JP4301739B2 - レーベル転位導体製造装置及び製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、タービン発電機等の回転電機の固定子コイルにおいて、素線の皮剥き、切断、レーベル転位成形及び捌き撚りしてレーベル転位導体を製造するためのレーベル転位導体製造装置及び製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
タービン発電機等の回転電機の固定子鉄心の内径側に形成されたスロットに挿入される複数本の矩形断面を有する固定子コイルは、2列数十本の素線群から構成される。
【0003】
この固定子コイルは、タービン発電機の容量が増大するにつれて固定子鉄心が長くなると同時に、固定子コイル長さも非常に長くなる。
【0004】
このような固定子コイルを製作するには、素線ドラムに巻かれた素線を引き出して任意の長さに切断し、任意の本数が切出されると人手でコイル1本分の素線を図20に示すように束ねた後、一端を送り装置に固定し、素線を束ねた状態でレーベル転位導体製造装置により任意の位置からレーベル転位成形を行なっていた。
【0005】
図21は、特開昭59−198856号公報に示されている従来のレーベル転位導体製造装置の構成例を示すものである。図19において、素線束210の両側に対をなす転位成形装置211A,211Bが素線束210の長さ方向に沿って適宜間隔、例えば50〜80cmの間隔で複数対配置され、間欠的に矢印212A,212Bの方向に回転する。さらに、対をなす段付成形装置213A,213Bが素線束210の両側に隣接して配列されている。この場合、段付成形装置213A,213Bは、用いる素線導体の種類又は組合せにより2対のうちいずれか一方のみを使用する場合、または2対とも使用する場合などがある。
【0006】
段付成形装置213A,213Bは、それぞれ端部に受駒214A乃至214Bを固定し、図示しない駆動装置により矢印215A,215Bの方向、すなわち転位導体の幅方向に往復摺動するスライド216A,216Bを持っている。このスライド216A,216Bには、受駒214A,214Bに対向して押駒217A,217Bが装着され、図示していない駆動装置により矢印218A,218Bの方向、すなわち転位導体の高さ方向に往復摺動する。
【0007】
受駒214A,214B及び押駒217A,217Bは、それぞれその都度幅方向終端に位置する素線に段付成形を施す素線寸法に対応した成形部が形成されている。なお、素線導体の各素線寸法に応じてそれぞれ異なった成形部を持つ受駒及び押駒が取付けられる。
【0008】
図中、220はコイル1本分の素線を束ねた状態でその一端部を把持し、且つ段付成形を施すべき素線がちょうど段付成形装置213A,213Bの所に位置するように素線束10を間欠的に矢印219方向に移動させる送り装置であり、この送り装置220はコイル把持具221、この把持具221をガイドレール222に設けられたラック223に噛合するピニオン介して直線駆動するパルスモータ224から構成されている。
【0009】
なお、前述の転位成形装置211A,211B、段付成形装置213A,213B及び上記送り装置220は、図示しない制御装置により予め定められたプログラムに従って駆動制御されるものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述したレーベル転位導体製造装置により図18に示すようなコイル1本分の素線を束ねた状態でのレーベル転位成形では、図19に示すように転位成形装置211A,211Bは「カム」より構成されているため、必ずしも細かくしかも精度の良い動作は期待できず、しかも素線導体と転位成形装置211A,211Bとの若干の「すべり」も生じるため、さらに動作の精度が低下する。そのため、レーベル転位ピッチを狭くできないため、タービン発電機の性能向上の妨げになっていた。また、レーベル転位成形部には短絡防止のため薄い絶縁物を手作業にて1枚ずつ挿入する手間があり、その作業工数が極めて多大になるという問題がある。
【0011】
本発明は上記のような問題点を解消すべくなされたもので、素線を1本ずつレーベル転位成形することでレーベル転位ピッチを短くでき、且つレーベル転位部に予め空隙を設けることにより絶縁物を挿入しなくても短絡することがない固定子コイルを製造できる固定子コイルのレーベル転位導体製造装置及び製造方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の目的を達成するため、次のような手段によりレーベル転位導体製造装置を構成する。
【0013】
請求項1に対応する発明は、多数の素線を1列数十段にして2列又は4列に配列してなる素線束にレーベル転位を施して回転電機の固定子コイルを製造するレーベル転位導体製造装置において、絶縁被覆された状態で素線ドラムに巻かれた素線を供給する素線供給部と、この素線供給部より供給される素線を送出する素線送出部と、この素線送出部より送出された素線の曲がりを修正する素線曲り修正部と、この素線曲り修正部で直線状に修正された素線の絶縁被覆物を加熱する加熱部と、この加熱部で加熱された素線の絶縁被覆物を除去する絶縁被覆除去部と、この絶縁被覆除去部で除去された素線を清掃する素線清掃部と、この素線清掃部で清掃された素線を任意の長さに送出して切断する送出切断部と、
この送出切断部で切断された素線の残材を払出す残材払出部と、残材が払出された任意長さの素線を引出してレーベル転位を施すレーベル転位成形部と、このレーベル転位成形部でレーベル転位された素線群を1本づつ捌きながら撚る素線撚り部とを備える。
【0014】
請求項2に対応する発明は、請求項1に対応する発明のレーベル転位導体製造装置において、前記素線供給部は、素線ドラムから素線を引出す際に巻かれた素線の緩みを防止する手段と、前記素線ドラムに巻かれた素線が無くなったことを検出する素線切れ検出手段と、素線の繋ぎを光学的に検出する手段とを備える。
【0015】
請求項3に対応する発明は、請求項1に対応する発明のレーベル転位導体製造装置において、前記素線送出部、前記素線曲り修正部、前記加熱部、前記絶縁被覆除去部、前記素線清掃部、前記切断部及び残材払出部を同一の架台上にそれぞれ載置して1つのステーションとする。
【0016】
請求項4に対応する発明は、請求項1に対応する発明のレーベル転位導体製造装置において、前記残材払出部を出た素線を前記素線送出部と走行動作を協調させて前記レーベル転位成形部へ搬送する素線引出し手段と、この素線引出し手段により引出された素線を前記レーベル転位成形部へ搬送する搬送手段と、この搬送手段により搬送され且つ前記レーベル転位成形部でレーベル転位された素線を搬送コンベア上に並べる手段と、この手段により前記搬送コンベア上に並べられた素線を前記素線撚り部に搬送する手段とを1つのステーションとする。
【0017】
請求項5に対応する発明は、請求項4に対応する発明のレーベル転位導体製造装置において、前記残材払出部及び素線引出し手段は、素線を送り易く且つ素線の曲りによる悪影響を少なくするためのトンネル式ガイドを有する。
【0018】
請求項6に対応する発明は、請求項4に対応する発明のレーベル転位導体製造装置において、前記レーベル転位成形部へ搬送する搬送手段は、素線をハンドリングするための4台のローダを用い、両端2台には素線を把持する平行チャックを配置し、中央部2台には素線をすくい上げる傾斜チャックを配置して構成される。
【0019】
請求項7に対応する発明は、請求項1に対応する発明のレーベル転位導体製造装置において、前記レーベル転位成形部は、レーベル転位成形型を装備したレーベル転位成形ヘッドと、このレーベル転位成形ヘッドの両側に素線の緩み機構を有するテンションヘッドとで構成される。
【0020】
請求項8に対応する発明は、請求項7に対応する発明のレーベル転位導体製造装置において、前記レーベル転位成形ヘッド及びテンションヘッドに素線を90°反転機構を設ける。
【0021】
請求項9に対応する発明は、請求項1に対応する発明のレーベル転位導体製造装置において、前記レーベル転位成形部は、2種類のレーベル転位成形型を用いた3次元曲げのレーベル転位成形手段を備える。
【0022】
請求項10に対応する発明は、請求項1に対応する発明のレーベル転位導体製造装置において、前記レーベル転位成形部は、4組のレーベル転位成形型を保有させ、予め作成したプログラムにて一方の一列に他方の一列を反対になるように順次レーベル転位成形する。
【0023】
請求項11に対応する発明は、請求項1に対応する発明のレーベル転位導体製造装置において、前記レーベル転位成形部でレーベル転位成形した素線を1本づつ起立させる素線スタンド及び数十本の素線群を交差させずに整列させる素線ローディング装置を備える。
【0024】
請求項12に対応する発明は、請求項1に対応する発明のレーベル転位導体製造装置において、素線撚り部は、レーベル転位成形した素線群数十本と一端を固定する手段と、レーベル転位部位を撚り易くする対象ワークを選ばない第1の捌き手段と、素線のもう一端を平行チャックで1本づつ把持する第2の捌き手段とを備える。
【0025】
請求項13に対応する発明は、請求項12に対応する発明のレーベル転位導体製造装置において、前記第1の捌き手段で捌いた素線と既に撚った素線との間に串を差し込む。
【0026】
請求項14に対応する発明は、多数の素線を1列数十段にして2列又は4列に配列してなる素線束にレーベル転位を施して回転電機の固定子コイルを製造するレーベル転位導体の製造方法において、予め絶縁被覆されドラムに巻かれた素線をこのドラムから引出す工程と、このドラムから引出される素線に生じる緩みを防止する工程と、素線を予め決められた長さだけ送る工程と、送られた素線内に生じた素線断面幅方向の歪みと素線断面厚み方向の歪みのそれぞれを除去する工程と、前記歪みが除去された素線の予め決められた部分の前記絶縁被覆を加熱する工程と、前記素線の予め決められた部分が加熱された絶縁被覆の素線断面幅方向と素線断面厚み方向の両方向を除去する工程と、前記絶縁被覆が除去された素線の前記絶縁被覆が除去された部分を清掃する工程と、前記清掃された素線を予め決められた長さに切断する工程と、前記切断された素線をレーベル転位施工手段に搬送する工程と、前記レーベル転位施工手段に素線が搬送されると該素線の所定の個所にレーベル転位を施工する工程と、前記レーベル転位が施された素線をレーベル転位導体に撚る工程とからなることを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0028】
本発明による回転電機における固定子コイルのレーベル転位導体製造装置および製造方法の第1の実施形態として、発電プラントにおけるタービン発電機の固定子コイルの製造に適用した場合について述べる。
【0029】
図1は固定子コイルのレーベル転位導体製造装置の全体構成を示す斜視図である。
【0030】
図1に示すレーベル転位導体製造装置は、素線緩み防止手段10aと素線切れを検出する素線切れ検出手段10bとを備えた素線供給部10、素線供給部10より供給される素線を送出する素線送出部20、この素線送出部20より送出された素線の曲がりを修正する素線曲り修正部30、この素線曲り修正部30で直線状に修正された素線の絶縁被覆物を加熱する加熱部50、加熱された素線の絶縁被覆物を除去する絶縁被覆除去部53、この絶縁被覆除去部53で除去された素線を清掃する素線清掃部65、清掃された素線を精密に送出して切断する精密送出し切断部70、この精密送出し切断部70で切断された素線の残材を払出す残材払出部81、レーベル転位を施すために残材が払出された素線を引出す引出し部90から構成され、これらは素線の引出し方向に対して左右2列に構成されたフレームの右列にそれぞれ配設されている。
【0031】
この場合、素線送出部20、素線曲り修正部30、加熱部50、絶縁被覆除去部53、素線清掃部65、切断部70及び残材払出部81を同一の架台上にそれぞれ載置して1つのステーションを構成している。
【0032】
また、素線引出し部90に対応するフレームの天井部には1本の素線スタンドローダ107と3本のローダ106が素線進行方向に一定の間隔を存してそれぞれ配設され、さらに素線供給部10から残材払出し部81との間に対応するフレームの天井部には、1本の位置決め制御ローダ151と2本のローダ152,153が一定間隔を存して配設されている。
【0033】
さらに、フレームの素線引出し方向に対して左列側の床面には、長尺の搬送ベルト163とそれを支持する図示しないテーブルとを備えた搬送コンベア162が配設されている。
【0034】
図2は上記素線供給部10を拡大した構成を詳細に示す斜視図である。
【0035】
図2に示すように素線供給部10には、素線11が平角銅線の外周に絶縁被覆加工された状態で素線ドラム12に巻かれている。この素線ドラム12には、素線緩み防止手段10aとして、素線を引き出す際に素線ドラム12に巻かれた素線11が緩まないように素線ドラム12に挿入された回転軸13に回り過ぎを防ぐためのブレーキ14が備えられ、進行方向と逆側に設けられたアイドラー15に素線11を掛けて曲がり癖を取ると共に素線ドラム12の前後で素線の弛みが生じないようにリンク機構16を介してエアシリンダ17でテンションを掛けるように構成されている。
【0036】
また、素線切れ検出手段10bは、素線緩み防止手段10aとリンクしており、素線11が素線ドラム12にある場合は素線11にテンションが掛けられ進行方向に引張られているため、エアシリンダ17は後退限に移動しようとしても素線11の引張り力が抵抗になって後退限には移動しないが、素線ドラム12から素線11が無くなると素線11の引張り力による抵抗がなくなってエアシリンダ17が一気に後退限に移動する。そして、エアシリンダが後退限に移動するとリミットスイッチ18の動作により電気信号が図示しない監視装置に入力され、素線ドラム12から素線11が無くなったことを報知するようになっている。
【0037】
さらに、素線11の繋ぎを検出する手段として、繋ぎの部分に通常の絶縁被覆と異なる色にしてその色を識別できる図示しない光電センサーを用いる。また素線11と図示しない光電センサーの距離と位置を常に同一にするため、任意の素線寸法に対応できる図示しない調整式のガイドローラから構成されている。
【0038】
図3は上記素線送出部20及び素線曲り修正部30を拡大した構成を詳細に示す斜視図である。
【0039】
素線送出部20は、段取りの際に素線ドラムから引出した素線11を切断部70(図1参照)まで送込むもので、従動プーリ21、駆動プーリ22、搬送ベルト23、図示しない駆動モータとそれらが載置されたベース24、このベース24を上下方向に移動させるエアシリンダ25及びベース24を移動の際のガイド26で構成されている。
【0040】
このような素線送出部20においては、ドラムから引出した素線11を上下に配置されたベルト23間に通し、上側のベルトをエアシリンダ25にて下降させ、上下のベルトで挟み込み駆動プーリ22に駆動力を与えて素線11を切断部70まで送込むことができる。また、駆動プーリ22の回転を逆回転させることで、素線ドラム12側に引出すこともできる。また、素線の駆動にベルトを用いることにより、その外表面に絶縁被覆が施されている素線が引出しの際に局所的に力を受け、その部分の絶縁性能が低下することを防止している。
【0041】
また、素線曲り修正部30は、作業者側から見て、前後にローラが交互に配置されている。すなわち、後側に4個の固定の矯正ローラ31を配置し、作業者側の前側には3個の可動の矯正ローラ32をベース34上に配置し、且つ素線寸法の違いおよび曲がり癖の違いに対応させるため、作業者側に配置した可動の矯正ローラ32の押込み量をハンドル付きのねじ33により任意の送りで調整可能に平置きされた素線11の幅方向の曲がり修正ができるようになっている。この場合、移動の矯正ローラ32は、トグルクランプ35にてガイド36上を前後に移動し、段取りの際に素線11を通し易くできるように構成されている。
【0042】
また、厚み方向では上下交互にローラが配置されている。すなわち、上側に4個の固定の矯正ローラ37を配置し、下側に3個の可動の矯正ローラ38をベース40に配置し、素線寸法の違いおよび曲がり癖の違いに対応させるため下側の矯正ローラ38の押込み量をハンドル付ねじ39の任意の送りで調整できるように構成されている。また、可動の矯正ローラ38は、トグルクランプ41にてガイド42上を前後に移動可能にして段取りの際に素線11を通し易くできるように構成されている。
【0043】
このような素線曲り修正部30は、同一構成にして上下2段に配置される。これは例えば素線厚みが違う中実線と中空線の組合せて用いる場合、予め図示しない操作盤で設定した配列順に素線を引出せるようにするためである。
【0044】
図4は上記加熱部50及び絶縁被覆除去部53を拡大した構成を詳細に示す斜視図である。
【0045】
加熱部50は、図4に示すように素線の通過する箇所の上下に図示しないトーチを設置し、通常はシャッター51により図示しないトーチの火炎からの加熱を防ぎ、予め図示しない操作盤で設定した皮剥き長さの部位がトーチの位置にくると自動的にシャッター51がエアテーブル52により開放され、素線を加熱するように構成されている。この加熱部50も前述同様の理由で同一構成のものが上下2段にして配置されている。
【0046】
また、絶縁被覆除去部53は、図4に示すように素線幅方向と素線厚み方向の2方向に分けて行えるようになっている。すなわち、素線11の幅方向の皮剥きは、送り方向で左右に2個のワイヤーブラシ54を設置し、各々に送り方向と回転方向が逆の駆動モータ57を具備している。また、素線11の厚み方向の皮剥きは、送り方向で上下に2個のワイヤーブラシ56を設置し、各々に送り方向と回転方向が逆の駆動モータ57を具備している。
【0047】
素線11の皮剥きは任意の範囲であるため、通常は素線11に対しワイヤーブラシ54、56を逃がしておく(接触させない)必要がある。このため、図示しないラック・ピニオンとエアシリンダ駆動の開閉機構によりワイヤーブラシ54,56を素線11に対し逃がすようにしている。この場合、開閉機構は素線幅、素線厚み寸法が変わった際の調整機能も合わせて持たせてある。
【0048】
また、数百本の素線11を皮剥きするとワイヤーブラシ54、56の外径表面が摩耗するため、再び研磨して再使用しているが、外径寸法の違うワイヤーブラシを各々使用することがある。その際に素線11の幅方向及び厚み方向のセンターラインとワイヤーブラシ54、56のセンターラインが合わなくなり皮剥きの仕上がりが悪くなるため、ハンドル58、59を回して図示しないセンターライン修正機構により対応できるようにしてある。
【0049】
さらに、絶縁被覆除去部53には、安全と除去された絶縁被覆の飛散防止のため、その境界面で幅方向ブラシ用保護カバー60と厚み方向ブラシ用保護カバー61が設置されている。幅方向のワイヤーブラシ54では、上面に、また厚み方向のワイヤーブラシ56には手前側面に透明の樹脂カバー(例えば塩化ビニール製)が設置されており、ワイヤーブラシ54、56の減りと素線11の皮剥き状態が直ぐに確認できるようになっている。
【0050】
ワイヤーブラシ54、56の摩耗による減りが確認できたら図示しないハンドル付きネジでの押込み量を調整することで、図示しないラック・ピニオンとエアシリンダ駆動のワイヤーブラシ54,56の開閉機構の動作量を変え、ワイヤーブラシ54,56の摩耗による減りに対応して調整できるようになっている。
【0051】
図5は上記素線清掃部65、精密送出し切断部70及び残材払出部81を拡大した構成の詳細を示す斜視図である。
【0052】
素線清掃部65は、図5に示すように素線の通過する上下に柔らかい毛を植毛した清掃ブラシ66を設置し、図示しないブラシの回転軸と図示しない駆動モータを直結して構成し、予め図示しない操作盤で設定した皮剥き長さの部位が清掃ブラシ66の位置にくると自動的に回転し、清掃を行うようになっている。
【0053】
精密送出し切断部70は、素線11を任意の長さに精度良く送り出して切断する部分で、素線11の送り先頭側(図では右側)には図示しないACサーボモータを具備したタイミングプーリ71と後側に駆動源を持たない従動タイミングプーリ72を取付け、両者に高摩擦布をコーティングしたタイミングベルト73を掛け、それらをベース74の上下に配置して下部を固定式とすると共に、上部をガイド75に沿って上下方向に移動可能になっている。
【0054】
このような精密送出し切断部70において、素線11を送り出す際には、上部がガイド75上をエアシリンダ76の駆動で下降させ、上下のベルト2本で挟み込んで送る。素線11を送出す長さの管理は、駆動タイミングプーリ71に具備した図示しないACサーボモータのエンコーダのパルス数により行なっている。また、高摩耗布をコーティングしたタイミングベルト73と合せて使用するため、極めて精度の高い送りができる。
【0055】
また、素線11の切断は、切断刃77が油圧シリンダ78の下端に装備され、ガイド79上を上下し、切断時の素線11の浮き上りと長手のずれを防ぐため、切断個所の近傍をガイド付きエアシリンダ80でクランプして行なう。この精密送出し切断部70も、前述同様の理由で同一構成のものが上下2段にして配置されている。
【0056】
残材払出部81は、払出しテーブル82と払出しテーブル上を横切り、短く切断された素線11を払出すガイド付きプレート83とこのガイド付きプレート83の駆動部であるエアシリンダ84と素線引出し部90に確実に素線11を送るためのトンネル式ガイド85から構成される。
【0057】
この残材払出部81の目的は、電源投入時の図示しない制御装置の原点復帰後、素線11の切り出し位置決めを行なうため、ある適当な長さで複数回の捨て切りを行なうため、それが残材となり払出す必要があるためである。
【0058】
また、図2にて説明したように素線ドラム12にて素線11が無くなった際に機器も一時停止させ、新しい素線ドラム12の素線11とテーピングで繋いでいるが、その部位を図示しない識別センサで検出すると、予め図示しない操作盤に設定した素線長さと比較し、十分な(例えば切断された一本の素線内に素線接続部がない)場合は必要分を切断後、残りの長さを所定長さ以下の長さで不要部分とし、また全て不十分な長さと判断された場合はその場で所定長さ以下の長さで切り捨てられ、残材として払出して排出している。この残材払出部81も前述同様の理由で同一構成のものが上下2段にして配置されている。
【0059】
図6は上記素線引出し部90を拡大した構成の詳細を示す斜視図である。
【0060】
この素線引出し部90は、図6に示すように引出しテーブル91の入口にトンネル式ガイド92と、ロッドレスシリンダ93の駆動による平行チャック付きエアハンド94aと、高速送りのACサーボモータ95の駆動による平行チャック付きエアハンド94bと、それに付随する駆動タイミングプーリ96と駆動源を持たない従動タイミングプーリ97と、この従動タイミングプーリ97に掛けられACサーボモータ95の動力を伝達するタイミングベルト98とから構成されている。そして、高速送りのため停止時のショックを緩和する図示しない2個のショックアブソーバが両端の限界位置に装備させている。
【0061】
そして、前述の切断位置と引出しテーブル91は所定の長さ離れているため、エア駆動のロッドレスシリンダ93で後述するレーベル転位成形部のテンションヘッドとの長手方向の位置関係を合せるべく、予定長さ移送させるように構成されている。
【0062】
すなわち、トンネル式ガイド92を通過した素線11の先端部は、平行チャック式エアバンド94bにより把持される。そして、ACサーボモータの駆動により素線11は搬送部方向に移送される。移送量の制御は、ACサーボモータのエンコーダのパルスをカウントすることにより行う。素線11の切断長さ程度まで移送されると、トンネル式ガイド92を素線11の後端部が通過する。その際に平行チャック式エアバンド94bによりその後端部が把持される。そして、最後に平行チャック式エアバンド94a,94bの両者が、素線11を搬送部101の所定位置、すなわち後述するレーベル転移成形部のテンションヘッド位置と同じ位置に移送させる。
【0063】
このような構成の素線引出し部90においては、素線11に多少の曲がりがあってもトンネル式ガイド92を通過することで先端部を確実に平行チャック付きエアハンド94bで掴み所定の位置まで引出しができる。
【0064】
また、素線引出し部90のACサーボモータは、素線送込み部のACサーボモータと協調させるため、トルク制御を行ない、常に素線11にテンションを掛けて蛇行しないようにしている。
【0065】
この素線引出し部90も前述同様の理由で同一構成のものが上下2段の位置に自動的に昇降できる機能を有している。
【0066】
また、素線引出し部90は、所定の長さを超える素線の引出しを可能とするため、昇降機能として図示しないエアシリンダとガイドロッド99を2本1組として架台100に装備され全長に渡っては6組で構成される。
【0067】
一方、搬送部101は上記素線引出し部90からレーベル転位成形部へ素線を搬送するもので、この搬送部101は図7に示すように高い把持力を持つ平行チャック102を備えたハンド103と、図8に示すように素線が落下し難い傾斜チャック104を備えたハンド105と、これらを装備したX,Y,Z方向(図1参照)の3軸を位置決め制御する図1に示す3台のローダ106と、X,Z方向の2軸を位置決め制御する1台の素線スタンドローダ107で構成されている。
【0068】
この場合、薄い素線11を確実にハンドリングするために4台のローダを用いているが、素線11の長手方向両端の2台ともに平行チャック102とハンド103を用いている。
【0069】
また、本構成では、素線の切断部70側が常に同じ位置になるように移送しているため、ローダ107でX・Y軸を移送させ、把持個所に対応する引出しテーブル91にくぼみ108aを設け、平行チャック102の下端より数mm上で素線を確実に把持できるようにして素線11が平行チャック102より落下しないようにしている。
【0070】
また、素線長さが変わる場合があるため、任意の位置になるもう一端は、その都度傾斜台108bを設置し、素線端を浮かせた状態にし平行チャック102とハンド103を装備したローダ106を用い、上記と同様に平行チャック102の下端より数mm上で確実に把持することで素線11の長手位置が不揃いにならないようにしている。これは後述するレーベル転位成形の曲げ位置の精度に係わるものである。
【0071】
さらに、中央部に2台の傾斜チャック104とハンド105を装備したローダ106を用いることで、把持力はないが、すくい上げることで任意の場所でも薄い素線を確実に持ち上げ、高速に移動しても落下することがないようにしてある。
【0072】
このローダ106は、図7に示すように素線11を上下方向の移動のZ軸と前後方向の移動のX軸と左右(素線の長手)方向の移動のY軸の3軸に位置決め制御している。
【0073】
これらハンド103,105において、図7及び図8に示すようにZ軸はボールスプライン付きのボールネジ109の図示しないロータリーナットに大径のタイミングプーリ112を装備し、タイミングベルト113で動力を伝達して昇降させるようになっている。X軸は図示しない固定されたリニアのタイミングベルトに動力源となる図示しないACサーボモータに図示しないタイミングプーリをアイドラーローラで挟み込んで動力を伝達し、X軸方向に移動させるようになっている。
【0074】
図9はレーベル転位成形部の構成を拡大して示す斜視図である。
【0075】
図9において、レーベル転位成形部120は、素線11の一端を掴んで弛みを取る機構を備え、且つ長手方向の1軸位置決め制御する1台のテンションヘッド121と、素線11に2種類の曲げ加工を施す機構を備える。すなわち、Y方向の1軸位置決め制御する3台の成形ヘッド122、テンションヘッド121及びテンションヘッド121と同様に素線11の一端を掴んで弛みを取る機構を備え、且つY方向の位置決め制御を持たない1台のテンションヘッド123とで構成されている。
【0076】
このような構成のレーベル転位成形部120において、まずテンションヘッド121,123は、素線11がローダ106,107(図1に示す)によりローディングされると、この素線11は図10に示すように待機位置(図中素線11a)でスイングシリンダ124に具備された硬質ゴム付きのアーム125にて把持される。この時に素線11aは、数ミリ角の細長い線のため弛みが発生するため、レーベル転位成形の位置精度を確保するには成形前に弛みを除去する必要がある。このため、図示しない横移動のガイド付きエアシリンダに具備されたスイングシリンダ124にて保持したまま素線11を成形型の位置へ移動させる(図中素線11b)。そして、スイングシリンダ127で素線11をクランプさせた後、スイングシリンダ124から素線11bを開放し、エアスライドテーブル128にて両端に引張り、素線11bにテンションを負荷している。
【0077】
次に成形ヘッド122は、素線11がローダ106,107(図1に示す)によりローディングされると、図11に示すように待機位置でスイングシリンダ124に具備された硬質ゴム無しのアーム126では、把持ではなく横方向の位置決めを行なう。図示しない横移動のガイド付きエアシリンダで素線11を成形型の上へ移動させ、テンションヘッド121,123での弛み取りが終わるまで素線11の横方向の位置を確保するため、スイングシリンダ124及びアーム126は把持したままにしておく。
【0078】
成形ヘッド122及びテンションヘッド121,123は、成形型の位置まで素線11が移動すると、ガイド付きエアシリンダ129にてクランプし、その状態で90°回動される。90°回動はガイド付きエアシリンダ129に具備された回転板130及び付随する弓形のセグメントギヤ132に扇形のギヤ134とピニオンギヤ135を介してガイド付きエアシリンダ129に具備されたラック136により動力が与えられて行なわれる。図12は90°回動した成型ヘッド122の状態を示している。
【0079】
回転板130の外径と面を支持するガイド131は、素線11をクランプするガイド付きエアシリンダ129を具備する必要性から外径の一部を切欠いている。このため、別体で内径側のガイド133を設けている。この内径側のガイド133は弓形のセグメントギヤ132の内周を摺動部にして形成される。
【0080】
この後、成形ヘッド122は、上下2枚構成の回転板140a,140bに具備された4種類の成形型を用いて3次元曲げのレーベル転位成形を行なう。この3次元曲げは、エッジワイズ曲げ用型2種類とフラットワイズ曲げ用型2種類で構成される。2種類の成形型をそれぞれ必要とするのは、次のような理由による。
【0081】
レーベル転位成形部において、固定子コイルは上列と下列の2列で数十本の素線群で構成され、上列を製作して組合せても一つの固定子コイルとして成立するが、取り回しの悪い長くて重いどちらかの列を組合せ前に180°反転する必要がある。そこで、180°反転しなくても一方の1列に対し他方の1列を自動的に反対になるようにしてレーベル転位成形した素線群にするため、必要数上下4組のレーベル転位成形型をNo.1ヘッド〜No.4ヘッドに保有させ、予め作成したプログラムにて自動的に反対にして順次レーベル転位成形ができるようにしてある。
【0082】
成形型の上下開閉は、左右ネジを持った縦置きの台形ネジ138により行ない、両端は高荷重用の軸受139にて支持されている。また、成形型は台形ネジ138のメネジに具備した成形型取付けの回転板140a,140bに装備され、台形ネジ138が図示しないACサーボモータにより回転駆動力が与えられると上下に配した成形型が閉じて成形が行なわれる。この場合、台形ネジ138には回転板140a,140bが互いに接近又は離反方向に移動させるためにネジ溝が逆方向に形成されている。
【0083】
レーベル転位成形はACサーボモータをトルク制御し、モータ出力トルクを成形力に換算してその値を設定し、この設定値に達することで成形完了と判断させて自動運転を行なっている。
【0084】
レーベル転位成形の1番目に使用される成形型122は、図12に示すようにエッジワイズ曲げ(素線11の短辺方向に曲げる)の上列用としての回転板141a,141bが設けられている。各エッジワイズ成形型には素線11を成形するための溝が波型に加工されており、その部位にはメッキ処理及びバフ研磨が施工されて素線11へのダメージを削減する配慮を行なっている。
【0085】
2番目に使用されるフラットワイズ成形型122は、図13に示すようにフラットワイズ曲げ(素線11の長辺方向に曲げる)の上列用としての上型142aと下型142bが設けられており、各フラットワイズ成形型には、素線11を形成するための凹凸形状が加工されており、その部位にはメッキ処理及びバフ研磨が施工されて素線11へのダメージを削減する配慮を行なっている。そのため、その型で成形を行なう前に予め素線11を90°回動させて元の状態に戻しておく。
【0086】
素線11をレーベル転位成形を行なう際に、4つの型のうち2組だけを使用するが、成形型を割り出しする機能として、成形ヘッド上部に載置された割り出しテーブル143、図示しない軸継手、スプライン軸、大小のタイミングプーリ、タイミングベルト及びスプライン軸を支持する軸受で構成される。
【0087】
割り出しの際は、割り出しテーブル143から180°回動の動力が軸継手を介してスプライン軸に伝達され、スプライン軸に具備した小径タイミングプーリからタイミングベルトを介して小径タイミングプーリの2倍の歯を持つ大径タイミングプーリへ回動の動力が伝わることで減速され、180°が1/2となる90°の回動で所定の割り出しを行なう。
【0088】
素線がレーベル転位成形されると3台の成形ヘッドは、図示しない操作盤に入力した固定子コイルのデータにより自動的に次の素線のレーベル転位成形部へ移動する。3台の成形ヘッドは、直動ガイド144を配した同一の架台に載置され、図示しないリニアベルトとタイミングプーリとACサーボモータ駆動により移動を可能とする。
【0089】
レーベル転位成形された素線11を搬送コンベア上に並べるには、図1に示すように素線引出し部90からレーベル転位成形機構へ搬送するローダ106,107と素線スタンド161と搬送コンベア162で行なわれる。
【0090】
ローダ106,107は搬送部101(図6に示す)を構成する各ハンドにレーベル転位成形機構までの位置データを付加することで制御している。素線11をレーベル転位成形すると、ローダ106,107y軸方向にリニア移動する3台の成形ヘッド122(図9に示す)と干渉しないように予め図示しない操作盤に入力された干渉データに基づいて、必ず成形ヘッド122とある距離を保つ位置に移動するようにプログラムされている。
【0091】
また、成形された素線11bを図1に示す搬送コンベア162上に起立し等間隔に整列させるため、素線11bが縦置きに入ることができる溝と交差しない間隔を有している素線スタンド161が設けられる。素線11bは数mm角の矩形断面で細長く曲がり易いため、素線スタンド161に置いた後の撚りの際に素線11bを確実に1本づつ取ることと置くことが容易なように素線スタンド161は2列に置かれている。
【0092】
搬送コンベア162上に並べられたレーベル転位成形された素線11bを撚る場所に搬送する手段は、長尺の搬送ベルト163とそれを支持する図示しないテーブルと搬送ベルト163のテンション装置及び搬送ベルト163を移動させる駆動源となる図示しない減速機付きACモータで構成される。
【0093】
また、自動運転では、図示しない操作盤に入力した本数分の素線切り出し及び成形されたものがテーブル上に並ぶと、自動停止し、これらの素線が次の撚りステーションに移動が完了しないと、自動運転が再スタートしないように設定されている。
【0094】
レーベル転位成形された素線を撚るには、図14に示すように束ねられた素線群を固定するクランプハンド154を備えたY方向の1軸位置決め制御とX方向で任意位置に移動できるローダ153(図1に示す)と素線を撚るために捌きハンド155を備えたX,Y方向の2軸位置決め制御するローダ152(図1に示す)と素線を撚るために端部を掴む捌きハンド156を備えたX,Z方向の2軸位置決め制御するローダ151(図1に示す)で構成される。
【0095】
クランプハンド154は、片端で素線11bを撚るために持ち上げた際(図14参照)、長手方向に引張り力が作用するため、図15に示すように素線11bがずれない保持するエアチャック160と、このエアチャック160に保持力を与えるチャック駆動機構160bと、これらエアチャック160及びチャック駆動機構160bを軸160cをガイドとしてZ方向に移動させる駆動機構160dとで構成されている。
【0096】
また、捌きハンド155は、図16に示すようにレーベル転位部を撚り易くするため、素線群を押える3つの機構と、撚っている素線を開いたり、撚った後の素線の広がりを防ぐ機構を備えている。すなわち、素線群を押える機構としては、順撚りのときに素線群の固定端側を上から押えるためのエアシリンダ171、逆撚りのときに素線群の固定端側を上から押えるためのエアシリンダ181及び素線群の幅方向(X軸)を横方向から挟み込むためのエアシリンダ182を備えている。
【0097】
また、素線を開いたり、広がりを防ぐ機構としては、棒173を素線間にZ軸方向に挿脱するためのエアシリンダ174、棒173を素線の内側から外側(X軸方向)に押すためのエアシリンダ175、撚った素線群をX軸方向へ移動させるためのエアシリンダ178、捌いた素線と撚った素線との間に串179を挿脱するためのガイド付きエアシリンダ180並びにこのガイド付きエアシリンダ180を素線の撚り位置の近傍へ走行させるロッドレスシリンダ176を備えている。
【0098】
さらに、捌きハンド156は、図7と同様の構成のものであり、ここではその説明を省略する。
【0099】
一方、これらクランプハンド154、捌きハンド155,156を位置決め制御するローダは、次のような機能を有している。
【0100】
図1において、Y方向の1軸位置決め制御ローダ153は、メンテナンスフリー化と高速の移動を目的にベルト駆動装置により動作する。このベルト駆動装置は、図示しないベルトの両端をテンション機構に固定し、駆動源のACサーボと減速機を配設すると共に、この減速機の出力軸にはタイミングプーリを装備している。この場合、ベルトの移動ストロークが長いため、2個のつば付きアイドローラで挟み込むことで、ベルトの脱落防止を図り、動力伝達を確実にしている。
【0101】
X,Y方向の2軸位置決め制御するローダ152は、上記ローダ153のY方向の駆動に加えてX方向の駆動も同様のベルト駆動装置により動作する。この場合、Y方向に移動するX軸は縦横比が大きいため、図示しないY軸減速機からの延長した出力軸の両端には、タイミングプーリをそれぞれ装備させ、ダブル駆動として精度の良い平行移動を確保している。
【0102】
このような構成のレーベル転位成形部において、図15のクランプハンド154のエアチャック160で素線群が保持された状態で、クランプハンド154の方向に進んで撚りを行なう順撚りの場合には、まず撚る個所から離れた位置で素線群の固定端側を捌きハンド155のエアシリンダ171にて上から押える。
【0103】
この状態で捌きハンド156により素線11の他端近傍を持ち上げてX軸方向に移動させた後、素線スタンド161に干渉しない位置まで下降(Z軸)させる。その際に、図16の捌きハンド155の棒173をエアシリンダ174にて上方(Z軸)より下降させ、またX軸移動のエアシリンダ175にて棒174を素線の内側から外側(X軸方向)に押し付ける。これにより、X軸の移動量が局部的に増加し、撚りを効率的に行うことが可能となるとともに、素線が不必要なところで曲がることがなくなる。
【0104】
このままの状態で、図示しない別の棒をエアシリンダ177にて上方より下降(Z軸)させ、既に撚った素線群の端面に当てX軸移動のエアシリンダ178にて棒を引き寄せる。このようにしているのは、多くの素線を撚ると素線間に隙間が生じるとともに素線の転移部におけるスプリングバックにより素線群が広がるため、次に撚る素線を下のテーブルに置いた際に重ならないようにしないと確実な撚りが行なえないためである。
【0105】
上記の素線捌きは、素線厚みが薄い場合であるが、素線厚みが厚い場合には捌きが行なえないため、さらに素線11bを捌いた際に捌いた素線と既に撚った素線との間に串179をガイド付きエアシリンダ180により上方(Z軸)より差し込んで、撚り位置の近傍までロッドレスシリンダ176で走らせることで、どのような厚みの素線にでも対応させることができる。
【0106】
このようにして素線群の捌きを行なえば、X方向の移動量が少なくても確実にレーベル転位部を撚ることができる。
【0107】
次にレーベル転位成形された素線を1本づつ把持するハンド156の方向に進んで撚りを行なう逆撚りの場合について述べる。
【0108】
図17に示すように、図15のクランプハンド154のエアチャック160で素線群が保持された状態で、撚りの個所から近い位置で捌きハンド155のエアシリンダ181にて素線群固定端側の上からの押えると共に、エアシリンダ182にて幅方向(X軸)を横から挟み付ける。
【0109】
この場合、上からの押えは、段差面を押えるため接触面に柔らかい腰のある材料を貼付けておくことにより、段差の低い面でも素線が必要以上に浮き上らずに確実に撚りを行なうことができる。
【0110】
この状態で捌きハンド156により素線11を持ち上げてX軸方向に移動させた後、素線スタンド161に干渉しない位置まで下降(Z軸)させる。その際に、図16の捌きハンド155の棒173をエアシリンダ174にて上方(Z軸)より下降させ、またX軸移動のエアシリンダ175にて棒174を素線の内側から外側(X軸方向)に押し付ける。これにより、X軸の移動量が局部的に増加し、撚りを効率的に行うことが可能となるとともに、素線が不必要なところで曲がることを防止できる。
【0111】
このままの状態で、図示しない別の棒をエアシリンダ177にて上方より下降(Z軸)させ、既に撚った素線群の端面に当てX軸移動のエアシリンダ178にて棒を引き寄せる。このようにしているのは、多くの素線を撚ると素線間に隙間が生じるとともに、素線11の転移部によるスプリングバックにより素線群が広がるため、次に撚る素線を下のテーブルに置いた際に重ならないようにしないと確実な撚りが行なえないためである。
【0112】
このようにレーベル転位成形された素線群を順撚りして得られるコイルの上列導体と逆撚りして得られるコイルの下列導体とを組合せることで固定子コイル1本分のレーベル転位導体を製造することができる。
【0113】
次に本発明のレーベル転位導体の製造方法について説明する。
【0114】
図18及び図19は、本発明によるレーベル転位導体の製作手順について説明したフローチャートである。
【0115】
レーベル転位導体に用いられる素線は、最終的にはコイルを形成するため、素線間の絶縁を取る必要がある。そのため、素線には予め絶縁材による被覆を施す必要があり、例えば数ミリ角の矩形状の銅線の周囲には繊維状の絶縁材が巻き、これを素線として用いる(ステップ1)。このような素線は、素線内にねじれ等を生じさせずに、かつ長尺の素線を取扱い容易とするために比較的大きな径のドラムに巻く(ステップ2)。そして、このように構成されたドラムを例えば前述したレーベル転位導体製造装置などに取付ける(ステップ3)。
【0116】
ドラムに巻かれた素線は、例えばベルトなどを用いた搬送手段によりドラムから装置へと導かれる。なお、ドラムを装置にセットした後は、人手により送出手段まで引出し、その後は自動的に引出される(ステップ4)。
【0117】
一方、素線の大きさは高々数ミリ角のものであるために曲り易く、特に長尺のため取扱いが煩雑である。そのため、ドラムから引出す際にある程度素線に張力をかけて、引出した素線の緩みを防止する工程(ステップ5)を設ける。
【0118】
次に、レーベル転移導体に用いる導体内に素線の「繋ぎ」があるか否かの判断を行う。「繋ぎ」とは、あるドラムに巻かれた素線の最後端部と次のドラムに巻かれた素線の最先端部とを接続した部分のことであり、大形のレーベル転位導体を製作(素線を大量に使用)する際には必ずできる部分であるが、絶縁性能の劣化やレーベル転移導体に撚った時に物理的に厚くなり、その性能を大きく低下せる。そのため、「繋ぎ」がある場合には、後述する切断工程へ『切断工程の何メートル手前の部分に「繋ぎ」がある』との情報を伝達する。そして、その情報を切断する長さの制御に用いることでレーベル転位導体に「繋ぎ」部分が入らないようにする(ステップ6)。なお、素線自体は「繋ぎ」があっても次の工程に流れる。
【0119】
一方、引出された直後の素線は、ドラムに巻かれた時の巻き癖がついているため、直線状のレーベル転位導体として用いるには不都合である。そのため、素線内に残る巻き癖等の歪みを除去するため、歪み除去の工程(ステップ7)に素線を通すことでレーベル転位導体性能の劣化を防止する。
【0120】
素線は最終的にレーベル転位導体として撚られるが、その際に端部となる部分は他のレーベル転位導体と電気的に接続されるため、素線の段階から絶縁被覆を取り除いておく必要がある(ステップ8)。そのため、その絶縁被覆が取り除き易いように被覆部を加熱する工程(ステップ9)に素線を通す。
【0121】
その後、加熱部分をブラシ等により絶縁被覆を取り除く(ステップ10)。
【0122】
さらに、レーベル転位導体には大きな電流がながるため、絶縁被覆を取り除かれた部分に被覆材の残り等のごみを残しておくと、これらのごみが焼きつく恐れがあり、場合によっては導体性能の劣化につながる。そのため、絶縁被覆を除去した部分の清掃を行い(ステップ11)、性能劣化を防止する工程を設ける。なお、被覆の除去が必要な部分は、長尺の素線のある一部分であり、他の領域はその必要はない。よって、被覆の除去が必要でない部分は、これらの工程(ステップ8〜ステップ11)を通る必要はない。
【0123】
レーベル転位導体は、予め決められた長さの複数の素線から形成されるため、ドラムから引出された素線を、複数の所定長さの素線に切断する必要がある。そのため、ドラムから既にある程度の長さが引出されている素線内で、切断すべき所定長さ内に先の「繋ぎ」の部分がくると判断(ステップ13)された場合には、この素線を廃材として装置から払出す(ステップ14,ステップ15)。そして、再び素線を引出し(ステップ12)「繋ぎ」部分の位置の判断を行う。切断すべき所定長さの素線内に「繋ぎ」がないと判断された場合に、レーベル転位導体用の素線として所定長さで切断(ステップ16)される。
【0124】
所定の長さを有する素線は、レーベル転位を施すべく転位成形手段まで搬送される(ステップ17)。
【0125】
そこで、所定の位置にレーベル転位を加工(ステップ18)された後、レーベル転位導体として撚る工程(ステップ19))に移される。既に素線にはレーベル転位が加工されているため、複数の素線を撚ることによりレーベル転位導体が完成する。
【0126】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、素線を1本ずつレーベル転位成形することでレーベル転位ピッチを短くでき、且つレーベル転位部に空隙を設けることにより絶縁物を挿入しなくても短絡することがない固定子コイルを製造できる固定子コイルのレーベル転位導体製造装置及び製造方法が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるレーベル転位導体製造装置の実施の形態の全体構成を示す斜視図。
【図2】同実施の形態における素線供給部を拡大した構成を詳細に示す斜視図。
【図3】同実施の形態における素線送出部及び素線曲り修正部を拡大した構成を詳細に示す斜視図。
【図4】同実施の形態における加熱部及び絶縁被覆除去部を拡大した構成を詳細に示す斜視図。
【図5】同実施の形態における素線清掃部、精密送出し切断部及び残材払出部を拡大した構成を詳細に示す斜視図。
【図6】同実施の形態における素線引出し部を拡大した構成を詳細に示す斜視図。
【図7】図6の搬送部で使用される平行チャックを備えたハンドを示す斜視図。
【図8】図6の搬送部で使用される傾斜チャックを備えたハンドを示す斜視図。
【図9】同実施形態におけるレーベル転位成型部の構成を拡大して示す斜視図。
【図10】図9のレーベル転位成型部で使用されるテンションヘッドを拡大した構成を示す斜視図。
【図11】図9のレーベル転位成型部で使用される成型ヘッドを拡大した構成を示す斜視図。
【図12】同じく素線を3次元曲げのレーベル転位成形するための動作状態を示す成型クランプの斜視図。
【図13】同じく図12と異なる動作状態を示す成型クランプの斜視図。
【図14】同実施の形態において、レーベル転位成形された素線の撚り機構で順撚りの動作を説明するための斜視図。
【図15】図14の素線撚り機構で使用されるクランプハンドを拡大した構成を示す斜視図。
【図16】同じく素線撚り機構で使用される捌きハンドを拡大した構成を示す斜視図。
【図17】同実施の形態において、レーベル転位成形された素線の撚り機構で逆撚りの動作を説明するための斜視図。
【図18】本発明によるレーベル転移導体の製造方法を説明するための流れ図。
【図19】図19に続く流れ図。
【図20】コイル1本分の素線を束ねた状態を示す斜視図。
【図21】従来のレーベル転位導体製造装置の要部の構成例を示す斜視図。
【符号の説明】
10:素線供給部
10a:素線緩み防止手段
10b:素線切れ検出手段
20:素線送出部
30:素線曲り修正部
50:加熱部
53:絶縁被覆除去部
65:素線清掃部
70:送出切断部
81:残材払出部
90:素線引出し部
101:搬送部
103,105,156:ハンド
106:ローダ
107:素線スタンドローダ
120:レーベル転位成形部
121,123:テンションヘッド
122:成形ヘッド
151:制御ローダ
152,153:ローダ
154:クランプハンド
155,156:捌きハンド
161:素線スタンド
162:搬送コンベア
163:搬送ベルト
Claims (14)
- 多数の素線を1列数十段にして2列又は4列に配列してなる素線束にレーベル転位を施して回転電機の固定子コイルを製造するレーベル転位導体製造装置において、
絶縁被覆された状態で素線ドラムに巻かれた素線を供給する素線供給部と、
この素線供給部より供給される素線を送出する素線送出部と、
この素線送出部より送出された素線の曲がりを修正する素線曲り修正部と、
この素線曲り修正部で直線状に修正された素線の絶縁被覆物を加熱する加熱部と、
この加熱部で加熱された素線の絶縁被覆物を除去する絶縁被覆除去部と、
この絶縁被覆除去部で除去された素線を清掃する素線清掃部と、
この素線清掃部で清掃された素線を任意の長さに送出して切断する送出切断部と、
この送出切断部で切断された素線の残材を払出す残材払出部と、
残材が払出された任意長さの素線を引出してレーベル転位を施すレーベル転位成形部と、
このレーベル転位成形部でレーベル転位された素線群を1本づつ捌きながら撚る素線撚り部と
を備えたことを特徴とするレーベル転位導体製造装置。 - 請求項1記載のレーベル転位導体製造装置において、
前記素線供給部は、素線ドラムから素線を引出す際に巻かれた素線の緩みを防止する手段と、前記素線ドラムに巻かれた素線が無くなったことを検出する素線切れ検出手段と、素線の繋ぎを光学的に検出する手段と
を備えたことを特徴とするレーベル転位導体製造装置。 - 請求項1記載のレーベル転位導体製造装置において、
前記素線送出部、前記素線曲り修正部、前記加熱部、前記絶縁被覆除去部、前記素線清掃部、前記切断部及び残材払出部を同一の架台上にそれぞれ載置して1つのステーションとしたことを特徴とするレーベル転位導体製造装置。 - 請求項1記載のレーベル転位導体製造装置において、
前記残材払出部を出た素線を前記素線送出部と走行動作を協調させて前記レーベル転位成形部へ搬送する素線引出し手段と、この素線引出し手段により引出された素線を前記レーベル転位成形部へ搬送する搬送手段と、この搬送手段により搬送され且つ前記レーベル転位成形部でレーベル転位された素線を搬送コンベア上に並べる手段と、この手段により前記搬送コンベア上に並べられた素線を前記素線撚り部に搬送する手段とを1つのステーションとして構成したことを特徴とするレーベル転位導体製造装置。 - 請求項4記載のレーベル転位導体製造装置において、
前記素線引出し手段は、素線の曲りの悪影響を少なくするためのトンネル式ガイドを有することを特徴とするレーベル転位導体製造装置。 - 請求項4記載のレーベル転位導体製造装置において、
前記レーベル転位成形部へ搬送する搬送手段は、素線をハンドリングするための4台のローダを用い、両端2台には素線を把持する平行チャックを配置し、中央部2台には素線をすくい上げる傾斜チャックを配置して構成されたことを特徴とするレーベル転位導体製造装置。 - 請求項1記載のレーベル転位導体製造装置において、
前記レーベル転位成形部は、レーベル転位成形型を装備したレーベル転位成形ヘッドと、このレーベル転位成形ヘッドの両側に素線の緩み機構を有するテンションヘッドとで構成されたことを特徴とするレーベル転位導体製造装置。 - 請求項7記載のレーベル転位導体製造装置において、
前記レーベル転位成形ヘッド及びテンションヘッドに素線を90°反転させる機構を設けたことを特徴とするレーベル転位導体製造装置。 - 請求項1記載のレーベル転位導体製造装置において、
前記レーベル転位成形部は、2種類のレーベル転位成形型を用いた3次元曲げのレーベル転位成形手段を備えたことを特徴とするレーベル転位導体製造装置。 - 請求項1記載のレーベル転位導体製造装置において、
前記レーベル転位成形部は、4組のレーベル転位成形型を保有させ、予め作成したプログラムにて一方の一列に対して他方の一列が反対になるようにして順次レーベル転位成形することを特徴とするレーベル転位導体製造装置。 - 請求項1記載のレーベル転位導体製造装置において、
前記レーベル転位成形部でレーベル転位成形した素線を1本づつ起立させる素線スタンド及び数十本の素線群を交差させずに整列させる素線ローディング装置を備えたことを特徴とするレーベル転位導体製造装置。 - 請求項1記載のレーベル転位導体製造装置において、
素線撚り部は、レーベル転位成形した素線群数十本と一端を固定する手段と、レーベル転位部位を撚り易くする対象ワークを選ばない第1の捌き手段と、素線のもう一端を平行チャックで1本づつ把持する第2の捌き手段とを備えて素線の撚りを行うことを特徴とするレーベル転位導体製造装置。 - 請求項12記載のレーベル転位導体製造装置において、
前記第1の捌き手段で捌いた素線と既に撚った素線との間に串を差し込むようにしたことを特徴とするレーベル転位導体製造装置。 - 多数の素線を1列数十段にして2列又は4列に配列してなる素線束にレーベル転位を施して回転電機の固定子コイルを製造するレーベル転位導体の製造方法において、
予め絶縁被覆されドラムに巻かれた素線をこのドラムから引出す工程と、
このドラムから引出される素線に生じる緩みを防止する工程と、
素線を予め決められた長さだけ送る工程と、
送られた素線内に生じた素線断面幅方向の歪みと素線断面厚み方向の歪みのそれぞれを除去する工程と、
前記歪みが除去された素線の予め決められた部分の前記絶縁被覆を加熱する工程と、
前記素線の予め決められた部分が加熱された絶縁被覆の素線断面幅方向と素線断面厚み方向の両方向を除去する工程と、
前記絶縁被覆が除去された素線の前記絶縁被覆が除去された部分を清掃する工程と、
前記清掃された素線を予め決められた長さに切断する工程と、
前記切断された素線をレーベル転位施工手段に搬送する工程と、
前記レーベル転位施工手段に素線が搬送されると該素線の所定の個所にレーベル転位を施工する工程と、
前記レーベル転位が施された素線をレーベル転位導体に撚る工程と、
からなることを特徴とするレーベル転位導体の製造方法。
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