JP7126376B2 - 内容物を計量して塗布する塗布容器 - Google Patents

内容物を計量して塗布する塗布容器 Download PDF

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Description

本発明は、塗布容器に関する。
従来から、以下に示すような塗布容器が知られている。塗布容器は、被塗布部に塗布する内容物が収容される有底筒状の容器本体と、容器本体の口部に装着され、容器本体内に連通する連通孔が形成された中栓部材と、中栓部材との間に、連通孔を通して容器本体内に連通する計量室を形成するとともに、頂部に計量室に連通する吐出孔が形成された計量筒部材と、計量室に設けられるとともに、先端部が吐出孔から計量室の外部に突出される塗布栓と、計量筒部材の頂部を覆うキャップ体と、を備える。塗布栓は、吐出孔と計量室との連通を遮断し、かつ計量室と連通孔とを連通させる計量位置と、計量位置よりも下方に位置するとともに、計量室と連通孔との連通を遮断し、かつ吐出孔と計量室とを連通させる塗布位置と、の間を容器軸方向に移動自在に配設されている。
この種の塗布容器として、例えば下記特許文献1に示されるように、計量筒部材が、容器本体の口部にアンダーカット嵌合された装着筒部を備え、キャップ体が、容器本体の口部のうち、装着筒部より下方に位置する部分に、着脱可能に装着された構成が知られている。
特開2017-81638号公報
しかしながら、前記従来の塗布容器では、容器軸方向の大きさ、つまり高さを低く抑えることに改善の余地があった。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、高さを低く抑えることができる塗布容器を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明に係る塗布容器は、被塗布部に塗布する内容物が収容される有底筒状の容器本体と、前記容器本体の口部に装着され、前記容器本体内に連通する連通孔が形成された中栓部材と、前記中栓部材との間に、前記連通孔を通して前記容器本体内に連通する計量室を形成するとともに、頂部に前記計量室に連通する吐出孔が形成された計量筒部材と、前記計量室に設けられるとともに、先端部が前記吐出孔から前記計量室の外部に突出される塗布栓と、前記計量筒部材の頂部を覆うキャップ体と、を備え、前記塗布栓は、前記吐出孔と前記計量室との連通を遮断し、かつ前記計量室と前記連通孔とを連通させる計量位置と、前記計量位置よりも容器軸方向に沿う前記容器本体の底部側である下方に位置するとともに、前記計量室と前記連通孔との連通を遮断し、かつ前記吐出孔と前記計量室とを連通させる塗布位置と、の間を容器軸方向に移動自在に配設され、前記計量筒部材は、前記容器本体の口部に、容器軸回りの回転移動が規制された状態でアンダーカット嵌合された装着筒部を備え、前記キャップ体は、前記計量筒部材に着脱可能に装着され、前記装着筒部の内周面に、容器軸方向に間隔をあけて2つの突起が形成され、これら2つの突起のうち、下側に位置する突起は、前記口部にアンダーカット嵌合し、上側に位置する突起は、前記中栓部材にアンダーカット嵌合し、前記装着筒部の内周面のうち、2つの前記突起同士の間に位置する部分に、前記口部の外周面に形成された第1規制リブに周方向に当接することで、前記口部に対する前記装着筒部の容器軸回りの回転移動を規制する第2規制リブが形成されている。
この発明によれば、キャップ体が、計量筒部材に装着されているので、容器本体の口部において、計量筒部材より下方に位置する部分に、キャップ体が装着される例えば雄ねじ部などの係止部を形成する必要がないので、少なくともこの分は口部の長さを短くすることが可能になり、塗布容器の高さを短く抑えることができる。
また、計量筒部材の装着筒部が、容器本体の口部に、容器軸回りの回転移動が規制された状態でアンダーカット嵌合されているので、キャップ体を計量筒部材に着脱する際に、計量筒部材が口部に対して周方向および容器軸方向に移動するのを規制することが可能になり、キャップ体を計量筒部材に容易に着脱することができる。
また、装着筒部が、容器本体の口部にアンダーカット嵌合されていることから、計量筒部材を口部に容易に装着することができる。
ここで、前記キャップ体は、前記装着筒部に着脱可能に螺着されてもよい。
この場合、計量筒部材の装着筒部が、容器本体の口部に、容器軸回りの回転移動が規制された状態でアンダーカット嵌合されているので、キャップ体を装着筒部に着脱する際に、キャップ体に加えた回転トルクが装着筒部に伝わっても、計量筒部材が供回りするのを防ぐことができる。
また、前記計量筒部材のうち、少なくとも前記計量室を画成する壁部は、前記計量室を容器外部から視認可能に形成され、前記中栓部材は、前記連通孔が形成されるとともに、内側が前記計量室に連通する有底筒状のシリンダ筒を備え、前記塗布栓は、前記塗布位置に位置するときに、前記シリンダ筒内に嵌合し前記計量室と前記連通孔との連通を遮断する一方、前記計量位置に位置するときに、前記シリンダ筒内から上方に離脱し前記計量室と前記連通孔とを連通させ、前記シリンダ筒の上端開口縁は、前記容器本体の口部の上端開口縁が位置する、容器軸方向に沿う位置に対して同等、若しくは上方に位置してもよい。
この場合、塗布位置に位置する塗布栓が、シリンダ筒内に嵌合されるので、塗布栓が塗布位置に位置したときに、内容物が充填されている計量室の底面が、シリンダ筒の上端開口縁となる。このシリンダ筒の上端開口縁が、容器本体の口部の上端開口縁が位置する、容器軸方向に沿う位置に対して同等、若しくは上方に位置しているので、計量筒部材のうち、少なくとも計量室を画成する壁部が、計量室を容器外部から視認可能に形成されていることと相俟って、計量室の内容物を外部から容易に視認することができる。これにより、例えば、内容物が正確に計量されたかどうか、あるいは計量室の内容物が全て被塗布部に塗布されたかどうかなどを確認することができる。
本発明によれば、計量室を備えた塗布容器の高さを低く抑えることができる。
本発明の第1実施形態に係る塗布容器の一部縦断面図である。 図1に示す塗布容器の拡大図である。 本発明の第1実施形態に係る塗布容器の拡大図であって、塗布栓が計量位置に引き上げられた状態にある縦断面図である。 本発明の第2実施形態に係る塗布容器の拡大図である。 本発明の第2実施形態に係る塗布容器の拡大図であって、塗布栓が計量位置に引き上げられた状態にある縦断面図である。 本発明の第3実施形態に係る塗布容器の拡大図である。 本発明の第3実施形態に係る塗布容器の拡大図であって、塗布栓が計量位置に引き上げられた状態にある縦断面図である。
以下、図1から図3を参照し、本発明の第1実施形態に係る塗布容器を説明する。この塗布容器1には、例えば人体の頭皮や皮膚等の被塗布部に塗布される育毛剤や薬液等の内容物が収容される。
図1に示すように、塗布容器1は、被塗布部に塗布する内容物が収容される有底筒状の容器本体2と、容器本体2の口部3に装着され、容器本体2内に連通する連通孔5が形成された中栓部材4と、中栓部材4との間に、連通孔5を通して容器本体2内に連通する計量室6を形成するとともに、頂部19に計量室6に連通する吐出孔8が形成された計量筒部材7と、計量室6に設けられるとともに、先端部26が吐出孔8から計量室6の外部に突出される塗布栓9と、計量筒部材7の頂部19を覆うキャップ体10と、を備える。
ここで、容器本体2の口部3、および計量筒部材7それぞれの中心軸線が共通軸上に配置されている。以下、この共通軸を容器軸Oといい、容器軸O方向に沿う容器本体2の底部2a側(図1における下側)を下側、容器軸O方向に沿う容器本体2の口部3側(図1における上側)を上側という。また、容器軸O方向から見た平面視で容器軸Oに交差する方向を径方向といい、容器軸O回りに周回する方向を周方向という。
容器本体2の口部3は、容器本体2のうち、口部3以外の胴部2b、底部2aおよび肩部2cよりも小径とされている。口部3の下端部にフランジ部3aが形成されている。口部3のうち、フランジ部3aより上方に位置する上部に、周方向に延びる環状若しくは円弧状のアンダーカット突起3bが形成されている。口部3の上部のうち、アンダーカット突起3bより上方に位置する部分に、径方向の外側に向けて突出する第1規制リブ3cが形成されている。口部3の上部のうち、アンダーカット突起3bより下方に位置し、かつフランジ部3aにフランジ部3aの上方から連なる部分に、径方向の外側に向けて突出する回り止めリブ3dが形成されている。
図2に示すように、中栓部材4は、内側が計量室6に連通する有底筒状のシリンダ筒12と、シリンダ筒12の底壁から上側に向けて突出した支持体11と、シリンダ筒12より大径に形成されるとともに、シリンダ筒12の周壁から上側に向けて突出し、容器本体2の口部3内に嵌合した主嵌合筒13と、主嵌合筒13の上部を径方向の外側から囲繞するとともに主嵌合筒13に連結された外嵌合筒17と、を有する。
中栓部材4のシリンダ筒12、支持体11、主嵌合筒13および外嵌合筒17は一体に形成されている。
支持体11は、シリンダ筒12の底壁に立設されて容器軸Oと同軸に配置された案内軸11aと、案内軸11aの下端部から径方向の外側に向けて突出する規制部11bと、を備える。
案内軸11aは、シリンダ筒12における径方向の内側に配置され、案内軸11aの上端部は、シリンダ筒12および主嵌合筒13よりも上側に突出している。
規制部11bは、全周にわたって連続して延びる筒状体となっている。規制部11bは、シリンダ筒12の底壁および案内軸11aに一体に連結されている。規制部11bの内周面は、案内軸11aの外周面と一体に形成されている。規制部11bの上端縁は、シリンダ筒12の上端開口縁よりも下側に位置している。
なお、規制部11bとして、例えば、容器軸O方向に延びる縦長のリブ状体が周方向に間隔をあけて複数配置されてなる構成を採用してもよい。また、規制部11bは、案内軸11aおよびシリンダ筒12と別体に形成されてもよい。
シリンダ筒12は、容器本体2の口部3の内側に容器軸Oと同軸に配置されている。シリンダ筒12の上端開口縁は、容器本体2の口部3の上端開口縁より下方に位置している。シリンダ筒12には、周方向に間隔をあけて複数の連通孔5が形成され、シリンダ筒12内は、連通孔5を通して容器本体2内に連通している。なお、連通孔5は1つでもよい。連通孔5は、シリンダ筒12における周壁および底壁にわたって一体に形成されている。ここで、規制部11bは、シリンダ筒12の底壁における連通孔5の開口周縁部に配置されている。連通孔5の内周面のうち、径方向の内側に位置して径方向の外側を向く面、および規制部11bの表面のうち、径方向の外側を向く面それぞれの径方向の位置が互いに同等になっている。なお、連通孔5の内周面のうち、シリンダ筒12の周壁に位置して下方を向く面は、規制部11bの上端縁よりも下側に位置している。
シリンダ筒12の周壁の内周面のうち、連通孔5より上側に位置する部分に、塗布栓9の下端部が上下摺動可能に嵌合している。
主嵌合筒13の上部は、容器本体2の口部3から上方に突出している。主嵌合筒13の内径は、シリンダ筒12の外径より大きい。主嵌合筒13の下端部は、フランジ部を介してシリンダ筒12の上端部に連結されている。
外嵌合筒17は、主嵌合筒13の上部の外周面に連結され、その下端縁が容器本体2の口部3の上端開口縁に当接している。外嵌合筒17の外周面には、径方向の外側に向けて突出するとともに周方向に延びる環状または円弧状の突起17aが形成されている。
計量筒部材7は、容器本体2の口部3に装着された装着筒部18と、装着筒部18より上側に位置して内側が吐出孔8とされた筒状の頂部19と、装着筒部18と頂部19との間に位置してこれら18、19を連結する連結筒部20と、を有する。
図示の例では、計量筒部材7は下側から上側へ向かって、装着筒部18、連結筒部20、および頂部19の順に段階的に縮径している。
装着筒部18は、環状の天壁と、周壁と、を有する有頂筒状をなしている。装着筒部18の周壁は、容器本体2の口部3の上部、および中栓部材4の外嵌合筒17に外嵌している。装着筒部18の周壁は、口部3の上部のうち、回り止めリブ3dより上方に位置する部分を、ほぼ全域にわたって覆っている。
装着筒部18の周壁の外周面に、キャップ体10の内周面に形成された雌ねじ部が螺合する雄ねじ部が形成されている。すなわち、装着筒部18に、キャップ体10が着脱可能に螺着されている。なお、これらの雄ねじ部および雌ねじ部は、一条ねじであってもよいし、多条ねじであってもよい。
装着筒部18の周壁の内周面に、径方向の内側に向けて突出するとともに周方向に延びる環状または円弧状の突起18bが、容器軸O方向に間隔をあけて2つ形成されている。これら2つの突起18bのうち、下側に位置する突起18bは、口部3のアンダーカット突起3bにアンダーカット嵌合し、上側に位置する突起18bは、外嵌合筒17の前記突起17aにアンダーカット嵌合している。装着筒部18の周壁の内周面のうち、2つの前記突起18b同士の間に位置する部分に、径方向の内側に向けて突出し、口部3の第1規制リブ3cに周方向に当接する第2規制リブ18aが形成されている。
以上より、計量筒部材7は、容器本体2の口部3に、容器軸O回りの回転移動が規制された状態で、アンダーカット嵌合されている。
なお、本明細書でいうアンダーカット嵌合とは、一方の突起が、他方の突起を下方に乗り越えて、他方の突起に一方の突起の上側から係止された状態をいう。図示の例では、2つの突起18bのうち、下側に位置する突起18bが、口部3のアンダーカット突起3bを下方に乗り越えて、アンダーカット突起3bに、当該下側に位置する突起18bの上側から係止され、また、上側に位置する突起18bが、外嵌合筒17の前記突起17aを下方に乗り越えて、外嵌合筒17の前記突起17aに、当該上側に位置する突起18bの上側から係止されている。
装着筒部18の天壁の下面は、中栓部材4における主嵌合筒13の上端開口縁に近接し、かつ外嵌合筒17の上端開口縁に当接している。装着筒部18の天壁、および主嵌合筒13それぞれの内周面の径方向の位置は互いに同等になっている。装着筒部18の天壁には、下方に向けて突出するとともに、外嵌合筒17と主嵌合筒13の上部との間に挿入された筒体18cが形成されている。この筒体18cは、主嵌合筒13および外嵌合筒17のうちの少なくとも一方に嵌合し、計量室6における中栓部材4と計量筒部材7との連結部分の液密性を確保している。
連結筒部20は、環状の天壁と、周壁と、を有する有頂筒状をなしている。連結筒部20の周壁は、装着筒部18の天壁の内周縁部から上側に向けて突出している。連結筒部20の周壁の内周面における径方向の位置は、装着筒部18の天壁、および主嵌合筒13それぞれの内周面の径方向の位置と同等になっている。
頂部19は、円筒状に形成されるとともに、連結筒部20の天壁の内周縁部から上側に向けて突出している。頂部19の内周面と、連結筒部20の天壁の下面と、の接続部分は、径方向の内側に向けて突の曲面状に形成されている。なお、頂部19は例えば角筒状に形成してもよい。また、頂部19を設けずに、連結筒部20の環状の天壁の内周縁を吐出孔8としてもよい。つまり、計量筒部材7の頂部を、連結筒部20の天壁としてもよい。
本実施形態では、計量筒部材7の連結筒部20と、中栓部材4におけるシリンダ筒12の上端開口縁および主嵌合筒13と、により画成される空間が計量室6とされている。すなわち、計量室6の内周面は、主嵌合筒13の内周面と、連結筒部20の周壁の内周面と、により構成され、計量室6の底面は、シリンダ筒12の上端開口縁により構成される。
塗布栓9は、吐出孔8と計量室6との連通を遮断し、かつ計量室6と連通孔5とを連通させる計量位置(例えば図3に示す状態)と、計量位置よりも下側(容器軸方向に沿う容器本体の底部側)に位置するとともに、計量室6と連通孔5との連通を遮断し、かつ吐出孔8と計量室6とを連通させる(ここでいう「連通させる」とは、「連通する、または連通可能な状態とする」の両方の意味を含む)塗布位置(例えば図1、図2に示す状態)と、の間を容器軸O方向に移動自在に配設されている。
図示の例では、塗布栓9が塗布位置に位置した状態で、塗布栓9の外周面と吐出孔8の内周面との間の隙間を通して、計量室6の内容物が吐出可能とされている。
塗布栓9は、計量筒部材7内に配設された有頂筒状のシール筒24と、シール筒24の天壁から下方に向けて延び、シール筒24の周壁により径方向の外側から囲繞された外挿筒25と、シール筒24の天壁に立設された筒状の先端部26と、を有する。シール筒24、外挿筒25および先端部26は、容器軸Oと同軸に配置されるとともに、一体に形成されている。
シール筒24の上部は、図3に示すように、塗布栓9が計量位置に位置するときに、吐出孔8の内側に摺動自在に嵌合しており、吐出孔8と計量室6との連通を遮断する。シール筒24の下端部は、塗布栓9が、図2に示すように塗布位置に位置するときに、シリンダ筒12の内側に摺動自在に嵌合している。図示の例では、シール筒24のうち、下端部の厚さは、他の部分の厚さより薄くなっている。
このようなシール筒24は、塗布位置に位置するときに、シリンダ筒12内に嵌合し計量室6と連通孔5との連通を遮断する一方、計量位置に位置するときに、シリンダ筒12内から上方に離脱し計量室6と連通孔5とを連通させる。
塗布栓9は、径方向の外側に向けて突出するストッパー段部24cを備える。ストッパー段部24cは、シール筒24の外周面における容器軸O方向の中間部分に形成されている。ストッパー段部24cは、周方向に沿って延びる環状に形成されている。ストッパー段部24cは、図3に示すように、塗布栓9が計量位置に位置するときに、計量筒部材7内における吐出孔8の開口周縁部に対して、下側から当接可能である。図示の例では、ストッパー段部24cは、計量筒部材7内のうち連結筒部20の天壁の内周縁部に対して、その下側から当接可能となっている。
塗布栓9が計量位置に位置した状態では、塗布栓9のストッパー段部24cが、計量筒部材7内における吐出孔8の開口周縁部にその下側から当接することで、たとえ計量室6に対して塗布栓9を上側へ移動させる向きの外力が作用した場合でも、計量位置に位置した塗布栓9がそれ以上に上側に向けて移動することが規制されている。
ここで、シール筒24の上部における外周面には、径方向の外側に向けて突出するとともに周方向に延びる環状または円弧状の第1係合突部24aが形成されている。第1係合突部24aは、塗布栓9が塗布位置から計量位置に移動したときに、吐出孔8の内周面に形成された第2係合突部8aを上方に乗り越え、第2係合突部8aに第1係合突部24aの下側から係合する。なお、第1係合突部24aおよび第2係合突部8aは、互いに全周にわたって連続して係合しなくてもよい。
外挿筒25は、中栓部材4の案内軸11aに上下動自在に外挿されている。図示の例では、外挿筒25は、中栓部材4の案内軸11aに非接触状態で上下動する。これにより、塗布栓9を円滑に上下動させることができる。また、外挿筒25の下端開口縁は、シール筒24の下端開口縁よりも下側に位置している。
図2に示すように、塗布栓9が塗布位置に位置した状態で、外挿筒25の下端開口縁は、支持体11の規制部11bの上端縁と当接し、支持体11の規制部11bに下側から支持されている。このとき、支持体11の案内軸11aの上端縁と、シール筒24の天壁と、の間には、容器軸O方向の隙間が設けられている。なおこれに代えて、案内軸11aの上端縁、およびシール筒24の天壁を互いに当接させて、塗布栓9のこれ以上の下降移動を規制してもよい。
塗布栓9が塗布位置に位置した状態で、塗布栓9の先端部26は、計量筒部材7の頂部19内に配設されている。先端部26の外径は、塗布栓9が計量位置に位置するときに吐出孔8の内側に嵌合するシール筒24の上部の外径より小さい。塗布栓9が塗布位置に位置した状態で、シール筒24のうち、第1係合突部24aより上方に位置する上端部、および先端部26それぞれの外周面と、吐出孔8の内周面と、の間に、内容物が流通可能な隙間が設けられている。そして、この隙間を通して、計量室6内と容器外部とが連通されている。
先端部26の上端部における内周面には、径方向の内側に向けて突出するとともに周方向に延びる環状または円弧状の被係合部26aが形成されている。
キャップ体10は、有頂筒状をなしており、その周壁の下部における内周面に、前記雌ねじ部が形成されている。
キャップ体10の天壁には、下方に向けて突出するとともに、下端部が、塗布位置に位置する塗布栓9の先端部26内に着脱自在に嵌合された引き上げ筒31が形成されている。引き上げ筒31の外周面には、径方向の外側に向けて突出するとともに周方向に延びる環状または円弧状の引き上げ突起31aが形成されている。引き上げ突起31aは、塗布栓9の先端部26の被係合部26aにアンダーカット嵌合されており、キャップ体10の、口部3および計量筒部材7に対する上昇移動に伴い、塗布栓9が引き上げられて塗布位置から計量位置に移動する。
ここで、キャップ体10の引き上げ突起31aが、塗布栓9の被係合部26aから外れるときには、計量位置に位置する塗布栓9のストッパー段部24cが、計量筒部材7内における吐出孔8の開口周縁部にその下側から当接することで、塗布栓9がそれ以上に上側に向けて移動することが規制された状態となる。したがって、キャップ体10の引き上げ突起31aが、塗布栓9の被係合部26aから外れる際、塗布栓9には下方に向けた弾性反発力が生ずることとなる。
しかしながら、前述したように、塗布栓9の第1係合突部24aが、計量筒部材7の第2係合突部8aに、第1係合突部24aの下側から係合しているので、塗布栓9の計量位置から下方に向けた移動を規制することができる。
キャップ体10の天壁には、下方に向けて突出し、計量筒部材7の頂部19に着脱自在に外嵌された外嵌筒28が形成されている。
キャップ体10は、計量筒部材7の頂部19にその上方から当接する当接部27を備える。当接部27は、キャップ体10の天壁から下方に向けて突出している。当接部27は、キャップ体10の天壁において、外嵌筒28の内側に位置する部分に配置されている。当接部27は、周方向に間隔をあけて複数配置され、外嵌筒28の内周面と一体に形成されている。当接部27の下端縁は、外嵌筒28の下端開口縁より上方に位置している。当接部27の下端縁が、計量筒部材7の頂部19の上端開口縁に当接している。なお、当接部27は環状に形成されてもよい。
キャップ体10の内周面には、周方向を向く壁面を備えた段部32が形成されている。キャップ体10が計量筒部材7に装着された状態において、段部32は、容器本体2の回り止めリブ3dに周方向に当接可能とされている。段部32が回り止めリブ3dに周方向に当接することで、キャップ体10が口部3に過度に締め込まれることが規制される。
塗布容器1は、中栓部材4、計量筒部材7、および塗布栓9が組み立てられてなる計量塗布具を、内容物の充填された容器本体2の口部3に装着した後に、キャップ体10を計量筒部材7に螺着することで形成される。
なお、これに代えて、計量塗布具の計量筒部材7にキャップ体10が装着されてなる組立体を、内容物の充填された容器本体2の口部3に装着してもよい。
以下、本実施形態の塗布容器1の作用について説明する。
図2に示すように、塗布容器1の使用前では、塗布栓9のシール筒24の下端部がシリンダ筒12の周壁の内側に嵌合して、計量室6と連通孔5との連通が遮断されている。
容器本体2内の内容物を被塗布部に塗布するには、まず、キャップ体10および計量筒部材7を容器軸O回りに相対回転させ、キャップ体10を上側へ移動させて計量筒部材7の装着筒部18から離脱させ、吐出孔8および塗布栓9の先端部26を容器外部に露出させる。
ここで、キャップ体10および計量筒部材7を容器軸O回りに相対回転させた際、計量筒部材7の装着筒部18に形成された第2規制リブ18aが、容器本体2の口部3に形成された第1規制リブ3cに周方向に当接することで、計量筒部材7がキャップ体10と供回りするのを規制することができる。また、キャップ体10が離脱される際には、引き上げ筒31の引き上げ突起31aと、塗布栓9の先端部26の被係合部26aと、が互いに容器軸O方向に係合することで、キャップ体10により塗布栓9が引き上げられて計量位置に移動する。この際、口部3の雄ねじ部、およびキャップ体10の雌ねじ部が多条ねじの場合、一条ねじと比較してねじのリードが大きいため、キャップ体10の周方向の回転量に対する容器軸O方向の変位量を大きくすることが可能になり、塗布栓9を速やかに上側に移動させることができるとともに、キャップ体10を計量筒部材7の装着筒部18から速やかに離脱させることができる。
図3に示すように、塗布栓9が計量位置へ移動させられると、塗布栓9のシール筒24の上部が吐出孔8の内側に嵌合し、塗布栓9のストッパー段部24cが計量筒部材7の連結筒部20の天壁(吐出孔8の開口周縁部)に当接し、また、塗布栓9の第1係合突部24aが、計量筒部材7の第2係合突部8aを上方に乗り越え、第1係合突部24aが、第2係合突部8aに第1係合突部24aの下側から係合する。この際、吐出孔8と計量室6との連通が遮断されている。この状態から、さらに計量筒部材7の装着筒部18に対してキャップ体10が上側へ移動することで、キャップ体10の引き上げ筒31の引き上げ突起31aが、塗布栓9の先端部26の被係合部26aを上方に乗り越えて、キャップ体10が計量筒部材7および塗布栓9から取り外される。
次いで、塗布栓9が計量位置に位置した状態で、塗布容器1を倒立姿勢にすることで、容器本体2内の内容物を連通孔5を通して計量室6内に流入させる。この際、塗布栓9により吐出孔8と計量室6との連通が遮断されているので、計量室6に所定量の内容物が計量される。
次いで、計量位置に位置する塗布栓9の先端部26を、被塗布部に押し付けると、塗布栓9は、塗布位置に向けて移動する。この過程において、塗布栓9の外周面と吐出孔8の内周面との間の隙間を容器外部に開口させるとともに、外挿筒25を中栓部材4の規制部11bに突き当て、また、シール筒24の下端部をシリンダ筒12の周壁の内側に嵌合させる。
これにより、計量室6と連通孔5との連通が遮断されるとともに、吐出孔8と計量室6とが連通し、吐出孔8の内周面と塗布栓9の先端部26の外周面との間の隙間を通して、計量室6の内容物を被塗布部に塗布することができる。
そして使用後(塗布後)は、キャップ体10の引き上げ筒31の下端部を、塗布栓9の先端部26内に嵌合させつつ、引き上げ筒31の引き上げ突起31aを、先端部26の被係合部26aに被係合部26aの上方から当接させた状態で、キャップ体10の雌ねじ部を計量筒部材7の装着筒部18の雄ねじ部に螺合することによって、引き上げ突起31aを、被係合部26aを下方に乗り越えさせるとともに、キャップ体10を計量筒部材7の装着筒部18に装着する。
以上説明したように、本実施形態による塗布容器1によれば、キャップ体10が、計量筒部材7に装着されているので、容器本体2の口部3において、計量筒部材7より下方に位置する部分に、キャップ体10が装着される例えば雄ねじ部などの係止部を形成する必要がないので、少なくともこの分は口部3の長さを短くすることが可能になり、塗布容器1の高さを短く抑えることができる。
また、計量筒部材7の装着筒部18が、容器本体2の口部3に、容器軸O回りの回転移動が規制された状態でアンダーカット嵌合されているので、キャップ体10を計量筒部材7に着脱する際に、計量筒部材7が口部3に対して周方向および容器軸O方向に移動するのを規制することが可能になり、キャップ体10を計量筒部材7に容易に着脱することができる。
また、装着筒部18が、容器本体2の口部3にアンダーカット嵌合されていることから、計量筒部材7を口部3に容易に装着することができる。
しかも、計量筒部材7の装着筒部18が、容器本体2の口部3に、容器軸O回りの回転移動が規制された状態でアンダーカット嵌合されているので、キャップ体10を装着筒部18に着脱する際に、キャップ体10に加えた回転トルクが装着筒部18に伝わっても、計量筒部材7が供回りするのを防ぐことができる。
次に、本発明に係る第2実施形態について説明するが、第1実施形態と基本的な構成は同様である。このため、同様の構成には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
図4、図5に示すように、本実施形態の塗布容器22では、中栓部材35および計量筒部材34が第1実施形態と異なっている。
本実施形態の中栓部材35では、シリンダ筒12の上端開口縁が、容器本体2の口部3の上端開口縁より上方に位置している。シリンダ筒12の周壁の全体が、容器本体2の口部3の上端開口縁より上方に位置している。シリンダ筒12の底壁の上面、および口部3の上端開口縁それぞれの容器軸O方向の位置が互いに同等になっている。シリンダ筒12は、主嵌合筒13により径方向の外側から囲まれている。シリンダ筒12および主嵌合筒13それぞれの上端開口縁が互いに連結されている。主嵌合筒13の上端開口縁は、シリンダ筒12の上端開口縁とともに、計量室6の底面を構成している。
なお、シリンダ筒12の上端開口縁、および容器本体2の口部3の上端開口縁それぞれの容器軸O方向に沿う位置を互いに同等にしてもよい。
本実施形態の計量筒部材34では、筒体18cが、装着筒部39の天壁の内周縁部に形成されている。この筒体18cの内周面は、連結筒部40の内周面に段差なく連なっている。装着筒部39の天壁の下面は、外嵌合筒17の上端開口縁に当接している。装着筒部39の天壁の上面、並びに、主嵌合筒13およびシリンダ筒12の各上端開口縁それぞれの容器軸O方向の位置は互いに同等になっている。
計量筒部材34のうち、少なくとも計量室6を画成する壁部が、計量室6を容器外部から視認可能に形成されている。計量筒部材34のうち少なくとも連結筒部40が、透明若しくは半透明な材質で形成されている。本明細書でいう半透明とは、内部が視認可能な光透過性を有することを意味する。図示の例では、計量筒部材34の全体が、透明若しくは半透明な材質で形成されている。
なお、計量筒部材34のうち、連結筒部40の一部のみが、透明若しくは半透明な材質で形成されてもよい。また、計量筒部材34は、透明若しくは半透明な材質で形成されるとともに、装着筒部39、連結筒部40、および頂部19の全体を構成する透視層と、遮光性を有する材質で形成されるとともに、透視層のうち、連結筒部40を構成する部分の少なくとも一部を除く全体を覆う遮光層と、を備える構成を採用してもよい。
以上説明したように、本実施形態による塗布容器22によれば、第1実施形態の塗布容器1と同様の作用効果が得られる。
さらに、本実施形態では、塗布栓9が塗布位置に位置した状態で、内容物が充填されている計量室6の底面となるシリンダ筒12の上端開口縁が、容器本体2の口部3の上端開口縁より上方に位置しているので、計量筒部材37のうち、少なくとも計量室6を画成する壁部が、計量室6を容器外部から視認可能に形成されていることと相俟って、計量室6の内容物を外部から容易に視認することができる。これにより、例えば、内容物が正確に計量されたかどうか、あるいは計量室6の内容物が全て被塗布部に塗布されたかどうかなどを確認することができる。
次に、本発明に係る第3実施形態について説明するが、第2実施形態と基本的な構成は同様である。このため、同様の構成には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
図6、図7に示すように、本実施形態の塗布容器33では、中栓部材36および計量筒部材37が第2実施形態と異なっている。
本実施形態の中栓部材36は、外嵌合筒17を有さず、主嵌合筒13から径方向の外側に向けて突出し、その下面が容器本体2の口部3の上端開口縁に当接したフランジ部38を備える。フランジ部38の下面における外周縁部は、口部3の上端開口縁より径方向の外側に位置している。
本実施形態の計量筒部材37では、装着筒部42の天壁に筒体18cが形成されておらず、装着筒部42の天壁の下面が全域にわたって平坦面となっている。装着筒部42の天壁の下面は、中栓部材36のフランジ部38の上面に当接している。装着筒部42の周壁の内周面に形成された2つの前記突起18bのうち、上側に位置する突起18bは、中栓部材36のフランジ部38の下面における外周縁部にアンダーカット嵌合している。
連結筒部40の下端部が、中栓部材36の主嵌合筒13の上部に外嵌している。主嵌合筒13の外周面に、径方向の外側に向けて突出するとともに周方向に延びる環状または円弧状の突起13aが形成されている。この突起13aが、連結筒部40の下端部の内周面に密に当接している。主嵌合筒13およびシリンダ筒12の各上端開口縁は、装着筒部42の天壁の上面より上方に位置している。
以上説明したように、本実施形態による塗布容器33によれば、第2実施形態の塗布容器22と同様の作用効果が得られる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、塗布栓9の少なくとも一部を軟材質等で形成することで、塗布栓9の塗布感触を、刺激が少なく快適で心地よい感触にすることも可能である。
また、前記実施形態では、キャップ体10が、装着筒部18、39、42に装着された構成を示したが、頂部19、若しくは連結筒部20、40に装着されてもよい。
また、前記実施形態では、キャップ体10が、計量筒部材7、34、37に螺着された構成を示したが、キャップ体10が、計量筒部材7、34、37に例えばアンダーカット嵌合などにより装着された構成を採用してもよい。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
1、22、33 塗布容器
2 容器本体
2a 底部
3 口部
4、35、36 中栓部材
5 連通孔
6 計量室
7、34、37 計量筒部材
8 吐出孔
9 塗布栓
10 キャップ体
12 シリンダ筒
18、39、42 装着筒部
19 頂部
26 先端部
O 容器軸

Claims (3)

  1. 被塗布部に塗布する内容物が収容される有底筒状の容器本体と、
    前記容器本体の口部に装着され、前記容器本体内に連通する連通孔が形成された中栓部材と、
    前記中栓部材との間に、前記連通孔を通して前記容器本体内に連通する計量室を形成するとともに、頂部に前記計量室に連通する吐出孔が形成された計量筒部材と、
    前記計量室に設けられるとともに、先端部が前記吐出孔から前記計量室の外部に突出される塗布栓と、
    前記計量筒部材の頂部を覆うキャップ体と、を備え、
    前記塗布栓は、
    前記吐出孔と前記計量室との連通を遮断し、かつ前記計量室と前記連通孔とを連通させる計量位置と、
    前記計量位置よりも容器軸方向に沿う前記容器本体の底部側である下方に位置するとともに、前記計量室と前記連通孔との連通を遮断し、かつ前記吐出孔と前記計量室とを連通させる塗布位置と、の間を容器軸方向に移動自在に配設され、
    前記計量筒部材は、前記容器本体の口部に、容器軸回りの回転移動が規制された状態でアンダーカット嵌合された装着筒部を備え、
    前記キャップ体は、前記計量筒部材に着脱可能に装着され、
    前記装着筒部の内周面に、容器軸方向に間隔をあけて2つの突起が形成され、
    これら2つの突起のうち、下側に位置する突起は、前記口部にアンダーカット嵌合し、上側に位置する突起は、前記中栓部材にアンダーカット嵌合し、
    前記装着筒部の内周面のうち、2つの前記突起同士の間に位置する部分に、前記口部の外周面に形成された第1規制リブに周方向に当接することで、前記口部に対する前記装着筒部の容器軸回りの回転移動を規制する第2規制リブが形成されている、塗布容器。
  2. 前記キャップ体は、前記装着筒部に着脱可能に螺着されている請求項1に記載の塗布容器。
  3. 前記計量筒部材のうち、少なくとも前記計量室を画成する壁部は、前記計量室を容器外部から視認可能に形成され、
    前記中栓部材は、前記連通孔が形成されるとともに、内側が前記計量室に連通する有底筒状のシリンダ筒を備え、
    前記塗布栓は、前記塗布位置に位置するときに、前記シリンダ筒内に嵌合し前記計量室と前記連通孔との連通を遮断する一方、前記計量位置に位置するときに、前記シリンダ筒内から上方に離脱し前記計量室と前記連通孔とを連通させ、
    前記シリンダ筒の上端開口縁は、前記容器本体の口部の上端開口縁が位置する、容器軸方向に沿う位置に対して同等、若しくは上方に位置している請求項1または2に記載の塗布容器。
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