JP7089217B2 - 画像形成装置、及び画像形成方法 - Google Patents
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Description
本発明は光導電体の耐摩耗性と画像ボケのトレードオフを解消し、潤滑剤を用いても、耐久性に優れ、電子写真プロセスでも大量プリントを行っても画質の均質性が高いプリント出力を可能とする画像形成装置を提供することを目的とする。
[1]光導電体と、潤滑剤を光導電体に供給する手段とを有し、前記光導電体は、表面のビッカース硬度が31Hv(2.45/5)以上870Hv(2.45/5)以下であり、且つ、前記光導電体の表面自由エネルギー及び潤滑剤の表面自由エネルギーが20mJ/m2以上78mJ/m2以下である画像形成装置。
なお、本発明の前記[1]の実施の形態には、次の[2]~[5]も含まれるので、これらについても併せて説明する。
[2]前記光導電体は、ビッカース硬度が36Hv(2.45/5)以上870Hv(2.45/5)以下である前記[1]に記載の画像形成装置。
[3]前記光導電体は、表面層を有し、前記表面層が(1)フッ素樹脂粒子と硬化性樹脂、またはフッ素樹脂粒子と金属酸化物粒子と硬化性樹脂、(2)DLC、(3)セラミックスの何れかである前記[1]または[2]に記載の画像形成装置。
[4]前記潤滑剤の表面自由エネルギーが28mJ/m2以上42mJ/m2以下である前記[1]~[3]のいずれか一項に記載の画像形成装置。
[5]光導電体に潤滑剤を供給する工程を有し、前記光導電体は、表面のビッカース硬度が31Hv(2.45/5)以上870Hv(2.45/5)以下であり、且つ、前記光導電体の表面自由エネルギーが20mJ/m2以上78mJ/m2以下であり、前記潤滑剤を供給する工程が、潤滑剤の表面自由エネルギーが20mJ/m2以上78mJ/m2以下となるように潤滑剤を塗布する工程である画像形成方法。
摩耗に対して、光導電体の表面硬度を高硬度化することで偏摩耗を抑えることが可能である。偏摩耗が実質的に無視できる程に摩耗速度を低減できれば問題はなくなる。光導電体のビッカース硬度が31Hv(2.45/5)以上870Hv(2.45/5)以下であることが重要である。
しかし、光導電体の表面自由エネルギーを低くしすぎると、潤滑剤が光導電体に濡れにくくなり、潤滑剤が光導電体に濡れにくくなると供給ムラと潤滑剤の消費を助長させてしまうため表面自由エネルギーは有利な範囲がある。発明者らの試験から光導電体の表面自由エネルギーは光導電体の初期と使用時において20mJ/m2以上78mJ/m2以下が良い。
また、光導電体の耐摩耗性を高めることで、画像形成装置内のクリーニング手段として用いられるクリーニングブレードの剪断力を強くする余裕ができ、結果として、光導電体表面の清掃能力を高め、画像ボケを防止する水準を高めることができる。
画像形成装置内で潤滑剤の塗布と除去が繰り返し行われており、且つ、ドラムが一回転するごとに帯電手段を経ることで塗布された潤滑剤はコロナ放電を受ける。
したがって、光導電体上に滞留する潤滑剤の表面自由エネルギーは、新しく潤滑剤が供給される量と除去される量、および帯電の大きさや温湿度などの雰囲気によって変わる。ここで、新しい潤滑剤の供給量は概して潤滑剤の消費量によって決定される。潤滑剤の除去量は画像形成装置のクリーニング能力に影響を受ける。通常、クリーニング手段はクリーニングブレードが用いられており、光導電体とブレードが当接するときの剪断力が大きくなればクリーニング能力は増強する。また、クリーニングに介在するトナーの量や、潤滑剤とトナーとの馴染み易さもクリーニング能力に影響する。
光導電体の表面自由エネルギーは、光導電体表面に含まれる材料、形状によって調整することができる。また、潤滑剤の表面自由エネルギーは、潤滑剤塗布量等により調整することができる。
以上の特定の表面自由エネルギーを有する光導電体と潤滑剤により、これまで課題とされた画像ボケの解消が実現できる。
未使用の光導電体表面の接触角測定から求めた表面自由エネルギーは、図1における(1)に対応し、初期の光導電体の表面自由エネルギーとする。光導電体表面に含まれる材料、形状によって表面自由エネルギーは異なる。
次に、光導電体が耐久試験等の目的で、潤滑剤を塗布する手段を有する画像形成装置内で使用された後に取りだされたものの接触角測定から求めた表面自由エネルギーは、図1の(2)に対応するため、“潤滑剤の表面自由エネルギー”とする。なぜなら、光導電体表面が潤滑剤で覆われた状態であるからである。
(2)の状態は必ずしも潤滑剤で100%覆われる必要はなく、仮に50%の被覆率である場合は、それ自体を潤滑剤の表面自由エネルギーとみなして本発明では評価を行う。
次に、耐久試験後の光導電体自体の表面自由エネルギーは画像形成装置内で潤滑剤が塗布されているため、直接測定することはできない。
本発明では、光導電体表面に塗布される潤滑剤をA3サイズの黒ベタ画像を100枚プリントすることで、光導電体表面の潤滑剤を除去させた表面を便宜上、耐久試験後の光電導体の表面とする。これは図2の(3)に対応し、この表面の表面自由エネルギーを、使用時の光導電体の表面自由エネルギーとする。
このように潤滑剤を強制的に除去しても厳密には潤滑剤が残存することは考えられるが、こうしたケースは光導電体そのものの表面の変質とみなすことにする。
前記初期の光導電体の表面自由エネルギーは、部材の過渡的な状態が試験結果に影響するため、試験結果の再現性が低い。従って、本発明においては、“光導電体の表面自由エネルギー”は、上記図2の(3)に対応する、使用時の光導電体の表面自由エネルギーを言う。使用時の潤滑剤の除去のし易さを確かめるには、光導電体表面に塗布された潤滑剤を除去した状態の光導電体の表面自由エネルギーの評価が必要となる。
また、本発明においては、使用時の光導電体の表面自由エネルギーである“光導電体の表面自由エネルギー”は、10万枚連続プリント試験後に測定した値で評価したが、10万枚は過渡状態を排除するためのボリュームであり、5万枚後でも20万枚後でも光導電体の表面自由エネルギーの違いに大差はないと考える。ただし、試験枚数が新品数枚、または(例えば1000万枚など)部材の寿命を超えた条件で連続試験をした場合、部材の過渡的な状態が試験結果に影響するため試験結果の再現性が低くなる。こうした影響を排除して、ブレード、潤滑剤、光導電体がならされた値を採用している。
弾性仕事率は40%以上、好ましくは80%以上が良い。弾性仕事率は硬度と連動することが多いことから、本発明ではビッカース硬度を代表値とした指標に用いている。
この硬度特性を得る方策として、光導電体表面の材料に(1)フッ素樹脂粒子と硬化性樹脂、またはフッ素樹脂粒子と金属酸化物粒子と硬化性樹脂、(2)DLC(ダイヤモンドライクカーボン)、(3)セラミックスの何れかを用いる方法が挙げられる。
DLC膜を用いる系では、例えば、印加するバイアスをできるだけ小さくして、プラズマ密度をできるだけ濃くすることにより、ビッカーズ硬度が31Hv(2.45/5)以上870Hv(2.45/5)以下である光導電体を得ることができる。
また、硬化性樹脂を用いる系では、例えばフッ素樹脂粒子を添加することによりビッカーズ硬度が31Hv(2.45/5)以上870Hv(2.45/5)以下である同導電体を得ることができる。
本発明の画像形成装置は、導電性支持体上に感光層をもつ光導電体を有する。
以下、本発明における光導電体について詳細に説明する。
前記導電性支持体としては、体積抵抗値が1010Ω・cm以下の導電性を示すもの、例えばアルミニウム、ニッケル、クロム、ニクロム、銅、銀、金、白金、鉄等の金属、酸化スズ、酸化インジウム等の酸化物を、蒸着又はスパッタリングによりフィルム状又は円筒状のプラスチック、紙等に被覆したもの、あるいはアルミニウム、アルミニウム合金、ニッケル、ステンレス等の板、及び、それらを、Drawing Ironing法、Impact Ironing法、Extruded Ironing法、Extruded Drawing法、切削法等の工法により素管化後、切削、超仕上げ、研磨等により表面処理した管等を使用することができる。
本発明の光導電体は、導電性支持体と感光層との間に中間層を設けることができる。前記中間層は、接着性の向上、モアレの防止、上層の塗工性の改良、導電性支持体からの電荷注入の防止等の目的で設けられる。
前記微粒子を、テトラヒドロフラン、シクロヘキサノン、ジオキサン、ジクロロエタン、ブタノン等の溶媒を用いてボールミル、アトライター、サンドミル等により分散し、分散液と樹脂成分を混合した塗料とすることができる。
前記光導電体の感光層は、感光層として電荷発生層と電荷輸送層とを順次積層させた積層型感光層であることが好ましい。
前記電荷発生層は、前記積層型感光層の一部を指し、露光によって電荷を発生する機能をもつ。この層は含有される化合物のうち、電荷発生物質を主成分とする。前記電荷発生層は必要に応じてバインダー樹脂を用いることもある。前記電荷発生物質としては、無機系材料と有機系材料を用いることができる。
前記電荷輸送層は前記電荷発生層で生成した電荷を注入、輸送し、帯電によって設けられた光導電体の表面電荷を中和する機能を担う積層型感光層の一部を指す。前記電荷輸送層の主成分は電荷輸送成分とこれを結着するバインダー成分ということができる。
前記電子輸送物質としては、例えば、非対称ジフェノキノン誘導体、フルオレン誘導体、ナフタルイミド誘導体等の電子受容性物質が挙げられる。これらの電子輸送物質は、単独でも二種以上の混合物として用いてもよい。
前記表面層としては、硬化性樹脂(以下、架橋樹脂とも称す)の表面層が好ましい。
前記架橋樹脂の表面層は、光導電体表面に製膜される保護層を指す。この保護層においては、塗料がコーティングされた後、ラジカル重合性材料成分の重合反応によって架橋構造の樹脂が製膜される。樹脂膜が架橋構造をもつため前記光導電体各層のなかで最も耐摩耗性が強靱である。また、架橋の電荷輸送性の構造単位が含まれる場合には、電荷輸送層と類似の電荷輸送性を示す。
前記ラジカル重合性材料成分としては、例えば、アクリロイルオキシ基を有するアクリレートが挙げられる。
本発明では光導電体表面の耐摩耗性の強化にも優れるトリメチロールプロパンを好適に用いることができる。
電荷輸送性構造を有しない3官能以上のラジカル重合性モノマーとしては、トリメチロールプロパントリアクリレート、カプロラクトン変性ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレートが好ましい。
これらとしては、東京化成社等の試薬メーカーのもの、日本化薬社KAYARD DPCAシリーズ、同DPHAシリーズ等が挙げられる。
架橋性の電荷輸送材料としては、例えば、アクリロイルオキシ基やスチレン基を有する連鎖重合系の化合物、水酸基やアルコキシシリル基、イソシアネート基を有する逐次重合系の化合物が挙げられ、電荷輸送構造を含み(メタ)アクリロイルオキシ基を一つ以上有する化合物が利用できる。
また、前記架橋樹脂の表面層としては、電荷輸送構造を含まない(メタ)アクリロイルオキシ基を1つ以上有するモノマーやオリゴマーと併用した組成の構成にしても良い。
前記架橋樹脂の表面層は、例えば、少なくとも塗工液中にこのような化合物を含有させて、該塗工液を塗工して層を形成し、熱、光、電子線、γ線等の放射線によるエネルギーを与えて架橋し硬化させてできる。
前記電荷輸送構造を含み(メタ)アクリロイルオキシ基を一つ以上有する化合物としては、例えば、以下の一般式1で表される電荷輸送性化合物が挙げられる。
前記架橋樹脂の表面層塗料を調製する際に使用する溶媒は、モノマーを十分に溶解するものが好ましく、例えば、上述のエーテル類、芳香族類、ハロゲン類、エステル類の他、エトキシエタノールのようなセロソルブ類、1-メトキシ-2-プロパノールのようなプロピレングリコール類などを挙げることができる。このうち、メチルエチルケトン、テトラヒドロフラン、シクロヘキサノン、1-メトキシ-2-プロパノールは、クロロベンゼン、ジクロロメタン、トルエン、キシレンと比較して環境負荷の程度が低いため好ましい。これらの溶媒は単独として又は混合して用いることができる。
保護層に添加されるフィラーは、有機系及び無機系のフィラーがある。
有機系フィラーとしては、ポリテトラフルオロエチレンのようなフッ素樹脂フィラー、シリコ-ン樹脂フィラー、炭素を主成分とするフィラー等が挙げられ、無機系フィラー材料としては、銅、スズ、アルミニウム、インジウムなどの金属粉末、酸化珪素、シリカ、酸化錫、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化インジウム、酸化アンチモン、酸化ビスマス、アンチモンをド-プした酸化錫、錫をド-プした酸化インジウム等の金属酸化物、チタン酸カリウムなどの無機材料が挙げられる。
特に、この中でも無機材料もしくは炭素を主成分とするフィラー材料を用いることが有利である。特に無機材料では金属酸化物が良好であり、さらには、酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化チタン等が有効に使用できる。さらに炭素を主成分とするフィラーでは、ダイヤモンドフィラーが有効に使用できる。
また、有機系フィラーとしてはフッ素樹脂フィラーが有効に使用できる。
フッ素樹脂フィラーと金属酸化物粒子を併用しても良い。
保護層のフィラー濃度は、高いほど耐摩耗性が高いので良好であるが、書き込み光透過率が低下し、副作用を生じる場合がある。従って、概ね全固形分に対して、50質量%以下、好ましくは30質量%以下である。その下限値は、通常、5質量%である。
樹脂中にフィラーを分散させた保護層の膜厚は、0.5μm以上10μm以下が適当であり、好ましくは1.0μm以上6.0μm以下である。
ダイヤモンドライクカーボン構造を有する保護層は、好ましくはSP3軌道を有するダイヤモンドと類似のC-C結合を有する方が望ましい。
なお、SP2軌道を有するグラファイトと類似の構造を持つ膜でも構わないし、更に非晶質性のものでも構わない。
ダイヤモンドライクカーボン構造を有する保護層は、抵抗制御、光透過性制御、機械物性制御などを行うために、窒素、フッ素、硼素、リン、塩素、臭素、沃素などの添加物元素が含有されていても構わない。
さらに、添加物元素を供給するガスとしては、減圧下で気化できるもの、加熱することにより気化できるものであれば構わない。例えば窒素を供給するガスとしてNH3、N2等を用い、フッ素を供給するガスとしてC2F6、CH3F等を用い、硼素を供給するガスとしてはB2H6等を用い、リンを供給するガスとしてはPH3等を用い、塩素を供給するガスとしてはCH3Cl、CH2Cl2、CHCl3、CCl4等を用い、臭素を供給するガスとしてはCH3Br等を用い、沃素を供給するガスとしては、CH3I等を用いることができる。
また、添加物元素を複数供給するガスとしては、NF3、BCl3、BBr、BF3、PF3、PCl3等を用いる。
特にその製膜法は限定されるものではないが、保護層として良好な特性を有する炭素を主成分とする膜を形成する方法として、プラズマCVD法でありながらスパッタ効果を伴わせつつ製膜させる方法等が知られている。
ダイヤモンドライクカーボン構造を有する保護層の膜厚は、0.2μm以上5.0μm以下であることが望ましい。
まず、真空プロセス法のうちエアロゾルデポジッション法によってセラミックスの保護層を形成する方法について説明する。
この場合には、図3に示すようなエアロゾルデポジッション装置を用いる。図3に示すガスボンベ11には、エアロゾルを発生させるための不活性な気体が貯蔵されている。
ガスボンベ11は、配管12aを介してエアロゾル発生器13に連結され、配管12aは、エアロゾル発生器13の内部に引き出されている。エアロゾル発生器13の内部には、一定量の金属酸化物ないし化合物半導体からなる粒子20が投入されている。エアロゾル発生器13に連結されるもう1つの配管12bは成膜チャンバ14の内部で噴射ノズル15に接続されている。
例えば、エアロゾル発生器13の内圧を数万Paとし、成膜チャンバ14の内圧を数百Paとし、ノズル15の開口部の形状を内径1mmの円形状とした場合、エアロゾル発生器13と成膜チャンバ14との内圧差により、エアロゾルの噴射速度を数百m/secとすることができる。成膜チャンバ14の内圧を5~100Paに、エアロゾル発生器13の内圧を50000Paに保てば、空孔率5~30%のコバルト酸リチウム層を形成することができる。この条件でエアロゾルを供給する時間を調整することにより、保護層の厚さを0.1~10μmに調整することが好ましい。
粒子は任意の金属酸化物が用いられる。具体的には、アルミナ、アルミン酸銅(CuAlO2)、酸化亜鉛、酸化チタン等が代表に挙げられる。
以上の要件に対して、潤滑剤に用いられる材料として、ワックスないし高級脂肪酸金属塩が有利である。ワックスはハゼろう、ウルシろう、パームろう、カルナウバろう等の植物系ワックス、蜜ろう、鯨ろう、イボタろう、羊毛ろう等の動物系ワックス、モンタンワックス、パラフィンワックス等の鉱物系ワックスを利用できる。
以下、図面に沿って画像形成装置の構成例を説明する。本発明に係る画像形成装置には後述する潤滑剤を光導電体(以下電子写真感光体とも称す)表面に供給する手段が取り付けられる。この点については後述する。
図4において、電子写真感光体11は、表面のビッカース硬度が31Hv(2.45/5)以上870Hv(2.45/5)以下であり、且つ、表面自由エネルギーが20mJ/m2以上78mJ/m2以下である電子写真感光体である。電子写真感光体11はドラム状の形状を示しているが、シート状、エンドレスベルト状のものであってもよい。
印刷メディア18上に現像されたトナー画像は電子写真感光体11と転写装置16との対向位置から定着装置19に搬送され、この定着装置19により印刷メディア18に定着される。
第2の転写装置1Eも中間転写ベルト1Fに対して接離可能に配置され、転写動作時のみ中間転写ベルト1Fに当接する。
図10に示すように潤滑剤3Aを電子写真感光体11の表面に供給するための潤滑剤供給手段として、潤滑剤塗布装置3を上記の画像形成装置のすべてについて設けている。この潤滑剤塗布装置3は塗布部材としての塗布ブラシ(ファーブラシ)3B、潤滑剤3A、潤滑剤をファーブラシ方向に押圧するための加圧バネ3D、及び潤滑剤3Aを規制あるいはならして塗布するための塗布ブレード3Cを有している。
本発明のプロセスカートリッジは、静電潜像を担持する光導電体と、該光導電体上に担持された静電潜像をトナーを用いて現像し可視像を形成する現像手段と、潤滑剤を光導電体上に供給する潤滑剤供給手段とを、少なくとも有してなり、更に必要に応じて適宜選択した、帯電手段、露光手段、転写手段、クリーニング手段、除電手段などのその他の手段を有してなる。
また、前記帯電手段、露光手段、転写手段、クリーニング手段、及び除電手段としては、上述した画像形成装置と同様なものを適宜選択して用いることができる。
前記プロセスカートリッジは、各種電子写真方式の画像形成装置、ファクシミリ、プリンタに着脱可能に備えさせることができ、本発明の前記画像形成装置に着脱可能に備えさせるのが特に好ましい。
前記潤滑剤を供給する工程は、前記潤滑剤を供給する手段を用いて行うことができる。
始めに本発明に係る表面自由エネルギーの測定方法について述べる。
光導電体の表面自由エネルギーの算定に対し、以下に記載の10万枚の連続プリント試験終了後、潤滑剤の供給を遮断した状態でA3サイズの全ベタ画像を100枚プリントしたのち電子写真装置から光導電体を取り出し、この状態の光導電体の接触角を測定し、表面自由エネルギーを算定した。
また、潤滑剤の表面自由エネルギーは以下に記載の10万枚の連続プリント試験終了後の光導電体表面には潤滑剤が塗布された状態であるため、上の全ベタプリントをせず、トナーや埃をブロアーで吹き払っただけの光導電体表面の接触角を測定した。
測定は、23℃、55%RHで行った。
個々の標準物質に対する接触角測定値と標準物質の表面自由エネルギー値は、北崎 寧昭、畑 敏雄ら、日本接着協会誌8(3)、131-141(1972)に記載のデータ(表1)を用いて、下記数1を用いて標準物質とサンプル(光導電体、及び潤滑剤が塗布された光導電体)間の接着仕事を算出した。
下記式において、
γ:表面自由エネルギー
γa:非極性のぬれ
γb:極性によるぬれ
γc:水素結合によるぬれ
WSolid Liquid:固体液体間の濡れ性
γLiquid:液体の表面自由エネルギー
θ:接触角
W12:1と2の濡れ性
γ1 a:1の非極性のぬれ
γ1 b:1の極性のぬれ
を表す。
これから、サンプルの√γaと√γbを算出した。
次ぎに水と感光体間の接着仕事、及び数2を用いてサンプルの√γcを算出した。
得られた感光体の√γa、√γb、√γcと数3から感光体の表面自由エネルギーを算出した。
後述の評価画像としてプリントした中間調の画像パターンの比較から優劣を評価した。評価基準は次の通りとした。
(ボケ画像ランク)
ランク5 :画像ボケが識別されない
ランク4 :微かな画像ボケが生じる心象を受ける
ランク3 :微かな画像ボケが識別されるものの実用上問題とならない
ランク2 :僅かな画像ボケが識別される
ランク1 :明らかな画像ボケが識別される
地肌汚れは1200dpiのイメージスキャナーで取り込んだ、後述の全白パターンのプリント画像に対して、画像解析ソフトimageJ(米国NIH配布)を用いて評価した。評価基準は次の通りとした。ここで、「%」は、画像面積率を表す。
(地肌汚れランク)
ランク5 :0.01%未満
ランク4 :0.01%以上0.02%未満
ランク3 :0.02%以上0.07%未満
ランク2 :0.07%以上0.29%未満
ランク1 :0.29%以上
-光導電体の作製-
アルミニウム製支持体(外径φ100mm)に、下記の中間層用塗工液を、浸漬法により塗工し、中間層を形成した。170℃で30分乾燥した後の中間層の膜厚は10μmであった。
(中間層用塗工液)
・酸化亜鉛粒子(MZ-300、テイカ株式会社製): 350部
・1,3,5-トリス(3-メルカプトブチリルオキシエチル)
-1,3,5-トリアジン-2,4,6(1H,3H,5H)-トリオン:
1.5部
(カレンズ(登録商標)MT NR1、昭和電工株式会社製)
・ブロック化イソシアネート: 60部
(スミジュール(登録商標)3175、固形分濃度75%、住化バイエル
ウレタン株式会社製)
・ブチラール樹脂を2-ブタノンで溶解させた20%の溶解液: 225部
(BM-1、積水化学工業株式会社製)
・2-ブタノン: 365部
電荷発生層の膜厚は0.3μmであった。
(電荷発生層用塗工液)
・Y型チタニルフタロシアニン: 6部
・ブチラール樹脂(エスレックBX-1、積水化学工業社製): 4部
・2-ブタノン(関東化学製): 200部
135℃で20分乾燥した後の電荷輸送層の膜厚は22μmであった。
(電荷輸送層用塗工液)
・ビスフェノールZ型ポリカーボネート: 10部
(パンライトTS-2050、帝人化成社製)
・下記構造式で表される低分子電荷輸送物質: 10部
得られた電荷輸送層上に、下記の架橋樹脂の表面層用塗工液を窒素気流中でスプレー塗工後、10分間窒素気流中に放置して指触乾燥した。その後、酸素濃度が2%以下となるようにブース内を窒素ガスで置換したUV照射ブースにて、光照射を行った。
さらに、130℃で20分乾燥し、実施例1の光導電体を得た。架橋樹脂の表面層の膜厚は2.5μmであった。
(光照射条件)
・メタルハライドランプ:160W/cm
・照射距離:120mm
・照射強度:700mW/cm2
・照射時間:60秒
・トリメチロールプロパントリアクリレート: 5部
(KAYARAD TMPTA、日本化薬製、アクリル当量99、電荷輸送性構造を
有さない3官能以上のラジカル重合性化合物)
・ジペンタエリスリトールカプロラクトン変性ヘキサアクリレート: 5部
(KAYARAD DPCA-120、日本化薬製、アクリル当量324)
・下記構造式の1官能の電荷輸送性構造を有するラジカル重合性化合物
(アクリル当量420): 10部
(イルガキュア184、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ製、光重合開始剤)
・テトラヒドロフラン: 119部
・シリコーンオイル
(KF-50-100CS、信越化学社製) 0.0042部
50cc用のマヨネーズびんに、
・φ1mmのPSZボール 112.5部
・ペルフルオロアルコキシフッ素樹脂(PFA) 11.25部
(MPE-056、三井・デュポンフロロケミカル社製)
・フッ素系グラフトポリマー溶液: 2.4部
(GF-400、東亞合成社製)
・フッ素系溶剤: 65.35部
(ゼオローラ-H、ゼオン社製)
を加え、160rpmの回転数速度でマヨネーズ瓶を24時間回転し、PSZボールを分離してフッ素樹脂微粒子の分散液を得た。
この分散液5部に表面層塗工液(ビヒクル)を95部注いで得られた架橋樹脂の表面層塗工液を用いて成膜した。
潤滑剤は全てRICOH PRO C901の純正品を用いた。潤滑剤はステアリン酸亜鉛とパルチミン酸亜鉛の混合物である。画像形成装置内で潤滑剤はスティック状に成型したものが用いられている。この潤滑剤を回転駆動するブラシで擦りとって感光体表面に塗布している。潤滑剤塗布手段もRICOH PRO C901の純正品がそのまま用いられている。
潤滑剤の消費量は潤滑剤の質量減少量を光導電体の走行距離で除した値として算定される。
連続プリントした画像は、文字と矩形パッチをA4サイズ全面に均等となるように配置した画像面積率が5%となるテストパターンを選んだ。
実施例1の架橋樹脂の表面層塗工液について、フッ素樹脂微粒子の分散液20部に架橋樹脂の表面層塗工液(ビヒクル)を80部注いで得られた架橋樹脂の表面層塗工液を用いた以外は実施例1と同様にして光導電体を得、実施例1と同様に評価した。
実施例1におけるフッ素樹脂微粒子の分散液と架橋樹脂の表面層塗工液(ビヒクル)の配合比率を順に30部対70部に変えた以外は実施例1と同様にして光導電体を得、実施例1と同様に評価した。
[アルミナフィラーの分散液]
50cc用のマヨネーズびんに、
・φ5mmアルミナボール: 60部
・アルミナフィラー: 9部
(スミコランダムAA-03、住友化学社、平均1次粒径0.3μm)
・分散剤: 0.36部
(BYK-P105(ビックケミー社)の50%THF溶液)
・シクロペンタノン: 9.8部
を加えたものを、160rpmで24時間回転したのち、アルミナボールを除去し、固形分濃度が27%となるようTHFで希釈したものをアルミナフィラー分散液とした。
実施例1の光導電体における表面層を次に変えた以外は実施例1と同様にして光導電体を得、実施例1と同様に評価した。
[保護層の成膜]
アルミニウム製支持体上に中間層、電荷発生層、および電荷輸送層が成膜されたものをプラズマCVD装置にセットした。原料ガスとしてC2H4(60ml/min)、H2(150ml/min)、NF3(40ml/min)の3種のガスを使用し、PIG電力500W、コイル電流5A、基板バイアス-100V、反応圧0.21Paの条件で体積抵抗を変化させた膜厚0.5μmのDLC膜を形成した。
実施例5における保護層の成膜条件について基板バイアスを-400Vに変えた以外は実施例5と同様にして光導電体を得、実施例1と同様に評価した。
実施例5で得られた光導電体を用い、実施例5における連続プリント試験において、光導電体の走距離に対する潤滑剤の消費量を320mg/kmに変えた以外は同様にして試験を行った。
(実施例8)
実施例5で得られた光導電体を用い、実施例5における連続プリント試験において、光導電体の走距離に対する潤滑剤の消費量を300mg/kmに変えた以外は同様にして試験を行った。
(実施例9)
実施例5で得られた光導電体を用い、実施例5における連続プリント試験において、光導電体の走距離に対する潤滑剤の消費量を150mg/kmに変えた以外は同様にして試験を行った。
(実施例10)
実施例5で得られた光導電体を用い、実施例5における連続プリント試験において、光導電体の走距離に対する潤滑剤の消費量を130mg/kmに変えた以外は同様にして試験を行った。
実施例1の表面層を次に変えた以外は実施例1と同様にして光導電体を得、実施例1の光導電体と同様に評価した。
[保護層の成膜]
アルミニウム製支持体上に中間層、電荷発生層、および電荷輸送層が成膜されたものをプラズマCVD装置にセットした。原料ガスとしてC2H4(90ml/min)、H2(150ml/min)、NF3(45ml/min)の3種のガスを使用し、RF電力(13.56MHz)100W、基板バイアス-100V、反応圧2.6Paの条件で体積抵抗を変化させた膜厚0.5μmのDLC膜を形成した。
実施例1の架橋樹脂の表面層塗工液について、フッ素樹脂微粒子の分散液を用いなかった以外は実施例1と同様にして光導電体を得、実施例1と同様に評価した。この場合の光導電体の表面自由エネルギーは81mJ/cm2だった。
(比較例2)
実施例1におけるフッ素樹脂微粒子の分散液と架橋樹脂の表面層塗工液(ビヒクル)の配合比率を順に55部対45部に変えた以外は実施例1と同様にして光導電体を得、実施例1と同様に評価した。この場合の光導電体の表面自由エネルギーは18mJ/cm2だった。
(比較例3)
実施例5における保護層の成膜を下記の条件に変えた以外は実施例5と同様にして光導電体を得、実施例1と同様に評価した。この場合の光導電体の表面自由エネルギーは80mJ/cm2だった。
[保護層の成膜]
アルミニウム製支持体上に中間層、電荷発生層、および電荷輸送層が成膜されたものをプラズマCVD装置にセットした。原料ガスとしてC2H4(200ml/min)、Air(50ml/min)のガスを使用し、PIG電力500W、コイル電流10A、基板バイアス-400V、反応圧0.2Paの条件で体積抵抗を変化させた膜厚0.5μmのDLC膜を形成した。この場合の光導電体の表面自由エネルギーは80mJ/cm2だった。
評価結果を表2に記す。
更にプリントコストを低減することが可能となる。
11 ガスボンベ
12a、12b、12c 配管
13 エアロゾル発生器
14 成膜チャンバ
15 噴射ノズル
16 基板
17 基板ホルダ
18 排気ポンプ
19 圧空バルブ
20 粒子
1A 除電装置
1B クリーニング前露光装置
1C 駆動手段
1D 第1の転写装置
1E 第2の転写装置
1F 中間転写体
1G 搬送転写ベルト
3 潤滑剤塗布装置
3A 潤滑剤
3B 塗布ブラシ
3C 塗布ブレード
3D 加圧バネ
11,11Bk,11C,11M,11Y 電子写真感光体
12,12Y,12M,12C,12Bk 帯電装置
13,13Y,13M,13C,13Bk 露光装置
14,14Bk,14C,14M,14Y 現像装置
15 トナー
16,16Y,16M,16C,16Bk 転写装置
17,17Y,17M,17C,17Bk クリーニング装置
18 印刷メディア
19 定着装置
101-1~101-n 支持体
102 枠状構造体
103、113 電極
104、114 マッチングトランスの端部
105 トランス出力側中点
107 真空槽
108、118 フード
109 ゲート弁
115 電源
116-1、116-2 マッチングトランス
117 ロード/アンロード用予備室
119 電源
120 排気系統
121 調整バルブ
122 ターボ分子ポンプ
123 ロータリーポンプ
125 ガス導入ノズル
126 位相調整器
129 流量計
130~134 ガスライン
140 交番電源系
150 反応槽
Claims (4)
- 光導電体と、潤滑剤を光導電体に供給する手段と、光導電体に形成されたトナー像を印刷メディア又は中間転写体に転写する静電転写装置と、を有し、
前記光導電体は、表面層を有し、前記表面層がDLC(ダイヤモンドライクカーボン)又はセラミックスであり、
前記光導電体は、表面のビッカース硬度が31Hv(2.45/5)以上870Hv(2.45/5)以下であり、
且つ、前記光導電体の表面自由エネルギー及び潤滑剤の表面自由エネルギーが20mJ/m2以上78mJ/m2以下である画像形成装置。 - 前記光導電体は、表面のビッカース硬度が36Hv(2.45/5)以上870Hv(2.45/5)以下である請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記潤滑剤の表面自由エネルギーが28mJ/m2以上42mJ/m2以下である請求項1又は2に記載の画像形成装置。
- 光導電体に潤滑剤を供給する工程を有し、
前記光導電体は、表面層を有し、前記表面層がDLC(ダイヤモンドライクカーボン)又はセラミックスであり、
前記光導電体は、表面のビッカース硬度が31Hv(2.45/5)以上870Hv(2.45/5)以下であり、且つ、前記光導電体の表面自由エネルギーが20mJ/m2以上78mJ/m2以下であり、前記潤滑剤を供給する工程が、潤滑剤の表面自由エネルギーが20mJ/m2以上78mJ/m2以下となるように潤滑剤を塗布する工程である画像形成方法。
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