JP6931133B2 - 放射乾燥機を備える処理機械およびこの乾燥機を運転する方法 - Google Patents

放射乾燥機を備える処理機械およびこの乾燥機を運転する方法 Download PDF

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Description

本発明は、乾燥装置を備える処理機械、特に被印刷物あるいはシートを処理する機械あるいはサブストレートを処理する機械、特に印刷機械と、処理機械内に設けられた乾燥装置を運転する方法とに関する。
放射乾燥機を有するとりわけ高出力の乾燥装置は、通常、冷却される。特に、被印刷物を処理する機械、例えばシート印刷機械に設けられ、例えばUVモジュール内に組み付けられたUV照射器は、運転中、冷却される。UV照射器の冷却は、出力がより高いときは、UV照射器がガラス管の変態温度に達しないように、ひいては曲がらない、またはそれどころか膨らまないように、必要でもある。
公知であるのは、UV照射器を冷却する排気冷却である。排気冷却の場合、周囲空気は、筐体の空気流入開口を通してUV照射器を通過するように流動する。空気流入開口は、同時に放射出射開口である。欠点は、UV照射器が、その構造上、とりわけ上面において冷却されることである。下面は、そこでは十分な対流が達成されないため、一般に明らかに高温である。下面における熱導出は、熱放射に加え、良好に冷却される上面へのガラス管の熱伝導によっても実施される。
独国EP特許の翻訳694 13 439および欧州特許第1625016号明細書において、UV照射器に対して給気冷却により筐体形材の空気通路から空気を吹き付けることが公知である。この給気冷却は、排気冷却より明らかに効果的であり、UV照射器の上面におけるガラス管温度を大幅に減じる。しかし、ガラス管における下面の温度に対しては、下面から上面へのガラス管内の熱伝導が限られていることから、不十分にしか影響を及ぼさない。
独国特許出願公開第10125770号明細書において、照射装置であって、放射源が照射装置内に給気冷却との関連でその長手方向軸線回りに回転可能に配置されている照射装置が公知である。この解決手段の欠点は、この公知の照射装置が給気冷却によって作動し、故障しやすい可動の部材を有しており、ひいては複雑かつ非経済的であることである。
実開平4−132940号公報、韓国登録特許第10−1031749号公報、欧州特許第2697066号明細書、特開2014−42884号公報および欧州特許出願公開第3168861号明細書において、乾燥装置をプレートにより周囲空気に対してカプセル化することが公知であり、ここでは、それぞれ異なる空気案内が筐体内で実現される。これらの解決手段の欠点は、放射源の周りを流れる周囲空気の大きな体積流量が達成されないことである。オゾンを含んだ周囲空気の効果的な吸い出しも行われない。
独国特許出願公開第102008058056号明細書において、UV照射装置であって、隔壁システムを外から冷却すべく、第1の冷却空気流が筐体内に側面において外壁の空気流入開口を介して吸い込まれるUV照射装置が公知である。冷却空気は、筐体壁に沿って中央の吸出通路内に誘導され、そこからコレクタを介してブロアに到達する。ブロアは、UV照射装置の全冷却空気流を圧送する。第2の冷却空気流は、放射源の領域で長頸の吸引通路に捕捉され、オリフィスを介してコレクタ内に誘導される。この解決手段の欠点は、この排気冷却によっては放射源の下面の十分な冷却が実施されないことである。
仏国特許出願公開第2774156号明細書において、熱を発生させる赤外線照射器を用いて乾燥を加速させる装置が公知である。この場合、空気発生システムが、筐体内の温度を減じるべく、低温の空気を供給している。
独国特許出願公開第10247464号明細書には、赤外線照射器を備える乾燥装置が示されている。この乾燥装置では、主乾燥ユニットの下流側に副乾燥ユニットが配置されている。乾燥装置は、低温の周辺空気に対して隔絶される。
特開2000−157925号公報において、UV放射管を有する紫外線硬化装置が公知である。冷却のために、一方では、照射器とリフレクタとの間隔が、照射器の長さにわたって調整される。他方では、冷却空気を直接照射器に向ける空気管が使用される。この場合、空気管から吐出される冷却空気は、吸出側から遠ざかるにしたがい多量となるように構成されている。
本発明の根底にある課題は、乾燥装置を備える代替的な処理機械あるいは処理機械内に設けられた乾燥装置を運転する代替的な方法を提供することである。特に処理機械、例えばサブストレートあるいは被印刷物を処理する機械内に設けられた好ましくは高出力の乾燥機における冷却が改善されることが望ましい。特に好ましくは、UV照射器の下面における冷却もさらに改善されることが望ましい。
本発明により上記課題は、装置発明の独立請求項の特徴を備える装置および方法発明の独立請求項の特徴を備える方法により解決される。有利な構成は、従属請求項、明細書および図面に看取可能である。
本発明は、乾燥装置を備える代替的な処理機械あるいは処理機械内に設けられた乾燥装置を運転する代替的な方法が提供されるという利点を有している。特に処理機械、例えばサブストレートあるいは被印刷物を処理する機械、特に印刷機械あるいはシートを処理する機械内に設けられた好ましくは高出力の乾燥機における冷却は改善される。特に好ましくは、UV照射器の下面における冷却もさらに改善される。
好ましくは、乾燥装置は、シートを処理するあるいはサブストレートを処理する機械、特に印刷機械内で使用される、あるいはこのような機械には、1つまたは複数のこのような乾燥装置が装備される。その際、乾燥装置は、好ましくは、選択的に中間乾燥機として使用されても、最終乾燥機として例えばデリバリ内で使用されてもよい。その際、サブストレートとして、パネル状のサブストレート、例えば金属薄板パネルが処理され得る。しかし、ロール状またはシート状の材料が処理、特に印刷あるいは塗工されてもよい。
排気冷却は、特に、同時に、UV放射により発生したオゾンが乾燥装置、例えばUVモジュールから一緒に吸い出されるという利点を有している。オゾンは、一方では、人間の健康を害する恐れがあり、他方では、UV放射を吸収して、乾燥装置、特にUVモジュールの硬化作用を減じてしまう。排気冷却が優先されると、ブロー空気システムによって、改善された空気案内がなされる。
好ましくは、周囲空気、特に乾燥装置外に存在するあるいは被印刷物と接触する周囲空気は、指向性をもった付加的な空気および/またはブロー空気により、周囲空気と、付加的な空気あるいはブロー空気との両方が、冷却空気として最適化されて放射源の周りを案内され、その後、合わさった冷却空気が、排気として1つまたは複数の空気流出開口を通して除去、特に吸い出されるように、適切に案内される。
さらに放射源は、片側のまたは好ましくは両側で送り込まれる空気流、例えばブロー空気流あるいはブロー空気噴流により、間接的かつ/または直接的に下面で冷却することができ、付加的な空気、例えばブロー空気は、特にUVモジュールの放射領域の外側で送り込まれるあるいは吹き込まれる。空気が好ましくは両側で送り込まれるあるいは吹き込まれる場合、空気は、例えば中央でUVモジュールの下あるいは放射源の下方において衝突し得る。代替的または付加的に、放射源、特にUV照射器は、部分的に下方から直接吹き付けられてもよい。しかし、好ましくは、ブロー空気案内は、筐体の空気流入開口の平面に対して平行にあるいはこの平面内で行われ、その結果、吹き付け装置は、放射源の放射の光路内には位置していない。ブロー空気は、これにより好ましくは、処理材料のウェブあるいは被印刷物ウェブに対して少なくとも略平行に発生する。
特に周囲空気を絞ることで、周囲空気は、冷却空気として乾燥装置内、特にUVモジュール内で改善あるいは最適化されて放射源の下面に向かって運ばれ、ひいては放射源の下面は、より良好に冷却される。さらに冷却は、有利には、より乱流的となり、意想外なことに、放射源の上面も、より良好に冷却される。このことは、特に温度測定を基にした試験により証明済みである。
例えば付加的な空気あるいはブロー空気は、乾燥装置、例えばUVモジュールあるいは放射源の全長にわたって送り込まれるあるいは吹き込まれる。送り込みあるいは吹き込みは、空気ガイド要素、例えば板により、かつ/またはブロー空気開口、特にノズルにより実施され得る。例えば両側で送り込まれるまたは吹き込まれる空気は、UVモジュール内で導出される冷却空気の部分質量であっても、少なくともおよそ全部であってもよい。好ましくは、ブロー空気システムにより付加的に送り込まれるあるいは吹き込まれる空気の空気体積流量は、全冷却空気体積流量の20%〜50%の間であり得る。これに対応して、流入する周囲空気の割合は、80%〜50%の間にあり得る。特に比は、ブロー空気システムにより付加的に送り込まれるあるいは吹き込まれる空気が少なくともおよそ1/3、流入する周囲空気が少なくともおよそ2/3となるように努められる。
特に有利には、これにより放射源、特にUV照射器をさらに高い出力で運転することができる、あるいは冷却は同等のまま空気質量流量を減じることができる。さらに有利には、UV照射器の歪みあるいは膨れをより確実に回避することができる。
さらにブロー空気システムは、載置モジュールまたは付加モジュールとして構成してもよく、特に乾燥機のUVモジュールに着脱自在または分離不能に結合可能に構成されていてもよい。この場合、ブロー空気システムは、乾燥機の任意のUVモジュールに載置されるように構成されていてもよい。この場合、載置モジュールは、特に独立した空気案内要素あるいは空気案内通路を有しており、空気案内要素あるいは空気案内通路は、放射源の周りを流れる周囲空気体積流量に対して影響を及ぼすあるいは放射源の周りを流れる周囲空気体積流量を調整するように設けられている。載置モジュールあるいは付加モジュールは、簡単に乾燥機に後付けするために使用可能である。さらに、少なくとも1つの空気流入開口内に流入する十分な空気体積流量が保証されている限りにおいて、UVモジュールの筐体から間隔を置いたプレートが、放射源の光路内に付加的に設けられていてもよい。
以下に本発明について例示的に説明する。ただし、付属の図面は概略図である。
シート搬送路上方に配置されていて3つのUVモジュールを有する乾燥機を備えるシートを処理する機械のデリバリの一部を示す図である。 中間乾燥機として配置されるUVモジュールとともにシート案内胴を示す図である。 縦長のUV照射器と、割り当てられたブロー空気システムとを有する乾燥機のUVモジュールを示す図である。 ブロー空気システムを備えるUVモジュールの、ブロー空気システムの作動が停止されているときの横断面図である。 ブロー空気システムを備えるUVモジュールの、ブロー空気システムが作動しているときの横断面図である。 代替的なブロー空気システムを備えるUVモジュールの、ブロー空気システムが作動しているときの横断面図である。 縦長のUV照射器と、割り当てられた代替的なブロー空気システムとを有する乾燥機のUVモジュールを示す図である。 代替的なブロー空気システムを有するUVモジュールの横断面図である。 専ら電極間で作用する冷却システムを有する長尺状のUV照射器を示す図である 大判の機械用の長尺状のUV照射器を示す図である。 UV照射器の代替的な実施の形態を示す図である。
処理機械、例えば被印刷物を処理する機械、特に印刷機械あるいはシートを処理する機械、例えばシート印刷機械、特にシートオフセット輪転印刷機械、好ましくはユニット型および直列型のシートオフセット輪転印刷機械内では、サブストレートあるいは被印刷物が機械を通して搬送される。シートを処理する機械内では、例えば被印刷物シートが胴またはシリンダにより前縁においてくわえられ、胴の回転中、機械を通して搬送あるいは運搬される。胴間では、被印刷物シートがくわえ替えされて引き渡される。印刷機械内で被印刷物は、搬送路上の複数の異なる印刷装置を通走する。これらの印刷装置内で被印刷物は、所望のモチーフに応じてそれぞれ1つの印刷インキにより印刷される。印刷装置の各々は、例えばとりわけ1つの版胴を有していることができ、版胴には、インキ装置によって、使用される印刷インキが着肉される。この着肉された版胴は、印刷インキをモチーフ通り、ゴムブランケットが設けられたゴム胴へ転移する。ゴム胴は、シート印刷機械の、被印刷物シートを搬送する圧胴とともに印刷ニップを形成している。印刷ニップの通走時、対応するモチーフが、ゴム胴の、着肉されたゴムブランケットから被印刷物シートへ転移される。
印刷機械の最後の印刷装置の後、印刷し終えた被印刷物シートは、シート印刷機械のデリバリにおいて排出され、デリバリパイルを形成することができる。最後の印刷装置には、例えば1つまたは複数の塗工装置が接続されていてもよく、塗工装置は、印刷された被印刷物シートに保護塗料または光沢塗料を施す。好ましくは、印刷装置ではUVインキが使用され、あるいは塗工装置ではUV塗料が使用される。両面での表刷りおよび裏刷りのために、印刷機械は反転装置を含んでいてもよい。しかし、代替的には、別の印刷法、例えば変化するモチーフを有する別の印刷法が使用されてもよい。乾燥装置、あるいは機械内に設けられる中間乾燥機は、特にUV乾燥装置として構成されており、例えば1つまたは複数のUVモジュール1を有している。
図1は、例えばシート搬送路の上方に配置される乾燥装置、特に複数のUVモジュール1を有する乾燥機を備えるシート印刷機械のデリバリの一部を示している。乾燥装置は、付加的に熱風乾燥機等の乾燥機を有していてもよい。それ以上は図示しないデリバリ内には、チェーンに配置されていてチェーンにより無端循環駆動されるグリッパキャリッジ5が設けられている。グリッパキャリッジ5は、加工されたシート4をシート4の前縁において最後の胴から受け取り、シート搬送路上をデリバリパイルに向けて搬送する。UVモジュール1は、特に、循環するグリッパキャリッジ5の動作が妨げられることがないように、シート搬送路に対して固定された間隔を置いて配置される。デリバリを通した搬送あるいは運搬中、シート4は、シートガイド板6を介して案内することができ、シート4とシートガイド板6との間には、エアクッションが形成されていてもよい。代替的には、UVモジュール1は、循環するチェーンの立ち上がり部および/またはデリバリ延長部内に配置されていてもよい。代替的または付加的に、乾燥装置は、シート搬送路の下方に配置されていてもよい。
シート4は、デリバリパイルに至る途中、シート4を乾燥あるいは硬化させるUVモジュール1を通過するように案内される。UVモジュール1は、それぞれUV照射器2を有し、UV照射器2のUV放射は、直接またはリフレクタ3を介してシート4の表面に向けられている。シート4に作用するこのUV放射を介して、処置されたシート表面、特に印刷されたUVインキおよび/または被着されたUV塗料が乾燥あるいは硬化させられる。好ましくは、UVモジュール1内では、水銀蒸気ランプが放射源として使用される。付加的または代替的に、別の波長を有する照射器、例えば赤外線乾燥機が使用されてもよい。例えば機械あるいはデリバリ内に挿入スロットが設けられていてもよく、挿入スロット内には、UVモジュール1が差し込み可能である。UVモジュール1は、この挿入スロット内に固定でき、これによりUVモジュール1の交換性、例えばUV照射器2が損耗したときのUVモジュール1の交換性が保証されている。UVモジュール1は、特に排気冷却によって作動する。
図2は、シートを処理する機械、例えば上述のシート印刷機械のシート案内胴7に設けられた乾燥装置、特にUVモジュール1を示している。その際、UVモジュール1は、特に中間乾燥機として1つの印刷装置のシート案内胴7に割り当てられている。シート案内胴7は、好ましくは、グリッパシステムを含み、グリッパシステムは、ここでは、特にグリッパフィンガとグリッパパッドとを有するクランプグリッパとして形成されている。グリッパフィンガは、シート前縁をくわえ動作によりグリッパパッドに固定し、その結果、シート4は、運搬のために、図示の方向で回転するシート案内胴7の周面に固定される。例えばUVモジュール1は、機械の印刷、塗工、乾燥または加工装置等内に配置可能である。中間乾燥機として、UVモジュール1は、特に機械の印刷装置間において1つまたは複数のインキあるいは塗料、特にUVインキあるいはUV塗料を乾燥させるために使用され得る。中間乾燥機も、機械の挿入スロット内に差し込み可能に、ひいては交換可能に構成されていてもよい。UVモジュール1は、その際、中間乾燥機の挿入スロットとデリバリの挿入スロットとの間で換装可能であってもよい。中間乾燥機として構成されたUVモジュール1は、特に排気冷却によって作動する。
図3は、UVモジュール1を示しており、このUVモジュール1は、処理材料、例えば被印刷物あるいはシート4の搬送方向に対して横方向で縦長のUV放射源、特に水銀蒸気で満たされたガス放電管を収容している。UVモジュール1は、例えば機械の挿入スロットに割り当てられていてもよく、好ましくは、給電用の電気接続部あるいは給気用の空気接続部を有している。対応する電気接続部あるいは空気接続部は、例えば挿入スロット内に設けられていてもよい。UVモジュール1には、ブロー空気システム13が割り当てられており、ブロー空気システム13は、特に機械により最大で処理したい材料幅、例えば被印刷物幅にわたって延在している。ブロー空気システム13は、正圧供給部を有し、正圧供給部は、例えば正圧接続部または好ましくは正圧発生器を含んでいる。例えば正圧発生器は、送風機、特に軸流送風機14として、好ましくは、被印刷物幅にわたって分配されて、構成されていてもよい。送風機、特に軸流送風機14の給電は、UVモジュール1とは別に、またはUVモジュール1と共通で実施されてもよい。処理材料あるいは被印刷物に対面した側に、UVモジュール1は、周囲空気、つまり、サブストレートあるいは被印刷物と接触するあるいはUVモジュール1の光路内に存在する空気のための空気流入開口10を有している。空気流入開口10は、ここでは特に、空気流入開口10であると同時に、UVモジュール1のUV照射器2の放射出射開口である。
図4は、ブロー空気システム13の作動が停止されているときのUVモジュール1の、先の図のA−A断面に相当する横断面を示している。UVモジュール1は、特に筐体形材8を有していることができ、筐体形材8内には、好ましくは、排気通路12が配置されている。例えばUVモジュール1の押し出し成形形材は、典型的にはアルミニウムから製造されていてもよい。公知のシャッタ9内に組み付けられたリフレクタ3は、UV照射器2の放射をサブストレートあるいは被印刷物に向けて反射する。シャッタ9は、このためにUV照射器2に沿って、好ましくは筐体形材8内に設けられている。好ましくは、シャッタ9は、その際、可動式かつ/または液冷式に構成されている。シャッタ9は、例えばUV照射器2の延在に対して平行に配置されるそれぞれ1つの回転軸線を有し、回転軸線回りにシャッタ9は可動である。シャッタ9が変位、好ましくは一括して変位させられると、特に筐体形材8の空気流入開口10は閉鎖される。運転中、シャッタ9は、適宜、空気流入開口10を開放する位置に保持される。
シャッタ9あるいはリフレクタ3と、UV照射器2との間で吸い込まれる周囲空気は、サブストレートあるいは被印刷物に対面した空気流入開口10を通して流動し、その際、UV照射器2を冷却する。その後、冷却空気は、シャッタ9間を通って筐体形材8の排気通路12内に流出する。排気通路12は、このために、好ましくは片側において、例えば開ループ制御または閉ループ制御可能な吸引空気源に連通しており、吸引空気源は、排気を排気通路12内に吸引する。排気通路12は、好ましくは、UV照射器2の全長にわたって延在しており、その結果、UV照射器2で熱せられた空気は、分配された複数の貫通孔を通して排気通路12内に吸い出され得る。
例えば、放射源、特にUV照射器2に沿って延在する排気通路12を、互いに間隔を置いた複数の長穴を介して、UV照射器2を取り巻く空間に接続してもよい。この場合、長穴は、好ましくは、長穴の開口面積が互いに異なっているように寸法設定されている。この場合、特に、長穴の開口面積は、長尺状のUV照射器2の端部の間では、UV照射器2のそれぞれの端部に設けられた長穴より小さく寸法設定される。この場合、さらに好ましくは、長穴の開口面積は、長尺状のUV照射器2の端部の間では、特に局所的な最大値をとることなく排気通路12の吸引空気源に向かって連続的に小さくなるように寸法設定される。さらに好ましくは、長尺状のUV照射器2の端部に割り当てられた長穴の開口面積は、互いに異なる大きさに寸法設定され、好ましくは、UV照射器2の、排気通路12の吸引空気源側の端部の少なくとも1つの長穴の開口面積は、UV照射器2の、排気通路12の吸引空気源とは反対側の端部の少なくとも1つの長穴の開口面積より小さく寸法設定されている。この場合、UV照射器2のそれぞれの端部側の長穴は、2つ、3つまたは4つの長穴を有していてもよい。
排気冷却が作動させられ、ブロー空気システム13の作動が停止されている運転時に生じる空気流動は、ここでは、原理的あるいは概略的に示してある。冷却は、このとき、とりわけUV照射器2の上面で実施され、それに対して、処理材料に向けられた下面の冷却は、上面に比べて弱い。この運転形態で例えば暖機運転が実施され得る。この運転形態は、さらに、例えば運転中に行われてもよく、例えばUVモジュール1が低い出力で運転されるとき、特に、例えば照射器出力が140〜120W/cm未満であり、ガラス管温度が低いときに行われてもよい。
図5は、ブロー空気システム13、ここでは特に載置可能なブロー空気システム13が作動しているときのUVモジュール1の横断面を示している。1つまたは複数の送風機、ここでは特に軸流送風機14により、空気案内通路15内に、処理材料あるいは被印刷物に対面した空気流入開口10へと向かう空気流が発生させられる。空気流入開口10を通して流入する周囲空気流動11に対して少なくとも略直交するように、好ましくは、空気流入開口10の両側でブロー空気開口16を通してそれぞれ1つのブロー空気噴流17が生成される。ブロー空気噴流17は、それぞれ、個々のブロー空気開口16または貫通したスリットノズルにより形成することができ、ブロー空気開口16またはスリットノズルは、例えば放射源の長さにわたって、特に少なくともUV照射器2の電極19間において延在している。特に、過度に強い冷却は回避されるように、水銀蒸気ランプの電極19外の冷却は、低減または停止される。発展形では、ブロー空気開口16により形成される間隙は、調整可能に構成されていてもよく、その結果、例えば出力クラスのための調整および/または組み込みスペースあるいは機械への適合が実施可能である。好ましくは1mm〜10mm、特に好ましくは2mm〜6mm、さらに特に好ましくは少なくともおよそ4mmの、ブロー空気開口16により開かれた間隙の調整が行われる。
ブロー空気システム13により生成されるブロー空気噴流17は、その際、特に一平面内で向かい合うように方向付けられており、筐体形材8内へ流動する周囲空気流動11に対して影響を及ぼす、特に周囲空気流動11を狭めるまたは絞るようになっている。ブロー空気噴流17は、好ましくは、一平面内で向かい合うように案内されて、好ましくは、空気流入開口10に関して中央で、例えばUV照射器2の真下で衝突するようになっている。周囲空気流動11に対して影響を及ぼすことは、好ましくは、周囲空気流動11が、UV照射器2の、処理材料あるいは被印刷物に対面した下面を、高められた強度で冷却するように実施される。ブロー空気システム13により特に周囲空気流動11に対する横方向流が生成される。
図6は、例えば同じく載置可能な代替的なブロー空気システム13を有するUVモジュール1を示している。ブロー空気システム13は、同じく1つまたは複数の送風機、特に軸流送風機14を有し、送風機は、サブストレートあるいは被印刷物に対面した空気流入開口10に向かって空気案内通路15内を流動する空気流を発生させる。ブロー空気システム13は、ここではブロー空気開口16を有し、ブロー空気開口16は、UV照射器2にしかし直接吹き付けるのではなく、流入する周囲空気流動11を、まだUV照射器2の下方であるいはまだUV照射器2に到達する前に狭めるあるいは絞る。空気案内通路15あるいはブロー空気開口16は、少なくとも部分的にUV照射器2の光路内にある可能性があるので、放射を透過させる材料から製造されていてもよい。
図7は、縦長のUV照射器2と、割り当てられた代替的なブロー空気システム13とを有するUVモジュール1を示している。別体の空気発生器の代わりに、ブロー空気システム13は、少なくとも1つの圧縮空気接続部18、空気案内通路15および1つまたは複数のブロー空気開口16を有している。特に、処理材料の搬送方向に対して横方向で判型の幅にわたって延在する各空気案内通路15に、少なくとも1つの圧縮空気接続部18が割り当てられ、圧縮空気接続部18は、それぞれの空気案内通路15に、周囲圧に比べて高い圧力を加える。空気案内通路15内には、正圧が判型の幅にわたって形成され、ブロー空気開口16を介してブロー空気噴流17として流出することができる。
図8は、代替的なブロー空気システム13を有するUVモジュール1の、先の図のA−A断面に相当する横断面を示している。それぞれの圧縮空気接続部18を介して供給される圧縮空気は、それぞれの空気案内通路15を介して分配され、ブロー空気開口16を介して指向性をもってUVモジュール1の空気流入開口10の領域で流出する。ブロー空気噴流17は、それぞれ個々のブロー空気開口16または貫通したスリットノズルにより生成することができ、ブロー空気開口16またはスリットノズルは、例えば処理材料あるいは被印刷物の幅にわたって延在している。ブロー空気噴流17は、その際、特に一平面内で向かい合うように方向付けられており、筐体形材8内へ流動する周囲空気流動11に対して影響を及ぼす、特に周囲空気流動11を狭めるまたは絞るようになっている。周囲空気流動11に対して影響を及ぼすことは、好ましくは同様に、周囲空気流動11が、UV照射器2の、処理材料あるいは被印刷物に対面した下面を、高められた強度で冷却するように実施される。
図9は、専ら電極19間で作用する冷却システムあるいはブロー空気システム13を有する、例示的に水銀蒸気ランプとして形成される長く延びるUV照射器2を示している。例えば中圧水銀蒸気ランプとして形成されるUV照射器2は、ガラス体20内に端部側で配置されていてそれぞれ1つのピン21を介して接点接続あるいは通電される両電極19を有している。電極19は、例えば統合されたまたは外部のパイロット制御装置により動作制御可能である。互いに間隔を置いた両電極19の各々は、少なくとも部分的に一平面E1,E2内に位置し、長尺状のUV照射器2、例えば水銀蒸気ランプは、理想化された共通の法線として(直交ベクトルとして)平面E1,E2と交わっている。平面E1,E2は、その際、空間内における理想化されて互いに間隔を置いた平行な平面と解すべきであり、電極19の表面は、平面E1,E2に少なくとも接している。冷却システムあるいはブロー空気システム13の冷却領域Bは、特に専ら、互いに対面していて平面E1,E2を規定する電極表面間に存在している。最大の冷却能力を有する冷却システムあるいはブロー空気システム13の冷却領域Bは、ここでは、好ましくは両平面E1,E2により形成あるいは画定される。
放射源、特にUV照射器2の冷却システムあるいはブロー空気システム13は、ここでは、最大の冷却能力を専ら、電極19により形成される平面E1,E2間の冷却領域Bに有している。好ましくは、その際、一定の冷却能力が冷却領域B全体にわたって発現し、冷却領域Bは、特に好ましくは完全に、電極19の互いに対面した表面間を延在している。しかし、冷却領域Bにおける最大の冷却能力は、所望の要求次第では、強度あるいは作用について開ループ制御または閉ループ制御されてもよい。冷却領域Bに隣接して、特に平面E1,E2の外側では、冷却システムあるいはブロー空気システム13の冷却能力は、最大の冷却能力に対して減じられているか、または好ましくはゼロである。平面E1,E2間あるいは冷却領域B内では、ガラス体20は、ここでは、端領域に比べて大きな直径を有している。平面E1,E2の外側では、電極19を包囲するガラス体20は、テーパし、ガラス体20のテーパした端部は、特に電極19を電気的に接点接続するためのピン21を支持している。これにより電極19は、好ましくは、物理的に大きく冷却システムあるいはブロー空気システム13の冷却領域Bの外側に位置している。本実施の形態は、特に好ましくは中判の機械、例えばシート印刷機械で使用される。中判の機械は、例えば少なくともおよそ1mの幅の処理材料を処理することができる。
図10は、特に大判の機械に好適な、長尺状の代替的なUV照射器2を示している。大判の機械、例えばシート印刷機械は、例えば1mを超える、例えばおよそ1.4mまたは1.6mまたはそれを超える幅の処理材料を処理することができる。このUV照射器2は、平面E1,E2がガラス体20のテーパした領域に交わることを特徴としている。これにより、ガラス体20の最大の直径は、平面E1,E2により画定された冷却領域Bの内側に入って初めて達成される。このことは、特にシャッタ9が閉鎖されているとき、そうして側方から流入する周囲空気が電極19を過度に強く冷却してしまうことを防止する。例えば機械停止時または印刷中断もしくは休止時の、シャッタ9が閉鎖されているときの過度に強い冷却は、UV照射器2の立ち消えに至ることがある。ガラス体20の、特に適宜寸法設定される冷却領域Bとの関連での特別な形状付与により、UV照射器2の機能性は、シャッタ9が開放されているときも、閉鎖されているときも保証され得る。
図11は、UV照射器2の代替的な一実施の形態を示している。ガラス体20は、平面E1,E2の外側に出て初めてテーパしている。これにより、平面E1,E2は、ガラス体20に最大の直径の領域で交わっている。しかし、冷却システムあるいはブロー空気システム13の冷却領域Bを画定する平面E1,E2は、ここでも、UV照射器2の電極19の互いに対面した表面により規定される。
作用形式:放射源、特にUV照射器2が下面でも良好に冷却されるように、好ましくは両側で空気が、特にUVモジュール1の放射領域の外側で吹き込まれる。この空気は、好ましくは、UVモジュール1の下の中央で、特にUV照射器2の略中央で合流する。ブロー空気噴流17により絞られて流入するUVモジュール1内の周囲空気は、UV照射器2の下面に向かって運ばれる。これによりUV照射器2の下面は強く冷却される。さらに冷却は、全体的により乱流的となり、UV照射器2の上面も、より良好に冷却される。
好ましくは、付加的な空気は、専らUV照射器2の電極19間であるいはUVモジュール1の長さにわたって送り込まれるあるいは吹き込まれる。この送り込みあるいは吹き込みは、板および/またはブロー空気ノズルにより実施可能である。
好ましくは、両側で送り込まれるあるいは吹き込まれる空気は、UVモジュール1内で作用する冷却空気の部分質量であっても、少なくともおよそ全部であってもよい。しかし、好ましくは、流入する周囲空気流動11により、冷却空気の80%〜50%の割合が形成され、ブロー空気システム13により送り込まれる空気により、冷却空気の20%〜50%の割合が形成される。特に、ブロー空気システム13により付加的に送り込まれる空気あるいはブロー空気17の割合を1/3とし、流入する周囲空気流動11の割合を2/3とするように努められる。
例えばUV照射器2は、約80W/cm〜約200W/cmの出力で運転され得る。その際、ブロー空気システム13は、出力に応じて作動させられ得るあるいはオンにされ得る。特にブロー空気システム13は、中間の出力になって初めて、例えばおよそ120〜140W/cmになって初めて作動させられ得る。その際、ブロー空気システム13の作動は、例えば120〜140W/cmを下回る照射器出力では、完全に停止していてもよいあるいは停止され得る。120〜140W/cmでは、ブロー空気システム13は、例えば作動させられたばかりであり得る。好ましくは、ブロー空気システム13の作用は、照射器出力ともに高められ得る。特に、ブロー空気システム13の作用は、120〜140W/cmの照射器出力でまさに開始し、200W/cmの最大の照射器出力まで、好ましくは線形にまたは関数に応じて高めることができ、その結果、ブロー空気システム13の作用は、照射器出力が200W/cmであるとき、100%である。
関数に応じた開ループ制御の場合、ブロー空気は特に特性マップにしたがって調整され得る。特性マップは、例えば局所的な最大値および/または最小値を有していることができる。その際、ブロー空気は、例えば120W/cm〜200W/cmの間で定められた曲線に応じて調整され得る。その際、照射器出力に応じてブロー空気システム13を運転する関数は、特に機械に応じて予め設定されていてもよくかつ/または変更され得る。しかし、ブロー空気システム13の作用は、個別に調整されてもよくかつ/または例えば照射器出力にしたがって開ループ制御または閉ループ制御されるように構成されていてもよい。目下の照射器出力は、その際、制御装置、特に機械制御部において既知であるか、またはセンサシステムにより求められてもよい。照射器出力が低いとき、例えば140W/cmを下回っているとき、ブロー空気システム13の作用を減じるあるいはブロー空気システム13をオフにすることで、UV照射器2の立ち消えは確実に回避される。
1 UVモジュール
2 UV照射器
3 リフレクタ
4 シート
5 グリッパキャリッジ
6 シートガイド板
7 シート案内胴
8 筐体形材
9 シャッタ
10 空気流入開口
11 周囲空気流動
12 排気通路
13 ブロー空気システム
14 軸流送風機
15 空気案内通路
16 ブロー空気開口
17 ブロー空気噴流
18 圧縮空気接続部
19 電極
20 ガラス体
21 ピン
E1 第1の平面
E2 第2の平面
B 冷却領域

Claims (15)

  1. 乾燥装置(1)を備える処理機械であって、
    前記乾燥装置(1)は、筐体(8)内に収容される放射源(2)を有し、
    前記筐体(8)内には、前記放射源(2)に隣接してシャッタ(9)が設けられており、
    前記筐体(8)は、周囲空気(11)のための少なくとも1つの空気流入開口(10)を有し、前記周囲空気(11)は、前記筐体(8)内への流入後、前記放射源(2)の周りを流れ、
    前記筐体(8)は、排気(11,17)のための空気流出開口(12)を有する、
    処理機械において、
    前記乾燥装置(1)にブロー空気システム(13)が割り当てられており、前記ブロー空気システム(13)は、空気を付加的に供給することにより、前記空気流入開口(10)内へ流動して前記放射源(2)を冷却する前記周囲空気(11)に対して、前記放射源(2)から間隔を置いて前記放射源(2)に到達する前に能動的に影響を及ぼすことができるかつ/または影響を及ぼしている、
    ことを特徴とする、乾燥装置(1)を備える処理機械。
  2. 前記ブロー空気システム(13)は、前記空気流入開口(10)内へ流動する前記周囲空気(11)の流動方向に対して少なくとも略直交するように空気流動(17)を吐出する少なくとも1つの空気流動開口(16)を有する、請求項1記載の処理機械。
  3. 前記放射源(2)は、互いに間隔を置いていてそれぞれ一平面(E1,E2)内に位置する2つの電極(19)を有する長尺状のUV照射器(2)として形成されており、前記長尺状のUV照射器(2)は、前記平面(E1,E2)に対する法線として配置されており、前記ブロー空気システム(13)は、空気流動(17)を、前記平面(E1,E2)間に位置するまたは前記平面(E1,E2)により画定される領域(B)内のみに発生させる、請求項1または2記載の処理機械。
  4. 前記ブロー空気システム(13)は、前記空気流入開口(10)に隣接して配置される対向する少なくとも2つの空気流動開口(16)を有する、請求項1、2または3記載の処理機械。
  5. 前記ブロー空気システム(13)は、前記空気流入開口(10)の外側に配置される1つまたは複数の空気流動開口(16)を有する、請求項1、2、3または4記載の処理機械。
  6. 前記ブロー空気システム(13)は、圧縮空気接続部(18)および/または少なくとも1つの軸流送風機(14)、空気案内通路(15)ならびに複数の空気流動開口(16)を有し、かつ/または前記空気流出開口(12)は、排気通路(12)であって、吸引空気源に接続され、前記放射源(2)を取り巻く空間に通じる1つまたは複数の貫通孔を有する排気通路(12)により、前記筐体(8)内に形成されている、請求項1、2、3、4または5記載の処理機械。
  7. 前記乾燥装置は、UVモジュール(1)を有し、前記UVモジュール(1)は、デリバリ内、乾燥塔内かつ/または中間乾燥機として印刷機械内に配置可能であり、かつ/または前記UVモジュール(1)は、挿入スロット内に挿入可能に構成されており、かつ/または前記ブロー空気システム(13)は、UVモジュール(1)上に載置する載置モジュールとして、またはUVモジュール(1)のための付加モジュールとして形成されている、請求項1、2、3、4、5または6記載の処理機械。
  8. 前記ブロー空気システム(13)は、1mm〜10mmの間または2mm〜6mmの間で調整可能な開口間隙を有するブロー空気開口(16)を有する、請求項1、2、3、4、5、6または7記載の処理機械。
  9. 前記ブロー空気システム(13)は、前記放射源(2)の目下の照射器出力に応じて制御装置により開ループ制御可能であるか、またはセンサシステムにより求められる前記放射源(2)の目下の照射器出力に応じて制御装置により閉ループ制御可能である、請求項1、2、3、4、5、6、7または8記載の処理機械。
  10. 処理機械内に設けられた乾燥装置(1)を運転する方法であって、
    前記乾燥装置(1)は、筐体(8)内に延在する放射源(2)を有し、
    前記放射源(2)は、シャッタ(9)と協働し、
    前記筐体(8)は、周囲空気(11)のための少なくとも1つの空気流入開口(10)を有し、前記周囲空気(11)は、前記筐体(8)内への流入後、前記放射源(2)の周りを流れ、
    前記筐体(8)は、前記放射源(2)の周りを流れる排気(11,17)のための空気流出開口(12)を有する、
    方法において、
    前記乾燥装置(1)に割り当てられたブロー空気システム(13)により空気を付加的に供給して、前記空気流入開口(10)内へ流動して前記放射源(2)を冷却する前記周囲空気(11)に対して、まだ前記放射源(2)に到達する前に能動的に影響を及ぼすまたは偏向させる、
    ことを特徴とする、乾燥装置(1)を運転する方法。
  11. 前記ブロー空気システム(13)により空気流動を方向付け、またはブロー空気(17)を吐出し、前記空気流動または前記ブロー空気(17)は、領域(B)内で、前記空気流入開口(10)を通して前記筐体(8)内へ流動する前記周囲空気(11)を狭めるまたは絞る、請求項10記載の方法。
  12. 前記ブロー空気システム(13)により空気流動を方向付け、またはブロー空気(17)を吐出し、前記空気流動または前記ブロー空気(17)は、流入する前記周囲空気(11)と合わせて冷却空気を形成し、続いて前記排気を形成し、前記ブロー空気システム(13)により送り込まれる空気体積流量の割合は、合わせた冷却空気体積流量の20%〜50%の間にあるまたは合わせた冷却空気体積流量の少なくとも33%である、請求項10または11記載の方法。
  13. 前記ブロー空気システム(13)を前記放射源(2)の出力に応じてオンおよび/またはオフにする、請求項10、11または12記載の方法。
  14. 前記ブロー空気システム(13)を、少なくとも120〜140W/cmの照射器出力に達するとオンにし、かつ/または照射器出力が少なくとも120〜140W/cmを下回るとオフにする、請求項10、11、12または13記載の方法。
  15. 前記ブロー空気システム(13)の作用が照射器出力に応じて最大の出力まで、線形にまたは関数に応じて増大するように、前記ブロー空気システム(13)を運転し、かつ/または前記ブロー空気システム(13)は、照射器出力が少なくとも200W/cmであるとき、100%の作用を示す、請求項10、11、12、13または14記載の方法。
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