JP2016036606A - 調理器 - Google Patents

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【課題】酵素を用いた複数種類の酵素調理モードを実施する。【解決手段】調理器では、操作受付部(57)、酵素を用いた複数種類の酵素調理モードのうちから、食材のための酵素調理モードの種類を選択するためのユーザ操作を受付けると、制御部(30)は、ユーザ操作により選択された酵素調理モードの種類に対応する制御シーケンスに従い、圧力調整部(17)および加熱部(16)を制御するように構成される。【選択図】図3

Description

この発明は調理器に関し、特に、酵素を用いた調理を実施可能な調理器に関する。
人々の嗜好の変化に伴い、食材について多様な食味または舌触りが要求されている。この要求に対して、特許文献1(特開2010−239935号公報)は、食品素材について解凍/減圧/酵素反応/失活工程を実施することにより、食品素材を所望の柔軟性を有するように調理する器具を開示する。
特開2010−239935号公報
特許文献1は、酵素を用いて食材を軟化させる方法または構成を開示するが、酵素を用いた複数の調理モードを備えるための技術は開示しない。したがって、上記に述べた要求に十分に応えることができない。
それゆえに、本発明の目的は、酵素を用いた複数種類の酵素調理モードを実施することが可能な調理器を提供することである。
この発明のある局面に従う調理器は、食材を収容するための収容室と、収容室内の圧力を調整するための圧力調整手段と、収容室を加熱するための加熱手段と、調理器に対するユーザ操作を受付けるための操作受付手段と、圧力調整手段および加熱手段を制御するための制御手段と、を備える。
操作受付手段は、酵素を用いた複数種類の酵素調理モードのうちから、食材のための酵素調理モードの種類を選択するためのユーザ操作を受付け、制御手段は、ユーザ操作により選択された酵素調理モードの種類に対応する制御シーケンスに従い、圧力調整手段および加熱手段を制御するように構成される。
好ましくは、操作受付手段は、さらに、酵素調理モードとは異なる調理モードを選択するためのユーザ操作を受付け、制御手段は、さらに、異なる調理モードに対応する制御シーケンスに従い、圧力調整手段または加熱手段を制御するように構成される。
好ましくは、調理器は時間を計測するための計時手段と、収容室内の温度を検知するための温度検知手段と、をさらに備え、酵素調理モードの種類に対応する制御シーケンスは、制御手段が、収容室内が減圧されるように圧力調整手段を制御する工程と、その後、制御手段が、収容室内の温度が第1時間にわたり第1温度に維持されるように、加熱手段を制御する温度維持工程と、その後、制御手段が、収容室内の温度が第1温度から第2温度へ昇温されるように、加熱手段を制御する昇温工程と、を含む。制御手段は、選択された酵素調理モードの種類に基づき、第1時間の長さ、第1温度および第2温度の少なくも1つを決定する。
好ましくは、酵素調理モードの種類を選択するためのユーザ操作は、食材の種類を選択するユーザ操作を含む。また、好ましくは、酵素調理モードの種類を選択するためのユーザ操作は、調理の仕上がり状態における食材の柔らかさを選択するユーザ操作を含む。
本発明の調理器によれば、酵素を用いた複数種類の酵素調理モードを実施することが可能である。
本発明の実施の形態1に係る炊飯器を斜め上方から見た概略斜視図である。 図1の炊飯器の断面構造を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る制御部のブロック構成図である。 本発明の実施の形態1に係る制御部の機能構成を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るメニュー画面の一例を示す図である。 本実施の形態1に係る炊飯器の処理のフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係るテーブルを説明する図である。 実施の形態1に係る酵素調理モードの制御シーケンスを実行した場合の内釜内の温度と圧力の変化を模式的に示すグラフである。
本実施の形態では、酵素を用いた食材の調理とは、食材にかかる圧力または温度を可変に調整しながら酵素を用いて食材を加工(食材に軟化を含む改変・変性を施す)することを示す。したがって、本実施の形態は、食材にかかる圧力または温度を調整可能な調理機器全般に適用することができる。また、本実施の形態に係る食材は、食物および食品を含むものである。この食物および食品は、酵素を用いた加工の前においては、予め凍結されて解凍中の、または解凍途上の状態であってもよいし、完全に解凍された状態のものを含む。完全に解凍されていない食材に対しては、酵素による加工の工程の前に、解凍を行う工程が含まれてもよい。なお、調理対象の食材には、加熱、味付け等の各種の加工が既に施されたものが含まれてもよい。
また、酵素は、食材の組織(細胞壁等)に作用して何らかの改変・変性を生じさせるものであればよく、ここでは、組織を軟化させるように作用する種類の酵素を用いる。本実施の形態では、酵素としてたとえばペクチン分解酵素を用いるが、酵素の種類はこれに限定されない。
<実施の形態の概要>
本実施の形態に係る調理器は、食材を収容するための収容室と、収容室内の圧力を調整するための圧力調整部と、収容室を加熱するための加熱部と、調理器に対するユーザ操作を受付けるための操作受付部と、圧力調整部および加熱部を制御するための制御部と、を備える。
操作受付部は、酵素を用いた複数種類の酵素調理モードのうちから、食材のための酵素調理モードの種類を選択するためのユーザ操作を受付ける。制御部は、ユーザ操作により選択された酵素調理モードの種類に対応する制御シーケンスに従い、圧力調整部および加熱部を制御するように構成される。
上述の構成を備える調理器では、酵素を用いた複数種類の酵素調理モードのうちから、ユーザにより選択された酵素調理モードの種類に対応した酵素調理シーケンスが実行される。
本実施の形態では、調理器の一例として炊飯器を説明する。本実施の形態に係る炊飯器は、動作モードとして調理モードを有する。調理モードには、上述した酵素調理モードと、これとは異なる調理モードを含む。異なる調理モードには、炊飯のための炊飯モードおよび各種の料理(煮込み料理、蒸し料理等)のための料理モードを含む。なお、ここでは、炊飯器に、実施の形態に係る調理器の機能を搭載した場合を説明するが、当該調理器の機能を搭載する機器は、炊飯器に限定されるものではない。
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の形態1に係る炊飯器100を斜め上方から見た概略斜視図である。図2は、図1の炊飯器100の断面構造を示す図である。
図1を参照して、炊飯器100は、蓋体に相当する上筐体1Xと釜本体に相当する下筐体1Yとを備える。上筐体1Xは、下筐体1Yが有する上部開口部に、ヒンジ部1V(図2参照)とラッチ部(図示せず)によって、開閉可能に接続される。ヒンジ部1Vは、ヒンジ軸53およびヒンジ軸53に係合されたスプリング54を含む。
下筐体1Yは、内釜7を収納するための内ケース42を有する。上筐体1Xは、下筐体1Yの内ケース42を覆うように当該内ケース42の上部開口部を閉じることが可能な形状を有する。内釜7は、調理対象の食材を収容するための収容室に相当する。
下筐体1Yの前面には、ラッチ部を開けるための開ボタン3Xが配置される。下筐体1Yの後面には電源コード47が備えられる。電源コード47の大部分は、下筐体1Y内のコードリール(図示せず)に引出し可能に巻き付けられていている。
上筐体1Xの上面の前部には、調理に関する情報(メニュー、進行状況等を含む)を表示する液晶等の表示部5X、およびユーザにより操作される複数の操作スイッチが配される。操作スイッチは、調理(炊飯)の開始を指示するために操作されるスタートスイッチ6Dと他のスイッチ6Xを含む。各操作スイッチには、当該スイッチの操作状態を表わすためのLED(Light Emitting Diode)インジケータ61Xが設けられている。操作スイッチはユーザ操作を受付けるための操作受付部に相当する。具体的には、これら操作スイッチ6Xおよびスタートスイッチ6Dは、物理的な操作(押下等)を受け付けるスイッチ、または静電容量式タッチキーを含んで構成される。操作スイッチ6Xおよびスタートスイッチ6Dが静電容量式タッチキーである場合には、インジケータ61Xに代替してタッチキーのバックライトが用いられてもよい。また、上筐体1Xの上面の後部には、上筐体1X内と外部の間で気流を通過させるための通気口64が備えられる。表示部5X、ならびに操作スイッチ6Xおよびスタートスイッチ6Dを含む操作部は、上筐体1Xに配置された制御部30と接続されている。
図2を参照して、炊飯器100は、内釜7内の食材を加熱または保温するための加熱部として、内ケース42の側面に配置されたヒータ4bおよび下筐体1Yの下側に配置される誘導加熱コイル10を備える。ヒータ4bは、内ケース42の側面を加熱することで内釜7を加熱する。誘導加熱コイル10は、収納された内釜7を誘導加熱する。また、炊飯器100は、上筐体1Xに設けられた真空ポンプ44を備える。真空ポンプ44は、内釜7内の圧力を可変に調整するために設けられる。また、炊飯器100は、内釜7に収容された食材の重量を検知するための重量センサ(図示せず)、内釜7内の温度を検知するための温度センサ43、および内釜7内の圧力を検知するための圧力センサ45を備える。
また、炊飯器100は、上筐体1Xは、内釜7内と外部との間で矢印方向に気体を通過させるための流通路66を有する。流通路66は、内釜7内に通じる一方端部には開口部63を有し、外部に通じる他方端部には通気口64を有する。通気口64には、スリット部51が設けられて、スリット部51を介して気体が流通する。流通路66に関連して、気体を流通路66に沿って導くためのガイド部材61、内釜7内から通気口64への排気をうながすための排気ファン56、蒸気受け部65、および蒸気キャップ60が設けられる。蒸気受け部65、および蒸気キャップ60は、内釜7内からの蒸気が流通路66を通過する場合に、冷やされて発生する水分を受けるために設けられる。蒸気キャップ60はフィルタ62を有する。流通路66を追加する気体は、フィルタ62を通過して蒸気キャップ60に送出される。
また、開口部63に関連して、制御部30によって開閉自在に制御される電磁弁67が設けられる。上筐体1Xが閉じられた状態で、電磁弁67が閉じられると内釜7内は密封された状態となる。また、電磁弁67が開放されると、内釜7内と外部との間で流通路66を介して空気が流通し、内釜7内の気圧は外部気圧(常圧すなわち大気圧)となる。電磁弁67は、圧力調整部を構成する。
(制御部の構成)
図3は、本発明の実施の形態1に係る制御部30のブロック構成図である。制御部30は、炊飯器100の全体制御を司る。制御部30は、炊飯器100の図示しない制御基板に設けられる。
図3を参照して、制御部30は、コンピュータの構成を有する。具体的には、CPU(central Processing Unit)31、揮発性および不揮発性のメモリを含む記憶部32、炊飯器100内の各回路部と信号またはデータを入出力するための入出力インターフェイス34、および計時し時間データを出力するタイマ33を含む。記憶部32には、炊飯器100の動作を制御するためのプログラムおよびデータが予め格納される。CPU31は、後述するセンサ部55からの出力および操作受付部57からの出力に基づき、プログラムを実行する。プログラムが実行されることによって、入出力インターフェイス34に接続された各部の動作が制御されて、調理モードが実施される。
制御部30には、外部回路として、真空ポンプ44および電磁弁67を含む圧力調整部17、誘導加熱コイル10およびヒータ4bを含む加熱部16、ならびに温度センサ43および圧力センサ45等の各種センサを含むセンサ部55が接続されている。
さらに、制御部30には、表示部5Xおよび音声出力のためのスピーカ(図示せず)を含む出力部58、スイッチ6Xおよびスタートスイッチ6Dを含む操作受付部57、および電源部59が接続される。制御部30に接続される各部は、入出力インターフェイス34を介してCPU31と信号またはデータを入出力する。また、電源部59は、接続された電源コード47を介して商用電源(図示せず)から供給される電力を、炊飯器100の各部に出力する。
(機能構成)
図4は、本発明の実施の形態1に係る制御部30の機能構成を示す図である。図4を参照して、制御部30は、酵素調理モード実施部3A、炊飯モード実施部3Bおよび料理モード実施部3Cを含む。酵素調理モード実施部3Aは、操作受付部57によって受付けられたユーザ操作により酵素調理モードが選択された場合に、酵素調理モードに対応の制御シーケンスを実行する。炊飯モード実施部3Bは、操作受付部57によって受付けられたユーザ操作により炊飯モードが選択された場合に、炊飯モードに対応の制御シーケンスを実行する。料理モード実施部3Cは、操作受付部57によって受付けられたユーザ操作により料理モードが選択された場合に、料理モードに対応の制御シーケンスを実行する。各調理モードに対応の制御シーケンスのプログラムは、予め記憶部32に格納されている。
(表示例)
図5は、本発明の実施の形態1に係るメニュー画面の一例が示される。CPU31は、ユーザに対して、調理モードを選択させるためのメニュー画面を、表示部5Xに表示する。メニュー画面は、酵素調理モードのための複数の選択肢からなるやわらか食メニュー5A、炊飯モードのための複数の選択肢からなる炊飯メニュー5B、料理モードのための複数の選択肢からなる調理メニュー5C、調理または炊飯に関する時間情報5D、および調理または炊飯の予約機能ボタン5Eの各画像を表示する。時間情報5Dは、タイマ33により計時される調理または炊飯に関する時間(所要トータル時間、残り時間、予約時間、現在時間を含む各種の時間)を表す。
やわらか食メニュー5Aは、食材の種類(肉、野菜、魚)の選択肢51Aと、調理仕上がり時に期待される食材の柔らかさ(かため、標準、やわらかめ)の選択肢51Bとを含む。ここでは、“食材の柔らかさ”は、調理仕上がり時の食材に対する咀嚼の困難性を表す情報である。ここでは、かため、標準、やわらかめの3段階を、文字で表示しているが、数値により示されてもよく、またアイコンの絵柄で示されてもよい。また、“食材の種類”は、肉、野菜、魚の3種類を示したが、これに限定されない。
本実施の形態では、炊飯器100は、酵素調理モードとして、複数種類の酵素調理モードを有する。複数種類の酵素調理モードのうちから、やわらか食メニュー5Aの選択肢51Aおよび51Bのうちから、ユーザのスイッチ6Xの操作によって選択された選択肢(食材と柔らかさの種類)によって、実施されるべき酵素調理モードの種類が決定される。なお、酵素調理モードの種類は、食材および柔らかさから決定されるとしているが、決定のための選択肢はこれらに限定されるものではない。
ユーザは、スイッチ6Xを操作することにより、図5のメニュー画面から所望する選択肢を選択する。操作受付部57は、受付けた操作内容を解析し、解析結果に基づく指令を制御部30に出力する。CPU31は、操作受付部57からの指令に基づき制御シーケンスを実行する。
ここでは、表示部5Xとスイッチ6X,スタートスイッチ6Dとは別体としたが、一体的に形成されたタッチパネルとして構成されてもよい。なお、炊飯メニュー5Bおよび調理メニュー5Cの選択操作は、従来から知られた操作であるから、ここでは説明を繰返さない。
(制御シーケンスとパラメータ)
実施の形態1ではユーザの操作内容から、実施されるべき調理モードが決定される。各種の調理モードに対応した制御シーケンスのためのプログラムは、記憶部32に予め格納される、CPU31は、操作受付部57の出力に基づき、記憶部32からプログラムを読出し実行する。これにより、ユーザが選択した調理モードによる調理が進行する。なお、実施の形態1における炊飯モードの制御シーケンスおよび料理モードの制御シーケンスは、従来から知られているものを適用することができるので、説明は繰返さない。したがって、以降では、主に、酵素調理モードのための制御シーケンスについて説明する。
本実施の形態では、複数種類の酵素調理モードの制御シーケンスを表すプログラムが、記憶部32に予め格納されている。CPU31は、やわらか食メニュー5Aからユーザにより選択された酵素調理モードの種類に対応した制御シーケンスのプログラムを記憶部32から読出し実行する。プログラムが実行されることにより、制御部30(より特定的にはCPU31)により圧力調整部17および加熱部16が制御される。以降では、CPU31が制御シーケンスのプログラムを実行することを、“酵素調理モードを実施する”とも言う。
図6は本実施の形態1に係る炊飯器100の処理のフローチャートである。図7は本発明の実施の形態1に係るテーブル321を説明する図である。図8は、本発明の実施の形態1に係る酵素調理モードのための制御シーケンスを説明するグラフである。
図6のフローチャートに従うプログラムは、予め記憶部32に格納される。CPU31は記憶部32からプログラムを読出し実行する。このプログラムの実行により、炊飯器100内の各部が制御される。フローチャートに従うプログラムが実行される際には、後述する図7のデータが読出される。
ここで、本実施の形態1の酵素調理モードの制御シーケンスは、制御部30が圧力調整部17を制御する工程と、その後、内釜7内が第1時間にわたり第1温度に維持されるように加熱部16を制御する温度維持工程と、その後、内釜7内が第1温度から第2温度へ昇温されるように加熱部16を制御する昇温工程と、を含む。第1温度は、酵素活動を活発化させるための温度を示し、第2温度は、酵素を失活または食材を殺菌することが可能な温度を示す。
本実施の形態1の記憶部32に予め格納される図7のテーブル321には、酵素調理モードのための制御シーケンスのプログラムに適用されるパラメータ(変数)が登録される。具体的には、テーブル321は、複数種類の酵素調理モードのそれぞれを示すモードデータD1を含む。テーブル321は、さらに、モードデータD1のそれぞれに対応して上述の第1時間に相当する低温維持時間データD2、上述の第1温度に相当する低温温度データD3、上述の第2温度に相当する高温温度データD4、およびDuty比データD5を含む。モードデータD1により示される種類は、図5で食材と柔らかさの種類により決定される。低温維持時間データD2、低温温度データD3、高温温度データD4およびDuty比データD5は、制御シーケンスを表すプログラムに適用されるパラメータ(変数)を示す。なお、テーブル321のデータは、実験により取得されてテーブル321に予め格納される。
制御部30のCPU31は、ユーザの選択操作内容に基づきテーブル321を検索する。CPU31は、ユーザの選択操作内容(すなわち、図5の選択肢51Aと51Bからユーザが選択した食材の種類および柔らかさの種類)に基づきテーブル321を検索し、当該操作内容が示すモードデータD1を特定する。そして、CPU31は、特定したモードデータD1に対応の低温維持時間データD2、低温温度データD3、高温温度データD4およびDuty比データD5をテーブル321から読出す。これにより、低温維持時間データD2により示される前述した第1時間の長さ、低温温度データD3により示される前述した第1温度、および高温温度データD4により示される第2温度が決定されるとともに、誘導加熱コイル10を制御するためのDuty比が取得される。
実施の形態1では、酵素調理モードを実施するに際して、内釜7内には予め定められた量の食材と、食材が浸るような予め定められた量の酵素水溶液(予め定められた濃度)が収容されている。ここでは、酵素水溶液の量は、たとえば食材が浸るような量である。また、テーブル321から、低温維持時間データD2、低温温度データD3、高温温度データD4およびDuty比データD5が取得されていると想定する。
図8のグラフは、酵素調理モードの制御シーケンスを実行した場合の内釜7内の温度と圧力の変化を模式的に示す。グラフの縦軸には温度(単位:℃)と圧力がとられ、横軸にはタイマ33により計時される経過時間がとられる。CPU31は、制御シーケンスに従って、内釜7からの温度データとタイマ33からの時間データに基づき、ヒータ4bの供給電力(単位:W)および誘導加熱コイル10の通電率を可変に制御する。なお、圧力は大気圧(1.0気圧を常圧とした気圧)を用いて示される。
図8を参照して、制御シーケンスを説明する。まず、スタートスイッチ6Dが操作されると、CPU31は、記憶部32から、制御シーケンスのプログラムを読出し実行を開始する。先ず、内釜7内に食材と酵素を投入して蓋体を閉じる。次に、CPU31は温度センサ43の出力から温度データを取得する。そしてCPU31は、取得した温度と閾値とを比較し、比較結果から、温度が閾値よりも低いと判定すると、内釜7内の温度を予め定めた温度(ただし、低温温度データD3が示す温度よりも低い)まで上昇するように、ヒータ4bに通電する。これにより、内釜7内の温度は上昇し、凍結(または半解凍)状態の食材が加熱されて解凍される。なお、食材の温度が閾値よりも高い温度(たとえば常温)であれば、当該ヒータ4bによる加熱は実施されない。
CPU31は、内釜7内の温度が、上述の予め定めた温度になったとき、内釜7内の圧力が減圧されるように圧力調整部17を制御する。すなわち、CPU31は、電磁弁67を全閉状態にしたまま時間T1(略10秒)をかけて、内釜7内の気圧が常圧から略0.3気圧にまで減圧されるように、真空ポンプ44を制御する。ここで、T1を略10秒以上の時間とすることで、急激に内釜7内が減圧した時に比べて、食材に含まれる水分が真空ポンプ44側に引き込まれることを低減し、真空ポンプ44の故障を防ぐことができる。
また、略0.3気圧まで減圧することによって、本発明にかかる加熱調理器において調理することが想定される食材(特に嚥下が困難な者向けに提供される食材)のうち、もっとも酵素の浸透が困難である食肉の薄切り(通常5mmから8mm)に対しても確実に酵素を食材内部まで浸透させることができることとなり、すなわち、本発明にかかる加熱調理器において調理することが想定される食材に対しては全ての食材に対して確実に酵素を食材内部まで浸透させることができるようになる。
CPU31は、圧力センサ45の出力から内釜7内の気圧が略0.3気圧になったことを検出する。その後、時間T2(略3分〜5分)にわたって略0.3気圧が維持されるように、真空ポンプ44を制御(たとえば停止)する。このように、食材は減圧下に時間T2にわたり放置されることにより、食材内部に対する酵素の導入が促進される。
上述の減圧に際して、内釜7内の脱気(減圧)に要する時間を短くするには、真空ポンプ44の回転数を多くして流量を上げることで実現することができる。
この場合、真空ポンプ44として、たとえばダイアフラムポンプを複数台直列に接続する。または、接続する際に各ポンプの空気室の容量を変更する。または、流量を上げるために並列にポンプを接続する構成を採用してもよい。また、流量を上げるためにポンプの径を大きくすることもできる。
このような真空ポンプ44を用いることで速く減圧することができ、食材に対する酵素の浸透具合にむらができる(表面のみに酵素が多く入る)、または調理時間全体が伸び、食材に悪い影響を与える等のデメリットを防止することができる。
CPU31は、時間T2が経過したと判定すると、その後、電磁弁67を全閉状態→開放状態に切替える。これにより、外部の空気が通気口64から電磁弁67を介して、内釜7内に流入し、内釜7内の圧力は略0.3気圧→常圧(大気圧)に戻る。その後は、内釜7内の圧力は、常圧に維持されて、温度が可変に調整される。
具体的には、CPU31は、内釜7を加熱するために、ヒータ4bの通電量を制御(300W)し、また誘導加熱コイル10をDuty比データD5に従い通電する。CPU31は、このような加熱部16の制御を、内釜7内の温度が低温温度データD3となるまで継続して実施する。
CPU31は、内釜7内の温度が低温温度データD3を示すと判定したとき、その後、温度維持工程を実施する。具体的には、CPU31は、内釜7内の温度(低温温度データD3が示す温度)が低温維持時間データD2を示す時間にわたって維持されるように、Duty比データD5に従い加熱部16を制御する。たとえば、誘導加熱コイル10は、1分あたり18秒間ONとなるように制御される。これにより、食材内部に導入(浸透)された酵素の活動は活発となり、食材の軟化が促進される。
低温維持時間データD2の時間が経過したとき、CPU31は、内釜7内の温度が、高温温度データD4が示す温度にまで昇温されるように、加熱部16を制御する昇温工程を実施する。具体的には、CPU31は、たとえばヒータ4bの通電量を制御(500W)し、また誘導加熱コイル10をDuty比データD5に従い制御する。
CPU31は、内釜7内の温度が高温温度データD4を示すと判定したとき、その後、高温維持工程を実施する。具体的には、CPU31は、予め定めた期間にわたって、内釜7内の温度が高温温度データD4により示される温度に維持されるように、Duty比データD5に従い加熱部16を制御する。たとえば、誘導加熱コイル10は、1分あたり30秒間ONとなるように制御される。これにより、酵素は失活し、また、食材が殺菌される。すなわち、高温維持工程の持続時間は、使用した酵素が失活するのに十分な時間であればよい。その後、制御シーケンスの実行は終了する。
なお、酵素を失活させなくともいい場合においては、高温維持工程の持続時間は設定しなくてもよい。但しその場合でも、食材が殺菌されるのに十分な時間(例えば5分)高温維持されるのが好ましい。
(処理のフローチャート)
図6を参照して、上述の制御シーケンスを含む炊飯器100の動作を説明する。CPU31は、スタートスイッチ6Dが操作されると、処理を開始する。
まず、CPU31は、スイッチ6Xによるユーザの選択操作内容を受付け(ステップS3)、受付けた操作内容から、図5のメニュー画面において選択された調理モードを取得し、選択された調理モードを判定する(ステップS5)。
CPU31は、選択された調理モードが酵素調理モードであると判定したときは(ステップS5で“酵素調理モード”)、選択された酵素調理モードの種類を取得する(ステップS7)。具体的には、CPU31は、図5の選択肢51Aと51Bの選択操作内容から、種類を取得する。
CPU31は、取得した酵素調理モードの種類に基づき、テーブル321を検索することにより、上述した第1時間(低温維持時間データD2)、第1温度(低温温度データD3)、第2温度(高温温度データD4)およびDuty比(Duty比データD5)を決定する(ステップS9)。具体的には、CPU31は、取得した酵素調理モードの種類に基づきテーブル321を検索し、当該種類を示すモードデータD1に対応の、低温維持時間データD2、低温温度データD3、高温温度データD4およびDuty比データD5を、テーブル321から読出す。これにより、選択された種類の酵素調理モードのための制御シーケンスに用いられるパラメータが決定される(ステップS9)。
なお、酵素調理モードの種類を指定するときに、選択肢51Aと51Bから選択するのではなく、直接第1時間(低温維持時間データD2)、第1温度(低温温度データD3)、第2温度(高温温度データD4)およびDuty比(Duty比データD5)の一部または全部をスイッチ6Xで選択することによって指定してもよい。一部を指定した場合に残りのパラメータはテーブル231において指定したパラメータに近い値を含む酵素調理モードを参照してもよいし、直接指定した場合に固有の予め設定された値としてもよい。
酵素調理モード実施部3Aは、ステップS9で決定された低温維持時間データD2、低温温度データD3、高温温度データD4およびDuty比データD5のパラメータを用いて、図8の制御シーケンスのためのプログラムを実行する。これにより、ユーザにより選択された種類の酵素調理モードが実施される(ステップS11)。
ステップS5に戻る。ユーザが、図5の炊飯メニュー5Bを選択した場合には、炊飯モードと判定されて(ステップS5で“炊飯モード”)、炊飯モード実施部3Bにより炊飯のための制御シーケンスのプログラムが実行される(ステップS13)。また、ユーザが、図5の調理メニュー5Cを選択した場合には、料理モードと判定されて(ステップS5で“料理モード”)、料理モード実施部3Cにより調理のための制御シーケンスのプログラムが実行される(ステップS15)。ここで、ステップS13とS15では、制御シーケンスに従って圧力調整部17と加熱部16の両方または一方が制御されるが、そのための制御シーケンスは、周知のものを適用することができるので、ここでは説明を繰返さない。
ステップS11、S13およびS15の制御シーケンスの実行が終了すると、CPU31は、表示部5Xに調理(または炊飯)が終了した旨の情報を出力して、調理終了をユーザに報知する。なお、報知は、音声(ブザー)により実施されてもよい。
[実施の形態2]
実施の形態1の変形例を説明する。実施の形態1のステップS7では、酵素調理モードの種類は、選択肢51Aの食材の種類、および選択肢51Bのやわらかさの種類の組合せから取得された(ステップS7)が、選択の方法はこれに限定されない。
たとえば、選択された食材のみから、酵素調理モードの種類が取得されてもよく、また、選択されたやわらかさのみから、酵素調理モードの種類が取得されてもよい。また、用いる酵素の種類または量または濃度、または食材の量から、またはこれらの組合わせから酵素調理モードの種類が取得されてもよい。
[実施の形態3]
実施の形態1と2の変形例を説明する。図8の制御シーケンスでは、内釜7内の減圧を常圧→略0.3気圧まで減圧したが、好ましくは、0.1気圧以上0.3気圧以下の範囲に減圧されればよい。0.1気圧以上0.3気圧以下の範囲に減圧することによって、0.3気圧よりも高い内圧下における酵素の浸透に比べて、本実施の形態にかかる家庭用の加熱調理器にて調理することが想定されるいかなる食材または食材の状態に対しても、酵素が食材内部(中央部)まで確実に浸透するようにできる。また、常圧→略0.3気圧に移行するために略10秒をかけて実施したが、好ましくは、略15秒かけて実施されればよい。また、加熱部16は、低温維持工程の消費電力が、高温維持工程の消費電力よりも少なくなるように制御されればよく通電量は図8に示す値に限定されない。また、誘導加熱コイル10のDuty比は、図8に示した比率に限定されない。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
3A 酵素調理モード実施部、3B 炊飯モード実施部、3C 料理モード実施部、5A やわらか食メニュー、5B 炊飯メニュー、5C 調理メニュー、5X 表示部、6D スタートスイッチ、6X 操作スイッチ、7 内釜、16 加熱部、17 圧力調整部、30 制御部、43 温度センサ、44 真空ポンプ、45 圧力センサ、51A,51B 選択肢、57 操作受付部、100 炊飯器、321 テーブル、D1 モードデータ、D2 低温維持時間データ、D3 低温温度データ、D4 高温温度データ、D5 Duty比データ。

Claims (5)

  1. 調理器であって、
    食材を収容するための収容室と、
    収容室内の圧力を調整するための圧力調整手段と、
    前記収容室を加熱するための加熱手段と、
    前記調理器に対するユーザ操作を受付けるための操作受付手段と、
    前記圧力調整手段および前記加熱手段を制御するための制御手段と、を備え、
    前記操作受付手段は、
    酵素を用いた複数種類の酵素調理モードのうちから、前記食材のための酵素調理モードの種類を選択するためのユーザ操作を受付け、
    前記制御手段は、
    前記ユーザ操作により選択された酵素調理モードの種類に対応する制御シーケンスに従い、前記圧力調整手段および前記加熱手段を制御するように構成される、調理器。
  2. 前記操作受付手段は、さらに、
    前記酵素調理モードとは異なる調理モードを選択するためのユーザ操作を受付け、
    前記制御手段は、さらに、
    前記異なる調理モードに対応する制御シーケンスに従い、前記加熱手段を制御するように構成される、請求項1に記載の調理器。
  3. 時間を計測するための計時手段と、
    前記収容室内の温度を検知するための温度検知手段と、をさらに備え、
    前記酵素調理モードの種類に対応する制御シーケンスは、
    前記制御手段が、前記収容室内が減圧されるように前記圧力調整手段を制御する工程と、その後、前記制御手段が、前記収容室内の温度が第1時間にわたり第1温度に維持されるように、前記加熱手段を制御する温度維持工程と、その後、前記制御手段が、前記収容室内の温度が前記第1温度から第2温度へ昇温されるように、前記加熱手段を制御する昇温工程と、を含み、
    前記制御手段は、
    前記選択された酵素調理モードの種類に基づき、前記第1時間の長さ、前記第1温度および前記第2温度の少なくも1つを決定する、請求項1または2に記載の調理器。
  4. 前記酵素調理モードの種類を選択するためのユーザ操作は、前記食材の種類を選択するユーザ操作を含む、請求項1から3のいずれか1項に記載の調理器。
  5. 前記酵素調理モードの種類を選択するためのユーザ操作は、調理の仕上がり状態における食材の柔らかさを選択するユーザ操作を含む、請求項1から4のいずれか1項に記載の調理器。
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