JP4370587B2 - 巻取りコアの製造方法 - Google Patents

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本発明は、フイルムや紙等のシート状材料を巻き取るための繊維強化プラスチツク製の巻取りコアの製造方法に関する。
従来、筒状からなる繊維強化プラスチツク製の巻取りコアは、外径寸法及び内径寸法が長手方向の全域で同一のものであり、肉厚寸法が全体で同一である。外径寸法及び内径寸法が全体で同一となるのは、芯金にプリプレグした繊維を巻き回して成形する製造方法を採用しているためである(特許文献1)。
特公平3−8938号公報
しかし、巻取りコアにシート状材料をロール状体に巻き取った巻上体は、ロール状体の両側面から突出する巻取りコアの両端部に吊下げ具のフックを引っ掛けた状態で持ち上げて搬送することがある。このときに、巻取りコアの両端部は、巻上体の総重量と搬送時に加わる衝撃等の負荷との総和に耐えるだけの強度を必要とする。しかし、従来の巻取りコアは、両端部の強度に限界があるため、搬送時のことを考慮して巻き取り重量を大きくすることに限界があった。
本発明は、上記課題を解決するために、従来よりも巻き取り重量を増大させることが可能な繊維強化プラスチツク製の巻取りコアの製造方法の提供を目的とする。
従来よりも巻き取り重量を増大させることが可能な巻取りコアを得るために本発明が採用した手段は、繊維強化プラスチツク製の巻取りコアの製造方法において、円筒状の主体部を、外径寸法及び肉厚寸法が長手方向の全域で同一となるように繊維強化プラスチツクで成形して硬化状態とし、次に、主体部の両端域の各々の内側に、未硬化の繊維強化プラスチツク材料を肉盛りして筒状の補強部を形成し、その後補強部を硬化して主体部に自着させて主体部と補強部を一体にしたコア補強域を形成し、次に、前記各コア補強域の内周面側を切削して、各コア補強域の内周面と外周面を同芯にした巻取りコアを得ることを特徴とする巻取りコアの製造方法である。
本発明にあっては、円筒状の主体部として、外径寸法及び肉厚寸法が長手方向の全域で同一となる従来の製造方法で成形した繊維強化プラスチツク製のものを用いることができ、円筒状の主体部の両端域に、主体部と補強部を一体化してなるコア補強域を形成した巻取りコアを得ることができる。
また、本発明にあっては、主体部に未硬化の繊維強化プラスチツク材料を肉盛りして補強部を形成して補強部を硬化させる作業でコア補強域を得ることができる。
更に、本発明にあっては、両側のコア補強域の内周面と外周面を同芯にして回転させることができる巻取りコアとすることできる。
発明に係る巻取りコアの製造方法は、従来の製造方法で成形できる円筒状の主体部の両端域に主体部と補強部を一体化してなるコア補強域を形成することで、主体部の両端域の強度を増大させることができ、従来よりも巻き取り重量を増大させることが可能な巻取りコアを得ることができ、更に、従来の製造方法で成形できる円筒状の主体部を用いることができ、製造コストの増大を抑制することが可能となる。
また、本発明に係る巻取りコアの製造方法は、主体部に未硬化の繊維強化プラスチツク材料を肉盛りして形成した補強部を硬化させる簡単な作業でコア補強域を得ることができる。
更に、本発明に係る巻取りコアの製造方法は、両側のコア補強域の内周面と外周面を同芯で回転させることができるため、両側のコア補強域の内周面に巻取装置のチャック装置を内嵌装着してシート状材料を巻き取るとき、外周面に振れを生じさせることなく円滑に巻き取る巻取りコアを得ることができる。
本発明に係る巻取りコアの製造方法(以下、「本発明製造方法」と言う。)を図面に示す実施形態に基づいて説明する。
(第1の実施の形態)
図1乃至図3は巻取りコア及び参考の製造方法の第1の実施の形態を示すものであり、図(A)は参考の製造方法の製造手順を示すものであって中間省略した主体部2と両側の補強部3,3を分離して示す断面した正面図、図(B)は製造して得た巻取りコア1を中間省略して示す断面した正面図、図(C)は図(B)のc−c線における断面図である。図2は巻取りコア1にシート状材料Sを巻き取った状態の巻上体Uの中間省略して断面を示す正面図である。図3は参考の製造方法の別態様の製造手順を示すものであって、図(A)は中間省略した主体部2と両側の補強部3,3を分離して示す断面した正面図、図(B)は製造して得た巻取りコア1を中間省略して示す断面した正面図である。
取りコア1は、図1の図(B)及び図(C)に示す如く、外径寸法D1が長手方向G及び周方向Jの全域で同一の筒状からなる繊維強化プラスチツク製(但し、接着剤5は除く。)のものであって、肉厚寸法T1が長手方向G及び周方向Jで同一のコア中間域1Aと、コア中間域1Aに隣接する両側の各々に形成され肉厚寸法T2がコア中間域1Aよりも大きいコア補強域1B,1Bとを備え、コア中間域1Aが、円筒状の主体部2の肉厚寸法T1が長手方向G及び周方向Jで同一の中間域2Aで形成され、各コア補強域1Bが、主体部2の中間域2Aから延びる端域2Bと、この端域2Bの内側2cに接合した筒状の補強部3とで形成されている。本実施の形態において、主体部2と各補強部3の接合は、接着剤5で行なわれている。
取りコア1を製造する参考の製造方法は、図1の図(A)に示す如く、円筒状の主体部2を、外径寸法D1及び肉厚寸法T1が長手方向G及び周方向J(図(C)参照)の全域で同一となるように繊維強化プラスチツクで成形し、次に、主体部2の両端域2B,2Bの各々の内側2c,2cに、繊維強化プラスチツクからなる補強部3,3を接合し、主体部2と補強部3を一体にしたコア補強域1Bを両側に形成した巻取りコア1を得るものである。本実施の形態では、主体部2の両端域2B,2Bの各々の内側2cに、繊維強化プラスチツクで予め筒状に成形した各補強部3を接着剤5を介して挿入し、その後で接着剤5を硬化させて主体部2と補強部3が一体化した各コア補強域1Bを形成している。
前記主体部2及び各補強部3の成形方法としては、従来の巻取りコアの製造方法と同様に、フイラメントワインデイグ成形、シートワインデイング成形、引き抜き成形など円筒体の成形方法を用いることができる。主体部2及び各補強部3に用いられる強化用繊維としては、ガラス繊維、炭素繊維などの高強度の補強繊維を用いることができ、繊維の形態はストランド、シート状織物など成形方法にあわせて選択することができる。更に、主体部2及び各補強部3に用いられる樹脂(ブラスチツク)としては、エポキシ、ビニルエステル、不飽和ポリエステルなどの熱硬化型樹脂を用いることができる。
前記主体部2は、複数層から構成して、各層における繊維の巻角度(円筒状の主体部2の軸芯2fの方向に対して繊維を円周方向に巻き付けたときの主体部2の軸芯方向に対する繊維の巻き付け角度)や用いる樹脂を変更して、所望の曲げ強度や円周方向弾性率を得るようにしてある。各補強部3は、主体部2と同様に複数層から構成するか、又は単層から構成する。
前記接着剤5は、二液硬化型のエポキシ樹脂などを用いることができる。参考の製造方法において、主体部2の両端域2B,2Bの各内周面2d及び/又は各補強部3の外周面3aの全周囲に適量の接着剤5を予め塗着(図示略)し、次に、主体部2の両端域2B,2Bの各内側2cに各補強部3を嵌入し、主体部2と補強部3の間からはみ出た余分な接着剤を除去し、その後に接着剤5を硬化させて巻取りコア1の各コア補強域1Bを形成する。この場合、主体部2の両端域2B,2Bの各内周面2dと補強部3の外周面3aとの嵌め合いは、介装する接着剤5の厚み分だけスキマバメとし、両者2,3の隙間の全域に接着剤5が入り込むようにしてある。接着剤5を介装するスキマバメ嵌合のために、接着剤5を硬化させた巻取りコア1の各コア補強域1Bにおいて、外周面1eと内周面1c−2の軸芯にズレが生じる場合には、外周面1eと内周面1c−2の軸芯が同芯となるように内周面1c−2を切削するとよい。同芯にすることにより、巻取りコア1は、両側のコア補強域1B,1Bとコア中間域1Aが同芯で回転することができ、両側のコア補強域1B,1Bの各内周面1c−2に巻取装置(図示略)のチャック装置を内嵌装着してシート状材料を巻き取るとき、外周面2eに振れを生じさせることなく円滑に巻き取ることができる。
参考の製造方法で製造した巻取りコア1の寸法の一例としては、図2に示す如く、外径寸法D1が210mmの場合には、コア中間域1Aの肉厚みT1が7〜9mm、コア補強域1Bの肉厚みT2が10〜14mm、コア補強域1Bの長さL1が70〜90mmであり、また、外径寸法D1が310mmの場合には、コア中間域1Aの肉厚みT1が9〜11mm、コア補強域1Bの肉厚みT2が14〜18mm、コア補強域1Bの長さL1が240〜260mmである。更に、巻取りコア1は、シート状材料Sを巻き取るとき、シート状材料Sの耳端部と各コア補強域1Bの重なり寸法L2が10〜30mm程度となるように用いられる。
参考の製造方法は、従来の巻取りコアと同様の製造方法で得た円筒状の主体部2を用いて巻取りコア1を得る場合、主体部2の両端域2B,2Bに主体部2と補強部3を一体化してなるコア補強域1B,1Bを形成することで、コア補強域1B,1Bの曲げ及び剪断の各強度を、コア補強域の無い従来の巻取りコアに比べて増大させることができる。その結果、巻取りコア1は、コア補強域1B,1Bに吊下げ具(図示略)のフックを引っ掛けた状態で持ち上げて搬送するときに、シート状材料S(図2参照)の巻き取り重量を従来よりも増大させることができる。
また、参考の製造方法は、円筒状の主体部2として外径寸法及び内径寸法が長手方向の全域で同一となる従来の製造方法で成形した繊維強化プラスチツク製のものを用いることができるため、製造コストの増大を抑制することが可能となる。更に、参考の製造方法は、主体部2の両端域2B,2Bの各内側2cに予め成形した補強部3を挿入して接着剤5を硬化させる簡単な作業でコア補強域1B,1Bを得ることができるので、製造コストの増大を抑制することが可能となる。
なお、参考の製造方法は、図3に示す如く、円筒状の主体部2を、外径寸法D1及び肉厚寸法T1が長手方向G及び周方向J(図(C)参照)の全域で同一となるように繊維強化プラスチツクで成形し、次に、主体部2の両端域2B,2Bについて各内周面2dを切削して真円度を出し、続けて主体部2の両端域2B,2Bの各々の内側2cに、繊維強化プラスチツクからなる補強部3(補強部3の外周面3aについても切削して真円度を出すこともある。)を接着剤5を介して挿入し、その後で接着剤5を硬化させて主体部2と補強部3を一体にしたコア補強域1Bを両側に形成した巻取りコア1とすることもある。
(第2の実施の形態)
図4は参考の製造方法の第2の実施の形態を示すものであって、図(A)は参考の製造方法の製造手順を示すものであって、主体部2と補強部3を示す断面した正面図、図(B)は製造して得た巻取りコア1のコア補強域1Bの近辺を示す断面した正面図である。
本実施の形態に係る参考の製造方法が前記第1の実施の形態と相違する点は、主体部2として、その両端域2B,2B(図面は一方のみを示す)の各々の内周面2dに雌螺子2gが設けられたものを用い、補強部3として、その外周面3aに雄螺子3gが設けられたものを用い、雌螺子2g及び/又は雄螺子3gに接着剤5を塗着した後に主体部2の内側2cに補強部3を螺着し、その後で接着剤5を硬化させて主体部2と補強部3を一体化した両側のコア補強域1Bを形成した巻取りコア1を得ることである。本実施の形態に係る参考の製造方法におけるこの相違点以外については、前記第1の実施の形態と実質的に同一である。なお、接着剤5を硬化させた巻取りコア1の各コア補強域1Bにおいて、外周面1eと内周面1c−2の軸芯にズレが生じる場合には、外周面1eと内周面1c−2の軸芯が同芯となるように内周面1c−2を切削するとよい。
本実施の形態に係る参考の製造方法は、主体部2に補強部3を接着剤5を介して螺着し、接着剤5を硬化させる簡単な作業でコア補強域1B,4を得ることができる。
(第3の実施の形態)
図5及び図6は巻取りコア及び本発明製造方法の第3の実施の形態を示すものであって、図5の図(A)は本発明製造方法を示すものであって主体部2に補強部3を形成している状態を示す断面した正面図、図(B)は製造して得た巻取りコア1のコア補強域1Bの近辺を示す断面した正面図である。図6の図(A)は主体部2に保持具7を取り付けた状態を示す断面した正面図、図(B)は主体部2に保持具7を用いて補強部3を形成している状態を示す断面した正面図である。
本実施の形態に係る本発明製造方法が前記第1の実施の形態と相違する点は、図5に示す如く、主体部2の両端域2B,2B(図面は一方のみを示す)の各々の内側2cの内周面2dに、未硬化の繊維強化プラスチツク材料を付着させつつ筒状に肉盛りして補強部3を形成し、その後で補強部3を硬化して主体部2に補強部3を自着させて主体部2と補強部3を一体化した各コア補強域1Bを形成し、次に、各コア補強域1Bの内周面側及び奥端面側を一点鎖線E,Fで切削して、各コア補強域1Bの内周面1c−2を外周面1eと同芯にした巻取りコア1を得ることである。本実施の形態に係る本発明製造方法におけるこの相違点以外については、前記第1の実施の形態と実質的に同一である。
本実施の形態に係る本発明製造方法は、主体部2の両端域2B,2Bの各内側2cに未硬化の繊維強化プラスチツク材料を肉盛りして未硬化の補強部3を形成し、その後で補強部3を硬化させて切削する簡単な作業で両側のコア補強域1B,1Bを得ることができる。
上記主体部2の両端域2B,2Bの各々の内側2cに未硬化の繊維強化プラスチツク材料を肉盛りする方法としては、未硬化の繊維入り樹脂でシート状にしたものを、主体部2の内周面2dに巻回しつつ貼り付けて筒状に形成する方法や、繊維入りの未硬化の樹脂の小片の複数枚を、主体部2の内周面2dに順次貼着して重ね合わせて筒状に形成する方法等がある。また、繊維強化プラスチツク材料を肉盛りする方法の別態様としては、図6に示す如く、合成樹脂製又は金属製の筒部7aと奥側の鍔部7aを備えた保持具7を、主体部2の両端域2B,2B(図面は一方のみを示す)の各々の内側2cに挿着し、主体部2の内周面2dと保持具7の間に形成された筒状空間Kに未硬化の繊維入り樹脂Rを充填して筒状に形成する方法がある。保持具7は、硬化した各コア補強域1Bの内周面側及び奥端面側を一点鎖線E,Fで切削するときに、切除すればよい。
(第4の実施の形態)
図7は巻取りコア1の第4の実施の形態を示すものであり、図(A)は中間省略して示す断面した正面図、図(B)は巻取りコア1の内周面側の洗浄水Wをテーパー部1dで導いて排出している状態を示す断面した正面図である。
本実施の形態に係る巻取りコア1が前記第1の実施の形態と相違する点は、洗浄したときの内周面側の水切りを良好にするために、各補強域1Bの内周面1c−1の中間域1A寄りに、奥側へ向かって行く程に拡径して中間域1Aの内周面1c−2に至るテーパー部1dを、内周面1c−1に対する傾斜角度θ(θ=8〜12゜)で形成し、各補強域1Bと中間域1Aとの境界に段部を形成しないようにしてある。巻取りコア1は、図(B)に示す如く、洗浄するとに、テーパー部1dの傾斜角度θより大きい傾斜角度αで巻取りコア1全体を傾斜させることで、内周面1c側の洗浄水Wをテーパー部1dで円滑に流下させて排出させるので、水切りを良好にすることができる。
なお、図4に示す第2の実施の形態に係る巻取りコア1及び図5に示す第3の実施の形態に係る巻取りコア1は、図示は省略したが、両側の補強域1B,1Bの各内周面1c−1の中間域1A寄りに、奥側へ向かって行く程に拡径して中間域1Aの内周面1c−2に至るテーパー部1dを、内周面1c−1に対する傾斜角度θ(θ=8〜12゜)で形成し、各補強域1Bと中間域1Aとの境界に段部を形成しないようにすることも可能である。
取りコア及び参考の製造方法の第1の実施の形態を示すものであって、図(A)は参考の製造方法の製造手順を示すものであって中間省略した主体部と両側の補強部を分離して示す断面した正面図、図(B)は製造して得た巻取りコアを中間省略して示す断面した正面図、図(C)は図(B)のc−c線における断面図である。 第1の実施の形態の巻取りコアにシート状材料を巻き取った状態の巻上体の中間省略して断面を示す正面図である。 第1の実施の形態における別態様の製造手順を示すものであって、図(A)は中間省略した主体部と両側の補強部を分離して示す断面した正面図、図(B)は製造して得た巻取りコアを中間省略して示す断面した正面図である。 取りコア及び参考の製造方法の第2の実施の形態を示すものであって、図(A)は参考の製造方法の製造手順を示すものであって、主体部と補強部を示す断面した正面図、図(B)は製造して得た巻取りコアのコア補強域の近辺を示す断面した正面図である。 取りコア及び本発明製造方法の第3の実施の形態を示すものであって、図(A)は本発明製造方法を示すものであって主体部に補強部を形成している状態を示す断面した正面図、図(B)は製造して得た巻取りコアのコア補強域の近辺を示す断面した正面図である。 図(A)は第3の実施の形態において主体部に保持具を取り付けた状態を示す断面した正面図、図(B)は主体部に保持具を用いて補強部を形成している状態を示す断面した正面図である。 取りコアの第4の実施の形態を示すものであり、図(A)は中間省略して示す断面した正面図、図(B)は巻取りコアの内周面側の洗浄水をテーパー部で導いて排出している状態を示す断面した正面図である。
1…巻取りコア、1A…コア中間域、1B…コア補強域、1c…内周面、1c−1…コア中間域の内周面、1c−2…コア補強域の内周面、1d…テーパー部、1e…外周面、2…主体部、2A…中間域、2B…端域、2c…内側、2d…内周面、2e…外周面、2f…軸芯、2g…雌螺子、3…補強部、3a…外周面、3g…雄螺子、5…接着剤

Claims (1)

  1. 繊維強化プラスチツク製の巻取りコアの製造方法において、円筒状の主体部を、外径寸法及び肉厚寸法が長手方向の全域で同一となるように繊維強化プラスチツクで成形して硬化状態とし、次に、主体部の両端域の各々の内側に、未硬化の繊維強化プラスチツク材料を肉盛りして筒状の補強部を形成し、その後補強部を硬化して主体部に自着させて主体部と補強部を一体にしたコア補強域を形成し、次に、前記各コア補強域の内周面側を切削して、各コア補強域の内周面と外周面を同芯にした巻取りコアを得ることを特徴とする巻取りコアの製造方法。
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