JP7120972B2 - 釣竿及び継合構造 - Google Patents

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本発明は、釣竿、特に竿管同士の継合部分を備えた釣竿、及び継合構造に関するものである。
従来より、2つの竿管を継合する種々の構造が知られている。このような構造において、各竿管は、強化繊維を引き揃え、これに合成樹脂を含浸したプリプレグを巻回して形成し、各竿管はそれが用いられる箇所に応じて、当該プリプレグに用いられる強化繊維の引揃方向、弾性率、および樹脂含有量、巻回数等が設定されることが知られている。
このような釣竿として、特許文献1には、継合部分の竿管の補強繊維を、軸長方向に対し周方向の比率を多く配分し、軸長方向の強化繊維の比率を少なくし、継合部分における剛性を小さくして、釣竿全体としてたわみバランスの向上を図った釣竿が開示されている。このような継合方法として、インロー、並継ぎ又は逆並継ぎが知られている。
また、これを改良したものとして、特許文献2には、強化繊維に合成樹脂を含浸した繊維強化プリプレグを巻回形成した竿管を備え、大径竿管の端部内側に小径竿管の端部外側を継合させた継合部を有し、両竿管の強化繊維の引揃方向を軸長方向とした本体プリプレグの軸長方向強化繊維を継合部の範囲内まで延長形成し、両竿管のそれぞれの端面から所定長さに亘って低剛性層を形成した釣竿が開示されている。
特開平2-113969号公報 特開平11-215936号公報
しかしながら、特許文献1に開示の釣竿では、継合がなされる小径管(インロー)について何ら対策がなされておらず、継合部全体として剛性が大きくなる、たわみにくく、また竿管の継合部の前後に応力が集中しやすく強度が低下しやすいという問題があった。
また、両竿管の継合部全長に亘って軸長方向繊維と周方向繊維の比率を変化させており、端面部付近の周方向繊維の比率が大きくなり、両竿管の端面位置での剛性が小さくなり、当該部分のインローに応力が集中し強度低下しやすいという問題もあった。
また、改良されたとした特許文献2に開示のような釣竿でも、依然として、インローに曲げ応力及びせん断応力が掛かるため強度が低下しやすく、インロー折れを防止することが難しいという問題もあった。
本発明の実施形態は、上記のような問題点に鑑み、せん断応力による樹脂層の破壊荷重を上昇させ、インロー、並継ぎ又は逆並継ぎの層の折れを抑制することを目的とする。
本発明の実施形態の他の目的は、本明細書全体を参照することにより明らかとなる。
本発明の一実施形態に係る釣竿は、第1の竿管と第2の竿管とをインロー、並継ぎ又は逆並継ぎにより継合した釣竿であって、該インロー、並継ぎ又は逆並継ぎの層は、強化繊維にマトリクス樹脂を含浸した繊維強化プリプレグの第1の層と、該繊維強化プリプレグの第1の層に該マトリクス樹脂とは異なる樹脂を網目状に形成した第2の層と、を含むよう構成される。
本発明の一実施形態に係る釣竿において、当該第2の層の樹脂のSP値は、9.0-13.0であるよう構成される。
本発明の一実施形態に係る釣竿において、当該第2の層の網目の線幅は、1-60μmであるよう構成される。
本発明の一実施形態に係る釣竿において、当該第2の層の網目の目開きは、1μm-300μmであるよう構成される。
本発明の一実施形態に係る釣竿において、当該インロー、並継ぎ又は逆並継ぎの層は、当該繊維強化プリプレグの第1の層と当該樹脂を網目状に形成した第2の層とを1又は複数層形成するように構成される。
本発明の一実施形態に係る釣竿において、当該インロー、並継ぎ又は逆並継ぎの層は、最外層に、径を調整するための削り代層が形成される。
本発明の一実施形態に係る釣竿において、当該削り代層は、強化繊維にマトリクス樹脂を含浸した繊維強化プリプレグにより形成される。
本発明の一実施形態に係る継合構造は、第1の竿管と第2の竿管とをインロー、並継ぎ又は逆並継ぎにより継合した継合構造であって、該インロー、並継ぎ又は逆並継ぎの層は、強化繊維にマトリクス樹脂を含浸した繊維強化プリプレグの第1の層と、該繊維強化プリプレグの第1の層に該マトリクス樹脂とは異なる樹脂を網目状に形成した第2の層と、を含むよう構成される。
本発明の様々な実施形態により、せん断応力による樹脂層の破壊荷重を上昇させ、インロー、並継ぎ又は逆並継ぎの層の折れを抑制することが可能な釣竿及び継合構造を提供することが可能となる。さらに、第二の層が網目状でない場合は第二の層の伸縮が起き難く、特に収縮は殆ど発生しないのに対して、第二の層を網目状にすることにより、第二の層が伸縮し、応力を緩和することでせん断応力による樹脂層の破壊を低減することが可能となる。
本発明の一実施形態における釣竿1の一態様を示す図である。 本発明の一実施形態における継合構造10の一態様を示す図である。 本発明の一実施形態に係る釣竿1又は継合構造10のインロー13の第1の層を示す図である。 本発明の一実施形態に係る釣竿1又は継合構造10のインロー13の第1の層及び第2の層を示す図である。 本発明の一実施形態に係る釣竿1又は継合構造10のインロー13の構造を示す図である。 本発明の一実施形態に係る釣竿1又は継合構造10のインロー13の構造を示す図である。 本発明の一実施形態に係る釣竿1又は継合構造10のインロー13の構造を示す図である。
以下、適宜図面を参照し、本発明の様々な実施形態を説明する。なお、各図面において共通する構成要素に対しては同一の参照符号が付されている。各図面は、説明の便宜上、必ずしも正確な縮尺で記載されているとは限らない。以下、本発明の実施形態について図面に基づき説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る釣竿の基本的構成を示す図である。図示のように、本発明の一実施形態による釣竿1は、竿体2と、竿体2にリールシート9を介して取り付けられたリール6と、竿体2に取り付けられた釣糸ガイド10と、を備える。図示の実施形態においては、リールシート9及び釣糸ガイド10の各々が、竿体の外周面に取り付けられる取付部品に該当する。
竿体2は、例えば、元竿3、中竿5、及び穂先竿7等を連結することによって構成されている。これらの各竿体は、例えば、インロー方式に継合される。元竿3、中竿5、及び穂先竿7は、振出方式、並継ぎ式、逆並継方式、又はこれら以外の公知の任意の継合方式により継合され得る。以下、便宜上、インロー方式を例に説明するが、インローといった場合、インロー方式だけでなく、振出方式、並継ぎ式、逆並継方式、又はこれら以外の公知の任意の継合方式に用いられ得、特定の方式に限定することを意図するものではない点に留意されたい。
元竿3、中竿5、及び穂先竿7は、例えば、繊維強化樹脂製の管状体で構成されている。この繊維強化樹脂製の管状体は、強化繊維にマトリクス樹脂を含浸させた繊維強化樹脂プリプレグ(プリプレグシート)を芯金に巻回し、このプリプレグシートを加熱して硬化させることにより作成される。
このプリプレグシートに含まれる強化繊維として、例えば、炭素繊維、ガラス繊維、及びこれら以外の任意の公知の強化繊維を用いることができる。当該プリプレグシートに含まれるマトリクス樹脂として、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂を用いることができる。プリプレグシートが硬化された後には、芯金が脱芯される。また、管状体の外表面は、適宜研磨される。各竿体は、中実状に構成されてもよい。
図示の実施形態において、元竿3、中竿5及び穂先竿7には、リールシート9に装着されるリール6から繰り出される釣糸を案内する複数の釣糸ガイド10(釣糸ガイド10A~10D)が設けられている。より具体的には、元竿3には釣糸ガイド10Aが設けられ、中竿5には釣糸ガイド10Bが設けられ、穂先竿7には釣糸ガイド10Cが設けられている。穂先竿7の先端には、トップガイド10Dが設けられている。
次に、図2を参照して、本発明の一実施形態に係る釣竿1についてさらに説明する。本発明の一実施形態に係る釣竿1は、第1の竿管11と第2の竿管12とをインロー13により継合した釣竿1であって、該インロー13は、強化繊維にマトリクス樹脂を含浸した繊維強化プリプレグの第1の層14と、該繊維強化プリプレグの第1の層14に該マトリクス樹脂とは異なる樹脂を網目状に形成した第2の層15と、を含むよう構成される。これにより、第二の層が網目状でない場合は第二の層の伸縮が起き難く、特に収縮は殆ど発生しないのに対して、第二の層を網目状にすることにより、第二の層が伸縮し、応力を緩和することでせん断応力による樹脂層の破壊を低減することが可能となる。
また、図2に示すように、本発明の一実施形態に係る継合構造10は、第1の竿管11と第2の竿管12とをインロー13により継合した継合構造10であって、該インロー13は、強化繊維にマトリクス樹脂を含浸した繊維強化プリプレグの第1の層14と、該繊維強化プリプレグの第1の層14に該マトリクス樹脂とは異なる樹脂を網目状に形成した第2の層15と、を含むよう構成される。
次に、図3、4を参照して、本発明の一実施形態に係る釣竿1又は継合構造10のインロー13の構成について説明する。前述の通り、インロー13は、第1の層14と第2の層15とを含むよう構成される。
図3は、第1の層14を示すもので、具体的には、強化繊維16にマトリクス樹脂17を含侵した繊維強化プリプレグ18として構成される。なお、強化繊維16として、炭素繊維、ガラス繊維ないしアラミド繊維が考えられ、また、マトリクス樹脂17として、エポキシ樹脂若しくはフェーノール樹脂が考えられるが、これらに限定することを意図するものではない。
次に、図4には、第1の層14に第2の層15が形成された様子を示している。具体的には、上述の繊維強化プリプレグ18として構成される第1の層14に当該マトリクス樹脂17とは異なる樹脂19を網目状に形成した第2の層15が形成されている。当該樹脂19として、PET、ナイロン、アクリル、ゴム系(アクリルゴムなど)が考えられるが、これらに限られない。
本発明の一実施形態に係る釣竿1又は継合構造10のインロー13において、当該第2の層15の樹脂19のSP値は、9.0-13.0であるよう構成される。本発明の一実施形態に係る釣竿1又は継合構造10により、せん断応力による樹脂層の破壊荷重を上昇させ、インロー折れを抑制することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る釣竿1又は継合構造10において、当該第2の層15の網目の線幅(A)は、1-60μmであるよう構成される。これは、中間に配されるクロスを外層のプリプレグと強固に結合させるためには、線幅は薄い方がよいものの、網目状に形成する樹脂繊維の線幅の限界が1μm程度であることからである。
本発明の一実施形態に係る釣竿1又は継合構造10において、当該第2の層の網目の目開き(B)は、1μm-300μmであるよう構成される。これも上記と同様のことからである。
本発明の一実施形態に係る釣竿1又は継合構造10により、せん断応力による樹脂層の破壊荷重を上昇させ、インロー折れをより効果的に抑制することが可能となる。
次に、図5、6、7を参照して、本発明の一実施形態に係る釣竿1又は継合構造10におけるインロー13の層構造についてさらに説明する。
図5に示すように、本発明の一実施形態に係る釣竿1又は継合構造10におけるインロー13は、繊維強化プリプレグ18の第1の層14と、当該第1の層14に樹脂19を網目状に形成した第2の層15とで構成される層を1層形成するように構成されている。
また、図6に示すように、本発明の一実施形態に係る釣竿1又は継合構造10におけるインロー13は、繊維強化プリプレグ18の第1の層14と、当該第1の層14に樹脂19を網目状に形成した第2の層15とで構成される層を複数層(図示の例では2層)形成するように構成されてもよい。
さらに、図7に示すように、本発明の一実施形態に係る釣竿1又は継合構造10におけるインロー13は、繊維強化プリプレグ18の第1の層14と、当該第1の層14に樹脂19を網目状に形成した第2の層15とで構成される層を複数層(図示の例では2層)形成され、さらに最外層に、径を調整するための削り代層20が形成されてもよい。
本発明の一実施形態に係る釣竿1又は継合構造10において、当該削り代層20は、強化繊維にマトリクス樹脂を含浸した繊維強化プリプレグにより形成されることができるが、これに限定されるものではない。また、当該削り代層20は、例えば、第1の竿管11に接着されたインロー13に第2の竿管12を継合させる場合に、インロー13の径を第2の竿管12の内径に合わせて調整できるため、より柔軟な継合構造を提供することが可能となる。
図5、6、7に示す、インロー13の層構造を含む本発明の一実施形態に係る釣竿1又は継合構造10により、せん断応力による樹脂層の破壊荷重を上昇させ、インロー折れを抑制することが可能となる。
次に、図5、6、7を参照して、本発明の一実施形態に係る釣竿1又は継合構造10におけるインロー13における、樹脂19を網目状に形成した第2の層15の形成方法について説明する。
第2の層15、すなわち樹脂19を網目状に形成する方法として、例えば、当該樹脂19を予め網目状に形成したメッシュを形成することが考えられる。この場合、繊維強化プリプレグ18のシートと当該メッシュを重ね合わせることで、繊維強化プリプレグ18の第1の層14と、当該第1の層14に樹脂19を網目状に形成した第2の層15とで構成される層とを含むインロー13を形成することができる。
また、第2の層15、すなわち樹脂19を網目状に形成する方法として、当該樹脂19を網目状に印刷(プリント)する方法が考えられる。例えば、スクリーン印刷法(スクリーンプリント法)、グラビア印刷法、凹版印刷法、オフセット印刷法、活版印刷法、インクジェット印刷法、及びフレキソ印刷法が考えられるが、これらに限られない。以下、一例としてスクリーン印刷法(スクリーンプリント法)による第2の層15の形成方法について説明する。
スクリーン印刷法では、繊維強化プリプレグ18のシートを用意し、当該シートの所定部分に、樹脂19を構成する成分を転写することで行う。より具体的には、スクリーンメッシュに感光剤を塗布し、樹脂19を配置する繊維強化プリプレグ18のシート(第1の層14)の領域に対応する、スクリーンメッシュの領域(以下、「特定領域」という。)をマスキングして露光する。
次に、マスキングされた未露光領域(特定領域)に塗布した感光剤を水洗で除去することにより、特定領域に、特定のパターン(網目状のパターン)に対応するパターンが形成されたスクリーンメッシュを作製する。次に、繊維強化プリプレグ18のシート(第1の層14)の片面に作製したスクリーンメッシュを置いた状態で、スクリーンメッシュ上に樹脂19を構成する成分を塗布し、必要に応じてスキージを用いて押し付けることにより、繊維強化プリプレグ18のシート(第1の層14)表面の所定の部分に、網目状に樹脂を構成する成分を転写させることができる。
このようにすることで、繊維強化プリプレグ18の第1の層14と、当該第1の層14に樹脂19を網目状に形成した第2の層15とで構成される層とを含むインロー13を形成することができる。
スクリーンプリント法に用いるスクリーンメッシュは、一般的に用いられるスクリーンメッシュを用いることができ、その素材として、例えば、ポリエステル素材及びステンレス素材を用いることができる。また、感光剤として、スクリーンプリント法に用いられる感光剤を用いることができる。上述の樹脂を構成する成分の転写後、必要に応じて加熱することにより、成分を半硬化又は硬化させるようにしてもよい。加熱温度及び加熱時間は、使用する成分に応じて適宜選択できるが、例えば、100~150℃程度であってもよく、10秒~10分程度であってもよい。
本明細書で説明された各構成要素の寸法、材料、及び配置は、実施形態中で明示的に説明されたものに限定されず、この各構成要素は、本発明の範囲に含まれうる任意の寸法、材料、及び配置を有するように変形することができる。また、本明細書において明示的に説明していない構成要素を、説明した実施形態に付加することもできるし、各実施形態において説明した構成要素の一部を省略することもできる。
1 釣竿
2 竿体
3 元竿
5 中竿
6 リール
7 穂先竿
9 リールシート
10 継合構造
11 第1の竿管
12 第2の竿管
13 インロー
14 第1の層
15 第2の層
16 強化繊維
17 マトリクス樹脂
18 繊維強化プリプレグ
19 樹脂
20 削り代層
A 線幅
B 目開き






Claims (7)

  1. 第1の竿管と第2の竿管とをインロー、並継ぎ又は逆並継ぎにより継合した釣竿であって、
    該インロー、並継ぎ又は逆並継ぎの層は、強化繊維にマトリクス樹脂を含浸した繊維強化プリプレグの第1の層と、該繊維強化プリプレグの第1の層に該マトリクス樹脂とは異なる樹脂を網目状に形成した第2の層と、を含み、
    前記インロー、並継ぎ又は逆並継ぎの層は、最外層に形成された径を調整するための削り代層をさらに含むことを特徴とする釣竿。
  2. 前記第2の層の樹脂のSP値は、9.0-13.0である、請求項1に記載の釣竿。
  3. 前記第2の層の網目の線幅は、1-60μmである、請求項2に記載の釣竿。
  4. 前記第2の層の網目の目開きは、1μm-300μmである、請求項3に記載の釣竿。
  5. 前記インロー、並継ぎ又は逆並継ぎの層は、前記繊維強化プリプレグの第1の層と前記樹脂を網目状に形成した第2の層とを1又は複数層形成するようにされた、請求項1から4までのいずれか1項に記載の釣竿。
  6. 前記削り代層は、強化繊維にマトリクス樹脂を含浸した繊維強化プリプレグにより形成される、請求項に記載の釣竿。
  7. 第1の竿管と第2の竿管とをインロー、並継ぎ又は逆並継ぎにより継合した継合構造であって、
    該インロー、並継ぎ又は逆並継ぎの層は、強化繊維にマトリクス樹脂を含浸した繊維強化プリプレグの第1の層と、該繊維強化プリプレグの第1の層に該マトリクス樹脂とは異なる樹脂を網目状に形成した第2の層と、を含み、
    前記インロー、並継ぎ又は逆並継ぎの層は、最外層に形成された径を調整するための削り代層をさらに含むことを特徴とする継合構造。
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