JPH046821Y2 - - Google Patents

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JPH046821Y2
JPH046821Y2 JP1986162340U JP16234086U JPH046821Y2 JP H046821 Y2 JPH046821 Y2 JP H046821Y2 JP 1986162340 U JP1986162340 U JP 1986162340U JP 16234086 U JP16234086 U JP 16234086U JP H046821 Y2 JPH046821 Y2 JP H046821Y2
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slit
guide plate
lamp
reflective shade
air
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JP1986162340U
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JPS6369429U (ja
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  • Coating Apparatus (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
  • Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、紫外線ランプと反射笠を収納し、か
つ反射笠の周囲に空気室を形成する細長いランプ
ハウジングを備え、ランプハウジングが空気室に
開口する通気口を有する紫外線照射装置に関す
る。
〔従来技術および解決しようとする課題〕
従来のこの種の紫外線照射装置の例を第2図と
第3図に示す。第2図は紫外線照射装置の正面図
であり、第3図はその横断面を示す。1は紫外線
ランプ、2は反射笠で、それぞれランプハウジン
グ3に取りつけられている。ランプ1の発する紫
外線が反射笠2で反射して、下を搬送される被塗
物に照射されて硬化乾燥される。ランプ1と反射
笠2を冷却する目的のために、ランプハウジング
の通気口4から加圧された冷却用空気が空気室5
に供給され、矢印のように反射笠2の開口部6を
通つてランプ1の周りを流れる。しかしながら、
紫外線照射装置は、被塗物の乾燥に必要な紫外線
を放射すると同時に多量の熱線(赤外線)を放射
して被塗物の温度上昇を促し、塗料、インク、接
着剤の硬化を妨げていた。前述のように、ランプ
の周りを下方へ流れる冷却用空気は800℃もある
ランプにより温められて温風となるので、被塗物
の温度上昇を押さえることはできなかつた。この
ため、各メーカー共工夫をこらし、例えばランプ
または反射鏡を水冷するか、または反射鏡を薄膜
として赤外線を吸収するか、または紫外線照射装
置と被塗物の間に赤外線を吸収するフイルタを挿
入するなどの対策を講じている。しかしながら、
水冷方式では、水の管理が必要なこととコストが
かかること、結露によるメンテナンス費が増加す
ることなど、実用性に難点がある。また、赤外線
吸収材料による反射鏡またはフイルタを採用した
場合には、それぞれ20パーセントほどの損失を伴
い、被照射面に到達する紫外線が減少するので、
これを補うためにランプの容量を50パーセント以
上のものに増大せざるを得ず、ますます熱損失が
増加し、運転コストが増加する欠点があつた。
本考案の目的は、紫外線が照射される被塗物の
熱を吸収してその温度上昇を抑制するように構成
された紫外線照射装置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するには、本考案により、ガ
イド板を反射笠の裏面に沿つてかつこの裏面と若
干の間隔を置いて配置することによりそれらの間
に冷却用空気の流通のための第一のスリツトを形
成し、かつガイド板には長手方向に延びていてか
つ空気室に開口する開口部を設けて、これを、第
一スリツトを介して反射笠下縁両側の開口部と連
通させると共に、前記ガイド板の両側下縁とこれ
に平行なランプハウジングの両側下縁との間に長
手方向に延びる冷却用空気噴出のための第二のス
リツトを設ければよい。
〔実施例〕
以下、本考案を実施例について図面により詳細
に説明する。
第1図に、照射室7内に配置された本考案の紫
外線照射装置の横断面を示す。この紫外線照射装
置のランプハウジング11内には、細長い紫外線
ランプ12と、それを囲む円弧状断面の反射笠1
3が取りつけられている。
ガイド板17が円弧状の反射笠13の裏面に沿
つてかつこの裏面と若干の間隔を置いて配置さ
れ、それによつてガイド板17と反射笠13の間
に反射笠冷却用空気のための第一のスリツト18
が形成されている。さらに、ガイド板17には、
長手方向に延びていてかつ空気室11aに開口す
る開口部14が設けられ、この開口部14が反射
笠13の両側下縁の第一のスリツトの開口部1
9,19′と連通している。
この構造は、ランプを直接冷却しないで、反射
笠を冷却することによりランプを冷却するように
なつており、反射笠冷却空気用第一のスリツト1
8を狭くしておけば、冷却空気が空気室の中に充
満してガイド板17の頂部開口14より長手方向
に均一に第一のスリツト18の中へ流入し、反射
笠13の裏面に沿つて流れて両側下縁の第一のス
リツト開口部19,19′より噴出する。
さらに、被塗物の温度を効果的に下げるため
に、本考案により、ガイド板17の両側下縁とこ
れに平行なランプハウジング11の両側下縁との
間に長手方向に延びる冷却用空気噴出のための第
二のスリツト15,15′が設けられている。
細長いランプハウジング11の空気室11aの
空気圧を長手方向に均一に保つために、ガイド板
17の頂部の細長い開口部14の幅と、ランプハ
ウジングの両側下縁の被塗物冷却用第二のスリツ
ト15,15′の幅は、比較的狭いほうが好適で
あり、また第二のスリツト15,15′の幅はラ
ンプの冷却空気量の方を多くするために開口部1
4の幅に対していつそう小さくするのが望まし
い。例えば、第一のスリツトの幅を3mm、従つて
開口部の幅を6mm、そして第二のスリツトの幅を
2mmにすることができる。
ランプハウジング11の頂部中央に設けられた
通気口16が給気フアン8に接続され、給気フア
ンはフイルタ9を通して空気を吸い込む。照射室
7には排気フアン10が接続されている。紫外線
照射装置の下方をコンベヤ20により被塗物21
が搬送されるようになつている。
作用を説明すると、フイルタ9を通つて吸い込
まれた空気が給気フアン8により紫外線照射装置
の通気口16より圧送されて空気室11a内に入
る。ガイド板の開口部14と両側の第二のスリツ
ト15,15′を比較的狭く設定すれば、冷却空
気が空気室11a内に長手方向に全体的に充満
し、従つてガイド板の開口部14から入つたラン
プ冷却用空気が第一スリツト18を通つて反射笠
13を冷却しながら流れて両側下縁開口部19,
19′から噴出すると共に、他方では空気室11
a内に充満した冷却空気が冷たい状態でランプハ
ウジング両側の第二スリツト15,15′から被
塗物冷却用空気として長手方向に沿つて一様に噴
出される。そのとき、第二スリツト15,15′
からの温度の低い冷却空気が、第一スリツト18
を通る際反射笠13により温められた両側開口部
19,19′からの温風と混じり合つて被照射空
間から熱を吸収して全体的に温度を下げるように
働き、この下がつた温度の空気が被塗物を冷却す
る。
この紫外線照射装置によれば、被塗物から発生
する蒸気を迅速に追い出して硬化反応を促進する
作用を行うと共に、被塗物の搬入口から空気と共
に侵入するまたは被塗物が持ち込む塵芥を排出す
ることにより、塵芥がランプと反射笠に付着して
出力が減少することを防止して高い出力を維持す
ることができる。これによつて、ランプと被照射
物をさらに接近させることが可能となり、いつそ
う強力なエネルギーを与えることができ、その結
果被塗物の搬送ライン速度を増大させると共に運
転費用を減少させることができる。
実際に、水冷式120w/cmのランプで普通型反
射鏡を用いた従来の紫外線照射装置と、80w/cm
のランプで鏡面仕上げ型反射鏡を用いた第1図の
本考案の紫外線照射装置を、照射距離100mm、被
塗物の搬送速度3m/minに一定にした同一条件
で比較したところ、本考案の場合、従来に比較し
て入力が33パーセント少ないにもかかわらず、塗
料の硬化が従来と同等以上であり、その上被塗物
の温度が20℃も低くなつた。
〔考案の効果〕
本考案の装置では、ガイド板を反射笠の裏面に
沿つてかつこの裏面と若干の間隔を置いて配置す
ることによりそれらの間に第一のスリツトを形成
し、さらにガイド板には、長手方向に延びていて
かつ空気室に開口する開口部を設けて、この開口
部を、第一のスリツトを介して反射笠下縁両側の
両開口部と連通させてある。このように構成する
ことにより、空気室に入つた冷却空気はガイド板
の開口部から反射笠とガイド板により区画された
第一のスリツトを流れて反射笠を冷却し、反射笠
下縁両側の両開口部より第一のスリツトを出て、
その下を通る被塗物の上に噴射される。
本考案では、さらに、前記ガイド板の両側下縁
とこれに平行なランプハウジングの両側下縁との
間に長手方向に延びる第二のスリツトを設けるこ
とにより、ランプハウジングの通気口より入つた
冷却空気をそのまま第二のスリツトより下方に噴
出させることができ、その結果第一のスリツトに
入つて反射笠により温められた第一スリツトから
の噴出空気に第二スリツトから噴出する冷たい空
気が混じり合つて噴出する冷却空気の温度が全体
的にさらに下がるので、被塗物を第一スリツト単
独の場合よりもさらに効果的に冷却することがで
きる。
このように構成された冷却系統は、ランプと反
射笠の領域外にあり、ランプから放射される紫外
線を遮らないので、紫外線照射による被塗物の硬
化を目的とする本来の機能を損なうことなく合理
的なランプの冷却と被塗物の冷却が達成される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の紫外線照射装置を有する照射
室の横断面およびこれに付属した給気−排気系統
を示す概略図、第2図は従来の紫外線照射装置の
正面図、第3図は第2図の線A−Aに沿つて断面
した横断面図である。 図中参照番号、11……ランプハウジング、1
1a……空気室、12……紫外線ランプ、13…
…反射笠、14……ガイド板開口部、15,1
5′……第二のスリツト、16……通気口、17
……ガイド板、18……第一のスリツト、19,
19′……第一のスリツトの開口部、21……被
塗物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 紫外線ランプと反射笠を収納し、かつ反射笠の
    周囲に空気室を形成する細長いランプハウジング
    を備え、ランプハウジングが空気室に開口する通
    気口を有する紫外線照射装置において、ガイド板
    を反射笠の裏面に沿つてかつこの裏面と若干の間
    隔を置いて配置することによりそれらの間に冷却
    用空気の流通のための第一のスリツトを形成し、
    かつガイド板には長手方向に延びていてかつ空気
    室に開口する開口部を設けて、これを、第一スリ
    ツトを介して反射笠下縁両側の開口部と連通させ
    ると共に、前記ガイド板の両側下縁とこれに平行
    なランプハウジングの両側下縁との間に長手方向
    に延びる冷却用空気噴出のための第二のスリツト
    を設けたことを特徴とする紫外線照射装置。
JP1986162340U 1986-10-24 1986-10-24 Expired JPH046821Y2 (ja)

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JPS6369429U JPS6369429U (ja) 1988-05-10
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JP2548983B2 (ja) * 1989-04-07 1996-10-30 旭光学工業株式会社 レンズ接着用光照射装置
JP2014210430A (ja) * 2013-04-04 2014-11-13 株式会社東通研 紫外線照射装置
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JPS5851987U (ja) * 1981-10-06 1983-04-08 新日本製鐵株式会社 板材巾2等分罫書治具

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