JP4917910B2 - 条鋼圧延用の圧延機 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のロールスタンドがスタンドシフト台車に搭載されてなる条鋼圧延用の圧延機の改善に係り、より詳しくは、ロール隙間変更時の確認作業を迅速に行うことを可能ならしめるようにした条鋼圧延用の圧延機に関するものである。
パスラインと直交する横方向のオフライン位置に移動される櫛歯状のスタンドシフト台車に複数のロールスタンド、より詳しくは、水平ミル用の水平ロールスタンドと垂直ミル用の垂直ロールスタンドとが交互に搭載されてなる条鋼圧延用の圧延機がある。従来例に係る条鋼圧延用の圧延機としては、例えば後述する構成になるものが公知である。以下、この従来例に係る条鋼圧延用の圧延機を、添付図面を順次参照しながら説明する。図7は従来例に係る条鋼圧延用の圧延機の断面正面図、図8は従来例に係る条鋼圧延用の圧延機の一部破断側面図である。
被圧延材51が移動するパスライン52方向に水平ロールスタンド53,54と垂直ロールスタンド55,56とが交互に配置されている。前記水平ロールスタンド53,54は上下一対の水平ロール57,58を有し、これら水平ロール57,58はタイロッド59,60で結合されてなる軸受ブロック61,62によって回転自在に支持され、かつタイロッド59,60に支持された圧下装置63によって間隔調整可能に構成されている。
前記垂直ロールスタンド55,56は一対の垂直ロール65,66を有し、タイロッド67,68、軸受ブロック69,70、圧下装置71,72などにより水平ロールスタンド53,54と同様に構成されている。
各ロールスタンド53,54,55,56は、ベースとパスライン52の左右両側位置でベースから上方に突出するサポート部74とから形成されてなる架台(以下、スタンドシフト台車という。)73に取付けられている。前記サポート部74は、パスライン52の方向に5個ずつ設けられることによりスタンドシフト台車73は櫛歯状とされ、隣り合う一対のサポート部74の間のそれぞれにスタンド収容部75が形成されている。スタンド収容部75は4個のサポート部74により取り囲まれた空間であり、これらスタンド収容部75に各ロールスタンド53,54,55,56が上方から挿入されると共に、ベースの上に固定されている。この場合、各ロールスタンド53,54,55,56の挿入に際しては、サポート部74が案内ガイドとして機能するようになっている。
スタンドシフト台車73のベースの下部側あって、かつ進退方向の前後に、床側に敷設された案内レール77を転動する3個ずつの車輪76が設けられている。そして、このスタンドシフト台車73は移動用の油圧シリンダ(シフトシリンダ)78によりパスライン52と直交する横方向のオフライン位置との間で往復移動されるように構成されている。
また、このスタンドシフト台車73は、クランプ装置81のクランプ部材82がパスライン52方向の両側に形成されてなる傾斜した受面83に当接することにより、パスライン52位置で固定されるように構成されている。
この従来例に係る圧延機によれば、各ロールスタンド53,54,55,56がスタンドシフト台車73のベースに載置固定され、圧延ロールの軸受ブロックがタイロッドで連結されることにより、サポート部は荷重を受けることがないから高強度にする必要がなく、パスライン方向の寸法を大きくする必要がない。また、スタンドシフト台車73をパスラインの横方向に移動させることにより、各ロールスタンド53,54,55,56も一挙に移動するため、各ロールスタンド53,54,55,56への配管類は、その配管源からスタンドシフト台車まで単一のものとすることができ、配管設置スペースを小さくすることができるので、圧延機のコンパクト化を図ることができる。
また、各ロールスタンドの横方向への移動に際しては、サポート部による支持の解除や再支持を各ロールスタンド毎に行う必要がないので、交換や保守作業の迅速化が図れる。
また、ロールスタンドをパスラインの横方向に移動させ、クレーン等でスタンド収容部から吊上げる際、ロールスタンドはサポート部に支持されるものではないため、容易に分解するようなことがなく、また、スタンド収容部に上方から挿入する際はサポート部が案内ガイドとして機能するため、挿入作業の迅速化が図れる。さらに、被圧延材に咬止まりが生じた場合、圧延機の前後で被圧延材を切断すれば、スタンドシフト台車をパスラインの横方向への移動で被圧延材をロールスタンドと共に移動させることができる。そのため、作業スペースに余裕のある位置でロールスタンド間の被圧延材を切断することができ、被圧延材の切断作業の容易化を図ることができる(例えば、特許文献1参照。)。
実公平1−20001号公報
上記従来例に係る圧延機によれば、上記のとおり、複数のロールスタンドを一括してパスライン位置とオフライン位置との間をシフトさせる構成にすることにより圧延機のコンパクト化が図ることができる。また、ロールスタンドのスタンド収容部への挿入作業の迅速化や被圧延材に咬止まりが生じた場合における被圧延材の切断作業の容易化を図ることができるから極めて優れていると考えられる。しかしながら、このような従来例に係る圧延機にあっても、後述するような解決すべき課題がある。
即ち、条鋼圧延用の圧延機では、被圧延材の圧延サイズを変更する場合は、中間、仕上列はカリバを変更するが、粗列はなるべく各サイズ共通のパススケジュールとしている。
しかしながら、大幅なサイズ変更がある場合には、ロール隙間の調整により被圧延材の寸法を変える必要がある。ロール隙間の設定を変更する場合、作業者は実測(カリバ摩耗分を考慮してロール隙間実測する必要がある。)によりロール隙間を確認し、さらに圧延の安定化・品質向上のためにガイドの微調整を行う必要がある。
ところが、従来例に係る条鋼圧延用の圧延機の場合には、複数のロールスタンドを一括してパスラインからオフラインに移動させると共に、各ロールスタンドをスタンド収容部から吊り出さなければ、ロール隙間の設定変更作業のためにロール隙間の実測を行うことができない。従って、ロール隙間の設定変更作業を頻繁に行う必要がある場合には、ロール隙間の設定変更作業のロスタイムが多くなるという問題がある。
従って、本発明の目的は、ロール隙間変更時の確認作業を迅速に行うことを可能ならしめる条鋼圧延用の圧延機を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に係る条鋼圧延用の圧延機が採用した手段の要旨は、圧延ロールを有する複数のロールスタンドが搭載され、これら複数のロールスタンドを、圧延を行うパスライン位置と、このパスライン位置から外れたオフライン位置との範囲で一括して往復移動させるスタンドシフト台車を備えた条鋼圧延用の圧延機において、前記複数のロールスタンドは少なくとも第1ロールスタンドと第2ロールスタンドとからなり、これら第1ロールスタンドと第2ロールスタンドのうち何れか一方のロールスタンドは固定・固定解除自在なスライドベースを介して前記スタンドシフト台車にスライド可能に支持されると共に、スタンド個別引出し装置により圧延を行うパスライン位置と、このパスライン位置から外れたオフライン位置との間で前記第1ロールスタンドと第2ロールスタンドのうち他方のロールスタンドとは別個に往復移動されるように構成されてなることを特徴とするものである。
本発明の請求項2に係る条鋼圧延用の圧延機が採用した手段の要旨は、請求項1に記載の条鋼圧延用の圧延機において、前記スタンド個別引出し装置は、前記一方のロールスタンドを引出すときには、前記スタンドシフト台車の移動に支障にならない低位置から上昇されるように構成されてなることを特徴とするものである。
本発明の請求項3に係る条鋼圧延用の圧延機が採用した手段の要旨は、圧延ロールを有する複数のロールスタンドが搭載され、これら複数のロールスタンドを、圧延を行うパスライン位置と、このパスライン位置から外れたオフライン位置との範囲で一括して往復移動させるスタンドシフト台車を備えた条鋼圧延用の圧延機において、前記複数のロールスタンドは少なくとも第1ロールスタンドと第2ロールスタンドとからなり、これら第1ロールスタンドと第2ロールスタンドのうち何れか一方のロールスタンドは固定・固定解除自在なスライドベースを介して前記スタンドシフト台車にスライド可能に支持されると共に、設置・撤去自在なスタンド個別引出し装置により圧延を行うパスライン位置と、このパスライン位置から外れたオフライン位置との間で前記第1ロールスタンドと第2ロールスタンドのうち他方のロールスタンドとは別個に往復移動されるように構成されてなることを特徴とするものである。
本発明の請求項1または2に係る条鋼圧延用の圧延機では、複数のロールスタンドは少なくとも第1ロールスタンドと第2ロールスタンドとからなり、これら第1ロールスタンドと第2ロールスタンドのうち何れか一方のロールスタンドはスライドベースを介してスタンドシフト台車にスライド可能に支持されると共に、スタンド個別引出し装置により、圧延を行うパスライン位置と、このパスライン位置から外れたオフライン位置との間で往復移動されるように構成されている。
従って、本発明の請求項1または2に係る条鋼圧延用の圧延機によれば、従来例に係る圧延機の場合と同様に、前記スタンドシフト台車を移動させることにより、各ロールスタンドを一括してパスライン位置からオフライン位置に移動させることができる。これに加えて、第1ロールスタンドと第2ロールスタンドのうち何れか一方のロールスタンドをスタンド個別引出し装置により、パスライン位置からオフライン位置に移動させることができるから、ロールスタンドを一括してパスラインからオフラインに移動させる必要もなく、またロールスタンドをスタンド収容部から吊出す必要もないので、ロール隙間の設定変更作業のためのロール隙間の実測を容易に行うことができ、ロール隙間の設定変更作業所要時間の大幅な短縮が可能になる。
本発明の請求項2に係る条鋼圧延用の圧延機によれば、スタンド個別引出し装置は、前記一方のロールスタンドを引出すときには、スタンドシフト台車の移動に支障にならない低位置から上昇されるように構成されているから、当該スタンド個別引出し装置を撤去するまでもなく、下降させて低位置にするだけで、スタンドシフト台車により複数のロールスタンドを一括して移動させることができる。
本発明の請求項3に係る条鋼圧延用の圧延機によれば、従来例に係る圧延機の場合と同様に、前記スタンドシフト台車を移動させることにより、各ロールスタンドを一括してパスライン位置からオフライン位置に移動させることができる。これに加えて、第1ロールスタンドと第2ロールスタンドのうち何れか一方のロールスタンドを、設置・撤去自在なスタンド個別引出し装置により、パスライン位置からオフライン位置に移動させることができるから、ロールスタンドを一括してパスラインからオフラインに移動させる必要もなく、またロールスタンドをスタンド収容部から吊出す必要もないので、ロール隙間の設定変更作業のためのロール隙間の実測を容易に行うことができ、ロール隙間の設定変更作業所要時間の大幅な短縮が可能になる。
以下、本発明の実施の形態1および形態2に係る条鋼圧延用の圧延機を、添付図面を参照しながら順次説明する。
本発明の実施の形態1に係る条鋼圧延用の圧延機を、添付図面を順次参照しながら説明する。図1は条鋼圧延用の圧延機の模式的平面図、図2は条鋼圧延用の圧延機を非駆動側から見た模式的側面図、図3は本発明の実施の形態1に係る条鋼圧延用の圧延機のスタンドシフト台車上の垂直ロールスタンドをパスライン位置からオフライン位置に移動させ得る状態を示す模式的構成説明図、図4は条鋼圧延用の圧延機のスタンドシフト台車をパスライン位置からオフライン位置に移動させ得る状態を示す模式的構成説明図、図5は条鋼圧延用の圧延機のスタンドシフト台車をパスライン位置からオフライン位置に移動させた状態を示す説明図である。
なお、本発明の実施の形態1が上記従来例と相違するところは、ロールスタンドを個別に引出すスタンド個別引出し装置を設けた点、およびスライドベースを介してスタンドシフト台車に垂直ロールスタンドを搭載した点にあり、これら以外は上記従来例とほぼ同構成であるから、主として相違する構成について詳述し、同等の構成部位については簡単な説明に止める。
図に示す符号Mは、本発明の実施の形態1に係る条鋼圧延用の圧延機である。この圧延機Mは、パスラインP位置を移動する図示しない被圧延材の上流側から下流側に向かって順に、上下一対の水平ロールを有する水平ロールスタンド(第1ロールスタンドに相当する。)1、左右一対の垂直ロールを有する垂直ロールスタンド(第2ロールスタンドに相当する。)2、上下一対の水平ロールを有する水平ロールスタンド3、左右一対の垂直ロールを有する垂直ロールスタンド4が配設されている。これら水平ロールスタンド1,3および垂直ロールスタンド2,4は、従来例に係る圧延機の水平ロールスタンドおよび垂直ロールスタンドと同構成になるものであって、ロールはタイロッドで結合された軸受ブロックにより回転自在に支持されると共に、タイロッドに支持された圧下装置により間隔調整可能に構成されている。
各ロールスタンド1,2,3,4は、パスラインPの左右両側位置で台フレーム5aから上方に突出するサポート部5bを有するスタンドシフト台車5に取付けられている。
前記サポート部5bは、パスラインPの方向(被圧延材の移動方向)に5本ずつ設けられることによりスタンドシフト台車5は櫛歯状とされ、隣り合う一対のサポート部5bの間のそれぞれにスタンド収容部が形成されている。このスタンド収容部は4個のサポート部5bにより取り囲まれた空間であり、これらスタンド収容部に各ロールスタンド1,2,3,4が上方から挿入されている。そして、水平ロールスタンド1,3は機械的固定手段によりスタンドシフト台車5の台フレーム5aの上に固定され、また垂直ロールスタンド2,4は、台フレーム5aの上に固定・固定解除自在に搭載される、後述するスライドベース6の上に機械的固定手段により固定されている。
前記スライドベース6は、一方側に引出し用フック部6aが突設されており、スタンド収容部に固定されるようになっている。より詳しくは、前記スライドベース6の引出し用フック部6a側に、本体から左右方向に突出する被クランプ部材6bが設けられている。
そして、この被クランプ部材6bの引出し用フック部6a側の端面のそれぞれが前記サポート部5bの基端部側面に付設されてなるベースクランプ装置7のクランプ部材の傾斜面により下向きの押圧力が付与されると共に、引出し用フック部6aの反対側方向に押圧力が付与されるように構成されている。なお、前記ベースクランプ装置7のクランプ部材は、下方への伸長によりスライドベース6を固定し、上方への縮小により固定を解除するものである。
また、前記スライドベース6のベースクランプ装置7の反対側、かつ隣接する2本のサポート部5bの間にストッパ8が設けられており、ベースクランプ装置7のクランプ部材により押圧されたスライドベース6の端部は、ストッパ8の傾斜面によりスタンドシフト台車5の台フレームに押圧されるように構成されている。勿論、スライドベース6のベースクランプ装置7のクランプ部材の傾斜面およびストッパ8の傾斜面に相対する側には、これらベースクランプ装置7、ストッパ8のクランプ部の傾斜面の勾配に対応した勾配を有する傾斜面が形成されている。なお、スライドベース6の下面には、引出し、引戻し力の低減を図るために、図示しないスライドパッドが付設されている。
従って、このスライドベース6の上に固定された垂直ロールスタンド2,4はベースクランプ装置7のクランプ部材の伸長動作によって、スライドベース6を介してスタンドシフト台車5の台フレーム5aの上に固定されると共に、ベースクランプ装置7のクランプ部材の縮小動作により固定状態が解除され、引出し用フック部6aの方向、つまりスタンドシフト台車5から離反する方向に引出し得る状態となる。
スタンドシフト台車5の台フレーム5aの下部側であって、かつパスラインPと直交する方向、つまり進退方向の前後に、床側に敷設されてなる案内レール9を転動する3個ずつの車輪5cが設けられている。そして、このスタンドシフト台車5は油圧作動式のシフトシリンダ10の伸縮ロッドの伸縮によりパスラインP位置から所定距離外れたオフライン位置の間で往復移動されるように構成されている。また、このスタンドシフト台車5は、床側に据付けられた台座(ソールプレート)11の上に設けられた台車クランプ装置12の水平方向に伸縮自在なクランプ部材が台フレームのパスラインP方向の両側に形成された傾斜した傾斜面に当接することにより、パスラインP位置において固定されるように構成されている。
さらに、本実施の形態1の場合には、前記スライドベース6を引出すことにより、垂直ロールスタンド2,4を個別にパスラインP位置から所定距離外れたオフライン位置の間で往復移動させる、後述する同構成の2組のスタンド個別引出し装置20が、垂直ロールスタンド2,4の対応位置のそれぞれに設けられている。以下、このスタンド個別引出し装置20の概要構成を説明する。
前記スタンド個別引出し装置20は、下記のように構成されている。即ち、床側に据付けられた据付台フレーム21の上に所定の間隔を隔てて複数セットのガイド機構22が突設され、これらガイド機構22のガイドロッド22aの頂部に昇降台フレーム24が架設されている。また、前記据付台フレーム21のガイド機構22,22の間にジャッキ装置23が設けられており、このジャッキ装置23のラム23aの伸縮作動により昇降台フレーム24が、前記スタンドシフト台車5がパスラインP位置からオフライン位置への移動を妨げない低位置と、前記垂直ロールスタンド2,4が固定されたスライドベース6を引出し得る高位置との間で昇降されるように構成されている。なお、ジャッキ装置23は油圧作動式であっても、機械作動式の何れであっても良く、ジャッキ装置23の駆動構成に限定されるものではない。
また、前記昇降台フレーム24の上に、前記スライドベース6を摺動可能に案内するガイド部(図示省略)が形成されると共に、引出し用フック部6aの先端に設けられたピン穴に挿脱自在な連結ピンを介して連結される連結穴を備え、昇降台フレーム24の長手方向に往復移動する引出しブロック25が設けられている。この引出しブロック25は昇降台フレーム24の前記台座(ソールプレート)11から離れた側の端部に設けられてなる減速機付モータ26により可逆回転されるネジロッド27が螺着されており、ネジロッド27の可逆回転により往復動されるように構成されている。なお、ネジロッド27は角ネジ、台形ネジ、ボールネジの何れであっても良い。
ところで、本実施の形態1に係る条鋼圧延用の圧延機の場合には、上記のとおり、2セットのスタンド個別引出し装置20が設けられている。しかしながら、このスタンド個別引出し装置20を、据付・撤去自在な構成にすれば、クレーンなどを用いて垂直ロールスタンド2の対応位置と、垂直ロールスタンド4の対応位置との間で自在に移動させることができるので、スタンド個別引出し装置20は1組用意されていれば、それなりの効果を得ることができる。
以下、上記実施の形態1に係る条鋼圧延用の圧延機Mの作用態様を説明する。即ち、本実施の形態1に係る圧延機Mでは、シフトシリンダ10の伸縮ロッドの伸縮作動によりスタンドシフト台車5を案内レール9に沿って往復移動させることにより、各ロールスタンド1,2,3,4を一括して圧延を行うパスラインP位置と、このパスラインP位置から外れたオフライン位置との範囲で往復移動させることができる。前記スタンドシフト台車5のオフライン位置への移動に際しては、ジャッキ装置23のラム23aの伸縮作動により、スタンド個別引出し装置20の昇降台フレーム24を、スタンドシフト台車5の移動に支障のない低位置に下降させた状態で行われる。
上記実施の形態1に係る圧延機Mによれば、各ロールスタンド1,2,3,4がスタンドシフト台車5の台フレーム5aに載置固定され、ロールの軸受ブロックがタイロッドにより連結されているので、従来例と同様に、サポート部は荷重を受けることがないから高強度にする必要がなく、パスラインP方向の寸法を大きくする必要がない。また、スタンドシフト台車5をパスラインPの横方向に移動させることにより、各ロールスタンド1,2,3,4も一挙に移動するため、各ロールスタンド1,2,3,4への配管類は、その配管源からスタンドシフト台車5の台フレーム5aまで単一のものとすることができ、配管設置スペースを小さくすることができるので、圧延機のコンパクト化を図ることができるという効果を得るころができる。
また、各ロールスタンドのパスラインP位置からオフライン位置への移動に際しては、サポート部5bによる支持の解除や再支持を各ロールスタンド毎に行う必要がないので、交換や保守作業の迅速化が図れる。また、ロールスタンドをパスラインP位置からオフライン位置へ移動させ、クレーン等でスタンド収容部から吊上げる際、ロールスタンドはサポート部に支持されるものではないため、容易に分解するようなことがなく、またスタンド収容部に上方から挿入する際はサポート部5bが案内ガイドとして機能するため、挿入作業の迅速化が図れる。さらに、被圧延材に咬止まりが生じた場合、圧延機の前後で被圧延材を切断すれば、スタンドシフト台車のオフライン位置への移動により被圧延材をロールスタンドと共に移動させることができる。そのため、作業スペースに余裕のある位置でロールスタンド間の被圧延材を切断することができ、被圧延材の切断作業の容易化を図ることができる。
一方、本実施の形態1に係る圧延機Mでは、スタンド個別引出し装置20によりスタンドシフト台車5に搭載されている垂直ロールスタンド2,4を個別に、圧延を行うパスラインP位置と、このパスラインP位置から外れたオフライン位置との範囲で往復移動させることができる。
即ち、本実施の形態1に係る圧延機Mでは、ジャッキ装置23のラム23aを伸長させることにより、昇降台フレーム24を所定の高位置に上昇させる。そして、減速機付モータ26の駆動によりネジロッド27を回転させることにより、連結穴がスライドベース6の引出し用フック部6aの先端に設けられたピン穴に合致する位置まで引出しブロック25を移動させる。次いで、図示しない連結ピンにより引出しブロック25の連結穴をスライドベース6の引出し用フック部6aに連結した後、ベースクランプ装置7のクランプ部材を縮小させてスライドベース6のスタンドシフト台車5との固定を解除する。
上記のようにしてスライドベース6の固定が解除されると、減速機付モータ26の駆動によりネジロッド27を逆回転させることにより、引出しブロック25をスタンドシフト台車5のスタンド収容部から離反する方向に移動させれば、垂直ロールスタンド2,4がスタンド個別引出し装置20の昇降台フレーム24に形成されたガイド部に案内されて圧延を行うパスラインP位置からオフライン位置に摺動移動することとなる。なお、垂直ロールスタンド2,4をスタンドシフト台車5の所定のスタンド収容部に戻す場合は、上記と逆の手順により操作を行えば良い。
本実施の形態1に係る圧延機Mでは、上記のとおり、スタンド個別引出し装置20によりスタンドシフト台車5に搭載されている垂直ロールスタンド2,4を個別に、パスラインP位置からオフライン位置に移動させることにより、ロールスタンド同士の間に十分のスペースを確保することができる。従って、本実施の形態1に係る圧延機Mによれば、被圧延材の圧延サイズの変更に際しての中間、仕上列のカリバの大幅なサイズ変更に付随してロール隙間を確認し、さらに被圧延材の圧延の安定化・品質向上のためにガイドの微調整を行う場合、従来例のように、ロールスタンドをスタンド収容部から吊り出す必要もないので、ロール隙間の設定変更作業のためのロール隙間の実測を容易に行うことができ、ロール隙間の設定変更作業所要時間の大幅な短縮が可能になる優れた効果を得ることができる。
次に、本発明の実施の形態2に係る条鋼圧延用の圧延機を、添付図面を参照しながら説明する。図6は本発明の実施の形態2に係る条鋼圧延用の圧延機のスタンドシフト台車上の垂直ロールスタンドをパスライン位置からオフライン位置に移動させ得る状態を示す模式的構成説明図である。なお、本発明の実施の形態2が上記実施の形態1と相違するところは、スタンド個別引出し装置の構成の相違にあり、これ以外の構成は上記実施の形態1と全く同構成であるから、スタンド個別引出し装置に係る説明に止める。
図に示す符号30は、本発明の実施の形態2に係る条鋼圧延用の圧延機のスタンド個別引出し装置であり、このスタンド個別引出し装置30は、下記のように構成されている。
即ち、床側に設置・撤去自在に据付けることができる据付台フレーム31の上に所定の間隔を隔てて複数の支持部材32が突設され、これら支持部材32の頂部に固定台フレーム33が架設されている。
前記固定台フレーム33の高さは、垂直ロールスタンド2,4が固定されたスライドベース6を引出し得る高さに設定されている。また、固定台フレーム33の上に、前記スライドベース6を摺動可能に案内するガイド部(図示省略)が形成されると共に、引出し用フック部6aの先端に設けられたピン穴に挿脱自在な連結ピンを介して連結される連結穴を備え、固定台フレーム33の長手方向に往復移動する引出しブロック34が設けられている。この引出しブロック34は固定台フレーム33の前記台座11から離れた側の端部に設けられてなる減速機付モータ35により可逆回転されるネジロッド36が螺着されており、ネジロッド36の可逆回転により往復動されるように構成されている。
以上の説明から良く理解されるように、本実施の形態2に係る圧延機は、スタンド個別引出し装置30の固定台フレーム33が固定式であって、設置・撤去自在であることと、昇降できなことが上記実施の形態1と相違するだけである。従って、本実施の形態2に係る条鋼圧延用の圧延機の場合には、垂直ロールスタンド2,4の対応位置に設置した後に、垂直ロールスタンド2,4をスタンドシフト台車5のスタンド収容部からスライドベース6を介して個別に引出すと共に、スタンドシフト台車5のスタンド収容部に戻すことができる。従って、本実施の形態2に係る圧延機によれば、スタンド個別引出し装置30の設置・撤去作業があるが、このスタンド個別引出し装置30の設置・撤去作業は操業中に実施することができるので、設置・撤去作業所要時間は実質的に上記実施の形態1と同様である。従って、本実施の形態2に係る圧延機によれば、上記実施の形態1に係る圧延機の場合とほぼ同等の効果を得ることができる。
なお、以上では、スタンド個別引出し装置により垂直ロールスタンドのみを個別に移動させる場合を例として説明した。しかしながら、これに限らず、例えばスタンド個別引出し装置により水平ロールスタンドのみを個別に移動させても同等の効果を得ることができるので、圧延機の形態は上記実施の形態に限定されるものではない。
本発明の実施の形態1に係り、条鋼圧延用の圧延機の模式的平面図である。 本発明の実施の形態1に係り、条鋼圧延用の圧延機を非駆動側から見た模式的側面図である。 本発明の実施の形態1に係り、条鋼圧延用の圧延機のスタンドシフト台車上の垂直ロールスタンドをパスライン位置からオフライン位置に移動させ得る状態を示す模式的構成説明図である。 本発明の実施の形態1に係り、条鋼圧延用の圧延機のスタンドシフト台車をパスライン位置からオフライン位置に移動させ得る状態を示す模式的構成説明図である。 本発明の実施の形態1に係り、条鋼圧延用の圧延機のスタンドシフト台車をパスライン位置からオフライン位置に移動させた状態を示す説明図である。 本発明の実施の形態2に係り、条鋼圧延用の圧延機のスタンドシフト台車上の垂直ロールスタンドをパスライン位置からオフライン位置に移動させ得る状態を示す模式的構成説明図である。 従来例に係る条鋼圧延用の圧延機の断面正面図である。 従来例に係る条鋼圧延用の圧延機の一部破断側面図である。
符号の説明
1…水平ロールスタンド(第1ロールスタンド)
2…垂直ロールスタンド(第2ロールスタンド)
3…水平ロールスタンド
4…垂直ロールスタンド
5…スタンドシフト台車,5a…台フレーム,5b…サポート部,5c…車輪
6…スライドベース,6a…引出し用フック部,6b…被クランプ部材
7…ベースクランプ装置
8…ストッパ
9…案内レール
10…シフトシリンダ
11…台座(ソールプレート)
12…台車クランプ装置
20…スタンド個別引出し装置,21…据付台フレーム,22…ガイド機構,22a…ガイドロッド,23…ジャッキ装置,23a…ラム,24…昇降台フレーム,25…引出しブロック,26…減速機付モータ,27…ネジロッド
30…スタンド個別引出し装置,31…据付台フレーム,32…支持部材,33…固定台フレーム,34…引出しブロック,35…減速機付モータ,36…ネジロッド
M…圧延機
…パスライン

Claims (3)

  1. 圧延ロールを有する複数のロールスタンドが搭載され、これら複数のロールスタンドを、圧延を行うパスライン位置と、このパスライン位置から外れたオフライン位置との範囲で一括して往復移動させるスタンドシフト台車を備えた条鋼圧延用の圧延機において、前記複数のロールスタンドは少なくとも第1ロールスタンドと第2ロールスタンドとからなり、これら第1ロールスタンドと第2ロールスタンドのうち何れか一方のロールスタンドは固定・固定解除自在なスライドベースを介して前記スタンドシフト台車にスライド可能に支持されると共に、スタンド個別引出し装置により圧延を行うパスライン位置と、このパスライン位置から外れたオフライン位置との間で前記第1ロールスタンドと第2ロールスタンドのうち他方のロールスタンドとは別個に往復移動されるように構成されてなることを特徴とする条鋼圧延用の圧延機。
  2. 前記スタンド個別引出し装置は、前記一方のロールスタンドを引出すときには、前記スタンドシフト台車の移動に支障にならない低位置から上昇されるように構成されてなることを特徴とする請求項1に記載の条鋼圧延用の圧延機。
  3. 圧延ロールを有する複数のロールスタンドが搭載され、これら複数のロールスタンドを、圧延を行うパスライン位置と、このパスライン位置から外れたオフライン位置との範囲で一括して往復移動させるスタンドシフト台車を備えた条鋼圧延用の圧延機において、前記複数のロールスタンドは少なくとも第1ロールスタンドと第2ロールスタンドとからなり、これら第1ロールスタンドと第2ロールスタンドのうち何れか一方のロールスタンドは固定・固定解除自在なスライドベースを介して前記スタンドシフト台車にスライド可能に支持されると共に、設置・撤去自在なスタンド個別引出し装置により圧延を行うパスライン位置と、このパスライン位置から外れたオフライン位置との間で前記第1ロールスタンドと第2ロールスタンドのうち他方のロールスタンドとは別個に往復移動されるように構成されてなることを特徴とする条鋼圧延用の圧延機。
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