JP3351862B2 - 自動配線方法及び自動配線装置 - Google Patents
自動配線方法及び自動配線装置Info
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Description
ット等で配線箇所に挿入して接続するようにした自動配
線方法及び自動配線装置に関するものである。
して、例えば特公平3−60200号公報で提供された
ものがある。このものは、所定長に切断された電線の両
端部を受け取り保持して配線位置へ搬送し、次にこの搬
送した電線の両端から絶縁被覆を剥離すると共に、電線
の両端を被配線箇所に挿入するようにしている。
線工程において電線を保持する手段の他に絶縁被覆を剥
離する手段が必要になり、装置の構造が複雑になると共
に装置の重量が重くなるという問題があった。本発明は
上記の点に鑑みてなされたものであり、構造が簡単で軽
量な装置を用いて電線の自動配線をおこなうことができ
る自動配線方法及び自動配線装置を提供することを目的
とするものである。
法は、電線2を必要な長さに切断すると共に電線2の両
端の絶縁被覆1を剥離する工程と、両端の絶縁被覆1が
剥離された電線2の両端部を保持する工程と、この電線
2の両端部を受け取って被配線箇所へ運搬する運搬工程
と、電線2の両端を被配線箇所に差し込んで接続する配
線工程とを具備することを特徴とするものである。また
本発明に係る自動配線装置は、電線2を必要な長さに切
断すると共に電線2の両端の絶縁被覆1を剥離する電線
供給装置12と、両端の絶縁被覆1が剥離された電線2
の両端部を保持する電線保持装置13と、この電線2の
両端部を受け取って被配線箇所へ運搬すると共に、電線
2の両端を被配線箇所に差し込んで接続する電線配線装
置14とを具備して成ることを特徴とするものである。
配線をおこなうようにしているために、運搬工程や配線
工程に絶縁被覆を剥離する手段を具備する必要がなくな
る。
1は本発明に用いる装置の一例の全体構成を示すもので
あり、リード線として使用される電線2はドラム10か
ら巻き外すことによって供給されるようにしてある。1
1は架台であり、その上面に電線供給装置12と電線保
持装置13、及び多関節ロボットからなる一対の電線配
線装置14が取り付けてある。これら電線供給装置12
や電線保持装置13、電線配線装置14はロボット制御
装置16によって自動制御されるようになっている。ま
た架台11には配線をおこなう電気器具15をセットで
きるようにしてある。図1において40は安全柵であ
る。
すように、電線2を挟んで送るように回転駆動される2
対の送りロール17a,17bと、この送りロール17
a,17b間に設けられる被覆剥離機18を具備して形
成されるものであり、ドラム10に巻き付けた電線2を
送りロール17aによって繰り出して被覆剥離機18に
通し、被覆剥離機18で電線2の外周の絶縁被覆1を部
分的に剥離し、この端部の絶縁被覆1を剥離して導線2
aを露出させた電線2を送りロール17bによって被覆
剥離機18から送り出すようにしてある。
電線保持具21a,21bを取り付けて形成されるもの
であり、各電線保持具21a,21bの上端部には電線
保持凹部22が設けてある。そして一対の電線保持具2
1a,21bのうち電線供給装置12に近い側の電線保
持具21aは上下方向(図2(a)の矢印のように電線
2の供給方向と略直交する方向)に昇降駆動されるよう
にしてあると共に、電線供給装置12から遠い側の電線
保持具21bはガイド体20の長手方向に沿って水平な
方向(図2(a)の矢印のように電線2の供給方向と略
平行な方向)にスライド移動駆動されるようにしてあ
る。図1の実施例では二つの電線保持装置13を平行に
具備するようにしてある。
を関節で連結して構成される多関節ロボットの先端にハ
ンド23を設けて形成されるものであり、ハンド23は
図3に示すように開閉駆動自在に枢支した一対のクラン
プ腕23a,23aによって形成してある。各クランプ
腕23aの先端の対向面には電線把持凹所25が凹設し
てある。
具15に配線をおこなうにあたっては、まず図2(a)
のように電線2を送りロール17a,17bで送ると共
に被覆剥離機18で電線2の先端の絶縁被覆1を剥離す
る。そして図2(b)の矢印のように電線保持具21a
を下動させると共にこの電線保持具21aの上を通過さ
せて電線2の先端部を電線保持具21bの電線保持凹部
22に電線2の先端部を差し込んで保持し、次いで送り
ロール17a,17bで電線2を送りつつ電線保持具2
1bをガイド体20に沿って図2(b)の矢印のように
移動させ、電線2の必要な任意の長さが被覆剥離機18
を通過する時点で電線2を切断すると共に後端の絶縁被
覆1を剥離し、さらに電線保持具21aを図2(c)の
矢印のように上動させてこの電線保持具21aの電線保
持凹部22に電線2の後端部を被挿させて保持し、電線
2の両端部を電線保持具21a,21bで保持する。こ
の電線保持装置13の電線保持具21a,21bによる
操作が電線2の保持の工程となるものである。
の電線保持凹部22に電線2を差し込むようにしている
が、図6に示すように電線保持具21a,21bを開閉
駆動自在な一対のクランプ腕24で形成してクランプ腕
24間に電線2をクランプして保持するようにしてもよ
い。次に、一対の電線配線装置14,14を作動させて
各ハンド23,23を図3(a)に示すように電線2の
両端部の上方に位置させると共に、各ハンド23を下動
させてクランプ腕23a間に電線2をクランプすること
によって、電線2の両端部を各ハンド23,23で保持
し、次に各ハンド23を上昇させて図4の矢印のように
電線2を電線保持装置13の電線保持具21a,21b
から持ち上げ、さらに電線配線装置14を作動させて図
5のように電線2を電気器具15のセット位置まで移動
させる。以上の操作が電線2の両端部を受け取って被配
線箇所へ運搬する運搬工程となるものである。
電線接続部15a,15b間に電線2を配置させて、図
3(b)の矢印のように各ハンド23を移動させること
によって、各電線接続部15aに形成した挿入孔26に
電線2の導体2aを露出させた両端部を差し込むことに
よって、電気器具15に電線2を接続して配線をするこ
とができる。尚、挿入孔26内には速結端子が設けてあ
って挿入孔26内に電線2の端部を差し込むことによっ
て電線2の接続ができるようにしてある。以上の操作が
電線2の両端を被配線箇所に差し込んで接続する配線工
程となるものである。
2を電気器具15に自動的に配線することができるが、
電線2の絶縁被覆1は被覆剥離機18で予め剥離した状
態で電線2を保持する工程の電線保持装置13に送られ
るために、電線2を配線する工程においてハンド23の
他に電線2の絶縁被覆1を剥離する手段を設ける必要が
なくなり、ハンド23の構造を複雑化する必要がなく、
ハンド23の構造がシンプルとなって重量が軽くなり、
さらには市販の加工機を流用して使用することも可能に
なって安価に作成することができるものである。尚、上
記実施例では、電線保持装置13を用いて絶縁被覆1が
剥離して供給される電線2を引き出して保持するように
しているが、この電線保持装置13を用いないで、電線
配線装置14のハンド23で電線2を引き出して保持す
るようにしてもよい。またハンド23の構造は図3に示
すものに限定されるものではなく、電線2を把持できる
ものであれば何でもよい。
は、電線を必要な長さに切断すると共に電線の両端の絶
縁被覆を剥離する工程と、両端の絶縁被覆が剥離された
電線の両端部を保持する工程と、この電線の両端部を受
け取って被配線箇所へ運搬する運搬工程と、電線の両端
を被配線箇所に差し込んで接続する配線工程とを具備す
るので、電線を必要な長さに切断すると共に電線の両端
の絶縁被覆を剥離する工程によって、必要な長さに切断
され且つ両端の絶縁被覆が剥離された電線を用いて配線
をおこなうことができ、運搬工程や配線工程で電線を切
断する手段や絶縁被覆を剥離する手段を具備する必要が
なくなって、運搬工程と配線工程において構造が簡単で
小型で軽量な装置を用いて電線の自動配線をおこなうこ
とができるものであり、これにより、運搬工程と配線工
程で用いる装置のコストの低減や配線速度の向上を図る
ことができるものである。しかも、電線の両端部を保持
する工程では、電線の両端の絶縁被覆を剥離する工程に
より絶縁被覆が剥離された電線を保持するので、絶縁被
覆を剥離する工程での作業性を考慮することなく電線の
両端部を保持する工程で電線を保持することができて電
線の保持位置の自由度を高めることができ、運搬工程や
配線工程での作業のしやすさを考慮して電線の両端部を
保持する工程で電線を保持することにより運搬工程や配
線工程での作業性を高めることができるものである。ま
た本発明に係る自動配線装置は、電線を必要な長さに切
断すると共に電線の両端の絶縁被覆を剥離する電線供給
装置と、両端の絶縁被覆が剥離された電線の両端部を保
持する電線保持装置と、この電線の両端部を受け取って
被配線箇所へ運搬すると共に、電線の両端を被配線箇所
に差し込んで接続する電線配線装置とを具備するので、
電線供給装置により必要な長さに切断され且つ両端の絶
縁被覆が剥離された電線を用いて配線をおこなうことが
でき、電線保持装置と電線配線装置に電線を切断する手
段や絶縁被覆を剥離する手段を具備する必要がなくなっ
て、構造が簡単で小型で軽量な電線保持装置と電線配線
装置とを用いて電線の自動配線をおこなうことができる
ものであり、これにより、電線保持装置と電線配線装置
のコストの低減や配線速度の向上を図ることができるも
のである。しかも 、電線保持装置では、電線供給装置に
より絶縁被覆が剥離された電線を保持するので、電線供
給装置での作業性を考慮することなく電線保持装置で電
線を保持することができて電線の保持位置の自由度を高
めることができ、電線配線装置による運搬工程や配線工
程での作業のしやすさを考慮して電線保持装置で電線を
保持することにより運搬工程や配線工程での作業性を高
めることができるものである。
す斜視図である。
を示すものであり、(a),(b),(c)はそれぞれ
操作の順を示す正面図である。
であり、(a),(b)はそれぞれ操作の手順を示す斜
視図である。
に電線を受け渡す状態の斜視図である。
線を供給する状態の斜視図である。
ものであり、(a),(b)は斜視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 電線を必要な長さに切断すると共に電線
の両端の絶縁被覆を剥離する工程と、両端の絶縁被覆が
剥離された電線の両端部を保持する工程と、この電線の
両端部を受け取って被配線箇所へ運搬する運搬工程と、
電線の両端を被配線箇所に差し込んで接続する配線工程
とを具備することを特徴とする自動配線方法。 - 【請求項2】 電線を必要な長さに切断すると共に電線
の両端の絶縁被覆を剥離する電線供給装置と、両端の絶
縁被覆が剥離された電線の両端部を保持する電線保持装
置と、この電線の両端部を受け取って被配線箇所へ運搬
すると共に、電線の両端を被配線箇所に差し込んで接続
する電線配線装置とを具備して成ることを特徴とする自
動配線装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15386793A JP3351862B2 (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 自動配線方法及び自動配線装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15386793A JP3351862B2 (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 自動配線方法及び自動配線装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0715198A JPH0715198A (ja) | 1995-01-17 |
JP3351862B2 true JP3351862B2 (ja) | 2002-12-03 |
Family
ID=15571843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15386793A Expired - Lifetime JP3351862B2 (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 自動配線方法及び自動配線装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3351862B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103706837B (zh) * | 2013-12-17 | 2016-03-09 | 杭州联团科技有限公司 | 微型精密电动工具 |
WO2022215308A1 (ja) * | 2021-04-07 | 2022-10-13 | 三菱電機株式会社 | 自動配線装置、配線基板の製造方法及び自動配線用基板 |
-
1993
- 1993-06-24 JP JP15386793A patent/JP3351862B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0715198A (ja) | 1995-01-17 |
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