送クランプ801,801はレー
ル800,800に沿って右端位置まで移動し、次の切断電線6
10a,610bの搬送に備える。一方、上記中間処理等が行わ
れている間に、測長装置Dにより被覆電線600a,600bが
所定量送給されて、切断・端部処理装置F1による処理が
行われる。
このような動作が連続的の繰り返されて、所定長さを
有する被覆電線の中間領域の被覆部が剥取った状態にま
たは剥取容易な状態に処理されるとともに、端部領域の
被覆部が剥取られてその端部領域に端子が取付けられた
ハーネスが自動的に順次2本ずつ製造される。さらに、
切断・端部処理装置F1は電線の供給停止期間中に切断・
端部処理を行い、その切断・端部処理された電線に対し
て中間処理装置Eが中間処理を行うため、それぞれの処
理が相互に干渉するようなことはなく、効率的にそれら
各処理を行うことができ、かつ、正確な位置で正確な長
さの中間ストリップ処理を施すことができる。
(発明の効果) 以上のように、請求項1および2記載のハーネス製造
ユニットによれば、所定長さを有する被覆電線の中間領
域の被覆部が剥取った状態にまたは剥取容易な状態に処
理されるとともに、端部領域の被覆部が剥取られてその
端部領域に端子が取付けられたハーネスが自動的に製造
できるという効果がそれぞれ得られる。さらに、請求項
1記載のハーネス製造ユニットは、電線の送給停止期間
中に切断・端部処理及び中間処理を施しているため、そ
れらの各処理が相互に干渉し合うことなく効率的なハー
ネスの製造が可能となる。また、請求項2記載のハーネ
ス製造ユニットでは、電線の送給停止期間中に切断・端
部処理を施した後、切断・端部処理された電線に中間処
理を施すので、それら各処理が相互に干渉し合うことな
く効率的にハーネスを製造することができ、かつ、正確
な位置で正確な長さの中間ストリップ処理を施すことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施例であるハーネス製造ユ
ニットを示す概略図、第2図はその動作を説明するため
のフローチャート、第3図は測長装置を示す斜視図、第
4図は中間処理装置を示す斜視図、第5図はその側断面
図、第6図は中間処理装置の動作を説明するためのフロ
ーチャート、第7A図ないし第7I図はそれぞれ中間処理装
置の動作説明図、第7J図は中間処理された被覆電線を説
明するための斜視図、第8図は切断・端部処理装置を示
す斜視図、第9図はその側面図、第10図は切断・端部処
理装置の動作を説明するためのフローチャート、第11図
はこの発明の第2の実施例であるハーネス製造ユニット
を示す概略図、第12図はその動作を説明するためのフロ
ーチャート、第13図および第14図はそれぞれ中間ストリ
ップ用測長装置を示す斜視図、第15図はこの発明の第3
の実施例であるハーネス製造ユニットを示す概略図、第
16図はこの発明の第4の実施例であるハーネス製造ユニ
ットを示す概略図、第17図は電線搬送装置を示す斜視
図、第18図はハーネスを示す斜視図である。 120,150…ドローローラ、600a,600b…被覆電線、610a,6
10b…切断電線、612a,612b……端子、801…搬送クラン
プ、D…測長装置、D1,D2…中間ストリップ用測長装
置、E…中間処理装置、F,F1…切断・端部処理装置、G
…電線搬送装置、P…電線送給方向、Xa,Xb…送給ライ
ン、I,II,III,IV…ハーネス製造ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−19319(JP,A) 特開 昭56−29408(JP,A) 特開 昭61−58412(JP,A) 特開 昭62−89409(JP,A) 実公 昭34−2158(JP,Y1) 米国特許3363309(US,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定長さを有する被覆電線の中間領域の被
    覆部が剥取った状態にまたは剥取容易な状態に処理され
    るとともに、端部領域の被覆部が剥取られてその端部領
    域に端子が取付けられたハーネスを製造するためのハー
    ネス製造ユニットであって、 長尺の被覆電線を送給ラインに沿って送給する送給装置
    と、 前記被覆電線の送給を停止した状態で、前記送給ライン
    上に配設された前記被覆電線の中間ストリップ領域の被
    覆部を剥取った状態にまたは剥取容易な状態に処理する
    中間処理装置と、 前記中間処理装置の前記被覆電線の送給方向に対し下流
    側に配置され、前記被覆電線の送給を停止した状態で、
    前記送給ライン上に配設された前記被覆電線を前記中間
    ストリップ領域とは異なる端部処理領域で切断し、かつ
    切断された被覆電線の端部の被覆部を剥取って端子を取
    付ける切断・端部処理装置と、 上記各装置の駆動を制御して、前記送給装置により前記
    被覆電線を前記送給ラインに沿って間欠的に所定量ずつ
    送給しながら、その送給停止期間中に前記中間処理装置
    による処理を実行するとともに、前記切断・端部処理装
    置による処理を実行する制御装置とを備えたハーネス製
    造ユニット。
  2. 【請求項2】所定長さを有する被覆電線の中間領域の被
    覆部が剥取った状態にまたは剥取容易な状態に処理され
    るとともに、端部領域の被覆部が剥取られてその端部領
    域に端子が取付けられたハーネスを製造するためのハー
    ネス製造ユニットであって、 長尺の被覆電線をその長手方向に沿って送給する送給装
    置と、 前記送給装置の前記被覆電線の送給方向に対し下流側に
    配置され、前記被覆電線の送給を停止した状態で、前記
    送給装置により送給された前記被覆電線をその端部処理
    領域で切断し、かつ切断された被覆電線の端部の被覆部
    を剥取って端子を取付ける切断・端部処理装置と、 切断・端部処理装置により処理された被覆電線の中間ス
    トリップ領域の被覆部を剥取った状態にまたは剥取容易
    な状態に処理する中間処理装置と、 前記切断・端部処理装置により処理された被覆電線を前
    記中間処理装置に搬送する電線搬送装置と、 上記各装置の駆動を制御して、前記送給装置により被覆
    電線を前記切断・端部処理装置に間欠的に所定量ずつ送
    給しながら、その送給停止期間中に前記切断・端部処理
    装置による処理を実行し、その処理が完了した被覆電線
    を前記電線搬送装置により前記中間処理装置まで搬送し
    てから、前記中間処理装置による処理を実行する制御装
    置とを備えたハーネス製造ユニット。
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US3363309A (en) 1964-10-07 1968-01-16 Thomas & Betts Corp Method of attaching terminals to a length of insulated conductor

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