JPH0236388B2 - - Google Patents

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JPH0236388B2
JPH0236388B2 JP54026172A JP2617279A JPH0236388B2 JP H0236388 B2 JPH0236388 B2 JP H0236388B2 JP 54026172 A JP54026172 A JP 54026172A JP 2617279 A JP2617279 A JP 2617279A JP H0236388 B2 JPH0236388 B2 JP H0236388B2
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JP
Japan
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box
printed matter
ultraviolet
thermal paper
light source
Prior art date
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JP54026172A
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English (en)
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JPS55118865A (en
Inventor
Yosuke Ono
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OKU SEISAKUSHO CO Ltd
Original Assignee
OKU SEISAKUSHO CO Ltd
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Publication date
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  • Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光重合性インキで印刷された印刷イ
ンキの紫外線乾燥装置に関するもので、さらに詳
言すれば、シールラベル紙等の裏面に感熱貼着剤
等の感熱機能部を形成した感熱紙の表面に印刷さ
れた光重合性印刷インキの紫外線乾燥装置に関す
るものである。
〔従来の技術〕
光重合性を有するインキで印刷された印刷イン
キは、紫外線の照射により極めて短時間で乾燥硬
化できるので、最近では光重合性インキを使用し
て印刷を行い、この印刷機に紫外線乾燥装置を組
入れて短時間の内に印刷インキを乾燥硬化させる
ことにより印刷時間を大幅に短縮して印刷能率を
著しく改善している。
〔発明が解決しようとする課題〕
このように、光重合性インキは、紫外線乾燥装
置との組合せにより、印刷時間を大幅に短縮する
ことができると云う極めて優れた効果を発揮する
のであるが、光重合性インキで印刷された印刷イ
ンキを短時間の内に乾燥硬化させるための紫外線
を照射する紫外線光源は、一般に熱線も一緒に照
射するので、紫外線の照射される印刷物は、この
紫外線と同時に熱線も照射されて加熱されること
になる。
このため、シールラベルのごとくアート紙の裏
面に感熱粘着剤を塗布して感熱機能部を形成した
感熱紙の表面に、光重合性インキで印刷を施し、
この印刷インキを紫外線の照射により乾燥硬化さ
せると、紫外線と一緒に照射される熱線により感
熱紙が加熱され、この熱により裏面に塗布された
感熱粘着剤が粘着化してしまい、粘着剤の貼着機
能が喪失すると云う問題がある。
本発明は、上記した従来技術における問題点を
解消すべく創案されたもので、紫外線が照射され
ている印刷物の温度が過剰に上昇しないようにす
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本発明の手段は、裏
面に感熱貼着剤等の感熱機能部を形成した感熱紙
の表面に印刷された光重合性印刷インキを紫外線
の照射により硬化乾燥させる感熱紙用紫外線乾燥
装置であること、 下端に前後に貫通させて形成した印刷物通過路
の直上に紫外線を照射する光源を設けた乾燥室を
形成する箱体を有すること、 この箱体を搭載支持する架台箱を有すること、
箱体の下端部に、印刷物通過路に左右および進行
方向に沿つて斜め上方から冷却用空気を吹き付け
る上部空冷装置を設けること、 架台箱の上端に、印刷物通過路に進行方向に沿
つて斜め下方から冷却用空気を吹き付ける下部空
冷装置を設けること、 にある。
上部空冷装置は、箱体の左右側壁下端および前
壁下端にコの字状に連続して設けられ、かつ冷却
用空気供給源に接続されたダクトに、印刷物通過
路の幅方向および通路方向に沿つて細長に開口し
たスリツトノズルを設けて構成し、下部空冷装置
は、冷却用空気供給源に接続されてダクトとして
機能する架台箱の上端に、印刷物通過路の幅方向
に沿つて細長に開口した複数のスリツトノズルを
印刷物通過路に沿つて並列に配置して構成するの
が良い。
また、乾燥室を形成する箱体の頂壁に、乾燥室
内空気を強制的に排気する排気機を設けるのが望
ましい。
さらに、箱体に、この箱体内における光源の高
さ位置を変更調整する光源位置調整装置を設ける
と便利である。
〔作用〕
印刷面を上にして印刷物通過路に沿つて入口か
ら紫外線乾燥装置内に送入された印刷物が、印刷
物通過路の途中の紫外線照射位置に位置すると、
乾燥室内に配置された光源から印刷物の印刷面に
紫外線が照射されて、この印刷面の印刷インキを
短時間で乾燥硬化する。この紫外線の照射による
印刷インキの乾燥硬化処理と並行して、上部空冷
装置からの冷却用空気の供給により印刷物の印刷
面である上面が、また下部空冷装置からの冷却用
空気の供給により印刷物の下面が冷却され、この
上下両面に対する冷却により、印刷物は光源によ
り過剰に加熱されることなしに、その印刷インキ
の乾燥硬化が達成される。
上部空冷装置から供給された冷却用空気は、印
刷物の印刷面を冷却した後、大部分は排気機に吸
引されて光源を冷却してから排気され、残りの一
部は印刷物通過路の出口側から自然排気される。
一方、下部空冷装置から供給された冷却用空気
は、架台箱内に設けられた通風装置の作用により
スリツトノズルから噴出されて印刷物裏面の感熱
粘着剤等の感熱機能部を冷却した後、その大部分
は専用に設けた排気口から排気され、一部は印刷
物通過路の出口側から自然排気される。
この上下両空冷装置から印刷物に向かつて供給
される冷却用空気の供給量は、印刷物にバタツキ
を生じさせない範囲内で、冷却目的物である印刷
物が具備する条件、例えば印刷物の厚さ、裏面の
感熱粘着剤の粘着化温度、印刷インキの厚み、乾
燥速度等に応じて設定する。すなわち、本発明に
よる紫外線乾燥装置は、印刷物の表面温度を或る
特定された一定温度値に冷却すると云うものでは
なく、印刷物の裏面温度を感熱粘着剤の粘着化温
度以下に保持させれば良いのであるから、この条
件を満足する範囲内で冷却用空気の供給量を適当
に設定すれば良いのである。
〔実施例〕 以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら
説明する。
乾燥室1は、下面を開放した四角箱状の箱体2
により形成されており、この箱体2内に設置され
た光源は、一つの反射鏡5に高圧水銀灯等の光源
ランプ4を二本並列に取付けて構成されており、
この光源は、光源を支持する支持体8と、この支
持体8の一端に螺合結合して箱体2の頂壁に回転
自在に垂下組付けられた調整桿9と、そして箱体
2の頂壁上に突出した調整桿9の上端に固定され
たハンドル10とから構成された光源位置調整装
置7により箱体2に組付けられている。
光源位置調整装置7は、ハンドル10を操作し
て調整桿9を回転させることにより、この調整桿
9に螺合組付けされた支持体8を昇降変位させ、
もつて光源の箱体2内での高さ位置、すなわち印
刷物通過路26に対する高さ位置を変更調整す
る。
箱体2の下端に取付けられたダクト12は、印
刷物通過路26を挟んで左右から対向した左右側
部分と、入口24の直上に、印刷物通過路26の
全幅範囲にわたつて位置した前側部分とから構成
され、その一部に図示省略した冷却用空気供給源
に接続された吸気口13を有すると共に、この吸
気口13内に冷却用空気の供給量を制御するため
のダンパー14を設けている。ダクト12の各側
部分の印刷物通過路26に対向した壁面には、そ
の側部分の全長さ範囲にわたつて細長なスリツト
ノズル15が突出形成されており、このスリツト
ノズル15の突出形状を斜め下向きにすることに
より、このダクト12により構成された上部空冷
装置11からの冷却用空気が印刷物通過路26に
対して斜め上方から供給されるようにしている。
箱体2を搭載支持する架台箱17は、ダクトと
して機能し、その側壁の一部に冷却用空気供給源
に接続された吸気口19を設けると共に、この吸
気口19内に冷却用空気の供給量を制御するダン
パー20を設けている。架台箱17の上端は、一
応頂板により塞がれた状態となつているが、この
頂板には、印刷物通過路26の全幅範囲にわたつ
て細長に開口した複数のスリツトノズル21が突
出した形態で並列配置されており、このスリツト
ノズル21の突出形状を斜め前方に傾斜させてい
る。この架台箱17内には適当な通風装置が内蔵
されており、冷却用空気供給源から必要量の冷却
用空気を吸引し、この吸引した冷却用空気をスリ
ツトノズル21から印刷物通過路26に向けて噴
出させる。
箱体2の後面には、下端開口部を印刷物通過路
26の出口25の直上に位置させて排気筒16が
設けられており、また印刷物通過路26の両側方
に位置する箱体2の下端と架台箱17の上端との
間には、下面に排気口23を開口した排気枠22
が取付けられている。
それゆえ、上部空冷装置11から乾燥室1内に
供給された冷却用空気は、印刷物27の表面であ
る印刷面を冷却した後、大部分は排気機3に吸引
されて光源を冷却しながら排気され、一部は排気
筒16の煙突効果により排気筒16に吸引されて
自然排気される。また、下部空冷装置18から印
刷物27の裏面に吹付けられた冷却用空気は、第
2図に矢印で示すように、印刷物27の裏面を冷
却した後、大部分が印刷物27の裏面に導かれて
排気枠22内に侵入し、排気口23を通つて自然
排気され、一部が排気筒16に吸引されて自然排
気される。
なお、光源の直下に配置されたガラス板6は、
光源からの熱線を少しでも吸収しようとするため
のものである。
〔発明の効果〕
本発明装置は、上記した構成であるので、以下
に示す効果を奏する。
搬入された印刷物の上下両面を同時に冷却する
ことができるので、紫外線が照射される印刷物の
加熱温度を所望値以下に抑えることができ、これ
により印刷物の裏面に塗布成形された感熱粘着剤
等の感熱機能部の加熱による粘着化を防止するこ
とができる。
印刷物に対する冷却程度は、冷却用空気の供給
量を適当に設定することにより、任意に達成でき
るので、紫外線の照射による印刷物の温度上昇に
制限されることなしに、紫外線照射による印刷イ
ンキのより完全な乾燥硬化を達成できる。
印刷物の冷却は、この印刷物に対して印刷物通
過路を避けた周囲から冷却用空気を供給すること
により達成するので、紫外線乾燥手段の基本的構
成に変化がなく、このため既存および新造を問わ
ずその実施が容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明装置の一実施例を示す全体外
観斜視図である。第2図は、第1図に示した実施
例の縦断正面図である。第3図は、第1図に示し
た実施例の縦断側面図である。 符号の説明、1;乾燥室、2;箱体、3;排気
機、4;光源ランプ、5;反射鏡、6;ガラス
板、7;光源位置調整装置、8;支持体、9;調
整桿、10;ハンドル、11;上部空冷装置、1
2;ダクト、13;吸気口、14;ダンパー、1
5;スリツトノズル、16;排気筒、17;架台
箱、18;下部空冷装置、19;吸気位置、2
0;ダンパー、21;スリツトノズル、22;排
気枠、23;排気口、24;入口、25;出口、
26;印刷物通過路、27;印刷物。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 裏面に感熱貼着剤等の感熱機能部を形成した
    感熱紙の表面に印刷された光重合性印刷インキを
    紫外線の照射により硬化乾燥させる感熱紙用紫外
    線乾燥装置であつて、下端に前後に貫通させて形
    成した印刷物通過路26の直上に紫外線を照射す
    る光源を設けた乾燥室1を形成する箱体1と、該
    箱体1を搭載支持する架台箱17とを有し、前記
    箱体2の下端部に、前記印刷物通過路26に左右
    および進行方向に沿つて斜め上方から冷却用空気
    を吹き付ける上部空冷装置11を設け、前記架台
    箱17の上端に、前記印刷物通過路26に進行方
    向に沿つて斜め下方から冷却用空気を吹き付ける
    下部空冷装置18を設けた感熱紙用紫外線乾燥装
    置。 2 上部空冷装置11を、前記箱体2の左右側壁
    下端部および前壁下端部にコの字状に連続して設
    けられて、冷却用空気供給源に接続されたダクト
    12に、印刷物通過路26の幅方向および通路方
    向に沿つたスリツトノズル15を開口して構成
    し、下部空冷装置18を、冷却用空気供給源に接
    続されてダクトとして機能する架台箱17の上端
    に、前記印刷物通過路26の幅方向に沿つて開口
    した複数のスリツトノズル21を印刷物通過路2
    6に沿つて並列配置して構成した請求項1記載の
    感熱紙用紫外線乾燥装置。 3 乾燥室1を形成する箱体2の頂壁に、前記乾
    燥室1内空気を強制的に排気する排気機3を設け
    た請求項1または2記載の感熱紙用紫外線乾燥装
    置。 4 光源の箱体2内における高さ位置を変更調整
    する光源位置調整装置7を、前記箱体2に設けた
    請求項1または2または3記載の感熱紙用紫外線
    乾燥装置。
JP2617279A 1979-03-08 1979-03-08 Ultraviolet ray drier Granted JPS55118865A (en)

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JP2617279A JPS55118865A (en) 1979-03-08 1979-03-08 Ultraviolet ray drier

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JPS55118865A JPS55118865A (en) 1980-09-12
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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4443185A (en) * 1979-03-13 1984-04-17 Smith Thomas M Heating of webs
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5317341U (ja) * 1976-07-23 1978-02-14

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JPS5317341U (ja) * 1976-07-23 1978-02-14

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