JP2019123186A - 熱転写印画装置及び熱転写シート - Google Patents

熱転写印画装置及び熱転写シート Download PDF

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Abstract

【課題】熱転写印画装置で熱転写シートの品種を高精度に識別する。【解決手段】熱転写印画装置は、イエロー染料層、マゼンタ染料層及びシアン染料層が設けられた熱転写シートと印画紙とを重ね合わせて、サーマルヘッドが前記熱転写シートを加熱して染料を転写し、前記印画紙に画像を形成する。熱転写印画装置は、前記熱転写シートを供給する供給部と前記サーマルヘッドとの間に設けられ、前記イエロー染料層、前記マゼンタ染料層及び前記シアン染料層に可視光を照射し、透過光強度及び反射光強度の少なくともいずれか一方を測定するセンサと、熱転写シートの品種と、品種毎のイエロー染料層、マゼンタ染料層及びシアン染料層の濃度パターンとを対応付けたテーブルを格納する記憶部と、前記テーブルを参照し、前記センサの測定結果から、前記供給部が供給する熱転写シートの品種を識別する識別部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、熱転写印画装置及び熱転写シートに関する。
熱転写印画装置にあっては、昇華転写用染料を記録材とし、これをポリエステルフィルム等の基材上に適当なバインダーで担持させた染料層を有する熱転写シート(昇華型熱転写シート)から、昇華染料で染着可能な被転写材、例えば、紙やプラスチックフィルム等に染料受容層を形成した熱転写受像シート上に昇華染料を熱転写し、各種のフルカラー画像を形成する。
近年、熱転写記録技術の進歩により、熱転写シートは、その種類が多岐にわたるようになっており、これらの多種類の熱転写シートを一機種の熱転写プリンタで使用する場合が増えている。所望の印画性能や耐久性を得るために、熱転写シートの品種を識別し、品種に応じて熱転写シートの加熱エネルギーを制御する必要がある。
特許文献1には、イエロー染料層内に、プリンタで検出可能な光学密度の差異を生じるバイナリパターンを形成した染料シートが提案されている。バイナリパターンは、イエロー染料層の厚みを変えることで形成される。しかし、このような染料シートでは、基材上に塗布する染料インクの塗布ムラにより染料層の厚みがバラつくと、バイナリパターンの検出精度が低下するという問題があった。
特許第5334262号公報
本発明は、上記従来の実状に鑑みてなされたものであり、熱転写印画装置で品種を高精度に識別可能な熱転写シートを提供することを課題とする。また、本発明は、装填された熱転写シートを識別して印画処理を行う熱転写印画装置を提供することを課題とする。
本発明の熱転写印画装置は、サーマルヘッド及びプラテンロールを有し、イエロー染料層、マゼンタ染料層及びシアン染料層が設けられた熱転写シートと印画紙とを重ね合わせて、前記サーマルヘッドと前記プラテンロールとの間を搬送させるとともに、前記サーマルヘッドが前記熱転写シートを加熱して染料を転写し、前記印画紙に画像を形成する熱転写印画装置であって、前記熱転写シートを供給する供給部と前記サーマルヘッドとの間に設けられ、前記イエロー染料層、前記マゼンタ染料層及び前記シアン染料層に可視光を照射し、各染料層における透過光強度及び反射光強度の少なくともいずれか一方を測定するセンサと、熱転写シートの品種と、品種毎のイエロー染料層、マゼンタ染料層及びシアン染料層の濃度パターン又は濃度に基づく光強度パターンとを対応付けたテーブルを格納する記憶部と、前記テーブルを参照し、前記センサの測定結果から、前記供給部が供給する熱転写シートの品種を識別する識別部と、を備えるものである。
本発明の熱転写印画装置は、サーマルヘッド及びプラテンロールを有し、イエロー染料層、マゼンタ染料層及びシアン染料層が設けられた熱転写シートと印画紙とを重ね合わせて、前記サーマルヘッドと前記プラテンロールとの間を搬送させるとともに、前記サーマルヘッドが前記熱転写シートを加熱して染料を転写し、前記印画紙に画像を形成する熱転写印画装置であって、前記熱転写シートを供給する供給部と前記サーマルヘッドとの間に設けられ、前記イエロー染料層、前記マゼンタ染料層及び前記シアン染料層に不可視光を照射し、各染料層における透過光強度、反射光強度及び発光強度のうちの少なくともいずれか1つを測定するセンサと、熱転写シートの品種と、品種毎のイエロー染料層、マゼンタ染料層及びシアン染料層における不可視光線吸収材料の含有量パターン又は含有量に基づく光強度パターンとを対応付けたテーブルを格納する記憶部と、前記テーブルを参照し、前記センサの測定結果から、前記供給部が供給する熱転写シートの品種を識別する識別部と、を備えるものである。
本発明の熱転写印画装置は、サーマルヘッド及びプラテンロールを有し、イエロー染料層、マゼンタ染料層及びシアン染料層が設けられた熱転写シートと印画紙とを重ね合わせて、前記サーマルヘッドと前記プラテンロールとの間を搬送させるとともに、前記サーマルヘッドが前記熱転写シートを加熱して染料を転写し、前記印画紙に画像を形成する熱転写印画装置であって、前記イエロー染料層の先頭位置を表示する第1検知マーク、前記マゼンタ染料層の先頭位置を表示する第2検知マーク及び前記シアン染料層の先頭位置を表示する第3検知マークの濃度を検出するセンサと、熱転写シートの品種と、品種毎の第1〜第3検知マークの濃度パターンとを対応付けたテーブルを格納する記憶部と、前記テーブルを参照し、前記センサの検出結果から、前記供給部が供給する熱転写シートの品種を識別する識別部と、を備えるものである。
本発明の一態様において、前記テーブルには、熱転写シートの品種毎の印画条件が対応付けられており、前記識別部が識別した熱転写シートの品種に応じた印画条件で印画処理を行う。
本発明の熱転写シートは、基材フィルムと、前記基材フィルム上に設けられたイエロー染料層、マゼンタ染料層、及びシアン染料層とを有する熱転写シートであって、前記イエロー染料層、前記マゼンタ染料層、及び前記シアン染料層には、不可視光線吸収材料を含む染料層と含まない染料層とがある。
本発明の熱転写シートは、基材フィルムと、前記基材フィルム上に設けられたイエロー染料層、マゼンタ染料層、及びシアン染料層とを有する熱転写シートにおいて、前記イエロー染料層の先頭位置を表示する第1検知マーク、前記マゼンタ染料層の先頭位置を表示する第2検知マーク及び前記シアン染料層の先頭位置を表示する第3検知マークが設けられており、前記第1検知マークは、前記第2検知マーク及び前記第3検知マークの少なくともいずれか一方とは濃度が異なるものである。
本発明によれば、イエロー染料層、マゼンタ染料層、シアン染料層の濃度パターンによって品種を表現するため、熱転写印画装置において熱転写シートの品種を高精度に識別できる。
本発明の実施形態に係る熱転写シートの平面図である。 (a)〜(c)は熱転写シートの平面図である。 同実施形態に係る熱転写印画装置の概略構成図である。 (a)〜(c)は熱転写シートの別の例を示す平面図である。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。図1は実施の形態に係る熱転写シート1の平面図である。この熱転写シート1では、基材フィルム2の一方の面上にイエロー染料を含むY層3、マゼンタ染料を含むM層4、及びシアン染料を含むC層5が面順次に設けられている。C層5に続いて保護層が設けられていてもよい。基材フィルム2の他方の面上には耐熱滑性層が設けられている。
Y層3、M層4及びC層5は、それぞれグラビア印刷、スクリーン印刷、オフセット印刷などにより基材フィルム2上に形成されている。
Y層3、M層4及びC層5に光を照射した場合の各染料層における透過率又は反射率は、Y層3、M層4及びC層5の濃度(色の濃さ)によって変わる。本実施形態では、画像の印画に影響を与えない範囲で熱転写シート1の品種毎にY層3、M層4及びC層5の濃度を変え、光の透過率又は反射率からY層3、M層4及びC層5の濃度パターンを検出し、熱転写シート1の品種を識別する。基材フィルム2上に染料を塗布する際に使用する版の深さを変え、染料層の厚みを変えることで、濃度を調整できる。
例えば、Y層3、M層4及びC層5のそれぞれについて、濃度を「薄い」「通常」「濃い」の3種類のいずれかに設定する場合、Y層3、M層4及びC層5の濃度を変えることで、3×3×3=27パターンの情報を表現することが可能となる。
図2(a)はY層3、M層4及びC層5の濃度をそれぞれ「濃い」「通常」「通常」とした場合を示している。図2(b)はY層3、M層4及びC層5の濃度をそれぞれ「薄い」「通常」「通常」とした場合を示している。図2(c)はY層3、M層4及びC層5の濃度をそれぞれ「通常」「薄い」「濃い」とした場合を示している。
図3は、本発明の実施の形態に係る熱転写印画装置の概略構成図である。熱転写印画装置は、熱転写シート1を用いて、印画シート107(印画紙、受像紙)上にイエロー染料、マゼンタ染料、シアン染料を昇華転写させて画像を印画するサーマルヘッド101を備えている。
サーマルヘッド101の下流側に、熱転写シート1を巻き付けて形成された供給部103が設けられ、サーマルヘッド101の上流側に回収部104が設けられている。供給部103から繰り出された熱転写シート1は、サーマルヘッド101を通って、回収部104に回収されるようになっている。
サーマルヘッド101の下方側には回転自在なプラテンロール102が設けられている。サーマルヘッド101及びプラテンロール102を含む印画部140は、印画シート107及び熱転写シート1を挟み込み、熱転写シート1を加熱して印画シート107上に染料を熱転写することで画像を形成する。
サーマルヘッド101の上流側には、印画シート107の搬送を行うための回転駆動自在なキャプスタンローラ109aと、キャプスタンローラ109aに印画シート107を圧着させるためのピンチローラ109bが設けられている。
印画シート107は、印画紙ロール106に巻き付けられており、印画紙ロール106から繰り出される。印画シート107には公知のものを使用できる。印画紙ロール106、キャプスタンローラ109a、及びピンチローラ109bを含む駆動部130により印画シート107の繰り出し(前方側への搬送)や巻取り(後方側への搬送)が行われる。
印画部140で画像形成された印画シート107は、下流側でカッター108によりプリント枚葉107aとして切り出される。プリント枚葉107aは、図示を省略する排出口から排出される。
供給部103と印画部140との間には、熱転写シート1に光を照射し、反射光や透過光の強度(反射率、透過率)を測定するセンサ120が設けられている。センサ120は、例えばカラーセンサであり、Y層3、M層4及びC層5の位置・種別の検出と、濃度に対応する反射光や透過光の強度の検出を行う。例えば、カラーセンサは赤(R)、緑(G)、青(B)、それぞれの色成分の強度(比率)を検知し、色(濃度)を判別する。
制御装置110は、熱転写印画装置の各部の駆動を制御し、熱転写シート1の識別処理や、印画処理を行う。制御装置110は、CPU(中央演算処理装置)や、フラッシュメモリ、ROM(Read−only Memory)、RAM(Random Access Memory)等からなる記憶部112を有したコンピュータである。記憶部112は、制御プログラム及びテーブルTを格納する。CPUが制御プログラムを実行することで、識別部111での熱転写シート1の品種識別が実現される。
テーブルTには、熱転写シート1の品種と、熱転写シート1のY層3、M層4及びC層5の濃度パターンとが対応付けて記録されている。
識別部111は、センサ120による測定結果から、Y層3、M層4及びC層5の濃度パターンを求め、テーブルTを参照し、熱転写印画装置に装填されている熱転写シート1の品種を識別する。センサ120は、Y層3、M層4及びC層5の各々において、複数箇所の反射光又は透過光の強度を求める。複数箇所の反射光又は透過光の強度の平均に基づいて、染料層の濃度を決定する。これにより、染料インクの塗布ムラの影響を抑えることができる。センサ120は、Y層3、M層4及びC層5の各々における、反射光強度又は透過光強度の一方を測定してもよいし、反射光強度及び透過光強度の両方を測定してもよい。
テーブルTには、Y層3、M層4及びC層5の濃度パターンでなく、濃度に対応した(センサ120で測定される)反射光又は透過光の光強度パターンが記録されていてもよい。
テーブルTには、熱転写シート1の品種毎に、好適な印画条件(印画速度、印画時の印加エネルギー)や、使用すべき印画シート107の品種等を対応付けて記録してもよい。制御装置110は、識別した熱転写シート1の品種に応じた印画条件に基づいて、印画処理を制御する。制御装置110は、熱転写印画装置に装填されている印画シート107の品種が、識別した熱転写シート1の品種に対応するものでない場合、警告音や警告表示を出力したり、印画処理を中止したりしてもよい。
このように、熱転写シート1のY層3、M層4及びC層5の濃度パターンから、熱転写シート1の品種を高精度に識別できる。
上記説明では、基材フィルム2の一方の面に耐熱滑性層を設け、基材フィルム2の他方の面に染料層を設ける層構成としているが、さらに他の層を設けてもよい。例えば、保護層、耐熱プライマー層や染料プライマー層などを設けてもよい。
以下に、熱転写シート1を構成する各層の材料について、詳しく説明する。
<基材フィルム>
基材フィルム2としては、従来公知のある程度の耐熱性と強度を有するものであればいずれのものでも良く、例えば、0.5μm以上50μm以下好ましくは3μm以上10μm以下程度の厚さのポリエチレンテレフタレートフィルム、1,4−ポリシクロヘキシレンジメチレンテレフタレートフィルム、ポリエチレンナフタレートフィルム、ポリフェニレンサルファイドフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリサルホンフィルム、アラミドフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリビニルアルコールフィルム、セロハン、酢酸セルロース等のセルロース誘導体、ポリエチレンフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ナイロンフィルム、ポリイミドフィルム、アイオノマーフィルム等の樹脂フィルムの他に、コンデンサー紙、パラフィン紙等の紙類や不織布等、又は紙や不織布と樹脂との複合体であってもよい。
<耐熱プライマー層>
耐熱プライマー層は、基材フィルムと耐熱滑性層の両方に良好な接着性を有するバインダーを主体として形成する。上記バインダーとしては、例えば、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリビニルホルマール系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリビニルブチラール系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエーテル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、スチレン−アクリル系共重合体等が挙げられる。
耐熱プライマー層を形成する方法としては、上記の材料を塗工適性に合うように選択したアセトン、メチルエチルケトン、トルエン、キシレン等の溶剤又は、水に溶解、或いは分散させて塗工液を作成し、この塗工液をグラビアコーター、ロールコーター、ワイヤーバー等の慣用の塗工手段で塗布、乾燥させて成膜する方法が挙げられる。その塗工量、即ち耐熱プライマー層の厚さは2.0μm以下が良く、より好ましくは0.1μm以上2.0μm以下である。厚さが0.1μm以上であれば、耐熱プライマー層としての効果を十分に発揮できる。一方、厚さが2.0μm以下であれば、サーマルヘッドからの熱伝達が良好であり、高濃度の印画が可能である。
<耐熱滑性層>
耐熱滑性層は、印画時におけるサーマルヘッドの走行性、耐熱性等を向上させる目的で、形成される。耐熱滑性層を形成するバインダー樹脂としては、ポリエステル系樹脂、ポリアクリル酸エステル系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、スチレンアクリレート系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリエーテル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリアミドイミド系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリアクリレート樹脂、ポリアクリルアミド樹脂、ポリビニルクロリド樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリビニルアセトアセタール樹脂などを用いることができる。また、これらの樹脂の耐熱性・塗膜性・密着性などを向上させる目的で、種々の架橋剤を用いてもよい。また、走行性を向上させる目的でワックス、高級脂肪酸アミド、エステル、界面活性剤などの離型剤、フッ素樹脂などの有機粉末、シリカ、クレー、タルク、雲母、炭酸カルシウムなどの無機粒子を含有させてもよい。
耐熱滑性層を形成する方法としては、上記耐熱プライマー層で説明した方法と同様の方法が挙げられる。基材フィルム上に耐熱滑性層を設ける場合は、バインダー樹脂とポリイソシアネートとの反応を促進するために加熱することが好ましい。染料層に熱の影響を及ぼさないようにするために、耐熱滑性層を基材シート上に設けた後で、染料層を設けることが好ましい。耐熱滑性層の厚みは、耐熱性等の向上等の点から、乾燥後の厚みが3μm以下であることが好ましく、0.1μm以上2μm以下にすることがより好ましい。
<染料層>
染料層は、昇華性染料を含む層として形成する。
染料としては、従来、公知の熱転写シートに使用されている染料は、いずれも本発明に使用可能であり、特に限定されない。これらの染料としてはジアリールメタン系、トリアリールメタン系、チアゾール系、メロシアニン等のメチン系、インドアニリン系、アセトフェノンアゾメチン,ピラゾロアゾメチン,イミダゾルアゾメチン,ピリドンアゾメチン等のアゾメチン系、キサンテン系、オキサジン系、ジシアノスチレン,トリシアノスチレンに代表されるシアノメチレン系、チアジン系、アジン系、アクリジン系、ベンゼンアゾ系、ピリドンアゾ,チオフェンアゾ,イソチアゾールアゾ,ピロールアゾ,ピラゾールアゾ,イミダゾールアゾ,チアジアゾールアゾ,トリアゾールアゾ,ジスアゾ等のアゾ系、スピロピラン系、インドリノスピロピラン系、フルオラン系、ローダミンラクタム系、ナフトキノン系、アントラキノン系、キノフタロン系等があげられる。
染料層塗工液は、バインダーに上記の染料を必須成分として、さらに必要に応じて顔料、導電剤の少なくとも1つを添加できる。上記の染料を担持するためのバインダー樹脂としては、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロース,酢酸セルロース、酢酸・酪酸セルロース等のセルロース樹脂、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラール、ポリビニルアセトアセタール、ポリビニルピロリドン等のビニル系樹脂、ポリ(メタ)アクリレート、ポリ(メタ)アクリルアミド等のアクリル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂等があげられるが、これらの中ではセルロース系、ポリウレタン系、ビニル系、アクリル系およびポリエステル系の樹脂が耐熱性、染料移行性などの点で好ましく用いられる。
染料層は、基材フィルム2の一方の面に、これらの染料及びバインダー樹脂、必要に応じて顔料、導電剤の少なくとも1つを添加して、トルエン、メチルエチルケトン、エタノール、イソプロピルアルコール、シクロヘキサノン、DMF等の適当な有機溶剤に溶解したり、あるいは有機溶剤や水等に分散させたりして、例えば、グラビア印刷法、スクリーン印刷法、リバースロールコーティング印刷法等の手段により塗布および乾燥することにより形成できる。染料層の厚みは、乾燥後の厚みで0.2μm以上6.0μm以下、好ましくは0.2μm以上3.0μm以下程度である。
<染料プライマー層>
染料プライマー層は、基材フィルムと染料層の両方に良好な接着性を有するバインダーを主体として形成する。上記バインダーとしては、耐熱プライマー層で用いられるバインダーと同様のものが使用でき、例えば、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリビニルホルマール系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリビニルブチラール系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエーテル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、スチレン−アクリル共重合体系樹脂等が挙げられる。
染料プライマー層を形成する方法としては、上記耐熱プライマー層で説明した方法と同様の方法が挙げられる。
<保護層>
保護層には、従来から保護層形成用樹脂として知られている各種の樹脂を用いることができる。保護層形成用樹脂としては、例えば、ポリエステル樹脂、ポリスチレン樹脂、アクリル樹脂、ポリウレタン樹脂、アクリルウレタン樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、これらの各樹脂をシリコーン変性させた樹脂、これらの各樹脂の混合物等を例示できる。保護層は、例えばグラビア印刷法により形成される。保護層の厚さは、乾燥後の厚みで0.1μm以上2.0μm以下であることが好ましい。
上記説明は本発明の一例であり、本発明は上記以外の態様とされてもよい。
熱転写シート1のY層3、M層4及びC層5に、蛍光増白剤、紫外線吸収材料、赤外線吸収材料等の不可視光線吸収材料を含有させ、Y層3、M層4及びC層5の各層における不可視光線吸収材料の含有量を変え、その含有量パターンで情報を表現してもよい。
例えば、Y層3、M層4及びC層5のそれぞれについて、不可視光線吸収材料を「含有している」又は「含有していない」のいずれかに設定する場合、2×2×2=8パターンの情報を表現することが可能となる。
また、Y層3、M層4及びC層5のそれぞれについて、不可視光線吸収材料を「含有していない」「含有量が少ない」「含有量が多い」のいずれかに設定する場合、Y層3、M層4及びC層5の不可視光線吸収材料含有量を変えることで、3×3×3=27パターンの情報を表現することが可能となる。
熱転写印画装置では、カラーセンサによりY層3、M層4及びC層5の位置を検出する。そして、例えば、不可視光線吸収材料が蛍光増白剤である場合、紫外線の発光素子と可視光受光素子とを設け、Y層3、M層4及びC層5の各層に紫外線を照射し、蛍光強度を測定し、各層における蛍光増白剤の含有量を検出する。
不可視光線吸収材料が紫外線吸収材料である場合、Y層3、M層4及びC層5の各層に紫外線を照射した場合の透過光強度又は反射光強度を検出する。透過光強度又は反射光強度から、各層における紫外線吸収材料の含有量を検出する。不可視光線吸収材料が赤外線吸収材料である場合、Y層3、M層4及びC層5の各層に赤外線を照射した場合の透過光強度又は反射光強度を検出する。透過光強度又は反射光強度から、各層における赤外線吸収材料の含有量を検出する。
Y層3、M層4及びC層5の各層からの光、すなわち、各層で反射する光の強度(反射光強度)、各層を透過する光の強度(透過光強度)、又は各層で発生する光の強度(発光強度)から、Y層3、M層4及びC層5における不可視光線吸収材料の含有量パターンを求め、熱転写シート1の品種を識別できる。テーブルTには、Y層3、M層4及びC層5の不可視光線吸収材料の含有量パターンでなく、不可視光線吸収材料の含有量に対応した(センサで測定される)光強度パターンが記録されていてもよい。反射光強度、透過光強度、及び発光強度のうちの1種類のみ測定してもよいし、複数種類を測定してもよい。
蛍光増白剤としては、例えば、フルオレセイン系化合物、チオフラビン系化合物、エオシン系化合物、ローダミン系化合物、クマリン系化合物、イミダゾール系化合物、オキサゾール系化合物、トリアゾール系化合物、カルバゾール系化合物、ピリジン系化合物、イミダゾロン系化合物、ナフタル酸誘導体、スチルベンジスルホン酸誘導体、スチルベンテトラスルホン酸誘導体、スチルベンヘキサスルホン酸誘導体等を用いることができる。
例えば、蛍光発光波長域は410nm以上460nm以下であり、ピーク蛍光発光波長は440nmである。
紫外線吸収材料としては、例えば、ベンゾトリアゾール系化合物、トリアジン系化合物、ベンゾフェノン系化合物、ベンゾエート系化合物等の有機系紫外線吸収材料や、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化セリウム、酸化鉄、硫酸バリウム等の無機系紫外線吸収材料等が挙げられる。
赤外線吸収材料としては、例えば、ジイモニウム系化合物、アミニウム系化合物、フタロシアニン系化合物、ジチオール系有機金属錯体、シアニン系化合物、アゾ系化合物、ポリメチン系化合物、キノン系化合物、ジフェニルメタン系化合物、トリフェニルメタン系化合物、オキソール系化合物等が挙げられる。
熱転写シート1のY層3、M層4及びC層5に不可視光線吸収材料を含有させる場合、熱転写印画装置には、Y層3、M層4及びC層5の位置を検出するためのカラーセンサ(可視光の光源及び可視光の検出機構)と、不可視光センサ(不可視光の光源及び不可視光の検出機構)とが設けられる。不可視光線吸収材料が蛍光増白剤である場合、検出機構は可視光用のみ設ければよいため、不可視光センサのうち、不可視光の検出機構が省略可能となる。検出系の構造をシンプルかつ小型とするために、Y層3、M層4及びC層5に含有する不可視光線吸収材料を蛍光増白剤とすることが好ましい。
図4(a)〜(c)に示すように、Y層3、M層4及びC層5の先頭位置を表示する検知マーク13,14及び15(第1〜第3検知マーク)を設け、検知マーク13,14及び15の濃度を変えることで、熱転写シート1の品種を表現してもよい。
検知マーク13〜15のそれぞれについて、濃度を「通常」又は「薄い」のいずれかに設定する場合、2×2×2=8パターンの情報を表現することが可能となる。
図4(a)は検知マーク13〜15の濃度を全て「通常」とした場合を示している。図4(b)は検知マーク13〜15の濃度をそれぞれ「薄い」「通常」「通常」とした場合を示している。図4(c)は検知マーク13〜15の濃度をそれぞれ「通常」「薄い」「通常」とした場合を示している。
検知マーク13〜15の濃度を「通常」又は「薄い」とするだけでなく「濃い」を含めることで、さらに多くの情報の表現が可能となる。検知マーク13〜15は画像の印画に影響しないため、濃度の自由度が大きく、識別精度を高めることができる。また、検知マークの複数カ所の反射光の強度を求め、平均に基づいて濃度を決定するため、検知マークのインクの塗布ムラの影響も抑えることができる。
検知マーク13〜15の形成には、従来の検知マーク形成用インク組成物を用いることができる。グラビア印刷の版の深さを変えることで検知マークのインク層の厚みが変わり、濃度を調整できる。
テーブルTには、熱転写シート1の品種と、検知マーク13〜15の濃度パターンとが対応付けて記録される。テーブルTを参照し、センサにより検出した検知マーク13〜15の濃度から、熱転写印画装置に装填されている熱転写シート1の品種が識別される。
1 熱転写シート
2 基材フィルム
3 Y層
4 M層
5 C層
13〜15 検知マーク
101 サーマルヘッド
102 プラテンロール
103 供給部
104 回収部
107 印画シート
110 制御装置
111 識別部
112 記憶部
120 センサ
140 印画部

Claims (6)

  1. サーマルヘッド及びプラテンロールを有し、イエロー染料層、マゼンタ染料層及びシアン染料層が設けられた熱転写シートと印画紙とを重ね合わせて、前記サーマルヘッドと前記プラテンロールとの間を搬送させるとともに、前記サーマルヘッドが前記熱転写シートを加熱して染料を転写し、前記印画紙に画像を形成する熱転写印画装置であって、
    前記熱転写シートを供給する供給部と前記サーマルヘッドとの間に設けられ、前記イエロー染料層、前記マゼンタ染料層及び前記シアン染料層に可視光を照射し、各染料層における透過光強度及び反射光強度の少なくともいずれか一方を測定するセンサと、
    熱転写シートの品種と、品種毎のイエロー染料層、マゼンタ染料層及びシアン染料層の濃度パターン又は濃度に基づく光強度パターンとを対応付けたテーブルを格納する記憶部と、
    前記テーブルを参照し、前記センサの測定結果から、前記供給部が供給する熱転写シートの品種を識別する識別部と、
    を備える熱転写印画装置。
  2. サーマルヘッド及びプラテンロールを有し、イエロー染料層、マゼンタ染料層及びシアン染料層が設けられた熱転写シートと印画紙とを重ね合わせて、前記サーマルヘッドと前記プラテンロールとの間を搬送させるとともに、前記サーマルヘッドが前記熱転写シートを加熱して染料を転写し、前記印画紙に画像を形成する熱転写印画装置であって、
    前記熱転写シートを供給する供給部と前記サーマルヘッドとの間に設けられ、前記イエロー染料層、前記マゼンタ染料層及び前記シアン染料層に不可視光を照射し、各染料層における透過光強度、反射光強度及び発光強度のうちの少なくともいずれか1つを測定するセンサと、
    熱転写シートの品種と、品種毎のイエロー染料層、マゼンタ染料層及びシアン染料層における不可視光線吸収材料の含有量パターン又は含有量に基づく光強度パターンとを対応付けたテーブルを格納する記憶部と、
    前記テーブルを参照し、前記センサの測定結果から、前記供給部が供給する熱転写シートの品種を識別する識別部と、
    を備える熱転写印画装置。
  3. サーマルヘッド及びプラテンロールを有し、イエロー染料層、マゼンタ染料層及びシアン染料層が設けられた熱転写シートと印画紙とを重ね合わせて、前記サーマルヘッドと前記プラテンロールとの間を搬送させるとともに、前記サーマルヘッドが前記熱転写シートを加熱して染料を転写し、前記印画紙に画像を形成する熱転写印画装置であって、
    前記イエロー染料層の先頭位置を表示する第1検知マーク、前記マゼンタ染料層の先頭位置を表示する第2検知マーク及び前記シアン染料層の先頭位置を表示する第3検知マークの濃度を検出するセンサと、
    熱転写シートの品種と、品種毎の第1〜第3検知マークの濃度パターンとを対応付けたテーブルを格納する記憶部と、
    前記テーブルを参照し、前記センサの検出結果から、前記供給部が供給する熱転写シートの品種を識別する識別部と、
    を備える熱転写印画装置。
  4. 前記テーブルには、熱転写シートの品種毎の印画条件が対応付けられており、
    前記識別部が識別した熱転写シートの品種に応じた印画条件で印画処理を行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の熱転写印画装置。
  5. 基材フィルムと、前記基材フィルム上に設けられたイエロー染料層、マゼンタ染料層、及びシアン染料層とを有する熱転写シートにおいて、
    前記イエロー染料層、前記マゼンタ染料層、及び前記シアン染料層には、不可視光線吸収材料を含む染料層と含まない染料層とがあることを特徴とする熱転写シート。
  6. 基材フィルムと、前記基材フィルム上に設けられたイエロー染料層、マゼンタ染料層、及びシアン染料層とを有する熱転写シートにおいて、
    前記イエロー染料層の先頭位置を表示する第1検知マーク、前記マゼンタ染料層の先頭位置を表示する第2検知マーク及び前記シアン染料層の先頭位置を表示する第3検知マークが設けられており、
    前記第1検知マークは、前記第2検知マーク及び前記第3検知マークの少なくともいずれか一方とは濃度が異なることを特徴とする熱転写シート。
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