JP7115974B2 - ベルト搬送システム - Google Patents

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Description

本発明は、乾式搬送装置、詳細には、例えば、還元炉/反応器から送出されるDRI(直接還元鉄)、燃焼室から送出される化石燃料の灰、又は、廃棄物燃焼によっても産生されるスラグなどの高温のバルク材料に対処するのに適している金属ベルトタイプの乾式搬送装置に関する。
本装置は、高温かつ微粒子の存在下でも高流量での材料搬送に適している。
例えば燃焼室から送出されるボトムアッシュといったバルク材料を高温でも乾式搬送する装置は当分野で既知である。そうした装置は、輪状の閉構造を有するいわゆる「金属ベルト」のコンベヤに基づくものである。
図1Aは、本明細書で全体を100として示す、既知の技術による搬送装置の断面の概略図を示している。装置100は、101として示す上記のコンベヤベルトを備える。コンベヤベルトは、用紙に直交する搬送方向Lに延在する長手方向搬送面110を有する。
図1Bは、(図1Aの線C-Cにより形成された) コンベヤベルト101の一区画の縦断面の概略図を示す。この図に示すように、搬送面110は、通常、金属から形成され、各長手方向端部で互いが部分的に重なり合う複数の搬送プレート111によって規定される。特に、方向Lに沿う搬送方向Vを検討すると、各プレート111は、先行する(方向Vに対して下流の)プレートに重なり、後続の(方向Vに対して上流の)プレートの下に配置される。
プレート111は、長手方向に延在しかつ面110上で搬送される材料を横方向に格納する機能を有する側部境界部112を有する。そのような材料は、図1Aで全体としてMとして示される。
プレート111は、ねじ又はリベット130によって、輪状に構成された下に存在する金属ネット120に締結される。
そうした輪状構成により、コンベヤベルト101において、使用に際して、上述の搬送面110を規定する上部の前方搬送路102及び下部の後方搬送路103を発見することができる。当該後方搬送路は、図1Aの線C-Cによって形成された縦断面の一部を表す図1Cにさらなる詳細が示される。2つの前方搬送路102及び後方搬送路103におけるコンベヤベルト101の展開は実質的に平坦であるとみなすことができる。
前方搬送路102では、コンベヤベルト101、特にプレート111及びネット120のセットが横断ローラ140上で支持される。
後方搬送路103-すなわち、材料Mの排出部の下流-では、コンベヤベルト101は、コンベヤ自体の幅に平行である、複数のクロスビーム150により支持される。各クロスビーム150は、支持部上に組み付けられた2以上の輪151を有し、その上にプレート110が載せられる。輪151は、ローラ軸受により、支持部に一体の固定軸の周りを回転自在である。輪151及びローラ140は両方、図1Aにおいて水平かつ用紙に平行である互いに平行をなす交差軸の周りを回転する。
本明細書で検討される搬送装置のやはり既知である別の構成を図2A及び図2Bに示す。この場合、コンベヤベルトはその両側に、搬送プレートと実質的に同一の面に展開される延長部すなわち延在部115を有する。そうした側部の延長部は、「L」状に曲がった形状により実装される。「L」の一方の側すなわち分岐部116は、実際、搬送面をなす平面に存在し、他方の分岐部117は、搬送プレートそれぞれの外側面に、より正確には格納側部境界部115それぞれの外側に溶接されている。
そうした側部延在部115の存在下で、コンベヤベルトの後方搬送路は、それぞれの小型軸すなわち交差軸161上に片持ち状に組み付けられた2つのローラ160によって同延在部で支持される。当該ローラは、図2Aの用紙に平行な交差軸の周りをローラ軸受の介在により、搬送装置のコンテナに対して回転自在である。
この第2の既知の構成により、コンベヤベルトの後方搬送路の支持システムが、コンテナ底部に存在し得る(図示せず)洗浄用振子と干渉することが回避される。
図3及び図4は、図2A及び図2Bのコンベヤベルトの各変形例の横断面図及び縦断面図をそれぞれ示す。この場合、ベルトは、本明細書で113として示した高さの高い側部境界部を備える。そのように境界部の高さが高いと、搬送可能な材料の容積流量を増加させることが可能になる。
図3では、そうした側部境界部は、搬送面の幅の約半分と同等の高さを有し得ることに留意されたい。そうした図の例において、コンベヤベルトの後方搬送路を支持するシステムは、片持ちされたローラ160及び図2Aのものと類似するものを有するタイプのものである。
図4の構成で、コンベヤベルトの後方搬送路を支持するシステムは、図1Aと同様に、クロスビーム上に組み付けられた輪151を有するタイプのものである。支持輪は、側部境界部の高さよりも大きい直径を有することが理解される。
上記の構成すべてにおいて、コンベヤベルト101の上述の2つの主となる前方搬送路102及び後方搬送路103は、図1D及び図1Eに示す2つの曲線搬送路によって接続されている。図1D及び図1Eはそれぞれ、コンベヤベルト101の簡略化された透視図及び側面図を表す。こうした図からも理解されるように、金属ネット120は、コンベヤ自体の長手方向端部に配置された適切な直径を有する2つのドラム、特に駆動ドラム201及び被駆動すなわち遊動ドラム202を接続することによって、コンベヤ101に対して運動を伝達する部材として機能する。駆動ドラム201は、その軸に接続された電気モータによって動かされ、他方のドラム202は、アイドル状態であり、金属ネットに摩擦により接触することによりそれ自体の軸周りを回転するように誘導される。当該金属ネットには、ドラム202自体に接続された適切な張力システムにより張力がかかる。ドラム201及びドラム202は、図1Eで水平にかつ用紙に直交して配置された交差軸の周りを回転する。
図1Fは、図1D及び図1Eのドラムの一方における搬送ベルトの巻取部の詳細側面図を示す。具体的な例において、搬送方向Vを検討すると、これは被駆動ドラム202である。
ベルトがドラムの周りを回転する際、2つの連続プレートの間に、それらプレート自体の大きさ及びそれらの重なり合い、加えて当該単一のドラムの直径に応じた様々な程度の隙間が生じる。特に、図1Fでは、2つの連続プレートが搬送路102にあるときのかつ遊動ドラム202の巻取部にあるときのそれらの間の隙間z、すなわち、相互の拡がりの変動を強調する。ドラムの巻取部の終端で、プレート同士は再度閉じ、生じた隙間は解消される。
さらに詳細をみると、図1Eの2つのドラム201及び202の巻取部での搬送ベルトによって記載される半周に関するA、B及びCと、E、F及びGとの3つの点の2つのセットは並列であるとみなされる。
方向V(プレートの重なり合う方向)の従来のベルトの走行方向では、プレートの相互の配置により、材料の一定の搬送及び排出が可能になる。駆動ドラム201の巻取部より前の点Aでは、プレートは、締結システム及びそれにかけられる張力により、互いにかつ牽引ネットに密接する。ドラム201のベルトの巻取部の点Bでは、2つの連続プレート間に決定付けられた隙間は、重力によってプレートを離れた材料の落下方向と干渉しない。材料排出段階後の点Cで、プレート同士は、先に生じた隙間を解消し、再度閉じる。
Rによって表される方向でコンベヤが逆走する場合、点Fで、ドラム202の巻取部でのプレート間で特定される隙間zは、プレート間に、かつ、プレートと支持ネットとの間に微細な搬送材料が入り込む場所となる。ドラム202の回転の終端で、プレート同士は接近する傾向があり、生じた隙間zは、解消されていき、点Gで再度閉じる。
上記の既知のベルトコンベヤは、以降にさらなる詳細を説明するように、様々な応用に生じる搬送のニーズに対して最適化されていない構成を有する。
上記で説明したタイプのベルトコンベヤの基本的な計画パラメータの1つは、コンベヤベルトの速度に相関する搬送可能材料の容積流量である。さらに、高温材料の場合、材料自体に含まれる熱エネルギーの量は、搬送速度が増加すると、放散の程度が低くなる。搬送材料の熱容量を保つことにより、下流プロセスで、例えば溶鉱炉に金属削りくず又はコークスを供給するとき、大きなエネルギー節約が可能になる。
全体の大きさが同等の状態での当該容積流量の-ひいては、関連する熱容量の-最大化は、現在の解決策が最適には満たしていない基本的なニーズを表す。
詳細には、そうした流量は、
プレートの幅及び格納側部境界部の高さに応じた搬送に利用可能な断面、及び
コンベヤベルトの長手方向運動である搬送速度
によって主に決まる。
従って、搬送ベルトの幅が固定されたなら、搬送される材料の容積流量は、ベルト速度及び/又は側部境界部の高さが増加した場合に増大する。
コンベヤの格納側部境界部の高さを高くする可能性に関し、重要な制限は、後方搬送路を支持するシステムに関連する。
クロスビーム及び輪で支持する場合、側部境界部の高さが高くなると、後方輪の検査/メンテナンスが容易に行えなくなるが、この手順は、コンベヤの通常のメンテナンスに、ベルトを熱応力にさらす高温材料の搬送の場合にはさらに頻繁に、絶対的に必要とされる。特に、図4を参照して既に記載したように、側部境界部の高さを高くすると、後方輪の直径も増大させる必要があり、結果的に、コンベヤの全体的な高さの合計サイズが大きくなる。さらに、直径のそうした増大があっても、後方輪のメンテナンスを行うことは、搬送部の内部にそれ自体が位置するので、難しいものである。
例えば図3に示すように片持ちされたローラによりベルトの後方搬送路を支持する場合、側部境界部の高さを高めると-特にベルト幅の増大及びプレート厚さの増大に関連する場合-コンベヤの重量は増加する。結果的に、搬送面の側部延長部は、とりわけそれら延長部がプレートに接続される溶接点において、切断しようとする相当な力にさらされる。さらに、そうした周期的な力は、そのような延長部のたった1つが疲労するだけで後続の延長部にドミノ的な影響を与え、結果的にコンベヤを止め得るような疲労破壊の発端となり得る。このことにより、このタイプのベルトコンベヤに、高さの高い搬送部及び厚さの厚いプレートを実装する可能性は制限される。
他のパラメータが同等な状態で流量を増加させるニーズに関して、本発明者らは、ベルト速度の最大化は、主に、既知の構成の2つの側面によって妨げられることを発見した。
再度図1Cを参照すると、第1の側面は、コンベヤの隣接プレートの重なり合いに関連する。実際のところ、そうした重なり合いにより、後方搬送路を支持するローラと接するコンベヤの面は平坦や均一ではなく、それどころか、その重なり合う点においてプレートの厚さと同等の高さの段を有する。
後方輪上をコンベヤが通過する際、そうした段で、ベルトの局所的な持ち上がりが決定付けられ、運用の際、搬送装置全体に潜在的に伝播し得る振動現象の発生が決定付けられる。そうした振動は、共振現象につながり、ひいては機械的な不安定性をもたらし得る。この結果、検討されているタイプの既知のコンベヤでは、0.10~0.15m/sよりも早い速度が可能とならず、現実には、それらのコンベヤは、200~300m/hより大きい材料の流量に対して適用されない。
上記の振動は、さらに、全体として搬送システムのノイズを大きくし得る。
さらに、上述の段は、支持用輪の破損及び/又は故障を潜在的に決定付け得る。
説明した現象は、コンベヤのプレートの厚さを厚くすると悪化するが、当該プレートの厚さはその代わりにコンベヤ自体の機械抵抗に、ひいては最終的に、対処することができる流量に比例することに留意されたい。
コンベヤベルトの速度の増加を制限する第2の側面は、搬送プレートと金属ネットとの接続に関連する。図5及び図5Aは、本明細書で検討されるその欠点を例示するために図3のコンベヤの構成に関するものであるが、類似の観察が、他の上記の既知の検討に対しても有効である。特に、既に記述された隣接プレート同士の重なり合いにより、コンベヤの前方搬送路のプレートの下に位置する金属ネットは、重なり合い自体によって特定されたでこぼこで段のある進路をたどることになる。従って、前方搬送路で、コンベヤは、各支持ローラ上でプレートの重なり合った領域を通過する際、ベルトの小さなかつ繰り返される持ち上がりによって決定付けられる縦揺れの進路で前進する。この現象により振動が決定付けられ、この振動は、速度が増加するとかつ軸受プレートの厚さが増大すると、大きくなる。
この理由においても、既知のコンベヤでは、速度を0.10~0.15m/sより速くすることができない。さらに、当該振動により、要求されたパワーのさらなる吸収が起きる。
既知のコンベヤベルトの重大な別の限定は、ベルト自体の走行方向を逆にすることが実質的に不可能なことであり、このことは、図1D、図1E及び図1Fを参照すると強調されている巻取ローラでのプレート間の拡がりによるものである。
特に、上で説明したように、既知のコンベヤベルトの構成は、プレートの重なり合う方向(搬送路において上流のプレートが下流のプレートの下に配置されている)に対応する名目通りの走行方向のみの材料搬送に適している。
プレート間の上述の拡がりにより、さらに、ベルト走行方向が反転可能か否かに関わらず傾斜のある搬送の場合にも問題が起こる。実際のところ、この状況においても、搬送される材料は、ローラ上の巻取搬送路の1つで、傾斜が材料の動的摩擦角を超えると特に、プレート間に、かつ、プレートとその下に存在するネットとの間に入り込む傾向がある。
ベルト走行方向及び/又は傾斜によりプレート間の隙間zに材料が侵入した場合、材料自体は、隣接するプレート間に閉じ込められたままになり、とりわけプレートと金属ネットとが接続する場所に不適当な機械力を引き起こし、及び/又は、記載したタイプの金属コンベヤのプレート間のシーリング特性に損失をもたらす。従って、様々な動作状態下で外来材料がプレート間に閉じ込められたままになる場合、ベルトコンベヤはその機能性及び信頼性を失う。
さらに、導入される材料が非圧縮性(例えば金属の削りくず)の場合、その材料は、急な走行停止を特定することによって、又は、用意された排出点ではない後方搬送路の任意の点で望まずに放出されることによって、コンベヤの一定の部分で詰まり得る。
そして、本発明により認識され解決される技術的課題は、既知の技術を参照して前述の1つ以上の欠点を除去することを可能にするベルト搬送システムを提供することである。
そうした課題は請求項1によるコンベヤベルトにより解決される。
そうした課題はまた請求項9による搬送装置により解決される。
本発明の好ましい特徴は従属クレームの主題である。
本発明は、ベルト搬送システム、詳細には金属プレートを有し、高流量での搬送材料、特に高温及び/又は微粒子が存在するバルク材料に対しても有効かつ信頼することができるベルト搬送システムを提供する。
第1の意味において、本発明は、格納側部境界部を備えるコンベヤベルトを有する装置を提供し、その後方搬送路は、搬送面で又はその延長部で直接支持される代わりに、そうした境界部で支持される。
このようにして、支持要素は、全体的な大きさ又は重量の増加なしに、容易なアクセス、検査及びメンテナンスをもたらす。さらに、重なり合ったすなわちいわゆる瓦重ねのプレートを有するコンベヤの場合、支持要素とプレート自体が重なり合った部分との接触に関連する振動は回避される。
第2の意味に基づき、本発明は、部分的に互いが重なり合っているプレートの長手方向列によるコンベヤベルトであって、各プレート-又は一部のプレート-が、隣接プレートと重なり合った領域に厚さが低減した部分を有するコンベヤベルトを提供する。各プレートは、その長手方向端部に向かって薄くなるように、当該重なり合った部分で搬送長手方向に先細りになることが好ましい。
このようにして、コンベヤと支持ローラとの接触部での段状形状は、コンベヤ自体の前方搬送路において、低減され又は消滅する。
そうした第2の意味での好ましい実施形態に基づいて、各プレートは、隣接プレートの下に配置される端部に作成された面取部を有する。面取角は、以降により良く記載するように、ドラム上で各プレートによってなされる回転角以上であることが好ましい。
提案された構成により、ドラム上での第1の回転中の上部のプレートの下面と下に配置されたプレートの端縁との間の機械的干渉の排除が可能になる。このようにして、主方向と反対の走行方向及び/又はきつい傾斜で使用される場合にその機能を不能にするような、従来の金属ベルトコンベヤのプレート間の拡がりによる影響が解消される。
そして、本発明は、研磨不均質材を扱う際に高温でも及び/又は微粒子が付随してもシステム信頼性に不利益をもたらすことなしに、走行方向を反転させること及び/又は傾斜されたベルトを配置することを可能にする。
搬送システムはまた、以前に記載された従来の搬送システムに対する使用可能性を拡大することによって、様々な応用に対して非常に多用途なものとなる。搬送ベルトの走行方向の反転可能性により、コンベヤを流れ偏向器として用いることによって、走行を反転することも可能になる。
本発明のコンベヤは、2つの可能な走行方向のいずれかの方向にしたがい、100%まで傾斜させて前進するのに適するものであり得る。
本発明の上述の様々な意味は、互いから個別に又は組み合わせて適用することができ、組み合わせる場合は、搬送システムの信頼性及び有効性、加えて対処することができる流量を増大させる重要な相乗効果を取得することによるものである。
特に、好ましい実施形態において、本発明は、振動を回避することによって、かつ、そうした振動によるパワーの増大又は搬送装置の全体的なサイズの増大なしに、前方搬送路における、後方搬送路におけるかつ遊動ローラの周りにおける、ベルト及びその摺動する流体の効果的な支持を可能にする。
本発明の他の利点、特徴及び使用形態は、例として示され限定する目的ではないものであるがいくつかの実施形態の以下の詳細な記述から明らかとなろう。
添付の図面の図を参照する。図1A~図5Aは、既知の技術を参照して既に上述した。
既知の技術を参照して既に上述した図である。 既知の技術を参照して既に上述した図である。 既知の技術を参照して既に上述した図である。 既知の技術を参照して既に上述した図である。 既知の技術を参照して既に上述した図である。 既知の技術を参照して既に上述した図である。 既知の技術を参照して既に上述した図である。 既知の技術を参照して既に上述した図である。 既知の技術を参照して既に上述した図である。 既知の技術を参照して既に上述した図である。 既知の技術を参照して既に上述した図である。 本発明による搬送装置の第1の好ましい実施形態の断面図である。 図6の装置のコンベヤベルトの一部の上面図である。 本発明による搬送装置の第2の好ましい実施形態の断面図である。 本発明によるコンベヤベルトの好ましい実施形態の、好ましくは図6又は7の装置の一部の側面図である。 図8Aのコンベヤベルトの前方搬送路の縦断面図である。 図8Bの拡大詳細図である。 図8Aのコンベヤベルトの後方搬送路の縦断面図である。 本発明による搬送装置のさらなる好ましい実施形態の側面図である。 図9の拡大詳細図である。 図9の拡大詳細図である。 図9の搬送装置のプレートの、同装置のドラム周りの回転角の概略幾何学図である。
[0068] 上述の図で表されるサイズ、特に厚さ及び角度は、ただの例として意図されるものであり、必ずしも比例して示されるものではない。
本発明のいくつかの実施形態及び変形例を上述の図を参照して以下に記載する。
一般に、類似の構成要素は、異なる図に同一の参照番号で示される。
以下の詳細な記載で、さらなる実施形態及び実施形態に対する変形例及び明細書内で既に論じられた変形例を、既に説明されたことに対する差異に限定して説明する。
さらに、以降に記載される様々な実施形態及び変形例は、互換性のある場合、組み合わせて用いることができる。
図6及び図6Aを参照すると、本発明の第1の好ましい実施形態による搬送装置は全体を1として示されている。
搬送装置1は、例えば、還元炉からのDRI(直接還元鉄)又は燃焼室から送出されるボトムアッシュなどのバルク材料又は塊サイズの材料の高流量での乾式搬送に適している。具体的な適用では、装置1は、実際、DRIの生成のための還元炉/反応器の又は化石燃料からエネルギーを産生するプラントのボイラーの下に配置される傾向にあるタイプのものである。
装置1は、主に、
全体を10として示したコンベヤベルトと、
コンベヤベルト10をその内部で受けるコンテナ、ケーシングすなわちフレーム2と、
コンベヤベルト10の後方搬送路の支持手段3と、を備える。
上述の構成要素の各々について、ここでさらなる詳細を記載する。
コンベヤベルト10は、環状である閉路タイプであり、使用に際して、前方搬送路12及び後方搬送路13を有する。より明白にするために、図6は、反対方向である2つの搬送路、前方搬送路及び後方搬送路において、実際、コンベヤベルトの順方向である搬送方向すなわち長手方向Lを示す。相互に直交し、また、方向Lに垂直な2つの方向、すなわち、コンベヤ10の幅に対応する交差方向T及び高さ方向Eがさらに定義されている。図6では、方向Lは用紙に直交しており、2つの方向T及びEは用紙上に存在する。
前方及び後方の2つの搬送路12及び13におけるコンベヤベルト10の展開は、方向L及びTに従って実質的に平坦であるとみなされ得る。
2つの主な搬送路12及び13は、既知の技術を参照して既に説明されたものと同様に、駆動ドラム及び被駆動ドラム周りの巻取部で2つの曲線接続搬送路により接続されている。
使用に際して、前方搬送路12で、搬送領域14は、方向L及びTに延在する搬送面11によって下部が、搬送される材料の2つの格納境界部すなわち隔壁21によって横方向が規定されて区切られる。当該隔壁は、搬送面11から方向Eに沿って端部末端22までの高さに展開し、また方向Lに延在する。
好ましくはシーリングタイプのケーシング2は、コンベヤベルト10の運動に関与する構成要素、特に上述の1つ以上の駆動ドラム及び被駆動ドラムも収納する。そうした構成要素はそれ自体既知のタイプのものであるので、その説明についてさらに論じない。
ケーシング2は、さらに、前方搬送路12にコンベヤ10のクロス支持ローラ24又はそれに等価な要素を収納する。特に、そうしたローラ24は、コンベヤ10の長手方向延長線に沿って一定間隔で配置されることができる。通常、ローラ24は、コンテナ2上に組み付けられたローラベアリング又は等価な手段の介在によって、それ自体の軸周りを回転自在である。
後方搬送路13で、コンベヤベルト10は、搬送材料の排出部の下流で、上で説明した手段3によって支持される。本例で、そうした手段は、複数の連続した横断ローラ35を備え、これらは2つの端部にかつコンベヤベルト部の外部に配置されたローラ軸受によりそれら自体の軸周りを回転(空転)自在である。当該ローラは、コンベヤ自体の幅、すなわち、方向Tに平行であり、図6では1つのみ見ることができる。各ローラ35は、2つの当て要素31を支持し、その上に、格納境界部21の端部末端22が載せられることが好ましい。
図7に示す別の実施形態に基づいて、本明細書で3’として示した支持手段は、回転(空転)要素、特に、コンテナ2の側面に片持ち状に組み付けられたローラ36の使用をもたらす。特に、ローラ軸受は、コンテナ2の側部上に組み付けられ、実際、回転要素36及びそれぞれの交差直立部すなわちハブ35’を支持するように提供されている。この場合でも、要素36の上に、格納境界部21の端部末端22が載せられる。このようにして、コンベヤベルトの後方搬送路の支持手段とコンテナ底部2の存在し得る洗浄用振子すなわちバケット25との干渉。振子を有するそうした構成は、WO2009/138949に記載され、参照により本明細書内に組み込まれることが意図される。
その他の構成要素において、図7の構成は図6の構成に類似する。
本発明の特に好ましい実施形態に基づくコンベヤベルト10の構造は、図8A、図8B、図8C及び図8Dにさらなる詳細を示す。
搬送面11は、通常金属から形成され、各長手方向端部で互いに部分的に重なり合う搬送プレート50の長手方向列によって規定されている。特に、搬送方向Lに沿う進行方向Vを検討すると、各プレート50は、(方向Vに対して下流の)先行するプレートの上に重なり、(方向Vに対して上流の)後続のプレートの下に配置される。
より具体的には、各プレートに、第1長手方向端部55及び第2長手方向端部56を検出することができる。そうした部分55及び56において、プレート50はそれぞれ、コンベヤベルト10の前方搬送路12で、搬送方向Lに対して列の流に配置された隣接プレート上に重なり、そうした列の流に配置された隣接プレートの下に位置する。
本発明によると、各プレート50は、隣接プレートの下に位置する第2長手方向部56で、プレート自体の残りの部分に対して減少した厚さsの部分(方向E及びLによって規定される面にしたがう)を有する。このようにして、重なり合った領域で、コンベヤベルト10と搬送ローラ24との接触面での段の全体的な厚さは低減されることになる。
そのような減少した又は低減した厚さは、進行方向とは反対の方向に減少する厚さ、すなわちプレート50の長手方向端部(上流)に向かって減少していく厚さを有する先細りの断面形状によって得られることが好ましい。
各プレート50の低減されていない厚さは、約4~10mmの範囲に含まれ得る。減少した厚さは約2~6mmの範囲に含まれ得る。
上述の厚さの減少は、例えば、フライス削りによって、若しくは、鋳造、熱間鍛造又は溶融などの他の処理によって得ることができる。
実施形態の変形例として、厚さの減少を、全てのプレートではなく、交互のプレートとした上で選択した数のプレートにおいて第1部分55及び第2部分56の両方に適用することができる。特に、部分55では、厚さの減少は、隣接プレートに対して、アンダーカット、又は凹部すなわち受け部として実装し、コンベヤと支持要素24との接触面における段の高さの減少を取得することができる。
各プレート50は、面11上で搬送される材料を包含する機能を有する既に述べた側部境界部21を有する。隣接プレートの重なり合いにより、それぞれの側部境界部も、長手方向に部分的に重なり合う。境界部のそうした重なり合いにより、コンベヤベルト10と支持手段3、3’の回転要素31又は36との全体的な接触面を増加させ、支持部の、一般には装置の全体的な機械的安定性を向上させる。
プレート50は、ねじ53、リベット又は等価の手段によって、輪状の金属ネット51に締結されている。実施形態の変形例で、ネット状構造は、鎖、又は別の環状構造に置き換えることができる。プレートと環状構造とのそうした接続は、重なり合った部分55及び56とは異なる各プレートの領域で取得されることが好ましい。
既知の技術と同様に、ワイヤネット51は、既に記述したように、コンベヤベルト10の長手方向端部に配置された適切な直径を有する2つのドラムを接続することによって、運動を伝達する機関として機能し得る。既に述べたように、そうしたドラムの1つは、その軸に接続された電気モータによって動かすことができ、他方のドラムはアイドル状態であり、適切な張力システムにより張力がかけられた金属ネット51の摩擦による接触により、それ自体の軸の周りを回転するように誘導され得る。張力システムは、それ自体既知であり、従ってこれ以上説明しない。
上述の、プレートの厚さの選択的な減少により、ネット状ベルト又はそれに等価である環状構造は、プレート自体ひいては支持ローラ24上に実質的に平坦に置かれる。このようにして、接続ねじ53による牽引力がネット状ベルトの位置をゆがませることはなく、その直線性に影響を与えることはない。従って、既知の技術に対して記述された振動はなくなり、又は大幅に低減される。
図9、図9A及び図9Bは、本発明によるコンベヤベルトの構造のさらなる好ましい実施形態に関し、先の実施形態に対する差異に関してのみ主に記載する。特に、図9A及び図9Bは、既知の技術(図1E及び図1F)を参照して既に検討された点と実質的に同一の点F及びEにおける、本明細書で各々が500として示したプレートの重なり合い部の拡大された詳細を示す。そして、それらの図は、実質的に直線の搬送路12と遊動ドラム202の具体的なケースにおけるドラム上の巻取部との両方での、2つの連続プレートの相互の位置を強調している。
本発明によると、各プレート500は、隣接プレート(500’として示す)の下に配置された終端長手方向部560に、プレート自体の残りの部分に対して減少した厚さsの部分(既に上述した方向E及びLによって規定される面にしたがう)を有する。
この場合でも、そうした減少した又は低減した厚さは、厚さが減少していく先細りの断面形状によって得られる。特に、終端部560は、αで指定された、方向Lに傾斜して先細る面取部を有する。
この厚さの減少も、例えば、フライス削りによって、若しくは、鋳造、熱間鍛造又は溶融などの他の処理によって得ることができる。
プレートの重なり合いの構造、特に、隣接プレートの下に配置されたプレートの領域における相互の位置は、図9Aで強調しかつ以降により良く説明するように、ドラム上での回転で、どちらの走行方向でもそういったプレートの分離を防ぐようなものである。
既に述べたように、ベルトがプレートを牽引部で接合させると、遊動ドラム201及び202の周りを、各プレート500、500’は、方向Tの搬送交差面に平行な理想軸の周りを角度Δに等しい角度で、そのプレートの金属ネット又は他の支持要素との接続点を通過する回転を行う。角度Δは、図10に概略的に記載する。回転中、各プレートの相互の位置は変化する。
図9、図9A及び図9Bの構成で、上部のプレート500’の面-反転走行方向Rの場合ドラム202の周りの回転において-は、そのプレートの下に配置されたプレート500の端部交差縁Pで構成される障害物に直面しない。
同様に、名目通りの走行方向Vで、下に配置されたプレート500の端部交差縁Pは、ドラム201の周りの回転において、重なり合うプレート500’の下面の障害物に直面しない。
述べたように、機械的干渉のそのような排除は、各プレートにおける下に配置された端部560に面取部を提供することによって得られる。この場合の面取角αは、ドラム上で各プレートによってなされる最大回転角Δ以上である。
好ましい構成ではさらに、各プレートに形成された方向Lの面取部、そうでなければ低減した厚さを有する部分の長さは、プレート同士の重ね合わせ搬送路と同等の長さ又は実質的に同等の長さを有する。重なり合うプレートの接触位置は、下に配置されたプレートの面取部の上部の開始部又は誘導線と一致することが好ましい。
このようにして、下に配置されたプレートの一部は、搬送位置及びドラム位置の巻取部の両方において、形状を整合させかつ連続的な接触を保証することによって、重なり合うプレートの端部を全体的に受け、隣接プレートの拡張面部を増大させる。
水平である搬送方向Lではなく、傾斜配置されたコンベヤベルトの場合に、同様の利点が得られる。
さらに、プレート間のそのような密着は、走行方向とは無関係に、両方のドラム上の巻取部で得られる。
本発明は、図2A及び図2Bの例で示し既知の技術と関連させ記載したような、搬送面の側部延長部すなわち付属部を有するベルトコンベヤのタイプにも適用することができることが理解されるであろう。
好ましい実施形態に基づくと、本発明のベルトは、コンベヤの交差幅2000mmかつ格納側部境界部の高さ500mmにおいて、特に速度が0.5m/sで、2000m/h程度の流量で材料を受けることに適している。
さらに、好ましい実施形態にさらに基づくと、本発明は、ベルト速度を、上述の従来の速度の最大5~8倍も速くし、従って、約0.5~0.8m/sの範囲の速度を可能にすることができる。
さらに、好ましい実施形態にさらに基づくと、本発明は、反転走行の場合かつきつい傾斜での搬送の場合の両方でコンベヤの信頼することができる動作を可能にする。
本発明は、好ましい実施形態を参照してこれまで説明してきた。以下に報告する特許請求の範囲の保護範囲によって定義されるような、同一の発明の中心に属する他の実施形態が存在し得ることが意図されよう。

Claims (4)

  1. コンベヤベルト(10)、前記コンベヤベルト(10)の長手方向端部に配置された牽引ドラム(201)及び遊動ドラム(202)を備えるベルトコンベヤであって、
    前記コンベヤベルト(10)は、還元炉/反応器から送出される例えばDRI(直接還元鉄)など、高温でもバルク材料を乾式搬送するのに適しており、
    前記コンベヤベルト(10)は、閉路タイプであり、かつ、
    特に金属から形成され、前記コンベヤベルト自体の前方搬送路(12)での前記材料の搬送面(11)を規定する複数の搬送プレート(50;500)であって、前記複数の搬送プレート(50;500)は長手搬送方向(L)に沿って順に配置され、各プレート(50;500)は第1長手方向端部(55)及び第2長手方向端部(56;560)を有し、前記前方搬送路(12)で、各プレート(50;500)はそれぞれ、前記長手搬送方向に対して列の流に配置された隣接プレート上に重なり、その列の流に配置された隣接プレートの下に配置される、複数の搬送プレート(50;500)と、
    前記プレート(50;500)を接続するための環状構造体(51)であって、前記環状構造体(51)は、ネット状要素であって金属から形成され、前記環状構造体(51)は、前記前方搬送路(12)で前記プレート(50;500)の下に配置され、前記環状構造体(51)は、運動伝達機関として機能し、前記コンベヤベルト(10)の長手方向端部に配置された2つのドラムを接続する、環状構造体(51)と、を備え、
    前記プレート(50;500)のうちの少なくとも1つは、隣接プレートに重なる前記第1長手方向部(55)に又は隣接プレートの下に配置された前記第2長手方向部(56;560)に、前記プレート自体の残りの部分に対して減少した厚さを有する断面を有し、その結果、前記コンベヤベルトとその支持ローラとの間の接触部での段状形状が除去され又は低減され、かつ、前記ドラム上での回転中の前記第1長手方向端部の下面と前記隣接プレートの端縁との間の機械的干渉が除去され、
    各プレートと前記環状構造体(51)との間の接続は、前記隣接プレートの重なっている/下に配置されている前記第1長手方向部(55)及び前記第2長手方向部(56;560)とは異なるプレート領域で取得され、

    前記プレート(50)のそれぞれが、前記第1長手方向部(55)又は前記第2長手方向部(56)で、厚さ(s)が前記プレートの前記端部に向かって減少していく先細り部すなわち面取部を有し、
    前記第2長手方向端部が、隣接プレートと対面する第1面と、隣接プレートと対面しない第2面と、を有し、
    前記面取部が少なくとも前記第2長手方向端部の前記第1面にあり、
    前記面取部が、前記ベルトコンベヤのドラム(201、202)周りの各プレートの最大回転角(Δ)以上である面取角(α)を有し、
    前記面取部が、前記プレートの重なっている/下に配置されている搬送部と同等の長手方向の長さを有する、ベルトコンベヤ。
  2. 前記プレート(50、500’)のそれぞれが、隣接プレートの下に配置される前記第2長手方向部(56;560)を有し、前記隣接プレートは前記長手搬送方向(L)に対して列の上流に配置されており、前記第2長手方向部(56;560)で、前記プレート自体の残りの部分に対して減少した厚さを有する前記部分が取得される、請求項1に記載のベルトコンベヤ。
  3. 前記減少した厚さ(s)が約2~6mmの範囲に含まれる、請求項1又は2に記載のベルトコンベヤ。
  4. 前記長手搬送方向(L)が水平方向に対して傾斜している状態で配置されるように構成される、請求項1~3のいずれか1項に記載のベルトコンベヤ。
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