JP5400981B1 - 電線撚り合わせ装置、撚り合わせ電線製造装置、撚り合わせ電線製造方法 - Google Patents
電線撚り合わせ装置、撚り合わせ電線製造装置、撚り合わせ電線製造方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】 ツイストケーブル製造装置1は、複数の電線の端処理されたトップ部を引き出す引き出し装置300と、両端が端処理された電線の撚り合わせ装置400を備える。引き出し装置300で引き出された後で切断された電線のトップ部は、受け渡し装置600でトップ回転ユニット400Aのクランプ410に受け渡される。テール部は、端処理が施された後受け渡し装置700によりテール回転ユニット400Bのクランプ410に受け渡される。各回転ユニットのクランプ410を回転させるとともに、両クランプの相互間隔及び電線に付加する張力を調整する。この際、電線の端部を引っ張って張力を与えるとともに、電線の縮み代に応じて一方のクランプを移動させるので、電線を適宜な張力で維持しながら撚り合わせることができる。
【選択図】 図1
Description
付勢手段としては、空圧等の流体圧シリンダ、ばね、サーボモータの送り機構などを使用できる。付勢力と電線軸方向における位置調整が可能なものが好ましい。
移動手段としては、ネジ送り機構、ベルト送り機構、ラック・ピニオン機構、位置制御流体圧シリンダ、リニアサーボアクチュエータなどを使用できる。
なお、「繰り出し」は、一般的にはシリンダロッドがシリンダチューブから出ていく状態を意味するが、本願発明の権利範囲はこれに限定されず、シリンダロッドの「引き込み」も「繰り出し」の中に含まれる。
圧力調整弁とは、シリンダ行き回路から所定圧以上でエアを抜き、所定圧以下でシリンダ行き回路にエアを込める弁などを使用できる。
繰出位置の検出センサとしては、シリンダのピストン位置等を検出する近接スイッチなどを使用できる。その他に、リミットスイッチ、レーザセンサ等も用いることができる。
電線撚り合わせ時には電線にはある程度の張力がかかっているので、その状態のまま電線を開放すると、撚り合わせ後の電線が飛び跳ねて、真下に落下しない場合がある。そこで、付勢力を解除して電線をある程度緩めた後でクランプを開放することにより、電線を自重のみで所定の位置に落下させることができる。
A)前記複数本の電線のトップ部を挟持するトップクランプ、
B)該複数本の電線のテール部を挟持するテールクランプ、
C)前トップクランプ及び/又は前記テールクランプを回転させる回転手段、及び、
D)前記トップクランプと前記テールクランプの相互間隔及び前記電線に付加する張力を調整する間隔・張力調整機構、
前記電線のトップ部を、前記トップ引き出し手段から受け取って前記トップクランプに渡すトップ渡し手段と、
前記電線のテール部を、前記テールクランプに渡すテール渡し手段と、を具備することを特徴とする。
両端が処理された複数の電線を撚り合わせる下記A〜Dを有する電線撚り合わせ装置と、
A)前記複数本の電線の先端(トップ)部を挟持するトップクランプ、
B)該複数本の電線の後端(テール)部を挟持するテールクランプ、
C)前記トップクランプ及び/又は前記テールクランプを回転させる回転手段、及び、
D)前記トップクランプと前記テールクランプの相互間隔及び前記電線に付加する張力を調整する間隔・張力調整機構、
前記電線のトップ部を、前記トップ引き出し手段から受け取って前記トップクランプに渡すトップ渡し手段と、 前記電線のテール部を、前記テールクランプに渡すテール渡し手段と、を具備することを特徴とする。
図1を参照して、本発明の実施の形態に係るツイストケーブル製造装置の全体構成を説明する。ツイスト(撚り合わせ)ケーブルとは、図16に示す、2本の、両端に端子Tが圧着などの端処理の施された電線W1、W2を撚り合わせたものである。
ツイストケーブル製造装置1は、図1に示すように、本発明者らが提案した二線式圧着電線製造装置(特許第5060657号)と同様の、2つの電線束の各々から電線を送給するとともに該電線の先端部を挟持する電線送給装置100と、該電線の先端の被覆を皮むきする皮むき装置200と、皮むきされた電線の先端に端子を圧着する端子圧着装置210と、先端に端子が圧着された電線を任意の長さに切断する電線切断装置230と、切断された電線の後端部を挟持するクランプ装置240と、切断された電線の後端の被覆を皮むきする皮むき装置250と、皮むきされた後端に端子を圧着する端子圧着装置260と、を備える。
さらに、切断された電線のトップを、引き出し装置300から撚り合わせ装置のトップ回転ユニット400Aに移行するトップ受け渡し装置600と、切断された電線のテールを、テールクランプ装置240から撚り合わせ装置のテール回転ユニット400Bに移行するテール受け渡し装置700とを備える。
これらは機台3上に配置されている。
テールクランプ装置240は、電線送り位置Y0から、−Y方向に移動可能である。テール皮むき装置250は、電線送り位置Y0から−Y方向に所定の距離離れた位置Y3(テール皮むき位置)に配置され、テール端子圧着装置260は、テール皮むき位置Y3から−Y方向に処理の距離離れた位置Y4(テール端子圧着位置)に配置されている。
電線撚り合わせ装置400は、テール端子圧着位置Y4から−Y方向に所定の距離離れた位置Y5に配置されている。テール回転ユニット400Bは固定されているが、トップ回転ユニット400Aは、X方向に移動可能である(詳細後述)。
電線送給装置100、切断装置230、トップ皮むき装置200、トップ端子圧着装置210、テール皮むき装置250、テール端子圧着装置260及びテールクランプ装置240は、二線式圧着電線製造装置(特許5060657号)の各装置と同様の構成・作用を有するので、詳細な説明は省略する。
電線送給装置100は、2個の電線束から各々繰り出された電線のトップを電線送り方向に平行に並べてクランプするとともに、これらの電線を電線送り方向に沿って送り出す。同装置100は、電線を送り出すとともに把持するローラユニット110を備える。ローラユニット110は、左右のローラ対120、左右ローラ対120の各々を駆動するモータ130、左右ローラ対支持プレート140、及び、これらが搭載されるベースプレート150を備える。
上下ローラ121、122間の間隔は、各アーム141、142を旋回させることによって変更することができる。
さらに、テーブル160は、旋回アーム、旋回アームを駆動するモータ、リニアガイド及びスライダ等で構成される移動機構161により、機台3上をY方向に移動可能に支持されている。これにより、電線送給装置100が、トップ皮むき位置Y1やトップ端子圧着位置Y2に移動する。
切断装置230は、並列する2本の電線を切断する二組の切断刃を有し、2本の電線を同時に切断する。テールクランプ装置240は、並列する2本の電線の端部を挟持するクランプ部を有し、電線送り位置Y0から、テール皮むき位置Y3、テール端子圧着位置Y4へ移動可能である。トップ及びテール皮むき装置200、250は、並列する2本の電線の皮むきをする二組の刃を有し、2本の電線を同時に皮むきする。トップ及びテール端子圧着装置210、260は、一組の端子圧着機を備え、2本の電線を1本ずつ時間をずらして処理する。
電線引き出し装置300は、電線送給装置100から送り出された2本の電線の先端を把持するクランプ部310と、クランプ部310を、Y方向における原点位置Y0において、X方向に移動させる移動機構320とを備える。+X方向への移動長さは、製造されるツイストケーブルの長さによって決定される。ツイストケーブルは最長で3.5m程度であるので、クランプ装置310も3.5m程度移動可能であることが必要である。
撚り合わせ装置400は、図1に示すように、切断された電線(2次側電線)のトップ部を把持して回転するトップ回転ユニット400Aと、同電線のテール部を把持して回転するテール回転ユニット400Bとを備える。両ユニットは、Y方向における撚り合わせ位置Y5上に、対向するように配置されている。なお、テール回転ユニット400Bは機台3上に固定されているが、トップ回転ユニット400Aは、図5に示すように、X方向に移動可能なテーブル401上にトップ受け渡し装置600とともに配置されている。
両ユニットのクランプ部410と回転手段の構造は同じであるので、トップ回転ユニットについて説明する。
回転ユニット400Aは、電線の端部を把持して回転するものであって、電線の先端部を把持するクランプ部410(図7参照)を有し、同クランプ部410は電線軸方向を中心に回転可能に支持されている。
一対のクランプ411は、電線軸方向と直交する方向に長い横長のロッド状の部材であり、対向する面にはウレタンシート412が貼り付けられている。両クランプ411は、後述する機構により電線軸方向に直交する面を反対方向に移動し、電線を把持及び開放する。両クランプ411の基端側には、外方向(ウレタンシートの反対方向)に延びる二股状の連結部413が形成されている。
シャフト440は、電線軸方向に長い軸部441と、軸部441の先端に形成された、平面形状が略円盤状の円板部443とを有する。スライダ430の中空部431に、軸部441の前半分が挿通されている。
図8に示すように、固定プレート450は、電線軸方向に長い2枚の内外プレート451、452からなる。両プレート間には、電線軸方向に延びる凹部が形成されており、この凹部間にコマ425がスライド可能に支持される。固定プレート450は、円板部443の側面に、電線軸方向に突き出るように固定されている。
図6に示すように、ホルダ437を移動させるシリンダ(図5の符号439)が伸縮すると、ホルダ437とともにスライダ430がシャフト440の軸部441の外面に沿って電線軸方向にスライドする。シリンダのロッドが電線軸方向を後方(反クランプの側)に引き込まれスライダ430が最も後退した状態では、図9(A)に示すように、コマ425は固定プレート450の凹部内の後端寄りに位置し、クランプ411は開いて、ウレタンプレート412間にスキマが形成されている。シリンダのロッドが電線軸方向を前方(クランプの側)に伸長すると、ホルダ437を介してスライダ430がシャフト440の軸部441の外周面に沿って電線軸方向を前方に移動する。すると、連結部材460を介してコマ425も固定プレート450の凹部内を前方に移動し、図9(B)に示すように、第2のリンク423がコマ425によって電線軸方向の前方に押されて、開く方向に回動する。これにより、内外の平行リンク421、422は固定プレート450との連結点を中心として各々内方向に回動する。これにより、リンク421、422に連結しているクランプ411が閉じ、電線が挟持される。このように、シリンダ(図5の符号439)のロッドの伸縮によって、クランプ411が開閉する。
シャフト440の軸部441の、スライダ430から後方に突き出た部分は、電線軸方向に並んだ二つの軸受481によって、上移動台501に電線軸周りに回転可能に支持されている。軸部441の後端(クランプと反対側の端部)にはプーリ483が固定されている。このプーリ483と、モータ490の回転軸に固定されたプーリ493との間には、タイミングベルト495が巻き回されている。モータ490が回転すると、タイミングベルト495を介してシャフト440が回転する。シャフト440は、前述のように連結部材460、コマ425及びリンク421、422、423を介してクランプ411に連結しているので、シャフト440が回転すると、クランプ411とともにクランプ411で挟持されている電線も回転する。
トップ回転ユニット400Aのクランプ部410とその回転手段とは、上移動台501上に支持されている。この上移動台501は、下移動台503上で、シリンダ510によってテール回転ユニットから離れる方向(+X方向)に付勢されている。シリンダ510は、下移動台503上にロッド511がテール方向(−X方向)に延びるように取り付けられており、ロッド511の先端は上移動台501に連結している。下移動台503上には、電線軸方向に平行に延びるリニアガイド505が敷設されている。上移動台501の裏面には、リニアガイド505に係合するスライダ506が取り付けられている。これにより、上移動台501及び同台に搭載されたクランプ部410とその回転機構は、シリンダ510のロッド511の伸縮に応じて電線軸方向に案内される。
図10(A)は初期状態であり、上移動台501がシリンダ510によって適宜な力でテール回転ユニットから離れる方向(+X方向、図の右方向)へ付勢されている。
電線の撚り合わせが進行して電線の長さが短くなって両ユニット間の間隔が狭くなると、移動可能なトップ回転ユニット400Aは、固定されたテール回転ユニット400Bに接近しようとする。これに伴いシリンダ510のロッド511が伸長し(繰り出され)、上移動台501は下移動台503上をテール回転ユニット方向(−X方向)に移動する。この間も、電線はシリンダ510で引っ張られているので電線は緊張した状態を保っている。
両回転ユニット400A、400Bのクランプ部410が所定の回数だけ回転した後、トップ回転ユニット400Aはやや前方(テール回転ユニット側)に移動する。その後、両ユニットのクランプ部410は、クランプ411が垂直方向となるように回動した後、クランプ411が開き、電線が排出される。電線は緊張した状態で撚り合わされているため、この状態のままクランプ411を開放すると、電線が跳ねて排出トレイ800に収まらないおそれがある。このため、トップ回転ユニット400Aを移動して電線の張力を緩めた後で電線の自重のみで排出トレイ800に落下させる。
トップ受け渡し装置600は、テーブル401上にY方向に移動可能に設置される。同受け渡し装置600は、2次側電線のトップを、引き出し装置300から、トップ回転ユニット400Aに受け渡すものであり、クランプ部610と、クランプ部610の移動機構620とを備える。クランプ部610は、上下一対のクランプ611と、このクランプ611を開閉するチャック613(例えばエアハンド)とを備える。チャック613は、電線長さ方向に延びる軸を中心として回転する回転ステージ615に取り付けられている。これにより、クランプ611は引き出し装置300に挟持されている電線を挟持した後、電線長さ方向に延びる軸を中心として、図の想像線で示す位置に180°回転する。
テーブル401は、前述のように、引き出し装置300に伴ってX方向に移動可能である。機台3上には、図11(B)に示すように、リニアガイド651が、引き出し装置300のリニアガイド321に平行に(X方向に)敷設されている。一方、テーブル401の裏面は、クッションベルト661を挟んで、リニアガイド651に係合するスライダ652が取り付けられている。これにより、テーブル401はX方向に直進するように案内される。
テール受け渡し装置700は、図1に示すように、2次側電線のテール側端部を、テール端子圧着位置(Y4)においてテールクランプ装置240から受け取り、撚り合わせ位置(Y5)に搬送して、テール回転ユニット400Bに渡すものである。この例では、クランプ部と、クランプ部を移動させる旋回アームを使用した機構を使用できる。
初期位置(X0)に待機している引き出し装置300のクランプ310は、クランプ位置X1に移動し、図12(A)に示すように、電線送給装置100で送給された2本の電線W1、W2(トップに端子圧着済み)の先端部が、クランプ部310で把持される。次に、図13(B)に示すように、引き出し装置300のクランプ部310を所定の長さ移動させ、同時に、前述の方法で2本の電線の側長を行う。そして、図12(C)に示すように、引き出された電線をテールクランプ装置240でクランプした後、切断装置230で電線を切断する。これにより、引き出された電線(2次側電線)のテール側端部がテールクランプ装置240に移行する。ほぼ同じタイミングで、引き出された電線のトップ側端部が、引き出し装置300のクランプ部310からトップ受け渡し装置600のクランプ部610に受け渡される。この際、トップ受け渡し装置600のクランプ部610は、引き出し装置300のクランプ部310よりも内側(テール寄り)の位置で電線を挟持する。その後、図12(D)に示すように、トップ受け渡し装置600が搭載されたテーブル401がやや前進し、両クランプ間の電線が緩められる。これにより、テール側の処理(皮むき、端子圧着)時に、テールが電線軸方向及びその直交する方向へ移動しやすくなる。この間に、テールクランプ装置240はテール皮むき位置に移動し、皮むき装置250でテール側端部がストリップされる。
まず、S1で、電線送給装置で電線が送給された後、S2で、電線のトップが引き出し装置で挟持されて所定の距離だけ引き出される。その後、S3で、電線が切断される。切断後、電線束側に残った電線(1次側電線)は、電線送給装置に挟持されたまま、S4でトップが皮むきされ、S5で端子が圧着される。一方、切断された電線(2次側電線)においては、テールが、S6で皮むきされた後、S7で端子が圧着される。その後、テール及びトップが各々回転ユニットに受け渡されて、同ユニットにより電線が撚り合わされる。寄り合わせ後、製造されたツイストケーブルは、S9で排出される。
S5で端子が圧着された後の1次側電線は、図の破線に示すように、次のサイクルで、電線送給装置で送給され、S2引き出し、S3切断を経て、2次側電線として処理される。
100 電線送給装置 200 トップ皮むき装置
210 トップ端子圧着装置 230 切断装置
240 テールクランプ装置 250 テール皮むき装置
260 テール端子圧着装置
300 トップ引き出し装置 310 クランプ部
320 移動機構
400 電線撚り合わせ装置 401 テーブル
410 回転ユニット 411 クランプ
421、422、423 リンク 425 コマ
430 スライダ 440 シャフト
450 固定プレート 510 シリンダ
600 トップ受け渡し装置 700 テール受け渡し装置
800 排出トレイ
Claims (4)
- 複数本の電線を撚り合わせる装置であって、
該複数本の電線の一方の端部(トップ)を挟持するトップクランプと、
該複数本の電線の他方の端部(テール)を挟持するテールクランプと、
前記トップクランプ及び/又は前記テールクランプを回転させる回転手段と、
前記トップクランプと前記テールクランプの相互間隔及び前記電線に付加する張力を調整する間隔・張力調整機構と、を備え、
該間隔・張力調整機構が、
前記電線を引っ張る付勢手段と、
該付勢手段を電線長手方向に移動させる移動手段と、
を具備し、
前記付勢手段が、
流体圧シリンダと、
該シリンダにかかる流体圧力を調整することにより付勢力を調整する圧力調整弁と、
前記シリンダの繰り出し位置を検出するセンサと、
該シリンダが繰り出し限近くに達したときに該シリンダ全体を移動させる手段と、
を有し、
前記シリンダが前記移動手段上に搭載されており、
前記シリンダ内の圧力を所定値に制御しながら、前記電線の撚り合わせにより前記電線長さが短くなるのに応じて前記シリンダを繰り出し、
該シリンダの繰り出し位置が所定位置に達したとき、前記移動手段を動かして前記シリンダの繰り出し位置を戻すことを特徴とする電線撚り合わせ装置。 - 複数本の電線を送給する電線送給手段と、
該電線の先端(トップ)部の被覆を皮むきするトップ皮むき手段と、
皮むきされた先端部に端子を圧着するなどの処理を施すトップ端処理手段と、
先端部の処理された電線を任意の長さに切断する電線切断手段と、
切断された電線の後端(テール)部の被覆を皮むきするテール皮むき手段と、
皮むきされた後端部に端子を圧着するなどの処理を施すテール端処理手段と、
両端が処理された複数の電線を撚り合わせる、請求項1記載の電線撚り合わせ装置と、
前記電線のトップ及びテールの近傍を、前記電線撚り合わせ装置の前記クランプに渡す払い渡し手段と、
を具備することを特徴とする撚り合わせ電線製造装置。 - さらに、
処理された前記トップ部を引き出すトップ引き出し手段と、
前記電線のトップ部を、前記トップ引き出し手段から受け取って前記トップクランプに渡すトップ渡し手段と、
前記電線のテール部を、前記テールクランプに渡すテール渡し手段と、
を具備することを特徴とする請求項2記載の撚り合わせ電線製造装置。 - 複数本の電線の一方の端部(トップ)をトップクランプで挟持し、
該複数本の電線の他方の端部(テール)をテールクランプで挟持し、
前記トップクランプと前記テールクランプの相互間隔及び前記電線に付加する張力を調整しながら、前記トップクランプ及び/又は前記テールクランプを回転させ、
複数本の電線を撚り合わせて撚り合わせ電線を製造する方法であって、
請求項1〜3いずれか1項記載の電線撚り合わせ装置又は撚り合わせ電線製造装置を用いることを特徴とする撚り合わせ電線製造方法。
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