JP6838311B2 - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器 Download PDF

Info

Publication number
JP6838311B2
JP6838311B2 JP2016161970A JP2016161970A JP6838311B2 JP 6838311 B2 JP6838311 B2 JP 6838311B2 JP 2016161970 A JP2016161970 A JP 2016161970A JP 2016161970 A JP2016161970 A JP 2016161970A JP 6838311 B2 JP6838311 B2 JP 6838311B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
container
pot
path
shaped container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016161970A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018029652A (ja
Inventor
杏子 石原
杏子 石原
ちひろ 伊藤
ちひろ 伊藤
永田 滋之
滋之 永田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2016161970A priority Critical patent/JP6838311B2/ja
Publication of JP2018029652A publication Critical patent/JP2018029652A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6838311B2 publication Critical patent/JP6838311B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cookers (AREA)

Description

本発明は、加熱調理器に関するものである。
特許文献1に、調理器が記載されている。特許文献1に記載された調理器は、食材及び調味液が収容される調理空間を有する。特許文献1に記載された調理器は、この調理空間の圧力を、負圧に減圧した後に常圧に戻す工程を連続して繰り返す。これにより、食材に調味液が浸透する。
特開2008−73309号公報
上記の特許文献1に記載された調理器は、調理空間の圧力を、負圧に減圧した後に常圧に戻す工程を連続して繰り返す必要がある。このため、例えば限られた時間においては、調味液が食材に十分に浸透しない可能性がある。上記の特許文献1においては、調味液を十分に食材に浸透させるためには長い調理時間が必要になってしまう。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものである。本発明の目的は、味がよりよく染み込んだ料理を、より短時間で作ることができる加熱調理器を得ることである。
本発明に係る加熱調理器は、容器と、容器を加熱する加熱装置と、容器内の空間と外気とを繋ぐ経路を遮断または開放する調圧装置と、加熱装置及び調圧装置を制御する制御手段と、を備える。制御手段は、調圧装置に経路を遮断させて加熱装置に容器を加熱させる。制御手段は、容器内の圧力が大気圧を超えた状態で加熱装置に容器を加熱させる。制御手段は、加熱装置に容器を加熱させた後、調圧装置に容器内の空間と外気とを繋ぐ経路を遮断させたまま維持させ、容器内を密閉したまま放冷することで容器内の圧力が0.5atm以下の状態になった後、容器内の圧力が0.5atm以下の状態で調圧装置に容器内の空間と外気とを繋ぐ経路を開放させる。
また、本発明に係る加熱調理器は、容器と、容器を加熱する加熱装置と、容器内の空間と外気とを繋ぐ経路を遮断または開放する調圧装置と、加熱装置及び調圧装置を制御する制御手段と、容器内を減圧する減圧装置と、を備える。制御手段は、調圧装置に経路を遮断させて加熱装置に容器を加熱させる。制御手段は、容器内の圧力が大気圧を超えた状態で加熱装置に容器を加熱させる。制御手段は、加熱装置に容器を加熱させた後、減圧装置に容器内の圧力を0.5atm以下にさせ、容器内の圧力が0.5atm以下の状態で調圧装置に容器内の空間と外気とを繋ぐ経路を開放させる。
本発明に係る加熱調理器は、加熱装置及び調圧装置を制御する制御手段を備える。制御手段は、容器内の圧力が大気圧を超えた状態で加熱装置に容器を加熱させる。また制御手段は、加熱装置に容器を加熱させた後、容器内の圧力が大気圧未満の状態で調圧装置に容器内の空間と外気とを繋ぐ経路を開放させる。このため、本発明に係る加熱調理器は、味がよりよく染み込んだ料理を、より短時間で作ることができる。
実施の形態1の加熱調理器を模式的に示す断面図である。 実施の形態1の加熱調理器の内部の回路の構成の概略を示す図である。 実施の形態1の加熱調理器による調理を示すフローチャートである。 実施の形態1の鍋状容器内の温度、鍋状容器内の圧力及び調圧弁の制御状態の関係を示す図である。 実施の形態1の昇圧時間を示す説明図である。 実施の形態1の昇圧時間と調味液浸透率との関係を示す説明図である。 実施の形態1の減圧時到達圧力と調味液浸透率との関係を示す説明図である。 制御装置の構成例を示す図である。
以下、添付の図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。各図における同一の符号は、同一の部分または相当する部分を示す。本開示では、重複する説明については適宜に簡略化または省略する。なお本開示は、以下の実施の形態で説明する構成のうち、組み合わせ可能な構成のあらゆる組み合わせを含み得るものである。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1の加熱調理器100を模式的に示す断面図である。加熱調理器100は、本体1及び鍋状容器2を備える。本体1は、カバー3、加熱コイル4、温度センサ5及び圧縮バネ6を有する。本体1は、例えば図1に示すように、上方に開口した凹型の形状をしている。
鍋状容器2は、上方に開口した容器である。鍋状容器2は、被調理物が収容される容器の一例である。鍋状容器2は、本体1に対して着脱自在に形成される。また鍋状容器2の上部には、開口の外周を囲うようにフランジが形成される。
カバー3は、上方に開口した凹型の部位である。本実施の形態では、このカバー3に鍋状容器2が着脱自在に収容される。カバー3は、例えば図1に示すように、壁状の部位によって中空に形成される。カバー3は、鍋状容器2の底面と対向する底部3aを有する。底部3aの中央には、孔部3bが形成される。
加熱コイル4は、螺旋状のコイルである。加熱コイル4は、例えばカバー3の内側、すなわちカバー3の中空となっている部分に配置される。加熱コイル4は、例えば底部3aに取り付けられる。本実施の形態の加熱コイル4は、底部3aを挟んで鍋状容器2の底面に対向している。加熱コイル4には、高周波の電流が供給される。加熱コイル4は、電磁誘導によって鍋状容器2を発熱させる。なお加熱コイル4は、鍋状容器2を発熱させることができれば、底部3a以外の部位に配置されてもよい。
温度センサ5は、例えば孔部3bを貫通するように配置される。温度センサ5は、カバー3に収容された鍋状容器2の温度を検知する。温度センサ5の下部には、圧縮バネ6が取り付けられる。圧縮バネ6は、カバー3と温度センサ5とを接続する。圧縮バネ6は、温度センサ5を下方から支持する。圧縮バネ6は、温度センサ5を上方に押す。これにより温度センサ5は、鍋状容器2の底面に接触する。
また加熱調理器100は、内蓋7及び外蓋8を備える。内蓋7及び外蓋8は、例えば凹状の形状をしている。内蓋7は温度情報、例えば外蓋8に着脱自在に固定される。外蓋8は、内蓋7を覆う。外蓋8は、本体1を開閉自在に設けられる。外蓋8は、例えばヒンジ等を介してカバー3に取り付けられる。外蓋8は、例えばヒンジを支点として回転することにより、本体1を開閉する。
内蓋7は、外蓋8が本体1を開閉することに伴って、本体1に収容された鍋状容器2の開口を開閉する。図1において内蓋7は、鍋状容器2を上方から覆っている。内蓋7及び外蓋8は、被調理物が収容される容器を開閉自在に覆う蓋体の一例である。
内蓋7の内周面には、内蓋パッキン9が取り付けられる。内蓋パッキン9は、内蓋7と鍋状容器2との間に形成される空間を密閉するためのシール材である。内蓋パッキン9は、内蓋7が鍋状容器2の開口を閉じている際に内蓋7の内周面と鍋状容器2のフランジとの隙間を埋めるように配置される。
また内蓋7には、通気孔10が形成される。通気孔10は、内蓋7を貫通する。外蓋8には、蒸気孔11が形成される。さらに外蓋8には、通気孔10と蒸気孔11とを繋ぐ蒸気通路が形成される。蒸気孔11は、この蒸気通路を介し、加熱調理器100の外部と通気孔10とを連通させる。
通気孔10、蒸気孔11及び蒸気通路は、例えば鍋状容器2内で発生した蒸気を加熱調理器100の外部へ排出するためのものである。通気孔10、蒸気孔11及び蒸気通路は、鍋状容器2内の空間と外気とを繋ぐ経路を形成する。ここで、鍋状容器2内の空間と外気とを繋ぐ経路とを、本実施の携帯では通気経路と呼称する。
また加熱調理器100は、調圧弁12を備える。調圧弁12は、例えば外蓋8に取り付けられる。調圧弁12は、例えば通気孔10と蒸気孔11とを繋ぐ蒸気通路内に配置される。本実施の形態の調圧弁12は、内蓋7の通気孔10を開放または閉塞させることができるように配置される。
調圧弁12は、通気孔10を塞ぐことにより、通気経路を遮断する。また調圧弁12は、通気孔10を開けることにより、鍋状容器2内の空間と加熱調理器100の外部の空間とを連通させる。一例として、鍋状容器2内で発生した蒸気は、通気孔10及び調圧弁12を通過して、蒸気孔11から外部へ排出される。
調圧弁12は、一例としておもり12a及び駆動部12bを有する。おもり12aは、通気孔10を開放または閉塞させることができるように配置される。おもり12aは駆動部12bによって動かされる。駆動部12bは、例えば通電されることによって駆動する装置である。駆動部12bによって動かされたおもり12aは、通気孔10を開放または閉塞させる。
本実施の形態の調圧弁12は通気経路を遮断または開放する調圧装置の一例である。なお調圧装置は、本実施の形態のようにおもり12aを有する調圧弁12に限られない。調圧装置は、通気経路を遮断または開放することができるものであればよい。
また加熱調理器100は、外蓋パッキン13を備える。外蓋パッキン13は、例えば複数配置される。外蓋パッキン13は、例えば内蓋7と外蓋8との隙間を埋めるように配置される。外蓋パッキン13は、鍋状容器2内で発生した蒸気が通気孔10及び蒸気通路以外に漏れないように配置される。
さらに本実施の形態の加熱調理器100は、鍋状容器2内を減圧する減圧装置の一例としてポンプ14を備える。ポンプ14は、鍋状容器2内の空気を吸引し、吸引した空気を加熱調理器100の外部へ排出する装置である。これにより、ポンプ14は鍋状容器2内の空間の圧力を大気圧未満、すなわち負圧にすることができる。
ポンプ14は、例えば図1に示すように、内蓋7及び外蓋8に取り付けられる。一例として内蓋7及び外蓋8には、ポンプ14を取り付けるための孔が形成される。本実施の形態のポンプ14は、鍋状容器2に対向するように配置される。ポンプ14は、鍋状容器2内の空間と連通する。なおポンプ14の周囲には、加熱調理器100内の密閉性を保持するように外蓋パッキン13が配置される。
また加熱調理器100は、操作表示部15を備える。操作表示部15は、例えばスイッチ及び液晶画面を有する。操作表示部15のスイッチは、例えば使用者が加熱調理器100を使用する際に操作される。操作表示部15の液晶画面は、例えば加熱調理器100の状態を使用者に対して表示する。操作表示部15は、例えば外蓋8の外面に設置される。なお操作表示部15は本例以外にも、例えば本体1のカバー3等に設けられてもよい。
図2は、実施の形態1の加熱調理器100の内部の回路の構成の概略を示す図である。加熱調理器100は、制御装置16及びインバータ17を備える。制御装置16及びインバータ17は、例えば本体1のカバー3内に設けられる。なお制御装置16及びインバータ17は、例えばカバー3の外部等に設けられてもよい。
図2に示すように制御装置16は、例えば温度センサ5、調圧弁12、ポンプ14、操作表示部15及びインバータ17に接続される。制御装置16は、例えば温度センサ5が検知した温度に基づいて動作する。また制御装置16は、例えば使用者による操作表示部15の操作に基づいて動作する。本実施の形態において制御装置16は、調圧弁12の駆動部12b、操作表示部15及びインバータ17を制御する。制御装置16は、加熱調理器100に備えられた各機器を制御する制御手段の一例である。
インバータ17は、図2に示すように、加熱コイル4に接続される。制御装置16は、例えばインバータ17に、加熱コイル4へ高周波電流を供給させる。これにより、加熱コイル4には高周波磁界が発生する。加熱コイル4に高周波磁界が発生すると、底部3aを間に挟んで加熱コイル4に対向する鍋状容器2の底面が、加熱コイル4と磁気結合する。加熱コイル4と磁気結合した鍋状容器2の底面は、励磁される。これにより、鍋状容器2の底面に渦電流が誘起される。
鍋状容器2には、鍋状容器2の底面に誘起された渦電流と鍋状容器2が有する抵抗とによって、ジュール熱が生じる。鍋状容器2は、このジュール熱によって発熱する。本実施の形態において鍋状容器2は、加熱コイル4及びインバータ17による誘導加熱で発熱する。加熱コイル4及びインバータ17は、鍋状容器2を加熱する加熱装置の一例である。なお加熱装置は本例以外にも、例えば電熱ヒーター等でもよい。
次に、本実施の形態の加熱調理器100の動作について説明する。使用者は、加熱調理器100を使用する際、まず内蓋7及び外蓋8を開ける。使用者は、本体1から鍋状容器2を取り出す。使用者は、加熱調理器によって作りたい料理の材料となる被調理物を鍋状容器2内に入れる。被調理物には、一例として、肉、魚、野菜、調味料及び水等が含まれる。
使用者は、被調理物が収容された鍋状容器2を、本体1に載せて置く。使用者は、鍋状容器2を本体1に載せて置いた後、内蓋7及び外蓋8を閉める。内蓋7及び外蓋8が閉められると、内蓋パッキン9は、鍋状容器2のフランジ部と内蓋7とに圧縮しながら接する。また調圧弁12のおもり12aは、通気孔10を塞いでいる。内蓋パッキン9と調圧弁12とは、鍋状容器2と内蓋7との間の空間を密閉させる。
使用者は、内蓋7及び外蓋8を閉めた後、操作表示部15を操作する。使用者は、例えば操作表示部15のスイッチを操作することによって、調理の条件を設定する。調理の条件には、一例として、圧力、加熱時間及び沸騰時間等が含まれる。なお制御装置16には、例えば圧力、加熱時間及び沸騰時間等の組み合わせが、調理モードとして予め記憶されてもよい。使用者は、操作表示部15によって制御装置16に記憶された調理モードを選択することにより、調理の条件を設定してもよい。
使用者は、調理の条件を設定した後、再び操作表示部15のスイッチを操作する。これにより加熱調理器100は、被調理物の調理を開始する。加熱調理器100は、使用者によって設定された条件に基づいて被調理物の調理を実行する。
図3は、実施の形態1の加熱調理器100による調理を示すフローチャートである。また図4は、実施の形態1の鍋状容器2内の温度、鍋状容器2内の圧力及び調圧弁12の制御状態の関係を示す図である。
本実施の形態において加熱調理器100は、味染み工程、調理工程及び仕上げ工程の3つの工程を順に実行する。ここで本実施の形態では、肉、魚、野菜等の被調理物を食材と呼称する。また調味料及び水等の被調理物を、調味液と呼称する。調理工程とは、食材及び調味液を含む被調理物を加熱調理する工程である。味染み工程とは、調理工程の前に食材に調味液を浸透させる工程である。仕上げ工程とは、調理工程の後に、食材に調味液を浸透させる工程である。以下では、味染み工程、調理工程及び仕上げ工程についてより詳細に説明する。
操作表示部15のスイッチの操作に応じて調理が開始した時点で制御装置16は、通気孔10がおもり12aによって閉塞されるように駆動部12bを制御する。通気経路は、調圧弁12によって遮断される(ステップS1)。調理が開始した時点で、鍋状容器2内の空間は密閉される。
また制御装置16は、鍋状容器2内の空間が密閉された状態でポンプ14を駆動させる。ポンプ14が駆動することによって、味染み工程が開始される。ポンプ14は、鍋状容器2内の空気を加熱調理器100の外部へ排出する。ポンプ14が駆動することにより、図4に示すように、鍋状容器2内の圧力は大気圧未満、すなわち負圧となる(ステップS2)。
ステップS1において制御装置16は、例えば鍋状容器2内の圧力が予め設定された圧力以下になるように、ポンプ14を駆動させる。制御装置16には、例えばステップS2でポンプ14を駆動させるためのプログラムが予め格納される。
鍋状容器2内の圧力が負圧にされた後、制御装置16は、通気孔10がおもり12aから開放されるように駆動部12bを制御する。通気経路は、調圧弁12によって開放される(ステップS3)。これにより、図4に示すように、鍋状容器2内の圧力は大気圧未満から大気圧、すなわち常圧になる。鍋状容器2内の圧力が常圧になった後、制御装置16は、調圧弁12に再び通気経路を遮断させる(ステップS4)。味染み工程は、上記のステップS4で通気経路が遮断されると終了する。
上述の通り、味染み工程において鍋状容器2内の圧力は大気圧未満に減圧される。これにより、食材の細胞間の空間等が拡張される。また鍋状容器2内の圧力が大気圧未満に減圧されることにより、食材に含まれる空気及び水分等が放出される。これにより、食材中に隙間が生じる。
また味染み工程では、鍋状容器2内の圧力が大気圧未満の状態で、通気経路が開放される。これにより、鍋状容器2内の圧力が大気圧まで上がる。鍋状容器2内の圧力が上がることにより、減圧によって拡張した食材中の空間または減圧によって生じた食材中の隙間に調味液が浸透する。本実施の形態の味染み工程では、このようにして調味液が食材に浸透する。
ステップS4で通気経路が遮断されると、制御装置16は、インバータ17に、電流を加熱コイル4へ供給させる。これにより、調理工程が開始する。インバータ17によって加熱コイル4へ電流が供給されると、鍋状容器2は発熱する。加熱装置の一例である加熱コイル4及びインバータ17によって、鍋状容器2が加熱される(ステップS5)。これにより、鍋状容器2内の被調理物が加熱調理される。ステップS5において制御装置16は、例えば使用者によって設定された調理の条件に基づいてインバータ17を制御する。
鍋状容器2内には、加熱された被調理物に含まれる水が沸騰することによって蒸気が発生する。またステップS5において鍋状容器2が加熱される際、通気経路は遮断されている。鍋状容器2内で発生した蒸気は、鍋状容器2の外部へ排出されない。鍋状容器2内の圧力は、蒸気によって加圧される。鍋状容器2内の圧力は、図4に示すように、大気圧を超える。鍋状容器2内の圧力が大気圧を超えた状態を、本実施の形態では加圧状態と呼称する。本実施の形態の加熱調理器100は、加圧状態で被調理物を加熱調理することができる。加圧状態では、図4に示すように、鍋状容器2内の温度は100℃を超える。
鍋状容器2が加熱され続けると、蒸気によって鍋状容器2内の圧力が上限値に達する。鍋状容器2内の圧力が上限値に達すると、蒸気がおもり12aを押しのける。おもり12aを押しのけた蒸気は、蒸気孔11から加熱調理器100の外部へ排出される。被調理物が加熱され続けると、図4に示すように、鍋状容器2内の圧力は上限値で一定に保たれる。
鍋状容器2内の圧力の上限値は、おもり12aの重量及び通気孔10とおもり12aとが接する面の寸法によって決まる。例えば通気経路を遮断または開放する調圧弁12が1つの場合、おもり12aの重量が10gでかつ通気孔10とおもり12aとが接する面がφ1mmであれば、鍋状容器2内の圧力の上限値は2.2気圧程度となる。
制御装置16は、インバータ17に、加熱コイル4へ電流の供給を開始させてから一定時間経過後に、電流の供給を停止される。加熱コイル4へ電流の供給が停止することにより、加熱装置の一例である加熱コイル4及びインバータ17による鍋状容器2の加熱が終了する。これにより、加圧状態での被調理物の加熱調理が終了する(ステップS6)。また、インバータ17による加熱コイル4への電流の供給が停止することにより、調理工程が終了する。
制御装置16は、加圧状態での被調理物の加熱調理が終了すると、上記のステップS3と同様に調圧弁12に通気経路を開放させる(ステップS7)。これにより、仕上げ工程が開始される。通気経路が開放されることにより、鍋状容器2内の蒸気が加熱調理器100の外部へ排出される。また鍋状容器2内の圧力は、図4に示すように、常圧まで減圧する。
鍋状容器2内の圧力が常圧になった後、制御装置16は、調圧弁12に再び通気経路を遮断させる(ステップS8)。また制御装置16は、ステップS8で通気経路が遮断された後、ポンプ14を駆動させる。これにより、上記のステップS2と同様に、鍋状容器2内の圧力は負圧となる(ステップS9)。
鍋状容器2内の圧力が負圧になった後、制御装置16は、上記のステップS3と同様に調圧弁12に通気経路を開放させる(ステップS10)。上記のステップS7からステップS10が、本実施の形態における仕上げ工程である。仕上げ工程では、味染み工程と同様に、調味液が食材に浸透する。以上のように、加熱調理器100は、味染み工程、調理工程及び仕上げ工程を順に実行する。
図5は、実施の形態1の昇圧時間Tを示す説明図である。図6は、実施の形態1の昇圧時間Tと調味液浸透率との関係を示す説明図である。昇圧時間Tとは、仕上げ工程及び味染み工程において鍋状容器2内の圧力が負圧から常圧になるまでにかかる時間である。調味液浸透率とは、仕上げ工程及び味染み工程において調味液が食材へ浸透する度合いを示すものである。調味液浸透率が高いほど、食材により多くの調味液が浸透したことを意味する。
図6は、一例として昇圧時間TがT1である場合の調味液浸透率及び昇圧時間TがT2である場合の調味液浸透率を示している。T2は、T1の10倍の長さの時間である。図6に示すように、調味液浸透率は、昇圧時間Tに影響される。昇圧時間TがT1である場合の調味液浸透率は、昇圧時間TがT2である場合の調味液浸透率よりも高い。昇圧時間Tが短いほど、食材の内部へより多くの調味液が浸透する。すなわち仕上げ工程及び味染み工程においては、負圧から常圧への圧力の変化速度が大きいほど、食材の内部へより多くの調味液が浸透する。
また図7は、実施の形態1の減圧時到達圧力Pと調味液浸透率との関係を示す説明図である。減圧時到達圧力Pとは、図5に示すように、仕上げ工程及び味染み工程における鍋状容器2内の圧力の最低値である。図7に示すように調味液浸透率は、減圧時到達圧力Pが小さいほど高くなる。すなわち仕上げ工程及び味染み工程においては、負圧から常圧への圧力の変化量が大きいほど、食材の内部へより多くの調味液が浸透する。
負圧から常圧への圧力の変化量及び変化速度が大きいほど、調味液が食材の内部を移動するエネルギーが大きくなる。調味液が食材の内部を移動するエネルギーを十分に大きくすれば、例えば食材の一部が調味液から出ている場合においても、食材の内部まで調味液を十分に浸透させることができる。
調味液が食材の内部を移動するエネルギーを十分に大きくするためには、例えば減圧時到達圧力Pは0.5atm以下であるとよい。本実施の形態において制御装置16は、一例として、減圧時到達圧力Pが0.5atm以下となるようにポンプ14を駆動させる。
また調味液が食材の内部を移動するエネルギーを十分に大きくするためには、昇圧時間Tは、一例として5秒以内であるとよい。本実施の形態においては、通気経路が開放されることによって鍋状容器2内が昇圧される。加熱調理器100の外部の空気が鍋状容器2内へ勢いよく流入することにより、一例として昇圧時間Tは5秒以内の時間となる。
上記の実施の形態の加熱調理器100は、調理工程を実行した後に仕上げ工程を行う。仕上げ工程では、鍋状容器2内の圧力が大気圧未満の状態で、通気経路が開放される。これにより、食材に調味液が浸透する。また調理工程では、被調理物が加圧状態で加熱される。調理工程において被調理物の温度は100℃を超える。これにより、食材がより短時間の調理でより軟化する。また食材の細胞がより効果的に破壊される。さらに、調理工程の後に仕上げ工程が行われることにより、より多くの調味液が食材に浸透する。上記の実施の形態の加熱調理器100であれば、味がよりよく染み込んだ料理を、より短時間で作ることができる。
また調理工程において鍋状容器2内は、100℃以上の高温の蒸気で満たされる。すなわち調理工程において食材は、高温の蒸気によって包み込まれる。これにより、例えば調味液が少なく食材の一部が調味液から出ている場合においても、食材全体を均一に軟化させることができる。上記の実施の形態の加熱調理器100であれば、より少量の調味液によって、食感のよい料理を作ることができる。
なお仕上げ工程における鍋状容器2内の減圧方法は、上記の実施の形態で限られない。調理工程の終了時には、鍋状容器2内には蒸気が満ちている。例えば鍋状容器2内の空間が密閉された状態で鍋状容器2の温度が低下すると、鍋状容器2内の蒸気の体積が収縮する。これにより、鍋状容器2内の圧力は低下する。このように加熱調理器100は、仕上げ工程において鍋状容器2を密閉したまま放冷するように構成されてもよい。
上記の実施の形態の仕上げ工程では、減圧装置の一例であるポンプ14によって鍋状容器2内が減圧される。鍋状容器2内を装置によって減圧させることによって、仕上げ工程の時間が短縮される。これにより、加熱調理器100による調理全体の時間がより短縮される。
上記の実施の形態では、調理工程が終了すると、調圧弁12は通気経路を開放する。これにより、鍋状容器2内の蒸気が加熱調理器100の外部へ勢いよく排出される。上記の実施の形態であれば、仕上げ工程において、鍋状容器2内の減圧がより短時間で行われる。これにより、加熱調理器100による調理全体の時間がより短縮される。
また上記の実施の形態の加熱調理器100は、調理工程の前に味染み工程を行う。これにより、より多くの調味液が食材の内部へ浸透する。上記の実施の形態の加熱調理器100は、味染み工程、調理工程及び仕上げ工程を組み合わせて行うことによって、味がよりよく染み込んだ料理を、より短時間で作ることができる。
なお加熱調理器100は、例えば味染み工程を行わずに調理工程と仕上げ工程とを行うように構成されてもよい。加熱調理器100によって実行される工程は、例えば使用者が操作表示部15を操作することによって選択されてもよい。
加熱調理器100は、例えば図1に示すように、圧力センサ18を備えてもよい。圧力センサ18は、鍋状容器2内の圧力を検出する圧力検出手段の一例である。圧力センサ18は、例えば内蓋7に取り付けられる。また圧力センサ18は、例えば図2に示すように、制御装置16に接続される。
圧力センサ18が接続された制御装置16には、例えば大気圧未満の一定圧力が予め記憶される。仕上げ工程において制御装置16は、例えば圧力センサ18によって検出された圧力がこの一定圧力以下になると調圧弁12に通気経路を開放させてもよい。圧力センサ18を備えた加熱調理器100は、例えば気候などの使用環境に依らず、仕上げ工程における鍋状容器2内の減圧をより確実に行うことができる。
また加熱調理器100は、例えば図1に示すように、付着防止カバー19を備えても良い。付着防止カバー19は、例えばポンプ14を下方から覆うように内蓋7に取り付けられる。鍋状容器2内の圧力が負圧であるときに通気経路が開放されると、外気が勢いよく鍋状容器2内に流入する。外気が勢いよく鍋状容器2内へ流入した場合、鍋状容器2の調味液が飛び散る場合がある。
付着防止カバー19は、飛び散った調味液がポンプ14に付着することを防止する。これにより、例えばポンプ14が調味液を吸引してしまうことが防止される。付着防止カバー19によって、ポンプ14が故障してしまうリスクが抑制される。この付着防止カバー19は、例えば下面が閉塞されてかつ側面が開口した形状を有する。また付着防止カバー19は、例えば通気孔10を下から覆うように設けられてもよい。これにより、調圧弁12への調味液の付着が防止される。
また制御装置16は、例えば仕上げ工程の後に調圧弁12に通気経路を再び遮断させてもよい。制御装置16は、仕上げ工程の後に、通気経路が遮断された状態でポンプ14に鍋状容器2内の圧力を大気圧未満に維持させてもよい。鍋状容器2内の圧力が大気圧未満に維持されることにより、鍋状容器2内は、酸素濃度が低い状態で維持される。これにより加熱調理器100は、調理された被調理物を、品質の劣化を防ぎつつ保存することができる。
また制御装置16は、例えば仕上げ工程の後、鍋状容器2内の圧力が大気圧未満の状態でインバータ17及び加熱コイル4に鍋状容器2を加熱させてもよい。大気圧未満の状態では、沸点が100℃よりも低くなる。鍋状容器2内の圧力が大気圧未満の状態で鍋状容器2が加熱されることにより、食材を過度に加熱することなく調味液が煮詰められる。
また制御装置16は、例えば仕上げ工程の後、鍋状容器2内の被調理物の温度が一定温度以上で維持されるようにインバータ17を制御してもよい。この一定温度は、例えば制御装置16に予め記憶される。またこの一定温度は、多くの菌が減少する温度として設定される。仕上げ工程において、鍋状容器2内には外気が流入する。鍋状容器2内には、外気とともに菌が流入する可能性がある。本例であれば、鍋状容器2内で菌が増殖することが防止される。
なお加熱調理器100は、例えば加圧状態での被調理物の加熱調理を行わずに、鍋状容器2内の圧力が常圧または負圧の状態で被調理物の加熱調理を行っても良い。例えば加熱調理器100は、鍋状容器2内の圧力が負圧の状態でかつ鍋状容器2内の温度が100℃よりも低くなる低温調理を行ってもよい。例えば食材が鶏胸肉のようなコラーゲンの少ない肉、ブロッコリー、または葉物などの軟らかくなりやすい食材に対しては、負圧での低温調理または常圧での調理がより好適である。加熱調理器100によって被調理物の加熱調理を行う際の鍋状容器2内の圧力は、例えば使用者が操作表示部15を操作することによって設定されてもよい。
また図8は、制御装置16の構成例を示す図である。制御装置16の各機能は、例えば処理回路により実現される。処理回路は、専用ハードウェア50であってもよい。処理回路は、プロセッサ51及びメモリ52を備えていてもよい。処理回路は、一部が専用ハードウェア50として形成され、更にプロセッサ51及びメモリ52を備えていてもよい。図8は、処理回路が、その一部が専用ハードウェア50として形成され、プロセッサ51及びメモリ52を備えている場合の例を示している。
一部が少なくとも1つの専用ハードウェア50である処理回路には、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、またはこれらを組み合わせたものが該当する。
処理回路が少なくとも1つのプロセッサ51及び少なくとも1つのメモリ52を備える場合、制御装置16の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェア及びファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ52に格納される。プロセッサ51は、メモリ52に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各機能を実現する。
プロセッサ51は、CPU(Central Processing Unit)、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータあるいはDSPともいう。メモリ52には、例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリー、EPROM及びEEPROM等の、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、又は磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク及びDVD等が該当する。
このように、処理回路は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせによって、制御装置16の各機能を実現することができる。また加熱調理器100の構成は、単一の制御装置16により動作が制御されるものに限定されない。加熱調理器100は、複数の装置が連携することにより動作が制御されるように構成されてもよい。
1 本体、 2 鍋状容器、 3 カバー、 3a 底部、 3b 孔部、 4 加熱コイル、 5 温度センサ、 6 圧縮バネ、 7 内蓋、 8 外蓋、 9 内蓋パッキン、 10 通気孔、 11 蒸気孔、 12 調圧弁、 12a おもり、 12b 駆動部、 13 外蓋パッキン、 14 ポンプ、 15 操作表示部、 16 制御装置、 17 インバータ、 18 圧力センサ、 19 付着防止カバー、 50 専用ハードウェア、 51 プロセッサ、 52 メモリ、 100 加熱調理器

Claims (8)

  1. 容器と、
    前記容器を加熱する加熱装置と、
    前記容器内の空間と外気とを繋ぐ経路を遮断または開放する調圧装置と、
    前記加熱装置及び前記調圧装置を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記調圧装置に前記経路を遮断させて前記加熱装置に前記容器を加熱させ、前記容器内の圧力が大気圧を超えた状態で前記加熱装置に前記容器を加熱させた後、前記調圧装置に前記経路を遮断させたまま維持させ、前記容器内を密閉したまま放冷することで前記容器内の圧力が0.5atm以下の状態になった後、前記容器内の圧力が0.5atm以下の状態で前記調圧装置に前記経路を開放させる加熱調理器。
  2. 前記制御手段は、前記加熱装置に前記容器を加熱させた後、前記容器内の圧力が大気圧を超えた状態で前記調圧装置に前記経路を開放させる請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記容器内の圧力を検出する圧力検出手段を更に備え、
    前記制御手段には、0.5atm以下の一定圧力が記憶され、
    前記制御手段は、前記圧力検出手段によって検出された圧力が前記一定圧力以下になると前記調圧装置に前記経路を開放させる請求項1または請求項2に記載の加熱調理器。
  4. 容器と、
    前記容器を加熱する加熱装置と、
    前記容器内の空間と外気とを繋ぐ経路を遮断または開放する調圧装置と、
    前記加熱装置及び前記調圧装置を制御する制御手段と、
    前記容器内を減圧する減圧装置と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記調圧装置に前記経路を遮断させて前記加熱装置に前記容器を加熱させ、前記容器内の圧力が大気圧を超えた状態で前記加熱装置に前記容器を加熱させた後、前記減圧装置に前記容器内の圧力を0.5atm以下にさせ、前記容器内の圧力が0.5atm以下の状態で前記調圧装置に前記経路を開放させる加熱調理器。
  5. 前記制御手段は、前記加熱装置に前記容器を加熱させる前に、前記減圧装置に前記容器内の圧力を大気圧未満にさせてから前記調圧装置に前記経路を開放させる請求項4に記載の加熱調理器。
  6. 前記制御手段は、前記加熱装置に前記容器を加熱させた後に前記容器内の圧力が0.5atm以下の状態で前記調圧装置に前記経路を開放させると、前記調圧装置に前記経路を再び遮断させてから前記減圧装置に前記容器内の圧力を大気圧未満に維持させる請求項4または請求項5に記載の加熱調理器。
  7. 前記制御手段は、前記加熱装置に前記容器を加熱させた後に前記容器内の圧力が0.5atm以下の状態で前記調圧装置に前記経路を開放させると、前記調圧装置に前記経路を再び遮断させてから前記減圧装置に前記容器内の圧力を大気圧未満にさせ、前記容器内の圧力が大気圧未満の状態で前記加熱装置に前記容器を加熱させる請求項4または請求項5に記載の加熱調理器。
  8. 前記制御手段には、一定温度が記憶され、
    前記制御手段は、前記加熱装置に前記容器を加熱させた後に前記容器内の圧力が0.5atm以下の状態で前記調圧装置に前記経路を開放させると、前記容器内の被調理物の温度が前記一定温度以上で維持されるように前記加熱装置に前記容器を加熱させる請求項1から請求項7の何れか1項に記載の加熱調理器。
JP2016161970A 2016-08-22 2016-08-22 加熱調理器 Active JP6838311B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016161970A JP6838311B2 (ja) 2016-08-22 2016-08-22 加熱調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016161970A JP6838311B2 (ja) 2016-08-22 2016-08-22 加熱調理器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018029652A JP2018029652A (ja) 2018-03-01
JP6838311B2 true JP6838311B2 (ja) 2021-03-03

Family

ID=61303917

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016161970A Active JP6838311B2 (ja) 2016-08-22 2016-08-22 加熱調理器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6838311B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110786732A (zh) * 2018-08-02 2020-02-14 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 烹饪器具及其控制方法
CN110960098A (zh) * 2018-09-30 2020-04-07 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 烹饪器具及烹饪器具的控制方法、装置
US11083913B2 (en) 2018-10-25 2021-08-10 Elekta, Inc. Machine learning approach to real-time patient motion monitoring
US10803987B2 (en) * 2018-11-16 2020-10-13 Elekta, Inc. Real-time motion monitoring using deep neural network
JP7492264B2 (ja) * 2021-07-15 2024-05-29 シロカ株式会社 加熱調理器、及び、プログラム

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4605542B2 (ja) * 2005-11-24 2011-01-05 三浦工業株式会社 蒸気調理装置
JP4967632B2 (ja) * 2006-12-08 2012-07-04 パナソニック株式会社 炊飯器
JP2011133489A (ja) * 2011-03-18 2011-07-07 Toshiba Home Technology Corp 炊飯器
JP2013031787A (ja) * 2012-11-22 2013-02-14 Toshiba Home Technology Corp 炊飯器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018029652A (ja) 2018-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6838311B2 (ja) 加熱調理器
KR101857841B1 (ko) 압력 밥솥의 제어 방법 및 이 방법을 실행하기 위한 압력 밥솥
TW201841580A (zh) 低壓烹飪方法和適用於該方法的炊具容器
CN108338657B (zh) 烹饪器具
JP6910159B2 (ja) 調理器
KR100781674B1 (ko) 전기압력밥솥 및 이의 제어방법
KR20130137644A (ko) 압력 밥솥의 제어 방법 및 이 방법을 실행하기 위한 압력 밥솥
JP6058076B2 (ja) 加圧加熱調理器
KR20170109208A (ko) 인덕션 조리가 가능한 즉석식품 제조방법과 그 즉석식품 조리방법 및 그 즉석식품 가열조리장치
JP7097231B2 (ja) 加熱調理器
JP2016036606A (ja) 調理器
JP7134655B2 (ja) 加熱調理器
JPH0274219A (ja) 加減圧調理器
JP6921017B2 (ja) 加熱調理器
JP7278462B2 (ja) 加熱調理器
JP6419009B2 (ja) 調理器及び調理方法
JP2015000159A (ja) 加圧加熱調理器
JP6836943B2 (ja) 炊飯器
JP2019080753A (ja) 加熱調理器
JP2012176144A (ja) 蒸煮装置
JP7229147B2 (ja) 加熱調理器
JP7337241B2 (ja) 加熱調理器
JP7390864B2 (ja) 加熱調理器
JP6142910B2 (ja) 加熱調理器
JP2021194233A (ja) 加熱調理器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190618

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200603

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200616

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200805

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210112

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210125

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6838311

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250