JP6675251B2 - キャップ - Google Patents

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Description

本発明は、キャップに関するものである。
一般に、液体洗剤、液体漂白剤、液体柔軟剤、溶剤等の液状物や、粒状洗剤、粒状漂白剤、粒状調味料等の粉粒物を収納する容器では、ノズルを有しボトルの口部に装着されるノズルキャップと、ノズルから注出される内容物を計量する計量筒部を有し、容器に着脱自在に装着される計量キャップとを有するものがある(例えば、特許文献1)。
上記の容器においては、計量キャップを容器から外し、容器本体を傾け、ノズルの注ぎ口から内容物を計量キャップ内に注入して計量し、使用後に計量キャップを勘合して容器を正立させると、計量キャップ内に残留した内容物は計量キャップの外壁面からノズル部材のノズル底部に垂れ落ち、傾斜したノズル底部を伝って貫通孔から容器内部に回収される。
特許第5538193号公報
容器本体を傾けて内容物を計量キャップ内に注入して正確に計量する際には、内容物を整流した状態で注出することが好ましい。ところが、内容液を十分に整流するためにノズルを長くすると、容器の口部からのノズルの突出量が大きくなり、容器の全高が大きくなるという問題が生じる。
本発明は、以上のような点を考慮してなされたもので、容器の全高が大きくなることなく内容物を十分に整流して注出できるキャップを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に従えば、内容物を収納する容器本体の口部に着脱可能に装着されるキャップであって、前記口部に嵌合する筒状の内筒部と、前記内筒部の底部に設けられた底壁部と、前記底壁部から上方に突出し、前記内容物の注出を案内する案内面を有する樋状のノズルとを備え、前記底壁部は、前記ノズル内の前記案内面に囲まれた空間に開口する孔部と、前記ノズルとは逆方向に突出し前記案内面の少なくとも一部と面一の第2案内面を有する案内壁部とを有することを特徴とするキャップが提供される。
また、上記本発明の一態様に係るキャップにおいて、前記案内壁部は、前記口部の周方向における注出側に切欠部を有することを特徴とする。
また、上記本発明の一態様に係る容器において、前記案内壁部の前記逆方向側の端部は、前記内筒部の軸方向と直交する面と平行であることを特徴とする。
また、上記本発明の一態様に係る容器において、前記底壁部の上面には、最下部が前記孔部に接続する傾斜部が設けられていることを特徴とする。
また、上記本発明の一態様に係る容器において、前記内筒部は、前記口部と嵌合する嵌合部と、前記嵌合部よりも下方に位置し前記口部と隙間をあけて設けられた離間部とを有し、前記離間部には、前記内筒部を貫通する貫通孔が形成されていることを特徴とする。
また、上記本発明の一態様に係る容器において、前記案内壁部の平面視形状は、前記ノズルの平面視形状を含むことを特徴とする。
また、上記本発明の一態様に係る容器において、前記案内面および前記第2案内面には、前記ノズルの先端から前記案内壁部の先端に亘って延びる凸条が形成されていることを特徴とする。
また、上記本発明の一態様に係る容器において、前記凸条は、前記ノズルの幅方向の中心を挟んだ両側にそれぞれ形成されていることを特徴とする。
本発明のキャップでは、容器の全高が大きくなることなく内容物を十分に整流して注出することができる。
第1実施形態に係るキャップが装着された容器1の正立状態の頂部の縦断面図である。 ノズルキャップ6を上側から視た平面図である。 ノズルキャップ6の右側面図である。 ノズルキャップ6を下側から視た下面図である。 ノズルキャップ6を左下側から視た斜視図である。 ノズルキャップ6が装着された容器1を用いて、内容物を注出する動作を説明するための図である。 第2実施形態に係るノズルキャップ6を左下側から視た斜視図である。 第2実施形態に係るノズルキャップ6が装着された容器1を用いて、内容物を注出する動作を説明するための図である。 第3実施形態に係るノズルキャップ6を上側から視た平面図である。 第3実施形態に係るノズルキャップ6を左下側から視た斜視図である。 別形態に係るノズルキャップ6を上側から視た平面図である。 別形態に係るノズルキャップ6を左下側から視た斜視図である。
以下、本発明のキャップの実施の形態を、図1ないし図12を参照して説明する。
なお、以下の実施の実施形態は、本発明の一態様を示すものであり、この発明を限定するものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。また、以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺や数等を異ならせている。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係るキャップ(以下、ノズルキャップと称する)6が装着された容器1の正立状態の頂部の縦断面図である。容器1は、内容物を収納する容器本体2と、容器本体2における頂部に位置する口部3の外側に着脱可能に装着される計量キャップ4と、口部3の内側に嵌合する中栓状のノズルキャップ6とを備えている。
容器本体2は、例えばポリエチレン等のオレフィン系合成樹脂を用いたブロー成形により一体形成されている。容器本体2は、内容物として、例えば、液体洗剤、液体漂白剤、液体柔軟剤、溶剤等の液状物や、粒状洗剤、粒状漂白剤、粒状調味料等の粉粒物を収納するための収納空間2aを有している。容器本体2の口部3は、上下方向に延びる軸線Cを中心とする円筒状に形成されている。口部3は、収納空間2aを上方に開放している。口部3の外周には、軸線C周りに雄ねじ部3aが形成されている。
以下の説明では、軸線Cに沿った方向を軸線方向、軸線Cに直交する方向を径方向、軸線Cを中心とする軸周り方向を周方向と適宜称する。また、軸線方向における口部3の開放側を上方(上側)、口部3のボトル内方側を下方(下側)と適宜称する。また、軸線方向をZ方向とし、図1中、左右方向をX方向とし、Z方向およびX方向と直交する方向(図1中、紙面と直交する方向)をY方向として適宜説明する。
ノズルキャップ6は、例えば、ポリプロピレン等のオレフィン系合成樹脂を用いた射出成形により形成されている。ノズルキャップ6は、内筒部31、フランジ部32、底壁部33、ノズル34および案内壁部55を有している。内筒部31は、軸線Cを中心として延びており、口部3の内側に挿入されている。
図2は、ノズルキャップ6を上側から視た平面図であり、図3は右側面図である。図4は、ノズルキャップ6を下側から視た下面図である。図5は、ノズルキャップ6を左下側(−X側、且つ、−Z側)から視た斜視図である。内筒部31は、上側に位置し口部3の内周面と圧入状態で嵌合する嵌合部31aと、嵌合部31aよりも下方に位置し先細りとなるテーパ形状に形成されることにより口部3と隙間をあけて離間する離間部31bとを有している。離間部31bには、周方向における+XでX軸と交差する位置で、Z方向における底壁部33近傍の位置に、内筒部31を貫通する貫通孔51が形成されている。フランジ部32は、内筒部31が口部3の内部に挿入されたときに口部3の上端に上側から係合する。
底壁部33は、図1に示されるように、X軸方向に関して軸線Cと貫通孔51との間に位置しY軸方向に延びる領域を最下部として、X軸方向の端部から最下部に向かうに従って漸次傾斜する傾斜部52を有している。また、底壁部33は、孔部36を有している。孔部36は、底壁部33を貫通し、図2に示されるように、上側においてノズル34に囲まれた空間に開口している。孔部36は平面視略矩形状に形成されており、一部が+X側に延び傾斜部52の最下部に達している。
ノズル34は、底壁部33における傾斜部52から上方に突出し、+X側に開口する断面U字状をなして樋状に延びている。ノズル34の内側には、収納空間2aに収納された内容物(内容液)の注出を案内するための案内面53が形成されている。案内面53は、孔部36の周囲を取り囲んで形成されている。ノズル34の周方向中央(X軸との交差部)には、−X側に膨出する膨出部35が形成されている。案内面53の周方向中央(X軸との交差部)には、膨出部35によって断面が凹状に湾曲する溝部が形成されている。
案内壁部55は、底壁部33から下方に突出して形成されている。案内壁部55は、孔部36の外形に沿って、且つ孔部36の全周を取り囲むリブ状に突出している。案内壁部55の下側先端部は、軸線Cと直交する面と平行に形成されている。従って、案内壁部55を下側にして水平面に載置すると軸線Cは鉛直方向と平行となる。
案内壁部55の内周面の中、−X側に位置する面、すなわち、ノズル34の−X側を下側にして傾けたときに上側に向く面は、収納空間2aに収納された内容物(内容液)の注出を案内するための第2案内面56である。第2案内面56は、ノズル34の案内面53と面一に形成されている。換言すると、第2案内面56は、案内面53の一部を下側に延長させた形状に形成されている。
計量キャップ4は、例えばポリプロピレン等のオレフィン系合成樹脂を用いた射出成形により形成されている。計量キャップ4は、上方からノズル34を収容するように内筒部31の内側に入り込む有蓋円筒状の計量部41と、計量部41の軸線方向中間部の径方向外側に離間して設けられる円筒状の外筒部42と、外筒部42の上方側の端部から径方向内側に延びて計量部41の外周面に接続されるフランジ部43とを有している。
計量キャップ4は、計量部41の開口部を上方に向けた状態で注入した洗剤等の内容物と、計量部41の外周面あるいは内周面に刻印又は印字等により記された計量目盛(図示せず)との相対位置を視認可能である。
上記構成のノズルキャップ6が装着された容器1を用いて、内容物を注出する動作について説明する。
図6に示されるように、計量キャップ4を口部3から離脱させた容器1を、周方向について膨出部35が下側に位置した状態でノズル34の先端が下方に向くように傾けることにより、容器本体2の収納空間2aに収納されていた内容物Sがノズルキャップ6の近傍に移動する。そして、内容物Sの液位が案内壁部55の先端面における最も低い位置よりも高くなると、内容物Sは、案内壁部55を乗り越えて第2案内面56に流入する。
なお、口部3から計量キャップ4が離脱されている場合でも、内筒部31の嵌合部31aが口部3の内周面に圧入されているため、容器1を傾けた状態でもノズルキャップ6が口部3から離脱することが阻止される。
第2案内面56に流入した内容物Sは、下方に傾斜している第2案内面56および案内面53に順次案内され、孔部36を介して流動して整流されノズル34の先端から、例えば、計量キャップ4内に注出される。第2案内面56および案内面53を流動する内容物Sは、第2案内面56および案内面53が面一であることから整流状態が乱れることなく円滑に案内されて注出される。
内容物Sの注出が完了して容器1を直立させた際には、ノズル34に残留していた内容物Sの一部や計量キャップ4に残留していた内容物Sの一部が底壁部33の傾斜部52に沿って最下部に流動し、孔部36を介して収納空間2aに回収される。
以上のように、本実施形態のノズルキャップ6では、収納空間2aの内容物Sがノズル34の案内面53に加えて、底壁部33から容器本体2の収納空間2a側に突出する案内壁部55の第2案内面56にも案内されて整流されるため、ノズル34を長くすることなく十分に整流された状態で安定して内容物Sを注出することが可能になる。そのため、本実施形態のノズルキャップ6を用いることにより、容器1の全高が大きくなることを防止しつつ、高精度に内容物Sを計量することが可能になる。加えて、本実施形態のノズルキャップ6では、例えば、内容物Sを詰め替えのためにノズル34から収納空間2aに導入する場合、案内面53から第2案内面56に内容物Sが接触しながら落下するため、第2案内面56が形成されない場合と比較して誘導効果により内容物Sの詰め替え時間を短縮することができる。
また、本実施形態のノズルキャップ6では、案内壁部55の先端部が軸線Cと直交する面と平行であるため、案内壁部55の先端部を下側にして水平面に沿ってノズルキャップ6を載置した際に、軸線Cを鉛直方向と平行とすることができる。そのため、例えば、容器1の製造工程において、水平方向に離間・接近する一対のロボットアームを用いてノズルキャップ6の内筒部31を把持する際に、内筒部31の外周面が鉛直方向に沿って延在することから当該外周面を容易に把持することができる。
また、本実施形態のノズルキャップ6では、案内壁部55が内筒部31の外周よりも内側に離間して形成されており、また、孔部36の周囲を全周に亘って囲んで形成されているため、ノズルキャップ6を落下させた場合でも直接床等に接触しづらくなり、案内壁部55の損傷を抑制することができる。
さらに、容器1を傾けた際に孔部36が内容物Sによって閉塞されると、内容物Sの注出に伴って収納空間2aが負圧になり、注出速度が低下してしまう可能性があるが、本実施形態のノズルキャップ6では、内筒部31の離間部31bにおける注出時に上側となる位置に貫通孔51が形成されているため、収納空間2aと外部との間の空気流路を確保することができる。そのため、本実施形態のノズルキャップ6では、収納空間2aが負圧になることに起因して生じる注出速度の低下を回避することが可能になる。
(第2実施形態)
次に、ノズルキャップ6の第2実施形態について、図7および図8を参照して説明する。これらの図において、図1乃至図6に示す第1実施形態の構成要素と同一の要素については同一符号を付し、その説明を省略する。
図7は、ノズルキャップ6を左下側(−X側、且つ、−Z側)から視た斜視図である。
図7に示されるように、本実施形態のノズルキャップ6は、案内壁部55における周方向について、内容物Sの注出側の位置に局所的に切欠部57が設けられている。他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
本実施形態のノズルキャップ6が装着された容器1を用いて内容物を注出する際には、図8に二点鎖線で示されるように、容器1を傾けると、内容物Sの液位が切欠部57に達して切欠部57から内容物Sが第2案内面56に流入した後に、内容物Sの液位が案内壁部55の先端面における最も低い位置よりも高くなると、内容物Sが案内壁部55を乗り越えて第2案内面56に時間差をもって流入する。切欠部57は局所的に設けられているため、切欠部57から第2案内面56に流入する内容物Sの量は、案内壁部55を乗り越えて第2案内面56に流入する内容物Sの量よりも少ない。その結果、ノズル34の先端からは、最初に少ない量の内容物Sが注出された後に、時間差をあけて多くの量の内容物Sが注出されることになる。
使用者が容器1を傾けたときに、内容物Sを視認するまでの時間が長いと、傾ける角度を大きくしてしまい大量の内容物Sが一気に注出されることになりかねないが、本実施形態のノズルキャップ6が装着された容器1を用いた場合には、容器1を傾けたときに、最初に少ない量の内容物Sが注出されて視認できるため、その後に容器1を傾ける角度を必要以上に大きくしてしまうことを回避できる。従って、本実施形態のノズルキャップ6では、必要以上の量の内容物Sを注出してしまい、計量精度が低下することを回避できる。
(第3実施形態)
次に、ノズルキャップ6の第3実施形態について、図9および図10を参照して説明する。これらの図において、図1乃至図6に示す第1実施形態の構成要素と同一の要素については同一符号を付し、その説明を省略する。
図9は、第3実施形態に係るノズルキャップ6を上側から視た平面図である。図10は、第3実施形態に係るノズルキャップ6を左下側(−X側、且つ、−Z側)から視た斜視図である。本実施形態のノズルキャップ6における孔部36は、ノズル34の案内面53の外形と、案内面53の周方向一端と周方向他端とを結ぶ直線とで囲まれた範囲に形成されている。
また、案内壁部55は、上記の孔部36の外形に沿って、且つ孔部36の全周を取り囲むリブ状に突出している。すなわち、本実施形態におけるノズルキャップ6においては、案内壁部55の平面視形状は、ノズル34の平面視形状を含んでいる。
例えば、容器1の製造工程において、ノズル34の外形形状よりも小さい外形形状の案内壁部55を有する複数のノズルキャップ6を混在した状態でストックすると、案内壁部55がノズル34に入り込んでしまうスタッキングが生じる可能性がある。上記構成のノズルキャップ6においては、案内壁部55の平面視形状がノズル34の平面視形状を含んでいることから、複数のノズルキャップ6を混在した状態でストックした際にもスタッキングの発生を抑制することが可能になる。
なお、ノズルキャップ6のスタッキング対策としては、図9および図10に示した上記構成の他に、図11および図12に示されるように、案内面53および第2案内面56に、ノズル34の先端から案内壁部55の先端に亘って延びる凸条58が形成されている構成を採ることも可能である。案内面53および第2案内面56に凸条58が形成されていることにより、ノズル34と案内壁部55との一方が他方に入り込んでスタッキングが生じることをより確実に抑制することができる。
凸条58としては、ノズル34の幅方向の中心を挟んだ両側にそれぞれ形成されている構成が好適である。この構成を採ることにより、凸条58の間の空間に内容物Sを流動させて案内することができる。そのため、内容物Sに対する整流性をより向上させることが期待できる。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。上述した例において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態では、ノズル34および案内面53が断面U字状である構成を例示したが、これに限定されるものではなく、断面V字状や断面コ字状(凹字状)であってもよい。
1…計量キャップ付き容器(容器)、 2…容器本体、 3…口部、 4…計量キャップ、 6…キャップ(ノズルキャップ)、 31…内筒部、 31a…嵌合部、 31b…離間部、 33…底壁部、 34…ノズル、 36…孔部、 51…貫通孔、 52…傾斜部、 53…案内面、 55…案内壁部、 56…第2案内面、 57…切欠部、 S…内容物

Claims (7)

  1. 内容物を収納する容器本体の口部に着脱可能に装着されるキャップであって、
    前記口部に嵌合する筒状の内筒部と、
    前記内筒部の底部に設けられた底壁部と、
    前記底壁部から上方に突出し、前記内容物の注出を案内する案内面を有する樋状のノズルとを備え、
    前記底壁部は、前記ノズル内の前記案内面に囲まれた空間に開口する孔部と、
    前記ノズルとは逆方向に突出し前記案内面の少なくとも一部と面一の第2案内面を有する案内壁部とを有し、
    前記案内壁部は、前記孔部の外形に沿って、且つ前記孔部の全周を取り囲むリブ状に突出し、
    前記案内壁部の前記第2案内面の平面視形状は、前記ノズルの前記案内面の平面視形状を全て含むことを特徴とするキャップ。
  2. 前記案内壁部は、前記口部の周方向における注出側に切欠部を有することを特徴とする請求項1記載のキャップ。
  3. 前記案内壁部の前記逆方向側の端部は、前記内筒部の軸方向と直交する面と平行であることを特徴とする請求項1または請求項2記載のキャップ。
  4. 前記底壁部の上面には、最下部が前記孔部に接続する傾斜部が設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のキャップ。
  5. 前記内筒部は、前記口部と嵌合する嵌合部と、前記嵌合部よりも下方に位置し前記口部と隙間をあけて設けられた離間部とを有し、
    前記離間部には、前記内筒部を貫通する貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のキャップ。
  6. 前記案内面および前記第2案内面には、前記ノズルの先端から前記案内壁部の先端に亘って延びる凸条が形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のキャップ。
  7. 前記凸条は、前記ノズルの幅方向の中心を挟んだ両側にそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項記載のキャップ。
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