JP6789751B2 - 基板液処理装置、基板液処理方法および記憶媒体 - Google Patents

基板液処理装置、基板液処理方法および記憶媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP6789751B2
JP6789751B2 JP2016196663A JP2016196663A JP6789751B2 JP 6789751 B2 JP6789751 B2 JP 6789751B2 JP 2016196663 A JP2016196663 A JP 2016196663A JP 2016196663 A JP2016196663 A JP 2016196663A JP 6789751 B2 JP6789751 B2 JP 6789751B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phosphoric acid
aqueous solution
acid aqueous
substrate
period
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016196663A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018060896A (ja
Inventor
藤 秀 明 佐
藤 秀 明 佐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electron Ltd filed Critical Tokyo Electron Ltd
Priority to JP2016196663A priority Critical patent/JP6789751B2/ja
Priority to CN201710899650.8A priority patent/CN107895702B/zh
Priority to KR1020170128022A priority patent/KR102404963B1/ko
Priority to US15/723,301 priority patent/US10699910B2/en
Publication of JP2018060896A publication Critical patent/JP2018060896A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6789751B2 publication Critical patent/JP6789751B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10PGENERIC PROCESSES OR APPARATUS FOR THE MANUFACTURE OR TREATMENT OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
    • H10P50/00Etching of wafers, substrates or parts of devices
    • H10P50/20Dry etching; Plasma etching; Reactive-ion etching
    • H10P50/28Dry etching; Plasma etching; Reactive-ion etching of insulating materials
    • H10P50/282Dry etching; Plasma etching; Reactive-ion etching of insulating materials of inorganic materials
    • H10P50/283Dry etching; Plasma etching; Reactive-ion etching of insulating materials of inorganic materials by chemical means
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D7/00Control of flow
    • G05D7/06Control of flow characterised by the use of electric means
    • G05D7/0617Control of flow characterised by the use of electric means specially adapted for fluid materials
    • G05D7/0623Control of flow characterised by the use of electric means specially adapted for fluid materials characterised by the set value given to the control element
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10PGENERIC PROCESSES OR APPARATUS FOR THE MANUFACTURE OR TREATMENT OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
    • H10P50/00Etching of wafers, substrates or parts of devices
    • H10P50/60Wet etching
    • H10P50/64Wet etching of semiconductor materials
    • H10P50/642Chemical etching
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10PGENERIC PROCESSES OR APPARATUS FOR THE MANUFACTURE OR TREATMENT OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
    • H10P72/00Handling or holding of wafers, substrates or devices during manufacture or treatment thereof
    • H10P72/04Apparatus for manufacture or treatment
    • H10P72/0402Apparatus for fluid treatment
    • H10P72/0418Apparatus for fluid treatment for etching
    • H10P72/0422Apparatus for fluid treatment for etching for wet etching
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10PGENERIC PROCESSES OR APPARATUS FOR THE MANUFACTURE OR TREATMENT OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
    • H10P72/00Handling or holding of wafers, substrates or devices during manufacture or treatment thereof
    • H10P72/04Apparatus for manufacture or treatment
    • H10P72/0402Apparatus for fluid treatment
    • H10P72/0418Apparatus for fluid treatment for etching
    • H10P72/0422Apparatus for fluid treatment for etching for wet etching
    • H10P72/0426Apparatus for fluid treatment for etching for wet etching with the semiconductor substrates being dipped in baths or vessels
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10PGENERIC PROCESSES OR APPARATUS FOR THE MANUFACTURE OR TREATMENT OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
    • H10P72/00Handling or holding of wafers, substrates or devices during manufacture or treatment thereof
    • H10P72/04Apparatus for manufacture or treatment
    • H10P72/0448Apparatus for applying a liquid, a resin, an ink or the like
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10PGENERIC PROCESSES OR APPARATUS FOR THE MANUFACTURE OR TREATMENT OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
    • H10P72/00Handling or holding of wafers, substrates or devices during manufacture or treatment thereof
    • H10P72/06Apparatus for monitoring, sorting, marking, testing or measuring
    • H10P72/0604Process monitoring, e.g. flow or thickness monitoring

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Weting (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)

Description

本発明は、処理液を用いて基板を液処理する基板液処理装置、基板液処理方法および記憶媒体に関する。
半導体装置の製造工程には、処理槽に貯留したリン酸水溶液中に半導体ウエハ等の基板を浸漬し、基板の表面に形成したシリコン窒化膜をウエットエッチングするシリコン窒化膜エッチング工程が含まれる。
エッチング中に、リン酸水溶液中にはシリコン窒化膜由来のシリコンが溶出する。シリコン酸化膜に対するシリコン窒化膜のエッチング選択比(シリコン酸化物のエッチングレートに対するシリコン窒化物のエッチングレートの比)を高めるため、及び溶出シリコン由来のパーティクルを低減させるため、等の理由によりリン酸水溶液中の溶出シリコン濃度は所定の範囲内に維持する必要がある。
特許文献1には、基板が処理槽内のリン酸水溶液中に浸漬されている間、継続的に、処理槽内にあるリン酸水溶液を予め定められた一定の排出流量で排出するともに処理槽にシリコンを含まないリン酸水溶液(あるいは低シリコン濃度のリン酸水溶液)を上記排出流量と同じ一定の流量(排出流量)で供給し、これにより、基板が処理槽内のリン酸水溶液中に浸漬されている間に、処理槽内のリン酸水溶液中のシリコン濃度が漸増するようにしている。
特許文献2には、処理槽に接続された循環ラインにシリコン、例えばコロイダルシリコンを注入するシリコン注入装置を備え、シリコン濃度モニタにより検出されたリン酸水溶液中のシリコン濃度に基づいて、シリコン注入装置によりシリコンを注入し、これによりリン酸水溶液中のシリコン濃度を所望範囲内に制御する基板処理装置が記載されている。さらに、特許文献2には、上記構成に加えて、循環ラインから使用中のリン酸水溶液を排出するドレインと、循環ラインに新しいリン酸水溶液を添加するリン酸添加管を設けることが記載されている。シリコンの注入、使用中のリン酸水溶液を排出及び新しいリン酸水溶液を添加により、リン酸水溶液中のシリコン濃度が所望範囲内に維持される。特許文献2には、一つの処理ロットの基板の処理中に、リン酸水溶液中のシリコン量を、異なる2つ以上の目標値間で変化させることは記載されていない。
特許文献3には、濃度検出センサにより検出された処理槽内のリン酸水溶液中のシリコン濃度が予め定められた閾値に達すると、ある一つの処理ロットの基板の処理と次の処理ロットの基板の処理との間に、処理槽内のリン酸水溶液を一部排出するとともに新しいリン酸水溶液を処理槽に補充することにより、処理槽内のリン酸水溶液中のシリコン濃度を所定範囲内に維持することが記載されている。特許文献3には、一つの処理ロットの基板の処理中に、処理槽から使用中のリン酸水溶液を排出するとともに新しいリン酸水溶液を補充することは記載されていない。
特許文献1〜3の技術では、一つの処理ロットの基板の処理中に、制御された異なるエッチレートでのエッチングを行うことはできない。
特開2015−070080号公報 特開平9−275091号公報 特開2001−023952号公報
本発明は、同じ基板の液処理中にエッチング選択比を変更しうる技術を提供することを目的としている。
本発明の一実施形態によれば、リン酸水溶液を貯留し、貯留したリン酸水溶液中に基板を浸漬することにより前記基板を処理する処理槽を含む液処理部と、前記液処理部に制御された流量でリン酸水溶液を供給することができるリン酸水溶液供給部と、前記液処理部内にあるリン酸水溶液を制御された流量で排出することができるリン酸水溶液排出部と、前記リン酸水溶液供給部及び前記リン酸水溶液排出部の動作を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記処理槽内のリン酸水溶液中に前記基板が浸漬されている第1の期間に、前記リン酸水溶液排出部に前記液処理部から第1の排出流量でリン酸水溶液を排出させるとともに、前記リン酸水溶液供給部により前記液処理部にリン酸水溶液を供給させ、前記処理槽内のリン酸水溶液中に前記基板が浸漬されている第2の期間に、前記リン酸水溶液排出部に前記液処理部から前記第1の排出流量と異なる第2の排出流量でリン酸水溶液を排出させるとともに、前記リン酸水溶液供給部に前記液処理部にリン酸水溶液を供給させる基板液処理装置が提供される。
本発明の他の実施形態によれば、液処理部に設けられた処理槽内にリン酸水溶液を貯留し、貯留したリン酸水溶液中に基板を浸漬することにより前記基板を処理することと、前記処理槽内のリン酸水溶液中に前記基板が浸漬されている第1の期間に、前記液処理部から第1の排出流量でリン酸水溶液を排出するとともに、前記液処理部にリン酸水溶液を供給することと、前記処理槽内のリン酸水溶液中に前記基板が浸漬されている第2の期間に、前記液処理部から前記第1の排出流量と異なる第2の排出流量でリン酸水溶液を排出するとともに、前記液処理部にリン酸水溶液を供給することと、を備えた基板液処理方法が提供される。
本発明のさらに他の実施形態によれば、基板処理液装置の動作を制御するためのコンピュータにより実行されたときに、前記コンピュータが前記基板液処理装置を制御して上記の基板液処理方法を実行させるプログラムが記録された記憶媒体が提供される。
上記本発明の実施形態によれば、基板の処理を行っている途中にリン酸水溶液中のシリコン濃度を変化させることにより、エッチングの進行状況に応じた最適なエッチング選択比でエッチングを行うことができる。
基板液処理システムの全体構成を示す概略平面図である。 基板液処理システムに組み込まれたエッチング装置の構成を示す系統図である。 エッチング装置の処理槽内で基板が保持されている状況を示す平面図である。 一つの処理ロットの基板の処理中におけるリン酸水溶液中のシリコン濃度の変化の一例を示すグラフである。 エッチング装置により処理される基板の構成を示す概略断面図である。 エッチング装置により処理された後の基板の構成を示す概略断面図である。 一つの処理ロットの基板の処理中におけるリン酸水溶液中のシリコン濃度の変化の他の例を示すグラフである。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。まず本発明の一実施形態に係る基板液処理装置1が組込まれた基板液処理システム1A全体について述べる。
図1に示すように、基板液処理システム1Aは、キャリア搬入出部2と、ロット形成部3と、ロット載置部4と、ロット搬送部5と、ロット処理部6と、制御部7とを有する。
このうちキャリア搬入出部2は、複数枚(たとえば、25枚)の基板(シリコンウエハ)8を水平姿勢で上下に並べて収容したキャリア9の搬入及び搬出を行う。
このキャリア搬入出部2には、複数個のキャリア9を載置するキャリアステージ10と、キャリア9の搬送を行うキャリア搬送機構11と、キャリア9を一時的に保管するキャリアストック12,13と、キャリア9を載置するキャリア載置台14とが設けられている。ここで、キャリアストック12は、製品となる基板8をロット処理部6で処理する前に一時的に保管する。また、キャリアストック13は、製品となる基板8をロット処理部6で処理した後に一時的に保管する。
そして、キャリア搬入出部2は、外部からキャリアステージ10に搬入されたキャリア9を、キャリア搬送機構11を用いてキャリアストック12やキャリア載置台14に搬送する。また、キャリア搬入出部2は、キャリア載置台14に載置されたキャリア9を、キャリア搬送機構11を用いてキャリアストック13やキャリアステージ10に搬送する。キャリアステージ10に搬送されたキャリア9は、外部へ搬出される。
ロット形成部3は、1又は複数のキャリア9に収容された基板8を組合せて同時に処理される複数枚(たとえば、50枚)の基板8からなるロットを形成する。なお、ロットを形成するときは、基板8の表面にパターンが形成されている面を互いに対向するようにロットを形成してもよく、また、基板8の表面にパターンが形成されている面がすべて一方を向くようにロットを形成してもよい。
このロット形成部3には、複数枚の基板8を搬送する基板搬送機構15が設けられている。なお、基板搬送機構15は、基板8の搬送途中で基板8の姿勢を水平姿勢から垂直姿勢及び垂直姿勢から水平姿勢に変更させることができる。
そして、ロット形成部3は、キャリア載置台14に載置されたキャリア9から基板搬送機構15を用いて基板8をロット載置部4に搬送し、ロットを形成する基板8をロット載置部4に載置する。また、ロット形成部3は、ロット載置部4に載置されたロットを基板搬送機構15でキャリア載置台14に載置されたキャリア9へ搬送する。なお、基板搬送機構15は、複数枚の基板8を支持するための基板支持部として、処理前(ロット搬送部5で搬送される前)の基板8を支持する処理前基板支持部と、処理後(ロット搬送部5で搬送された後)の基板8を支持する処理後基板支持部の2種類を有している。これにより、処理前の基板8等に付着したパーティクル等が処理後の基板8等に転着するのを防止する。
ロット載置部4は、ロット搬送部5によってロット形成部3とロット処理部6との間で搬送されるロットをロット載置台16で一時的に載置(待機)する。
このロット載置部4には、処理前(ロット搬送部5で搬送される前)のロットを載置する搬入側ロット載置台17と、処理後(ロット搬送部5で搬送された後)のロットを載置する搬出側ロット載置台18とが設けられている。搬入側ロット載置台17及び搬出側ロット載置台18には、1ロット分の複数枚の基板8が垂直姿勢で前後に並べて載置される。
そして、ロット載置部4では、ロット形成部3で形成したロットが搬入側ロット載置台17に載置され、そのロットがロット搬送部5を介してロット処理部6に搬入される。また、ロット載置部4では、ロット処理部6からロット搬送部5を介して搬出されたロットが搬出側ロット載置台18に載置され、そのロットがロット形成部3に搬送される。
ロット搬送部5は、ロット載置部4とロット処理部6との間やロット処理部6の内部間でロットの搬送を行う。
このロット搬送部5には、ロットの搬送を行うロット搬送機構19が設けられている。ロット搬送機構19は、ロット載置部4とロット処理部6に沿わせて配置したレール20と、複数枚の基板8を保持しながらレール20に沿って移動する移動体21とで構成する。移動体21には、垂直姿勢で前後に並んだ複数枚の基板8を保持する基板保持体22が進退自在に設けられている。
そして、ロット搬送部5は、搬入側ロット載置台17に載置されたロットをロット搬送機構19の基板保持体22で受取り、そのロットをロット処理部6に受け渡す。また、ロット搬送部5は、ロット処理部6で処理されたロットをロット搬送機構19の基板保持体22で受取り、そのロットを搬出側ロット載置台18に受け渡す。さらに、ロット搬送部5は、ロット搬送機構19を用いてロット処理部6の内部においてロットの搬送を行う。
ロット処理部6は、垂直姿勢で前後に並んだ複数枚の基板8を1ロットとしてエッチングや洗浄や乾燥などの処理を行う。
このロット処理部6には、基板8の乾燥処理を行う乾燥処理装置23と、基板保持体22の洗浄処理を行う基板保持体洗浄処理装置24と、基板8の洗浄処理を行う洗浄処理装置25と、基板8のエッチング処理を行う2台の本発明によるエッチング処理装置(基板液処理装置)1とが並べて設けられている。
乾燥処理装置23は、処理槽27と、処理槽27に昇降自在に設けられた基板昇降機構28とを有する。処理槽27には、乾燥用の処理ガス(IPA(イソプロピルアルコール)等)が供給される。基板昇降機構28には、1ロット分の複数枚の基板8が垂直姿勢で前後に並べて保持される。乾燥処理装置23は、ロット搬送機構19の基板保持体22からロットを基板昇降機構28で受取り、基板昇降機構28でそのロットを昇降させることで、処理槽27に供給した乾燥用の処理ガスで基板8の乾燥処理を行う。また、乾燥処理装置23は、基板昇降機構28からロット搬送機構19の基板保持体22にロットを受け渡す。
基板保持体洗浄処理装置24は、処理槽29を有し、この処理槽29に洗浄用の処理液及び乾燥ガスを供給できるようになっており、ロット搬送機構19の基板保持体22に洗浄用の処理液を供給した後、乾燥ガスを供給することで基板保持体22の洗浄処理を行う。
洗浄処理装置25は、洗浄用の処理槽30とリンス用の処理槽31とを有し、各処理槽30,31に基板昇降機構32,33を昇降自在に設けている。洗浄用の処理槽30には、洗浄用の処理液(SC−1等)が貯留される。リンス用の処理槽31には、リンス用の処理液(純水等)が貯留される。
エッチング処理装置1は、エッチング用の処理槽34とリンス用の処理槽35とを有し、各処理槽34,35に基板昇降機構36,37が昇降自在に設けられている。エッチング用の処理槽34には、エッチング用の処理液(リン酸水溶液)が貯留される。リンス用の処理槽35には、リンス用の処理液(純水等)が貯留される。上述のように、エッチング処理装置1は本発明による基板液処理装置となっている。
これら洗浄処理装置25とエッチング処理装置1は、同様の構成となっている。エッチング処理装置(基板液処理装置)1について説明すると、基板昇降機構36には、1ロット分の複数枚の基板8が垂直姿勢で前後に並べて保持される。エッチング処理装置1において、ロット搬送機構19の基板保持体22からロットを基板昇降機構36で受取り、基板昇降機構36でそのロットを昇降させることでロットを処理槽34のエッチング用の処理液に浸漬させて基板8のエッチング処理を行う。その後、エッチング処理装置1は、基板昇降機構36からロット搬送機構19の基板保持体22にロットを受け渡す。また、ロット搬送機構19の基板保持体22からロットを基板昇降機構37で受取り、基板昇降機構37でそのロットを昇降させることでロットを処理槽35のリンス用の処理液に浸漬させて基板8のリンス処理を行う。その後、基板昇降機構37からロット搬送機構19の基板保持体22にロットを受け渡す。
制御部7は、基板液処理システム1Aの各部(キャリア搬入出部2、ロット形成部3、ロット載置部4、ロット搬送部5、ロット処理部6、エッチング処理装置1)の動作を制御する。
この制御部7は、たとえばコンピュータからなり、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体38を備える。記憶媒体38には、基板液処理装置1において実行される各種の処理を制御するプログラムが格納される。制御部7は、記憶媒体38に記憶されたプログラムを読み出して実行することによって基板液処理装置1の動作を制御する。なお、プログラムは、コンピュータによって読み取り可能な記憶媒体38に記憶されていたものであって、他の記憶媒体から制御部7の記憶媒体38にインストールされたものであってもよい。コンピュータによって読み取り可能な記憶媒体38としては、たとえばハードディスク(HD)、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD)、マグネットオプティカルディスク(MO)、メモリカードなどがある。
上述のようにエッチング処理装置1の処理槽34では、所定濃度の薬剤(リン酸)の水溶液(リン酸水溶液)を処理液(エッチング液)として用いて基板8を液処理(エッチング処理)する。
次に、エッチング処理装置(基板液処理装置)1の構成について、図2及び図3を参照して説明する。
エッチング処理装置1は、処理液として所定濃度のリン酸水溶液を貯留する前述した処理槽34を有している。処理槽34は、上部を開放させた内槽34Aと、内槽34Aの上部周囲に設けられるとともに上部を開放させた外槽34Bとを有する。外槽34Bには、内槽34Aからオーバーフローしたリン酸水溶液が流入する。
外槽34Bの底部には、循環ライン50の一端が接続されている。循環ライン50の他端は、内槽34A内に設置された処理液供給ノズル49に接続されている。循環ライン50には、上流側から順に、ポンプ51、ヒータ52及びフィルタ53が介設されている。ポンプ51を駆動させることにより、外槽34Bから循環ライン50及び処理液供給ノズル49を経て内槽34A内に送られて再び外槽34Bへと流出する、リン酸水溶液の循環流が形成される。
処理槽34、循環ライン50及び循環ライン50内の機器(51,52,53等)により液処理部39が形成される。また、処理槽34及び循環ライン50により循環系が構成される。
処理槽34には、前述した基板昇降機構36が付設されている。基板昇降機構36は、複数の基板8を垂直に起立した姿勢で水平方向に間隔をあけて配列させた状態で保持することができ、また、この状態で昇降することができる。
エッチング処理装置1は、液処理部39にリン酸水溶液を供給するリン酸水溶液供給部40と、液処理部39に純水を供給する純水供給部41と、液処理部39にシリコン溶液を供給するシリコン供給部42と、液処理部39からリン酸水溶液を排出するリン酸水溶液排出部43とを有する。
リン酸水溶液供給部40は、処理槽34及び循環ライン50からなる循環系内、すなわち液処理部39内のいずれかの部位、好ましくは図示したように外槽34Bに所定濃度のリン酸水溶液を供給する。リン酸水溶液供給部40は、リン酸水溶液を貯留するタンクからなるリン酸水溶液供給源40Aと、リン酸水溶液供給源40Aと外槽34Bとを接続するリン酸水溶液供給ライン40Bと、リン酸水溶液供給ライン40Bに上流側から順に介設された流量計40C、流量制御弁40D及び開閉弁40Eとを有している。リン酸水溶液供給部40は、流量計40C及び流量制御弁40Dを介して、制御された流量で、リン酸水溶液を外槽34Bに供給することができる。
純水供給部41は、リン酸水溶液を加熱することにより蒸発した水分を補給するために純水を供給する。この純水供給部41は、所定温度の純水を供給する純水供給源41Aを含み、この純水供給源41Aは外槽34Bに流量調節器41Bを介して接続されている。流量調節器41Bは、開閉弁、流量制御弁、流量計などから構成することができる。
シリコン供給部42は、シリコン溶液例えばコロイダルシリコンを分散させた液を貯留するタンクからなるシリコン供給源42Aと、流量調節器42Bとを有している。流量調節器42Bは、開閉弁、流量制御弁、流量計などから構成することができる。
リン酸水溶液排出部43は、液処理部39及び循環ライン50からなる循環系内、すなわち液処理部39内にあるリン酸水溶液を排出するために設けられる。リン酸水溶液排出部43は、循環ライン50から分岐する排出ライン43Aと、排出ライン43Aに上流側から順次設けられた流量計43B、流量制御弁43C、開閉弁43D及び冷却タンク43Eとを有する。リン酸水溶液排出部43は、流量計43B及び流量制御弁43Cを介して、制御された流量で、リン酸水溶液を排出することができる。
冷却タンク43Eは、排出ライン43Aを流れてきたリン酸水溶液を一時的に貯留するとともに冷却する。冷却タンク43Eから流出したリン酸水溶液(符号43Fを参照)は、工場廃液系(図示せず)に廃棄してもよいし、当該リン酸水溶液中に含まれるシリコンを再生装置(図示せず)により除去した後に、リン酸水溶液供給源40Aに送り再利用してもよい。
図示例では、排出ライン43Aは、循環ライン50(図ではフィルタドレンの位置)に接続されているが、これには限定されず、循環系内の他の部位、例えば内槽34Aの底部に接続されていてもよい。
排出ライン43Aには、リン酸水溶液中のシリコン濃度を測定するシリコン濃度計43Gが設けられている。また、循環ライン50から分岐して外槽34Bに接続された分岐ライン55Aに、リン酸水溶液中のリン酸濃度を測定するリン酸濃度計55Bが介設されている。外槽34Bには、外槽34B内の液位を検出する液位計44が設けられている。
図3に示すように、処理液供給ノズル49は、複数枚の基板8の配列方向に延びる筒状体からなる。処理液供給ノズル49は、その周面に穿設された複数の吐出口49aから、基板昇降機構36に保持された基板8に向かって処理液を吐出する。
基板液処理装置1は、記憶媒体38に記憶されたプロセスレシピに従い制御部7で各部(キャリア搬入出部2、ロット形成部3、ロット載置部4、ロット搬送部5、ロット処理部6、エッチング処理装置1)の動作を制御することで、基板8を処理する。エッチング処理装置1の動作部品(開閉弁、流量制御弁、ポンプ、ヒータ等)は制御部7から送信される動作指令信号に基づき動作する。また、センサ類(43G、55B、44等)から検出結果を示す信号が制御部7に送られ、制御部7は検出結果を動作部品の制御に利用する。
次に上記エッチング処理装置1の作用つまり基板液処理方法について説明する。まず、リン酸水溶液供給部40がリン酸水溶液を液処理部39の外槽34Bに供給する。リン酸水溶液の供給開始後に所定時間が経過すると、循環ライン50のポンプ51が作動し、上述した循環系内を循環する循環流が形成される。
さらに、循環ライン50のヒータ52が作動して、内槽34A内のリン酸水溶液が所定温度(例えば160℃)となるようにリン酸水溶液を加熱する。160℃のリン酸水溶液は沸騰状態にあるので水分が蒸発し、時間経過とともにリン酸水溶液中のリン酸の濃度が増加する。リン酸濃度計55Bにより測定されたリン酸濃度が予め定められた管理上限値を超えた場合、純水供給部41から純水が供給される。リン酸濃度の調節のための純水供給は、基板8が処理液中に浸漬されているとき(つまり基板の液処理中)の任意のタイミングで行うことができる。リン酸濃度の調節のための純水供給は、基板8が処理液中に浸漬されていないときに行ってもよい。
リン酸水溶液中のシリコン濃度は、基板8上に形成されたシリコン酸化膜に対するシリコン窒化膜のエッチング選択比に影響を及ぼす。好適なエッチング選択比が得られるように、基板8を内槽34A内のリン酸水溶液中に投入する前に、初期シリコン濃度の調節を行う。
初期シリコン濃度の調節は、複数枚のダミーシリコン基板を基板昇降機構36により内槽34Aに貯留されたリン酸水溶液中に浸漬することにより行うことができる。このような処理は、シーズニングと呼ばれる。これに代えて、シリコン供給部42により、外槽34Bにシリコン溶液を供給することにより初期シリコン濃度の調節を行ってもよい。
予備試験により、所望の初期シリコン濃度を達成するためのシーズニング条件を把握しておき、その条件に従ってシーズニングを行うことができる。シリコン供給部42からのシリコン溶液の供給によってシリコン濃度を調整する場合には、予備試験により、所望の初期シリコン濃度を達成するためのシリコン溶液の供給量を予め把握しておけばよい。
予備試験の結果に基づいて定められた条件に従いシーズニングまたはシリコン溶液の供給を行うことにより、所望の初期シリコン濃度を達成することは容易である。循環系内に存在するリン酸水溶液中のシリコン濃度が予め定められた範囲内にあることを確認するために、排出ライン43Aにリン酸水溶液を流し、シリコン濃度計43Gによりシリコン濃度を測定してもよい。
初期シリコン濃度の調整が終了したら、内槽34A内に貯留された所定濃度及び所定温度のリン酸水溶液中に、基板昇降機構36に保持された複数枚、すなわち1つのロット(処理ロットまたはバッチとも呼ばれる)を形成する例えば50枚の基板8を浸漬させ、リン酸水溶液により基板8をエッチング処理(液処理)する。この際、水分が蒸発して生じた気泡が内槽34A内のリン酸水溶液中を上昇し、上昇する気泡によりリン酸水溶液が内槽34A内を循環するため、リン酸水溶液によるエッチング処理が促進される。
基板8の処理中、基板8上のシリコン窒化膜がエッチングされることにより、リン酸水溶液中にシリコン窒化膜由来のシリコンが溶出し、リン酸水溶液中のシリコン濃度が時間の経過とともに徐々に上昇してゆく。シリコン濃度が高くなり過ぎると、パーティクルレベルの悪化、フィルタの目詰まり等の問題が生じる。また、ある程度シリコン酸化膜を削りたい場合もあり、この場合、シリコン濃度が高くなり過ぎると、シリコン酸化膜が削れなくなる。いずれにせよ、シリコン濃度は要求されるプロセス結果を実現できるような範囲内に維持されなければならない。
この目的のため、基板8を浸漬した後、リン酸水溶液排出部43により第1排出流量で液処理部(処理槽34、循環ライン50及び循環ライン50内の機器(51,52,53等)からなる)内つまり循環系内にあるリン酸水溶液(これには比較的多いシリコンが含まれる)を排出しながら、リン酸水溶液供給部40により第1供給流量で液処理部にシリコンを含まないか含んでも少量しか含まないリン酸水溶液(以下、簡便のため「低Siリン酸水溶液」とも呼ぶ)を供給する。
リン酸水溶液供給部40から供給される低Siリン酸水溶液は、シリコンを含まない新しい(未使用の)リン酸水溶液であってもよく、使用後、シリコン等の不純物を除去した再生リン酸水溶液(少量のシリコンが含まれうる)であってもよい。
液処理部39内にあるリン酸水溶液の総量、言い換えれば処理槽34及び循環ライン50からなる循環系内にあるリン酸水溶液の総量は、実質的に同一に維持される。従って、第1排出流量と第1供給流量は通常は同じである。例外として、例えば、リン酸濃度調整のため純水供給部41から純水が供給されているときには、リン酸水溶液供給部40から供給されるリン酸水溶液の供給流量を供給されている純水の分だけ減らしてもよい。
第1排出流量及び第1供給流量の設定を変更することにより、シリコン窒化膜の溶出に伴うリン酸水溶液中のシリコン濃度の上昇の抑制度合いを変化させることができる。
第1排出流量及び第1供給流量を大きく設定することにより、シリコン濃度の上昇率を小さくすることができる。第1排出流量及び第1供給流量をさらに大きく設定することにより、シリコン濃度の上昇率を負にすることも可能である。第1排出流量及び第1供給流量を小さく設定することにより、シリコン濃度の上昇率を大きくすることができる。
このことを利用して、以下のような処理形態を実現することができる。例えば、初期シリコン濃度を比較的高く設定し、かつ、第1排出流量及び第1供給流量を比較的高く設定することにより、シリコン濃度をほぼ一定に維持して、エッチング選択比をほぼ一定に維持しながら一つの処理ロットの基板8(バッチを形成する例えば50枚の基板8のセットを意味する)のエッチングを行うことができる。また例えば、初期シリコン濃度を比較的低く設定し、かつ、第1排出流量及び第1供給流量を比較的低く設定することにより、シリコン濃度を時間の経過と共に徐々に上昇させるようにして、これによりエッチング選択比を徐々に高めながら一つの処理ロットの基板8のエッチングを行うことができる。
図4に示すように一つの処理ロットの基板8の処理中の第1の期間T1におけるシリコン濃度が第2の期間T2におけるシリコン濃度と異なるようにするために、第1の期間T1における排出流量及び供給流量を、上記の第1排出流量及び第1供給流量に設定し、第2の期間T2における排出流量及び供給流量を第1排出流量及び第1供給流量とは異なる第2排出流量及び第2供給流量に設定してもよい。さらに、第1の期間T1と第2の期間T2との間に第3の期間T3を設け、第3の期間T3における排出流量及び供給流量を、第3排出流量及び第3供給流量としてもよい。このようにすることにより、エッチングの進行度合いに応じて、エッチング選択比を変化させることができる。
好適な一実施形態において、各期間(T1、T2)内におけるリン酸水溶液排出部43によるリン酸水溶液の排出流量及びリン酸水溶液供給部40からのリン酸水溶液の供給流量は、予備試験により、予め一定値(一期間を通じて変化しない一定の値)として決定される。これらの一定値はプロセスレシピの一部を成す目標値として記憶媒体38に記憶される。制御部7は、排出流量及び排出流量がプロセスレシピに定義されている値となるように、リン酸水溶液排出部43及びリン酸水溶液供給部40を制御する。これにより、各期間内における循環系内のリン酸水溶液中のシリコン濃度を所望範囲内に維持することができる。この場合、リン酸水溶液排出部43に設けられたシリコン濃度計43Gにより、シリコン濃度が目標値を中心とする許容範囲内に維持されているかを確認(監視)することができる。
ある一つの期間から次の期間に移行するときに、シリコン濃度を迅速に上昇させたいのであれば、シリコン供給部42によりシリコン溶液を循環系内にあるリン酸水溶液に添加してもよい。
一つのロットの基板8の処理が終了したら、基板8を処理槽34から搬出する。そして次のロットの基板8を処理槽34に投入する前に、次の処理ロットの基板8の処理に適した初期シリコン濃度が達成されるように、リン酸水溶液排出部43からのリン酸水溶液の排出及びリン酸水溶液供給部40からのリン酸水溶液の供給を行い、場合によってはシリコン供給部42からのシリコン溶液の供給を行う。
上記のように一つの処理ロットの基板8の処理中において期間ごとに排出流量及び供給流量を変更する操作の好適な一例について以下に説明する。
図5に概略的に示すように、多層構造(3次元積層構造)を有する基板8において、窒化シリコン層(SiN)を完全に除去し、その下の酸化物層(Oxide)を完全に露出させることを目的とする処理がある。この場合、各窒化シリコン層のエッチングの進行のばらつきにより、全ての窒化シリコン層が完全に除去されず、図5の右欄の最下部に示すように窒化シリコン層が僅かに残存する可能性がある。エッチングの進行のばらつきは、例えば、各窒化シリコン層の許容範囲内の膜質のばらつきにより生じうる。
このような事態が生じる可能性を完全に排除するため、エッチング所要時間のばらつきを統計学的に考慮して、処理時間に安全マージンを設定している。つまり、処理時間は、全ての窒化シリコン層を完全に除去するのに通常必要とされる時間よりも長めに設定されている。
窒化シリコン層の全てが完全に除去された後は、それ以上の窒化シリコン層由来のシリコンの溶出が生じなくなる。また、複数ある窒化シリコン層の殆どが完全に除去され、一部の窒化シリコン層のみが残存しているときにも、シリコンの溶出は殆ど生じない。この状態で、それまでの排出流量でリン酸水溶液排出部43を介してリン酸水溶液の排出を継続し、かつ、それまでの供給流量でリン酸水溶液供給部40からのリン酸水溶液の供給をそのまま継続すると、内槽34A内のリン酸水溶液中のシリコン濃度が低下してゆく。シリコン濃度が低下すると、酸化シリコン層(SiO)のエッチングレートが上昇するため、例えば図6に示すように、酸化シリコン層の角が意図したよりも余分に削れるなどの現象が生じうる。
このような現象を防止するためには、窒化シリコン層の全てが完全に除去されることが予測される時点t0(図7参照)(例えば、処理終了時点から前述した安全マージンに相当する時間だけ前の時点)で、リン酸水溶液排出部43を介したリン酸水溶液の排出を停止し(排出流量をゼロにする)、かつ、リン酸水溶液供給部40からのリン酸水溶液の供給を停止する(供給流量をゼロにする)。窒化シリコン層の全てが完全に除去されることが予測される時点よりも前の期間を第1の期間T1、後の期間を第2の期間T2(これは処理の最終期間である)とした場合、第1の期間におけるリン酸水溶液の排出流量及び供給流量を第1の排出流量及び第1の供給流量とし、第2の期間におけるリン酸水溶液の排出流量及び供給流量を第1の排出流量及び第1の供給流量よりも小さい第2の排出流量及び第2の供給流量(本例では共にゼロである)とする。そうすることにより、窒化シリコン層の全てが実際に除去された後に、図7の矢印C2に示すような望まれないシリコン濃度の低下が生じることはなく、図7の矢印C1に示すようにシリコン濃度は概ね一定に維持される。
仮に、リン酸水溶液の排出及びリン酸水溶液の供給を停止した時点において窒化シリコン層の一部がわずかに残っていたとしても、この残留窒化シリコン層の溶出によるシリコン濃度の上昇はわずかであり、処理結果に影響を及ぼすことはない。
第2の期間T2における第2の排出流量及び第2の供給流量をゼロとすることに代えて、ゼロでない小さい値に減少させてもよい。
なお仮に、図6に示すように酸化シリコン層の角が削れた状態を意図的に作りたいのであれば、第2の排出流量及び第2の供給流量を第1の排出流量及び第1の供給流量よりも大きくしてもよい。または、第1の期間T1と第2の期間T2の間に第3の期間T3を設け、第3の期間T3における第3の排出流量及び第3の供給流量を第1の排出流量及び第1の供給流量よりも大きくしてもよい。もしくは、第2の期間T2の後に第3の期間T3を設け、第3の期間T3における第3の排出流量及び第3の供給流量を第1の排出流量及び第1の供給流量よりも大きくしてもよい。
上記実施形態によれば、一つのロットの基板8の液処理を行っているときに、リン酸水溶液中のシリコン濃度を少なくとも一回変化させることにより、エッチングの進行状況に応じた最適なエッチング選択比でエッチングを行うことができる。
なお、上記実施形態では、リン酸水溶液排出部43によるリン酸水溶液の排出流量及びリン酸水溶液供給部40によるリン酸水溶液の供給流量は、予め決められた値となるように制御されているが、これには限定されない。例えば、プロセスレシピで各期間における目標シリコン濃度を設定しておき、この目標シリコン濃度が実現されるように、シリコン濃度計43Gの検出値に基づいてリン酸水溶液排出部43によるリン酸水溶液の排出流量及びリン酸水溶液供給部40によるリン酸水溶液の供給流量をフィードバック制御してもよい。
7 制御部
34 処理槽
38 記憶媒体
39 液処理部
40 リン酸水溶液供給部
43 リン酸水溶液排出部
50 循環ライン

Claims (9)

  1. 基板液処理装置であって、
    リン酸水溶液を貯留し、貯留したリン酸水溶液中に基板を浸漬することにより前記基板を処理する処理槽を含む液処理部と、
    前記液処理部に制御された流量でリン酸水溶液を供給することができるリン酸水溶液供給部と、
    前記液処理部内にあるリン酸水溶液を制御された流量で排出することができるリン酸水溶液排出部と、
    予め定められた処理レシピに基づいて前記基板液処理装置の動作を制御するように構成された制御部であって、前記リン酸水溶液供給部及び前記リン酸水溶液排出部の動作を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記処理槽内のリン酸水溶液中に前記基板が浸漬されている第1の期間に、前記リン酸水溶液排出部に前記液処理部から第1の排出流量でリン酸水溶液を排出させるとともに、前記リン酸水溶液供給部により前記液処理部にリン酸水溶液を供給させ、これにより前記第1の期間に前記処理槽内の第1のシリコン濃度を有するリン酸水溶液中に前記基板が浸漬されるようにし、
    前記処理槽内のリン酸水溶液中に前記基板が浸漬されている第2の期間に、前記リン酸水溶液排出部に前記液処理部から前記第1の排出流量と異なる第2の排出流量でリン酸水溶液を排出させるとともに、前記リン酸水溶液供給部により前記液処理部にリン酸水溶液を供給させ、これにより前記第2の期間に前記処理槽内の第2のシリコン濃度を有するリン酸水溶液中に前記基板と同じ基板が浸漬されるようにする
    ことを特徴とする基板液処理装置。
  2. 前記第2の期間は、前記処理槽内のリン酸水溶液中に前記基板が浸漬されている期間のうちの最終期間であり、前記第1の期間は前記第2の期間の直前の期間であり、前記第2の排出流量は前記第1の排出流量よりも少ない、請求項1記載の基板液処理装置。
  3. 前記制御部は、前記処理槽内のリン酸水溶液中に前記基板が浸漬されている前記第1の期間と前記第2の期間との間の第3の期間に、前記リン酸水溶液排出部に前記液処理部から第3の排出流量でリン酸水溶液を排出させるとともに、前記リン酸水溶液供給部により前記液処理部にリン酸水溶液を供給させる
    請求項1記載の基板液処理装置。
  4. 前記液処理部は、前記処理槽と、前記処理槽から流出したリン酸水溶液を前記処理槽に戻す循環ラインと、を有し、
    前記リン酸水溶液供給部は、前記処理槽にリン酸水溶液を供給し、
    前記リン酸水溶液排出部は、前記循環ラインからリン酸水溶液を排出する
    請求項1からのうちのいずれか一項に記載の基板液処理装置。
  5. 液処理部に設けられた処理槽内にリン酸水溶液を貯留し、貯留したリン酸水溶液中に基板を浸漬することにより前記基板を処理することと、
    前記処理槽内のリン酸水溶液中に前記基板が浸漬されている第1の期間に、前記液処理部から第1の排出流量でリン酸水溶液を排出するとともに、前記液処理部にリン酸水溶液を供給し、これにより前記第1の期間に前記処理槽内の第1のシリコン濃度を有するリン酸水溶液中に前記基板が浸漬されるようにすることと、
    前記処理槽内のリン酸水溶液中に前記基板が浸漬されている第2の期間に、前記液処理部から前記第1の排出流量と異なる第2の排出流量でリン酸水溶液を排出するとともに、前記液処理部にリン酸水溶液を供給し、これにより前記第2の期間に前記処理槽内の第2のシリコン濃度を有するリン酸水溶液中に前記基板と同じ基板が浸漬されるようにすることと
    を備えたことを特徴とする基板液処理方法。
  6. 前記第2の期間は、前記処理槽内のリン酸水溶液中に前記基板が浸漬されている期間のうちの最終期間であり、前記第1の期間は前記第2の期間の直前の期間であり、前記第2の排出流量は前記第1の排出流量よりも少ない、請求項記載の基板液処理方法。
  7. 前記基板は、酸化シリコン層と、窒化シリコン層を有しており、前記第1の期間の終了時点は、エッチング対象である前記窒化シリコン層の全てが除去されることが予想される時点であり、前記第2の期間の終了時点は、前記窒化シリコン層のエッチングの進行のばらつきを考慮しても前記窒化シリコン層の全てが確実に除去される時点である、請求項5または6記載の基板液処理方法。
  8. 前記処理槽内のリン酸水溶液中に前記基板が浸漬されている前記第1の期間と前記第2の期間との間の第3の期間において、前記液処理部から第3の排出流量でリン酸水溶液を排出するとともに、前記液処理部にリン酸水溶液を供給することをさらに備えた、請求項記載の基板液処理方法。
  9. 基板液処理装置の動作を制御するためのコンピュータにより実行されたときに、前記コンピュータが前記基板液処理装置を制御して請求項5から8のうちのいずれか一項に記載の基板液処理方法を実行させるプログラムが記録された記憶媒体。
JP2016196663A 2016-10-04 2016-10-04 基板液処理装置、基板液処理方法および記憶媒体 Active JP6789751B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016196663A JP6789751B2 (ja) 2016-10-04 2016-10-04 基板液処理装置、基板液処理方法および記憶媒体
CN201710899650.8A CN107895702B (zh) 2016-10-04 2017-09-28 基板液处理装置、基板液处理方法和存储介质
KR1020170128022A KR102404963B1 (ko) 2016-10-04 2017-09-29 기판 액 처리 장치, 기판 액 처리 방법 및 기억 매체
US15/723,301 US10699910B2 (en) 2016-10-04 2017-10-03 Substrate liquid treatment apparatus, substrate liquid treatment method and storage medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016196663A JP6789751B2 (ja) 2016-10-04 2016-10-04 基板液処理装置、基板液処理方法および記憶媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018060896A JP2018060896A (ja) 2018-04-12
JP6789751B2 true JP6789751B2 (ja) 2020-11-25

Family

ID=61758998

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016196663A Active JP6789751B2 (ja) 2016-10-04 2016-10-04 基板液処理装置、基板液処理方法および記憶媒体

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10699910B2 (ja)
JP (1) JP6789751B2 (ja)
KR (1) KR102404963B1 (ja)
CN (1) CN107895702B (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6909620B2 (ja) * 2017-04-20 2021-07-28 株式会社Screenホールディングス 基板処理方法
JPWO2019189133A1 (ja) 2018-03-27 2021-03-18 日油株式会社 スフィンゴミエリン誘導脂質およびその製造方法
JP7224117B2 (ja) * 2018-06-15 2023-02-17 東京エレクトロン株式会社 基板処理装置および処理液再利用方法
JP7101083B2 (ja) * 2018-08-23 2022-07-14 東京エレクトロン株式会社 基板液処理装置、基板液処理方法および記憶媒体
JP7158249B2 (ja) * 2018-11-09 2022-10-21 東京エレクトロン株式会社 基板処理方法、基板処理装置および記憶媒体
JP7209556B2 (ja) 2019-02-05 2023-01-20 東京エレクトロン株式会社 基板処理方法および基板処理装置
JP6843173B2 (ja) * 2019-03-29 2021-03-17 東京エレクトロン株式会社 基板処理装置、および基板処理方法
JP7321052B2 (ja) * 2019-10-17 2023-08-04 東京エレクトロン株式会社 基板処理装置および装置洗浄方法
JP7433135B2 (ja) * 2020-05-25 2024-02-19 東京エレクトロン株式会社 貯留装置および貯留方法
JP7535890B2 (ja) * 2020-08-27 2024-08-19 東京エレクトロン株式会社 基板処理装置
JP7458965B2 (ja) * 2020-09-09 2024-04-01 株式会社Screenホールディングス 基板処理方法、及び基板処理装置
JP2022176662A (ja) * 2021-05-17 2022-11-30 株式会社Screenホールディングス 基板処理方法、及び基板処理装置
CN114540960B (zh) * 2022-04-22 2022-07-01 江苏英思特半导体科技有限公司 一种用于硅片腐蚀的循环槽
TW202510061A (zh) 2023-03-06 2025-03-01 日商東京威力科創股份有限公司 基板處理方法

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09275091A (ja) 1996-04-03 1997-10-21 Mitsubishi Electric Corp 半導体窒化膜エッチング装置
JP3467411B2 (ja) * 1998-08-07 2003-11-17 松下電器産業株式会社 エッチング液,その製造方法及びエッチング方法
US6399517B2 (en) 1999-03-30 2002-06-04 Tokyo Electron Limited Etching method and etching apparatus
TWI334624B (en) * 2006-01-30 2010-12-11 Dainippon Screen Mfg Apparatus for and method for processing substrate
JP4358259B2 (ja) * 2007-06-05 2009-11-04 株式会社東芝 半導体製造装置および半導体製造方法
JP5368116B2 (ja) * 2008-03-25 2013-12-18 大日本スクリーン製造株式会社 基板処理装置及び基板処理方法
US9887095B2 (en) * 2013-03-12 2018-02-06 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. System and method for an etch process with silicon concentration control
JP2015070080A (ja) 2013-09-27 2015-04-13 東京エレクトロン株式会社 エッチング方法、エッチング装置および記憶媒体
JP2015195306A (ja) * 2014-03-31 2015-11-05 芝浦メカトロニクス株式会社 基板処理装置
JP6370233B2 (ja) * 2015-01-30 2018-08-08 東京エレクトロン株式会社 基板液処理装置及び基板液処理方法並びに基板液処理プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

Also Published As

Publication number Publication date
KR102404963B1 (ko) 2022-06-07
US20180096855A1 (en) 2018-04-05
KR20180037598A (ko) 2018-04-12
JP2018060896A (ja) 2018-04-12
US10699910B2 (en) 2020-06-30
CN107895702B (zh) 2023-08-29
CN107895702A (zh) 2018-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6789751B2 (ja) 基板液処理装置、基板液処理方法および記憶媒体
JP6986917B2 (ja) 基板液処理装置
JP6370233B2 (ja) 基板液処理装置及び基板液処理方法並びに基板液処理プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
CN110010528B (zh) 基板液体处理装置和基板液体处理方法
JP6732546B2 (ja) 基板液処理装置、基板液処理方法および記憶媒体
KR102622414B1 (ko) 기판 처리 장치 및 기판 처리 방법
JP7158249B2 (ja) 基板処理方法、基板処理装置および記憶媒体
KR102549290B1 (ko) 기판 액처리 장치, 기판 액처리 방법, 및 기판 액처리 프로그램이 기록된 컴퓨터 판독 가능한 기억 매체
JP6994899B2 (ja) 基板処理装置、基板処理方法および記憶媒体
KR20210064061A (ko) 기판 처리 장치 및 기판 처리 방법
JP6776208B2 (ja) 基板処理装置および基板処理方法
JP6698446B2 (ja) 基板液処理装置、基板液処理方法および記憶媒体
KR102560934B1 (ko) 기판 처리 장치, 기판 처리 방법 및 기억 매체
JP6999392B2 (ja) 基板液処理装置
JP6824962B2 (ja) 基板液処理装置及び基板液処理方法並びに基板液処理プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
KR102513202B1 (ko) 기판 액처리 장치, 기판 액처리 방법 및 기판 액처리 프로그램을 기억한 컴퓨터 판독 가능한 기억 매체
JP6441198B2 (ja) 基板液処理装置及び基板液処理方法並びに基板液処理プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP7101075B2 (ja) 基板液処理装置及び記憶媒体
JP7019430B2 (ja) 基板液処理装置
KR102531510B1 (ko) 기판 처리 방법 및 기판 처리 장치
JP6929729B2 (ja) 基板液処理方法、基板液処理装置及び記憶媒体
JP6632684B2 (ja) 基板液処理装置及び基板液処理方法並びに基板液処理プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP6516908B2 (ja) リン酸水溶液を用いたエッチング処理制御装置及びリン酸水溶液を用いたエッチング処理制御方法並びに基板をリン酸水溶液でエッチング処理させるプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP6896129B2 (ja) 基板処理装置、基板処理方法およびプログラム
JP7273923B2 (ja) 基板処理装置および基板処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190710

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200430

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200515

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200710

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201006

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201104

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6789751

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250