JP6997166B2 - 表示パネル - Google Patents

表示パネル Download PDF

Info

Publication number
JP6997166B2
JP6997166B2 JP2019227428A JP2019227428A JP6997166B2 JP 6997166 B2 JP6997166 B2 JP 6997166B2 JP 2019227428 A JP2019227428 A JP 2019227428A JP 2019227428 A JP2019227428 A JP 2019227428A JP 6997166 B2 JP6997166 B2 JP 6997166B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
light emitting
layer
display panel
electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019227428A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020098785A (ja
Inventor
チョンソン ペク,
ソンジュ リー,
ソンミ リー,
Original Assignee
エルジー ディスプレイ カンパニー リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エルジー ディスプレイ カンパニー リミテッド filed Critical エルジー ディスプレイ カンパニー リミテッド
Publication of JP2020098785A publication Critical patent/JP2020098785A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6997166B2 publication Critical patent/JP6997166B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K59/00Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one organic light-emitting element covered by group H10K50/00
    • H10K59/10OLED displays
    • H10K59/12Active-matrix OLED [AMOLED] displays
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K59/00Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one organic light-emitting element covered by group H10K50/00
    • H10K59/10OLED displays
    • H10K59/12Active-matrix OLED [AMOLED] displays
    • H10K59/121Active-matrix OLED [AMOLED] displays characterised by the geometry or disposition of pixel elements
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K50/00Organic light-emitting devices
    • H10K50/80Constructional details
    • H10K50/805Electrodes
    • H10K50/81Anodes
    • H10K50/813Anodes characterised by their shape
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K59/00Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one organic light-emitting element covered by group H10K50/00
    • H10K59/10OLED displays
    • H10K59/12Active-matrix OLED [AMOLED] displays
    • H10K59/122Pixel-defining structures or layers, e.g. banks
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K50/00Organic light-emitting devices
    • H10K50/80Constructional details
    • H10K50/805Electrodes
    • H10K50/81Anodes
    • H10K50/818Reflective anodes, e.g. ITO combined with thick metallic layers
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K50/00Organic light-emitting devices
    • H10K50/80Constructional details
    • H10K50/805Electrodes
    • H10K50/82Cathodes
    • H10K50/822Cathodes characterised by their shape
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K50/00Organic light-emitting devices
    • H10K50/80Constructional details
    • H10K50/85Arrangements for extracting light from the devices
    • H10K50/856Arrangements for extracting light from the devices comprising reflective means
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K59/00Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one organic light-emitting element covered by group H10K50/00
    • H10K59/10OLED displays
    • H10K59/12Active-matrix OLED [AMOLED] displays
    • H10K59/124Insulating layers formed between TFT elements and OLED elements
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K2102/00Constructional details relating to the organic devices covered by this subclass
    • H10K2102/301Details of OLEDs
    • H10K2102/351Thickness
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K50/00Organic light-emitting devices
    • H10K50/80Constructional details
    • H10K50/805Electrodes
    • H10K50/82Cathodes
    • H10K50/824Cathodes combined with auxiliary electrodes

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Electroluminescent Light Sources (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)
  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)

Description

本発明は、表示パネルに関するものである。
情報化社会が発展することによって、表示装置、照明装置などの多様な表示パネルに対する要求が多様な形態で増加している。表示パネル分野では、別途の光源が必要ではなくて軽量化及び薄型化で有利な有機発光表示パネルに対する需要が増加している。
しかし、有機発光表示パネルは、光を放出する有機発光層を含んでいるが、有機発光層から発光された光のうちで有機発光表示パネルの外部に出ることができずに有機発光表示装置内部に閉じこめられる光が存在して有機発光表示パネルの光抽出効率が低下して発光効率が低下する問題がある。
本発明の実施例の目的は、発光効率が向上された表示パネルを提供することにある。
一側面で、本発明の実施例による表示パネルは、オーバーコート層、第1電極、バンク層、有機発光層、第2電極及びトランジスターを含む。
オーバーコート層は、第1厚さを有する第1平坦領域、第1厚さより厚い第2厚さを有する第2平坦領域及び前記第1平坦領域と前記第2平坦領域との間の傾斜領域を含む。
第1電極は、オーバーコート層の第1平坦領域、オーバーコート層の傾斜領域及びオーバーコート層の第2平坦領域の少なくとも一部に位置する。
第1電極は、反射電極であり、前記オーバーコート層の傾斜領域上の傾斜面を有する。
バンク層は、第1平坦領域の一部、オーバーコート層の傾斜領域及びオーバーコート層の第2平坦領域の少なくとも一部を覆う。
有機発光層は、前記第1電極上に位置する。
第2電極は、有機発光層及びバンク層上に位置する。
トランジスターの少なくとも一部は、オーバーコート層の第1平坦領域と重畳する。
トランジスターは、第1電極とバンク層の下部のコンタクトホールを通じて接続され、前記第1平坦領域の外部に位置する少なくとも一つの端子を有する。
第1領域で基板の表面と平行な方向にバンク層の厚さが3.2μm以下であり得る。
第1領域でバンク層の厚さが0.1μm以上であり得る。
第1厚さと第2厚さの差が0.7μm以上であり得る。
第1厚さと第2厚さの差が10μm以下であり得る。
第1領域は、多角形の形状であり得る。
第1領域は、八角形の形状であり得る。
バンク層は、可視光線に対して透明であり得る。
第1電極は、導電性金属酸化物層及び導電性金属酸化物層上の反射性金属層を含み得る。
バンク層は、第1領域でバンク層によって覆われていない第1電極の一部と接触することができる。
有機発光層は、第1領域から第2領域に延在することができる。
有機発光層は、傾斜領域と、有機発光層と傾斜領域内の第1電極の間のバンク層と、第2領域を通じて延在することができる。
有機発光層は、第1色相を発光する第1有機発光層及び第2色相を発光する第2有機発光層を含み得る。
第1有機発光層及び前記第2有機発光層は、それぞれ前記第1電極及び前記バンク層上に配置されることができる。
バンク層の一部は、前記第1電極の前記傾斜面の前記傾斜部分に位置し、一部のバンク層上の有機発光層の一部は、第1領域の第1電極と接触する前記有機発光層の他の部分よりも薄いことがあり得る。
他の側面で、本発明の実施例による表示パネルは、基板、オーバーコート層、第1電極、バンク層、有機発光層及び第2電極を含む。
オーバーコート層は、基板上に位置する。
第1電極は、光に対する反射性、かつ傾斜面を有し、オーバーコート層上に位置する。
バンク層は、第1電極の一部を覆いながら、第1電極の少なくとも他の一部を露出させる。
有機発光層は、第1電極上に位置する。
第2電極は、有機発光層及びバンク層上に位置する。
光の第1部分は、第2電極の平坦領域を通じて有機発光層から放出され、光の第2部分は、有機発光層から放出されて、第1部分とは離隔されて傾斜領域で反射される。
第1電極の一部がバンク層の下部のコンタクトホールを通じてトランジスターとコンタクトすることができる。
オーバーコート層は、有機発光層の下部で第1厚さを有し、有機発光層の下部ではない他の部分で前記第1厚さよりも厚い第2厚さを有し得る。
サブピクセルから放出された光の第1部分は、観察面で主領域を形成し、サブピクセルから放出された光の第2部分は、観察面で主領域周囲の補助領域を形成することができる。
補助領域は、一つまたは二つの色相のサブピクセルで形成されることができる。
補助領域は、不連続的であり得る。
補助領域は、閉曲線の形状を有し得る。
サブピクセルの補助領域の明るさ、形状及び色座標のうち、少なくとも一つは、前述したサブピクセルと同じサブピクセルで対応する主領域の明るさ、形状及び色座標のうち、少なくとも一つと異なることができる。
本発明の実施例による表示パネルは、サブピクセルのサブセットに接続される補助電極を更に含み、前述した補助電極は、前記有機発光層が存在する領域の外部に位置することができる。
本発明の実施例による表示パネルは、傾斜面と少なくとも一部が重畳するストレージキャパシターを更に含み得る。
本発明の実施例によれば、アノード電極が傾斜面を含んで、光効率が優秀な表示パネルを提供することができる。
本発明の実施例による表示装置の概略的なシステム構成図である。 本発明の実施例による表示装置のシステム具現例示図である。 本発明の実施例によるパネルがOLED(OrganicLightEmittingDiode)パネルである場合、サブピクセルの構造を示した図面である。 本発明の実施例による表示パネルの断面図である。 本発明の実施例による表示パネルの有機発光層から放出された光が第2傾斜面で反射されることを示す図面である。 図4に示した表示パネルの一部分を拡大して示した図面である。 本発明の実施例による表示パネルに含まれることができる開口領域、非開口領域、第1発光領域及び第2発光領域を示す図面である。 本発明の実施例による表示パネルの断面図である。 図8に示した表示パネルの一部分を示した図面である。
以下、本実施例の一部実施例を例示的な図面を参照して詳細に説明する。各図面の構成要素に参照符号を付け加えるにおいて、等しい構成要素に対してはたとえ他の図面上に表示されても可能な限り等しい符号を有し得る。また、本実施例を説明するにおいて、関連される公知構成または機能に対する具体的な説明が本実施例の要旨を濁すことがあると判断される場合にはその詳細な説明は略することができる。
また、本実施例の構成要素を説明するにおいて、第1、第2、A、B、(a)、(b)などの用語を使用することができる。このような用語は、その構成要素を他の構成要素と区別するためのものであるだけで、その用語によって該当構成要素の本質、順番、順序または個数などが限定されない。ある構成要素が異なる構成要素に“連結”、“結合”または“接続”されると記載した場合、その構成要素はその他の構成要素に直接的に連結されるか、または接続されることができるが、各構成要素の間に他の構成要素が“介在”されるか、または各構成要素が異なる構成要素を通じて“連結”、“結合”または“接続”されることもできると理解されなければならないであろう。
他の構成要素上に位置するか、または形成されるという用語を使用することができる。
図1は、本発明の実施例による表示装置の概略的なシステム構成図である。
本発明の実施例による表示装置は、表示装置、照明装置、発光装置などを含み得る。以下では、説明の便宜のために、表示装置を中心に説明する。しかし、以下の説明は照明装置、発光装置などの他の多様な表示装置にも等しく適用されることができるであろう。
本発明の実施例による表示装置は、映像を表示するか、または光を出力するパネル(PNL)と、このようなパネル(PNL)を駆動するための駆動回路を含み得る。
パネル(PNL)は、複数のデータライン(DL)及び複数のゲートライン(GL)が配置されて複数のデータライン(DL)及び複数のゲートライン(GL)によって定義される複数のサブピクセル(SP)がマトリックスタイプで配列されることができる。
パネル(PNL)で複数のデータライン(DL)及び複数のゲートライン(GL)はお互いに交差して配置されることができる。例えば、複数のゲートライン(GL)は行(Row)または列(Column)で配列されることができるし、複数のデータライン(DL)は列(Column)または行(Row)で配列されることができる。以下では、説明の便宜のために、複数のゲートライン(GL)は行(Row)で配置され、複数のデータライン(DL)は列(Column)で配置されることで仮定する。
パネル(PNL)には、サブピクセル構造などによって、複数のデータライン(DL)及び複数のゲートライン(GL)以外に、他の種類の信号配線が配置されることができる。駆動電圧配線、基準電圧配線、または共通電圧配線などがさらに配置されることができる。
パネル(PNL)はLCD(LiquidCrystalDisplay)パネル、OLED(OrganicLightEmittingDiode)パネルなど多様なタイプのパネルであることができる。
パネル(PNL)に配置される信号配線の種類は、サブピクセル構造、パネルタイプ(例:LCDパネル、OLEDパネルなど)などによって変わることができる。そして、本明細書では信号配線は信号が印加される電極を含む概念であることがある。
パネル(PNL)は画像(映像)が表示されるアクティブ領域(A/A)と、その外郭領域であり画像が表示されないノン-アクティブ領域(N/A)を含み得る。ここで、ノン-アクティブ領域(N/A)はベゼル領域とも言う。
アクティブ領域(A/A)には画像表示のための複数のサブピクセル(SP)が配置される。
ノン-アクティブ領域(N/A)にはデータドライバー(DDR)が電気的に連結されるためのパッド部が配置され、このようなパッド部と複数のデータライン(DL)との間の連結のための複数のデータリンクラインが配置されることもできる。ここで、複数のデータリンクラインは複数のデータライン(DL)がノン-アクティブ領域(N/A)で延長された部分であるか、または複数のデータライン(DL)と電気的に連結された別途のパターンであることがある。
また、ノン-アクティブ領域(N/A)にはデータドライバー(DDR)が電気的に連結されるパッド部を通じてゲートドライバー(GDR)でゲート駆動に必要な電圧(信号)を伝達してくれるためのゲート駆動関連配線が配置されることができる。例えば、ゲート駆動関連配線は、クロック信号を伝達してくれるためのクロック配線、ゲート電圧(VGH、VGL)を伝達してくれるゲート電圧配線、スキャン信号生成に必要な各種制御信号を伝達してくれるゲート駆動制御信号配線などを含み得る。このようなゲート駆動関連配線は、アクティブ領域(A/A)に配置されるゲートライン(GL)と異なるように、ノン-アクティブ領域(N/A)に配置される。
駆動回路は、複数のデータライン(DL)を駆動するデータドライバー(DDR)と、複数のゲートライン(GL)を駆動するゲートドライバー(GDR)と、データドライバー(DDR)及びゲートドライバー(GDR)を制御するコントローラー(CTR)などを含み得る。
データドライバー(DDR)は複数のデータライン(DL)にデータ電圧を出力することで複数のデータライン(DL)を駆動することができる。
ゲートドライバー(GDR)は複数のゲートライン(GL)にスキャン信号を出力することで複数のゲートライン(GL)を駆動することができる。
コントローラー(CTR)は、データドライバー(DDR)及びゲートドライバー(GDR)の駆動動作に必要な各種制御信号(DCS、GCS)を供給してデータドライバー(DDR)及びゲートドライバー(GDR)の駆動動作を制御することができる。また、コントローラー(CTR)はデータドライバー(DDR)に映像データ(DATA)を供給することができる。
コントローラー(CTR)は、各フレームで具現するタイミングによってスキャンを始めて、外部から入力される入力映像データをデータドライバー(DDR)で使用するデータ信号形式に合うように切り替えて転換された映像データ(DATA)を出力して、スキャンに合わせて適当な時間にデータ駆動を統制する。
コントローラー(CTR)は、データドライバー(DDR)及びゲートドライバー(GDR)を制御するために、垂直同期信号(Vsync)、水平同期信号(Hsync)、入力データイネーブル(DE:DataEnable)信号、クロック信号(CLK)などのタイミング信号を外部(例:ホストシステム)から入力を受けて、各種制御信号を生成してデータドライバー(DDR)及びゲートドライバー(GDR)に出力する。
例えば、コントローラー(CTR)は、ゲートドライバー(GDR)を制御するために、ゲートスタートパルス(GSP:GateStartPulse)、ゲートシフトクロック(GSC:GateShiftClock)、ゲート出力イネーブル信号(GOE:GateOutputEnable)などを含む各種ゲート制御信号(GCS:GateControlSignal)を出力する。
また、コントローラー(CTR)は、データドライバー(DDR)を制御するために、ソーススタートパルス(SSP:SourceStartPulse)、ソースサンプリングクロック(SSC:SourceSamplingClock)、ソース出力イネーブル信号(SOE:SourceOutputEnable)などを含む各種データ制御信号(DCS:DataControlSignal)を出力する。
コントローラー(CTR)は、通常のディスプレイ技術で利用されるタイミングコントローラー(TimingController)であるか、またはタイミングコントローラー(TimingController)を含んで他の制御機能もさらに遂行することができる制御装置であることができる。
コントローラー(CTR)は、データドライバー(DDR)と別途の部品に具現されることもできて、データドライバー(DDR)と共に統合されて集積回路で具現されることができる。
データドライバー(DDR)は、コントローラー(CTR)から映像データ(DATA)の入力を受けて複数のデータライン(DL)にデータ電圧を供給することで、複数のデータライン(DL)を駆動する。ここで、データドライバー(DDR)はソースドライバーとも言う。
データドライバー(DDR)は多様なインターフェースを通じてコントローラー(CTR)と各種信号を取り交わすことができる。
ゲートドライバー(GDR)は、複数のゲートライン(GL)にスキャン信号を順次に供給することで、複数のゲートライン(GL)を順次に駆動する。ここで、ゲートドライバー(GDR)はスキャンドライバーとも言う。
ゲートドライバー(GDR)は、コントローラー(CTR)の制御によって、オン(On)電圧またはオフ(Off)電圧のスキャン信号を複数のゲートライン(GL)に順次に供給する。
データドライバー(DDR)は、ゲートドライバー(GDR)によって特定ゲートラインが開かれれば、コントローラー(CTR)から受信した映像データ(DATA)をアナログ形態のデータ電圧に変換して複数のデータライン(DL)に供給する。
データドライバー(DDR)は、パネル(PNL)の一側(例:上側または下側)のみに位置することもできて、場合によっては、駆動方式、パネル設計方式などによってパネル(PNL)の両側(例:上側と下側)にすべて位置することもできる。
ゲートドライバー(GDR)は、パネル(PNL)の一側(例:左側または右側)のみに位置することもできて、場合によっては、駆動方式、パネル設計方式などによってパネル(PNL)の両側(例:左側と右側)にすべて位置することもできる。
データドライバー(DDR)は一つ以上のソースドライバー集積回路(SDIC:SourceDriverIntegratedCircuit)を含んで具現されることができる。
各ソースドライバー集積回路(SDIC)はシフトレジスター(ShiftRegister)、ラッチ回路(LatchCircuit)、デジタルアナログコンバータ(DAC:DigitaltoAnalogConverter)、出力バッファー(OutputBuffer)などを含み得る。データドライバー(DDR)は、場合によっては、一つ以上のアナログデジタルコンバータ(ADC:AnalogtoDigitalConverter)を更に含み得る。
各ソースドライバー集積回路(SDIC)は、TAB(TapeAutomatedBonding)タイプまたはCOG(ChipOnGlass)タイプでパネル(PNL)のボンディングパッド(BondingPad)に連結されるか、またはパネル(PNL)上に直接配置されることもできる。場合によっては、各ソースドライバー集積回路(SDIC)はパネル(PNL)に集積化されて配置されることもできる。また、各ソースドライバー集積回路(SDIC)はCOF(ChipOnFilm)タイプで具現されることができる。この場合、各ソースドライバー集積回路(SDIC)は回路フィルム上に実装され、回路フィルムを通じてパネル(PNL)でのデータライン(DL)と電気的に連結されることができる。
ゲートドライバー(GDR)は複数のゲート駆動回路(GDC)を含み得る。ここで、複数のゲート駆動回路(GDC)は複数のゲートライン(GL)とそれぞれ対応することができる。
各ゲート駆動回路(GDC)はシフトレジスター(ShiftRegister)、レベルシフタ(LevelShifter)などを含み得る。
各ゲート駆動回路(GDC)はTAB(TapeAutomatedBonding)タイプまたはCOG(ChipOnGlass)タイプでパネル(PNL)のボンディングパッド(BondingPad)に連結されることができる。また、各ゲート駆動回路(GDC)はCOF(ChipOnFilm)方式で具現されることができる。この場合、各ゲート駆動回路(GDC)は回路フィルム上に実装され、回路フィルムを通じてパネル(PNL)でのゲートライン(GL)と電気的に連結されることができる。また、各ゲート駆動回路(GDC)はGIP(GateInPanel)タイプで具現されてパネル(PNL)に内蔵されることができる。すなわち、各ゲート駆動回路(GDC)はパネル(PNL)に直接形成されることができる。
図2は、本発明の実施例によるパネル(PNL)がOLED(OrganicLightEmittingDiode)パネルである場合、サブピクセル(SP)の構造を示した図面である。
図2を参照すれば、OLEDパネルであるパネル110での各サブピクセル(SP)は、有機発光ダイオード(OLED)と、有機発光ダイオード(OLED)を駆動する駆動トランジスター(DRT)と、駆動トランジスター(DRT)の第1ノード(N1)と該当データライン(DL)の間に電気的に連結されたスイッチングトランジスター(O-SWT)と、駆動トランジスター(DRT)の第1ノード(N1)と第2ノード(N2)との間に電気的に連結されたストレージキャパシター(Cst)などを含んで具現されることができる。
有機発光ダイオード(OLED)はアノード電極、有機発光層及びカソード電極などでなされることができる。
図2は、本発明の実施例による表示装置のシステム具現例示図である。
図2を参照すれば、本発明の実施例による表示装置で、データドライバー(DDR)は多様なタイプ(TAB、COG、COFなど)のうちCOF(ChipOnFilm)タイプで具現され、ゲートドライバー(GDR)は多様なタイプ(TAB、COG、COF、GIPなど)のうちGIP(GateInPanel)タイプで具現されることができる。
データドライバー(DDR)は一つ以上のソースドライバー集積回路(SDIC)で具現されることができる。図2は、データドライバー(DDR)が複数のソースドライバー集積回路(SDIC)で具現された場合を例示したものである。
データドライバー(DDR)がCOFタイプで具現された場合、データドライバー(DDR)を具現した各ソースドライバー集積回路(SDIC)は、ソース側回路フィルム(SF)上に実装されることができる。
ソース側回路フィルム(SF)の一側は、パネル(PNL)のノン-アクティブ領域(N/A)に存在するパッド部(パッドの集合体)と電気的に連結されることができる。
ソース側回路フィルム(SF)上には、ソースドライバー集積回路(SDIC)とパネル(PNL)を電気的に連結してくれるための配線が配置されることができる。
表示装置は、複数のソースドライバー集積回路(SDIC)と異なる装置の間の回路的な連結のために、一つ以上のソース印刷回路基板(SPCB)と、制御部品と各種電気装置を実装するためのコントロール印刷回路基板(CPCB)を含み得る。
一つ以上のソース印刷回路基板(SPCB)にはソースドライバー集積回路(SDIC)が実装されたソース側回路フィルム(SF)の他側が連結されることができる。
すなわち、ソースドライバー集積回路(SDIC)が実装されたソース側回路フィルム(SF)は、一側がパネル(PNL)のノン-アクティブ領域(N/A)と電気的に連結され、他側がソース印刷回路基板(SPCB)と電気的に連結されることができる。
コントロール印刷回路基板(CPCB)には、データドライバー(DDR)及びゲートドライバー(GDR)などの動作を制御するコントローラー(CTR)が配置されることができる。
また、コントロール印刷回路基板(CPCB)には、パネル(PNL)、データドライバー(DDR)及びゲートドライバー(GDR)などで各種電圧または電流を供給してくれるか、または供給する各種電圧または電流を制御するパワー管理集積回路(PMIC:PowerManagement IC)などがさらに配置されることもできる。
ソース印刷回路基板(SPCB)とコントロール印刷回路基板(CPCB)は少なくとも一つの連結部材(CBL)を通じて回路的に連結されることができる。ここで、連結部材(CBL)は、一例で、可撓性印刷回路(FPC:FlexiblePrintedCircuit)、可撓性フラットケーブル(FFC:FlexibleFlatCable)などであることができる。
一つ以上のソース印刷回路基板(SPCB)とコントロール印刷回路基板(CPCB)は一つの印刷回路基板で統合されて具現されることもできる。
ゲートドライバー(GDR)がGIP(GateInPanel)タイプで具現された場合、ゲートドライバー(GDR)に含まれた複数のゲート駆動回路(GDC)はパネル(PNL)のノン-アクティブ領域(N/A)上に直接形成されることができる。
複数のゲート駆動回路(GDC)それぞれはパネル(PNL)でのアクティブ領域(A/A)に配置された該当ゲートライン(GL)に該当スキャン信号(SCAN)を出力することができる。
パネル(PNL)上に配置された複数のゲート駆動回路(GDC)は、ノン-アクティブ領域(N/A)に配置されたゲート駆動関連配線を通じて、スキャン信号生成に必要な各種信号(クロック信号、ハイレベルゲート電圧(VGH)、ローレベルゲート電圧(VGL)、スタート信号(VST)、リセット信号(RST)など)の供給を受けることができる。
ノン-アクティブ領域(N/A)に配置されたゲート駆動関連配線は、複数のゲート駆動回路(GDC)に最も隣接するように配置されたソース側回路フィルム(SF)と電気的に連結されることができる。
図3は、本発明の実施例によるパネル(PNL)がOLED(OrganicLightEmittingDiode)パネルである場合、サブピクセル(SP)の構造を示した図面である。
図3を参照すれば、OLEDパネルであるパネル110での各サブピクセル(SP)は、有機発光ダイオード(OLED)と、有機発光ダイオード(OLED)を駆動する駆動トランジスター(DRT)と、駆動トランジスター(DRT)の第1ノード(N1)と該当データライン(DL)との間に電気的に連結されたスイッチングトランジスター(O-SWT)と、駆動トランジスター(DRT)の第1ノード(N1)と第2ノード(N2)との間に電気的に連結されたストレージキャパシター(Cst)などを含んで具現されることができる。
有機発光ダイオード(OLED)はアノード電極、有機発光層及びカソード電極などでなされることができる。
図3の回路例示によれば、有機発光ダイオード(OLED)のアノード電極(ピクセル電極とも言う)は駆動トランジスター(DRT)の第2ノード(N2)と電気的に連結されることができる。有機発光ダイオード(OLED)のカソード電極(共通電極とも言う)には基底電圧(EVSS)が印加されることができる。
ここで、基底電圧(EVSS)は、一例で、グラウンド電圧であるか、またはグラウンド電圧より高いか低い電圧であることができる。また、基底電圧(EVSS)は駆動状態によって可変されることができる。例えば、映像駆動時基底電圧(EVSS)とセンシング駆動時に基底電圧(EVSS)はお互いに異なるように設定されることができる。
駆動トランジスター(DRT)は有機発光ダイオード(OLED)に駆動電流を供給することで有機発光ダイオード(OLED)を駆動する。
駆動トランジスター(DRT)は第1ノード(N1)、第2ノード(N2)及び第3ノード(N3)などを含み得る。
駆動トランジスター(DRT)の第1ノード(N1)はゲートノードであることができるし、スイッチングトランジスター(O-SWT)のソースノードまたはドレインノードと電気的に連結されることができる。駆動トランジスター(DRT)の第2ノード(N2)はソースノードまたはドレインノードであることができるし、有機発光ダイオード(OLED)のアノード電極(または、カソード電極)と電気的に連結されることができる。駆動トランジスター(DRT)の第3ノード(N3)はドレインノードまたはソースノードであることができるし、駆動電圧(EVDD)が印加されることができるし、駆動電圧(EVDD)を供給する駆動電圧ライン(DVL:DrivingVoltageLine)と電気的に連結されることができる。
ストレージキャパシター(Cst)は駆動トランジスター(DRT)の第1ノード(N1)と第2ノード(N2)との間に電気的に連結され、映像信号電圧に該当するデータ電圧(Vdata)またはこれに対応する電圧を一フレーム時間(または、決まった時間) の間に維持してくれることができる。
スイッチングトランジスター(O-SWT)のドレインノードまたはソースノードは該当データライン(DL)に電気的に連結され、スイッチングトランジスター(O-SWT)のソースノードまたはドレインノードは駆動トランジスター(DRT)の第1ノード(N1)に電気的に連結され、スイッチングトランジスター(O-SWT)のゲートノードは該当ゲートラインと電気的に連結されてスキャン信号(SCAN)の印加を受けることができる。
スイッチングトランジスター(O-SWT)は該当ゲートラインを通じてスキャン信号(SCAN)をゲートノードに印加を受けてオン-オフが制御されることができる。
このようなスイッチングトランジスター(O-SWT)はスキャン信号(SCAN)によってターン-オンされて該当データライン(DL)から供給されたデータ電圧(Vdata)を駆動トランジスター(DRT)の第1ノード(N1)に伝達してくれることができる。
一方、ストレージキャパシター(Cst)は、駆動トランジスター(DRT)の第1ノード(N1)と第2ノード(N2)との間に存在する内部キャパシター(InternalCapacitor)である寄生容量(例:Cgs、Cgd)ではなく、駆動トランジスター(DRT)の外部に意図的に設計した外部キャパシター(ExternalCapacitor)であることができる。
駆動トランジスター(DRT)及びスイッチングトランジスター(O-SWT)それぞれは、nタイプトランジスターである、またはpタイプトランジスターであることができる。
図3に例示された各サブピクセル構造は、2T(Transistor)1C(Capacitor)構造として、説明のための例示であるだけで、1個以上のトランジスターをさらに含むか、または場合によって、1個以上のキャパシターをさらに含むこともできる。または、複数のサブピクセルそれぞれが等しい構造になっていることもあり、複数のサブピクセルのうちで一部は他の構造でなされていることもある。
図4は、本発明の実施例による表示パネルの断面図である。
図4を参照すれば、本発明の実施例による表示パネルは、基板(SUB)、基板上に位置するオーバーコート層(OC)、オーバーコート層上に位置するアノード電極(ANO)、反射電極上に位置するバンク層(BNK)、反射電極上に位置する有機発光層(EL)及び有機発光層とバンク層上に位置するカソード電極(CAT)を含み得る。
オーバーコート層(OC)は、トランジスターアレイ上にピクセルを形成するようにトランジスターアレイを平坦化する層を指称することができる。オーバーコート層は第1領域(A1、以下「平坦領域」とも呼ばれることができる)、第2領域(A2)及び傾斜領域(SA)を含み得る。傾斜領域(SA)に隣接し、上部平坦面を有する第2領域(A2)の一部を「第2平坦領域」と呼ぶことができる。
第2領域(A2)は第1領域(A1)より厚さが厚くて、第1領域を取り囲む領域であり、傾斜領域(SA)は第1領域と第2領域との間に位置しながら、第1領域と第2領域を連結する第1傾斜面(S1)を含み得る。
第1領域の厚さと第2領域を区分するにおいて、前記各領域の厚さはトランジスター基板上に形成されたオーバーコート層の厚さを意味して、前記各領域の厚さは、例えば、各領域においてオーバーコート層(OC)のすぐ下に形成された保護膜(PAS)と、オーバーコート層(OC)の真上に形成された電極(ANO)の間で測定されたオーバーコート層の厚さで理解されることができるし、特に、コンタクトホールなどが導入された部分を除いた各領域で測定された一番厚い厚さで理解されることができる。
図4に示したように、第1領域の厚さ(T1)は第2領域の厚さ(T2)より薄いことがあって、よって、第1領域(A1)はオーバーコート層の凹な部分を構成し、第2領域(A2)はオーバーコート層の凸な部分を構成することができる。
第1領域(A1)、第2領域(A2)及び傾斜領域(SA)を含むオーバーコート層は、例えば、ハーフトンマスク(Half-tonemask)を利用したフォトリソグラフィ工程を通じて形成されることができる。
第1領域(A1)の形状は特別に制限されるものではないが、例えば、円形または四角形、五角形及び八角形などの多角形形状であることができる。第2領域(A2)は前記第1領域(A1)を取り囲みながら、前記形状を有する第1領域(A1)の側面部を囲む側壁を形成することができる。
前記第1領域(A1)と第2領域(A2)は第1領域と第2領域の厚さの差によって形成された傾斜領域(SA)によって連結されることができるし、前記傾斜領域(SA)は第1傾斜面(S1)を含み得る。
したがって、オーバーコート層は凹に形成された第1領域(A1)周りを凸に形成された第2領域(A2)が囲みながら、第1領域(A1)と第2領域(A2)が所定の角度と高さを有する傾斜領域(S1)によって連結される形状を有し得る。
アノード電極(ANO)は、オーバーコート層(OC)上に位置しながら、オーバーコート層の表面に沿って形成されることができる。
アノード電極(ANO)がオーバーコート層(OC)の表面に沿って形成されるということは、反射電極が所定の工程偏差による厚さ偏差を考慮する時、均一であると見られる厚さでオーバーコート層上に形成されることを意味することができる。
前述したようにオーバーコート層は凹に形成された第1領域(A1)周りを凸に形成された第2領域(A2)が囲みながら、第1領域(A1)と第2領域(A2)が所定の角度と高さを有する傾斜面(S1)によって連結される形状を有し得る。反射電極が前記のようなオーバーコート層の表面に沿って形成される場合、反射電極もオーバーコート層と類似な形状を有するようになる。それで、反射電極は凹に形成された部分を所定の角度と高さを有する傾斜面(S1)が取り囲む形状を有し得る。
したがって、アノード電極(ANO)がオーバーコート層(OC)の表面に沿って形成される場合、反射電極が前記第1傾斜面(S1)上に位置する第2傾斜面(S2)を含み得る。
第2傾斜面(S2)が第1傾斜面(S1)上に位置するということは、アノード電極(ANO)がオーバーコート層(OC)の表面に沿って形成されるので、第2傾斜面(S2)が第1傾斜面(S1)に沿って形成されるということを意味することができる。
アノード電極(ANO)は、コンタクトホールによってトランジスター(TR)のドレイン電極(D)またはソース電極(S)と電気的に連結されることができる。
アノード電極は、反射電極を含む電極であることができる。アノード電極はインジウムスズ酸化物(Indiumtinoxide、ITO)を含む導電性金属酸化物層及び銀を含む反射金属層を含み得る。例えば、アノード電極はオーバーコート層上に位置する第1ITO層、前記第1ITO層上に位置する銀を含む反射金属層及び前記反射金属層上に位置する第2ITO層を含み得る。
バンク層(BNK)は、アノード電極(ANO)上に位置しながら、第2領域(A2)、傾斜領域(S1)及び傾斜領域(S1)と連結される第1領域(A1)の一部に位置して、第2傾斜面(S2)に沿って形成された第3傾斜面(S3)を含み得る。
バンク層(BNK)がオーバーコート層(OC)の第1傾斜面(S1)に沿って形成された反射電極の第2傾斜面(S2)に沿って形成された第3傾斜面(S3)を含むので、バンク層は前述したオーバーコート層の凸部を構成する第2領域(A2)及びオーバーコート層の第1傾斜領域(S1)上に形成されながら、オーバーコート層の凹部を構成する第1領域(A1)を取り囲みながら位置することができる。
有機発光層(EL)は、バンク層(BNK)が形成されないアノード電極(ANO)の一部に位置するが、第1領域(A1)上に位置することができる。
カソード電極(CAT)は、有機発光層(EL)及びバンク層(BNK)上に位置することができる。表示パネルは有機発光層から放出された光がカソード電極(CAT)を通じて放出されるトップエミッション(Topemission)方式であることができる。よって、カソード電極(CAT)は可視光線領域帯の光に対する透過率が優秀な透明電極であることができるし、バンク層(BNK)は表示パネルの開口領域(OPN)及び非開口領域(NOP)を区分する層として機能することができる。
本発明の表示パネルは、前述したようにバンク層(BNK)によって開口領域(OPN)と非開口領域(NOP)に区分されることができる。開口領域(OPN)はバンク層が形成されない領域に対応することができるし、非開口領域(NOP)はバンク層が形成された領域に対応することができる。
ある領域が他の領域に対応するということは、製品の製造過程で発生することができる誤差を除く時、ある領域と異なる領域が等しいと見られる関係を意味することができる。
オーバーコート層(OC)上にアノード電極(ANO)、バンク層(BNK)、有機発光層(EL)及びカソード電極(CAT)が前述したように位置するので、アノード電極(ANO)、有機発光層(EL)及びカソード電極(CAT)が順に積層されたオーバーコート層の第1領域(A1)内では発光が起こることがある。また、アノード電極(ANO)、有機発光層(EL)及びカソード電極(CAT)が順に積層されたオーバーコート層の第1領域(A1)の一部はバンク層(BNK)によって覆われていない開口領域(OPN)であるので、バンク層(BNK)の開口領域(OPN)に露出されたアノード電極(ANO)とカソード電極(CAT)によって形成された電界によって有機発光層(EL)で光が放出されることができる。
反面、有機発光層(EL)とアノード電極(ANO)との間にバンク層(BNK)が存在する領域では、バンク層(BNK)によって有機発光層(EL)で光が放出されなくなる。
本発明の実施例による表示パネルは、バッファ層(BUF)、層間絶縁膜(INF)、保護層(PAS)、トランジスター(TR)、ストレージキャパシター(C1、C2)、補助電極(AE、または補助配線と指称することがある)及びパッド領域を含み得る。
バッファ層(BUF)は基板(SUB)上に配置されることができるし、バッファ層(BUF)上にはトランジスター(TR)及びストレージキャパシター(C1、C2)などが形成されることができる。
層間絶縁膜(INF)は、トランジスター(TR)のゲート電極(GATE)、半導体層(ACT)、ストレージキャパシターの第1ストレージキャパシター電極(C1)及びパッド領域の第1パッド電極(P1)上に位置することができる。
保護層(PAS)は補助電極(AE)、前記ストレージキャパシター(C1、C2)及びトランジスター(TR)などの電気回路素子を保護するために形成されることができる。
トランジスター(TR)は、半導体層(ACT)、ゲート絶縁膜(GI)、ゲート電極(GATE)、ソース電極(S)及びドレイン電極(D)を含み得る。以下、本発明の具体的な例示によるトランジスターに対して説明するが、トランジスターの各構成要素の位置関係は本発明の分野で公知された他の方式に従うこともある。
半導体層(ACT)はバッファ層(BUF)上に形成されることができる。
ゲート絶縁膜(GI)は半導体層(ACT)上に形成され、ゲート絶縁膜(GI)上にはゲート電極(GATE)が形成されることで、ゲート絶縁膜(GI)が半導体層(ACT)とゲート電極(GATE)との間に位置することがある。
ソース電極(S)及びドレイン電極(D)はそれぞれ半導体層(ACT)の一端に接触するが、お互いに離隔されて配置されることができる。ドレイン電極(D)は、アノード電極(ANO)とコンタクトホール(CH)によって連結されることができる。コンタクトホール(CH)を第1電極(ANO)が有機発光層(EL)と接触する第1領域(A1)の外側に位置する第2領域(A2)内に位置させることにより、コンタクトホール(CH)の存在は、第1電極(ANO)の平坦度に否定的な影響を及ぼさない。したがって、サブピクセルの発光品質は、コンタクトホール(CH)が第1領域(A1)に位置する場合と比較して一定かつ安定的に維持される。
バンク層(BNK)の少なくとも一部は、第1電極(ANO)上のコンタクトホール(CH)に挿入される。バンク層(BNK)の上部からコンタクトホール(CH)の底部までのバンク層(BNK)の深さ(T3)は、オーバーコート層(OC)の厚さ(T1)及びオーバーコート層(OC)の厚さ(T2)よりも大きい。
前記トランジスター(TR)は、パネルに含まれる駆動トランジスター(DRT)で機能して、パネルに含まれたOLEDを駆動することができる。トランジスター(TR)を第2領域(A2)にのみ配置する代わりに、トランジスター(TR)の少なくとも一部を図4に示すように、第1領域(A1)に配置することにより、第2領域(A2)の空間は、トランジスター、ワイヤ、およびキャパシターのような他の回路の構成要素を収容するために利用されることができる。したがって、トランジスター(TR)のこのような配置は、サブピクセルの密集度を増加させることができる。
図4に示したように、アクティブ領域(A/A)にはストレージキャパシター(C1、C2)が配置されることができる。ストレージキャパシター(C1、C2)はゲート電極(GATE)と同一層に配置された第1ストレージキャパシター電極(C1)とソース電極(S)及びドレイン電極(D)と同一層に配置された第2ストレージキャパシター電極(C2)を含み得るが、本発明のストレージキャパシター(C1、C2)の構造がこれに限定されるものではない。ストレージキャパシター(C1、C2)は、少なくとも部分的に第1領域(A1)に配置される。このような構造は、第2領域(A2)に他の回路の構成要素を収容するための空間を第2領域(A2)に確保してサブピクセルの密度を容易に増加させることができる。
また、図4に示されたように、アクティブ領域(A/A)にはアノード電極(ANO)とコンタクトされる補助電極(AE)がさらに配置されることができる。
具体的に、補助電極(AE)は層間絶縁膜(INF)上に配置されることができる。そして、保護膜(PAS)、絶縁膜(INS)及びバンク(BNK)は補助電極(AE)を露出するホールを具備することができる。アノード電極(ANO)は補助電極(AE)を露出する保護膜(PAS)、絶縁膜(INS)及びバンク(BNK)のホールを通じて補助電極(AE)とコンタクトされることができる。
例えば、有機発光表示パネルが大面積の表示パネルである場合、アノード電極(ANO)の抵抗による電圧降下が起きて、パネル外郭部と中心部の輝度差が発生することがある。しかし、本発明の有機発光表示パネルではアノード電極(ANO)とコンタクトされる補助電極(AE)を通じて電圧降下が発生されることを防止することができる。これに、本発明の実施例による有機発光表示パネルが大面積のパネルである場合、パネルの輝度差発生を防止することができる効果がある。
一方、図4では一つのサブピクセル(SP)に一つの補助電極(AE)が配置された構成を示したが、本発明がこれに限定されるものではない。例えば、複数のサブピクセル(SP)当たり一つの補助電極(AE)が配置されることもできる。他の実施例で、補助電極(AE)は、表示パネルの先端でのみサブピクセル(SP)と接続できる。
また、本発明の実施例による有機発光表示パネルが大面積のパネルではない場合、補助電極(AE)を含まないこともある。
また、本発明の実施例による表示パネルはノン-アクティブ領域に配置されるパッド領域を含み得る。パッド領域には複数のパッド電極(P1、P2)が配置されることができる。
例えば、パッド領域に配置された複数の絶縁膜(BUF、GI)上に第1パッド電極(P1)が配置されることができる。第1パッド電極(P1)上には第1パッド電極(P1)の上面の一部を露出する層間絶縁膜(INF)が配置されることができる。そして、第1パッド電極(P1)と層間絶縁膜(INF)上には第1パッド電極(P1)とコンタクトする第2パッド電極(P2)が配置されることができる。
図4は、また、表示パネルから放出された光が捕捉される観察面(VP)を示す。観察面は、表示パネルから離隔して位置することができる。表示パネルから放出される光は、図7(b)に示した。
図4には示さなかったが、第2パッド電極(P2)は各種回路フィルムなどと電気的に連結されることができる。
観察面(VP)が図4に示されている。観察面(VP)は、表示パネルから光が投射される平面である。観察面(VP)上に投射された光は、図7(b)に示した。
図5は、本発明の実施例による表示パネルの有機発光層から放出された光が第2傾斜面で反射することを示す図面である。
図5を参照すれば、有機発光層(EL)から放出された光(L)は特定方向に指向性を持たないで多くの方向に放射される。特に、有機発光層(EL)から放出された光(L)のうち一部は、屈折率が高いある層(図示せず)で屈折率が低い層(図示せず)に進行する過程で全反射され、バンク層(BNK)の第3傾斜面(S3)を向けて進行されることができる。
バンク層(BNK)は可視光線波長帯の光に対して所定の透過率を有する材質で形成されることができる。よって、バンク層(BNK)の第3傾斜面(S3)を向けて放出された光は、バンク層(BNK)の第3傾斜面(S3)を通過してアノード電極(ANO)の第2傾斜面(S2)に到逹することができる。
アノード電極(ANO)の第2傾斜面(S2)に到逹した光は、第2傾斜面(S2)で反射されてバンク層の第3傾斜面(S3)を向けて進行し、表示パネルの外部に抽出されることができる。よって、本発明の表示パネルは前述したように、第1傾斜面(S1)上に形成された反射電極の第2傾斜面(S2)によって、有機発光層(EL)から放出された光が表示パネルの上部に向けて進行するようになるので、表示パネルの光効率が向上されることができる。
図6は、本発明の実施例による表示パネルの第1傾斜面(S1)、第2傾斜面(S2)及び第3傾斜面(S3)部分を拡大して示した図面である。
図6を参照すれば、第1領域(A1)と第1傾斜面(S1)がなす角度がθ、第2傾斜面(S2)と第3傾斜面(S3)の距離がd、傾斜領域(SA)の高さがhで表示されている。本発明の実施例による表示パネルは、前記θとd、またはθ、d及びhを調節して優秀な光効率を達成することができる。
第1領域(A1)と第1傾斜面(S1)がなす角度であるθは、27゜以上または45゜以上であり得る。θの範囲の上限は、特別に制限されるものではないが、θが大きい値を有する場合オーバーコート層上に形成されるアノード電極(ANO)にクラック及び断線が発生する可能性が高くなることがあるので、例えば、85゜以下または80゜以下であり得る。
θの範囲を前記のように調節することで、有機発光層から放出される光を第2傾斜面(S2)が効果的に反射することができるので、光効率が優秀な表示パネルを提供することができる。
第2傾斜面(S2)と第3傾斜面(S3)との距離であるdは、第2傾斜面(S2)からオーバーコート層の第1領域(A1)と平行な方向で測定された第3傾斜面(S3)までの距離で定義されることができる。前記dは3.2μm以下、2.6μm以下または2.0μm以下であり得る。前記dが小さいほど、表示パネルは開口領域(OPN)が拡張されることができるし、第2傾斜面(S2)で反射されて抽出される光の光路を減らして光効率が向上されることができるので、dの下限は特別に制限されるものではないが、例えば、dの下限は0.1μm以上、0.3μm以上または0.5μm以上であり得る。
dの範囲を前記のように調節することで、開口領域が広いながらも光効率が優秀な表示パネルを提供することができる。
傾斜領域(SA)の高さであるhは、傾斜領域(SA)が連結する第1領域(A1)部分の厚さ(T1')と第2領域部分の厚さ(T2')の差を意味することがある。
前記hは、0.7μm以上1.2μm以上、1.4μm以上または2μm以上であり得る。前記hが大きいほど第2傾斜面(S2)が有機発光層(EL)から放出された光を効果的に反射して光効率を高めることができるので、hの上限は特別に制限されるものではないが、例えば、10μm以下または5μm以下であり得る。
前記のようにd、θ及びhを調節することで、本発明の表示パネルは向上された光効率を有するだけでなく、有機発光層が発光する時、第1発光領域と第2発光領域を含み得る。
図7は、本発明の実施例による表示パネルに含まれる開口領域、非開口領域、第1発光領域及び第2発光領域を示す図面である。
図7(a)は、特定の形状を有する開口領域(OPN)及び非開口領域(NOP)を含む表示パネルの顕微鏡写真であり、図7(b)は、観察面(VP)からキャプチャーされた第1発光領域及び第2発光領域を含む表示パネルの画像を描写したものである。
図7を参照すれば、本発明の実施例による表示パネルは、有機発光層が発光する時、可視光線が放出される第1発光領域(LEA1、以下、「主発光領域」とも呼ばれる)、可視光線が放出される第2発光領域(LEA2)、第1非発光領域(NEA1)及び第2非発光領域(NEA2)を含み得る。
第1発光領域(LEA1)は開口領域(OPN)の形状に対応する形状を有し得る。ある構成要素の形状が他の構成要素の形状に対応するということは、ある構成要素の形状が他の構成要素と等しい形状を有するか、または模様は等しいが大きさは相異であるか、またはある構成要素の形状が他の構成要素の形状がどのような方法によって転写されて形成されたかを意味することができる。よって、第1発光領域(LEA1)の形状は、実質的に開口領域(OPN)に位置する有機発光層(EL)から放出された光によって開口領域(OPN)が有する形状が転写されたものとして理解されることができる。
開口領域(OPN)の形状は特別に制限されるものではないが、例えば、円形または四角形、五角形及び八角形などの多角形の形状であり得る。図7(a)を参照すれば、開口領域(OPN)が八角形に対応する形状を有する。
第1発光領域(LEA1)は、開口領域(OPN)に対応する形状を有し得る。図7(b)を参照すれば、第1発光領域(LEA1)が図7(a)に示した開口領域(OPN)の形状と対応する形状を有することが分かる。
第2発光領域(LEA2、以下、「補助発光領域」とも呼ばれる)は、第1発光領域(LEA1)と重畳されないか、または離隔され、第1発光領域(LEA1)を取り囲みながら位置し、第1発光領域(LEA1)の枠の形状に対応する形状を有し得る。図7(b)に示したように、第2発光領域(LEA2)は第1発光領域(LEA1)の枠と模様は等しいが、大きさは相異であるので、第2発光領域(LEA2)が第1発光領域(LEA1)の枠形状に対応する形状を有すると言うことができる。第2発光領域(LEA2)は、第1発光領域(LEA1)の枠と等しい模様を有する閉曲線であることができる。または、第2発光領域(LEA2)は前記閉曲線の一部分が断絶された模様を有し得る。
第1非発光領域(NEA1)によってサブピクセルが区別されることができる。図7(b)を参照すれば、第1非発光領域(NEA1)によって第2発光領域(LEA2)がお互いに離隔されることができる。すなわち、第1非発光領域(NEA1)は、非開口領域(NOP)において第2発光領域(LEA2)の間にある領域であることができる。
実質的に発光が起きない領域であり得る第1非発光領域(NEA1)は、非開口領域(NOP)において前記第2発光領域(LEA2)が形成されない一部に対応することができる。
第2非発光領域(NEA2)は、一つのサブピクセルによって形成された第1発光領域(LEA1)及び第2発光領域(LEA2)を区分しながら、実質的に発光が起きない領域であることができる。
第2非発光領域(NEA2)の形状は第1発光領域(LEA1)及び第2発光領域(LEA2)の形状によって決まることができる。例えば、第1発光領域(LEA1)が八角形の形状であり、第2発光領域(LEA2)も八角形模様の閉曲線である場合、第2非発光領域(NOP2)は第1発光領域(LEA1)と第2発光領域(LEA2)によって八角形の形状を有し得る。
第2非発光領域(NEA2)は、非発光という用語で表現したが、発光領域(LEA1、LEA2)の間に存在する特性上、写真上では少しの光が感知されることができるし、特に、サブピクセルから放出する可視光線の波長帯と類似な色相を有する光が感知されることができる。よって、第2非発光領域(NEA2)は、発光がまったく起きない領域であるか、または第1発光領域(LEA1)と第2発光領域(LEA2)を区分する領域として前記二つの発光領域より弱い光が観察される領域で理解されなければならないであろう。
前記第2発光領域(LEA2)は、前述のようにθ、d、hの範囲を調節して具現されることができる。よって、本発明の実施例による表示パネルは、θ、d、hの範囲を調節することで、優秀な光効率を有して、第1発光領域(LEA1)と第2発光領域(LEA2)を含み得る。
第2発光領域(LEA2)は、図5を通じて説明した経路に沿う光によって形成されたものとして推測される。本発明の実施例による表示パネルは第1発光領域(LEA1)だけでなく、第2傾斜面(S2)によって反射された光によって形成された第2発光領域(LEA2)を含むので、向上された光効率を有し得る。
第2発光領域(LEA2)は、第1発光領域(LEA1)を取り囲んで位置することができる。これは第2発光領域(LEA2)が第1領域(A1)を取り囲んでいる傾斜領域(SA)に位置する第1傾斜面(S1)上に形成されたアノード電極(ANO)の第2傾斜面(S2)で反射された光によって形成されたことが原因として推測される。
また、第2発光領域(LEA2)は非開口領域(NOP)に位置することができる。
本発明の実施例の表示パネルと異なりオーバーコート層が傾斜領域を含まないこともある。この場合、有機発光層から放出された光のうちで開口領域に向ける光のうちで一部だけが表示パネル外部に抽出され、バンク層が形成された非開口領域に向ける光は表示パネル内にトラップされることができる。それで、このような表示パネルは開口領域内のみで発光領域が観察される。
しかし、本発明の実施例による表示パネルは図5に示したように、有機発光層(EL)から放出された光(L)のうち非開口領域(NOP)に向けられる光が第2傾斜面(S2)で反射されて表示パネル外部に抽出されるので、前記反射された光によってバンク層が形成されている非開口領域(NOP)上に第2発光領域(LEA2)が形成されることができる。
第1発光領域(LEA1)と第2発光領域(LEA2)を形成する光は、図5に示したように光路が相異であって、通過する層が相異であるので、色座標が実質的に相異であることがある。よって、第1発光領域から放出される可視光線の色座標と前記第1発光領域に隣接した前記第2発光領域から放出される可視光線の色座標が相異であることができる。図7(b)で分かるように、第1発光領域と第2発光領域は表示パネルに含まれたサブピクセル領域の数によってそれぞれ複数で形成されることができる。それで、前記第1発光領域に隣接した前記第2発光領域は、等しいサブピクセル領域に含まれる発光領域で理解されなければならないし、複数の第2発光のうちで前記第1発光領域に隣接した第2発光領域を指称するものとして理解されなければならない。
図8は、本発明の実施例による表示パネルの断面図である。
図8を参照すれば、有機発光層(EL)は、バンク層(BNK)が形成されないアノード電極(ANO)の一部及びバンク層(BNK)上に位置し、カソード電極(CAT)は有機発光層(EL)上に位置することができる。
下記表1は比較例と実施例で測定した光効率に関する資料である。
実施例の表示パネルは図8に示した構造を有する。実施例の表示パネルは、表1に記載したθ、d及びhを有することを除いて、残りの部分は等しく製作したものなどである。比較例の表示パネルは第1傾斜面乃至第3傾斜面を含まないという点を除いて、実施例の表示パネルと等しい。
Figure 0006997166000001
前記表1で、比較例の場合第1傾斜面乃至第3傾斜面を含まないので、所定のθ、h及びd値を有することができない。実施例1乃至実施例4の場合、比較例より光効率が向上されたことが分かり、特に、dが3.2μm以下である実施例1及び実施例2の場合、実施例3及び実施例4より優秀な光効率を有することが分かる。特に、dが2.3μm以下である実施例1の場合、一番優秀な光効率を見せることが分かる。
有機発光層(EL)がバンク層(BNK)が形成されない開口領域(OPN)だけでなく、バンク層(BNK)が形成された非開口領域(NOP)にも形成される場合、発光が起こる有機発光層(EL)の面積をより極大化することができる。有機発光層(EL)を開口領域(OPN)のみに形成しようとする場合、工程上の限界によって開口領域(OPN)の周辺部で有機発光層(EL)が形成されないか、または不完全に形成されることができる。しかし、前記のように有機発光層(EL)がバンク層(BNK)上にも形成される場合、前記工程上の限界による問題を解決することができる。
下記の表2はθ、d及びhによる第2発光領域の包含如何に関する資料である。
Figure 0006997166000002
前記の比較例2、3及び実施例4乃至7は、前記記載したθとhのみ相異であって、残り部分はすべて等しく製作され、図4に示した構造を有する表示パネルである。
前記の表2を参照すれば、θが大きい値を有しながらhも大きい値を有する場合、反射電極の第2傾斜面が有機発光層から放出された光を効果的に反射することができるので、第2発光領域が形成されるということが分かる。
有機発光層(EL)が図8に示したように形成される場合、例えば、第1色相を発光する第1発光層及び第2色相を発光する第2発光層をアノード電極(ANO)及びバンク層(BNK)の前面に形成することができる。この場合、第1色相を発光する第1発光層と第2色相を発光する第2発光層をバンク層(BNK)によって区別される相異な開口領域(OPN)に別に形成する場合に要求される大型マスクを略することができるので、工程がより簡単になることができる。
図9は、図8に示した表示パネルの一部分を示した図面である。
図9を参照すれば、有機発光層(EL)はアノード電極(ANO)上に形成された部分の厚さ(t1)がバンク層(BNK)の第3傾斜面(S3)上に形成された部分の厚さ(t2)より厚いことがある。
前記有機発光層の厚さの差は、バンク層(BNK)の第3傾斜面(S3)に起因することがある。有機発光層(EL)は、例えば、物理気相蒸着(PhysicalVaporDeposition)方式である熱蒸着(ThermalEvaporation)工程によって形成されることができるが、第3傾斜面(S3)と共に傾斜面上では熱蒸着工程の特性上蒸着された薄膜の厚さが薄くなることがある。
有機発光層の一部分の厚さが薄くなる場合、薄い厚さを有する有機発光層と隣接した電極にキャリアの密度が高くなることができるし、これは有機発光層の劣化を引き起こすことがある。しかし、本発明による表示パネルは、図9に示したように、有機発光層(EL)が薄い厚さ(t2)を有する部分では反射電極(EL)と有機発光層(EL)との間にバンク層(BNK)が存在するので、前述した問題を予防することができる。
以上の説明は、本発明の技術思想を例示的に説明したことに過ぎないものとして、本発明が属する技術分野で通常の知識を有した者なら本発明の本質的な特性から脱しない範囲で多様な修正及び変形が可能であろう。よって、本発明に開示された実施例は本発明の技術思想を限定するためではなく説明するためのものであり、このような実施例によって本発明の技術思想の範囲が限定されるものではない。本発明の保護範囲は下の請求範囲によって解釈されなければならないし、それと同等な範囲内にあるすべての技術思想は本発明の権利範囲に含まれるものとして解釈されなければならないであろう。
OC オーバーコート層
ANO アノード電極
EL 有機発光層
BNK バンク層
CAT カソード電極
S1 第1傾斜面
S2 第2傾斜面
S3 第3傾斜面
A1 第1領域
A2 第2領域
SA 傾斜領域
OPN 開口領域
NOP 非開口領域
LEA1 第1発光領域
LEA2 第2発光領域
NEA1 第1非発光領域
NEA2 第2非発光領域

Claims (9)

  1. 基板と、
    前記基板上に配置され、第1領域、前記第1領域を囲み前記第1領域よりも厚い第2領域、及び前記第1領域と前記第2領域との間に位置して前記第1領域及び前記第2領域に接続される第1傾斜面を含む傾斜領域を含むオーバーコート層と、
    前記オーバーコート層上に前記オーバーコート層の表面に沿って形成されて配置され、前記第1傾斜面上に位置し第2傾斜面を含む反射電極と、
    前記反射電極上に配置され、前記第2領域、前記傾斜領域及び前記傾斜領域に接続される前記第1領域の一部上に位置し、前記第2傾斜面に沿って配置された第3傾斜面を含むバンク層と、
    前記反射電極上に配置された有機発光層と、
    前記有機発光層上に配置されたカソード電極と、を含む表示パネルが、
    前記バンク層によって覆われていない開口領域及び前記バンク層によって覆われている領域に対応する非開口領域である2つの領域を含み、
    前記有機発光層が発光を行うときに可視光を発光する第1発光領域と、
    前記有機発光層が発光を行うときに可視光を発光し、前記第1発光領域と重畳せず、前記第1発光領域を囲む第2発光領域と、
    少なくとも2つの前記第2発光領域の間に位置する第1非発光領域と、
    前記第1発光領域と前記第2発光領域との間に位置する第2非発光領域と、
    を含む表示パネル。
  2. 前記第1傾斜面と前記第1領域との間の角度は、27°以上85°以下である請求項に記載の表示パネル。
  3. 前記第2傾斜面と前記第3傾斜面との間の距離は、0.1μm以上3.2μm以下である請求項に記載の表示パネル。
  4. 前記傾斜領域の高さは、0.7μm以上10μm以下である請求項に記載の表示パネル。
  5. 前記第1発光領域は、前記開口領域に対応する形状を有し、
    前記第2発光領域は、前記第1発光領域のエッジの形状に対応する形状を有する請求項に記載の表示パネル。
  6. 前記第2発光領域は非開口領域に位置する請求項に記載の表示パネル。
  7. 前記第1発光領域から発光される可視光の色座標は、前記第1発光領域に隣接する前記第2発光領域から発光される可視光の色座標とは異なる請求項に記載の表示パネル。
  8. 前記第1非発光領域は、前記第2発光領域が存在しない非発光領域の部分に対応する請求項に記載の表示パネル。
  9. 前記有機発光層はバンク層によって覆われていない前記反射電極上に配置される請求項に記載の表示パネル。
JP2019227428A 2018-12-17 2019-12-17 表示パネル Active JP6997166B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR10-2018-0163602 2018-12-17
KR1020180163602A KR102075741B1 (ko) 2018-12-17 2018-12-17 표시패널

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020098785A JP2020098785A (ja) 2020-06-25
JP6997166B2 true JP6997166B2 (ja) 2022-01-17

Family

ID=68944199

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019227428A Active JP6997166B2 (ja) 2018-12-17 2019-12-17 表示パネル

Country Status (6)

Country Link
US (2) US11355565B2 (ja)
EP (1) EP3671851A1 (ja)
JP (1) JP6997166B2 (ja)
KR (1) KR102075741B1 (ja)
CN (1) CN111326546A (ja)
TW (2) TWI776103B (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102075728B1 (ko) * 2018-12-17 2020-02-10 엘지디스플레이 주식회사 표시패널
TWI754380B (zh) * 2018-12-25 2022-02-01 友達光電股份有限公司 顯示裝置
CN109873023B (zh) * 2019-03-29 2021-10-19 京东方科技集团股份有限公司 一种oled显示基板及其制备方法、显示装置
KR20210054390A (ko) * 2019-11-05 2021-05-13 엘지디스플레이 주식회사 터치표시장치
CN112117357B (zh) * 2020-09-17 2022-03-22 厦门天马微电子有限公司 一种显示面板及其制备方法、显示装置
WO2023073489A1 (ja) * 2021-10-27 2023-05-04 株式会社半導体エネルギー研究所 表示装置、表示モジュール、及び、電子機器
KR20230095331A (ko) * 2021-12-22 2023-06-29 엘지디스플레이 주식회사 표시 장치

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005063787A (ja) 2003-08-11 2005-03-10 Hitachi Displays Ltd 有機el表示装置
US20090322657A1 (en) 2008-06-27 2009-12-31 Samsung Electronics Co., Ltd. Organic light emitting display and fabricating method thereof
JP2011159419A (ja) 2010-01-29 2011-08-18 Hitachi Displays Ltd 有機el表示装置の製造方法および有機el表示装置
JP2012094485A (ja) 2010-09-30 2012-05-17 Kobe Steel Ltd Al合金膜、Al合金膜を有する配線構造、およびAl合金膜の製造に用いられるスパッタリングターゲット
US20140070182A1 (en) 2012-09-11 2014-03-13 Samsung Display Co., Ltd. Organic light emitting diode display
JP2015050011A (ja) 2013-08-30 2015-03-16 株式会社ジャパンディスプレイ エレクトロルミネセンス装置およびその製造方法
US20180190932A1 (en) 2016-12-29 2018-07-05 Lg Display Co., Ltd. Organic Light Emitting Device

Family Cites Families (78)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7291970B2 (en) * 2002-09-11 2007-11-06 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Light-emitting apparatus with improved bank structure
KR100552962B1 (ko) 2003-08-28 2006-02-15 삼성에스디아이 주식회사 유기 전계 발광 표시 장치 및 그의 제조 방법
US7227306B2 (en) 2003-08-28 2007-06-05 Samsung Sdi Co., Ltd. Organic electroluminescence display having recessed electrode structure
KR101016284B1 (ko) * 2004-04-28 2011-02-22 엘지디스플레이 주식회사 Cog 방식 액정표시소자 및 그 제조방법
KR101222952B1 (ko) * 2005-11-18 2013-01-17 엘지디스플레이 주식회사 Tft 어레이 기판 및 그 제조방법
KR100829743B1 (ko) * 2005-12-09 2008-05-15 삼성에스디아이 주식회사 유기 박막 트랜지스터 및 이의 제조 방법, 이를 구비한평판 디스플레이 장치
KR101192750B1 (ko) * 2005-12-30 2012-10-18 엘지디스플레이 주식회사 Tft 어레이 기판 및 그 제조방법
US20070247851A1 (en) * 2006-04-21 2007-10-25 Villard Russel G Light Emitting Diode Lighting Package With Improved Heat Sink
JP5423325B2 (ja) * 2009-11-10 2014-02-19 ソニー株式会社 発光素子及びその製造方法
KR20120043438A (ko) 2010-10-26 2012-05-04 삼성모바일디스플레이주식회사 유기 발광 표시 장치
JP2012113934A (ja) * 2010-11-24 2012-06-14 Canon Inc 表示装置
KR101881133B1 (ko) * 2011-06-29 2018-07-24 삼성디스플레이 주식회사 절연층의 경사 구조 형성 방법, 유기 발광 표시 장치 및 유기 발광 표시 장치의 제조 방법
US9029838B2 (en) 2011-06-29 2015-05-12 Samsung Display Co., Ltd. Methods of forming inclined structures on insulation layers, organic light emitting display devices and methods of manufacturing organic light emitting display devices
KR101801350B1 (ko) 2011-08-01 2017-12-21 삼성디스플레이 주식회사 박막 트랜지스터 어레이 기판, 이를 포함하는 유기 발광 표시 장치 및 그 제조 방법
KR101894327B1 (ko) * 2011-08-02 2018-09-03 엘지디스플레이 주식회사 유기 발광 표시 장치 및 이의 제조 방법
KR101900954B1 (ko) 2012-01-19 2018-09-21 삼성디스플레이 주식회사 유기 발광 표시 장치 및 유기 발광 표시 장치의 제조방법
TWI481023B (zh) 2012-03-08 2015-04-11 Innocom Tech Shenzhen Co Ltd 有機發光二極體顯示面板及其製造方法
KR101381353B1 (ko) 2012-07-06 2014-04-04 삼성디스플레이 주식회사 유기 발광 표시 장치 및 유기 발광 표시 장치 제조 방법
KR101903054B1 (ko) * 2012-07-11 2018-10-02 삼성디스플레이 주식회사 유기 발광 표시 장치 및 유기 발광 표시 장치의 제조 방법
KR102005483B1 (ko) * 2012-10-19 2019-07-31 삼성디스플레이 주식회사 박막 트랜지스터 기판 및 그의 수리 방법
KR101398448B1 (ko) * 2012-11-29 2014-05-30 삼성디스플레이 주식회사 유기 발광 표시 장치
KR102021028B1 (ko) * 2012-12-04 2019-09-16 삼성디스플레이 주식회사 유기 발광 표시 장치
US9614191B2 (en) * 2013-01-17 2017-04-04 Kateeva, Inc. High resolution organic light-emitting diode devices, displays, and related methods
KR102034254B1 (ko) * 2013-04-04 2019-10-21 삼성디스플레이 주식회사 박막 트랜지스터 어레이 기판, 이를 포함하는 유기 발광 표시 장치 및 유기 발광 표시 장치의 제조 방법
KR102078558B1 (ko) * 2013-04-17 2020-02-20 삼성디스플레이 주식회사 유기 발광 표시 장치 및 그 제조 방법
KR102090709B1 (ko) * 2013-05-31 2020-03-19 삼성디스플레이 주식회사 백색 유기 발광 표시 장치
KR102064392B1 (ko) 2013-06-04 2020-01-10 삼성디스플레이 주식회사 유기발광표시장치 및 그 제조방법
KR102114398B1 (ko) * 2013-07-01 2020-05-25 삼성디스플레이 주식회사 유기 발광 표시 장치
KR102117612B1 (ko) * 2013-08-28 2020-06-02 삼성디스플레이 주식회사 유기 발광 표시 장치 및 이의 제조 방법
KR102205526B1 (ko) * 2013-11-04 2021-01-20 삼성디스플레이 주식회사 유기 발광 표시 장치
KR101958392B1 (ko) * 2014-01-23 2019-07-05 삼성디스플레이 주식회사 표시판 및 표시 장치
EP2966705B1 (en) * 2014-07-11 2018-09-19 LG Display Co., Ltd. Organic light-emitting diode display device and method of fabricating the same
KR20160010708A (ko) * 2014-07-17 2016-01-28 삼성디스플레이 주식회사 유기발광 디스플레이 장치
KR20160038143A (ko) * 2014-09-29 2016-04-07 삼성디스플레이 주식회사 편광층을 포함하는 표시장치
KR102284754B1 (ko) * 2014-10-27 2021-08-03 삼성디스플레이 주식회사 박막 트랜지스터 어레이 기판, 및 이를 포함하는 유기 발광 표시 장치
KR102346675B1 (ko) * 2014-10-31 2022-01-04 삼성디스플레이 주식회사 디스플레이 장치 및 그 제조 방법
KR102391348B1 (ko) * 2014-12-29 2022-04-28 삼성디스플레이 주식회사 박막 트랜지스터 어레이 기판 및 이를 포함하는 유기 발광 표시 장치
KR102272214B1 (ko) * 2015-01-14 2021-07-02 삼성디스플레이 주식회사 표시 장치
KR102463886B1 (ko) * 2015-01-16 2022-11-07 삼성디스플레이 주식회사 디스플레이 장치 및 그 제조 방법
KR102301501B1 (ko) * 2015-01-21 2021-09-13 삼성디스플레이 주식회사 가요성 표시 장치의 제조 방법
KR102304726B1 (ko) * 2015-03-27 2021-09-27 삼성디스플레이 주식회사 디스플레이 장치의 제조 방법 및 이를 통해 제조된 디스플레이 장치
CN104882463A (zh) 2015-05-06 2015-09-02 深圳市华星光电技术有限公司 Oled背板结构
KR102333934B1 (ko) * 2015-07-29 2021-12-03 삼성디스플레이 주식회사 유기발광 화소 및 이를 포함하는 유기발광 표시장치
KR102358542B1 (ko) * 2015-07-31 2022-02-04 엘지디스플레이 주식회사 유기발광다이오드 패널 및 유기발광다이오드 표시장치와 그 제조방법
WO2017037560A1 (en) * 2015-08-28 2017-03-09 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Display device
DE102016116119B4 (de) * 2015-08-31 2021-03-18 Lg Display Co., Ltd. Organische Licht emittierende Dioden-Anzeigevorrichtung
KR101805552B1 (ko) * 2015-08-31 2017-12-08 엘지디스플레이 주식회사 유기발광 표시장치
KR102380132B1 (ko) * 2015-09-22 2022-03-30 삼성디스플레이 주식회사 유기 발광 소자, 이를 포함하는 표시 장치 및 표시 장치의 제조 방법
KR101818423B1 (ko) * 2015-09-23 2018-01-16 엘지디스플레이 주식회사 유기발광 표시장치
KR101808715B1 (ko) * 2015-09-23 2017-12-14 엘지디스플레이 주식회사 유기발광표시장치
KR102381647B1 (ko) * 2015-10-29 2022-04-04 삼성디스플레이 주식회사 표시 장치 및 이의 제조 방법
US10374197B2 (en) * 2015-10-30 2019-08-06 Lg Display Co., Ltd. Organic light emitting diode display device with micro lenses
KR102528294B1 (ko) * 2015-11-12 2023-05-04 삼성디스플레이 주식회사 유기 발광 표시 장치 및 그 제조 방법
KR102467353B1 (ko) * 2015-11-27 2022-11-15 삼성디스플레이 주식회사 표시 기판, 표시 기판의 제조 방법 및 표시 기판을 포함하는 표시 장치
KR102484645B1 (ko) * 2015-12-15 2023-01-03 엘지디스플레이 주식회사 유기 발광 표시 장치
KR102474203B1 (ko) * 2015-12-22 2022-12-06 삼성디스플레이 주식회사 디스플레이 장치 제조방법 및 이에 따라 제조된 디스플레이 장치
KR102443645B1 (ko) * 2016-01-13 2022-09-15 삼성디스플레이 주식회사 유기 발광 표시 장치 및 그 제조 방법
KR102448516B1 (ko) * 2016-01-20 2022-09-29 삼성디스플레이 주식회사 표시 장치
JP2017174553A (ja) * 2016-03-22 2017-09-28 株式会社ジャパンディスプレイ 表示装置
KR102523427B1 (ko) * 2016-04-15 2023-04-20 삼성디스플레이 주식회사 표시 패널 및 이의 제조 방법
KR20170119801A (ko) * 2016-04-19 2017-10-30 삼성디스플레이 주식회사 유기 발광 표시 장치 및 유기 발광 표시 장치의 제조 방법
EP3240036B1 (en) * 2016-04-29 2024-05-01 LG Display Co., Ltd. Organic light-emitting display device and method of manufacturing the same
KR102543639B1 (ko) * 2016-07-18 2023-06-15 삼성디스플레이 주식회사 표시 패널, 이의 제조 방법 및 이를 구비하는 표시 장치
TW202400751A (zh) * 2016-09-14 2024-01-01 日商半導體能源研究所股份有限公司 有機化合物、發光元件、發光裝置、電子裝置及照明設備
US10369664B2 (en) * 2016-09-23 2019-08-06 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Manufacturing method of semiconductor device
KR102387859B1 (ko) * 2016-09-30 2022-04-15 엘지디스플레이 주식회사 유기 발광 표시 장치 및 그 제조 방법
US10096659B2 (en) * 2016-12-29 2018-10-09 Lg Display Co., Ltd. Top emission type organic light emitting diode display device
KR20180087908A (ko) 2017-01-25 2018-08-03 삼성디스플레이 주식회사 표시 장치
KR102480968B1 (ko) * 2017-04-17 2022-12-26 삼성디스플레이 주식회사 광학 필름 및 이를 구비한 표시 장치
CN108933154B (zh) * 2017-05-26 2021-04-27 京东方科技集团股份有限公司 有机发光二极管显示基板的制备方法、显示基板及显示装置
KR102606282B1 (ko) * 2017-06-19 2023-11-27 삼성디스플레이 주식회사 디스플레이 장치
KR102436250B1 (ko) * 2017-08-31 2022-08-24 엘지디스플레이 주식회사 전계발광 표시장치
KR102383928B1 (ko) * 2017-08-31 2022-04-06 엘지디스플레이 주식회사 전계발광 표시장치
JP6978739B2 (ja) * 2017-10-27 2021-12-08 Tianma Japan株式会社 Oled表示装置、マスク及びoled表示装置の製造方法
KR102459045B1 (ko) * 2017-11-30 2022-10-25 엘지디스플레이 주식회사 전계발광 표시장치
CN108615019B (zh) * 2018-04-28 2020-12-29 上海天马有机发光显示技术有限公司 一种显示面板及显示装置
KR102087102B1 (ko) * 2018-12-17 2020-04-20 엘지디스플레이 주식회사 유기발광 표시패널 및 이를 포함하는 유기발광 표시장치
KR102075728B1 (ko) * 2018-12-17 2020-02-10 엘지디스플레이 주식회사 표시패널

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005063787A (ja) 2003-08-11 2005-03-10 Hitachi Displays Ltd 有機el表示装置
US20090322657A1 (en) 2008-06-27 2009-12-31 Samsung Electronics Co., Ltd. Organic light emitting display and fabricating method thereof
JP2011159419A (ja) 2010-01-29 2011-08-18 Hitachi Displays Ltd 有機el表示装置の製造方法および有機el表示装置
JP2012094485A (ja) 2010-09-30 2012-05-17 Kobe Steel Ltd Al合金膜、Al合金膜を有する配線構造、およびAl合金膜の製造に用いられるスパッタリングターゲット
US20140070182A1 (en) 2012-09-11 2014-03-13 Samsung Display Co., Ltd. Organic light emitting diode display
JP2015050011A (ja) 2013-08-30 2015-03-16 株式会社ジャパンディスプレイ エレクトロルミネセンス装置およびその製造方法
US20180190932A1 (en) 2016-12-29 2018-07-05 Lg Display Co., Ltd. Organic Light Emitting Device

Also Published As

Publication number Publication date
EP3671851A1 (en) 2020-06-24
US20200194509A1 (en) 2020-06-18
US20220262868A1 (en) 2022-08-18
TW202245546A (zh) 2022-11-16
TWI776103B (zh) 2022-09-01
KR102075741B1 (ko) 2020-02-10
TW202025855A (zh) 2020-07-01
CN111326546A (zh) 2020-06-23
US11355565B2 (en) 2022-06-07
JP2020098785A (ja) 2020-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6997166B2 (ja) 表示パネル
JP6926179B2 (ja) 表示パネル
CN110034156B (zh) 发光显示装置及其制造方法
EP3331019B1 (en) Display device
EP4340573A2 (en) Organic light emitting display panel and organic light emitting display device including the same
US11711941B2 (en) Organic light emitting display panel and organic light emitting display device including the same
US11758769B2 (en) Organic light emitting display panel having improved light efficiency and organic light emitting display device including the same
KR20220154320A (ko) 표시 장치
KR20220082123A (ko) 표시 장치
KR20180002436A (ko) 상부 발광형 유기발광 다이오드 표시장치
US11763716B2 (en) Display panel and display device
CN117915693A (zh) 显示装置和显示面板
CN117915725A (zh) 显示装置和显示面板

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201201

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201130

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20210222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210323

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210713

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211111

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20211111

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20211119

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20211124

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211214

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211216

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6997166

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150