JP2504322B2 - ケ―ブル配線装置 - Google Patents

ケ―ブル配線装置

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JP2504322B2
JP2504322B2 JP2269837A JP26983790A JP2504322B2 JP 2504322 B2 JP2504322 B2 JP 2504322B2 JP 2269837 A JP2269837 A JP 2269837A JP 26983790 A JP26983790 A JP 26983790A JP 2504322 B2 JP2504322 B2 JP 2504322B2
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wiring
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stages
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穣治 岩田
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はケーブル配線装置、特に電子装置に使用され
る配線ボードに、端末処理されたケーブルの高密度に接
続する配線装置に関する。
〔従来の技術〕
近年、電子装置に使用される配線ボードはモジュール
化された基板と共に高密度化される傾向にあり、さらに
技術計算用のコンピュータなどに於いては処理速度が要
求されるために配線長さも管理される傾向にある。これ
らの配線ボードの組立に置いては、端末処理されたケー
ブルを高密度に接続する配線装置が必要となる。
第3図は従来のケーブル配線装置を示す斜視図であ
る。第3図に示すケーブル配線装置は、配線ボード1を
固定したベース110上に配置したXYステージ120と、XYス
テージ120上に搭載され配線ボード1に垂直に設けられ
たツールガイド130と、ツールガイド130に装着でき、配
線ケーブルの一端のコンタクトを把持するツメ182を備
えた配線ツール180とで構成されている。XYステージ120
はサーボモータ121,122とボールネジ123,124で駆動さ
れ、配線ボードと平行に移動して任意の位置に位置決め
できる。
このケーブル配線装置の動作を順に説明する。配線ツ
ール180に一端のコンタクトを把持させておき、配線ボ
ード1の所望の配線位置にXYステージ120の位置決め
し、コンタクトを把持した配線ツール180をボード面に
向かってツールガイド130に装着すると、配線ツール180
に把持されたコンタクトは配線ボードに接続される。こ
こで配線ツール180のツメ182を開いてコンタクトを解除
して配線ツール180をツールガイド130から取外す。次に
配線ボード1上に再びXYステージ120を位置決めし、配
線ツール180にケーブルの他端のコンタクトを把持させ
ておき、コンタクトを把持した配線ツール180をケーブ
ルにストレスがかからないように留意してツールガイド
130に装着して、一本のケーブルの配線が完了する。
以上のように、ケーブルを一端ずつ配線して行くの
で、XYステージに密着して作業しなければならなかっ
た。また、既に配線されたケーブル群の間に配線する場
合には、あらかじめケーブル群をかき分けて穴を開けて
おく必要があり、配線ツールのツメやコンタクトの先端
でケーブルに傷をつけたり折り曲げたりすることがあっ
た。
さらに、ケーブルの長さが短い場合には、他端のコン
タクトを配線ツールに把持させるときにケーブル群の近
くで作業する必要があり、ケーブル群に留意しなければ
ならなかった。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来のケーブル配線装置は1台のXYステージ
でケーブルを一端ずつ配線して行くので作業効率が良く
なく、XYステージに密着して作業しなければならず、安
全でなかった。また、既に配線されたケーブル群の間に
配線する場合には、配線ツールのツメやコンタクトの先
端でケーブルを傷つけたり折り曲げたりすることがあ
り、熟練を要した。
さらに、ケーブルの長さが短い場合には、他端のコン
タクトを配線ツールに把持させるときにケーブル群の近
くで作業する必要があり作業性が良くなかった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、配線ボードに端末処理されたケーブルを高
密度に接続するケーブル配線装置において、配線ボード
に平行に独立して位置決め可能な2台のXYステージと、
該2台のXYステージそれぞれ上に搭載された前記配線ボ
ードに垂直に独立して位置決め可能な2台のZステージ
と、該2台のZステージそれぞれに搭載され、配線ボー
ド面と平行に開閉し、それぞれの先端が半円錐状で互い
に閉じた状態の先端が円錐状となる2対のかき分けシェ
ルと、前記Zステージに搭載し前記2対のかき分けシェ
ルそれぞれに収納されたケーブル端を把持するための2
組のツメと、前記2組のツメそれぞれを前記配線ボード
に垂直な方向に移動させ前記シェルが開いた状態で前記
ツメを前記シェルの先端の部分を越えて突出させること
のできる前記2台のZステージそれぞれに設けられた挿
入機構とを含んで構成される。
〔実施例〕
次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図(a)は、本発明によるケーブル配線装置の一
実施例を示す斜視図である。
第1図(a)に示すケーブル配線装置は、配線ボード
1を固定したベース10上に配置した2台のXYステージ2
0,及び30と、XYステージ20上に搭載された配線ボード1
に垂直に配線ヘッド80を位置決め可能なZステージ40
と、同様にXYステージ30上に搭載されたZステージ50
と、さらにZステージ40に搭載した2枚のかき分けシェ
ル60及び配線ヘッド80と、Zステージ50に搭載した2枚
のかき分けシェル70及び配線ヘッド90とを備えている。
XYステージ20及び30はサーボモーター21,22及び31,32
とボールネジ23,24及び33,34により、配線ボード1の配
線エリアの所望の位置にそれぞれ独立して位置決めでき
る。Zステージ40及び50はサーボモーター41及び51とボ
ールネジ42及び52により、配線ボード1の垂直(Z方
向)にそれぞれ位置決めできる。第1図(b)はZステ
ージ40等の平面図で、かきわけシェル60は上下方向に開
閉する平行チャック65を備え、それぞれの先端が半円錐
形状の2枚のかきわけシェル66a,66bを開閉できる。か
き分けシェル60は平行チャック65を閉じると先端が滑ら
かな円錐形となっているので密集したケーブル群に挿入
して、平行チャック65を開き、ケーブル群をかき分ける
ことができる。
第2図は第1図に示すかき分けシェル60と配線ヘッド
80の動作を示す平面図である。Zステージ40に搭載され
た、かき分けシェル60と配線ヘッド80の動作を順に示し
ている。第1図(b)、第2図にはかき分けシェル60と
配線ヘッド80のみを示すが、かきわけシェル70と配線ヘ
ッド90もこれと同様である。配線ヘッド80はケーブル先
端のコンタクト3を開閉して把持できるツメ81を備え、
さらにツメ81をZ方向に移動させる挿入機構82を備えて
いる。なお、Zステージ40と同様にZステージ50の側も
かきわけシェル70は2枚のかきわけシェルからなり、平
行チャック,コンタクトを把持するツメ,ツメを移動さ
せる挿入機構を備え同様に動作する。
2台のXYステージ20及び30をケーブルの長さに応じて
位置決めし、かき分けシェル66a,66bを開いて、配線ヘ
ッド80のツメ81でケーブル2の一端のコンタクト3を把
持し、XYステージ30の側でも同様に配線ヘッド90のツメ
でケーブル2の他端のコンタクトを把持し、そのままツ
メを挿入機構82で配線ボード1から離れる方向へ退避さ
せ、かき分けシェル66a,66bを閉じてツメ81を内部に収
納する。次に、2台のXYステージ20,30を配線ボード1
上にそれぞれ位置決めする。この時、サーボモーター2
1,22及び31,32は両者の間隔を一定に保つように制御し
て、ケーブルの断線や、からみを防止する。ここで既に
配線済みのケーブル群が存在することになるので、Zス
テージ40及び50を同期して前進させてかけ分けシェル60
及び70の先端をケーブル群に突入させ、平行チャック65
でかき分けシェルを開いてケーブル群をかき分ける。次
に挿入機構82でツメ81を突出させコンタクト3を配線ボ
ード1の所望の位置に挿入させ、ツメ81を開いてコンタ
クト3を解放する。ここで、Zステージ40及び50を後退
させて、かき分けシェル60,70及び配線ヘッド80,90をケ
ーブル群より退避させることができる。
XYステージ20及び30により位置決めから挿入完了まで
を同期して動作させることにより、長さに余裕のないケ
ーブルもストレスや損傷を発生する事なく信頼性の高い
配線を実施できる。さらに両端を同時に配線できるので
大幅に生産性を向上することができる。
〔発明の効果〕
本発明のケーブル配線装置は、2台の配線ヘッドを独
立に位置決めできるXYステージ及びZステージを備える
ことにより、ケーブルの両端を同時に配線ボードに接続
できるので、生産性を大幅に改善できるという効果があ
る。
さらに、2台独立に位置決めできるXYステージ及びZ
ステージを備えることにより、長さの異なるケーブルや
短いケーブルに対しても対応でき、配線ヘッドを収納で
きるかき分けを備えているので、高密度にしかも高信頼
性で自動配線することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)および(b)はそれぞれ本発明によるケー
ブル配線装置の一実施例の全体斜視図およびZステージ
の部分の平面図、第2図(a)〜(c)は第1図に示す
かき分けシェルと配線ヘッドを動作順に示す平面図、第
3図は従来のケーブル配線装置の斜視図である。 1……配線ボード、2……ケーブル、3……コンタク
ト、10……フレーム、20,30……XYステージ、21,22,31,
32……サーボモータ、23,24,33,34……ボールネジ、40,
50……Zステージ、41,51……サーボモータ、42,52……
ボールネジ、60,70……かき分けシェル、65……平行チ
ャック、66a,66b……かき分けシェル、80,90……配線ヘ
ッド、81……ツメ、85……挿入機構。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】配線ボードに端末処理されたケーブルを高
    密度に接続するケーブル配線装置において、配線ボード
    に平行に独立して位置決め可能な2台のXYステージと、
    該2台のXYステージそれぞれ上に搭載された前記配線ボ
    ードに垂直に独立して位置決め可能な2台のZステージ
    と、該2台のZステージそれぞれに搭載され、配線ボー
    ド面と平行に開閉し、それぞれの先端が半円錐状で互い
    に閉じた状態の先端が円錐状となる2対のかき分けシェ
    ルと、前記Zステージに搭載し前記2対のかき分けシェ
    ルそれぞれに収納されたケーブル端を把持するための2
    組のツメと、前記2組のツメそれぞれを前記配線ボード
    に垂直な方向に移動させ前記シェルが開いた状態で前記
    ツメを前記シェルの先端の部分を越えて突出させること
    のできる前記2台のZステージそれぞれに設けられた挿
    入機構とを含むことを特徴とするケーブル配線装置。
JP2269837A 1990-10-08 1990-10-08 ケ―ブル配線装置 Expired - Lifetime JP2504322B2 (ja)

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JP2269837A JP2504322B2 (ja) 1990-10-08 1990-10-08 ケ―ブル配線装置

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JPH04145700A JPH04145700A (ja) 1992-05-19
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JP4165756B2 (ja) * 2004-06-24 2008-10-15 日本電信電話株式会社 光ファイバ接続切替装置および掻き分け方法

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