JP2016153137A - ベンディング装置及び鋼板のベンディング方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】鋼板の端部をスリップさせることなく、精度よく円弧状に折り曲げる。
【解決手段】前進してきた鋼板Pの端部P’をトップロール5とピンチロール7との間に位置付け、ピンチロール7及びトップロール5の少なくとも一方を移動させ、ピンチロール7をトップロール5に対し、鋼板Pの端部P’よりも後方側に相対的に移動させ、後方側サイドロール8を上昇させると共に鋼板Pを前進させながら端部P’及びその周辺を円弧状に折り曲げる。その後、後方側サイドロール8を下降させると共に、ピンチロール7をトップロール5に対して前方側に相対的に移動させ、円弧状に折り曲げられた円弧状部分を前方側サイドロール9に押し付けながらさらに鋼板Pを前進させ、鋼板Pを円筒状に成形する。
【選択図】図10

Description

本発明は、ベンディング装置及び鋼板のベンディング方法に関する。
従来より、例えば、特許文献1のように、上ロールと一対の下ロールとの合計3本のロールを用いて鋼板を円弧曲げする方法が知られている。この方法では、一対の下ロールを上ロールに対して適宜前後移動させて端部の曲げ精度を向上させている。
また、特許文献2のような方法では、図20に示すように、上ロール105、下ロール107及び一対のサイドロール108,109の合計4本のロールで鋼板Pを円弧状に曲げるようにしている。
特開昭61−229424号公報 特開昭61−235023号公報
しかしながら、特許文献1のようなベンディング方法では、端部まで精度よく折り曲げようとすると、端部において十分に摩擦力を確保できず、端部がスリップしてしまうおそれがある。
また、特許文献2のようなベンディング方法では、鋼板Pの端部に平板状の未加工部Qが残ってしまい、その未加工部Qを加工するために、補正工程をさらに加えたり、別途プレス加工等の仕上げ加工を行ったりする必要がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、鋼板の端部をスリップさせることなく、精度よく円弧状に折り曲げることができるようにすることにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、適切なタイミングで、トップロール及びピンチロールの一方を他方に対してスライド移動させるようにした。
具体的には、第1の発明では、平板状の鋼板を円筒状に折り曲げるベンディング方法を前提とし、このベンディング方法は、
前進してきた上記鋼板の端部をトップロールとピンチロールとの間に位置付ける工程と、
上記ピンチロール及び上記トップロールの少なくとも一方を移動させ、上記ピンチロールを上記トップロールに対して上記鋼板の端部よりも後方側に相対的に移動させる後方ずらし工程と、
上記後方ずらし工程の後、後方側のサイドロールを上昇させると共に、上記鋼板を前進させながら上記端部及びその周辺を円弧状に折り曲げる工程と、
上記後方側のサイドロールを下降させると共に、上記ピンチロール及び上記トップロールの少なくとも一方を移動させ、上記ピンチロールを上記トップロールに対して前方に相対的に移動させる前方ずらし工程と、
上記前方ずらし工程の後、上記円弧状に折り曲げられた円弧状部分を前方側のサイドロールに押し付けながら上記鋼板を前進させることで、該鋼板を円筒状に成形する構成とする。
上記の構成によると、ピンチロール及びトップロールの少なくとも一方を移動させてピンチロールをトップロールに対して鋼板の端部よりも後方側に相対的に移動させることにより、前進する鋼板の端部のスリップを防止しながら、後方側サイドロールで端部及びその周辺が円弧状に折り曲げられる。その後、前方側の端部についても同様にピンチロール及びトップロールの少なくとも一方を移動させて前方ずらし工程を行った状態で、前方側のサイドロールに押し付けながら円弧状に折り曲げられた端部側をさらに前進させることで、鋼板全体を精度よく円筒状に成形することができる。ここで、前方は、供給されてきた鋼板が前進する方向をいい、鋼板が後退する方向を後方とする。ピンチロールをトップロールに対して相対的に移動させるときには、ピンチロール及びトップロールのいずれを移動させてもよい。
第2の発明では、平板状の鋼板を円筒状に折り曲げるベンディング装置を前提とし、このベンディング装置は、
ベースと、
上記ベースに立設された縦フレームに回転可能に支持されるトップロールと、
上記ベースにスライド移動可能に配置されたスライド板と、
上記スライド板を上記ベースに対してスライド移動可能に連結するスライド機構と、
上記スライド板に回転可能且つ上下移動可能に支持されると共に上記トップロールと協働して上記鋼板を挟み込むピンチロールと、
上記スライド板又は上記縦フレームに回転可能且つ斜め方向に昇降移動可能に支持された一対のサイドロールと、
上記鋼板を折り曲げる工程において上記スライド機構を駆動して上記トップロールに対して上記スライド板をスライド移動させる制御装置とを備える。
上記の構成によると、スライド板にピンチロールを支持させているので、スライド板ごとスライドさせることにより、トップロールとの位置関係を簡単な構成を用いて容易に変更することができる。ピンチロールをトップロールに対して鋼板の端部よりも後方側に相対的に移動させ、供給されてくる(前進する)鋼板の端部のスリップを防止しながら、後方側サイドロールにより端部まで円弧状に折り曲げられる。前方側の端部についても同様に前方側のサイドロールに押し付けながら鋼板を前進させることで、鋼板が精度よく円筒状に成形される。なお、一対のサイドロールは、スライド板及び縦フレームのいずれに回転可能且つ斜め方向に昇降移動可能に支持されていてもよい。
第3の発明では、平板状の鋼板を円筒状に折り曲げるベンディング装置を前提とし、このベンディング装置は、
ベースと、
上記ベースにスライド移動可能に配置されたスライド板と、
上記スライド板を上記ベースに対してスライド移動可能に連結するスライド機構と、
上記スライド板に回転可能に支持されるトップロールと、
上記ベースに立設された縦フレームに回転可能且つ上下移動可能に支持されると共に上記トップロールと協働して上記鋼板を挟み込むピンチロールと、
上記スライド板又は上記縦フレームに回転可能且つ斜め方向に昇降移動可能に支持された一対のサイドロールと、
上記鋼板を折り曲げる工程において上記スライド機構を駆動して上記ピンチロールに対して上記スライド板をスライド移動させる制御装置とを備える。
上記の構成によると、スライド板にトップロールを支持させているので、スライド板ごとスライドさせることにより、ピンチロールとの位置関係を簡単な構成を用いて容易に変更することができる。トップロールをピンチロールに対して鋼板の端部よりも後方側に相対的に移動させ、供給されてくる(前進する)鋼板の端部のスリップを防止しながら、後方側サイドロールにより端部まで円弧状に折り曲げられる。前方側の端部についても同様に前方側のサイドロールに押し付けながら鋼板を前進させることで、鋼板が精度よく円筒状に成形される。なお、一対のサイドロールは、スライド板及び縦フレームのいずれに回転可能且つ斜め方向に昇降移動可能に支持されていてもよい。
以上説明したように、本発明によれば、ピンチロールをトップロールに対して鋼板の端部よりも後方側に相対的に移動させた状態で後側ロールを押し付けて円弧状に折り曲げ、ピンチロールをトップロールに対して前方側に相対的に移動させた状態で前方ロールを押し付けながら前進させるようにしたことにより、鋼板の端部をスリップさせることなく、精度よく円弧状に折り曲げることができる。
本発明の実施形態1に係るベンディング装置を示す正面図である。 図1のII−II線拡大断面図である。 図1のIII方向から見た矢視図である。 図1のIV方向から見た矢視図である。 図2のV−V線断面図である。 成形工程の1つを示す概略側面図である。 成形工程の1つを示す概略側面図である。 成形工程の1つを示す概略側面図である。 成形工程の1つを示す概略側面図である。 成形工程の1つ(後方ずらし工程)を示す概略側面図である。 成形工程の1つを示す概略側面図である。 成形工程の1つ(前方ずらし工程)を示す概略側面図である。 成形工程の1つを示す概略側面図である。 成形工程の1つを示す概略側面図である。 成形工程の1つ(取り出し工程)を示す概略側面図である。 本発明の実施形態2に係るベンディング装置を示す正面図である。 図16のXVII−XVII線拡大断面図である。 本発明の実施形態3に係るベンディング装置を示す正面図である。 図18のXIX−XIX線拡大断面図である。 従来技術に係るベンディング方法の1工程を示す図13相当図である。
以下、本発明の実施形態1を図面に基づいて説明する。
−ベンディング装置の構成−
図1及び図2は本発明の実施形態1のベンディング装置1を示し、このベンディング装置1は、工場の建屋などに載置される平板状のベッド2を有する。このベッド2には、一対の対向する第1縦フレーム3と第2縦フレーム4とが立設されている。第1縦フレーム3と第2縦フレーム4との間の上側には、トップロール5が回転可能に支持されている。
第1縦フレーム3と第2縦フレーム4との間におけるトップロール5の下方には、ベッド2に対してスライド移動可能な一対のスライド板6が設けられている。このスライド板6には、ピンチロール7が回転可能且つ上下に移動可能に設けられている。また、スライド板6には、回転可能な後方側サイドロール8及び前方側サイドロール9がそれぞれ後方側昇降機構10及び前方側昇降機構11により、斜め方向に昇降可能に設けられている。このような構成により、ピンチロール7並びに後方側サイドロール8及び前方側サイドロール9は、スライド板6のスライド移動に伴って、トップロール5に対してスライド移動可能に構成されている。本実施形態では、トップロール5は、第1縦フレーム3及び第2縦フレーム4に対して回転はするが、スライド移動はしない。
なお、第2縦フレーム4には、起伏シリンダ15が設けられ、この起伏シリンダ15を伸縮させることで、第2縦フレーム4が起伏され、パイプ状となった鋼板Pをトップロール5の先端から取り外せるようになっている。
詳しくは図示しないが、トップロール5及びピンチロール7は、電動モータ16の動力が減速機を介して供給され、正転及び逆転するようになっている。ピンチロール7は、第1縦フレーム3に設けたピンチロール昇降機構18の上下移動用モータ18aを駆動し、上下移動フレーム18b内を上下移動可能となっている。第2縦フレーム4側は、連結棒18cにより連動して上下移動されるようになっている。
後方側昇降機構10及び前方側昇降機構11は、それぞれ昇降シリンダ10a,11aを有し、斜めに設けられた昇降フレーム10b,11bに対して後方側サイドロール8及び前方側サイドロール9をそれぞれ昇降移動させるようになっている。
図3〜図5に示すように、スライド板6は、ベッド2に対し、スライド機構12によってスライド移動可能に構成されている。すなわち、ベッド2には、シリンダ支持ピン13aを中心に揺動可能なスライドシリンダ13が設けられている。スライドシリンダ13のロッド13bは、ベッド2に立設したリンクピン14aを中心に揺動可能なリンク板14にシリンダ連結ピン14bに回転可能に連結されている。リンク板14の他端は、スライド板6に対し、板連結ピン14cを介して回転可能に連結されている。これにより、スライドシリンダ13を伸縮させれば、スライド板6が図3及び図4に矢印で示すように、ほぼ直線状にスライド移動するようになっている。
なお、詳しくは図示しないが、起伏シリンダ15、昇降シリンダ10a,11a、スライドシリンダ13等のアクチュエータは、油圧源に連結されており、成形後のパイプ径等の条件に合わせて制御装置20の制御により適宜駆動されるようになっている。また、電動モータ16、上下移動用モータ18a等のモータの制御も制御装置20により適宜行われるようになっている。
−鋼板のベンディング方法−
次に、本実施形態に係る鋼板Pのベンディング方法について説明する。
まず、図6に示すように、平らな鋼板Pを供給する(前進させる)。鋼板が供給されてくる側、つまり後方側(図6の左側)の後方側サイドロール8及びピンチロール7は、下降位置にあり、前方側の前方側サイドロール9は、上昇位置にある。ピンチロール7は、トップロール5の真下にある。
次いで、図7に示すように、ピンチロール7を上昇させて鋼板Pの端部P’をトップロール5と挟み込む。
次いで、図8に示すように、トップロール5及びピンチロール7を送り出し方向(前方)に回転させて鋼板Pを若干送り出すと共に、前方側サイドロール9を下降させる。
次いで、図9に示すように、トップロール5及びピンチロール7を戻り方向に逆転させて鋼板Pの端部P’がほぼトップロール5の中心とピンチロール7の中心とを結んだ直線上に来るように若干後退させる。
次いで、図10に示す後方ずらし工程において、白抜き矢印で示すようにスライド板6を後方側に距離dだけ水平にスライドさせた状態で、後方側サイドロール8を上昇させて鋼板Pを折り曲げる。
次いで、図11に示すように、トップロール5及びピンチロール7を送り出し方向に回転させて鋼板Pを若干送り出しながら折り曲げる。この工程により、端部P’及びその周辺のみが円弧状に折り曲げられる。
次いで、図12に示す前方ずらし工程において、適切なタイミングで後方側サイドロール8を下降させると共に、白抜き矢印で示すようにスライド板6を前方側に距離dだけ水平にスライドさせた状態で、前方側サイドロール9を上昇させて鋼板Pを折り曲げる。
次いで、図13に示すように、トップロール5及びピンチロール7を回転させて鋼板Pを前進させて折り曲げる。
次いで、図14に示すように、さらにトップロール5及びピンチロール7を回転させながら、鋼板Pを前進させて円筒状になるまで折り曲げる。
次いで、図15に示す取り出し工程において、スライド板6を元の位置に戻すと共に、ピンチロール7及び前方側サイドロール9を下降させ、起伏シリンダ15を縮小させて円筒状となった鋼板Pを取り出す。
このように本実施形態のように、トップロール5とピンチロール7とで鋼板Pを挟み込んだ状態でいずれかのサイドロール8,9で円弧状に折り曲げるときに、ピンチロール7をトップロール5に対し、鋼板Pを押し付けるサイドロール8,9側に距離dだけ、ずらすことにより、図12に示すように、サイドロール8,9の中心とピンチロール7の中心とを結んだ直線xと、この直線xに対してトップロール5から降ろした垂線yとの交点からピンチロール7の中心との距離L1が、図20に示す従来技術の対応する距離L0に比べて大きくなり(L1>L0)、鋼板Pの端部P’のぎりぎりまで円弧状に曲げることが可能となる。また、鋼板Pを送り出す方向へピンチロール7をずらした状態で折り曲げ加工を行うので、端部P’が滑って外れてしまうことはない。
したがって、本実施形態に係るベンディング装置1によると、鋼板Pの端部P’をスリップさせることなく、精度よく円弧状に折り曲げることができる。
(実施形態2)
図16及び図17は本発明の実施形態2のベンディング装置101を示し、スライドする部位が異なる点で上記実施形態1と異なる。なお、以下の各実施形態では、図1から図15と同じ部分については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
すなわち、本実施形態では、ピンチロール7のみをトップロール5、後方側サイドロール8及び前方側サイドロール9に対してスライド移動させるようにしている。
つまり、一対のスライド板106にピンチロール7のみが回転可能且つ上下移動可能に支持されている。一対のスライド板106は、互いに向かい合う方向に延びる連結部114を有し、この連結部114をスライドシリンダ13に押し引きされることで、スライド移動可能に構成されている。
トップロール5は、上記実施形態と同様に不動の第1縦フレーム3又は第2縦フレーム4に回転可能に支持されている。
後方側サイドロール8及び前方側サイドロール9は、ベッド2に固定された一対のサイドロール用縦フレーム103に、それぞれ後方側昇降機構10及び前方側昇降機構11により、斜め方向に昇降可能に設けられている。
上記実施形態1では、スライド板6をスライドさせることで、図6から図15に示す動作を行っているが、本実施形態では、スライド板106をスライドさせることで、ピンチロール7のみをスライド移動させる。このため、図6から図15に示す動作とは、後方側サイドロール8及び前方側サイドロール9とトップロール5との位置関係が一定である点で異なる。
しかし、本実施形態においても、上記実施形態1と同様に、鋼板Pの端部P’をスリップさせることなく、精度よく円弧状に折り曲げることができる。
(実施形態3)
図18及び図19は本発明の実施形態3のベンディング装置201を示し、スライドする部位が異なる点で上記実施形態1及び2と異なる。
本実施形態では、トップロール5のみをピンチロール7、後方側サイドロール8及び前方側サイドロール9に対してスライド移動させるようにしている。
つまり、トップロール5を回転可能に支持する第1スライド板203及び第2スライド板204がスライド機構12によってスライド移動可能に構成されている。例えば、スライドシリンダ13によって第1スライド板203及び第2スライド板204の側面が押し引きされるようになっている。
ピンチロール7、後方側サイドロール8及び前方側サイドロール9は、ベッド2に固定された一対の縦フレーム206に支持されている。上記実施形態1と比較すると、縦フレーム206は、スライド板6がベッド2に固定されるような構成となる。
なお、不動の縦フレーム206ではなく、スライド可能な第1スライド板203及び第2スライド板204に後方側サイドロール8及び前方側サイドロール9を斜め方向に昇降可能に設けてもよい。
本実施形態においても、上記実施形態1及び2と同様に鋼板Pの端部P’をスリップさせることなく、精度よく円弧状に折り曲げることができる。
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物や用途の範囲を制限することを意図するものではない。
1 ベンディング装置
2 ベッド
3 第1縦フレーム
4 第2縦フレーム
5 トップロール
6 スライド板
7 ピンチロール
8 後方側サイドロール
9 前方側サイドロール
10 後方側昇降機構
11 前方側昇降機構
10a,11a 昇降シリンダ
10b,11b 昇降フレーム
12 スライド機構
13 スライドシリンダ
13a シリンダ支持ピン
13b ロッド
14 リンク板
14a リンクピン
14b シリンダ連結ピン
14c 板連結ピン
15 起伏シリンダ
16 電動モータ
18 ピンチロール昇降機構
18a 上下移動用モータ
18b 上下移動フレーム
18c 連結棒
20 制御装置
101 ベンディング装置
103 サイドロール用縦フレーム
106 スライド板
201 ベンディング装置
203 第1スライド板
204 第2スライド板
206 縦フレーム
114 連結部
P 鋼板
P’ 端部

Claims (3)

  1. 平板状の鋼板を円筒状に折り曲げるベンディング方法において、
    前進してきた上記鋼板の端部をトップロールとピンチロールとの間に位置付ける工程と、
    上記ピンチロール及び上記トップロールの少なくとも一方を移動させ、上記ピンチロールを上記トップロールに対して上記鋼板の端部よりも後方側に相対的に移動させる後方ずらし工程と、
    上記後方ずらし工程の後、後方側のサイドロールを上昇させると共に、上記鋼板を前進させながら上記端部及びその周辺を円弧状に折り曲げる工程と、
    上記後方側のサイドロールを下降させると共に、上記ピンチロール及び上記トップロールの少なくとも一方を移動させ、上記ピンチロールを上記トップロールに対して前方に相対的に移動させる前方ずらし工程と、
    上記前方ずらし工程の後、上記円弧状に折り曲げられた円弧状部分を前方側のサイドロールに押し付けながら上記鋼板を前進させることで、該鋼板を円筒状に成形する
    ことを特徴とするベンディング方法。
  2. 平板状の鋼板を円筒状に折り曲げるベンディング装置において、
    ベースと、
    上記ベースにスライド移動可能に配置されたスライド板と、
    上記スライド板を上記ベースに対してスライド移動可能に連結するスライド機構と、
    上記ベースに立設された縦フレームに回転可能に支持されるトップロールと、
    上記スライド板に回転可能且つ上下移動可能に支持されると共に上記トップロールと協働して上記鋼板を挟み込むピンチロールと、
    上記スライド板又は上記縦フレームに回転可能且つ斜め方向に昇降移動可能に支持された一対のサイドロールと、
    上記鋼板を折り曲げる工程において上記スライド機構を駆動して上記トップロールに対して上記スライド板をスライド移動させる制御装置とを備える
    ことを特徴とするベンディング装置。
  3. 平板状の鋼板を円筒状に折り曲げるベンディング装置において、
    ベースと、
    上記ベースにスライド移動可能に配置されたスライド板と、
    上記スライド板を上記ベースに対してスライド移動可能に連結するスライド機構と、
    上記スライド板に回転可能に支持されるトップロールと、
    上記ベースに立設された縦フレームに回転可能且つ上下移動可能に支持されると共に上記トップロールと協働して上記鋼板を挟み込むピンチロールと、
    上記スライド板又は上記縦フレームに回転可能且つ斜め方向に昇降移動可能に支持された一対のサイドロールと、
    上記鋼板を折り曲げる工程において上記スライド機構を駆動して上記ピンチロールに対して上記スライド板をスライド移動させる制御装置とを備える
    ことを特徴とするベンディング装置。
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