JP6894957B2 - 誤出力防止回路 - Google Patents

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Description

本発明は、誤出力防止回路に関する。
従来より、種々のアプリケーションにおいて、MOS[metal oxide semiconductor]スイッチが用いられている。
なお、上記に関連する従来技術の一例としては、特許文献1を挙げることができる。
特開2013−187929号公報
しかしながら、MOSスイッチは、ドレイン電圧(例えば電源電圧)が急峻に持ち上がる場合に、ドレイン・ソース間に付随する寄生キャパシタを介してゲート電圧が上昇し、意図しない誤出力を生じるおそれがあった。
本明細書中に開示されている発明は、本願の発明者により見出された上記課題に鑑み、ドレイン電圧の変動に起因するMOSスイッチの意図しない誤出力を未然に防止することのできる誤出力防止回路を提供することを目的とする。
本明細書中に開示されている誤出力防止回路は、MOSスイッチのゲート・ソース間に接続されたトランジスタと、前記トランジスタのゲート・ソース間に接続されたインピーダンス素子と、前記MOSスイッチのドレインと前記トランジスタのゲートとの間に接続されたキャパシタと、を有する構成(第1の構成)とされている。
上記第1の構成から成る誤出力防止回路は、前記トランジスタのゲート・ソース間に接続されたクランプ素子をさらに有する構成(第2の構成)にするとよい。
上記第1または第2の構成から成る誤出力防止回路において、前記インピーダンス素子は、デプレッション型トランジスタまたは抵抗である構成(第3の構成)にするとよい。
また、本明細書中に開示されている誤出力防止回路は、MOSスイッチのゲート・ソース間に接続された第1トランジスタと、前記第1トランジスタのゲート・ソース間に接続された第1インピーダンス素子と、前記MOSスイッチのドレインと前記第1トランジスタのゲートとの間に接続された第2トランジスタと、前記第2トランジスタのゲート・ソース間に接続された第2インピーダンス素子と、前記第2トランジスタのゲートと定電位端との間に接続されたキャパシタとを有する構成(第4の構成)とされている。
上記第4の構成から成る誤出力防止回路は、前記第1トランジスタのゲート・ソース間に接続された第1クランプ素子と、前記第2トランジスタのゲート・ソース間に接続された第2クランプ素子と、をさらに有する構成(第5の構成)にするとよい。
上記第4または第5の構成から成る誤出力防止回路において、前記第1インピーダンス素子及び前記第2インピーダンス素子は、デプレッション型トランジスタまたは抵抗である構成(第6の構成)にするとよい。
また、本明細書中に開示されている半導体装置は、MOSスイッチと、第1〜第6いずれかの構成から成る誤出力防止回路と、を有する構成(第7の構成)とされている。
上記第7の構成から成る半導体装置において、前記MOSスイッチは、MOS電界効果トランジスタまたは絶縁ゲートバイポーラトランジスタである構成(第8の構成)にするとよい。
また、本明細書中に開示されている電子機器は、上記第8の構成から成る半導体装置を有する構成(第9の構成)とされている。
また、本明細書中に開示されている車両は、バッテリと、前記バッテリから電源電圧の供給を受けて動作する上記第9の構成から成る電子機器とを有する構成(第10の構成)とされている。
本明細書中に開示されている誤出力防止回路によれば、ドレイン電圧の変動に起因するMOSスイッチの意図しない誤出力を未然に防止することが可能となる。
半導体装置の全体構成を示すブロック図 誤出力防止回路の導入例を示すブロック図 誤出力防止回路の第1実施形態を示す回路図 第1実施形態における電源急変時の挙動を示すタイミングチャート 誤出力防止回路の第2実施形態を示す回路図 第2実施形態の変形例を示す回路図 第2実施形態における電源急変時の挙動を示すタイミングチャート 誤出力防止回路の第3実施形態を示す回路図 第3実施形態の変形例を示す回路図 車両の一構成例を示す外観図
<半導体装置>
図1は、半導体装置の全体構成を示すブロック図である。本構成例の半導体装置100は、車載用ハイサイドスイッチICであり、装置外部との電気的な接続を確立する手段として、複数の外部端子(INピン、GNDピン、OUTピン、STピン、VBBピン)を備えている。INピンは、CMOSロジックICなどから制御信号の外部入力を受け付けるための入力端子である。GNDピンは、接地端子である。OUTピンは、負荷(エンジン制御用ECU[electronic control unit]、エアコン、ボディ機器など)が外部接続される出力端子である。STピンは、CMOSロジックICなどに自己診断信号を外部出力するための出力端子である。VBBピンは、バッテリから電源電圧Vbb(例えば4.5V〜18V)の供給を受け付けるための電源端子である。なお、VBBピンは、大電流を流すために複数並列(例えば4ピン並列)に設けてもよい。
また、本構成例の半導体装置100は、内部電源回路1と、定電圧生成回路2と、発振回路3と、チャージポンプ回路4と、ロジック回路5と、ゲート制御回路6と、クランプ回路7と、入力回路8と、基準生成回路9と、温度保護回路10と、減電圧保護回路11と、オープン保護回路12と、過電流保護回路13と、Nチャネル型MOS電界効果トランジスタN1〜N3と、抵抗R1及びR2と、センス抵抗Rsと、ツェナダイオードZ1及びZ2と、を集積化して成る。
内部電源回路1は、VBBピンとGNDピンとの間に接続されており、電源電圧Vbbから所定の内部電源電圧VREGを生成して半導体装置100の各部に供給する。なお、内部電源回路1は、イネーブル信号ENの論理レベルに応じて動作可否が制御される。より具体的に述べると、内部電源回路1は、イネーブル信号ENがイネーブル時の論理レベル(例えばハイレベル)であるときに動作状態となり、イネーブル信号ENがディセーブル時の論理レベル(例えばローレベル)であるときに停止状態となる。
定電圧生成回路2は、VBBピンとGNDピンとの間に接続されており、電源電圧Vbbに応じたハイ電圧VH(=電源電圧Vbb)と、ハイ電圧VHよりも定電圧REF(=例えば5V)だけ低いロー電圧VL(=Vbb−REF)とを生成して発振回路3及びチャージポンプ回路4に供給する。なお、定電圧生成回路2は、イネーブル信号EN及び異常保護信号S5aの論理レベルに応じて動作可否が制御される。より具体的に述べると、定電圧生成回路2は、イネーブル信号ENがイネーブル時の論理レベル(例えばハイレベル)であるとき、若しくは、異常保護信号S5aが異常未検出時の論理レベル(例えばハイレベル)であるときに動作状態となり、イネーブル信号ENがディセーブル時の論理レベル(例えばローレベル)であるとき、若しくは、異常保護信号S5aが異常検出時の論理レベル(例えばローレベル)であるときに停止状態となる。
発振回路3は、ハイ電圧VHとロー電圧VLの供給を受けて動作し、所定周波数のクロック信号CLKを生成してチャージポンプ回路4に出力する。なお、クロック信号CLKは、ハイ電圧VHとロー電圧VLとの間でパルス駆動される矩形波信号である。
チャージポンプ回路4は、ハイ電圧VHとロー電圧VLの供給を受けて動作し、クロック信号CLKを用いてフライングキャパシタを駆動することにより、電源電圧Vbbよりも高い昇圧電圧VCPを生成してゲート制御回路6及び過電流保護回路13に供給する。
ロジック回路5は、内部電源電圧VREGの供給を受けて動作し、ゲート制御信号S5bを生成してゲート制御回路6に出力する。ゲート制御信号S5は、トランジスタN1及びN2をオンさせるときにハイレベル(=VREG)となり、トランジスタN1及びN2をオフさせるときにローレベル(=GND)となる2値信号である。また、ロジック回路5は、温度保護信号S10、減電圧保護信号S11、オープン保護信号S12、及び、過電流保護信号S13をそれぞれ監視し、必要に応じた異常保護動作を行う機能を備えている。より具体的に述べると、ロジック回路5は、半導体装置100に何らかの異常が検出されたときに、異常保護信号S5aを異常検出時の論理レベルとして定電圧生成回路2を停止させるとともに、ゲート制御信号S5bをローレベルとしてトランジスタN1及びN2をいずれも強制的にオフさせる。また、ロジック回路5は、異常検出結果に応じてトランジスタN3のゲート信号S5cを生成する機能も備えている。
ゲート制御回路6は、昇圧電圧VCPの印加端とOUTピン(=出力電圧Voutの印加端)との間に接続されており、ゲート制御信号S5bの電流能力を高めたゲート電圧VGを生成してトランジスタN1及びN2のゲートに出力する。ゲート電圧VGは、ゲート制御信号S5bがハイレベルであるときにハイレベル(=VCP)となり、ゲート制御信号S5bがローレベルであるときにローレベル(=Vo)となる。なお、ゲート制御回路6は、過電流保護信号S13の論理レベルに応じて動作可否が制御される。より具体的に述べると、ゲート制御回路6は、過電流保護信号S13が異常未検出時の論理レベル(例えばローレベル)であるときに動作状態となり、過電流保護信号S13が異常検出時の論理レベル(例えばハイレベル)であるときに停止状態となる。
クランプ回路7は、VBBピンとトランジスタN1及びN2の両ゲートとの間に接続されている。OUTピンに誘導性負荷が接続されるアプリケーションでは、トランジスタN1をオンからオフへ切り替える際、誘導性負荷の逆起電力によりOUTピンが負電圧となる。そのため、エネルギー吸収用にクランプ回路7(いわゆるアクティブクランプ回路)が設けられている。なお、Vbb−(Vclp+Vgs)で表されるアクティブクランプ電圧は、例えば48Vに設定するとよい(ただし、Vbbは電源電圧、VclpはOUTピンの負側クランプ電圧、VgsはトランジスタN1のゲート・ソース間電圧)。
入力回路8は、INピンから制御信号の入力を受け付けてイネーブル信号ENを生成するシュミットトリガである。
基準生成回路9は、内部電源電圧VREGの供給を受けて動作し、所定の基準電圧Vrefや基準電流Irefを生成して半導体装置100の各部に供給する。なお、例えば、基準電圧Vrefや基準電流Irefは、内部電源回路1において内部電源電圧VREGの目標値を設定したり、各種保護回路9〜13において異常検出用の閾値を設定したりするために用いられる。
温度保護回路10は、内部電源電圧VREGの供給を受けて動作し、トランジスタN1の異常発熱を検出する温度検出素子(不図示)を含み、その検出結果(=異常発熱が生じているか否か)に応じた温度保護信号S10を生成してロジック回路5に出力する。温度保護信号S10は、例えば、異常未検出時にローレベル(=GND)となり、異常検出時にハイレベル(=VREG)となる2値信号である。
減電圧保護回路11は、内部電源電圧VREGの供給を受けて動作し、電源電圧Vbbないしは内部電源電圧VREGの監視結果(=減電圧異常が生じているか否か)に応じた減電圧保護信号S11を生成してロジック回路5に出力する。減電圧保護信号S11は、例えば、異常未検出時にローレベル(=GND)となり、異常検出時にハイレベル(=VREG)となる2値信号である。
オープン保護回路12は、電源電圧Vbbと内部電源電圧VREGの供給を受けて動作し、出力電圧Voutの監視結果(=負荷のオープン異常が生じているか否か)に応じたオープン保護信号S12を生成してロジック回路5に出力する。なお、オープン保護信号S12は、例えば、異常未検出時にローレベル(=GND)となり、異常検出時にハイレベル(=VREG)となる2値信号である。
過電流保護回路13は、昇圧電圧VCPの印加端とOUTピン(=出力電圧Voutの印加端)との間に接続されており、センス電圧Vsの監視結果(=過電流が生じているか否か)に応じた過電流保護信号S13を生成してロジック回路5に出力する。過電流保護信号S13は、例えば、異常未検出時にローレベル(=GND)となり、異常検出時にハイレベル(=VREG)となる2値信号である。
トランジスタN1は、ドレインがVBBピンに接続されてソースがOUTピンに接続されたパワートランジスタであり、バッテリから負荷に向けた出力電流I1が流れる電流経路を導通/遮断するためのスイッチ素子(ハイサイドスイッチ)として機能する。なお、トランジスタN1は、ゲート電圧VGがハイレベルであるときにオンし、ゲート電圧VGがローレベルであるときにオフする。
なお、トランジスタN1のオン抵抗が低いほど、OUTピンの地絡時(=接地端ないしはこれに準ずる低電位端への短絡時)に過電流が流れやすくなり、異常発熱を生じやすくなる。従って、トランジスタN1のオン抵抗を下げるほど、温度保護回路10や過電流保護回路13の重要性が高くなる。
トランジスタN2は、トランジスタN1に対して並列接続されたミラートランジスタであり、出力電流I1に応じたミラー電流I2を生成する。トランジスタN1とトランジスタN2とのサイズ比は、m:1(ただしm>1、例えばm=1000)である。従って、ミラー電流I2は、出力電流I1を1/mに減じた大きさとなる。なお、トランジスタN2は、トランジスタN1と同じく、ゲート電圧VGがハイレベルであるときにオンし、ゲート電圧VGがローレベルであるときにオフする。
トランジスタN3は、ドレインがSTピンに接続されてソースがGNDピンに接続されたオープンドレイン形式のトランジスタである。なお、トランジスタN3は、ゲート信号S5cがハイレベルであるときにオンし、ゲート信号S5cがローレベルであるときにオフする。すなわち、STピンから外部出力される自己診断信号は、ゲート信号S5cのハイレベルであるとき(=トランジスタN3がオンしているとき)にローレベルとなり、ゲート信号S5cがローレベルであるとき(=トランジスタN3がオフしているとき)にハイレベルとなる。
抵抗R1は、INピンと入力回路8の入力端との間に接続されており、過大なサージ電流などを抑制するための電流制限抵抗として機能する。
抵抗R2は、入力回路8の入力端とGNDピンとの間に接続されており、INピンがオープン状態であるときに入力回路8への入力論理レベルをローレベル(=ディセーブル時の論理レベル)に確定させるためのプルダウン抵抗として機能する。
センス抵抗Rsは、トランジスタN2のソースとOUTピンとの間に接続されており、ミラー電流I2に応じたセンス電圧Vs(=I2×Rs)を生成する電流検出素子として機能する。
ツェナダイオードZ1は、トランジスタN1及びN2のゲートとOUTピンとの間で、カソードがトランジスタN1及びN2のゲート側となり、アノードがOUTピン側となる向きに接続されている。このように接続されたツェナダイオードZ1は、VBBピンにバッテリを接続してOUTピンに負荷を接続した正規接続状態において、トランジスタN1及びN2のゲート・ソース間電圧を所定の上限値以下に制限するクランプ素子(サージ電圧吸収素子)として機能する。
ツェナダイオードZ2は、トランジスタN1及びN2のゲートとOUTピンとの間で、アノードがトランジスタN1及びN2のゲート側となり、カソードがOUTピン側となる向きに接続されている。このように接続されたツェナダイオードZ2は、VBBピンに負荷を接続してOUTピンにバッテリを接続した逆接続状態において、OUTピンからトランジスタN1及びN2のゲートに至る電流経路を遮断するための逆接続保護素子として機能する。
上記したように、半導体装置100は、CMOSロジック(ロジック回路5など)と、パワーMOSデバイス(トランジスタN1など)と、を1チップ上に組み込んだモノリシックパワーICとして構成されている。
<誤出力防止回路(導入例)>
図2は、誤出力防止回路の導入例を示すブロック図である。本図で示すように、トランジスタN1のゲート・ドレイン間には、寄生キャパシタCgdが付随する。そのため、トランジスタN1のドレインに印加される電源電圧Vbbが変動すると、ゲート電圧VGにも変動が生じる。
例えば、ゲート電圧VGのローレベル期間中(=トランジスタN1のオフ期間中)に電源電圧Vbbが上昇すると、寄生キャパシタCgdを介してトランジスタN1のゲート電圧VGが持ち上がる。このとき、トランジスタN1のゲート・ソース間電圧(=VG−Vout)がオンスレッショルド電圧よりも高くなると、トランジスタN1の誤オンが生じてしまう。このようなトランジスタN1の誤オンを防止するためには、ゲート電圧VGの意図しない変動を適切に抑制することのできる誤出力防止回路14が必要となる。
なお、本図では、MOSスイッチとしてMOS電界効果トランジスタが用いられている場合を例に挙げて説明を行ったが、MOSスイッチとして絶縁ゲートバイポーラトランジスタが用いられている場合においても、上記と同様の問題が生じ得るので、誤出力防止回路14の導入が必要となる。
<誤出力防止回路(第1実施形態)>
図3は、誤出力防止回路14の第1実施形態を示す回路図である。第1実施形態の誤出力防止回路14は、最も単純な回路構成の一例であり、トランジスタN1のゲート・ソース間に接続された抵抗Rxのみを含む。
このような構成を採用することにより、抵抗Rxを介してトランジスタN1のゲートをOUTピンにプルダウンしておくことができるので、電源電圧Vbbの上昇に伴うゲート電圧VGの持ち上がりを抑えてトランジスタN1の誤オンを防止することが可能となる。
ただし、第1実施形態の誤出力防止回路14は、寄生キャパシタCgdの容量値と抵抗Rxの抵抗値に応じた時定数τ(=Cgd×Rx)を持つ。そのため、電源電圧Vbbが急峻に立ち上がる場合には、ゲート電圧VGの持ち上がりを十分に抑えることができないおそれがある。
図4は、第1実施形態における電源急変時の挙動を示すタイミングチャートであり、上から順番に、電源電圧Vbb、INピンへの印加電圧(=イネーブル信号ENに相当)、ゲート電圧VG、及び、出力電圧Voutが描写されている。
時刻t11において、電源電圧Vbbが投入された後、本来であれば、時刻t12において、INピンがローレベル(=ディセーブル時の論理レベル)からハイレベル(=イネーブル時の論理レベル)に立ち上げられるまで、ゲート電圧VGはローレベルに維持されるはずであり、延いては、トランジスタN1がオフされたまま、出力電圧Voutがローレベルに維持されるはずである。
しかしながら、電源電圧Vbbが時定数τよりも短い時間で急峻に立ち上がると、誤出力防止回路14が十全に機能せず、ゲート電圧VGが持ち上がってしまう。その結果、トランジスタN1の誤オンが生じて出力電圧Voutが意図せずに上昇するおそれがある。
このように、第1実施形態の誤出力防止回路14は、電源電圧Vbbの急峻な立上げに対して必ずしも効果的に機能しない。
<誤出力防止回路(第2実施形態)>
図5は、誤出力防止回路14の第2実施形態を示す回路図である。第2実施形態の誤出力防止回路14は、Nチャネル型MOS電界効果トランジスタNa及びNbと、キャパシタCaと、ツェナダイオードZaと、を含む。
トランジスタNaのドレインは、トランジスタN1のゲートに接続されている。トランジスタNaのソース及びバックゲートは、OUTピンに接続されている。トランジスタNbのドレインは、トランジスタNaのゲートに接続されている。トランジスタNaのゲートは、トランジスタNbのソースに接続されている。トランジスタNbのソース及びバックゲートは、OUTピンに接続されている。キャパシタCaの第1端は、VBBピン(=トランジスタN1のドレイン)に接続されている。キャパシタCaの第2端は、トランジスタNaのゲートに接続されている。ツェナダイオードZaのカソードは、トランジスタNaのゲートに接続されている。ツェナダイオードZaのアノードは、OUTピンに接続されている。
トランジスタNaは、電源電圧Vbbの立上げ時にトランジスタN1のゲート・ソース間を短絡してトランジスタN1を確実にオフさせるためのスイッチ素子として機能する。トランジスタNaは、そのゲート・ソース間電圧(=Gx−Vout)がオンスレッショルド電圧よりも高いときにオンし、そのゲート・ソース間電圧がオンスレッショルド電圧よりも低いときにオフする。
トランジスタNbは、そのゲート・ソース間が短絡されたデプレッション型トランジスタであり、そのドレイン電圧(=トランジスタNaのゲート電圧Gx)に依ることなく一定のドレイン電流を流し続ける。すなわち、トランジスタNbは、電源電圧Vbbの非変動時にトランジスタNaのゲート電圧Gxをローレベルにプルダウンしておくためのインピーダンス素子として機能する。このようなトランジスタNbを設けることにより、電源電圧Vbbの非変動時にはトランジスタNaをオフしておくことができるので、ゲート電圧VGの通常駆動に何ら影響を及ぼさずに済む。なお、トランジスタNbは、図6の変形例で示すように、抵抗Raに置き換えることが可能である。
キャパシタCaは、電源電圧Vbbの変動に応じてゲート電圧Gxを変動させるための容量素子である。なお、トランジスタN1の誤オンを防止するためには、電源電圧Vbbの急上昇時に、寄生キャパシタCgdを介してゲート電圧VGが持ち上がるよりも早く、キャパシタCaを介してゲート電圧Gxを持ち上げる必要がある。そのため、キャパシタCaには、寄生キャパシタCgdの容量値やトランジスタNbのドレイン電流値を考慮して、必要十分な大きさの容量値を持たせておくことが望ましい。
ツェナダイオードZaは、トランジスタNaのゲート・ソース間電圧を所定の上限値以下に制限するためのクランプ素子(ゲート保護素子)として機能する。
上記構成から成る誤出力防止回路14において、電源電圧Vbbが急峻に上昇すると、ゲート電圧VGよりも先にゲート電圧Gxが持ち上がり、トランジスタNaがオンする。その結果、トランジスタN1のゲート・ソース間が短絡されるので、ゲート電圧VGの持ち上がりを抑えてトランジスタN1の誤オンを未然に防止することが可能となる。
なお、トランジスタNaのオン抵抗値は、第1実施形態(図3)における抵抗Rxの抵抗値と比べれば無視できるほど低い。従って、電源電圧Vbbが急峻に立ち上がる場合であっても、ゲート電圧VGの持ち上がりを十分に抑えることが可能となる。
図7は、第2実施形態における電源急変時の挙動を示すタイミングチャートであり、上から順番に、電源電圧Vbb、INピンへの印加電圧(=イネーブル信号ENに相当)、ゲート電圧VG、及び、出力電圧Voutが描写されている。
時刻t21において、電源電圧Vbbが急峻に上昇したとき、先出の第1実施形態(図3)では、誤出力防止回路14が十全に機能せずにゲート電圧VGが持ち上がり、トランジスタN1の誤オンが生じて出力電圧Voutが意図せずに上昇するおそれがある(図中の破線を参照)。
一方、第2実施形態の誤出力防止回路14であれば、電源電圧Vbbの急上昇時にトランジスタNaが遅滞なくオンし、ゲート電圧VGの持ち上がりが抑えられるので、トランジスタN1の誤オンを未然に防止することが可能となる。
その後、電源電圧Vbbが定常状態(非変動状態)に至ると、ゲート電圧GxがトランジスタNbを介してローレベルにプルダウンされた状態となるので、トランジスタNaがオフされる。従って、時刻t22において、INピンがローレベルからハイレベルに立ち上げられる際には、何ら支障なくゲート電圧VGがハイレベルに立ち上げられるので、トランジスタN1がオンして出力電圧Voutが電源電圧Vbb近傍まで上昇する。
このように、第2実施形態の誤出力防止回路14であれば、電源電圧Vbbの急峻な立上げに対しても効果的に機能する。
<誤出力防止回路(第3実施形態)>
図8は、誤出力防止回路14の第3実施形態を示す回路図である。第3実施形態の誤出力防止回路14は、第2実施形態(図5)をベースとしつつ、キャパシタCaに代えて、Pチャネル型MOS電界効果トランジスタPaと、Nチャネル型MOS電界効果トランジスタNcと、キャパシタCbと、ツェナダイオードZbと、を含む点に特徴を有する。そこで、第2実施形態と同様の構成要素については、図5と同一の符号を付すことで重複した説明を割愛し、以下では、第3実施形態の特徴部分について重点的な説明を行う。
トランジスタPaのソース及びバックゲートは、VBBピン(=トランジスタN1のドレイン)に接続されている。トランジスタPaのドレインは、トランジスタNaのゲートに接続されている。トランジスタNcのドレインは、VBBピンに接続されている。トランジスタNcのゲートは、トランジスタNcのソースに接続されている。トランジスタNcのソース及びバックゲートは、トランジスタPaのゲートに接続されている。キャパシタCbの第1端は、トランジスタPaのゲートに接続されている。キャパシタCbの第2端は、接地端(定電位端)に接続されている。ツェナダイオードZbのカソードは、VBBピンに接続されている。ツェナダイオードZbのアノードは、トランジスタPaのゲートに接続されている。
トランジスタPaは、電源電圧Vbbの立上げ時にトランジスタNaのゲートとVBBピンとの間を短絡してトランジスタNaをオンするためのスイッチ素子として機能する。トランジスタPaは、そのゲート・ソース間電圧(=Vbb−Gy)がオンスレッショルド電圧よりも高いときにオンし、そのゲート・ソース間電圧がオンスレッショルド電圧よりも低いときにオフする。
トランジスタNcは、そのゲート・ソース間が短絡されたデプレッション型トランジスタであり、そのドレイン電圧(=電源電圧Vbb)に依ることなく一定のドレイン電流を流し続ける。すなわち、トランジスタNcは、電源電圧Vbbの非変動時にトランジスタPaのゲート電圧Gyをハイレベルにプルアップしておくためのインピーダンス素子として機能する。このようなトランジスタNcを設けることにより、電源電圧Vbbの非変動時にはトランジスタPaをオフしておくことができるので、ゲート電圧VGの通常駆動に何ら影響を及ぼさずに済む。なお、トランジスタNcは、図9の変形例で示すように、抵抗Rbに置き換えることが可能である。
キャパシタCbは、トランジスタPaのゲート電圧Gyを平滑するための容量素子である。なお、トランジスタN1の誤オンを防止するためには、電源電圧Vbbの急上昇時において、ゲート電圧VGが持ち上がるよりも早く、トランジスタPaをオンさせる必要がある。これを実現するためには、ゲート電圧Gyをある程度(=電源電圧Vbbに追従して変動しない程度)に平滑しておけば足りる。従って、キャパシタCbの容量値については、第2実施形態(図5)におけるキャパシタCaの容量値と比べて、大幅に小さく設計することができる。
ツェナダイオードZbは、トランジスタPaのゲート・ソース間電圧を所定の上限値以下に制限するためのクランプ素子(ゲート保護素子)として機能する。
上記構成から成る誤出力防止回路14において、電源電圧Vbbが急峻に上昇すると、ゲート電圧VGが持ち上がるよりも先にトランジスタPaがオンするので、ゲート電圧Gxが電源電圧Vbb近傍まで引き上げられて、トランジスタNaがオンする。その結果、トランジスタN1のゲート・ソース間が短絡されるので、ゲート電圧VGの持ち上がりを抑えてトランジスタN1の誤オンを未然に防止することが可能となる。
特に、第3実施形態の誤出力防止回路14であれば、先の第2実施形態(図5)と比べて、キャパシタCbの容量値を小さく抑えることができる。従って、キャパシタCbの実装面積を大幅に(例えば25%以下まで)縮小することが可能となり、延いては、誤出力防止回路14の省スペース化を図ることが可能となる。
<車両への適用>
図10は、車両の一構成例を示す外観図である。本構成例の車両Xは、バッテリ(本図では不図示)と、バッテリから電源電圧Vbbの供給を受けて動作する種々の電子機器X11〜X18と、を搭載している。なお、本図における電子機器X11〜X18の搭載位置については、図示の便宜上、実際とは異なる場合がある。
電子機器X11は、エンジンに関連する制御(インジェクション制御、電子スロットル制御、アイドリング制御、酸素センサヒータ制御、及び、オートクルーズ制御など)を行うエンジンコントロールユニットである。
電子機器X12は、HID[high intensity discharged lamp]やDRL[daytime running lamp]などの点消灯制御を行うランプコントロールユニットである。
電子機器X13は、トランスミッションに関連する制御を行うトランスミッションコントロールユニットである。
電子機器X14は、車両Xの運動に関連する制御(ABS[anti-lock brake system]制御、EPS[electric power steering]制御、電子サスペンション制御など)を行うボディコントロールユニットである。
電子機器X15は、ドアロックや防犯アラームなどの駆動制御を行うセキュリティコントロールユニットである。
電子機器X16は、ワイパー、電動ドアミラー、パワーウィンドウ、ダンパー(ショックアブソーバー)、電動サンルーフ、及び、電動シートなど、標準装備品やメーカーオプション品として、工場出荷段階で車両Xに組み込まれている電子機器である。
電子機器X17は、車載A/V[audio/visual]機器、カーナビゲーションシステム、及び、ETC[electronic toll collection system]など、ユーザオプション品として任意で車両Xに装着される電子機器である。
電子機器X18は、車載ブロア、オイルポンプ、ウォーターポンプ、バッテリ冷却ファンなど、高耐圧系モータを備えた電子機器である。
なお、先に説明した半導体装置100は、電子機器X11〜X18のいずれにも組み込むことが可能である。
<その他の変形例>
なお、上記の実施形態では、車載用ハイサイドスイッチICを例に挙げて説明を行ったが、本明細書中に開示されている発明の適用対象は、これに限定されるものではなく、その他の用途に供される車載用IPD[intelligent power device](車載用ローサイドスイッチICや車載用電源ICなど)を始めとして、MOSスイッチを有する半導体装置全般に広く適用することが可能である。
すなわち、本明細書中に開示されている発明は、上記実施形態のほか、その技術的創作の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。すなわち、上記実施形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきであり、本発明の技術的範囲は、上記実施形態の説明ではなく、特許請求の範囲によって示されるものであり、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内に属する全ての変更が含まれると理解されるべきである。
本明細書中に開示されている発明は、車載用IPDなどに利用することが可能である。
1 内部電源回路
2 定電圧生成回路
3 発振回路
4 チャージポンプ回路
5 ロジック回路
6 ゲート制御回路
7 クランプ回路
8 入力回路
9 基準生成回路
10 温度保護回路
11 減電圧保護回路
12 オープン保護回路
13 過電流保護回路
14 誤出力防止回路
100 半導体装置
N1 Nチャネル型MOS電界効果トランジスタ(パワートランジスタ)
N2 Nチャネル型MOS電界効果トランジスタ(電流検出トランジスタ)
N3 Nチャネル型MOS電界効果トランジスタ(信号出力トランジスタ)
R1、R2 抵抗
Rs センス抵抗
Z1、Z2 ツェナダイオード
Cgd 寄生キャパシタ
Rx、Ra、Rb 抵抗
Na Nチャネル型MOS電界効果トランジスタ
Pa Pチャネル型MOS電界効果トランジスタ
Nb、Nc Nチャネル型MOS電界効果トランジスタ(デプレッション)
Ca、Cb キャパシタ
Za、Zb ツェナダイオード
X 車両
X11〜X18 電子機器

Claims (7)

  1. MOSスイッチと、
    誤出力防止回路と、
    を有する半導体装置であって、
    前記MOSスイッチは、バッテリから負荷に向けた出力電流が流れる電流経路を導通/遮断するためのスイッチ素子として機能し、
    前記誤出力防止回路は、
    前記MOSスイッチのゲート・ソース間に接続された第1トランジスタと、
    前記第1トランジスタのゲート・ソース間に接続された第1インピーダンス素子と、
    前記MOSスイッチのドレインと前記第1トランジスタのゲートとの間に接続された第2トランジスタと、
    前記第2トランジスタのゲート・ソース間に接続された第2インピーダンス素子と、
    前記第2トランジスタのゲートと定電位端との間に接続されたキャパシタと、
    前記第1トランジスタのゲート・ソース間に接続された第1クランプ素子と、
    前記第2トランジスタのゲート・ソース間に接続され、前記第2インピーダンス素子と並列に接続された第2クランプ素子と、
    を有し、
    前記キャパシタは、前記MOSスイッチのドレインに印加される電源電圧の上昇に追従して前記MOSスイッチのゲート電圧が持ち上がるよりも早く前記第2トランジスタがオンするように、前記第2トランジスタのゲート電圧を平滑する、半導体装置。
  2. 前記第1インピーダンス素子及び前記第2インピーダンス素子は、デプレッション型トランジスタまたは抵抗である請求項1に記載の半導体装置
  3. 前記MOSスイッチは、MOS電界効果トランジスタまたは絶縁ゲートバイポーラトランジスタである請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 前記MOSスイッチは、ドレインが電源端子に接続されてソースが出力端子に接続されたパワートランジスタである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の半導体装置。
  5. 前記半導体装置は、車載用ハイサイドスイッチICである、請求項1〜4のいずれか一項に記載の半導体装置。
  6. 請求項のいずれか一項に記載の半導体装置を有する電子機器。
  7. バッテリと、
    前記バッテリから電源電圧の供給を受けて動作する請求項に記載の電子機器と、
    を有する車両。
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