JP6479491B2 - 回転子コイルの製造方法及び回転電機 - Google Patents

回転子コイルの製造方法及び回転電機 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、回転子コイルの製造方法及び回転電機に関する。
揚水発電などで利用される可変速発電電動機の回転子コイルは、例えば長尺の銅帯をいわゆるエッジワイズ曲げしてコイル状に成形する製法や、短冊状の複数の銅帯をろう付け又はTIG(Tungsten Inert Gas)溶接でつないでコイル状に成形する製法などを適用して製作される。
ここで、可変速発電電動機の回転子コイルは、遠心力によるコイルエンド部の変形を防止するために、複数の素線を束ねた素線ストランドの端部に、剛性の高い補強用の部材をTIG溶接などで接合している。なお、素線ストランド及び補強用の部材の材料には、一般に銅や銅合金などが使用されている。
特開2005−118877号公報 特開2013−192439号公報 特許第5250123号公報
しかしながら、上述した銅や銅合金は、難溶接材である。このため、製作される回転子コイルは、溶接箇所に欠陥が生じやすく、また、溶接後、必ずしも十分な機械的強度が得られず、さらには溶接後の変形なども懸念される。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、欠陥や変形の発生を抑えつつ所望の機械的強度を確保できる回転子コイルの製造方法及び回転電機を提供することである。
施の形態に係る回転子コイルの製造方法は、接触工程及び第1の接合工程を有する。接触工程では、素線ストランドと前記素線ストランドを補強する補強部材との互いの端部どうしを接触させる。第1の接合工程では、前記端部どうしを接触させた前記素線ストランドと前記補強部材との境界部分の第1の外形面側から、回転駆動するツールを、貫入させかつ前記境界部分の界面に沿ってスライドさせる。また、前記接触工程によって接触させた前記素線ストランドと前記補強部材との境界部分の界面に対して、素線ストランド本体の長手方向は、直交する配置関係にある。さらに、前記素線ストランドを構成する個々の素線は、前記第1の外形面側からみて、前記素線ストランド本体の長手方向に対し、当該個々の素線の長手方向が、それぞれ傾いた状態で束ねられていると共に、当該個々の素線の端部が前記傾いた状態で前記界面と交差する。
第1の実施形態に係る回転子コイルを備えた回転電機の断面を概略的に示す図。 図1の回転子コイル及びその周辺部分の構造を示す断面図。 図1の回転子コイルの製造方法を第1の外形面側から示した斜視図。 図3の回転子コイルの製造方法を平面方向(上面方向)から示した図。 図3の回転子コイルの製造方法を第2の外形面側から示した斜視図。 図3及び図5の回転子コイルの製造方法から製造工程を一部変更したものを示した斜視図。 図3、図5及び図6の回転子コイルの製造方法から製造工程を一部変更したものを示した斜視図。 図3及び図5〜図7の回転子コイルの製造方法から製造工程を一部変更したものを示した斜視図。 第2の実施形態に係る回転子コイルの製造方法を第2の外形面側から示した斜視図。 図9の回転子コイルの製造方法を第2の外形面側から示した図。 第3の実施形態に係る回転子コイルの製造方法を第1の外形面側から示した斜視図。 図11の回転子コイルの製造方法から製造工程を一部変更したものを示した斜視図。 第4の実施形態に係る回転子コイルの製造方法を第1の外形面側から示した斜視図。 図13の回転子コイルの製造方法から製造工程を一部変更したものを示した斜視図。 図13及び図14の回転子コイルの製造方法から製造工程を一部変更したものを示した斜視図。 図13〜図15の回転子コイルの製造方法から製造工程を一部変更したものを示した斜視図。
以下、実施の形態を図面に基づき説明する。
<第1の実施の形態>
図1は、本実施形態の回転子コイルの製造方法によって製造された回転子コイル7を備える回転電機10を示している。図1に示すように、この回転電機10は、例えば可変速の回転電機であって、より具体的には、揚水発電などで用いられる例えば可変速発電電動機である。
回転電機10は、固定子3、回転子5などを備えている。また、回転電機10は、回転子5の回転軸9の両端にそれぞれ対称的に設けられた例えばファン15や通風ダクトを備えた冷却機構などを有している。回転軸9は、固定子3を含む構造部分に軸受機構を介して支持されている。固定子3は、固定子コイル12と固定子鉄心14とを備えている。一方、回転子5は、回転軸9と一体的に設けられた回転子鉄心8及び上記回転子コイル7を備えている。
図2に示すように、回転子鉄心8には、回転子コイル7を収容するための複数のスロット18が、回転軸9の周方向に分散して設けられている。個々の回転子コイル7は、図2に示すように、例えば隣り合う一組のスロット18内にまたがった状態で収容される。回転子コイル7の収容されたスロット18は、その開口部側から楔19を打ち込まれて閉塞されている。
また、回転子コイル7は、図2に示すように、素線ストランド31と、絶縁層21と、電界緩和層(低抵抗コロナ防止層)22などと、から構成されている。素線ストランド31は、例えば絶縁被覆20bがそれぞれ施された複数の素線20aを束ねて成形されている。絶縁層21は、素線ストランド31の外周に、マイカテープなどを多重に巻回して形成されている。電界緩和層22は、絶縁層21のさらに外周にいわゆる半導電性テープなどを巻回して形成されている。
ここで、可変速発電電動機(可変速回転電機)用の回転子コイル7は、図1に示すように、素線ストランド31の端部に補強部材32を接合することによってコイルエンド部が構成されている。つまり、素線ストランド31を補強する補強部材32は、回転電機(可変速発電電動機)10の速度変化を伴う運転時において、回転子5に作用する比較的大きな遠心力で回転子コイル7のコイルエンド部が変形してしまうことを防止するために、素線ストランド31に接合されている。
このため、補強部材32は、素線を束ねた素線ストランド31よりも高い剛性(機械的強度)が得られるように、直方体状のソリッドな構造を有している。なお、補強部材32は、所定の支持部材を介して回転子本体に対して支持されている。また、このような補強部材32及び素線ストランド31の素線20aは、銅や銅合金を材料に用いて構成されている。なお、補強部材32及び素線ストランド31の素線20aは、材料としてアルミニウムやアルミニウム合金を用いて構成することも可能である。
次に、素線ストランド31と補強部材32との接合を好適に実現する本実施形態の回転子コイルの製造方法を主に図3、図4に基づき説明する。本実施形態の回転子コイルの製造方法は、接触工程及び第1の接合工程を有している。まず、接触工程では、図3、図4に示すように、素線ストランド31と補強部材32との互いの端部31a、32aどうしを接触させる。より具体的には、このような配置関係の素線ストランド31と補強部材32とを例えば専用の治具などを介して所定の加工盤上に固定する。このようにして固定された素線ストランド31の長さと補強部材32の長さとを合計すると、例えば5m程度の長さになる。
ここで、接合対象となる素線ストランド31と補強部材32との開先形状は、いわゆるI開先(I形開先)である。つまり、接触工程で直接接触させる素線ストランド31と補強部材32とのそれぞれの界面全体(端部31a、32aどうしの対向する各端面)は、いずれも平坦な面で形成されている。
次に、第1の接合工程では、図3、図4に示すように、端部31a、32aどうしを接触させた素線ストランド31と補強部材32との境界部分25の第1の外形面F1側から、矢印S1方向に回転駆動するツール30を、貫入させかつ境界部分25の界面25aに沿って矢印B1方向にスライド(移動)させる。
ツール30は、大径のショルダ部30aとこのショルダ部30aの先端部側に設けられた小径の突起部30bとを有する段付きの略円柱形状の接合工具(接合ツール)である。また、ツール30は、3軸方向に移動可能であると共に自身の軸心を回転中心として自転(回転駆動)する。突起部30bは、境界部分25(被接合部分30c、30d)に直接的に貫入される貫入部である。突起部30bの突出長さは、貫入される方向の境界部分25の厚さに応じて適宜設定される。
また、ツール30の動作は、矢印S1方向への回転速度が例えば800〜1400rpm、矢印B1方向への移動速度が例えば20〜30cm/min、突起部30bを境界部分25に貫入する荷重が例えば2000〜5000kgf、となるように調整される。
ここで、第1の接合工程では、図3、図4に示すように、スライドしながら回転するツール30(突起部30b)が貫入している境界部分25(被接合部分30c)は、摩擦熱が発生して軟化すると共に、塑性流動が生じて母材が混練された後、硬化する。これにより境界部分25における第1の外形面F1側(被接合部分30c)から、摩擦攪拌接合(FSW:Friction Stir Welding)される。
さらに詳述すると、本実施形態の回転子コイルの製造方法では、図3、図4に示すように、接触工程によって接触させた素線ストランド31と補強部材32との境界部分25の界面25aに対して、素線ストランド31本体の長手方向(矢印X1−X2方向)は、直交する配置関係にある。
但し、素線ストランド31を構成する個々の素線20aは、図3、図4に示すように、第1の外形面F1側からみて、素線ストランド31本体の長手方向(矢印X1−X2方向)に対し、当該個々の素線20aの長手方向が、それぞれ傾いた状態で(それぞれ角度θの傾きをなすように)束ねられている。
ここで、第1の接合工程では、図3、図4に示すように、端部31a、32aどうしを接触させた素線ストランド31と補強部材32との境界部分25の第1の外形面F1側から、矢印S1方向に回転駆動するツール30を、貫入させかつ境界部分25の界面25aに沿って矢印B1方向にスライド(移動)させることになる。
この際、矢印S1方向に回転駆動するツール30は、素線ストランド31内でそれぞれ傾いている各素線20aの端部(素線ストランド31の端部31a)を、矢印S1方向に巻き込む摩擦攪拌力を生じさせ、傾いていた各素線20aの端部の向きを界面25aと直交させるように作用する。この結果、素線ストランド31の各素線20aの端面と補強部材32の端面との密着性が向上し、接合強度を高めることが可能となる。
既述したように、第1の実施形態に係る回転子コイルの製造方法によれば、素線ストランド31と補強部材32との接合強度を向上させることができる。この結果、製造された回転子コイルは、所望の機械的強度を得ることが可能となる。
また、本実施形態の製法では、難溶接材である銅や銅合金製の補強部材32と素線ストランド31とを、TIG溶接などの溶接技術を用いずに(難溶接材の接合に適したプロセスである溶融現象を伴わない摩擦攪拌接合を用いて)互いを接合するので、接合箇所での欠陥や変形の発生を抑制することが可能となる。さらに、本実施形態の製法によれば、溶接する場合に例えば必要となる接合箇所の開先形状の加工や、予熱を与えることなどが不要となり、製造コストを低減することができる。
また、このようにして製造される回転子コイル7を備えた回転電機10によれば、速度変化を伴う運転時において、遠心力によるコイルエンド部の変形などに対する抑制効果を高めることができる。さらに、この回転電機10では、前述した素線ストランド31と補強部材32との接合箇所において、機械的強度を実質的に向上させることができるので、構造的に大きな応力が加わりやすい回転子鉄心8の近傍に、素線ストランド31と補強部材32との接合箇所を近接させて配置することが可能となる。
ここで、本実施形態の回転子コイルの製造方法は、前記接触工程の前に、被覆除去工程を実施するようにしてもよい。この被覆除去工程は、図2に示した複数の素線20aにおける少なくとも補強部材32と接触させる側の端部(摩擦攪拌接合される部位を構成する箇所)から予め絶縁被覆20bを例えば切削などによって除去する工程である。
つまり、図5に示すように、補強部材32と、少なくとも接合対象部分の絶縁被覆を除去した素線ストランド36とに対して、前述した第1の接合工程を実施するようにしてもよい。これにより、補強部材32と素線ストランド36との摩擦攪拌接合の時間を短縮させることが可能となり、短い接合時間で品質の安定した回転子コイルを製造することができる。なお、絶縁被覆を予め除去しない場合でも、例えば接合時間を長くすることで、絶縁被覆(例えば絶縁樹脂)を摩擦攪拌接合時の発熱により蒸発させることも可能である。
また、本実施形態の回転子コイルの製造方法では、図6に示すように、境界部分25における第1の外形面F1が、素線ストランド31側又は補強部材32側のいずれか一方が高くなる段差を有していてもよい。図6は、素線ストランド31の方が高くなる段差25bを例示している。この場合、ツール30の突起部30bの長さなどを適宜設定することで、段差25bを有する境界部分25の第1の外形面F1側から、回転駆動するツール30を、貫入させかつ界面25aに沿ってスライドさせて、第1の接合工程を実行する。これにより、厚さの異なる補強部材32と素線ストランド31とを互いに接合することが可能となる。
さらに、本実施形態の回転子コイルの製造方法は、図7に示すように、回転駆動するツール30をスライドさせる移動経路上に、例えば補強部材32の材料(及び素線ストランド31の素線20aの材料)と、同じ材料を供給しながら実施することも可能である。具体的には、図7に示すように、第1の外形面F1側からの摩擦攪拌接合中に粉末供給装置33から銅や銅合金の粉末34を供給する。これにより、ツール30の例えばショルダ部30aの端面との摺動により生じる素線ストランド31及び補強部材32の各表面(各上面)の凹みを摩擦攪拌接合の過程で補修することができる。
また、本実施形態の回転子コイルの製造方法は、前述した接触工程及び第1の接合工程を実施することによって、図8に示すように、素線ストランド32の両端部31a、31bに一対の補強部材32、35の一端部32a、35aをそれぞれ接合することも可能である。具体的には、接触工程では、素線ストランド32の両端部31a、31bに一対の補強部材32、35の一端部32a、35aをそれぞれ接触させる。さらに、第1の接合工程では、接触させた素線ストランド32の両端部31a、31bと一対の補強部材32、35の一端部との各境界部分25における第1の外形面F1側から、回転駆動するツール30を、貫入させかつ各境界部分25の界面25aに沿ってスライドさせることによって、素線ストランド32の両端部31a、31bに一対の補強部材32、35を接合する。
なお、図8に示すように、素線ストランド31の端部31bと補強部材35の一端部35aとを摩擦攪拌接合する際には、素線ストランドと補強部材との配置関係が図3、図5〜図7に例示した配置関係とは逆(左右逆)になるため(図8のように素線ストランドが左側に配置されかつ補強部材が右側に配置されているため)、図8に示すように、ツール30を、矢印S2方向に回転駆動させつつ矢印B1方向にスライドさせることが望ましい。
<第2の実施の形態>
次に、第2の実施の形態を図9、図10に基づき説明する。なお、図9、図10において、図3、図4などに示した第1の実施形態中の構成要素と同一の構成要素については、同一の符号を付与し重複する説明を省略する。
本実施形態の回転子コイルの製造方法では、第1の実施の形態の接触工程及び第1の接合工程に加え、第2の接合工程をさらに実施する。
つまり、第2の接合工程では、被接合部分30cが摩擦攪拌接合された素線ストランド31と補強部材32とを、図9、図10に示すように、第1の外形面F1の背面側に位置する第2の外形面F2側が上面になるように裏返し、前述した治具などを介して加工盤上に固定する。さらに、第2の接合工程では、図9、図10に示すように、境界部分25(被接合部分30d)の第2の外形面F2側から、矢印S1方向に回転駆動するツール30を、貫入させかつ界面25aに沿って矢印B1方向にスライド(移動)させる。なお、ツール30における回転速度、移動速度、荷重などの動作条件は、第1の実施形態と同様に調整される。つまり、第2の接合工程では、図9、図10に示すように、境界部分25における第2の外形面F2側(被接合部分30d)が、摩擦攪拌接合される。
詳述すると、第2の外形面F2側から行う第2の接合工程では、例えば、ツール30の回転方向及びスライド方向を、第1の外形面F1側から行う第1の接合工程とは、逆向きにして実施する。この際、ツール30は、各素線20aの端部を、矢印S2方向に巻き込む摩擦攪拌力を生じさせ、この場合も、傾いていた各素線20aの端部の向きを界面25aと直交させるように作用し、第1の実施形態で説明したように接合強度を向上させることが可能となる。なお、第2の接合工程は、例えばツール30の回転速度やツール30をスライドさせる際の移動速度などを適宜調整することなどで、ツール30の回転方向及びスライド方向を、第1の接合工程と同じ方向にしてもよい。
既述したように、本実施形態に係る回転子コイルの製造方法では、第1の外形面F1側と第2の外形面F2側との2パス(2回)に分けて、素線ストランド31と補強部材32とを摩擦攪拌接合するので、摩擦攪拌されて境界部分25(母材)が熱的影響を受ける熱的影響範囲を狭くすることが可能となる。
つまり、例えば1パスで境界部分25を摩擦攪拌接合する場合には、境界部分25の厚さ方向全体を一度に摩擦攪拌させるために、例えば剛性などを考慮してサイズを大きくしたツールを適用することになるので、熱的影響範囲を広げてしまう結果となる。これに対して、2パスで境界部分25を摩擦攪拌接合する本実施形態の製法では、合理的にサイズを小さくしたツールを二度に分けて適用するので、結果的に熱的影響範囲を狭めることが可能となる。
したがって、本実施形態の回転子コイルの製造方法によれば、境界部分25(母材)における熱的影響に起因した強度の低下を抑えることができ、所望の機械的強度を確保できる。
<第3の実施の形態>
次に、第3の実施の形態を図11、図12に基づき説明する。なお、図11、図12において、図3などに示した第1の実施形態中の構成要素と同一の構成要素については、同一の符号を付与し重複する説明を省略する。
本実施形態の回転子コイルの製造方法は、素線ストランド31と補強部材32との間における少なくとも境界部分25を冷却しながら、第1の接合工程を実施する(又は、第1の接合工程と第2の接合工程とをそれぞれ実施する)。この場合の冷却は、例えば、冷媒が内部を流通する冷却用部材を、素線ストランド31及び補強部材32に接触させることなどで実現される。
具体的には、図11に示すように、第1の実施形態で述べた素線ストランド31及び補強部材32を固定するための例えば銅や銅合金製の加工盤38を冷却用部材として適用する。さらに、この加工盤38の内部に例えば冷却水などを流すための冷媒の流路39を形成しておく。
また、これに代えて、図12に示すように、アルゴンガスやヘリウムガスなどの不活性ガスをシールドガス52として供給するシールドガス供給装置51を用意し、第1の接合工程(又は第2の接合工程)を実施する際に、第1の外形面F1側(又は第2の外形面F2側)から境界部分25へシールドガス52を供給し、境界部分25を冷却するようにしてもよい。
したがって、第3の実施形態に係る回転子コイルの製造方法によれば、摩擦攪拌接合時に生じる発熱を抑制できるので、熱的影響に起因した境界部分25(被接合部分)の強度の低下を抑えることができ、これにより、素線ストランド31と補強部材32とが接合される当該境界部分25において所望の剛性を確保できる。
<第4の実施の形態>
次に、第4の実施の形態を図13〜図16に基づき説明する。なお、図13〜図16において、図3などに示した第1の実施形態中の構成要素と同一の構成要素については、同一の符号を付与し重複する説明を省略する。
本実施形態の回転子コイルの製造方法は、図13に示すように、まず、接触工程では、端部どうしを接触させた素線ストランド31と補強部材32との境界部分25を、第1の外形面F1の側面側に位置する第3及び第4の外形面F3、F4側から、矢印P1、P2方向に挟持するように一対の挟持部材53、54を配置する。一対の挟持部材53、54は、例えば銅や銅合金などを材料として構成されている。
さらに第1の接合工程を実施する場合(又は、第1の接合工程と第2の接合工程とをそれぞれ実施する場合)には、図13に示すように、第1の外形面F1側(又は第2の外形面F2側)から、回転駆動するツール30を、一方の挟持部材53へ貫入させかつ境界部分25の界面25aに沿って他方の挟持部材54上へとスライド(移動)させる。
この製法によれば、ツール30の突起部(貫入部)30bによる摩擦攪拌接合時の接合痕が境界部分25の表面(上面)に残ってしまうことなどを抑制できることに加え、素線ストランド31本体から素線20aがばらけることなどを防止できる。なお、境界部分25の接合後、素線ストランド31及び補強部材32側から、接合された一対の挟持部材53、54を除去してもよい。
また、図14に示す回転子コイルの製造方法を適用することもできる。すなわち、接触工程では、図14に示すように、端部31a、32aどうしを接触させた素線ストランド31と補強部材32との境界部分25の第1又は第2の外形面F1、F2上に保護部材55をさらに配置する。
保護部材55は、銅や銅合金を材料とする厚さ2mm以上の矩形状の薄板である。この保護部材55は、自身の長手方向を、ツール30のスライド方向(矢印B1方向)に揃えて、境界部分25(第1又は第2の外形面F1、F2上の境界線)を覆い隠すように配置され、治具などを介してこの位置に固定される。また、保護部材55の短手方向の長さは、ツール30におけるショルダ部30aの直径以上の長さで構成されている。さらに、保護部材55の厚さは、摩擦攪拌接合時に、ツール30の例えばショルダ部30aの端面との摺動により生じ得る凹み以上の厚さで構成されている。
このような保護部材55を配置した後、第1の接合工程を実施する場合(又は、第1の接合工程と第2の接合工程とをそれぞれ実施する場合)には、第1又は第2の外形面F1、F2側から、回転駆動するツール30を、保護部材55を介して境界部分25へ貫入させかつ界面25aに沿ってスライド(移動)させる。このような製法によれば、ツール30のショルダ部30aとの摺動により生じる凹み分を保護部材55の厚さで補填することができ、境界部分25(被接合部分)の接合強度を確保することができる。
このような製法に代えて、図15に示す回転子コイルの製造方法を適用することも可能である。つまり、接触工程にて、図15に示すように、断面がコの字状の接合補助部材56を配置する。この接合補助部材56は、図13に示した一対の挟持部材53、54の機能を有する一対の挟持部56b、56cと、図14に示した保護部材55の機能を有する保護部56aと、を備えている。
図15に示すように、一対の挟持部56b、56cは、端部31a、32aどうしを接触させた素線ストランド31と補強部材32との境界部分25を、第1の外形面F1の側面側に位置する第3及び第4の外形面F3、F4側から挟持する。一方、保護部56aは、境界部分25の第1又は第2の外形面F1、F2上に載置される。すなわち、接合補助部材56は、図13に示した一対の挟持部材53、54と図14に示した保護部材55とを一体化した構造を有する。
このような接合補助部材56を配置した後、少なくとも第1の接合工程を実施する場合には、第1の外形面F1側から、回転駆動するツール30を、接合補助部材56の一方の挟持部56bへ貫入させ、かつ境界部分25の界面25aに沿って他方の挟持部56c上へとスライド(移動)させる。なお、第2の接合工程を実施する場合には、図14に示した例えば保護部材55を第2の外形面F2上に配置した後、ツール30を用いた摩擦攪拌接合を行うようにしてもよい。
既述したように、図15に示した回転子コイルの製造方法によれば、ツール30の突起部(貫入部)30bによる接合痕が、境界部分25に残ることなどを抑制できることに加え、素線ストランド31からの素線20aの分散などを防止でき、しかも、ツール30のショルダ部30aとの摺動が原因となる凹みの発生を抑えることができる。さらに、図15に示した回転子コイルの製造方法によれば、保護部と一対の挟持部とを一体化させた接合補助部材56を用いることで、当該接合補助部材56をセットする際の作業性を向上させることができる。
もちろん、これに代えて、図15に示した接合補助部材56の保護部56aと一方の挟持部56bと他方の挟持部56cとを、図16に示すように、それぞれ個別の部材で構成した保護部材61と一対の挟持部材53、54とを適用してもよい。この場合、互いに別体の保護部材61及び一対の挟持部材53、54は、一体型の接合補助部材56と比べて、構造が簡易であることから、製造コストの低減を図ることができる。
以上説明した少なくとも一つの実施形態によれば、欠陥や変形の発生を抑えつつ所望の機械的強度を確保できる回転子コイルを製造することが可能となる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施することが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形例は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
7…回転子コイル、10…回転電機、20a,37b…素線、20b…絶縁被覆、25…境界部分、25a…界面、25b…段差、30…ツール、30a…ショルダ部、30b…突起部、30c,30d…被接合部分、31,36,37…素線ストランド、31a,31b,37a…素線ストランドの端部、32…補強部材、32a…補強部材の端部、39…冷媒の流路、33…粉末供給装置、34…粉末、38…加工盤、51…シールドガス供給装置、52…シールドガス、53,54…挟持部材、55,61…保護部材、56…接合補助部材、56a…保護部、56b,56c…挟持部、F1…第1の外形面、F2…第2の外形面、F3…第3の外形面、F4…第4の外形面。

Claims (15)

  1. 素線ストランドと前記素線ストランドを補強する補強部材との互いの端部どうしを接触させる接触工程と、
    前記端部どうしを接触させた前記素線ストランドと前記補強部材との境界部分の第1の外形面側から、回転駆動するツールを、貫入させかつ前記境界部分の界面に沿ってスライドさせる第1の接合工程と、
    を有し、
    前記接触工程によって接触させた前記素線ストランドと前記補強部材との境界部分の界面に対して、素線ストランド本体の長手方向は、直交する配置関係にあり、
    さらに、前記素線ストランドを構成する個々の素線は、前記第1の外形面側からみて、前記素線ストランド本体の長手方向に対し、当該個々の素線の長手方向が、それぞれ傾いた状態で束ねられていると共に、当該個々の素線の端部が前記傾いた状態で前記界面と交差する、回転子コイルの製造方法。
  2. 前記素線ストランドは、絶縁被覆がそれぞれ施された複数の素線を束ねて構成されており、
    前記接触工程の前に、前記複数の素線における少なくとも前記補強部材と接触させる側の端部から前記絶縁被覆を除去する被覆除去工程をさらに有する、
    請求項1に記載の回転子コイルの製造方法。
  3. 前記接触工程で直接接触させる前記素線ストランドと前記補強部材とのそれぞれの界面全体は、いずれも平坦な面で形成されている、
    請求項1又は2に記載の回転子コイルの製造方法。
  4. 前記境界部分における前記第1の外形面は、前記素線ストランド側又は前記補強部材側のいずれか一方が高くなる段差を有し、
    前記第1の接合工程は、前記段差を有する境界部分の第1の外形面側から、前記回転駆動するツールを、貫入させかつ前記界面に沿ってスライドさせる、
    請求項1ないし3のいずれか1項に記載の回転子コイルの製造方法。
  5. 前記第1の接合工程は、前記回転駆動するツールをスライドさせる移動経路上に、前記補強部材の材料と同じ材料を供給しながら実施される、
    請求項1ないし4のいずれかに1項に記載の回転子コイルの製造方法。
  6. 前記接触工程では、前記素線ストランドの両端部に一対の前記補強部材の一端部をそれぞれ接触させ、
    前記第1の接合工程では、前記接触させた素線ストランドの両端部と前記一対の補強部材の一端部との各境界部分における前記第1の外形面側から、前記回転駆動するツールを、貫入させかつ前記各境界部分の界面に沿ってスライドさせることによって、前記素線ストランドの両端部に前記一対の補強部材を接合する、
    請求項1ないし5のいずれか1項に記載の回転子コイルの製造方法。
  7. 前記第1の外形面の背面側に位置する前記境界部分の第2の外形面側から、前記回転駆動するツールを、貫入させかつ前記界面に沿ってスライドさせる第2の接合工程、
    をさらに有する請求項1ないし6のいずれか1項に記載の回転子コイルの製造方法。
  8. 前記第1の接合工程は、前記素線ストランドと前記補強部材との間における少なくとも前記境界部分を冷却しながら実施される、
    請求項1ないし7のいずれか1項に記載の回転子コイルの製造方法。
  9. 前記境界部分の冷却は、シールドガスを供給すること、又は冷媒が内部を流通する冷却用部材を前記素線ストランド及び前記補強部材に接触させること、によって行われる、
    請求項8に記載の回転子コイルの製造方法。
  10. 前記接触工程では、前記端部どうしを接触させた前記素線ストランドと前記補強部材との境界部分を、前記第1の外形面の側面側に位置する第3及び第4の外形面側から、挟持するように一対の挟持部材を配置し、
    前記第1の接合工程では、前記第1の外形面側から、前記回転駆動するツールを、一方の前記挟持部材へ貫入させかつ前記境界部分の界面に沿って他方の前記挟持部材上へとスライドさせる、
    請求項1ないし9のいずれか1項に記載の回転子コイルの製造方法。
  11. 前記接触工程では、前記端部どうしを接触させた前記素線ストランドと前記補強部材との境界部分の前記第1の外形面上に保護部材を配置し、
    前記第1の接合工程では、前記第1の外形面側から、前記回転駆動するツールを、前記保護部材を介して前記境界部分へ貫入させかつ前記界面に沿ってスライドさせる、
    請求項1ないし9のいずれか1項に記載の回転子コイルの製造方法。
  12. 前記接触工程では、前記端部どうしを接触させた前記素線ストランドと前記補強部材との境界部分を、前記第1の外形面の側面側に位置する第3及び第4の外形面側から挟持する一対の挟持部と、前記境界部分の前記第1の外形面上に載置される保護部と、を備えた接合補助部材を配置し、
    少なくとも前記第1の接合工程では、前記第1の外形面側から、前記回転駆動するツールを、前記接合補助部材の一方の前記挟持部へ貫入させ、かつ前記境界部分の界面に沿って他方の前記挟持部上へとスライドさせる、
    請求項1ないし9のいずれか1項に記載の回転子コイルの製造方法。
  13. 前記接合補助部材の前記保護部と一方の前記挟持部と他方の前記挟持部とは、それぞれ個別の部材で構成されている、
    請求項12記載の回転子コイルの製造方法。
  14. 前記回転子コイルは、可変速回転電機用の回転子コイルである、
    請求項1ないし13のいずれか1項に記載の回転子コイルの製造方法。
  15. 請求項1ないし14のいずれか1項に記載の製造方法によって製造された回転子コイルを備える回転電機。
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