JP3050250B2 - 端子付電線のコネクタハウジングへの自動挿着方法およびワイヤハーネスの製造装置 - Google Patents

端子付電線のコネクタハウジングへの自動挿着方法およびワイヤハーネスの製造装置

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JP3050250B2 JP4031876A JP3187692A JP3050250B2 JP 3050250 B2 JP3050250 B2 JP 3050250B2 JP 4031876 A JP4031876 A JP 4031876A JP 3187692 A JP3187692 A JP 3187692A JP 3050250 B2 JP3050250 B2 JP 3050250B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤハーネスの製造
において電線の両端に圧着された端子のコネクタハウジ
ングへの挿着を容易かつ迅速にする方法およびこの方法
を実施するためのワイヤハーネスの製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ワイヤハーネスは、一般に多数の電線を
集束してなる幹線部に対して端末にコネクタを装着した
複数の分岐線を導出して構成され、その製造方法および
装置として図11に示すようなものが知られている(特
開昭61−104578号、特開平1−313872
号、特公平2−15994号公報)。
【0003】図において、基台1Aに供給された電線W
は、矯正ロール2でその屈曲を矯正した後、検尺ロール
3で所定の長さに測長され、測長電線はカッタ4により
短尺電線W1 に切断される。電線W1 の両端部は、基台
1A,1B間に設けられた一対の搬送クランプチェーン
5A,5Bのクランプ6A,6Bにより把持されて、図
示矢線方向に1ピッチずつ間欠移送され、皮剥装置7
A,7Bにより電線端部の絶縁被覆が剥ぎ取られ、端子
圧着装置8A,8Bにより電線導体に端子9A,9Bが
加締圧着される。次いで、端子付電線W2 の両端の端子
9A,9Bは端子引き戻し装置10A,10Bにより一
旦矢線方向に引き戻されたのち、挿入装置11A,11
Bによってクランプ6A,6Bから開放、把持されてハ
ウジングホルダ12A,12Bに保持された各コネクタ
ハウジング13A,13Bの端子収容室14(図15参
照)に挿入係止される。
【0004】図12(A),(B)は従来のクランプ6
A(6B)を示す。これは、搬送クランプチェーン5A
と同様に金属製(鉄製)であり、基板15の中央部に、
一対の把持子16と16′の基端部をそれぞれピン17
を介して枢着すると共に、各基端部の外周には互いに噛
合する歯部17aを設け、さらに両基端部の外周と基板
肩部との間に圧縮コイルバネ18を介装し、常時は一対
の把持子16,16′が該バネ18の弾発力により内側
に押圧されて閉じ、カム20の上昇により圧縮コイルバ
ネ18の一方の係止ピン19,19が外側に押圧され
て、把持子16と16′が開くようにした構造を有す
る。
【0005】しかし、上記クランプは、把持装置自体の
開閉機構や外部開閉機構にコストがかかるだけでなく、
装置が鉄製のために重量が増大し、その取付、交換が困
難で駆動に大動力を要し、さらに各クランプがチェーン
で連結されているために取付ピッチが大きくなる。これ
に加えて、チェーンに弛みが生じたり、駆動時に騒音が
発生するなど多くの点で問題がある。
【0006】そこで、上記クランプに代えて、図13お
よび図14に示すように、相対向する一対の挟持子21
a,21aを備え、その対向面の一方の中央に突条21
b、他方に凹溝21c(または両端部に突条21b)を
設けた、合成樹脂製の電線クリップ21の使用も考えら
れる。しかし、この場合には、挟持子21aが合成樹脂
製であるために、適度の剛性と可撓弾性とを同時にもた
せるのが困難であり、一対の挟持子21a,21a間に
挟持する電線Wの適用サイズ(電線径)が限定される。
【0007】図15は図11において加工された端子付
電線W2 (W2 ′)の両端の端子9A,9Bと上下二段
に複数の端子収容室14を有するコネクタハウジング1
3A,13Bとの相互関係を示す。ここで、上段側の端
子付電線W2 群が並列し、かつ両端の端子9A1 ,9A
2 ,…及び9B1 ,9B2 ,…が順次各ハウジングの上
段の一端側から端子収容室141 ,142 …に対称的に
挿入される場合には、図11において搬送クランプチェ
ーン5A,5Bの1ピッチ間欠移動と同時に端子の挿着
が可能である。
【0008】しかし、実際には符号W2 ′で示す端子付
電線のように、上記端子付電線W2群と交差して両端の
端子9A′,9B′が例えば下段の端子収容室146
と141 ′に左右不同または非対称に挿着される場合が
多い。このような場合には、端子挿着済の電線と次に挿
着すべき端子とが干渉して、コネクタハウジングへの端
子挿着を円滑に行えないという問題が生じる。もう一つ
の問題は、下段側の端子付電線W2 ′群の両端の端子9
A′群および9B′群が上段の端子9A1 ,9A2 ,…
及び9B1 ,9B2 ,…と図のように向きが上下逆の場
合である。
【0009】端子挿入を円滑に行うために、特開昭61
−104578号公報には、次のような方法が提案され
ている。図16において、両端に端子9A,9Bを圧着
した電線W2 群が所要間隔で並列に整列し、コンベヤチ
ェーン24により順次連続的に送出される。そこで、次
のステップで端子のコネクタ(ハウジング)への挿着が
行われる。 1)端子付電線W2 が挟着爪25に挟持されて、A側
(該電線W2 の端子9AW)はaの位置に、同様にB側
はbの位置まで搬送される。 2)B側端子付電線W2 は挿入装置26によりb位置の
挟着爪25から外されて、コネクタハウジング13Bに
挿入される。 3)A側の端子付電線W2 は移載ヘッド29によりトラ
ック28の任意の位置に移し換えられ、この移し換えの
位置はコネクタハウジング13Aへの端子9Aの挿入順
序とする。 4)A側の電線移載とB側のハウジングへの端子挿入は
同時に行われ、この電線移載と端子挿入の終了後に、A
側のトラック28は位置dから位置eまで移動し、B側
のコネクタハウジング13Bが払い出される。 5)位置eまで移動したトラック28のクランプ爪2
5′から挿入装置26により電線W2 を外し、コネクタ
ハウジング13Aに端子9Aを挿入する。 6)端子挿入後A側のコネクタハウジング13Aが払い
出される。 なお、図16中、30A,30Bはハウジングホルダ、
31はパーツフィーダ、PA ,PB は各ハウジングにお
ける端子挿入位置を示す。
【0010】しかし、上記の端子挿入方法では、コネク
タハウジング13Bへの挿入が完了するまでB側の挟着
爪25の搬送ができないから、電線の切断、圧着加工工
程部分のタクトが挿入部分に影響され、また、コンベヤ
チェーン24のB側上の電線の並び順番をコネクタハウ
ジング13Bへの挿入順番と必ず一致させるという制約
があり、さらに、A側のトラック28の搬送時にコネク
タハウジング13Bが引きずられるなどの問題が残る。
【0011】また、図15における下段側の端子付電線
2 ′群の逆向き端子9A′,9B′のコネクタハウジ
ングへの挿入につていは、ハウジング保持部材を水平軸
に対して回転自在にして上下に反転させる方法が知られ
ている(特公平2−15994号公報)。しかし、この
場合には、コネクタハウジングの形状や大きさ毎にハウ
ジング保持部材を用意しなければならず、汎用性に欠け
る。
【0012】図17は、前記カット電線および端子付電
線の搬送手段として、図11におけるクランプ6Aに換
えて、搬送クランプチェーン5Aに図13,図14に示
す構造のクリップ21を取付基板32を介して所定ピッ
チPで設けたものである。33は端子の挿入装置であ
る。しかし、クリップ21のピッチPは前記皮剥装置7
A、端子圧着装置8A(図11参照)などの電線の端末
加工装置の設置位置に規制され、十分広く取らざるをえ
ない。そこで、図16のように端子付電線W2 群の一側
の端子9A群を端子挿入が円滑にできるように移載する
にしても、上記電線の端末加工工程と同一ピッチPで挟
持したのでは、挿入装置33の移動距離が長くなり、そ
の分だけ時間がかかり、装置設置に広いスペースを要す
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に着目し、端子付電線の製造を必ずしも端子の挿入順序
にする必要がなく、製造装置の設置に広いスペースを要
せず、端子付電線の両端の端子をコネクタハウジングに
対して同時にかつ迅速に挿入することができる方法およ
びワイヤハーネスの製造装置を提供することを課題とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
め、本発明の端子付電線のコネクタハウジングへの自動
挿着方法は、請求項1に記載のように、各電線の両端部
が一定のピッチPで把持され、かつ両端に端子を圧着し
て順列移送される電線群を、両側の端子をコネクタハウ
ジングに挿着する順序に従って変換配列し、しかるの
ち、変換配列された電線群の両側に配置されたそれぞれ
のコネクタハウジングに端子を順次連続的に挿着するこ
とを特徴とする。電線の順列移送は、請求項2に記載の
ように、各電線の両端部が一定のピッチPで把持され、
かつ両端に端子を圧着して順列移送される電線群を、両
側の端子をコネクタハウジングに挿着する順序に従って
変換配列する際に、各電線の両端部を前記ピッチPより
も狭いP′で把持することが好ましい。また、請求項3
に記載のように、各電線の両端部が一定のピッチPで把
持され、かつ両端に端子を圧着して順列移送される電線
群を、両側の端子をコネクタハウジングに挿着する順序
に従って変換配列する際に、各電線の両端の把持部間の
間隔を狭くすることも有効である。
【0015】また、本発明のワイヤハーネスの製造装置
は、請求項4に記載のように、所定の長さにカットされ
た電線の両端部を把持して順次搬送する第1の電線搬送
装置の両側に、電線の皮剥装置と端子圧着装置を配置し
てなる電線の端末処理ステーションと、前記第1の電線
搬送装置の電線送り方向に第2の電線搬送装置を配置す
ると共に、前記第1の電線搬送装置から第2の電線搬送
装置の一方の両側にかけて移動自在に端子移送手段を設
け、該端子移送手段により前記端末処理ステーションに
おいて両端に端子が圧着された端子付電線を順次両側の
端子をコネクタハウジングに挿着する順序に従って該第
2の電線搬送装置に変換配列する電線載置ステーション
と、該第2の電線搬送装置の他方の両側にコネクタハウ
ジングを配置すると共に該第2の電線搬送装置に沿って
移動自在の端子挿入手段を設け、該端子挿入手段により
前記変換配列された端子付電線の順にコネクタハウジン
グの端子収容室に挿入する端子挿入ステーションとを備
えることを特徴とする。
【0016】
【作用】本発明によれば、両端に端子を圧着して順列移
送される電線群を、一旦両側の端子をコネクタハウジン
グに挿着する順序に従って変換配列するので、両側の端
子のコネクタハウジングへの同時挿着が可能となる。し
たがって、片側ずつ端子を挿着する従来の方法と異な
り、待ち時間がなくなり、電線の端末加工および端子の
挿着を連続的に行うことができる(請求項1)。また、
請求項2のように、端子付電線群の変換配列の際に隣接
する電線の端部の把持ピッチを狭くすることにより、電
線の搬送に必要な装置の小型化を図ると共に、端子挿着
に要する時間を短縮することができる。さらに、請求項
3に記載のように、上記変換配列の際に各電線の両端の
把持部間の間隔を狭くすることにより電線中央に弛みが
生じるので、順列移送される電線の交差状の変換配列を
容易にすると共に、端子のコネクタハウジングへの挿着
時に電線に無用な引張力がかかるのを防止することがで
きる。
【0017】本発明の方法による上記作用は、請求項4
に記載の製造装置のように、電線の両端を把持して搬送
する装置を第1と第2の電線搬送装置に分けて配置し、
第1の電線搬送装置の両側には電線の端末処理ステーシ
ョンを、第2の電線搬送装置の両側には電線載置ステー
ションと端子挿入ステーションを配備し、端末処理ステ
ーションで処理した端子付電線を電線載置ステーション
においてコネクタハウジングへの端子挿入順序に従って
変換配列できるようにしたことにより達成される。
【0018】
【実施例】次に、本発明による端子のコネクタハウジン
グへの自動挿入(以下、端子挿入という)およびワイヤ
ハーネスの製造装置について図面を参照して説明する。
なお、従来例と同様の構成部材には同一の符号を用い、
詳細な説明を省略する。
【0019】図1は本発明を実施するためのワイヤハー
ネスの製造装置を示す概略平面図である。図において、
対向する基台41Aと41Bは、それぞれ一端側が電線
の端末処理ステーションS1 、中間が電線載置ステーシ
ョンS2 、他端側が端子挿入ステーションS3 として区
画されており、ステーションS1 には第1の電線搬送装
置42が、ステーションS2 ,S3 には第2の電線搬送
装置43が設けられている。
【0020】基台41Bは、基台41Aよりやや長く形
成され、その部分(図中、左端側)に供給された電線W
は、図11の場合と同様に、矯正ロール2、検尺ロール
3を経て、電線カッタ4により所望長の電線W1 に切断
される。電線W1 の両端部は第1の電線搬送装置42に
よって所定ピッチPで並列状態で把持され、図示矢線方
向に1ピッチずつ間欠移送される。この電線W1 は端末
処理ステーションS1において皮剥装置7A,7B、端
子圧着装置8A,8Bにより電線の皮剥きと端子圧着が
行われ、一端に端子9A、他端に端子9Bが圧着された
端子付電線W2が作られる。なお、矯正ロール2の直前
の部分には、図示しない複数の電線供給ノズルが配置さ
れ、該ノズルの交換、選択により電線サイズが同一で絶
縁被覆の色彩が異なる色違い電線や導体径の異なる異サ
イズ電線といった異種電線を供給、切断できるようにな
っている。また、8A′,8B′は端子圧着装置8A,
8Bとは異なる規格の端子を圧着するための端子圧着装
置であり、必要に応じて複数台設置することにより、規
格の異なる端子を連続的に圧着することができる。
【0021】端末処理ステーションS1 において処理さ
れた端子付電線W2 群は、その処理順に端子移送手段で
ある端子移送ハンド45A,45Bによって電線移載ス
テーションS2 における第2の電線搬送装置43の図中
左側に移載される。移載された端子付電線W2 群の配列
は、各電線の両端の端子9A,9B群がハウジング46
A,47Aおよび46B,47Bへの挿入順に従って配
列される。これにより、端子付電線W2 群の配列には、
並列な電線群とこれらに交差する電線群が生じる。ま
た、第2の電線搬送装置43は、後に詳述するように電
線の両端部を把持するクリップ51′の並設ピッチP′
が第1の電線搬送装置42でのピッチPよりも小さく密
に配列されると共に、クリップ51′を支持するタイミ
ングベルト50A′,50B′間の間隔D′が装置42
での間隔Dよりも狭くしてある。
【0022】移載された端子付電線W2 の両端の端子9
A,9B群は、端子挿入ステーションS3 において、図
中右端側から順に端子挿入手段である端子挿入ハンド4
8A,48Bによりハウジング46Aまたは47Aとハ
ウジング46Bまたは47Bに挿入される。基台41A
と41B上には、ハウジング46Aと46Bの手前側
(図示の例では電線載置ステーションS2 と端子挿入ス
テーションS3 との間)に端子反転装置49Aと49B
が配置されている。ここで、図15に示すように、端子
9A,9Bの何れかを上下逆向きにハウジングに挿入す
る必要がある場合には、その腹部と背部を上下反転させ
た後に、上記の端子挿入を行う。
【0023】第1の電線搬送装置42は、対向する一対
の無端状タイミングベルト50A,50Bと各ベルトに
所定のPで並設した複数のクリップ51群とから成る。
クリップ51は、図2ないし図4に示すように、合成樹
脂製の一対の挟持子52,52′の基端部をそれぞれピ
ン軸53により角筒状のホルダ54に枢着すると共に、
挟持子52,52′の背面を包み込むようにこれらを互
いに内側に付勢する断面コ字状ないしC字状の板ばね5
添設して形成される。挟持子52,52′は、その
対向面の中間部にそれぞれ湾曲部52aを有し、また、
対向面の一方の中央に突条52bを、他方の両側に突条
52c,52cを有する。突条52b,52cは挟持子
52,52′の立ち上がり方向に沿って、湾曲部52a
は直交して設けられる。タイミングベルト50Aの外面
には、プロフィル56がスペーサ57を介して一定のピ
ッチPで立設されており、該プロフィル56にクリップ
51のホルダ54を外挿して、両者に設けたピン挿通孔
56a,54aに止めピン58を貫通させて、該ピン5
8の両端にそれぞれEリング59を嵌着することによ
り、クリップ51が着脱自在に取付けられる。
【0024】図3において、44A(44B)は前記電
線カッタ4により切断された電線W 1 の両端をクリップ
51に挟持させるための端子挿入ブレードであって、ク
リップ51の鉛直線上おにいて昇降自在に設けられてお
り、その下端部中央に端子挿入板44aが形成され、該
板44aを挟む両側下端面には電線押さえ溝44bが凹
設されている。
【0025】クリップ51による電線の固定は次のよう
にして行われる。即ち、前記電線カッタ4により切断さ
れた電線W1 が図示しない電線移送装置により両側タイ
ミングベルト50A,50B上のクリップ51の鉛直線
上に供給される。次いで、上記端子挿入ブレード44
A,44Bがそれぞれ下降して、電線押さえ溝44bに
より電線W1 を位置決めしながら端子挿入板44aが一
対の挟持子52,52′間に押し込む。そして、所定の
押し込み深さに達すると、端子挿入ブレード44A,4
4Bが上昇してクリップ51から離れる。これにより、
電線W1 は挟持子52,52′の突条52b,52cま
たはこれを付勢する板ばね55の弾性により挟持固定さ
れる。
【0026】図5(A)は細径電線例えば直径1.1m
mの絶縁被覆電線W11を、(B)は太径電線例えば直径
3.0mmの絶縁被覆電線W3 0 を挟持した状態を示
し、状態(A)は主として突条52b,52cにより、
状態(B)は主として板ばね55の弾性により挟持され
た状態である。
【0027】図6(A)の直線Lはばねのみによる一般
的な挟持特性を示す。電線径に比例して把持力が増大す
るから、細径電線では把持力が弱く不安定であり、太径
電線では把持力が強く安定化するが、電線の挿入および
離脱に大きな力を要する欠点がある。図6(B)は図1
3および図14に示す従来型クリップ21による挟持特
性を示し、一対の挟持子21a,21aが固定構造であ
るために、適用電線径が限定される。即ち、電線径が増
大して挟持子21a,21a間の目開きが大きくなる
と、突条21b,21cによる把持力(曲線m1 )が減
少する。一方、挟持子21a,21a自体の弾性復帰力
による把持力は直線m2 のように増大するから、クリッ
プ21の全体の把持力は曲線m1 と直線m2 を合成した
曲線Mで示されるが、電線径(目開き)が一定値を超え
ると挟持子21a,21aが破損するなどのため、前記
のように電線の適用範囲が限定される。図6(C)は、
クリップ51の挟持特性を示したもので、突条52b,
52cをもつ挟持子52,52′が回動可能でかつ板バ
ネ55で支持されているから、全体の把持力は突条52
b,52cによる把持力(曲線n1 )と板ばね55によ
る把持力(直線n2 )を合成した曲線Nで示される。把
持力は、電線径とともに緩やかに増大する傾向にある
が、図6(A)および(B)と比較して広い範囲で安定
している。
【0028】このように、第1の電線搬送装置42は、
合成樹脂製のクリップ51の採用により従来のクランプ
チェーンにおける機械的な開閉機構を無くし、軽量化す
ることができる。また、電線把持部材である小型化され
たクリップ51により、その取付ピッチを短縮すること
ができ、これにより自動機にベルトを取り付けた際の1
サイクルの送り量を短縮し、自動機自体を小型化するこ
とができる。さらに、金属製のチェーンに換えてタイミ
ングベルト50Aを使用するために、従来のような弛
み、がた、騒音などのトラブルの発生が少なく、予めプ
ロフィル56を設けておくことによりクランプ51の取
付、交換を容易に行うことができる。
【0029】第2の電線搬送装置43は、図7および図
8に示すように、一対の無端状タイミングベルト50
A′,50B′と各ベルトに並設した複数のクリップ5
1′群とから成り、第1の電線搬送装置42と同様の基
本構成を有するが、次の点で異なる。 1)一対のタイミングベルト50A′,50B′の長さ
が、電線載置ステーションS2 と端子挿入ステーション
3 に対応して前記タイミングベルト50A,50Bよ
り長く、また、タイミングベルト50A′,50B′間
の間隔D′がタイミングベルト50A,50B間の間隔
Dよりも狭く形成されている。 2)クリップ51′の並設ピッチP′は、第1の電線搬
送装置42におけるクリップ51の並設ピッチPよりも
狭く密にしてある。即ち、電線の端末処理ステーション
1 では、ピッチPが前記皮剥装置7A、端子圧着装置
8Aなどの端末処理機の設置間隔に規制されるが、電線
載置ステーションS2 および端子挿入ステーションS3
では、このような制約がなくピッチP′は端子移送ハン
ド45A,45Bの作動に支障を来さない範囲で出来る
だけ密に並設する。なお、クリップ51′およびタイミ
ングベルト50A′,50B′の構造は前記クリップ5
1およびタイミングベルト50A,50Bと同じであ
る。
【0030】第2の端子搬送装置42により順列移送さ
れた端子付電線W2 群は、図7および図8に示すよう
に、その移送順に即ち図中左端側から端子移送ハンド4
5A,45Bにより電線載置ステーションS2 における
端子搬送装置43に移載される。ここでの端子付電線W
2 群の配列は、各電線の両側の端子9A,9Bのコネク
タハウジング46A,47Aと46B,47Bへの挿着
順に従って変換配列される。例えば、端末処理ステーシ
ョンS1 と電線載置ステーションS2 との間で、,
,の電線および…の電線はそのままの順である
が、,との電線は互いにの電線と交差した状態
となる。図示の例は、B側の端子9B群の配列は、ステ
ーションS1 とS2 で変わらず9B1 ,9B2 ,9
3 ,…の順であるが、A側の端子A群の配列がステー
ションS1 の…9A3 ,9A4 ,9A5 ,9A6 …から
ステーションS2 で…9A6 ,9A4 ,9A3 ,9A5
…に変わっている。そして、この端子付電線W2 群の変
換配列と同時に電線載置ステーションS2以降では、タ
イミングベルト50A′,50B′間の間隔D′が端末
処理ステーションS1 での間隔Dよりも狭くなっている
ので、並列状態の,の電線および…の電線群は中
間部に弛みRができ、また、交差した,との電線
も両端部にクリップ51′による十分な把持代が確保さ
れる。
【0031】このようにして、電線載置ステーションS
2 に変換配列された端子付電線W2群(,,…)
は、端子挿入ステーションS3 においてそのままの順で
両側の端子9A群および9B群を、端子挿入ハンド48
A,48Bにより、順次コネクタハウジング46A,4
7Aと46B,47Bに挿入すればよく、端子や電線の
絡みが起きず、円滑に行うことができる。
【0032】端子反転装置49A(49B)は、図9に
示すように、クリップ51′に挟持固定された端子付電
線W2 の該クリップの後方の部分を固定する補助クラン
プ64と、端子9A(または9B)とクリップ51′の
間の部分を固定する上下一対の電線チャック爪65,6
5と、該電線チャック爪を電線軸を中心に回転および開
閉するさせるチャック爪開閉機構66とを備えている。
【0033】図9において、61は装置の基板であり、
基板61の一側にスタンド62を立設し、その上端には
フレーム63が突設してある。このフレーム63の先端
には、開閉自在の一対のクランプ爪64a,64aから
なる前記補助クランプ64が昇降自在に設けられてい
る。
【0034】チャック爪開閉機構66は、シリンダ6
9、テーブルガイド70および回転テーブル71などか
らなる。即ち、上記スタンド62には、その上部外側に
シリンダ69を回動自在に設け、内側に該シリダ69と
一体にテーブルガイド70を設けると共に、該テーブル
ガイドに回転テーブル71を横移動可能に設けてある。
テーブルガイド70は、上下に回転テーブル71に対す
る案内ロッド70aを有し、中央部に長穴70cを開設
した開閉規制板70bを有しており、シリンダ69は、
タイミングベルト68を介して基板61の一側に固定し
たステッピングモータ67と連結されている。
【0035】一方、一対の電線チャック爪65,65
は、その対向面に電線挟持用の凹凸部65aを有し、そ
の腕部65bはI型リンク73とL型リンク74一端
に枢着され、I型リンク73の他端とL型リンク74の
中間はそれぞれ回転テーブル71の上下両端部に設けた
耳板71aに枢着され、これらは平行四辺形リンクを構
成して、一対の電線チャック爪65,65がほぼ上下に
開閉するようになっている。そして、上下一対のL型リ
ンク74,74の他端は上記長穴70cに遊嵌したピン
75に枢着されている。
【0036】次に、端子の反転方法について説明する。
先ず、図9および図10(A)に示すように、電線W2
をクリップ51′に保持した状態で、補助クランプ64
により電線の芯出しを行う。次いで、シリンダ69のピ
ストンロッド69aにより押された回転テーブル71は
テーブルガイド70の案内ロッド70aに沿って矢線Q
方向に動く。すると、支点(ピン75)は前記開閉規制
板70bの長穴70c内を移動してストッパである穴端
に当たる。これにより、リンク73,74が平行移動
し、一対のチャック爪65,65が閉じる。この状態
で、ステッピングモータ67の作動により、タイミング
ベルト68を介してシリンダ69と共にチャック爪開閉
機構66全体を回転させる。そして、端子9Bの反転
後、チャック爪65、補助クランプ64が開き、元の状
態に復帰する。
【0037】チャック爪開閉機構66全体の回転によ
り、電線W2 には、図10(B)に示すように、チャッ
ク爪65と補助クランプ64間、即ち符号Tで示される
クリップ51とその前後の部分に捩じりUが加えられ
て、塑性変形する。これにより、端子9Bを電線軸を中
心に180°回転して、上下を反転した状態とすること
ができる。なお、回転テーブル71を含むチャック爪開
閉機構66全体の回転角度は、捩じり後の電線の戻り、
線径などにより適宜定める。回転に際して、電線W
2 は、クリップ51の前後がチャック爪65と補助クラ
ンプ64とで固定されると共にクリップ51の前記湾曲
部51aに位置決めされるので、跳ね上がりをなくし、
また、端子の反転後のばらつきは上記電線の塑性変形に
よって最小にすることができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
端子付電線の製造を必ずしも端子の挿入順序にする必要
がなく、製造装置の設置に広いスペースを要せず、端子
付電線の両端の端子をコネクタハウジングに対して同時
にかつ迅速に挿入することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するためのワイヤハーネスの製造
装置の一例を示す概略平面図である。
【図2】本発明に使用する第1の電線搬送装置42の要
部側面図である。
【図3】図2の第1の電線搬送装置42の要部の斜視図
である。
【図4】図3の電線クリップ51の拡大側面図である。
【図5】(A)および(B)はそれぞれ図4の電線クリ
ップ51による電線の把持状態を示す平面図である。
【図6】(A)ないし(C)は、それぞれ従来のクリッ
プ(A,B)と、本発明で使用する電線クリップ51に
よる電線把持特性を示すグラフ(C)である。
【図7】図1の要部拡大平面図である。
【図8】図7の第1および第2の電線搬送装置42,4
3の要部の側面図である。
【図9】図1の端子反転装置49A(49B)の一部を
断面した側面図である。
【図10】(A),(B)はそれぞれ図9の端子反転装
置49Aによって端子を反転させる方法の説明図であ
る。
【図11】従来の端子付電線の製造および端子挿入のた
めの装置の一例を示す概略平面図である。
【図12】(A),(B)はそれぞれ図11の電線クラ
ンプ6A(6B)の作用説明図である。
【図13】従来の電線クリップを示す斜視図である。
【図14】図13の電線クリップ21の電線把持状態を
示す平面図である。
【図15】従来の端子付電線と該端子を挿入するコネク
タハウジングの説明図である。
【図16】従来の端子挿入方法の他の例を示す説明図で
ある。
【図17】図13の電線クリップを用いた電線搬送装置
の説明図である。
【符号の説明】
7A,7B 皮剥装置 8A,8B 端子圧着装置 9A,9B 端子 42 第1の電線搬送装置 43 第2の電線搬送装置 45A,45B 端子移送ハンド 46A,46B コネクタハウジング 47A,47B コネクタハウジング 48A,48B 端子挿入ハンド R 弛み S1 端末処理ステーション S2 電線載置ステーション S3 端子挿入ステーション W2 ,W2 ′ 電線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 智司 静岡県榛原郡榛原町布引原206−1 矢 崎部品株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−313871(JP,A) 特開 平1−313870(JP,A) 特開 平1−313869(JP,A) 特開 昭61−104578(JP,A) 特開 平1−313872(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01B 13/00 513 H01R 43/00 H01R 43/20

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各電線の両端部が一定のピッチPで把持
    され、かつ両端に端子を圧着して順列移送される電線群
    を、両側の端子をコネクタハウジングに挿着する順序に
    従って変換配列し、しかるのち、変換配列された電線群
    の両側に配置されたそれぞれのコネクタハウジングに端
    子を順次連続的に挿着することを特徴とする端子付電線
    のコネクタハウジングへの自動挿着方法。
  2. 【請求項2】 各電線の両端部が一定のピッチPで把持
    され、かつ両端に端子を圧着して順列移送される電線群
    を、両側の端子をコネクタハウジングに挿着する順序に
    従って変換配列する際に、各電線の両端部を前記ピッチ
    Pよりも狭いP′で把持することを特徴とする請求項1
    に記載の端子付電線のコネクタハウジングへの自動挿着
    方法。
  3. 【請求項3】 各電線の両端部が一定のピッチPで把持
    され、かつ両端に端子を圧着して順列移送される電線群
    を、両側の端子をコネクタハウジングに挿着する順序に
    従って変換配列する際に、各電線の両端の把持部間の間
    隔を狭くしたことを特徴とする請求項2に記載の端子付
    電線のコネクタハウジングへの自動挿着方法。
  4. 【請求項4】 所定の長さにカットされた電線の両端部
    を把持して順次搬送する第1の電線搬送装置の両側に、
    電線の皮剥装置と端子圧着装置を配置してなる電線の端
    末処理ステーションと、前記第1の電線搬送装置の電線
    送り方向に第2の電線搬送装置を配置すると共に、前記
    第1の電線搬送装置から第2の電線搬送装置の一方の両
    側にかけて移動自在に端子移送手段を設け、該端子移送
    手段により前記端末処理ステーションにおいて両端に端
    子が圧着された端子付電線を順次両側の端子をコネクタ
    ハウジングに挿着する順序に従って該第2の電線搬送装
    置に変換配列する電線載置ステーションと、該第2の電
    線搬送装置の他方の両側にコネクタハウジングを配置す
    ると共に該第2の電線搬送装置に沿って移動自在の端子
    挿入手段を設け、該端子挿入手段により前記変換配列さ
    れた端子付電線の順にコネクタハウジングの端子収容室
    に挿入する端子挿入ステーションとを備えることを特徴
    とするワイヤハーネスの製造装置。
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