JP6621668B2 - 電線処理機の電線束の一括管理システム - Google Patents
電線処理機の電線束の一括管理システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6621668B2 JP6621668B2 JP2016004130A JP2016004130A JP6621668B2 JP 6621668 B2 JP6621668 B2 JP 6621668B2 JP 2016004130 A JP2016004130 A JP 2016004130A JP 2016004130 A JP2016004130 A JP 2016004130A JP 6621668 B2 JP6621668 B2 JP 6621668B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric wire
- wire
- processing machine
- bundle
- storage container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Description
電線収納容器3、4は、丸い筒状に形成され、リールに巻かれた電線束が収納されている。そして、電線収納容器3からは、電線3aが引き出されて電線処理機1に供給されている。また、電線収納容器4からは、電線4aが引き出されて電線処理機2に供給されている。
しかしながら、作業者5は、電線処理機1の作業エリア1aで作業を行い、電線処理機2の作業エリア2aで作業を行う場合、電線処理機1の作業エリア1aでと電線処理機2の作業エリア2aとの間を矢印Aに示す如く行き来しなければならず作業効率が良くないという問題点を有している。
このような図18(B)に示す如き電線処理機6と電線処理機7との配置では、作業者5は、電線処理機6の作業エリア6aで作業を行い、電線処理機7の作業エリア7aで作業を行う場合、電線処理機6の作業エリア6aで作業を行った後、振り向くことで電線処理機7の作業エリア7aで作業を行うことができ、作業効率が格段に改善することができる。
したがって、電線処理機6と電線処理機7の設置位置において、電線収納容器1つ分の設置スペースがはみ出たような状態となっており、設置スペースの効率的が悪いという問題点を有している。
この特許文献1は、電線移送通路Wに沿って供給される所定の電線群2Aに圧接コネクタ3を圧接接続する圧接装置11であり、圧接コネクタ3に接続する所定の電線群2Aを選定して給送するために多数の電線供給リール4を設けたものである。
この特許文献2は、複数の収納棚12のそれぞれに収納する電線30を種類別に巻き付けた多数の電線リール11の状態で、長尺電線を送り出し可能な状態でストックする電線供給ステーションS1を設けたものである。
すなわち、特許文献1は、作業者の作業について考慮したものでなく、作業者の作業効率については問題点を有している。
すなわち、特許文献2は、複数の電線リール11に巻き付けた長尺電線を送り出し可能な状態で複数の収納棚12にストックするだけで、複数の電線リール11の設置スペースについては考慮されておらず、設置スペースの効率が悪いという問題点を有している。
前記電線束を電線収納容器に収納し、該電線収納容器を電線束収納容器棚に複数個載置して、前記電線収納容器を一個所に集中して纏めて一括して管理し、前記電線処理機に前記電線束収納容器棚に載置された前記電線収納容器から前記電線を順次引き出して供給するようにし、
作業者の作業する作業エリアを向かい合わせに並べて配置する前記電線処理機への前記電線の供給は、
一方の前記電線処理機に前記電線束から供給し、
他方の前記電線処理機に前記電線束から天井に設けられた支持部材を介して一方の前記電線処理機の電線供給方向と反対の方向から供給することを特徴としている。
また、本願請求項1に記載の発明によれば、電線束を電線収納容器に収納して電線束収納容器棚に複数個載置して、一個所に纏めて一括して集中管理しているため、電線束の設置スペースの効率化を図ることができる。
また、本願請求項1に記載の発明によれば、電線処理機への電線の供給を、一方の電線処理機に電線束から供給し、他方の電線処理機に電線束から天井に設けられた支持部材を介して一方の電線処理機の電線供給方向と反対の方向から供給するように構成してあるため、電線処理機を作業者の作業する作業エリアを向かい合わせに並べて配置することができる。
前記電線束収納容器棚は、
2段の棚にそれぞれ1列に配置し、上段に配列される前記電線収納容器の位置と下段に配列される前記電線収納容器の位置とが重ならないように配置してあることを特徴としている。
図1には、本発明に係る電線処理機の電線束の一括管理システム10の全体構成図が示されている。
図1に示される電線処理機の電線束の一括管理システム10においては、電線処理機11と電線処理機12とが作業者の作業する作業エリア11a,12aを向かい合わせに並べて配置されている。
また、電線処理機の電線束の一括管理システム10においては、電線処理機11と電線処理機12に電線を供給する電線束一括収納部13を備えている。
測長器16は、電線処理機11に搬送する電線の長さを測定するもので、図3に示す如き構成を有している。すなわち、測長器16は、一対の測長ローラ16a,16bを備え、この一対の測長ローラ16a,16b間を挿通する電線の長さを測定している。この測長ローラ16a,16b間を通った電線は、電線送り装置17に送られていく。
切断器18と電線送り装置17との間には、チューブ18cで接続されており、電線送り装置17から送られる電線は、このチューブ18cの中を通って切断器18に送られている。
この圧接部19aが下降して切断器18の電線保持部18aに保持された電線が押圧されると、電線の先端部の皮剥きが行われ導体が露出される。そして、圧接部19aによって皮剥きが行われ導体が露出された電線の先端部に圧着端子取付器19に自動で送られてくる圧着端子20が圧着して取り付けられる。
切断器18のカッター18bによって、電線の後端部を切断された電線は、電線処理機11に搬送される。この電線処理機11に搬送されてきた電線は、先端部には、圧着端子取付器19の圧接部19aで圧着端子20が圧着取り付けられた電線となっている。この電線処理機11では、先端部に圧着端子20が圧着取り付けられた電線の後端部に、図9に示す如く、端末処理が行われる。
切断部21は、図5図に示される電線前処理装置15の切断器18と同じもので、電線前処理装置15の切断器18について説明したものと同じである。この切断部21には、切断した後の電線を把持して隣接する皮剥き部22の位置に搬送する搬送チャック26が設けられている。
この完成品ストック部25は、図13に示す如く、圧着部24において絶縁体を剥離された後端部の導体に取り付けられた端子を圧着接続して完成した電線を圧着部24から払い出して一時貯め置くスペースである。
まず、図5に示す如く、電線保持部18aでチャックされた電線がカッター18bによって切断されると、カッター18bによって切断された前の位置にある電線は図10に示す如く搬送チャック26によって皮剥き部22の前に搬送される。
皮剥き部22の前に搬送された電線は、後端部の絶縁体を剥離するために押さえる皮剥き用チャック27によって把持される。このとき、電線は、図11に示す如く、搬送チャック26と皮剥き用チャック27によって同時に把持された状態となる。
図12に示す如く、電線の把持が解除された搬送チャック26は、切断部21の前の位置に戻る。
図14において、電線束一括収納部13は、電線32をリール33に巻き付けて束ねられた電線束34を1個ずつ個別に収納する電線収納容器35と、電線収納容器35を1個所に纏めて収納する電線束収納容器棚36とを備えている。リール33には、所定長さの電線32が巻き付けられている。また、電線収納容器35には、リール33に巻き付けて束ねられた電線束34が個別に収納されており、それぞれの電線収納容器35からは、リール33から巻き出した電線32を取り出せるようになっている。
この下板39の上には電線収納容器35が複数個並べて載置されている。また、中板40の上にも電線収納容器35が複数個並べて載置されている。このように電線束収納容器棚36は、電線収納容器35が下板39による下段と、中板40による上段の2段に設けられている。
そして、下段に載置された複数の電線収納容器35の設けられた位置と、上段に載置された複数の電線収納容器35の設ける位置とは、横に半分ずつずらして設けられている。
また、電線束収納容器棚36の上板41には、中板40の上に載置された上段の電線収納容器35から取り出した電線32を外部に取り出すため円形状に形成された上側電線取出し口43が設けられている。この上側電線取出し口43は、上段に載置されている電線収納容器35の数と同じ数設けられている。
また、上板41には、桟46が渡されており、この桟46には上板41に設けられた上側電線取出し口43から送出されてくる上段の電線収納容器35からの電線32と挿通孔44から送出されてくる下段の電線収納容器35からの電線32を電線処理機11の方向に走行するように案内する案内部材47が設けられている。案内部材47は、上板41に設けられた上側電線取出し口43と、挿通孔44に対応して上側電線取出し口43と挿通孔44の数設けられている。
電線分配部材51は、床上を移動可能に構成されるポール54aで組みこまれた電線分配台車54に取り付けられており、ポール54a間には、電線分配板51aが複数個設けられている。それぞれの電線分配板51aには、誘導部材53から送られたきた電線32を通す通し穴51bが設けられており、誘導部材53から送られたきた電線32を分配して電線処理機11に供給できるようになっている。
Claims (2)
- リールに巻かれた電線束から電線を引き出し、該電線を切断、皮剥きまたは端子の取付けの少なくともいずれかを実行する電線処理機を作業者の作業する作業エリアを向かい合わせに並べて配置し、前記電線処理機に前記電線を供給するに当たって、
前記電線束を電線収納容器に収納し、該電線収納容器を電線束収納容器棚に複数個載置して、前記電線収納容器を一個所に集中して纏めて一括して管理し、前記電線処理機に前記電線束収納容器棚に載置された前記電線収納容器から前記電線を順次引き出して供給するようにし、
作業者の作業する作業エリアを向かい合わせに並べて配置する前記電線処理機への前記電線の供給は、
一方の前記電線処理機に前記電線束から供給し、
他方の前記電線処理機に前記電線束から天井に設けられた支持部材を介して一方の前記電線処理機の電線供給方向と反対の方向から供給する
ことを特徴とする電線処理機の電線束の一括管理システム。 - 請求項1に記載の電線処理機の電線束の一括管理システムにおいて、
前記電線束収納容器棚は、
2段の棚にそれぞれ1列に配置し、上段に配列される前記電線収納容器の位置と下段に配列される前記電線収納容器の位置とが重ならないように配置してある
ことを特徴とする電線処理機の電線束の一括管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016004130A JP6621668B2 (ja) | 2016-01-13 | 2016-01-13 | 電線処理機の電線束の一括管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016004130A JP6621668B2 (ja) | 2016-01-13 | 2016-01-13 | 電線処理機の電線束の一括管理システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017126446A JP2017126446A (ja) | 2017-07-20 |
JP6621668B2 true JP6621668B2 (ja) | 2019-12-18 |
Family
ID=59365165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016004130A Active JP6621668B2 (ja) | 2016-01-13 | 2016-01-13 | 電線処理機の電線束の一括管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6621668B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS603811A (ja) * | 1983-06-21 | 1985-01-10 | 日立電線株式会社 | 電線製造工程における多頭持ち可能な機械配置 |
JP6209475B2 (ja) * | 2014-03-26 | 2017-10-04 | 矢崎総業株式会社 | 電線供給装置 |
-
2016
- 2016-01-13 JP JP2016004130A patent/JP6621668B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017126446A (ja) | 2017-07-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11953876B2 (en) | Modular wire processing center | |
JP6118597B2 (ja) | 電線端処理装置 | |
KR101708295B1 (ko) | 케이블 단자 및 수축튜브 조립장치 | |
JP6507189B2 (ja) | 電線処理装置及び電線処理方法 | |
JP2014179274A5 (ja) | ||
US10854358B2 (en) | Wire harness manufacturing method and wire harness manufacturing device | |
TW201424176A (zh) | 電線分類夾具及電線分類方法 | |
US20150151417A1 (en) | Pulling head work station and method | |
JP6621668B2 (ja) | 電線処理機の電線束の一括管理システム | |
JP2024515231A (ja) | ケーブル加工センター | |
CN109997284B (zh) | 端子保持件、端子压接装置及附带端子的绞合电线的制造方法 | |
CN114784589A (zh) | 端子压接装置 | |
JPH0648195U (ja) | 連続状端子供給機構の供給姿勢矯正装置 | |
CN220066373U (zh) | 一种连线端子压接机 | |
CN110335749B (zh) | 一种sq共模电感自动绕线缠脚设备及方法 | |
JP2018073735A (ja) | ワイヤハーネスの製造装置 | |
JP2017216141A (ja) | 部品受け渡し装置及びそれを備えるワイヤハーネスの製造装置 | |
CN213125011U (zh) | 一种连接器用单芯线材全自动加工组装流水线 | |
JP5613035B2 (ja) | 電線搬送装置及び電線搬送方法 | |
JP6747861B2 (ja) | ワイヤハーネスの製造ライン | |
CN112202029A (zh) | 一种连接器用单芯线材全自动加工组装流水线 | |
JP4748065B2 (ja) | 圧着端子組付け方法および端子圧着方法並びに端子圧着設備 | |
US20240313494A1 (en) | Terminal reel unit and electric wire processing apparatus | |
KR101562858B1 (ko) | 브러시 세트 자동제조장치 | |
JP3013558B2 (ja) | ワイヤハーネスにおける本線と分岐線のジョイント方法およびジョイント装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20181219 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190906 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190910 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20191030 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191119 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191120 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6621668 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |