JP4757526B2 - 計量キャップ - Google Patents

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Description

本発明は、容器に取り付けられる計量キャップに関する。
容器に取り付けられるキャップにおいては、所定量の液体を容器内から排出するために、計量を可能とした計量キャップが適用される場合がある(例えば、特許文献1参照)。このような計量キャップでは、計量室に所定量の液体を一旦蓄えた後に、この蓄えた液体を排出することで、所定量排出を可能としている。
この従来の計量キャップでは、排出に必要な所定量の液体を蓄える計量室を設けなければならず、排出量に応じて計量キャップを大きくする必要がある。
特開2001−106274公報
本発明は、上記事実を考慮して、排出に必要な量の液体を蓄える計量室を設けずに、所定量の液体排出を可能とする計量キャップを提供することを課題とする。
請求項1に記載する本発明の計量キャップは、容器の流出口に取り付けられ、前記容器内の液体の排出路が形成されると共に、前記容器を倒立したときに前記容器内の液体が流入可能な流入室を備え、前記排出路に配置される液体排出用の排出口が前記容器への取付部付近でかつ前記流入室の側部に形成された液流入部と、前記液流入部の前記流入室内に収容され、前記容器を倒立したときに前記流入室に流入する液体により浮上して前記容器の前記流出口及び前記排出路を塞ぐ閉塞手段と、を有することを特徴とする。
請求項1に記載する本発明の計量キャップによれば、容器を倒立した場合、容器内の液体が、容器の流出口から液流入部の排出路を通って排出されると共に、液流入部の流入室に流入する。液流入部内では、流入室に流入する液体により閉塞手段が浮上して容器の流出口及び排出路を塞ぐ。ここで、排出路に配置される液体排出用の排出口は、容器への取付部付近でかつ流入室の側部に形成されているので、容器内の液体は、閉塞手段によって容器の流出口及び前記排出路が塞がれるまで、排出路を通って排出口から排出される。これによって、排出に必要な量の液体を蓄える計量室を設けずに、所定量の液体排出が可能となる。
請求項に記載する本発明の計量キャップは、請求項1記載の構成において、前記閉塞手段が前記排出路を塞ぐまでの時間を変更可能としたことを特徴とする。
請求項に記載する本発明の計量キャップによれば、閉塞手段が前記排出路を塞ぐまでの時間が変更可能となっており、これにより、容器からの液体の排出量を変えることができる。
請求項に記載する本発明の計量キャップは、請求項記載の構成において、前記流入室の容積を変更可能とすることにより、前記閉塞手段が前記排出路を塞ぐまでの時間を変更可能としたことを特徴とする。
請求項に記載する本発明の計量キャップによれば、流入室の容積を変更可能とすることにより、閉塞手段が排出路を塞ぐまでの時間が変更可能となっており、容器からの液体の排出量を変えることができる。
請求項に記載する本発明の計量キャップは、請求項1記載の構成において、前記排出路の少なくとも一部の路幅を変更可能としたことを特徴とする。
請求項に記載する本発明の計量キャップによれば、排出路の少なくとも一部の路幅が変更可能となっており、これにより、容器からの液体の排出量を変えることができる。
請求項に記載する本発明の計量キャップは、請求項記載の構成において、前記排出路に配置される前記排出口の大きさを変更可能としたことを特徴とする。
請求項に記載する本発明の計量キャップによれば、排出路に配置される排出口の大きさが変更可能となっており、これにより、容器からの液体の排出量を変えることができる。
請求項6に記載する本発明の計量キャップは、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の構成において、前記閉塞手段は、計量キャップの上下方向に見て多角形に形成された浮き栓とされ、前記液流入室の内周面は、計量キャップの上下方向に見て円形状に形成されている。
請求項6に記載する本発明の計量キャップによれば、閉塞手段は、計量キャップの上下方向に見て多角形に形成された浮き栓となっており、液流入室の内周面は、計量キャップの上下方向に見て円形状に形成されているので、液流入室の内周面への浮き栓の吸着が防止されると共に、浮き栓の周囲には液流入室の内周面との間に隙間が常時形成されて液体がその隙間を流動する。
請求項7に記載する本発明の計量キャップは、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の構成において、前記閉塞手段は、前記容器の前記流出口側へ向けられる部位が先細り形状に形成された浮き栓とされている。
請求項7に記載する本発明の計量キャップによれば、閉塞手段は、容器の流出口側へ向けられる部位が先細り形状に形成された浮き栓となっているので、液体が液流入部に流入する際の排出路を確保しやすくなり、さらに、容易に容器の流出口側を隙間なく塞ぐことができる。
請求項8に記載する本発明の計量キャップは、請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の構成において、前記閉塞手段は、前記容器の前記流出口側とは反対側へ向けられる部位が先細り形状に形成された浮き栓とされている。
請求項8に記載する本発明の計量キャップによれば、閉塞手段は、容器の流出口側とは反対側へ向けられる部位が先細り形状に形成された浮き栓となっているので、浮き栓が(例えば粘性の高い)液体によって液流入室の底部に吸着するのを防止できる。
以上説明したように、本発明の計量キャップによれば、排出に必要な量の液体を蓄える計量室を設けずに、所定量の液体排出が可能になるという優れた効果を有する。
本発明における計量キャップの第1の実施形態を図面に基づき説明する。
(第1の実施形態)
図1に示されるように、計量キャップ10が取り付けられる容器12には、筒状の開口首部14が形成されており、この開口首部14の外周面側に計量キャップ取付用の雄ネジ部14Aが形成されている。
計量キャップ10には、液流入部11が形成され、この液流入部11は、容器12への取付側が開口した内筒部20、及び内筒部20の外周面に対して所定間隔を置いて囲むように形成された外筒部30を備えており、外筒部30の軸方向の一方側が容器12への取付部32とされている。この取付部32には、容器12の開口首部14の内周面に面接触して配置される小径筒部34が形成されると共に、小径筒部34の外周面に対して所定間隔を置いて囲むように形成された大径筒部36が設けられている。大径筒部36の内周部には、開口首部14の雄ネジ部14Aと螺合可能な雌ネジ部36Aが形成されており、雄ネジ部14Aに雌ネジ部36Aが螺合されることで、計量キャップ10は、容器12の流出口としての容器出口部16に取り付けられる。
なお、図中では、雌ネジ部36A及び雄ネジ部14Aの形状を分かりやすく図示するために、雌ネジ部36Aと雄ネジ部14Aとの間に若干の隙間を介在させて図示しているが、実際には、雌ネジ部36Aと雄ネジ部14Aとが精度良く螺合されている。(他図においても同様である。)
小径筒部34の先端内周側には、筒状の係止リブ35が一体的に形成されており、係止リブ35と小径筒部34との間には、連結部材38の筒状係止部38Aが嵌入されている。連結部材38には、筒状係止部38Aの内周側に円筒状の案内口部38Bが一体的に形成されている。この連結部材38は、液流入部11の一部を構成しており、案内口部38Bは、容器12の容器出口部16から流出した液体を内筒部20へ導くようになっている。
外筒部30の容器12への取付側と反対側には、計量キャップ10を覆う有底筒状の蓋体40が配置される。蓋体40は、先端側が内筒部20と外筒部30との間で外筒部30の内周面30Aに接して配置される第1筒部42と、第1筒部42の中間部から延出して外筒部30の外周面30B側に配置される第2筒部44とを備える。
計量キャップ10の外筒部30の外周面30Bにおいては、蓋体40の抜け止め用として、図3に示されるように、取付部32の上方に抜止凸部39が形成されている。抜止凸部39は、外筒部30の外周面30Bに沿って帯状に延びており、図2(B)に示されるように、所定間隔を置いて複数(本実施形態では、3個)形成されている。図2に示されるように、蓋体40には、第2筒部44の開口先端側の内周部に複数(本実施形態では3個)の突起部44Aが形成されており、各突起部44Aの幅は、外筒部30における抜止凸部39の端部同士の間における寸法に比べて僅かに小さい。
蓋体40で計量キャップ10(図1参照)を覆う際には、突起部44Aを図3に示される抜止凸部39の端部同士の間(抜止凸部39が形成されていない部分)から容器12側へ移動させた後に、図2に示される蓋体40を左右いずれか一方(矢印A方向、又は、矢印B方向)に捻ることで、突起部44Aが抜止凸部39に係止するようになっている。
図1(A)に示されるように、内筒部20は、有底筒状とされており、外筒部30と一体化されている。内筒部20には、底部22Aを備えた液流入室22が形成されており、図4に示されるように、容器12を倒立したときに容器12内の液体が流入可能とされている。また、内筒部20には、容器12への取付部32付近に液体の排出口24が複数(本実施形態では、図1(B)に示されるように、4個)貫通形成されており、液流入部11には、この排出口24を含む流路として容器12内の液体の排出路23が形成されている。排出口24によって内筒部20内と外筒部30内とが連通され、排出路23を流れる液体は、外筒部30の取付部32の反対側に形成された開放部31を注ぎ口として排出されるようになっている。
なお、本実施形態では、排出路23は、連結部材38の案内口部38B、内筒部20の(底部22Aとは反対側の)開口側部分(排出口24を含む)、内筒部20の外周部、及び、外筒部30の内周部によって形成されている。
内筒部20内には、閉塞手段としての浮き栓26が収容されている。この浮き栓26は、容器12内の液体に対して浮力によって重力方向上方に浮上可能な浮き体で構成される。図5(A)に示されるように、本実施形態では、浮き栓26は、それぞれ一方側が開口した2ピース26A、26Bを係合させてなり、中空構造とされている。浮き栓26の軸心方向両端側は、先細り形状(略円錐状)となっており、両先端側は、R状に丸みを帯びている。
図5(B)に示されるように、浮き栓26は、平面視で多角形(本実施形態では、六角形)とされている。図1(B)に示される円筒状の内筒部20内に収容される浮き栓26の中間部を平面視で多角形(本実施形態では、六角形)とすることで、浮き栓26が液流入室22の内周面に吸着するのを防止すると共に、液流入室22内において、浮き栓26の軸心を液流入室22の軸心に一致させながら、浮き栓26の周囲には、液流入室22の内周面との間に液体が流動可能な隙間を常時形成することができる。
図4(B)に示されるように、浮き栓26は、容器12を倒立したときに液流入室22に流入する液体により浮上して、案内口部38Bを塞ぐことによって、容器12の容器出口部16を塞ぐと共に、排出路23(図4(A)参照)を塞ぐようになっている。
ここで、図4に示されるように、浮き栓26の軸心方向両端側を先細り形状(略円錐状)とすることで、浮き栓26と液流入室22の底部22Aとの接触面積を小さくして浮き栓26が(例えば粘性の高い)液体によって底部22Aに吸着するのを防止できると共に、液体が液流入部11に流入する際の排出路23を確保しやすくなり、さらに、容易に案内口部38Bを隙間なく塞ぐことができる。
次に、上記の実施形態の作用を説明する。
図1に示されるように、使用前においては、容器12は正立状態で置かれる。この場合、浮き栓26は、自重により容器12寄りに位置し、案内口部38Bを塞ぐ。
容器12内の液体を所定量排出するために、蓋体40を計量キャップ10から外して容器12を倒立すると、図4(A)に示されるように、浮き栓26は、自重により液流入室22の底部22Aへ移動する。これにより、案内口部38Bが開放され、容器12内の液体が容器出口部16及び案内口部38Bを経て内筒部20へ流れ込む。このとき、流れ込む液体の一部は、排出口24を通過する排出路23を経て排出され、他の一部は、液流入室22内に流入される。
液流入室22では、流入する液体により液面が上昇し、これに伴って浮き栓26が浮力で浮上する。液面がある程度上昇すると、図4(B)に示されるように、浮き栓26は、案内口部38Bを塞ぐ。このため、容器出口部16及び排出路23(図4(A)参照)が塞がれた状態となる。
これにより、容器12内の液体は、浮き栓26によって案内口部38B(容器出口部16及び排出路23)が塞がれるまで、図4(A)に示されるように、排出路23を通って排出口24を経て排出されるので、所定量の液体を排出することが可能となり、また、浮き栓26によって排出が自動停止される。
このように、液体の排出量は、(浮き栓26の移動距離、液流入室22の容積等の設定による)浮き栓26が案内口部38B(容器出口部16及び排出路23)を塞ぐまでの時間の設定、排出口24の大きさの設定等により決まる。
所定量の液体を排出した後に、容器12を正立状態に戻すと、液流入室22内に残留した液体が、浮き栓26と内筒部20との間から容器12へ向けて流れ、液流入室22内は、再び液体のない状態となる。
以上、説明したように、本実施形態によれば、種々の粘度の液体に適用することができ、容器12を傾けるだけで簡単に所定量の液体排出をすることができる。また、排出に必要な量の液体を蓄える計量室を設けないため、小さな計量キャップ10で(所定量の)大量の液体排出も可能になる。
また、計量キャップ10が少ない部品からなるので、ローコスト化が図れるうえ、容器12に特殊な機構を必要としないので、汎用性が高い。なお、計量キャップ10を容器12から外せば、容器12内の液体を自由に排出することができる。
(第2の実施形態)
次に、計量キャップの第2の実施形態を図6から図9に基づき説明する。なお、第1の実施形態と同一部材については、同一符号を付して説明を省略する。また、内筒部50は、以下に説明する点を除き、第1の実施形態における内筒部20とほぼ同様の構成であるので、同様の部分については、同一符号を付して説明を省略する。
図6に示されるように、外筒部30の容器12への取付側には、小径筒部34から内周側に屈曲した円筒状の案内口部30Cが一体的に形成されている。外筒部30における案内口部30Cと小径筒部34との間には、外筒部30とは別体とされる内筒部50の開口先端部50Aが差し込まれている。案内口部30Cは、容器12の容器出口部16から流出した液体を内筒部50へ導くようになっている。
なお、本実施形態では、図8(A)に示されるように、排出路23は、外筒部30の案内口部30C及びその連続部、内筒部50の(底部22Aとは反対側の)開口側部分(排出口24を含む)、内筒部50の外周部、及び、外筒部30の内周部によって形成されている。
図6に示されるように、小径筒部34の内周部には、外筒部30の軸心方向に延びる第1案内溝34Aが計3本(図6(B)参照)形成されると共に、この第1案内溝34Aと交わって外筒部30の軸心方向に直角な方向に延びる第2案内溝34Bが形成されている。内筒部50には、開口先端部50A寄りに突起部50Bが形成されており、この突起部50Bは、第1、第2案内溝34A、34B内を移動可能な大きさとされている。
内筒部50の底部22A寄りには、外周面50Cから容器取付側とは反対側向きに末広がり状に張り出した張出部50Dが形成されている。この張出部50Dは、突起部50Bが第2案内溝34Bに位置する場合には、内筒部50と外筒部30との間の隙間を塞ぐと共に、張出部50Dの先端部は、外筒部30の外周面30Bよりも外側へ向けて突き出している。
ここで、上記の実施形態における計量キャップ10の取り扱い及び作用を説明する。
図6に示されるように、使用前においては、容器12は正立状態で置かれる。この場合、浮き栓26は、自重により案内口部30Cを塞ぐ。
容器12内の液体を所定量排出する際には、張出部50Dの先端部を把持して軸心を中心として内筒部50を捻ると、突起部50Bが第2案内溝34Bに沿って(矢印X方向に)移動する。突起部50Bが第1案内溝34Aの下位置に配置された状態(図6に示される状態)で、内筒部50を容器12から離間する方向に引っ張ると、図7(A)に示されるように、突起部50Bが第1案内溝34Aに沿って(矢印Y方向に)移動し、内筒部50が引き出される。
次に、容器12を倒立すると、図8(A)に示されるように、浮き栓26は、自重により液流入室22の底部22Aへ移動する。これにより、案内口部30Cが開放され、容器12内の液体が容器出口部16及び案内口部30Cを経て内筒部50へ流れ込む。このとき、流れ込む液体の一部は、排出口24を通過する排出路23を経て排出され、他の一部は、液流入室22内に流入される。
液流入室22では、流入する液体により液面が上昇し、これに伴って浮き栓26が浮力で浮上する。液面がある程度上昇すると、図8(B)に示されるように、浮き栓26は、案内口部30Cを塞ぐ。このため、容器出口部16及び排出路23(図8(A)参照)が塞がれた状態となる。
これにより、容器12内の液体は、浮き栓26によって案内口部30C(容器出口部16及び排出路23)が塞がれるまで、図8(A)に示されるように、排出路23を通って排出口24を経て排出されるので、所定量の液体を排出することが可能となる。
所定量の液体を排出した後に、容器12を正立状態に戻すと、図9に示されるように、液流入室22内に残留した液体が、浮き栓26と内筒部50との間から容器12へ向けて流れ、液流入室22内は、再び液体のない状態となる(図6(A)参照)。
(第3の実施形態)
次に、計量キャップの第3の実施形態を図10から図14に基づき説明する。第3の実施形態は、液流入室22の容積を変更可能とすることにより、浮き栓26が排出路23を塞ぐまでの時間を変更可能とし、容器12から排出する液体の量を変更させる点が特徴である。なお、第1、第2の実施形態と同一部材については、同一符号を付して説明を省略する。また、以下に説明する点を除き、内筒部52は、第2の実施形態における内筒部50とほぼ同様の構成であり、取付外筒部60は、第2の実施形態における外筒部30とほぼ同様の構成であるので、それぞれ同様の部分については、同一符号を付して説明を省略する。
図10に示されるように、液流入部11は、取付外筒部60、延長外筒部62、及び、内筒部52を備える。取付外筒部60は、容器12に取り付けられる。取付外筒部60の円筒状の案内口部30Cには、内向きに突出して浮き栓26と当接可能とされた突部60Aが形成されると共に、開口先端側(図10(A)の上側)に切欠60Bが複数(本実施形態では、図10(C)に示されるように、計4個)形成されている。
図10(A)に示されるように、取付外筒部60において、容器12への取付側と反対側(図10(A)の上側)の筒状突出部61には、外周部に案内溝61Aが形成されている。案内溝61Aは、図10(A)の右側に示されるように、取付外筒部60の軸心方向及びこの軸心方向に直角な方向に交互に延びる階段状とされており、図10(B)に示されるように、筒状突出部61の外周部に複数箇所(本実施形態では計4箇所)形成されている。
図10(A)に示されるように、取付外筒部60の筒状突出部61には、取付外筒部60とは別体とされる延長外筒部62が移動可能に取り付けられる。延長外筒部62は、軸方向の両側が開放された円筒状の注ぎ部63を備えており、この注ぎ部63の中間部からは、外向きに延出された把持部63Hが形成されると共に、把持部63Hより延出した筒状の大径部64が形成される。大径部64は、注ぎ部63の外周面に対して所定間隔を置いて囲むように延出されている。
注ぎ部63の取付側先端部には、外向きに突出した当接部63Aが形成され、取付状態では、この当接部63Aが筒状突出部61の内周面に当接して配置される。大径部64の取付側先端部には、内向きに突出した突起部64Aが複数(本実施形態では、図10(B)に示されるように、4個)形成され、取付状態では、この突起部64Aが案内溝61A内に配置されるようになっている。大径部64において、突起部64Aに対応する外周面の位置には、図11に示されるように、三角形の目印64Bが表示されている。
図10(B)に示されるように、延長外筒部62には、内筒部52が一体化されており、図10(A)に示されるように、取付外筒部60に対して相対移動可能とされている。内筒部52は、底部22A側(図10(A)では上側)が先細り形状となっている。
なお、本実施形態では、図13及び図14に示されるように、排出路23は、取付外筒部60の案内口部30C(切欠60Bを含む)、内筒部52の(底部22Aとは反対側の)開口側部分(排出口24を含む)、内筒部52の外周部、取付外筒部60の内周部、及び、延長外筒部62の注ぎ部63の内周部によって形成されている。
ここで、上記の実施形態における計量キャップ10の取り扱い及び作用を説明する。
図10に示されるように、使用前においては、容器12は正立状態で置かれる。この場合、浮き栓26は、自重により容器12寄りに位置し、突部60Aと当接して案内口部30Cを塞ぐ。
容器12内の液体を所定の小容量分(例えば20ml)排出する際には、把持部63Hを把持して延長外筒部62を容器12から離間する方向に引っ張って突起部64Aを案内溝61Aに沿って1段階分移動させる(図11(A)及び図12(A)参照)。このとき、延長外筒部62に連動して内筒部52が1段階分だけ移動し、小さな液流入室22が形成される。
この状態で、図13に示されるように、容器12を倒立させると、浮き栓26は、自重により液流入室22の底部22Aへ移動する。これにより、浮き栓26が突部60Aから離間して案内口部30Cが開放され、容器12内の液体が容器出口部16及び案内口部30Cを経て内筒部52へ流れ込む。このとき、流れ込む液体の一部は、排出口24を通過する排出路23を経て排出され、他の一部は、液流入室22内に流入される。
液流入室22では、流入する液体により液面が上昇し、これに伴って浮き栓26が浮力で浮上する。液面がある程度上昇すると、浮き栓26は、突部60Aに当接して案内口部30Cを塞ぐ。このため、容器出口部16及び排出路23が塞がれた状態となる。
ここで、延長外筒部62は、1段階分しか引き出されていないため、液流入室22は、小さな容積となっており、浮き栓26は、比較的短い時間で案内口部30Cを塞ぐことになる。
これにより、容器12内の液体は、浮き栓26によって案内口部30C(容器出口部16及び排出路23)が塞がれるまでの短い時間、排出路23を通って排出口24を経て排出されるので、所定の小容量分(例えば20ml)の液体を排出することが可能となる。
所定の小容量分(例えば20ml)の液体を排出した後に、容器12を正立状態に戻すと、液流入室22内に残留した液体が、浮き栓26と内筒部52との間から容器12へ向けて流れ、液流入室22内は、再び液体のない状態となる(図10(A)参照)。
液体の排出量を所定の小容量分(例えば20ml)から所定の大容量分(例えば60ml)に変更する場合には、図10(A)に示される把持部63Hを把持して延長外筒部62を回転させながら容器12から離間する方向に引っ張り、突起部64Aを案内溝61Aに沿って3段階の位置へ移動させる(図11(B)及び図12(B)参照)。このとき、延長外筒部62に連動して内筒部52が3段階の位置へ移動し、図12(B)に示されるように、大きな液流入室22が形成される。
この状態で、図14に示されるように、容器12を倒立させると、所定の小容量分(例えば20ml)を排出した場合と同様に、容器12内の液体は、浮き栓26によって案内口部30C(容器出口部16及び排出路23)が塞がれるまでの間、排出路23を通って排出口24を経て排出される。
ここで、延長外筒部62は、3段階分引き出しているため、液流入室22は、大きな容積となっており、浮き栓26が案内口部30Cを塞ぐまでの時間は長くなる。これにより、液体の排出量を所定の大容量分(例えば60ml)にすることができる。
なお、本実施形態において、液体の排出量を所定の小容量分(例えば20ml)から所定の中容量分(例えば40ml)に変更する場合には、延長外筒部62を回転させながら容器12から離間する方向に引っ張って突起部64Aを案内溝61Aに沿って2段階の位置へ移動させることになる。
このように、本実施形態では、液流入室22の容積を変更可能とすることにより、浮き栓26が排出路23を塞ぐまでの時間を変更可能とし、液体の排出量を変更させている。
なお、上記第3の実施形態では、内筒部52と一体とされる延長外筒部62の突起部64Aを取付外筒部60の案内溝61Aに沿って段階的に移動させることで、液流入室22の容積を変更可能としているが、例えば、延長外筒部62を取付外筒部60に螺合させる構造とし、延長外筒部62を捻ることで、延長外筒部62及び内筒部52を移動させて液流入室22の容積を変更可能とする等のような他の構成を適用してもよい。
(第4の実施形態)
次に、計量キャップの第4の実施形態を図15から図17に基づき説明する。第4の実施形態は、排出路23に配置される排出口24の大きさを変更可能として容器12から排出する液体の量を変更させる点が特徴である。なお、第1〜第3の実施形態と同一部材については、同一符号を付して説明を省略する。また、以下に説明する点を除き、取付外筒部70は、第3の実施形態における取付外筒部60とほぼ同様の構成であり、内筒部54は、第3の実施形態における内筒部52とほぼ同様の構成であるので、それぞれ同様の部分については、同一符号を付して説明を省略する。
図15に示されるように、液流入部11は、取付外筒部70、延長外筒部72、及び、内筒部54を備える。取付外筒部70は、容器12に取り付けられる。取付外筒部70において、容器12寄りに配置される案内口部30Cには、開口先端側(図15の上側)に切欠70Aが複数(本実施形態では、図17に示されるように、計3個)形成されている。図17に示されるように、切欠70Aは等間隔に形成され、各切欠70Aの大きさは等しい。
図15に示されるように、取付外筒部70の筒状突出部61には、図15の右半分に示されるように、外周面の周方向に沿って量表示目盛71Aが表示されている。筒状突出部61の開口先端部内側には、図15の左半分に示されるように、係止凸部71Bが内周面に沿って環状に突出形成されている。
取付外筒部70の筒状突出部61の内周側には、内筒部54と一体化された延長外筒部72が配置される。延長外筒部72の取付側先端部の外周側には、係止凸部72Aが外周面に沿って環状に突出形成されており、延長外筒部72の係止凸部72Aと取付外筒部70の係止凸部71Bとが係止可能となっている。これによって延長外筒部72の軸方向の移動範囲が規制されている。延長外筒部72の外周面には、図15の右半分に示されるように、指示マーク72Bが表示されている。また、指示マーク72Bから見て取付側とは反対側には、延長外筒部72の中間部で外向きに突出された把持部72Hが形成されている。
内筒部54には、容器12への取付部32付近に大きさが異なる複数の排出口24が貫通形成されている。本実施形態では、図17に示されるように、小、中、大のサイズの排出口24A、24B、24Cが、小、中、大の順で時計回り方向に3組配置されている。ここで、大サイズの排出口24Cは、切欠70Aの幅と等しいか、又は、若干小さくなっている。
図15に示される把持部72Hを把持して延長外筒部72を回転させると、図17に示されるように、内筒部54も(矢印C方向、又は、矢印D方向に)回転し、切欠70Aに対向させる排出口24A、24B、24Cを変更することができる。
なお、本実施形態では、図15に示されるように、排出路23は、取付外筒部70の案内口部30C(切欠70Aを含む)、内筒部54の(底部22Aとは反対側の)開口側部分(排出口24を含む)、内筒部54の外周部、取付外筒部70の内周部、及び、延長外筒部72の内周部によって形成されている。
ここで、上記の実施形態における計量キャップ10の取り扱い及び作用を説明する。
図16の右半分に示されるように、使用前においては、容器12は正立状態で置かれる。この場合、浮き栓26は、自重により容器12寄りに位置し、突部60Aと当接して案内口部30Cを塞ぐ。
容器12内の液体を排出する際には、把持部72Hを把持して延長外筒部72を容器12から離間する方向に引っ張り、図16の左半分に示されるように、延長外筒部72の係止凸部72Aと取付外筒部70の係止凸部71Bとが係止する状態にする。
容器12内の液体を所定の小容量分(例えば20ml)排出する場合には、図15の右半分に示されるように、指示マーク72Bを「小」の量表示目盛71Aに合わせる。このとき、図17(A)に示されるように、小サイズの排出口24Aと切欠70Aとが対向する位置に配置される。
この状態で、図15に示される容器12を倒立させると、第3の実施形態と同様に、容器12内の液体は、浮き栓26によって案内口部30C(容器出口部16及び排出路23)が塞がれるまでの間、排出路23を通って排出口24を経て排出される。
ここで、液体が通過する排出口24は、図17(A)に示されるように、小サイズの排出口24Aとなっているため、浮き栓26が案内口部30C(図15参照)を塞ぐまでに排出される液体の排出量は少ない。これにより、所定の小容量分(例えば20ml)の液体を排出することが可能となる。
液体の排出量を所定の小容量分(例えば20ml)から所定の中容量分(例えば40ml)に変更する場合には、図15に示される把持部72Hを把持して延長外筒部72を回転させ、指示マーク72Bを「中」の量表示目盛71Aに合わせる。このとき、図17(B)に示されるように、中サイズの排出口24Bと切欠70Aとが対向する位置に配置される。
このため、この状態で図15等に示される容器12を倒立させた場合に、浮き栓26が案内口部30Cを塞ぐまでに排出される液体の排出量は、指示マーク72Bを「小」の量表示目盛71Aに合わせて排出させた場合に比べて多くなる。これにより、所定の中容量分(例えば40ml)の液体を排出することが可能となる。
さらに、液体の排出量を所定の中容量分(例えば40ml)から所定の大容量分(例えば60ml)に変更する場合には、図15に示される把持部72Hを把持して延長外筒部72を回転させ、指示マーク72Bを「大」の量表示目盛71Aに合わせる。このとき、図17(C)に示されるように、大サイズの排出口24Cと切欠70Aとが対向する位置に配置される。
このため、この状態で図15等に示される容器12を倒立させた場合に、浮き栓26が案内口部30Cを塞ぐまでに排出される液体の排出量は、指示マーク72Bを「中」の量表示目盛71Aに合わせて排出させた場合に比べて多くなる。これにより、所定の大容量分(例えば60ml)の液体を排出することが可能となる。
このように、第4の実施形態では、排出路23に配置される排出口24の大きさ(排出路23の一部の路幅)を変更可能とすることで、容器12から排出する液体の量を変更可能とした。
なお、上記第1〜第4の実施形態では、閉塞手段には、図5に示される浮き栓26が適用されるが、閉塞手段は、例えば、円柱状部材の外周面から複数(好ましくは3本以上)のリブが突出形成された浮遊体等のように、流入室に流入する液体により浮上して排出路を塞ぐ他の閉塞手段であってもよい。また、計量キャップは、流入室を形成する内筒部を角筒状として閉塞手段を円柱状部材とするような他の計量キャップとしてもよい。
また、計量キャップ10の取り付けられる容器としてスクイズ容器を適用した場合、本来の機能(容器押圧による液体排出の機能)も維持される。
さらに、上記第1〜第4の実施形態では、計量キャップ10を完全に倒立状態にして液体を排出する場合について具体的に説明したが、計量キャップ10は、完全な倒立状態としなくてもある程度の角度(例えば、45°以上)で傾ければ、所定量の液体を排出できる。また、液体排出時において、容器12が多少振動しても、問題なく所定量の液体を排出できる。
なお、上記第1〜第4の実施形態では、計量キャップ10の雌ネジ部36Aを容器12の開口首部14の雄ネジ部14Aに螺合させることで、計量キャップ10を容器12に取り付けているが、計量キャップの容器への取付形態はこれに限定されず、計量キャップを容器の開口首部に嵌合させる等のような他の取付形態で計量キャップを容器に取り付けてもよい。
本発明の第1の実施形態に係る計量キャップを示す図である。図1(A)は、縦断面図である。(浮き栓のみ正面図で示す。)図1(B)は、図1(A)の1B−1B線断面に相当する断面図である。(浮き栓のみ平面図で示す。) 本発明の第1の実施形態における蓋体を示す図である。図2(A)は、縦断面図を示す。図2(B)は、計量キャップを覆う状態を示す水平方向の断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る計量キャップを示す正面図である。 本発明の第1の実施形態に係る計量キャップを倒立した状態を示す縦断面図である。(浮き栓のみ正面図で示す。)図4(A)は、液体が排出されている状態を示す。図4(B)は、液体排出が停止された状態を示す。 本発明の第1の実施形態における浮き栓を示す図である。図5(A)は、軸心方向に切断した断面図である。図5(B)は、左半分は、5B−5B線断面に相当する断面図であり、左半分は平面図である。 本発明の第2の実施形態に係る計量キャップの使用前状態を示す図である。図6(A)は、縦断面図である。(浮き栓のみ正面図で示す。)図6(B)は、図6(A)の6B−6B線断面に相当する断面図である。(浮き栓のみ平面図で示す。) 本発明の第2の実施形態に係る計量キャップにおいて、内筒部を引き上げた状態を示す図である。図7(A)は、縦断面図である。(浮き栓のみ正面図で示す。)図7(B)は、図7(A)の7B−7B線断面に相当する断面図である。(浮き栓のみ平面図で示す。) 本発明の第2の実施形態に係る計量キャップを倒立した状態を示す縦断面図である。(浮き栓のみ正面図で示す。)図8(A)は、液体が排出されている状態を示す。図8(B)は、液体排出が停止された状態を示す。 本発明の第2の実施形態に係る計量キャップを図8(B)の状態から正立させた状態を示す縦断面図である。(浮き栓のみ正面図で示す。) 本発明の第3の実施形態に係る計量キャップの使用前状態を示す図である。図10(A)は、縦断面図である。(左半分の浮き栓、及び、右半分の一部部位を正面図で示す。)図10(B)は、図10(A)の10B−10B線断面に相当する断面図である。(浮き栓のみ平面図で示す。)図10(C)は、図10(A)の10C−10C線断面に相当する断面図である。(浮き栓のみ平面図で示す。) 本発明の第3の実施形態に係る計量キャップを示す正面図である。図11(A)は、延長外筒部を1段階分移動させた状態を示す。図11(B)は、延長外筒部を3段階の位置へ移動させた状態を示す。 本発明の第3の実施形態に係る計量キャップを示す縦断面図である。図12(A)は、延長外筒部を1段階分移動させた状態を示す。(左半分の浮き栓、及び、右半分の一部部位を正面図で示す。)図12(B)は、延長外筒部を3段階の位置へ移動させた状態を示す。(右半分の浮き栓、及び、左半分の一部部位を正面図で示す。) 本発明の第3の実施形態に係る計量キャップにおいて、延長外筒部を1段階分移動させて倒立した状態を示す縦断面図である。(浮き栓、及び、左半分の一部部位を正面図で示す。) 本発明の第3の実施形態に係る計量キャップにおいて、延長外筒部を3段階の位置へ移動させて倒立した状態を示す縦断面図である。(浮き栓、及び、右半分の一部部位を正面図で示す。) 本発明の第4の実施形態に係る計量キャップにおいて、指示マークを「小」の量表示目盛に合わせた状態を示す図である。左半分は縦断面図(浮き栓のみ正面図)を示し、右半分は正面図を示す。 本発明の第4の実施形態に係る計量キャップを示す縦断面図である。(浮き栓のみ正面図で示す。)左半分は、延長外筒部及び内筒部が引き上げられた状態を示し、右半分は、延長外筒部及び内筒部が引き上げられる前の状態を示す。 本発明の第4の実施形態に係る計量キャップにおいて、排出口と切欠との位置関係を示す断面図である。(図16の17−17線断面図に相当する。)図17(A)は、小サイズの排出口と切欠とが対向位置に配置された状態を示す。図17(B)は、中サイズの排出口と切欠とが対向位置に配置された状態を示す。図17(C)は、大サイズの排出口と切欠とが対向位置に配置された状態を示す。
符号の説明
10 計量キャップ
11 液流入部
12 容器
16 容器出口部(流出口)
22 液流入室(流入室)
23 排出路
24、24A〜24C 排出口
26 浮き栓(閉塞手段)
32 取付部

Claims (8)

  1. 容器の流出口に取り付けられ、前記容器内の液体の排出路が形成されると共に、前記容器を倒立したときに前記容器内の液体が流入可能な流入室を備え、前記排出路に配置される液体排出用の排出口が前記容器への取付部付近でかつ前記流入室の側部に形成された液流入部と、
    前記液流入部の前記流入室内に収容され、前記容器を倒立したときに前記流入室に流入する液体により浮上して前記容器の前記流出口及び前記排出路を塞ぐ閉塞手段と、
    を有することを特徴とする計量キャップ。
  2. 前記閉塞手段が前記排出路を塞ぐまでの時間を変更可能としたことを特徴とする請求項1記載の計量キャップ。
  3. 前記流入室の容積を変更可能とすることにより、前記閉塞手段が前記排出路を塞ぐまでの時間を変更可能としたことを特徴とする請求項記載の計量キャップ。
  4. 前記排出路の少なくとも一部の路幅を変更可能としたことを特徴とする請求項1記載の計量キャップ。
  5. 前記排出路に配置される前記排出口の大きさを変更可能としたことを特徴とする請求項記載の計量キャップ。
  6. 前記閉塞手段は、計量キャップの上下方向に見て多角形に形成された浮き栓とされ、前記液流入室の内周面は、計量キャップの上下方向に見て円形状に形成されている請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の計量キャップ。
  7. 前記閉塞手段は、前記容器の前記流出口側へ向けられる部位が先細り形状に形成された浮き栓とされている請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の計量キャップ。
  8. 前記閉塞手段は、前記容器の前記流出口側とは反対側へ向けられる部位が先細り形状に形成された浮き栓とされている請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の計量キャップ。
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