JP6703099B2 - 金属の平板製品の矯正プレス成形のための装置および方法 - Google Patents

金属の平板製品の矯正プレス成形のための装置および方法 Download PDF

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Description

本発明は、金属の平板製品の矯正プレス成形のための装置を有する圧延スタンド、特に水平圧延スタンド、並びに、そのような圧延スタンドを作動するための方法に関する。
金属の平板製品の、有利には水平方向の圧延のための、圧延スタンド、特に水平圧延スタンドは、公知技術において良く知られている。
例えば、2つのワークロールと2つのバックアップロールとを有する4重式圧延スタンドは、一般的である。伝統的に、圧延スタンドは、専ら、鋼または非鉄金属の圧延のために、平らな軌道の上だけで利用される。
この事とは無関係に、金属の平板製品の矯正のため、即ち平坦矯正のための装置は、公知である。この矯正は、典型的に、ローラー矯正またはスタンドプレス成形によって行われる。ガントリー形矯正プレス成形機に関する1つの例示は、例えば、インターネットウェブサイト上での非特許文献1から見出される。
矯正のための公知の装置は、典型的に、押圧押込み部材を有する上側のプレスフレーム、および、矯正されるべき平板製品の載置のためのテーブルを有する下側のプレスフレームを有しており、その際、この上側のプレスフレームが、この下側のプレスフレームの上方に配設されており、および、これら両方のプレスフレームが、垂直方向において、互いに相対的に移動可能である。
上記された従来の公知技術は、圧延および矯正のために、2つの別個の機械が必要であるという欠点を有している。これには、増大された所要スペース、および、増大された経費が伴う。
ガントリー形矯正プレス成形機の製品説明書、ダンクス社、キルヒハイム・ウンター・テック、ドイツ(Fa. Dunkes, Kirchheim unter Teck, DE, Produktbeschreibung Portalrichtpresse)
本発明の根底をなす課題は、平板製品の経済的に能率的な矯正を可能にする、金属の平板製品の矯正プレス成形のための装置を有する圧延スタンド、並びに、この様式の圧延スタンドを作動するための方法を提供することである。
この課題は、圧延スタンドに関して、請求項1の対象によって解決される。この圧延スタンドは、
圧延スタンド、特に水平圧延スタンドであって、この圧延スタンドが、
上側および下側のバックアップロールと;
引き出し可能なワークロールと;
前記上側のワークロールのためのバランス装置と;および、
前記下側のバックアップロールのための、有利には液圧的な垂直方向位置調節装置とを有する、前記圧延スタンドにおいて、
金属の平板製品の矯正プレス成形のための装置が、前記ワークロールの代わりに、前記圧延スタンド(300)内へと組み込まれ得ること、
従って、この圧延スタンドが、組み込まれた前記ワークロールでもっての作動モードにおいてだけでなく、選択的に、このワークロールの代わりに組み込まれた挿入体でもっての作動モードにおいても作動可能であること、
この装置が、
上側のプレスフレームおよび下側のプレスフレームを有し、
前記上側のプレスフレームが、押圧押込み部材を、および、前記下側のプレスフレームが、前記押圧押込み部材の入り込みのための凹部を有するテーブルを有し、または、前記とは逆に、
前記下側のプレスフレームが、押圧押込み部材を、および、前記上側のプレスフレームが、前記押圧押込み部材の入り込みのための凹部を有するテーブルを有し、
前記上側のプレスフレームが、前記下側のプレスフレームに対して、向かい合って位置するように配設されており、且つ、これら両方のプレスフレームが、互いに対して相対的に摺動可能であり、
前記上側のプレスフレームが、この上側のプレスフレームの両方の幅狭側の領域において、前記圧延スタンド内への組み込みの際に前記圧延スタンド内における前記上側のワークロールのためのバランス装置のための作用点としての役目を果たす、担持要素を有しており、および、
前記下側のプレスフレームが、この下側のプレスフレームの両方の幅狭側の領域において、前記圧延スタンド内への組み込みの際に前記圧延スタンドの台架における支持のための役目を果たす、支持要素を有していることによって特徴付けられている。
概念「金属の平板製品」は、本明細書の範囲内において、例えば、金属板、または、金属薄板、または、金属ストリップを意味する。
概念「バランス装置」は、場合によっては、ワークロールのための独自のバランスシリンダーを意味するだけでなく、ワークロールのバランス機能を実施する曲げ装置、特に曲げシリンダーをも共に含む。
概念「テーブル」は、基本的に、板を意味する。このテーブルもしくは板内における凹部は、最も簡単な場合には、空隙部である。
凹部を有するテーブルは、典型的に、下側のプレスフレームに、および、押圧押込み部材が、上側のプレスフレームに装着されており;しかしながら、同様に逆の配設も可能である。
同様に矯正カートリッジとも称される装置は、有利には、圧延スタンドのための挿入体であり、この挿入体が、ワークロールの代わりに、この圧延スタンド内へと組み込み可能である。
この圧延スタンドは、(組み込まれたワークロールでもっての)作動モード「圧延」においてだけでなく、選択的に、同様に(このワークロールの代わりに組み込まれた挿入体でもっての)作動モード「矯正プレス成形」においても作動可能である。この作動モード「矯正プレス成形」において、(水平)圧延スタンド内において使用される、バックアップロールのための液圧的な位置調節シリンダーが、大きな矯正力の提供のために有効に利用され、これら矯正力は、特に厚い金属薄板の矯正の基本的な改善を生起可能である。
この選択的作動は、特に、(例えば特殊材料のための)毎年に計画された少ない生産量に基づいて、単独の圧延作業によって如何なる完全なフル稼動もされない圧延スタンドのために有利である。経済性の理由から、その場合に、圧延スタンドの停止時間を回避するため、および、この圧延スタンドをこのようにしてより良好に利用するために、選択的な矯正プレス成形作動は考慮に値する。
装置、即ち、圧延スタンドのための挿入体は、独立の(ガントリー形の)矯正プレス成形機よりも、明確に安価であり、且つ、場所を取らない。
第1の実施例に従い、上側のプレスフレームは、圧延スタンド内へのもしくはこの圧延スタンドからの、矯正カートリッジの組み込みおよび解体の間じゅう、支持ピンを介して、下側のプレスフレームの上で支持されている。
矯正プレス成形作動の間じゅう、これら支持ピンは、それに対して、向かい合って位置するプレスフレーム内における、所属して設けられた穿孔内に進入させられている。このようにして、矯正の際の、押圧押込み部材の所望されない側方への摺動は阻止される。互いに相対的な、上側および下側のプレスフレームの垂直方向の位置決めは、圧延作動内においてワークロールの曲げまたはバランスを保つ役目を果たす、シリンダーを介して行われる。
ロール交換装置に対する、矯正カートリッジの解離可能な連結のために、矯正カートリッジの幅狭側、有利には下側のプレスフレームの幅狭側に、連結要素が装着されている。ロール交換装置、特に引出しまたは押込み装置を用いて、矯正カートリッジは、有利には、かなり容易に、−典型的に操作側で−圧延スタンド内へと引き込まれ得、および、この圧延スタンドから引き出され得る。
本発明に従い、レールが、上側及び/または下側のプレスフレームの長手軸線方向において敷設されており、および、押圧押込み部材及び/またはテーブルが、これらプレスフレームにおいて、それぞれに、プレスフレームの長手軸線方向におけるレールの上での移動のためのスライダーとして形成されている。この構造的な構成は、有利には、矯正されるべき不良もしくは平板製品内における非平滑箇所の上への、容易且つ精確な押圧押込み部材の位置決めを可能にする。
上側のプレスフレームのレールの上で、押圧押込み部材またはテーブルの様式のスライダーの移動のために、上側のプレスフレームは、この上側のプレスフレームの一方の幅狭側において、上側の駆動装置、有利には上側のスピンドル駆動装置を有している。更に、下側のプレスフレームのレールに沿っての、テーブルまたは押圧押込み部材の様式のスライダーの移動のために、下側のプレスフレームは、この下側のプレスフレームの一方の幅狭側において、下側の駆動装置、有利には下側のスピンドル駆動装置を有している。
有利には、駆動装置が組み付けられている、プレスフレームの幅狭側は、圧延スタンド内への矯正カートリッジの挿入の後、この圧延スタンドの操作側で位置する側である。何故ならば、そこで、比較的に容易に、エネルギー結合、および、媒体結合が連結交換され得るからである。
上記された課題は、更に、請求項6に従う圧延スタンドによって、および、請求項10に従う、この圧延スタンドを作動するための方法によって、解決される。これら解決策の利点は、基本的に、上記、本発明に従う圧延スタンドに関して言及された利点に相応する。
圧延スタンドの制御装置は、両方の作動モード、即ち、「圧延作動」および「矯正プレス成形作動」を提供するために形成されている。圧延スタンドの操作者は、必要に応じて、両方の作動モードの内の1つの作動モードを選択することの可能性を有している。
圧延スタンドおよび方法の有利な構成は、従属請求項の対象である。
この明細書には、6つの図が添付されている。
装置もしくは矯正カートリッジの透視図である。 この装置の長手方向断面図である。 上昇された上側および下側のバックアップロールにおける、組み込まれた、装置を有する4重式圧延スタンドの図である。 それぞれに、プレスフレームのための当接位置における、上側および下側のバックアップロールでもっての、矯正プレス成形作動のための、開始状態における、図3に従う圧延スタンドの図である。 引き出された装置とロール交換装置を有する、圧延スタンドの平面図である。 矯正プレス成形作動の準備作業のための、ステップの具体的な説明のためのフローチャートである。
本発明を、以下で、実施例の様式における上記の図の参照のもとで詳細に説明する。全ての図内において、同じ技術的な要素は、同じ参照符号でもって示されている。
図1は、圧延スタンド内における、金属の平板製品、例えば金属薄板の矯正プレス成形のための、同様に矯正カートリッジとも称される、装置100の透視図を示している。この装置100は、上側のプレスフレーム110と下側のプレスフレーム120から成っている。
図1は、この矯正カートリッジを、取り外された状態において、即ち、圧延スタンド内へと組み込まれていない状態で示している。この状態において、上側のプレスフレーム110は、下側のプレスフレーム120に対して長手軸線方向に位置ずれされて配設されている。上側のプレスフレーム110は、典型的に、支持ピン130を介して下側のプレスフレーム120の上で支持されている。これら支持ピン130は、これらプレスフレーム110、120の幅狭側の領域において配設されており、且つ、有利には、上側のプレスフレームに強固に組み付けられている。
上側のプレスフレーム110は、この上側のプレスフレームの幅狭側の領域において、担持要素114を形成しており、これら担持要素が、圧延スタンド内への組み込みの際に、この圧延スタンド内における上側のワークロールのバランス装置、例えばバランスシリンダーのための作用点としての役目を果たす。類似して、下側のプレスフレーム120は、この下側のプレスフレームの幅狭側の領域において、支持要素124を形成しており、これら支持要素が、圧延スタンド内への組み込みの際に、圧延スタンドの台架における支持のための役目を果たす。
より精確に言うと、支持要素124は、滑り要素またはローラーであり、これら滑り要素またはローラーが、圧延スタンド内への矯正カートリッジの組み込みの際に、および、この圧延スタンドからの取り外しの際に、元来、ワークロールの組み込みおよび取り外しのためにこの圧延スタンド内において設けられているレール370の上で、滑動もしくは転動する;同様に図3も参照。
圧延スタンド内への組み込みのために、上側および下側のプレスフレームの、長手方向延在は、少なくとも近似的に、駆動側から操作側への圧延スタンドの幅に相応する。
更に、図1内において、引出しまたは押込み装置400に対する、装置もしくは矯正カートリッジの解離可能な連結のための、連結要素140が、装置100の幅狭側において認識され得る。この引出しまたは押込み装置400は、矯正カートリッジ100を、上側および下側のプレスフレームと共に、ロールスタンド領域から外へと、もしくは、このロールスタンド領域内へと移動するための役目を果たす。
この引出しまたは押込み装置は、有利には、(ロール)交換装置、特に、ロール交換牽引車である;図5を参照。
図2は、装置100の長手方向断面図を示している。同様に図2も、矯正カートリッジを、上記で図1に関して説明されているように、位置ずれされて配設された上側および下側のプレスフレームでもっての、取り外された状態において示している。
上側のプレスフレーム110において、有利には、下側のプレスフレームの方に向けられたこの上側のプレスフレームの側において、レール150−1が、この上側のプレスフレームの長手軸線方向に敷設されている。これらレール150−1の上で、スライダーとして形成している押圧押込み部材(Druckstempel)112が、移動可能に配置されている。
下側のプレスフレーム120において、有利には、上側のプレスフレームの方に向けられたこの下側のプレスフレームの上側において、同様に、レール150−2が、この下側のプレスフレームの長手軸線方向に配設されている。これらレール150−2の上で、スライダーとして形成されたテーブル122が、移動可能に配置されている;図2内における水平方向の矢印を参照。
このテーブルは、図1内において認識され得るように、1つの凹部123を有しており、この凹部内へと、平板製品の材料が、矯正工程の間じゅう中へと押込まれ得、もしくは、引き伸ばされ(ueberstreckt)得る。
上側のプレスフレームの端面幅部(Stirnweiten)の一方の端面幅部において、この上側のプレスフレーム110は、この上側のプレスフレームのレール150−1の上での、スライダーとして形成された押圧押込み部材112の移動のための、上側の駆動装置210を有している。有利には、同じ端面側において、同様に下側のプレスフレーム120も、スライダーとして形成されたテーブル122の移動のための下側の駆動装置220を有している。
これら駆動装置210、220は、有利には、圧延スタンド内への装置100の組み込みの際にこの圧延スタンドの操作側に位置する、これらプレスフレーム110、120の端面側で装着されている。有利には、それぞれにスピンドル駆動装置として形成されているこれら駆動装置210、220を用いて、その場合に、テーブル122および押圧押込み部材112は、有利には、相互に依存せずに、レール150−1、150−2に沿って、それぞれに適当に位置決めされ得る。
「適当に位置決めされる」とは、テーブル122および押圧押込み部材112が、テーブル122が精確に平板製品内における矯正されるべき非平滑箇所(Unebenheit)の領域において位置決めされるように、互いに相対的に移動されることを意味する。
図3は、本発明に従う圧延スタンド300を、ここで例示的に、2つのバックアップロールと、通常は同様に2つのワークロールとを有する、4重式圧延スタンドを示しており、これらワークロールが、但し、図3内において示されていない。何故ならば、取り外されているからである。
上側のバックアップロール310および下側のバックアップロール320は、両方とも、上昇(aufgefahren)されている。ワークロールの代わりに、装置100、即ち矯正カートリッジが、圧延スタンド300内へと組み込まれている。
下側のプレスフレーム120が、この下側のプレスフレームの支持要素124でもって、ワークロールの交換のためのレール370の上で支持されていることは、認識され得る。更に、上側のプレスフレーム110が、この上側のプレスフレームの担持要素114を介して、解離可能にバランス装置330に対して連結されている、もしくは、このバランス装置によって垂直方向に支持されていることは、認識され得る。
このバランス装置330は、通常は、圧延スタンドが作動モード「圧延」において作動されている場合に、上側のワークロールの重量のバランスをとるための、即ち、補償のための役目を果たす。
図3は、本発明に従う作動モード「矯正プレス成形」のために装備を変えられた状態での、組み込まれた矯正カートリッジを有する圧延スタンド300を示している。この場合、バランス装置は、既に述べたように、上側のプレスフレーム110の重量の担持のための、即ち、補償のための役目を果たす。
図3内において、上昇された上側のバックアップロール310は、先ず第一に、未だに、上側のプレスフレーム110に対する如何なる接触も有してなく、且つ、下側のバックアップロール320が、先ず第一に、未だに、下側のプレスフレーム120に対する如何なる接触も有してなく;それ故に、図3は、矯正プレス成形作動のための準備作業状態内における圧延スタンドを示している。
図4は、本発明に従う圧延スタンド300を、同様に、組み込まれた矯正カートリッジ100と共に示している。
図3との相違において、しかしながらここで、下側のバックアップロール320は、垂直方向位置調節装置(Vertikal−Anstelleinrichtung)340を用いて、下方から、下側のプレスフレーム120に対して接触(angestellt)されている。このようにして、下側のプレスフレーム120は、ワークロール交換のためのレール370から、少なくとも少しだけ持ち上げられ、且つ、矯正プレス成形作動において発生する、垂直方向に作用する矯正力に抗して支持される。
同時に、上側のバックアップロール310が、機械的な位置調節装置360を用いて、上側のプレスフレーム110のための予め与えられた当接位置において位置決めされていることは、認識され得る。それに加えて、上側のプレスフレーム110は、バランス装置330を用いて、摩擦結合的に、且つ、遊隙無しに、上側のバックアップロール310に対して、当接位置において接触されている。
図4内において図示されているような説明されている状態は、矯正作動のための開始状態における圧延スタンドを示している。押圧押込み部材112とテーブル122との間に、自由空間が認識され得、この自由空間内に、矯正されるべき平板製品は引き込まれ得る。
図5は、上記において、図1との関連において、既に引き合いに出されている。
以下で、本発明に従う作動モード「矯正プレス成形」における、圧延スタンド300の作動のための方法を、詳細に説明する。
その際、先ず第一に、再度、作動モード「矯正プレス成形」が圧延スタンドの操作者によって作動モード「圧延」に対して選択的に自由に選択可能であることは、是非、確認されるべきである。作動モード「圧延」は、良く知られているので、このことには、本明細書内においてより詳細には立ち入らない。
圧延スタンド内への、矯正カートリッジ100の組み込みのための準備作業において、先ず第一に、上側および下側のバックアップロールが上昇され、且つ、ワークロールが、レール370を介して、この圧延スタンドから引き出される。
矯正カートリッジは、先ず第一に、未だに、圧延スタンドの外側に位置している。上側のプレスフレーム110は、その場合に、典型的に、支持ピン130を介して、−長手方向に位置ずれされた状態でおよび圧延スタンドの駆動側へと突出した状態で−下側のプレスフレーム120の上で、図1および2内において示されているように、支持されている。圧延スタンド内への、矯正カートリッジ100の組み込みは、その場合に、以下のステップ:即ち、
−上側のプレスフレーム110が、内側から、圧延スタンドの駆動側の台架に当接するまで、圧延スタンド内へと、ワークロール交換のためのレール370の上で、引出しまたは押込み装置400を用いて、矯正カートリッジを引き込み;
−上側のワークロールのロックを閉鎖し;
−上側のプレスフレームの担持要素114における、この上側のプレスフレーム110の支持のために、バランス装置330を上昇し、
−同様に下側のプレスフレーム120も、この下側のプレスフレームの支持要素124でもって、内側から、圧延スタンドの駆動側の台架に当接するまで、圧延スタンド内へと、交換装置400を用いて、矯正カートリッジを更に引き込み;および、
−下側のワークロールのロックを閉鎖する、
のステップを備えている。
その際、下側のプレスフレーム120は、その場合に、−駆動側の台架を通って−この下側のプレスフレームの水平方向移動において、ブロックされた上側のプレスフレームに対して相対的に摺動される。
上側および下側のプレスフレームは、その場合に、もはや位置ずれされた状態にはなく、むしろ、対称的に、互いに向かい合わせの状態にある。その際、同時に、同様に支持ピン130も、向かい合って位置するプレスフレーム内における相補的な穿孔に対する対向位置(Gegenueberstellung)へと摺動される。これら穿孔に対する対向位置において、これら支持ピンは、如何なる支持機能も、もはや、上側のプレスフレームのために有してなく;且つ、この支持機能が、上記の代わりに、ワークロールのためのバランス装置によって引き受けられる。
圧延スタンド内への、矯正カートリッジの引き込みの後、この圧延スタンドおよび矯正カートリッジは、図4内において示されているように、「矯正作動」のための開始状態に移動される。
この目的のために、以下のステップ:即ち、
上側のプレスフレーム110のための上側の当接位置へ、上側のバックアップロール310を降下し;
バランス装置330を用いて、上側の当接位置に対して、上側のプレスフレーム110を接触し;
下側のプレスフレームのための下側の当接位置へ、下側のバックアップロール320を上昇し、および、その際、
下側のプレスフレーム120が如何なる接触ももはやワークロールの交換のためのレール370と有していない、この下側の当接位置へと、下側のバックアップロールに対する遊隙のない接触状態において、この下側のプレスフレーム120を持ち上げる;
のステップが実施される。
上記で図4に関連して説明されたように、「矯正作動」のための開始状態において、押圧押込み部材112とテーブル122との間に、矯正されるべき平板製品が引き込まれ得る自由空間は、未だに残っている。
本来の作動モード「矯正プレス成形」は、−矯正プレス成形作動のための、圧延スタンドの開始状態を出発点として−以下のステップ:即ち、
−押圧押込み部材112とテーブル122との間の自由空間内へ、圧延スタンド内へと平板製品を引き込み;および、
押し出されるべき非平滑箇所が、上側のプレスフレーム110へと上方に立ち上がり、且つ、両方のプレスフレームの間で位置決めしている程に、下側のプレスフレーム120のテーブル122に対して、矯正されるべき平板製品を位置決めし;
−テーブル122が非平滑箇所の上で留まっている程に、押圧押込み部材またはテーブルの横方向移動によって、平板製品を有するテーブル122、及び/または、押圧押込み部材112を位置決めし、
−平板製品から非平滑箇所を押し出すため、上側のプレスフレームにおける押圧押込み部材112に対して、下方から、下側のプレスフレームのテーブルの上で載置している平板製品を押し付けるために、
下側のバックアップロール320のための、有利には液圧的な垂直方向位置調節装置を用いて、その下側のバックアップロールの上に支持された下側のプレスフレーム120を有する該下側のバックアップロールの持ち上げにより、平板製品を矯正する;
のステップを有している。
下方からの平板製品の押圧による、この平板製品の上記された矯正は、上方への下側のバックアップロール320の押圧のために、液圧的な垂直方向位置調節装置が圧延スタンド内において下に設けられている場合に選択される。
一般的に、押圧押込み部材および凹部の位置は、図1から4までに従う実施例と比較して交換され得、従って、この場合に、押し出されるべき非平滑箇所は、下方に向かって延在している。この場合には、押圧押込み部材は、下方から、凹部を有する上側に位置するテーブルに対して押圧する。
矯正プレス成形作動の開始前に、平板製品の矯正プレス成形のための矯正計画は、材料の質、厚さ、および、幅のような、この平板製品に関するデータの考慮のもとで、不良の位置、大きさ/深さ、および、不良の様式のような、非平滑箇所に関する情報の考慮のもとで、並びに、選択的に、同様にプロセスモデルの参照のもとでも、作成され得る。
平板製品内における矯正されるべき非平滑箇所は、例えば、スキャナーを用いて、画像の様式で、自動的に検出され得る。非平滑箇所に関する情報は、その場合に、スキャナーの画像の評価によって、有利には、少なくとも部分的に、自動的に算出され得る。
良好な矯正結果の保証のために、それぞれに、平板製品の現在の位置が規則的に監視され得、且つ、それぞれの目標位置からの確認された偏差の場合に、修正され得る。
矯正作動の実施の後、矯正プレス成形工程の結果は監視され得、且つ、予め与えられた目標結果と比較され得る。即ち、どの程度に、平板製品内における当初の非平滑箇所が、ここで、既に解消されているかは監視され得る。矯正結果の確認された不十分な品質の場合に、即ち、非平滑箇所の未だに不十分な解消の場合に、この矯正は繰り返され得る。
矯正作動の終了の後、即ち、非平滑箇所の押し出しの後、両方のバックアップロール310、320、並びに、上側および下側のプレスフレームは、再び、上昇される。
圧延スタンドからの矯正カートリッジの解体のために、この圧延スタンド内へのこの矯正カートリッジの組み込みのための、上記で説明されたステップは、逆の順番で実施される。
この方法の全てのステップは、手動で実施、もしくは、調節され得る。有利には、この方法の全てのステップは、しかしながら、少なくとも部分的に、自動的に実施される。
100 装置
110 上側のプレスフレーム
112 押圧押込み部材
114 上側のプレスフレームの担持要素
120 下側のプレスフレーム
122 テーブル
123 凹部
124 下側のプレスフレームの支持要素
130 支持ピン
140 連結要素
150−1 上側のプレスフレームにおけるレール
150−2 下側のプレスフレームにおけるレール
210 上側の駆動装置
220 下側の駆動装置
300 圧延スタンド
310 上側のバックアップロール
320 下側のバックアップロール
330 バランス装置
340 下側のバックアップロールのための、垂直方向位置調節装置
350 圧延スタンドの台架350
360 上側のバックアップロールのための、垂直方向位置調節装置
370 圧延スタンド内における、ワークロール交換のためのレール
400 引出しまたは押込み装置、もしくは、ロール交換牽引車

Claims (17)

  1. 圧延スタンド(300)、特に水平圧延スタンドであって、この圧延スタンドが、
    上側および下側のバックアップロール(310、320)と;
    引き出し可能なワークロールと;
    前記上側のワークロールのためのバランス装置(330)と;および、
    前記下側のバックアップロールのための、有利には液圧的な垂直方向位置調節装置(340)とを有する、前記圧延スタンドにおいて、
    金属の平板製品の矯正プレス成形のための装置(100)が、前記ワークロールの代わりに、前記圧延スタンド(300)内へと組み込まれ得ること、
    従って、この圧延スタンドが、組み込まれた前記ワークロールでもっての作動モードにおいてだけでなく、選択的に、このワークロールの代わりに組み込まれた挿入体でもっての作動モードにおいても作動可能であること、
    この装置が、
    上側のプレスフレーム(110)および下側のプレスフレーム(120)を有し、
    前記上側のプレスフレームが、押圧押込み部材(112)を、および、前記下側のプレスフレームが、前記押圧押込み部材の入り込みのための凹部を有するテーブル(122)を有し、または、前記とは逆に、
    前記下側のプレスフレームが、押圧押込み部材(112)を、および、前記上側のプレスフレームが、前記押圧押込み部材の入り込みのための凹部を有するテーブル(122)を有し、
    前記上側のプレスフレーム(110)が、前記下側のプレスフレーム(120)に対して、向かい合って位置するように配設されており、且つ、これら両方のプレスフレームが、互いに対して相対的に摺動可能であり、
    前記上側のプレスフレーム(110)が、この上側のプレスフレームの両方の幅狭側の領域において、前記圧延スタンド内への組み込みの際に前記圧延スタンド内における前記上側のワークロールのためのバランス装置のための作用点としての役目を果たす、担持要素(114)を有しており、および、
    前記下側のプレスフレーム(120)が、この下側のプレスフレームの両方の幅狭側の領域において、前記圧延スタンド内への組み込みの際に前記圧延スタンドの台架における支持のための役目を果たす、支持要素(124)を有していることを特徴とする圧延スタンド。
  2. 前記上側のプレスフレーム(110)の両方の幅狭側の領域において配設されている支持ピン(130)と、前記支持ピンの収容のためのそれぞれに向かい合って位置する前記下側のプレスフレーム(120)内における穿孔とが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の圧延スタンド。
  3. 引出しまたは押込み装置(400)に対する、前記装置(100)の解離可能な連結のために、前記装置(100)の幅狭側、有利には前記下側のプレスフレーム(110)の幅狭側に配設されている連結要素(140)が設けられていること、
    前記引出しまたは押込み装置を用いて、前記装置が、前記圧延スタンド内へと引き込まれ得、および、この圧延スタンドから引き出され得ること、
    を特徴とする請求項2に記載の圧延スタンド。
  4. レール(150−1、150−2)は、前記上側及び/または前記下側のプレスフレームの長手軸線方向において敷設されていること、および、
    一方の前記プレスフレームの前記押圧押込み部材(112)、及び/または、他方の前記プレスフレームの、前記凹部を有する前記テーブル(122)が、それぞれに、前記プレスフレームの長手軸線方向における前記レールの上での移動のためのスライダーとして形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の圧延スタンド。
  5. 前記上側のプレスフレームの前記レール(150−1)に沿っての、前記押圧押込み部材(112)または前記テーブルの様式の前記スライダーの移動のために、
    前記上側のプレスフレーム(110)は、この上側のプレスフレームの一方の幅狭側において、上側の駆動装置(210)、有利には上側のスピンドル駆動装置を有していること、及び/または、
    前記下側のプレスフレームの前記レール(150−2)に沿っての、前記テーブル(122)または前記押圧押込み部材(112)の様式の前記スライダーの移動のために、
    前記下側のプレスフレーム(120)が、この下側のプレスフレームの一方の幅狭側において、下側の駆動装置(220)、有利には下側のスピンドル駆動装置を有していることを特徴とする請求項4に記載の圧延スタンド。
  6. 矯正作動のための開始状態において、前記下側のプレスフレーム(120)が、前記下側のバックアップロール(320)の上で支持されていること、および、
    前記上側のプレスフレーム(110)が、この上側のプレスフレームの前記担持要素(114)を介して、前記上側のワークロールのための前記バランス装置(330)の上で支持されており、且つ、
    このバランス装置(330)でもって、当接位置に位置する前記上側のバックアップロールに対して接触されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載の圧延スタンド。
  7. 圧延材の圧延のための作動モード「圧延」において、または、前記平板製品の矯正プレス成形のための選択的に選択可能な作動モード「矯正プレス成形」において、前記圧延スタンドを作動するための、前記圧延スタンドのための制御装置が設けられていることを特徴とする請求項1から6のいずれか一つに記載の圧延スタンド。
  8. 前記圧延スタンド内において、前記ワークロールの交換のための、レール(370)が設けられていること、および、
    前記下側のプレスフレーム(120)の前記支持要素(124)が、前記ワークロールの交換のための前記レール(370)の上での滑動もしくは転動のための、滑り要素またはローラーとして形成されていることを特徴とする請求項6から7のいずれか一つに記載の圧延スタンド。
  9. 請求項1から8のいずれか一つに記載の圧延スタンド(300)を作動モード「矯正プレス成形」において作動するための方法であって、
    この方法が、前記矯正プレス成形作動のための、前記圧延スタンドの開始状態を出発点として、以下のステップ:即ち、
    −前記圧延スタンド内へと前記平板製品を引き込み、および、
    押し出されるべき非平滑箇所が、前記押圧押込み部材(112)を担持する、他方のプレスフレームの方向に向かって延在し、且つ、両方の前記プレスフレームの間で位置している程に、
    一方のプレスフレームの、凹部を有する前記テーブル(122)に対して、矯正されるべき平板製品を位置決めし;
    −前記押圧押込み部材もしくは前記テーブルが非平滑箇所の上で留まっている程に、
    前記押圧押込み部材または前記テーブルの横方向移動によって、前記平板製品内における不良位置に対して、前記テーブル(122)及び/または前記押圧押込み部材(112)を位置決めし、および、
    −前記下側のバックアップロール(320)のための、有利には液圧的な垂直方向位置調節装置を用いて、その下側のバックアップロールの上に支持された前記下側のプレスフレーム(120)を有する該下側のバックアップロールの持ち上げにより、前記平板製品を矯正する、
    および、このようにして、
    前記平板製品から前記非平滑箇所を押し出すため、前記上側のプレスフレームにおける前記押圧押込み部材(112)または前記テーブルに対して、下方から、前記下側のプレスフレームの上で支持されている前記平板製品を押し付ける、
    のステップを有していることを特徴とする方法。
  10. 前記非平滑箇所を押し出した後、両方の前記バックアップロール(310、320)、並びに、前記上側および下側のプレスフレームは、再び、前記矯正作動のための前記開始状態に移動されることを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 前記圧延スタンド内への、前記装置(100)の組み込みのための準備作業において、a)前記上側のバックアップロールが上昇され、および、前記下側のバックアップロールが降下され;
    b)前記ワークロールが、前記圧延スタンドから引き出され;および、
    c)前記上側のプレスフレーム(110)が、前記支持ピン(130)を介して、長手軸線方向に位置ずれされた状態でおよび前記圧延スタンドの駆動側へと突出した状態で、前記下側のプレスフレーム(120)の上で支持されていること;
    および、
    前記圧延スタンド内への、前記装置(100)の組み込みが、以下のステップ:即ち、
    −前記上側のプレスフレーム(110)が、内側から、前記圧延スタンドの駆動側の前記台架に当接するまで、
    前記圧延スタンド内へと、ワークロール交換のための前記レール(370)の上で、ロール交換装置を用いて、前記装置(100)を引き込み;
    −前記上側のワークロールのロックを閉鎖し;
    −前記上側のプレスフレームの担持要素(114)において、この上側のプレスフレーム(110)を支持するために、前記ワークロールのための前記バランス装置(330)を上昇し、
    −同様に前記下側のプレスフレーム(120)も、内側から、前記圧延スタンドの駆動側の前記台架に当接するまで、前記圧延スタンド内へと、前記引出しまたは押込み装置(400)を用いて、前記装置(100)を更に引き込み;
    その際、前記支持ピン(130)が、向かい合って位置するプレスフレーム内における相補的な穿孔に対する対向位置へと摺動され;
    前記下側のワークロールのロックを閉鎖し;および、
    この「矯正作動」のための開始状態を設定する、
    のステップを備えていることを特徴とする請求項9または10に記載の方法。
  12. 前記「矯正作動」のための、前記圧延スタンドの前記開始状態の設定は、以下のステップ:即ち、
    前記上側のプレスフレーム(110)のための上側の当接位置へ、前記上側のバックアップロール(310)を降下し;
    前記バランス装置を用いて、前記上側の当接位置における前記上側のバックアップロールに対して、前記上側のプレスフレーム(110)を遊隙無しに接触し;
    前記下側のプレスフレームのための下側の当接位置へ、前記下側のバックアップロール(320)を上昇し、および、その際、
    前記下側の当接位置において、前記下側のバックアップロールと前記下側のプレスフレーム(120)とが遊隙無しに接触する、
    のステップを備えていることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 請求項9によるステップの実施の前に、前記平板製品の前記矯正プレス成形のための矯正計画は、
    材料の質、厚さ、および、幅のような、前記平板製品に関するデータの考慮のもとで、不良の位置、大きさ/深さ、および、不良の様式のような、前記非平滑箇所に関する情報の考慮のもとで、並びに、選択的に、同様にプロセスモデルの参照のもとでも作成されることを特徴とする請求項9から12のいずれか一つに記載の方法。
  14. 前記非平滑箇所は、スキャナーを用いて、画像の様式で、自動的に検出され、且つ、この非平滑箇所に関する情報が、前記スキャナーの前記画像の評価によって、少なくとも部分的に、自動的に算出されることを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 請求項9によるステップの実施の際に、それぞれに、前記平板製品の現在の位置が規則的に監視され、且つ、それぞれの目標位置からの確認された偏差の場合に、修正されることを特徴とする請求項13または14に記載の方法。
  16. 請求項9によるステップの実施の後、前記矯正プレス成形工程の結果は監視され、且つ、予め与えられた目標結果と比較され、且つ、
    確認された不十分な品質の場合に、請求項9によるステップが繰り返されることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 前記方法の前記ステップは、手動で、または、少なくとも部分的に自動的に実施されることを特徴とする請求項9から16のいずれか一つに記載の方法。
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