JPH0787353B2 - スイツチング回路 - Google Patents

スイツチング回路

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JPH0787353B2
JPH0787353B2 JP60116450A JP11645085A JPH0787353B2 JP H0787353 B2 JPH0787353 B2 JP H0787353B2 JP 60116450 A JP60116450 A JP 60116450A JP 11645085 A JP11645085 A JP 11645085A JP H0787353 B2 JPH0787353 B2 JP H0787353B2
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JP
Japan
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electrode
bipolar transistor
emitter
gate
switching element
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JP60116450A
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茂 菅山
忠昭 苅谷
辰男 志村
滋男 富田
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はスイツチング回路に係り、特に高圧MOSトラン
ジスタを用いたスイツチング回路に関する。
〔発明の背景〕
従来のMOSトランジスタを用いたスイツチング回路とし
ては、MOSトランジスタのゲートとソース間に抵抗器や
コンデンサを並列接続してゲート電圧を安定化する方式
が用いられる。しかし、この方式では、スイツチング時
間が長くなることや、オフ期間においてのドレイン,ソ
ース間電圧変化時に、オンしてしまう等の問題があつ
た。
なお、この種の回路として詳しく述べてある特許の例と
して、米国特許第4170740号がある。
〔発明の目的〕
本発明の目的はMOSトランジスタのスイツチング時間を
短縮し、かつ、誤動作がなく、応答性の良好なスイツチ
ング回路を提供することにある。
〔発明の概要〕
MOSトランジスタのスイツチング回路においてはゲー
ト,ソース間電圧印加を停止することによりターンオフ
してゆく。本発明者等は、ターンオフ時のドレイン電圧
変化に伴ない、MOSトランジスタに存在するゲート,ド
レイン間寄生容量を介して電流が流れゲート電位をMOS
トランジスタのしきい値電圧(以下VTHという)以上と
してしまい、ターンオフ時間を長くしていることを実験
により確認した。この結果に基づいた本発明の特徴はド
レイン電圧の変化を容量性素子で検出して、ゲート,ソ
ース間を短絡することにある。
〔発明の実施例〕
以下、第1図により本発明の一実施例を説明する。
nチヤネル形MOSトランジスタ(以下nMOSという)101の
ゲートGとソースS間に抵抗器102が接続され、バイポ
ーラトランジスタ105のコレクタ及びエミツタが各々nMO
S101のゲートGとソースSに接続され、前記トランジス
タ105のベースとエミツタ間には抵抗器106が接続され、
前記ベースには、バイポーラトランジスタ103のコレク
タが接続されている。又、前記nMOS101のドレインDに
前記トランジスタ103のエミツタが接続され、前記トラ
ンジスタ103のベースとエミツタ間には、ベースをアノ
ードと接続したダイオード104が接続されている。
端子109を正としたゲート電圧が端子109と端子110間に
加えられると、nMOS101はオンし、端子107を正としたド
レイン電圧が、端子107と端子108間に印加されていれ
ば、端子107から端子108の方向へドレイン電流が流れ
る。
次に、前述したゲート電圧を取りのぞくと、nMOS101
は、ターンオフ動作に入り、nMOS101のゲートGとソー
スS間に存在する寄生容量CGSに蓄積された電荷は、抵
抗器102により放電を行ない始め、nMOS101のドレインD
とソースS間の電圧VDSの上昇が開始される。これらの
ターンオフ動作の開始に伴ない、nMOS101のドレインD
とゲートG間に存在する寄生容量CDGを通し、変位電流
が流れ、nMOS101のゲートGとソースS間の電圧を上昇
させ、再びnMOS101をオンせしめようとする。しかし、
ドレイン電圧VDSの上昇に伴いトランジスタ103のベース
・コレクタ間に存在するコレクタ接合容量Cjを充電する
変位電流が流れるが、この時ダイオード104のアノード
及びカソードが各々トランジスタ103のベース及びエミ
ッタに接続されているため、トランジスタ103はベース
開放状態で、エミッタ・コレクタ間に電圧が印加される
こととなり、トランジスタ103の電流増幅率hFEの存在に
よってコレクタ接合容量Cjは見かけ上hFE・Cjとなり、
大きい変位電流が得られる。、この変位電流によりトラ
ンジスタ105をオンさせ、nMOS101のゲートGとソースS
間を、トランジスタ105のコレクタエミツタ間飽和電圧V
CE(sat)とする。
前述したVCE(sat)をnMOS101のゲートしきい値電圧VTH
以下と設定することにより、前述したnMOS101がターン
オフ時にドレイン電圧VDSの上昇により再びオンするこ
とを防止する。
また前述したnMOS101のゲート,ソース間寄生容量CGS
存在により、nMOS101のターンオフ時間toffは、抵抗器1
02の抵抗値RGSとの間に次の様な関係がある。
toff≒3×CGS×RGS ……(1) これは、nMOS101のゲート,ソース間寄生容量CGSの電圧
が、抵抗器102で放電し、CGSの電圧がnMOS101のゲート
しきい値電圧VTH以下となつて、nMOS101がオフ状態とな
るからである。
しかし、本実施例では、nMOS101のドレイン,ソース間
電圧VDSの立上り時にバイポーラトランジスタ105がオン
するために、CGSの電圧の放電時間が大幅に短縮され、n
MOS101のターンオフ時間toffが低減され、高速応答性が
得られる。
ここで、ダイオード104はトランジスタ103のコレクタ接
合容量Cjに蓄積される電荷をnMOS101のオン期間にダイ
オード104,nMOS101及び抵抗106で形成される閉回路によ
って放電させるために接続されている。
なおnMOS101の基板Bが、ソースSに接続されている
が、基板Bの電位をソースSの電位以外としたMOSトラ
ンジスタの使用法においても、本実施例の動作は同様で
ある。
本実施例によれば、抵抗器12の抵抗値を大きく選べるの
で、nMOSのゲート入力電力を低減できるという効果があ
る。
第2図は他の実施例を示しており、第1図と異なるの
は、2個のnMOS201及び202を、各々のソースS及び、ゲ
ートGを接続して構成した交流スイツチング回路に、本
発明を実施した点であり、バイポーラトランジスタ203
とダイオード204により構成された電圧変化検出回路
が、nMOS201のドレインDと、バイポーラトランジスタ2
07のベースとの間に接続され、同様に、バイポーラトラ
ンジスタ205とダイオード206によつて構成された電圧変
化検出回路が、nMOS202のドレインDとバイポーラトラ
ンジスタ207のベースに接続されている。抵抗器102,106
に相当するものとして209,208がトランジスタ207に設け
られている。ゲート信号は端子212,213間に与えられ、
端子210,211間の主回路をスイツチング制御する。
本実施例によれば、電圧変化の大きい交流電圧、すなわ
ち高周波交流回路にも利用できるので、使用周波数を上
げられるという効果がある。
第3図は、本発明の他の実施例を示したもので、第1図
と異なるのは、電圧変化を検出する回路をコンデンサ30
3で構成した点で、本実施例によれば、回路部品を低減
できるという効果がある。
第4図は、本発明の他の実施例を示したもので、第1図
と異なるのは、nチヤネル形MOSトランジスタをpチヤ
ネル形MOSトランジスタ401とし、トランジスタ103,105
に代るものとして逆導電形のトランジスタのものを用い
た点であり、本実施例によれば、pチヤネルMOSトラン
ジスタにおいても、スイツチング時間の改善ができると
いう効果がある。
また、第3図のコンデンサ303はダイオードにおきかえ
てもよい。これはダイオードが逆バイアスされてできる
空乏層における接合容量で代用させることができるから
である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、MOSトランジスタのドレイン電圧変化
によりゲートとソースを急峻に、ゲートしきい値電圧V
TH以下とできるので、MOSトランジスタの高速応答性を
誤動作を生じないで確保できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を説明する回路図、第2図
は、本発明の他の実施例を説明する回路図、第3図は、
本発明の他の実施例を説明する回路図、第4図は、本発
明の他の実施例を説明する回路図である。 101……nチヤネル形MOSトランジスタ、103,105……バ
イポーラトランジスタ、104……ダイオード、102,106…
…抵抗器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 志村 辰男 茨城県日立市幸町3丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 富田 滋男 茨城県日立市幸町3丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (56)参考文献 特開 昭58−130726(JP,A) 実開 昭57−125013(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の主端子と、 第1の主端子とは異なる電位に連なる第2の主端子と、 ソース電極、ドレイン電極及びゲート電極を有し、ドレ
    イン電極が第1の主端子に、ソース電極が第2の主端子
    にそれぞれ接続されたMOSスイッチング素子と、 MOSスイッチング素子のゲート電極に接続された制御端
    子と、 MOSスイッチング素子のゲート電極とソース電極との間
    に接続された第1の抵抗と、 コレクタ電極がMOSスイッチング素子のゲート電極に、
    エミッタ電極がMOSスイッチング素子のソース電極にそ
    れぞれ接続され、第1及び第2の主端子間に印加される
    電位によってエミッタ・ベース接合が順バイアスされる
    MOSスイッチング素子と同じ極性の第1のバイポーラト
    ランジスタと、 エミッタ電極がMOSスイッチング素子のドレイン電極
    に、コレクタ電極が第1のバイポーラトランジスタのベ
    ース電極にそれぞれ接続され、第1及び第2の主端子間
    に印加される電位によってエミッタ・ベース接合が順バ
    イアスされる第2のバイポーラトランジスタと、 第2のバイポーラトランジスタのベース電極とエミッタ
    電極との間に接続した第2のバイポーラトランジスタの
    エミッタ・ベース接合とは逆極性のダイオードと、 第1のバイポーラトランジスタのベース電極とMOSスイ
    ッチング素子のソース電極との間に接続された第2の抵
    抗とを具備することを特徴とするスイッチング回路。
JP60116450A 1985-05-31 1985-05-31 スイツチング回路 Expired - Lifetime JPH0787353B2 (ja)

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