JP6795000B2 - 熱転写印画装置 - Google Patents
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Description
基材フィルム2としては、従来公知のある程度の耐熱性と強度を有するものであればいずれのものでも良く、例えば、0.5μm以上50μm以下好ましくは3μm以上10μm以下程度の厚さのポリエチレンテレフタレートフィルム、1,4−ポリシクロヘキシレンジメチレンテレフタレートフィルム、ポリエチレンナフタレートフィルム、ポリフェニレンサルファイドフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリサルホンフィルム、アラミドフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリビニルアルコールフィルム、セロハン、酢酸セルロース等のセルロース誘導体、ポリエチレンフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ナイロンフィルム、ポリイミドフィルム、アイオノマーフィルム等の樹脂フィルムの他に、コンデンサー紙、パラフィン紙等の紙類や不織布等、又は紙や不織布と樹脂との複合体であってもよい。
耐熱プライマー層は、基材フィルムと耐熱滑性層の両方に良好な接着性を有するバインダーを主体として形成する。上記バインダーとしては、例えば、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリビニルホルマール系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリビニルブチラール系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエーテル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、スチレン−アクリル系共重合体等が挙げられる。
耐熱滑性層は、印画時におけるサーマルヘッドの走行性、耐熱性等を向上させる目的で、形成される。耐熱滑性層を形成するバインダー樹脂としては、ポリエステル系樹脂、ポリアクリル酸エステル系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、スチレンアクリレート系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリエーテル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリアミドイミド系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリアクリレート樹脂、ポリアクリルアミド樹脂、ポリビニルクロリド樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリビニルアセトアセタール樹脂などを用いることができる。また、これらの樹脂の耐熱性・塗膜性・密着性などを向上させる目的で、種々の架橋剤を用いてもよい。また、走行性を向上させる目的でワックス、高級脂肪酸アミド、エステル、界面活性剤などの離型剤、フッ素樹脂などの有機粉末、シリカ、クレー、タルク、雲母、炭酸カルシウムなどの無機粒子を含有させてもよい。
染料層は、昇華性染料を含む層として形成する。
染料プライマー層は、基材フィルムと染料層の両方に良好な接着性を有するバインダーを主体として形成する。上記バインダーとしては、耐熱プライマー層で用いられるバインダーと同様のものが使用でき、例えば、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリビニルホルマール系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリビニルブチラール系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエーテル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、スチレン−アクリル共重合体系樹脂等が挙げられる。
保護層には、従来から保護層形成用樹脂として知られている各種の樹脂を用いることができる。保護層形成用樹脂としては、例えば、ポリエステル樹脂、ポリスチレン樹脂、アクリル樹脂、ポリウレタン樹脂、アクリルウレタン樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、これらの各樹脂をシリコーン変性させた樹脂、これらの各樹脂の混合物等を例示できる。保護層は、例えばグラビア印刷法により形成される。保護層の厚さは、乾燥後の厚みで0.1μm以上2.0μm以下であることが好ましい。
2 基材フィルム
3 Y層
4 M層
5 C層
13〜15 検知マーク
101 サーマルヘッド
102 プラテンロール
103 供給部
104 回収部
107 印画シート
110 制御装置
111 識別部
112 記憶部
120 センサ
140 印画部
Claims (3)
- サーマルヘッド及びプラテンロールを有し、イエロー染料層、マゼンタ染料層及びシアン染料層が設けられた熱転写シートと印画紙とを重ね合わせて、前記サーマルヘッドと前記プラテンロールとの間を搬送させるとともに、前記サーマルヘッドが前記熱転写シートを加熱して染料を転写し、前記印画紙に画像を形成する熱転写印画装置であって、
前記熱転写シートを供給する供給部と前記サーマルヘッドとの間に設けられ、前記イエロー染料層、前記マゼンタ染料層及び前記シアン染料層に可視光を照射し、各染料層における透過光強度及び反射光強度の少なくともいずれか一方を測定するセンサと、
熱転写シートの品種と、品種毎のイエロー染料層、マゼンタ染料層及びシアン染料層の濃度パターン又は濃度に基づく光強度パターンとを対応付けたテーブルを格納する記憶部と、
前記テーブルを参照し、前記センサの測定結果から、前記供給部が供給する熱転写シートの品種を識別する識別部と、
を備える熱転写印画装置。 - サーマルヘッド及びプラテンロールを有し、イエロー染料層、マゼンタ染料層及びシアン染料層が設けられた熱転写シートと印画紙とを重ね合わせて、前記サーマルヘッドと前記プラテンロールとの間を搬送させるとともに、前記サーマルヘッドが前記熱転写シートを加熱して染料を転写し、前記印画紙に画像を形成する熱転写印画装置であって、
前記熱転写シートを供給する供給部と前記サーマルヘッドとの間に設けられ、前記イエロー染料層、前記マゼンタ染料層及び前記シアン染料層に不可視光を照射し、各染料層における透過光強度、反射光強度及び発光強度のうちの少なくともいずれか1つを測定するセンサと、
熱転写シートの品種と、品種毎のイエロー染料層、マゼンタ染料層及びシアン染料層における不可視光線吸収材料の含有量パターン又は含有量に基づく光強度パターンとを対応付けたテーブルを格納する記憶部と、
前記テーブルを参照し、前記センサの測定結果から、前記供給部が供給する熱転写シートの品種を識別する識別部と、
を備える熱転写印画装置。 - 前記テーブルには、熱転写シートの品種毎の印画条件が対応付けられており、
前記識別部が識別した熱転写シートの品種に応じた印画条件で印画処理を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の熱転写印画装置。
Priority Applications (7)
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2018
- 2018-01-18 JP JP2018006638A patent/JP6795000B2/ja active Active
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